JP4364342B2 - Lens grinder deodorization system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡レンズ(被加工レンズ)をレンズ研削装置により研削加工する際に発生する臭気を脱臭するためのレンズ研削装置の脱臭システムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来から、レンズ研削装置によりプラスチック製の高屈折レンズ等を研削加工する際にプラスチックレンズの中に含有されている硫黄分子による影響で鼻をつくような悪臭、異臭が発生することが知られており、そのための脱臭装置が開発されてきた。
【0003】
例えば、実開平6−61444号公報等に記載されているように、研削時に悪臭、異臭などの臭気を生ずる成分が含まれるプラスチックレンズ等を研削加工したとき、悪臭、異臭などの臭気を含む空気が生ずるため、研削時の悪臭、異臭などの臭気成分を含む空気を廃水の貯蔵タンク(廃水タンク)を介して排水用のホースとは別に設けられた連結パイプから脱臭フィルタに吸入し、臭気の消臭、脱臭を行う脱臭装置がある。
【0004】
また、例えば特開平5−345268号公報に記載されているように、レンズ研削装置から発生する臭気ガスをレンズ加工部付近に開設された吸気口からフレキシブルチューブを介して脱臭機本体に流入させ、除塵フィルタ、紙フィルタ、及び活性炭の積層構造からなる脱臭フィルタにより臭気の脱臭を行う脱臭装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、悪臭、異臭を含む空気には、吸入に伴い、研削加工の廃水や研削屑、廃水から発生した泡等も含まれてしまう。
【0006】
そのため、上述した廃水タンクから単に悪臭、異臭を含む空気を吸入し脱臭を行う脱臭装置では、連結パイプから湿度の高いガス、及び廃水により大量に発生する泡までも吸い込んでしまい、脱臭フィルタを直ちに目詰まりさせてしまい、十分な脱臭が出来ないという間題点があった。
【0007】
また、臭気ガスをレンズ加工部付近に開設された吸気口からフレキシブルチユーブを介して脱臭機本体に流入させ、脱臭を行う脱臭装置においても、誤って研削加工の廃水を吸い込んでしまい、脱臭装置内に廃水が溜まり、装置自体の劣化、損傷を招いてしまう。
【0008】
脱臭剤についても、臭気には廃水を吸入した空気、泡、研削屑等が含まれているため、十分に脱臭効果を発揮することが出来ないという問題点もある。
【0009】
加えて、廃水タンクからの悪臭、異臭は脱臭されていないため、悪臭、異臭の問題は何ら解決されていない。
【0010】
さらに、上述した高屈折プラスチックレンズ等を研削加工した際の廃水タンクのメンテナンスにおいても、悪臭、異臭に悩まされていた。
【0011】
そこで、本発明は、脱臭手段が研削加工の泡、研削屑等が含まれる廃水によって目詰まりしたりすることなく十分な脱臭効果を長期にわたって維持できるレンズ研削装置の脱臭システムを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記課題を解決するために、被加工レンズを研削加工するレンズ研削装置の脱臭システムにおいて、研削加工室の廃水を貯蔵する廃水タンクを介して、研削加工室及び廃水タンクからの臭気を吸入するためのホースと、前記ホースの中間に接続されて前記臭気に含まれる泡,研削屑,霧状研削廃水を分離除去するための廃水分離手段と、前記廃水分離手段で前記泡,研削屑,霧状研削廃水から分離された臭気を吸い込ませて脱臭するための脱臭器を備えたレンズ研削装置の脱臭システムとしたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(1)第1実施例
[構成]
<レンズ研削装置>
図1において、1はレンズ研削装置(玉摺機)、2はレンズ研削装置1の加工室、3は加工室(研削加工室)2内に配設されたレンズ回転軸、4はレンズ回転軸3に保持された被加工レンズ、5は被加工レンズ4の周縁を研削する研削砥石、6は被加工レンズ4の研削砥石5による研削部に冷却用の研削水を吹き付けるノズルである。尚、レンズ研削装置1としては周知の玉摺機が用いられるが、本実施例では説明の便宜上、本発明に必要な最小限の構成要素のみを概略的に図示している。
<研削水循環装置>
また、図1において、研削水循環装置Aは、レンズ研削装置1の下方に配設した廃水タンク7、廃水タンク7の上部開口端を閉成している蓋板7a、研削屑が含まれる研削水を加工室2の底部から廃水タンク7内に排水する排水ホース8を有する。9は廃水タンク7内の廃液である。また、研削水循環装置Aは、蓋板(蓋体)7aに固定され且つ下端の吸込口10aが廃液9の上部内に挿入された汲み上げポンプ10を有する。
【0016】
この汲み上げポンプ10は、吐出側がノズル6に接続されていて、研削砥石5で生地レンズである被加工レンズ(未加工の眼鏡レンズ)4の周縁を研削する際に、廃水タンク7内の廃液9を上部から図示しないフィルタを介して吸い上げてノズル6から吐出し、この吐出した廃液を被加工レンズ4の研削砥石5による研削部に冷却水として吹き付ける様になっている。
【0017】
また、9aは廃液9の上面、9bは廃液9の上面9aに浮遊する泡、11は廃液9の上面9aと蓋板7aとの間に形成された空間である。この泡9bは、研削水が加工室2から排水ホース8を介して廃水タンク7内に流下させられた際に発生したものである。また、空間11内には、被加工レンズ4の研削時に発生した悪臭、異臭等の臭気を含んだ空気が充満する。
【0018】
蓋板7aには空間11に開口する臭気吸込ホース12の一端部が接続されている。この臭気吸込ホース12の他端部には防水フィルタ(第1の廃水分離手段)13及び臭気吸込ホース14を介して脱臭装置(脱臭手段)15が接続される。
<防水フィルタ13>
この防水フィルタ13は、上端が開口する筒状容器16と、筒状容器16の上部開口端を閉成する蓋体17と、蓋体17に取り付けられたフィルタ部材18と、筒状容器16の底部に設けられたドレンコック19を有する。また、蓋体17には臭気流入口17a及び臭気流出口17bが形成され、臭気流入口17aには臭気吸込ホース12の他端が接続され、臭気流出口17bには臭気吸込ホース14の一端が接続されている。尚、蓋体17を筒状容器16から取り外すことで、フィルタ部材18を筒状容器16から抜き取り、フィルタ部材18の清掃或いは交換を容易にできる。
【0019】
そして、臭気吸込ホース12から臭気流入口17aに吸い込まれる臭気は、フィルタ部材18の周囲に吸い込まれた後、フィルタ部材18を透過してフィルタ部材18内に吸い込まれて、臭気流出口17bから臭気吸込ホース14に吸い込まれる様になっている。この臭気がフィルタ部材18を透過してフィルタ部材18内に吸い込まれる際、臭気に含まれる泡,研削屑,霧状研削廃水等の大半は捕集されて筒状容器16の下端部に貯留される。この捕集されて筒状容器16の下端部に貯留された研削水(廃液)はドレンコック19を操作することで筒状容器16の下方に排水できる。
【0020】
尚、防水フィルタ13の構造は本実施例で説明した構造のものに限定されないものであり、要は臭気に含まれる泡,研削屑,霧状研削廃水等を臭気から分離できる構造であればよい。
<脱臭装置15>
脱臭装置15は、図2に示したように、縦長の外ケース20を有する。この外ケース20の下端部側面及び上面には、矢印B方向及び矢印C方向に開閉する開閉扉21及び開閉扉22がそれぞれ設けられている。また、外ケース20の下端部内には遠心式分離器(第2の廃水分離手段)23及び貯水槽24が上下に配設されている。
(遠心式分離器23)
この遠心式分離器23は、図3に示したように、下方に引出用の空間25aを有し且つ上部に収納室25bを有するボックス本体25と、収納室25b内に配設された分離器本体26を有する。
【0021】
この分離器本体26は図3,図4に示したように内筒27と外筒28とから内外二重に形成されていて、内筒27と外筒28との間には筒状又は環状の通路(空間)29が気液分離通路として形成されている。また、分離器本体26は、内筒27と外筒28との下端部間を連設する底壁30と、外筒28の上部開口端を閉成する蓋体31を有する。しかも、内筒27は上端が外筒28よりも僅かに低く設けられていて、内筒27の上端と蓋体31との間に小間隙32が形成されている。この遠心式分離器23を設けることで、防水フィルタ13で分離除去できなかった研削排水(研削廃水)を更に除去できる。
【0022】
更に、分離器本体26の底壁30は筒軸状の脚部材33を介してボックス本体25の底壁25cに固定されている。そして、脚部材33には排水口(排水路)33aが形成され、外筒28の下部には筒状又は環状の通路29に対して周方向に向けて開口する接続口28aが形成され、この接続口28aに接続されたホース34と臭気吸込ホース14の他端部が接続されている。
(貯水槽24)
貯水槽24は、引出用の空間25a内に図2中左右方向にスライド可能に配設されていて、開閉扉22を開くことで外ケース20の外に(左方)に引き出すことができるようになっている。また、貯水槽24の上部には、貯留される廃液の量が所定容量に達成して、液面が所定の高さまで達したのを検出する容量検知センサ35が廃水容量検知手段として設けられている。この容量検知センサ35は遠心式分離器23側に設けても良い。また、貯水槽24内に貯留された研削排水の量が所定容量に達すると、容量検知センサ35はこれを検知して、検知信号を制御回路(制御手段)35aに入力する。これを受けると制御回路35aは、ブザー又は発光ダイオード或いは液晶表示器等の告知手段35bを作動させて、貯水槽24内が研削排水で略満たされたことを作業者に知らせる。
(脱臭器等)
脱臭装置15は、外ケース20の上部内に取り付けた脱臭器36と、脱臭器(脱臭手段)36の上部に着脱可能に取り付けた精密フィルタ37と、脱臭器36の下部に取り付けられた吸気ボックス38と、遠心式分離器23と吸気ボックス38との間に配設され且つ外ケース20に取り付けられた送風機39を有する。この脱臭器36内には臭気を吸着する添着活性炭(脱臭手段本体としての脱臭剤)36aが内蔵されていて、添着活性炭36aは精密フィルタ37を取り外すことで交換できるようになっている。尚、上述の様に防水フィルタ13で分離除去できなかった研削排水を遠心式分離器23で更に分離除去することにより、添着活性炭36aの寿命をより延ばすことができる。尚、脱臭剤としては、添着活性炭36aに限らず、多孔質のアルミナ系セラミックス、セラミックスボール、ZnO、TiO2などを用いた光触媒を用いてもよく、これらと添着活性炭を混合しても良い。
【0023】
また、精密フィルタ37は、防水フィルタ13や遠心式分離器23で除去できなかった湿気や微細な研削屑を更に除去できるようになっている。この精密フィルタ37は開閉扉22を開くことで容易に交換できるようになっている。
【0024】
そして、遠心式分離器23の収納室25bはホース40を介して精密フィルタ37に接続され、送風機39の吸込パイプ39aは吸気ボックス38に接続され、送風機39の排気パイプ39bは外ケース20の側面に開口させられている。
【0025】
また、制御回路35aは、貯水槽24内に貯留された研削排水の量が所定容量に達して、容量検知センサ35はこれを検知して、検知信号が入力されると、送風機39の作動を停止させる様になっている。これによって、貯水槽24が研削排水で溢れるのを未然に防止できる。
[作用]
次に、この様な構成のレンズ研削装置脱臭装置の作用を説明する。
【0026】
被加工レンズ4の周縁をレンズ研削装置(玉摺機)1で研削加工する技術については周知であるので、詳細な加工については説明を省略する。このレンズ研削装置1の研削砥石5で被加工レンズ4を玉型形状に研削加工する際には、汲み上げポンプ10を作動させる。これにより、汲み上げポンプ10は、廃液9を図示しないフィルタを介して吸い込んで、この吸い込んだ廃液をノズル6から吐出させ、この吐出させた廃液を被加工レンズ4の研削砥石5による研削部に冷却用の研削水として吹き付ける。これにより、被加工レンズ4の研削砥石5による研削部が冷却される。
【0027】
この冷却に用いた研削水は、被加工レンズ4の研削砥石5による研削部を冷却する際、研削砥石5により研削された被加工レンズ4の研削屑を洗い流して、被加工レンズ4の下方に流下させる。この流下した研削水は排水ホース8を介して廃水タンク7内に排水される。この排水に際して、廃水タンク7の廃液9の表面に研削水の泡9bが生ずる。
【0028】
この廃水タンク7内に流入した研削水の廃液9中には被加工レンズ4の研削屑が含まれ、この廃液9に含まれる研削屑は廃水タンク7の底部上に沈殿させられる。一方、研削水の廃液9は上部の一部が汲み上げポンプ10の吸込口10aから吸い込まれる。この汲み上げポンプ10は、廃液9を研削水としてノズル6から被加工レンズ4の研削砥石5による研削部に冷却用として吹き付ける。
【0029】
ところで、被加工レンズ4がプラスチックレンズの場合、このプラスチックレンズを研削砥石5で研削する際には、プラスチックレンズの中に含有されている硫黄分子による影響で鼻をつくような悪臭、異臭が発生する。
【0030】
従って、被加工レンズ4の研削加工時には送風機39を作動させて、送風機39の吸込側に吸気負圧を発生させる。この吸気負圧は、吸気ボックス38,脱臭器36,精密フィルタ37,ホース40,遠心式分離器23,臭気吸込ホース14,防水フィルタ13及び臭気吸込ホース12を介して廃水タンク7の空間11に作用すると共に、排水ホース8を介してレンズ研削装置1の加工室2に作用する。
【0031】
これにより、被加工レンズ4を研削加工する際に加工室2内に生ずる悪臭、異臭等の臭気を含む空気は、排水ホース8,臭気吸込ホース12,防水フィルタ13,臭気吸込ホース14,遠心式分離器23,ホース40,精密フィルタ37,脱臭器36,吸気ボックス38を介して送風機39に吸い込まれる。
【0032】
この際、臭気吸込ホース12に吸い込まれる悪臭、異臭等の臭気を含む空気には、吸入に伴い、研削加工の廃水や研削屑、廃水から発生した泡等も含まれてしまう。しかし、臭気吸込ホース12から臭気流入口17aに吸い込まれる空気は、フィルタ部材18の周囲に吸い込まれた後、フィルタ部材18を透過してフィルタ部材18内に吸い込まれて、臭気流出口17bから臭気吸込ホース14に吸い込まれる。この空気がフィルタ部材18を透過してフィルタ部材18内に吸い込まれる際、臭気に含まれる泡,研削屑,霧状研削廃水等の大半は捕集されて筒状容器16の下端部に貯留される。この捕集されて筒状容器16の下端部に貯留された研削水(廃液)はドレンコック19を操作することで筒状容器16の下方に排水される。
【0033】
この泡,研削屑,霧状研削廃水等の大半が除去された臭気を含む空気が遠心式分離器23内に流入させられると、悪臭、異臭等の臭気を含む空気は通路29内を周方向に流れて、空気中に含まれる研削排水が内筒27,外筒28に結露し、結露した研削排水が底壁30に流下し、流下した研削排水が廃水口(排水路)33aを介して下方の貯水槽24内に流下し貯留される。この貯水槽24内に貯留された研削排水の量が所定容量に達すると、容量検知センサ35はこれを検知して、検知信号を制御回路(制御手段)35aに入力する。これにより制御回路35aは、送風機39の作動を停止させると共に、ブザー又は発光ダイオード或いは液晶表示器等の告知手段35bを作動させて、貯水槽24内が研削排水で略満たされたことを作業者に知らせる。
【0034】
作業者は開閉扉21を開いて貯水槽24を外ケース20の外部に引き出し、貯水槽24内の研削排水を捨てた後、貯水槽24を元に戻すと、制御回路35aは告知手段35bによる告知状態を解除して送風機39を作動させる。
【0035】
遠心式分離器23内に流入させられて研削排水が除去された悪臭、異臭等の臭気を含む空気は、内筒27内を下方に流れて収納室25b内に流入した後、ホース40を介して精密フィルタ37に流入する。この精密フィルタ37は、空気に含まれる微細な塵埃や湿気等を更に除去する。この精密フィルタ37で清浄された臭気を含む空気が脱臭器36内に流入すると、脱臭器36内の添着活性炭36aは空気に含まれる臭気を吸着する。この様にして臭気が除去された空気は、吸気ボックス38を介して送風機39内に吸い込まれた後、排気パイプ39bを介して大気に排出される。尚、精密フィルタ37で微細な塵埃(廃水タンク7の廃液9の上部に浮遊する泡9b中に含まれる微細な研削屑)や湿気を捕捉して除去することにより、脱臭剤である添着活性炭36aの寿命を長く維持することができる。
【0036】
また、排気パイプ39bと加工室2をホースで接続して、排気パイプ39bから排出される排気をレンズ研削装置1の加工室2に戻すようにしても良い。この場合には、脱臭された空気に僅かに臭気が残っていても、この臭気が大気に排出されないので、レンズ研削装置1が配設された室の空気が臭気で汚染されることはない。
【0037】
また、防水フィルタ13を廃水タンク7の蓋板7aの上方に配設し、防水フィルタ13のドレンコック19を廃水タンク7の上部にホースで接続して、ドレンコック19からの研削排水を廃水タンク7内に戻すようにしても良い。更に、貯水槽24に貯留された研削排水を図示しないポンプとホースを介して廃水タンク7に戻すようにしても良い。この様にすることで、研削排水(研削水)に消泡剤が混入されている場合、消泡剤の節約を図ることができる。
(2)第2実施例
図5はこの発明の第2実施例を示したものである。本実施例では、外ケース20の下部内に衝突分離器50を取り付け、衝突分離器50で分離された研削水を貯水槽24で受けるようにしている。この衝突分離器50は、ケース51と、ケース51の上壁51aから底壁51bの近傍まで下方に向けて突出する仕切壁52,53を有する。
【0038】
そして、図1に示した臭気吸込ホース12(又は臭気吸込ホース14)がケース51の一端に接続され、臭気吸込ホース12(又は臭気吸込ホース14)から流出する臭気を含む空気(又は臭気、泡及び研削屑等が含まれる空気)仕切壁52に衝突するようになっている。この空気が仕切壁52に衝突した後に仕切壁53乱流となって接触することで、空気に含まれる研削排水の成分が仕切壁52,53で結露し、結露した研削排水が底壁51bに流下する様になっている。この結露に際して、臭気を含む空気に研削屑や泡が含まれている場合には研削屑や泡が仕切壁52,53に付着して結露する研削排水と共に下方に流下する。この底壁51bには排水口(図示略)が設けられていて、底壁51bに流下した研削排水等が排口から貯水槽24に流下して貯留される様になっている。
【0039】
また、精密フィルタ37の上部には図3に示した遠心式分離器23の分離器本体26が取り付けられ、分離器本体26の図3に示した内筒27が精密フィルタ37に直接連通させられている。尚、図3では分離器本体26の底壁30に廃水口33aを設けているが、本実施例ではこの廃水口33aを設けずに、図3の通路29の他端部を図示しない排水ホースで図示しない貯水タンクに接続する。
【0040】
尚、図1に示した臭気吸込ホース14がケース51の一端に接続された場合には、防水フィルタ13がない状態であるので、廃水タンク7の廃液9の上部に浮遊する泡9b中に含まれる微細な研削屑が衝突分離器50や遠心式分離器23の分離器本体26で大半が除去される。しかし、衝突分離器50や遠心式分離器23の分離器本体26で除去できなかった微細な研削屑は湿気とともに脱臭器36内の添着活性炭(脱臭剤)36a側に流れるが、この微細な研削屑や湿気は精密フィルタ37で捕捉除去される。この様に微細な塵埃(廃水タンク7の廃液9の上部に浮遊する泡9b中に含まれる微細な研削屑)や湿気を精密フィルタ37で捕捉して除去することにより、脱臭剤である添着活性炭36aの寿命を長く維持することができる。
【0041】
また、防水フィルタ13がある場合には、防水フィルタ13を廃水タンク7の蓋板7aの上方に配設し、防水フィルタ13のドレンコック19を廃水タンク7の上部にホースで接続して、ドレンコック19からの研削排水を廃水タンク7内に戻すようにしても良い。更に、本実施例でも、貯水槽24に貯留された研削排水や分離器本体26で分離された研削排水を図示しないポンプとホースを介して廃水タンク7に戻すようにしても良い。この様にすることで、研削排水(研削水)に消泡剤が混入されている場合、消泡剤の節約を図ることができる。
(3)第3実施例
図6は、この発明の第3実施例を示したものである。本実施例では、第2実施例における遠心式分離器23の分離器本体26を省略すると共に、第2実施例におけるホース40を精密フィルタ37に直接接続している。また、本実施例では、貯水槽24及び開閉扉21を省略すると共に、衝突分離器50のケース51の底部に排水パイプ54を接続し、排水パイプ54を外ケース20から外に突出させ、この排水パイプ54の外部への突出端部に蛇口55を設けたものである。本実施例では、蛇口55を開くことで、ケース51の底部に貯留された研削排水を排水できる。
【0042】
尚、図1に示した臭気吸込ホース14がケース51の一端に接続された場合には、防水フィルタ13がない状態であるので、廃水タンク7の廃液9の上部に浮遊する泡9b中に含まれる微細な研削屑が衝突分離器50で大半が除去される。しかし、衝突分離器50で除去できなかった微細な研削屑は湿気とともに脱臭器36内の添着活性炭(脱臭剤)36a側に流れるが、この微細な研削屑や湿気は精密フィルタ37で捕捉除去される。この様に微細な塵埃(廃水タンク7の廃液9の上部に浮遊する泡9b中に含まれる微細な研削屑)や湿気を精密フィルタ37で捕捉して除去することにより、脱臭剤である添着活性炭36aの寿命を長く維持することができる。
【0043】
また、防水フィルタ13がある場合には、防水フィルタ13を廃水タンク7の蓋板7aの上方に配設し、防水フィルタ13のドレンコック19を廃水タンク7の上部にホースで接続して、ドレンコック19からの研削排水を廃水タンク7内に戻すようにしても良い。更に、衝突分離器50の底部に貯留される研削排水を図示しないポンプとホースを介して廃水タンク7に戻すようにしても良い。この様にすることで、研削排水(研削水)に消泡剤が混入されている場合、消泡剤の節約を図ることができる。
(4)第4実施例
図7は、この発明の第4実施例を示したものである。本実施例は、第2実施例における構成部品の形状や配置を変えた例を示したものである。即ち、本実施例では、細長い送風機39を縦置きにして、送風機39の吸込側をホース56で吸気ボックス38に接続している。また、本実施例では、排気パイプ69bを省略すると共に、外ケース20の送風機39に臨む部分に図示しない多数の排気口を設け、この排気孔をカバーする排気フィルタ57を設け、送風機39の図示しない排気口から排出される排気を排気フィルタ57を介して大気に排出させるようにしている。
【0044】
更に、本実施例では、衝突分離器50のケース50を縦長に形成し、ケース51内に一つの仕切壁52を設けると共に、貯水槽24も縦長に形成している。しかも、衝突分離器50を脱臭器36の側方に配置し、貯水槽24を送風機39の側方に配置して、衝突分離器50と貯水槽24を上下に直列になるように配置している。
【0045】
この様に配置することで、脱臭装置15をコンパクトにすることができる。
【0046】
尚、本実施例によれば、貯水槽24に貯まる成分は泡ではなく殆ど水分であり、泡の成分は衝突壁すなわち仕切壁52により殆ど消すことができた。しかも、レンズ100枚を加工した場合に、貯水槽24に貯まる研削排水の量は約1.1リットルであった。したがって、第1〜第3実施例と同様に、防水フィルタ13や貯水槽24で分離された研削排水或いは遠心式分離器23の分離器本体26で分離される研削排水を図示しないポンプとホースを介して廃水タンク7に戻すようにすることで、研削排水(研削水)に消泡剤が混入されている場合、消泡剤の節約を図ることができる。
(5)第5実施例
図8は、この発明の第5実施例を示したものである。本実施例では、第1実施例の廃水タンク7の蓋体7aと排水ホース8との間にロート状の排水・臭気分離器60を設け、この排水・臭気分離器60に臭気吸込ホース12を接続するようにしている。
【0047】
また、この排水・臭気分離器60は、下方に向かうにしたがって径が次第に小さくなるテーパ部61と、テーパ部61の下端に連設された筒部62と、テーパ部61の上端を閉成する上壁63を有する。そして筒部62は廃水タンク7の蓋板7aを貫通した状態で蓋板7aに気密に固定されている。また、排水ホース8の下端部は、上壁63の中央に設けた貫通孔63aに挿通された後、筒部62内まで延びている。この排水ホース8の下端部と筒部62との間には僅かな間隙64が形成されるようになっている。
【0048】
本実施例では、研削水が排水ホース8を介して廃水タンク7内に流下しているときに、吸気負圧が臭気吸込ホース12から排水・臭気分離器60のテーパ部61内に作用すると、加工室2内の空気が排水ホース7内を流下する研削水(研削排水)から分離されて排水ホース8及び間隙64を介してテーパ部61内に吸引される。このテーパ部61内に吸引された臭気を含む空気は、第1実施例と同様にして、防水フィルタ13に案内された後に脱臭装置15に案内されて、臭気が除去された後に大気に排出される。
【0049】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明は、被加工レンズを研削加工するレンズ研削装置の脱臭システムにおいて、研削加工室の廃水を貯蔵する廃水タンクを介して、研削加工室及ぴ廃水タンクからの臭気を吸入するためのホースと、ホース先端に設けられた前記臭気を脱臭するための脱臭手段とを有し、前記ホースの中間に前記臭気に含まれた廃水、泡を分離除去するための廃水分離手段を備えたことを特徴とするので、誤って廃水、泡、研削屑等をも含み、臭気を吸入し脱臭を行う場合であっても、脱臭フィルタを廃水、泡等で目詰まりさせることなく、十分に研削加工の悪臭、異臭等の臭気を脱臭することができる.
また、研削加工室のみならず廃水タンクから発生する悪臭、異臭等の臭気をも脱臭することができる。
【0050】
さらに、脱臭装置内に廃水等が溜まることがないため、脱臭装置の劣化、損傷を防ぐことができる。悪臭、異臭から分離された廃水がどの程度溜まっているのか検知することができるので、分離された廃水の貯水槽から溢れ出すことを未然に防止し、メンテナンス等の際には大変に便利である.
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレンズ研削装置の脱臭システムの概略構成図である。
【図2】図1に示した脱臭装置の内部構成の概略説明図である。
【図3】図2に示した遠心式分離器の断面図である。
【図4】図3に示した遠心式分離器における分離器本体の要部斜視図である。
【図5】この発明に係るレンズ研削装置の脱臭システムの第2実施例を示す要部説明図である。
【図6】この発明に係るレンズ研削装置の脱臭システムの第3実施例を示す要部説明図である。
【図7】この発明に係るレンズ研削装置の脱臭システムの第3実施例を示す要部説明図である。
【図8】この発明に係るレンズ研削装置の脱臭システムの第4実施例を示す要部説明図である。
【符号の説明】
1・・・レンズ研削装置(玉摺機)
2・・・加工室(研削加工室)
4・・・被加工レンズ
5・・・研削砥石
7・・・廃水タンク
12・・・臭気吸込ホース
13・・・防水フィルタ(第1の廃水分離手段)
14・・・臭気吸込ホース
23・・・遠心式分離器(第2の廃水分離手段)
24・・・貯水槽
35・・・廃水容量検知センサ(廃水容量検知手段)
36・・・脱臭器(脱臭手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a deodorizing system for a lens grinding apparatus for deodorizing odor generated when a spectacle lens (a lens to be processed) is ground by a lens grinding apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when grinding high refractive lenses made of plastic with a lens grinding device, it is known that a bad odor and nasty smell will be generated due to the sulfur molecules contained in the plastic lens. Therefore, a deodorizing apparatus for that purpose has been developed.
[0003]
For example, as described in Japanese Utility Model Publication No. Hei 6-61444, etc., when grinding a plastic lens or the like containing a component that generates odor such as bad odor or bad odor during grinding, air containing bad odor or bad odor etc. As a result, air containing odor components such as bad odor and nasty odor during grinding is sucked into the deodorization filter through a wastewater storage tank (wastewater tank) through a connecting pipe provided separately from the drainage hose. There is a deodorizing device for deodorizing and deodorizing.
[0004]
Further, as described in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-345268, the odor gas generated from the lens grinding device is caused to flow into the deodorizer main body through the flexible tube from the intake port opened in the vicinity of the lens processing unit, There is a deodorizing apparatus that deodorizes odors by using a deodorizing filter having a laminated structure of a dust filter, a paper filter, and activated carbon.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, air containing bad odors and off-flavors includes grinding wastewater, grinding scraps, bubbles generated from the wastewater, and the like.
[0006]
For this reason, in the deodorization device that simply deodorizes by inhaling air containing bad odors and strange odors from the waste water tank described above, even high-humidity gas and bubbles generated in large quantities due to waste water are sucked in, and the deodorization filter is immediately removed. The problem was that it was clogged and sufficient deodorization could not be achieved.
[0007]
Also, deodorizers that deodorize by letting odor gas flow into the deodorizer body through the flexible tube from the air inlet near the lens processing section, and accidentally suck in the waste water from the grinding process. Waste water accumulates, leading to deterioration and damage of the device itself.
[0008]
The deodorizer also has a problem that the deodorizing effect cannot be sufficiently exhibited because the odor contains air, bubbles, grinding scraps, and the like inhaled from the wastewater.
[0009]
In addition, since the bad odor and odor from the waste water tank are not deodorized, the problem of odor and odor is not solved at all.
[0010]
Furthermore, in the maintenance of the waste water tank when grinding the above-described high refractive plastic lens or the like, it has been bothered by bad odors and odors.
[0011]
Therefore, the present invention aims to provide a deodorizing system for a lens grinding apparatus capable of maintaining a sufficient deodorizing effect over a long period of time without the deodorizing means being clogged with waste water containing grinding bubbles, grinding scraps, and the like. It is what.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention of claim 1 is directed to a deodorizing system for a lens grinding apparatus for grinding a lens to be processed, and a grinding chamber and a waste water tank through a waste water tank for storing waste water in the grinding chamber. A hose for inhaling odor from the waste water, a waste water separating means for separating and removing bubbles, grinding debris, and misty grinding waste water contained in the odor connected to the middle of the hose, and the waste water separating means Deodorize by sucking odors separated from foam, grinding scraps, and mist-like grinding wastewater Deodorizer It is set as the deodorizing system of the lens grinding apparatus provided with.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(1) First embodiment
[Constitution]
<Lens grinding equipment>
In FIG. 1, 1 is a lens grinding device (ball grinder), 2 is a processing chamber of the
<Grinding water circulation device>
In FIG. 1, a grinding water circulation device A includes a waste water tank 7 disposed below the lens grinding device 1, a
[0016]
This
[0017]
Further, 9a is an upper surface of the
[0018]
One end of an
<
The
[0019]
Then, the odor sucked into the
[0020]
The structure of the
<
As shown in FIG. 2, the
(Centrifuge separator 23)
As shown in FIG. 3, the
[0021]
As shown in FIGS. 3 and 4, the
[0022]
Further, the bottom wall 30 of the
(Water tank 24)
The
(Deodorizer etc.)
The
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
In addition, the
[Action]
Next, the operation of the lens grinding device deodorizing apparatus having such a configuration will be described.
[0026]
Since the technique of grinding the periphery of the lens 4 to be processed by the lens grinding device (ball grinder) 1 is well known, the description of the detailed processing is omitted. When grinding the lens 4 to be processed into a target lens shape with the
[0027]
When the grinding water used for this cooling cools the grinding portion of the lens 4 to be processed by the
[0028]
The grinding
[0029]
By the way, when the lens to be processed 4 is a plastic lens, when this plastic lens is ground with the
[0030]
Therefore, the
[0031]
As a result, when the lens 4 is ground, air containing odors such as offensive odors and odors generated in the processing chamber 2 is drained
[0032]
At this time, the air containing odors such as bad odor and bad odor sucked into the
[0033]
When air containing odors from which most of the bubbles, grinding dust, mist-like grinding waste water, etc. have been removed flows into the
[0034]
The operator opens the
[0035]
Air containing odors such as offensive odors and unpleasant odors, which are caused to flow into the
[0036]
Further, the
[0037]
Further, the
(2) Second embodiment
FIG. 5 shows a second embodiment of the present invention. In the present embodiment, a
[0038]
And the odor suction hose 12 (or odor suction hose 14) shown in FIG. 1 is connected to one end of the
[0039]
Further, a
[0040]
In addition, when the
[0041]
If there is a
(3) Third embodiment
FIG. 6 shows a third embodiment of the present invention. In this embodiment, the
[0042]
In addition, when the
[0043]
If there is a
(4) Fourth embodiment
FIG. 7 shows a fourth embodiment of the present invention. This embodiment shows an example in which the shape and arrangement of the component parts in the second embodiment are changed. That is, in this embodiment, the
[0044]
Further, in the present embodiment, the
[0045]
By arrange | positioning in this way, the
[0046]
According to the present embodiment, the component stored in the
(5) Fifth embodiment
FIG. 8 shows a fifth embodiment of the present invention. In this embodiment, a funnel-shaped drainage /
[0047]
In addition, the drainage /
[0048]
In this embodiment, when the grinding water is flowing into the waste water tank 7 through the
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the deodorization system for a lens grinding apparatus that grinds a lens to be processed, the odor from the grinding chamber and the wastewater tank is removed via the wastewater tank that stores the wastewater in the grinding chamber. A waste water separating means for separating and removing waste water and bubbles contained in the odor in the middle of the hose, having a hose for inhaling and a deodorizing means for deodorizing the odor provided at the tip of the hose Even if it includes waste water, foam, grinding scraps, etc., and inhales odors and performs deodorization, the deodorizing filter is not clogged with waste water, foam, etc. It can sufficiently deodorize odors such as bad odor and strange odor from grinding.
Further, it is possible to deodorize odors such as bad odor and odor generated from the waste water tank as well as the grinding chamber.
[0050]
Furthermore, since waste water or the like does not accumulate in the deodorizing apparatus, it is possible to prevent deterioration and damage of the deodorizing apparatus. Since it is possible to detect how much waste water separated from bad odors and odors is collected, it is possible to prevent the separated waste water from overflowing and is very convenient for maintenance. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a deodorizing system for a lens grinding apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic explanatory diagram of an internal configuration of the deodorizing apparatus shown in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view of the centrifugal separator shown in FIG.
4 is a perspective view of a main part of a separator body in the centrifugal separator shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is an explanatory diagram of relevant parts showing a second embodiment of a deodorizing system for a lens grinding apparatus according to the present invention;
FIG. 6 is a main part explanatory view showing a third embodiment of the deodorizing system of the lens grinding apparatus according to the present invention.
FIG. 7 is a main part explanatory view showing a third embodiment of the deodorizing system of the lens grinding apparatus according to the present invention.
FIG. 8 is a main part explanatory view showing a fourth embodiment of the deodorizing system for a lens grinding apparatus according to the present invention;
[Explanation of symbols]
1 ... Lens grinding device (ball grinder)
2 ... Processing room (grinding room)
4 ... Processing lens
5 ... Grinding wheel
7 ... Waste water tank
12 ... Odor suction hose
13 ... Waterproof filter (first waste water separating means)
14 ... Odor suction hose
23 ... Centrifugal separator (second waste water separating means)
24 ... Water tank
35 ... Waste water capacity detection sensor (waste water capacity detection means)
36 ... Deodorizer (deodorizing means)
Claims (8)
研削加工室の廃水を貯蔵する廃水タンクを介して、研削加工室及び廃水タンクからの臭気を吸入するためのホースと、前記ホースの中間に接続されて前記臭気に含まれる泡,研削屑,霧状研削廃水を分離除去するための廃水分離手段と、前記廃水分離手段で前記泡,研削屑,霧状研削廃水から分離された臭気を吸い込ませて脱臭するための脱臭器を備えたことを特徴とするレンズ研削装置の脱臭システム。In the deodorization system of a lens grinding device that grinds the workpiece lens,
A hose for inhaling odors from the grinding chamber and waste water tank through a waste water tank for storing the waste water in the grinding chamber, and bubbles, grinding debris, and fog contained in the odor connected between the hoses features and wastewater separating means for separating off Jo grinding waste water, the bubbles the waste water separating means, grinding dust, further comprising a deodorizing device for deodorizing by drawn the separated odor from atomized grinding wastewater Deodorizing system for lens grinding equipment.
前記貯水槽に溜められた廃水の容量を検知する廃水容量検知手段を設けたことを特徴とするレンズ研削装置の脱臭システム。In the deodorizing system of the lens grinding apparatus according to claim 3, 6 or 7,
A deodorizing system for a lens grinding apparatus, comprising waste water capacity detecting means for detecting the capacity of waste water stored in the water tank.
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