JP4356488B2 - X線管保持装置 - Google Patents
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Description
天井走行式のX線管保持装置は、天井に固定された固定レール1上で長手方向(X方向)に移動でき、その下部に短手方向(Y方向)に移動レール2を備え、その移動レール2上をY方向に移動できるように、キャリッジ部3が取り付けられ、X−Y方向に移動することができる。そして、下部に上下方向(Z方向)に伸縮する支柱4を備え、下端にブロック5を介してコリメータ10付きのX線管7とハンドル9と操作スイッチと表示部を設けた操作パネル8を懸垂する。
操作パネル8には、天井のキャリッジ部3の左右動ロック解除スイッチ、前後動ロック解除スイッチ、および支柱4の伸縮による上下動ロック解除スイッチ、及び、X線管7の水平軸及び垂直軸回転のロック解除スイッチなどの操作スイッチが配置されている。そして、中央部に、撮影条件、管球角度、FFDなどを表示する表示部が設けられ、下部にコリメータ10用の照射野ランプボタンが設けられている。
これらのスイッチを解除してから天井のキャリッジ部3の移動、及び支柱4の伸縮、または、X線管7の水平軸回転ロック解除スイッチまたは垂直軸回転ロック解除スイッチを操作して、X線管7をブロック5を介して水平軸回りに回転でき、また、垂直軸回りに特定の角度まで回転することができる。
しかし、アナログ方式では表示精度が低いため、任意位置での角度および距離を読み取りにくい。また、個別のデジタル表示では、各表示が小さくなり読み取りにくいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、X線管の回転角度または撮影距離を精度よく読み取りやすく表示したX線管保持装置を提供することを目的とする。
本発明のX線管保持装置は、天井から伸縮自在に懸垂された図5に示す支柱4の下方部にブロック5を介しその水平軸を介して回転可能に取り付けられたX線管7と、X線管7の上下動ロック解除スイッチ12および回転動ロック解除スイッチ11を備えた操作パネル8と、その操作パネル8に設けられX線管7の回転角度または撮影距離をデジタル表示するデジタル表示器13と、この操作パネル8に取り付けられた操作用のハンドル9と、操作パネル8の操作スイッチを操作して支柱4の上下動、X線管7の回転をロック機構で制御する制御部14と、X線管7の回転角度を回転角度検出器15aと電気変換回路15bで検出する回転角度検出機構15と、X線管7の上下位置を検出する上下位置検出器16aと、回転角度の電気変換回路15bと上下位置の電気変換回路16bからの信号によってX線管7と撮影台間の撮影距離を演算する演算部16cを備えた撮影距離検出機構16と、デジタル表示器13の表示を回転角度表示と撮影距離表示に切換制御する表示制御部17とから構成される。
(a)では、ハンドル9を握って、操作パネル8の上下動ロック解除スイッチ12を押し、図5に示すX線管7を上下動させる時、デジタル表示器13には撮影距離が表示される。また、回転動ロック解除スイッチ11を押すと、デジタル表示器13には回転角度0°が表示される。そして操作スイッチを離すと、撮影距離表示に切り換わる。
(b)では、ハンドル9を握って、操作パネル8の回転動ロック解除スイッチ11を押して、X線管7を垂直位に回転すると、回転時はデジタル表示器13に回転角度が表示される。操作スイッチを離すと、立位撮影台までの記憶された撮影距離が表示される。また、上下動ロック解除スイッチ12を押しても同様に撮影距離が表示される。
(c)では、ハンドル9を握って、操作パネル8の回転動ロック解除スイッチ11を押して、X線管7を回転すると、回転時、デジタル表示器13に回転角度が表示される。そして、操作スイッチを離しても、X線管の回転角度が表示される。また、上下動ロック解除スイッチ12をその状態で押すと斜位での撮影距離が表示される。
X線管7は、天井から伸縮自在に懸垂された支柱4の下方部にブロック5を介しその水平軸を介して回転可能に取り付けられたもので、X線放射口にコリメータ10が取付けられる。
操作パネル8は、操作表示記号が表示された回転動ロック解除スイッチ11と、上下動ロック解除スイッチ12と、中央にデジタル表示器13を備えるとともに、ハンドル9をX線管7に一体的に取付け、制御部14(図示せず)が背後に配置されたものである。そして、ハンドル9を握り操作パネル8の操作スイッチ(回転動ロック解除スイッチ11、上下動ロック解除スイッチ12)でロックを解除して、ブロック5に対してX線管7を、水平軸を介して回転し、支柱4を伸縮させて上下動ができる。
デジタル表示器13は、操作パネル8の中央に設けられ、X線管7の回転角度または撮影距離をデジタル表示し、観察しやすい大きさのデジタル表示器である。
ハンドル9は、操作パネル8にX線管7と一体的に取り付けられ、操作パネル8の周囲に円形上に取り付けられたもので、ハンドル9を握りながら操作パネル8に設けられた操作スイッチ(回転動ロック解除スイッチ11、上下動ロック解除スイッチ12)を解除してX線管7の位置決めを手動操作で行われる。
制御部14は、操作パネル8の後部に配置され、操作パネル8の操作スイッチ(回転動ロック解除スイッチ11、上下動ロック解除スイッチ12)を操作したとき、支柱4の動作、X線管7の回転のロック/解除の制御を行う機能と、デジタル表示器13の表示を撮影距離表示または角度表示に切換える表示制御部17を内蔵している。
回転角度検出機構15は、X線管の水平軸に対する回転角度を検出する機構で、X線管7が取り付けられたブロック5などに設けられ、フォトセンサ、ポテンショメータなどを用いた回転角度検出器15aと電気変換回路15bで構成される。
上下位置検出器16aは、支柱4の下端に設けられ、支柱4の伸縮によるX線管7の上下位置を検出する検出器で、フォトセンサ、ポテンショメータなどが用いられる。そして、電気変換回路16bによって、撮影台上面からX線管7の焦点位置までの高さが、支柱4の伸縮によって検出された値から撮影台上面の高さを減算して、垂直距離hが算出される。
撮影距離検出機構16は、回転角度と上下位置の電気信号によって、X線管7と撮影位置間の撮影距離を演算するもので、上下位置検出器16aと電気変換回路16bと演算部16cとから構成される。演算部16cは、上下位置検出器16aで検出されたX線管の焦点から撮影台上面までの垂直距離hと、回転角度検出器15aで検出されたX線管7の回転角度θとから、垂直距離h/cosθ=撮影距離を演算するものである。
図5に示すX線管7を垂直位にして撮影を行うときは、撮影台までの距離が据付け時または、その後に表示制御部17に投入され、記憶されており、その撮影距離に自動的に切換えられ、読み出される。そして回転角度の定義が90°切換えられ、同様な機構でデジタル表示される。
表示制御部17は、制御部14に内蔵し、ロック解除用の操作スイッチ(回転動ロック解除スイッチ11、上下動ロック解除スイッチ12)をONしたとき操作したスイッチの種類に応じてデジタル表示器13の表示が角度表示または撮影距離表示になり、操作スイッチをOFFしたとき、X線管7が水平位、または垂直位の状態では、図2(a)、(b)に示すように撮影距離表示になり、X線管7が斜位の状態では、図2(c)に示すように角度表示になるように、デジタル表示器13の表示を回転角度表示と撮影距離表示に切換制御する。
図3に、X線管7による斜位入射撮影を行う時の操作手順を示す。操作パネル8の回転動ロック解除スイッチ11をON(押す)すると、制御部14のロック機構が解除され、操作パネル8のハンドル9を握ってX線管7を水平軸上で所望の角度に回転する。操作パネル8から表示制御部17に信号が送られる。ここで一旦回転角度を表示する。X線管7を回転させると回転角度検出器15aが回転角度を検出し、電気変換回路15bを介して、表示制御部17と、撮影距離検出機構16の演算部16cにその信号を送る。ここで、デジタル表示器13は回転角度を表示する。また、X線管7の上下位置検出器16aがその上下位置を検出し、電気変換回路16bを介してその信号が演算部16cに送られる。演算部16cは、上下位置検出器16aで検出されたX線管7の焦点から撮影台上面までの垂直距離hと、回転角度検出器15aで検出されたX線管7の回転角度θとから、垂直距離h/cosθ=撮影距離を演算する。そして、表示制御部17にその値が送られ、ここでX線管7を回転した状態で上下動ロック解除スイッチ12をON(押す)とデジタル表示器13に斜めからの撮影距離が表示される。X線管7を斜位状態で回転動ロック解除スイッチ11又は上下動ロック解除スイッチ12をOFF(リリース)すると、デジタル表示器13は回転角度(X線管7の向きに応じた表示)を表示する。そして、回転角度と撮影距離を確認して撮影条件を設定し、撮影を行う。
図4に、X線管7を上下動させて位置決めし、垂直入射撮影を行う時の操作手順を示す。操作パネル8の上下動ロック解除スイッチ12をON(押す)すると、操作パネル8の背面にある制御部14(図示せず)のロック機構が解除され、操作パネル8のハンドル9を握ってX線管7を所望の高さ位置に位置決めする。操作パネル8から表示制御部17に信号が送られる。ここで一旦撮影距離が表示される。X線管7を上下動すると回転角度検出器15aが回転角度0度を検出し、電気変換回路15bを介して、表示制御部17と、撮影距離検出機構16の演算部16cにその信号が送られる。そして、X線管7の上下位置検出器16aがその上下位置を検出し、電気変換回路16bを介してその信号が演算部16cに送られる。演算部16cは、上下位置検出器16aで検出されたX線管7の焦点から撮影台上面までの垂直距離hと、回転角度検出器15aで検出されたX線管7の回転角度θ=0°とから、垂直距離h/cosθ=撮影距離を演算する。そして、表示制御部17にその信号が送られ、ここで、デジタル表示器13は撮影距離を表示する。X線管7を水平位にした状態で回転動ロック解除スイッチ11を押すとデジタル表示器13に回転角度0°が表示される。X線管7を水平位状態で回転動ロック解除スイッチ11又は上下動ロック解除スイッチ12をOFF(リリース)した状態にすると、デジタル表示器13は撮影距離(X線管7の向きに応じた表示)を表示する。そして、回転角度と撮影距離を確認して撮影条件を設定し、撮影を行う。
2 移動レール
3 キャリッジ部
4 支柱
5 ブロック
7 X線管
8 操作パネル
9 ハンドル
10 コリメータ
11 回転動ロック解除スイッチ
12 上下動ロック解除スイッチ
13 デジタル表示器
14 制御部
15 回転角度検出機構
15a 回転角度検出器
15b 電気変換回路
16 撮影距離検出機構
16a 上下位置検出器
16b 電気変換回路
16c 演算部
17 表示制御部
Claims (1)
- 天井から伸縮自在に懸垂された支柱の下方部にブロックを介しその水平軸を介して回転可能に取り付けられたX線管と、X線管の上下動および回転のロック解除用の操作スイッチを備えた操作パネルと、この操作パネルに取り付けられた操作用のハンドルと、その操作パネルに設けられX線管の回転角度または撮影距離をデジタル表示する表示部と、操作パネルの操作スイッチを操作して支柱の上下動、X線管の回転を制御する制御部とを備え、前記操作スイッチとハンドルの操作でX線管を上下に移動させ、回転操作を行わせX線を必要な方向に照射できるX線管保持装置において、X線管の回転角度を検出する手段と、X線管から撮影位置までの撮影距離を検出する手段と、前記表示部の表示を回転角度表示と撮影距離表示に切換制御する表示制御部とを設け、ロック解除用の操作スイッチをONしたとき操作したスイッチの種類に応じて前記表示部の表示が角度表示または撮影距離表示になり、操作スイッチをOFFしたときX線管が水平位または垂直位の状態では撮影距離表示になり、X線管が斜位の状態では角度表示になるようにしたことを特徴とするX線管保持装置。
Priority Applications (1)
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