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JP4355644B2 - 釣用バッグ - Google Patents

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本発明は、渓流釣りなどに使用される釣用バッグに関する。
一般に、魚釣りには釣具の他に雨具や防寒具等を携行する。また、特に渓流釣では釣具としてビクに代表される容器を携行する。ところで、渓流釣りでは岩場など足場の悪い領域を歩く場合が多いため、これら釣具等の荷物はできるだけひとつにまとめて取扱うことが便利である。そこで、雨具等を収納する背負い式のバッグ本体とビクとを互いに着脱自在として、必要に応じて両者を着脱するように用いる釣用バッグがある(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の釣用バッグでは、バッグ本体とビクとをスライドファスナを用いて着脱自在としている。すなわちバッグ本体の下縁周全部に一方側のファスナエレメント部を取付け、ビクの上縁周全部に他方側のファスナエレメント部を取付けている。また、バッグ本体、およびビクそれぞれに装着用ベルトを設けている。そして、釣人が釣場を歩くときにはスライドファスナを閉めてバッグ本体とビクとを一体化し、これを釣人が背負うようにする。釣場に到着した際にはスライドファスナを開くことでバッグ本体からビクを取外して、これを装着用ベルトを用いて人体に装着し、釣人は釣った魚をビク投入するように用いる。
しかしこの釣用バッグでは、バッグ本体の下縁周全部とビクの上縁周全部とにファスナエレメント部を取付けてありスライドファスナは釣用バッグの全周域にわたって設けているから、バッグ本体とビクとを一体化する際や取外す際に手間がかかる。そこで、スライドファスナを釣人の背側のみに設け、他の部分は留め具(バックル)を用いてバッグ本体とビクとを着脱自在とした釣用バッグが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記従来における釣用バッグに設けたスライドファスナは露出している。このため使用者である釣人が釣用バッグを背負って歩くと、釣人が装着している衣類とスライドファスナとが擦れあい、衣類が傷付きやすくなる。そこで、バッグ本体とビクとを一体化させて釣人が背負った際に、スライドファスナを覆うカバー体をバッグ本体に設けたものがある。
実公平5−45183号公報 特開2004−159598号公報
しかしながら、バッグ本体とビクとを分離させてそれぞれを単品使用する際、特に、ビクを釣人が身体に装着するとスライドファスナのファスナエレメント部が露出して衣類に擦れ、衣類が傷付き易いといった課題は解消されていない。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、使用者の衣類を傷付けることを防止し得る釣用バッグの提供を課題とする。
本発明の釣用バッグは、バッグ本体と容器とをそれぞれ上下に配置し人体背側に相当する後部に設けたスライドファスナを介して前記バッグ本体と容器とが着脱自在とされ、前記スライドファスナによってバッグ本体と容器とを一体化した状態でバッグ本体を背負うことが可能であるとともに、前記スライドファスナを操作してバッグ本体と容器を分離してこれらをそれぞれ人体側に装着するよう使用可能であり、前記バッグ本体と容器とを分離して容器を単体使用する際に、前記スライドファスナを構成する容器側のファスナエレメント部を被覆するカバー体が設けられ、該カバー体は容器側のファスナエレメント部の上部に取付けられて該ファスナエレメント部を外側から覆うものであり、スライドファスナを構成するバッグ本体側のファスナエレメント部と容器側のファスナエレメント部どうしを噛合させてバッグ本体に容器を装着した状態でスライドファスナをその外側で覆うためのカバー体がバッグ本体に設けられ、前記容器側に設けたカバー体はファスナエレメント部どうしを噛合させてバッグ本体と容器とを装着する際に容器の上部側に折り返すことでバッグ本体と容器との間に挟まれることを特徴としている。
上記構成において、容器を人体側に装着するよう単体使用する際に、カバー体でもって容器側のファスナエレメント部は被覆されているから、ファスナエレメント部が直接衣類に接触する状態を防止して、衣類を保護することができ、使用者はカバー体によってファスナエレメント部の存在を感じにくく、したがって容器の装着感も違和感なく良好となる。ここで人体背側とは、人体の背から腰に至る領域全体を含める意味合いである。
また、カバー体は特別に保管するといった煩わしさが不要となり、カバー体を容器に沿わせるように折る(回動させる)ことで簡単にファスナエレメント部を覆うことができる。
さらに、容器側に設けたカバー体を容器の上部側に折り返してバッグ本体を容器に載せ、バッグ本体側のカバー体でスライドファスナを覆うようにすれば、バッグ本体を背負ったときでも衣類の損傷を防止できるとともに、容器側のカバー体をバッグ本体と容器との間に収納でき、容器側のカバー体が邪魔にならない。
本発明の釣用バッグは、容器側のカバー体をバッグ本体と容器との間に挟んだ際に該カバー体をバッグ本体に固定するための留め具が該カバー体とバッグ本体とに設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、バッグ本体と容器とを一体化して背負うように用いる際に、留め具によってバッグ本体と容器とがずれるのを防止するから、釣用バッグを使用者が背負って動く際にバッグ本体と容器との一体感をもって違和感なく使用することができる。
本発明の釣用バッグでは、容器側のカバー体は、容器側のファスナエレメント部とほぼ等しいか大きめの幅を有して該ファスナエレメント部の幅方向に沿うよう取付けられた取付け部と、該取付け部に一体に設けられて該取付け部に比べて縮幅に形成された縮幅部とを備えていることを特徴としている。
上記構成のように容器側のカバー体の幅を容器側のファスナエレメント部とほぼ等しく設定することで、ファスナエレメント部を確実に覆って衣類を保護できるとともに、取付け部より幅の狭い縮幅部を取付け部に一体に設けることで、この縮幅部を使用者が把持して(つまんで)、カバー体を容易に操作することができ、取付け部より幅の狭い縮幅部を把持することで、カバー体を簡単に操作できる。
本発明の釣用バッグは、容器を人体側に装着する際に該容器側のファスナエレメント部をその外側で覆った容器側のカバー体を、該ファスナエレメント部を覆った姿勢に保持させる留め具が容器側のカバー体と容器とに設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、カバー体は容器側のファスナエレメント部を覆った状態で留め具によって保持されるので、カバー体の姿勢を保持してこれが邪魔になることがなく、しかも衣類を傷付けることを防止できる。
本発明の釣用バッグは、人体背側を回避した正面側に、スライドファスナとは別にバッグ本体と容器とを着脱自在に取付けるための留め具が設けられていることを特徴としている。
人体背側を回避した正面側とは、スライドファスナを設けた背側の領域ではなく、スライドファスナから釣用バッグの周方向にある程度だけ離間してスライドファスナを回避すれば、釣用バッグの側部でも前部でもよいことを意味する。スライドファスナは人体背側に対向する領域に設けているから、スライドファスナから釣用バッグの周方向に離間した留め具によって、さらに確実にバッグ本体と容器とを一体化させることができる。特に、使用者が釣用バッグを背負って歩くとき、バッグ本体に対して容器を安定させることができる。
本発明によれば、バッグ本体と容器とを分離して容器を単品使用する際、そのファスナエレメント部を外側から覆うカバー体を設けたことにより、ファスナエレメント部が使用者の衣類に擦れることがなく、したがって衣類が損傷するのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態に係る釣用バッグを図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態を示す釣用バッグの全体構成を示す斜視図、図2はビクの単体使用状態を示す斜視図、図3は釣用バッグの要部を中心に描いた断面図、図4は第二カバー体を開いて他方のファスナエレメント部を露出させた状態のビクの単体斜視図、図5はバッグ本体の底面とビクの天板との取付け途中状態を示す斜視図である。
図1に示すように、釣用バッグ1は、防水性の高い生地で構成されたリュック状のバッグ本体2と、保冷性の高い材質を用いて製造された容器としての直方体状のビク3と、釣竿を入れるための所定の剛性を有した細長い直方体状の竿箱4とを備える。バッグ本体2と竿箱4とは第一着脱手段5を介して互いに着脱自在に設けられている。バッグ本体2とビク3とは第二着脱手段6を介して着脱自在に設けられている。
ここで、バッグ本体2およびビク3についてそれぞれ説明する。バッグ本体2にはその前面側に、バッグ本体2の前面10をほぼ全部開閉可能な本体用スライドファスナ11が逢着されている。また、バッグ本体2は左右両側に肩掛けベルト12,12(一方のみ図示している)を備える。
図2に示すように、ビク3はビク本体15と本体蓋16とを有し、ビク本体15と本体蓋16とはビク用スライドファスナ17によって開閉自在とされている。本体蓋16の天板20にはさらに魚の投入用開口21が形成されており、この投入用開口21は天板蓋22によって開閉自在とされ、図3に示すように、天板蓋22を閉方向に付勢するキックばね23が本体蓋16の裏面に装着されている。天板蓋22の上面で投入用開口21の外周部に左右幅方向中央部に凹部25を有する外壁26が形成されている。ビク3は釣人27が肩着用および腰着用を兼用することができる、図4に示すような着用ベルト30を有する。この着用ベルト30の一端にバックル31の係合部37が取付けられ、着用ベルト30の他端にバックル31の被係合部34が取付けられている。ビク3の側部それぞれに別のバックル32の係合部38および被係合部35が取付けられている。さらに、ビク3の背面8に左右に互いに離間して着用ベルト30を通すリング部材9,9が逢着されている。
すなわち、図2に示すように、ビク3を肩着用する場合は着用ベルト30の係合部37をビク3に設けた被係合部35に係合するとともに、着用ベルト30の被係合部34をビク3に設けた係合部38に係合することで、ビク3は着用ベルト30を肩に掛けるようにして装着できる。また、この状態から係合部37と被係合部34とを取外し、着用ベルト30を双方のリング部材9,9に通して釣人27の腰に巻き、着用ベルト30の係合部37と被係合部34とを係合することで、ビク3を腰着用することができる。
ここで図1に戻り、第一着脱手段5は、バッグ本体2の側部に上下に一対で逢着された竿箱用バックル32と、竿箱4のバッグ本体2対向側に逢着された掛留めリング(図示せず)とから構成されている。竿箱用バックル32は、バッグ本体2の側部に逢着された一方(上方の)のバックル39と、他方(下方の)のバックル36とから構成され、前記掛留めリングに竿箱用バックル32を掛けて互いを係合することで、竿箱4をバッグ本体2に一体化させる。あるいは一方のバックル39および他方のバックル36を離脱させることで竿箱4をバッグ本体2から離脱させることができる。
次に、バッグ本体2とビク3とを一体化あるいは、単品使用可能に離脱させるための前記第二着脱手段6について説明する。図3乃至図5に示すように、第二着脱手段6は、バッグ本体2の背面2a底縁の一部に所定の左右幅方向長さを有して逢着された一方のファスナエレメント部45およびビク3の背面8上方の一部に逢着された他方のファスナエレメント部46からなる合体用スライドファスナ47と、図1に示すように合体用スライドファスナ47に対して前側に設けられた合体用バックル(留め具)33とから構成されている。
合体用バックル33は、バッグ本体2の前面下部の左右両側に互いに離間してバッグ本体2に逢着された係合部42と、ビク3の前面上部の左右両側に互いに離間してビク3に逢着された被係合部43とから構成されている。すなわち合体用スライドファスナ47とすべく一方のファスナエレメント部45および他方のファスナエレメント部46を操作片44(スライダー)を操作して噛合させ、合体用バックル33とすべく係合部42と被係合部43とを係合することで、バッグ本体2とビク3とが一体化されるから、釣人27は肩掛け12,12を肩に掛けて釣用バッグ1を背負い、楽に岩場などを歩くことが可能になる。
ところで、この実施形態のバッグ本体2には、バッグ本体2に逢着した一方のファスナエレメント部45のわずかに上部に、該ファスナエレメント部45の幅方向に沿うように第一カバー体50が逢着されている。また、ビク3の他方のファスナエレメント部46のわずかに上部に、他方のファスナエレメント部46の幅方向に沿って第二カバー体51が逢着されている。第一カバー体50は一方のファスナエレメント部45に比べて大きい幅とされた逢着部(取付け部)52と、この逢着部52から同幅をもって延長される折返し部55と、この折返し部55の先端に縮幅して延設される縮幅部57とから台形形状に形成されている。第二カバー体51は第一カバー体50とほぼ同一形状、且つほぼ同一の大きさに形成されているから、部分名称を同一として異なった符号を付している。すなわち、符号53は逢着部(取付け部)、56は折返し部、58は縮幅部をそれぞれ示している。
ところで、バッグ本体2の底面60(例えば図5参照)の所定位置に矩形の第一面ファスナ(「留め具」の一例)61の被係合面62が貼着され、第一カバー体50の縮幅部57の裏面幅方向中央に矩形の第一面ファスナ61の係合面65が貼着固定されている。さらに、ビク3の他方のファスナエレメント部46のわずかに下部に、矩形の第二面ファスナ67の被係合面63が貼着され、第二カバー体51の縮幅部58の裏面幅方向中央に矩形の第二面ファスナ67の係合面66が貼着固定されている。
上記のような釣用バッグ1(第一カバー体50および第二カバー体51)は次のようにして使用される。すなわち、ビク3をバッグ本体2から取外して単品使用する場合は上記で述べたように釣人27の肩あるいは腰に装着するが、このとき一方のファスナエレメント部45と他方のファスナエレメント部46とは分離しているから、他方のファスナエレメント部46の硬質な部分が露出することになる。そこで、図2に示すように、第二カバー体51をビク3の背面8に沿うようにし、第二面ファスナ67の係合面66と被係合面63とを係合させるようにする。そうすると、第二カバー体51は他方のファスナエレメント部46をその上方から外側にわたって覆うことになって、さらに第二面ファスナ67によって他方のファスナエレメント部46を覆った状態が確実に保持される。そして、釣人27が上記のようにして単品的にビク3使用する場合でも、他方のファスナエレメント部46が第二カバー体51によって釣人27の衣類に擦れることがなく、したがって釣人27の衣類が損傷するのを防止することができる。
また、バッグ本体2においては、第一カバー体50をバッグ本体2の底面60に沿うよう折曲げて(回動させて)第一面ファスナ61の係合面65と被係合面62とを係合させることで、確実に第一カバー体50がバッグ本体2の底部沿って保持され邪魔にならなく、しかも第一カバー体50は露出している一方のファスナエレメント部45をその外側で覆う。
ここで、バッグ本体2とビク3とを一体化した状態は前述の通りであるが、バッグ本体2とビク3とを単品的に使用してから一体化する場合、第二カバー体51を、第二面ファスナ67の係合面66と被係合面63とを離脱させるようにビク3の背面8から離脱させて折返し部56がビク3の頂部3aに当るよう縮幅部58をビク3の天板20に折返す。このようにすることで、他方のファスナエレメント部46は露出する。そして第一カバー体50の第一面ファスナ61を離脱させて第一カバー体50をバッグ本体2の背2a側に折り(回動させて)、この状態でバッグ本体2をビク3の天板20に載せる。そうすると、第二面ファスナ67の係合面66と第一面ファスナ61の被係合面62とが上下に一致した位置で係合し、ビク3とバッグ本体2とが互いに保持された状態となる。さらに、第一カバー体50を開いた状態で合体用スライドファスナ47の一方のファスナエレメント部45と他方のファスナエレメント部46とを噛合させることで、背面側でビク3とバッグ本体2とが一体化される。そして、第一カバー体50をビク3の背面8に重ねるようにして、第一カバー体50の第一面ファスナ61の係合面65とビク3の第二面ファスナ67の被係合面63とを係合させる。続いて、合体用バックル33の係合部42と、被係合部43とを係合させることで、ビク3とバッグ本体2とを前面側で一体化させる。
上記のように、第二カバー体51を折り返して合体用スライドファスナ47を噛合させ、ビク3にバッグ本体2を載せ、合体用バックル33を係合するといった簡単な動作および簡単な構成で、ビク3とバッグ本体2とを確実に一体化させることができる。そして釣用バッグ1を背負うと、釣人27の背側に合体用スライドファスナ47が位置し、合体用バックル33が外側に位置するので、釣人27にとって釣用バッグ1を背負った際の安定感を確保できる。ビク3とバッグ本体2とを単品使用する場合は、合体用バックル33の係合部42と被係合部43とを離脱させ、また、第一カバー体50の第一面ファスナ61の係合面65をビク3の第二面ファスナ67の被係合面63からはがすようにし、続いて合体用スライドファスナ47を分離し、ビク3の天板20からバッグ本体2を外すようにすることで、第一面ファスナ61の被係合面62と第二面ファスナ67の係合面66とがはがれ、両者を簡単に分離して単品使用することができる。
ビク3とバッグ本体2とを一体化させた状態で、釣人27は釣用バッグ1をバッグ本体2の肩掛けベルト12,12を両肩に掛けるようにして背負うことができる。このとき、上述したように、合体用スライドファスナ47は噛合っており、第一面ファスナ61の係合面65と第二面ファスナ67の被係合面63とは係合しており、合体用バックル33でビク3とバッグ本体2は確実に一体化されているが、さらに第二カバー体51を折り返してバッグ本体2の底面60とビク3の天板20との間に介装されており、第一面ファスナ61の被係合面62と第二面ファスナ67の係合面66とが係合することで、ビク3とバッグ本体2とが水平方向にずれるのを防止しているから、釣人27はビク3とバッグ本体2とが確実に一体化されている感覚をもってこれを背負うことができる。
上記実施形態では、第二カバー体51を第二面ファスナ67という着脱手段によってビク3に着脱自在し他方のファスナエレメント部46を覆うように構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば着脱手段としてホック(図示せず)を用いて第二カバー体51をビク3の背面8に着脱するように構成することも可能である。すなわち、第二カバー体51の裏面とビク3の背面8にホックの係合部と被係合部とをそれぞれ取付けるようにする。この場合、第一カバー体50の裏面とバッグ本体2の底面60とにそれぞれホックの係合部、被係合部を取付けるようにすれば、面ファスナの代わりにホックを用いて、上記実施形態と同様の作用効果を奏し得る。また、上記実施形態では容器としてビク3を例にあげたがこれに限定されず、例えばタックルボックスなど、容器状のものであれば適用可能である。
本発明の実施形態を示す釣用バッグの全体構成を示す斜視図。 同じくビクの単体使用状態を示す斜視図。 同じく釣用バッグの要部を中心に描いた断面図。 同じく第二カバー体を開いて他方のファスナエレメント部を露出させた状態のビクの単体斜視図。 同じくバッグ本体の底面とビクの天板との取付け状態を示す斜視図。
符号の説明
1…釣用バッグ、2…バッグ本体、3…ビク、4…竿箱、5…第一着脱手段、6…第二着脱手段、10…バッグ本体の前面、12…肩掛けベルト、15…ビク本体、16…本体蓋、20…天板、30…着用ベルト、31…バックル、32…バックル、33…合体用バックル、34…被係合部、35…被係合部、37…係合部、38…係合部、42…係合部、43…被係合部、45…一方のファスナエレメント部、46…他方のファスナエレメント部、47…合体用スライドファスナ、50…第一カバー体、51…第二カバー体、61…第一面ファスナ、62…被係合面、63…被係合面、65…係合面、67…第二面ファスナ

Claims (5)

  1. バッグ本体と容器とをそれぞれ上下に配置し人体背側に相当する後部に設けたスライドファスナを介して前記バッグ本体と容器とが着脱自在とされ、前記スライドファスナによってバッグ本体と容器とを一体化した状態でバッグ本体を背負うことが可能であるとともに、前記スライドファスナを操作してバッグ本体と容器を分離してこれらをそれぞれ人体側に装着するよう使用可能な釣用バッグにおいて、
    前記バッグ本体と容器とを分離して容器を単体使用する際に、前記スライドファスナを構成する容器側のファスナエレメント部を被覆するカバー体が設けられ、該カバー体は容器側のファスナエレメント部の上部に取付けられて該ファスナエレメント部を外側から覆うものであり、
    スライドファスナを構成するバッグ本体側のファスナエレメント部と容器側のファスナエレメント部どうしを噛合させてバッグ本体に容器を装着した状態でスライドファスナをその外側で覆うためのカバー体がバッグ本体に設けられ、前記容器側に設けたカバー体はファスナエレメント部どうしを噛合させてバッグ本体と容器とを装着する際に容器の上部側に折り返すことでバッグ本体と容器との間に挟まれることを特徴とする釣用バッグ。
  2. 容器側のカバー体をバッグ本体と容器との間に挟んだ際に該カバー体をバッグ本体に固定するための留め具が該カバー体とバッグ本体とに設けられていることを特徴とする請求項1記載の釣用バッグ。
  3. 容器側のカバー体は、容器側のファスナエレメント部とほぼ等しいか大きめの幅を有して該ファスナエレメント部の幅方向に沿うよう取付けられた取付け部と、該取付け部に一体に設けられて該取付け部に比べて縮幅に形成された縮幅部とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の釣用バッグ。
  4. 容器を人体側に装着する際に該容器側のファスナエレメント部をその外側で覆った容器側のカバー体を、該ファスナエレメント部を覆った姿勢に保持させる留め具が容器側のカバー体と容器とに設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の釣用バッグ。
  5. 人体背側を回避した正面側に、スライドファスナとは別にバッグ本体と容器とを着脱自在に取付けるための留め具が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の釣用バッグ。
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