JP4347185B2 - 振動排出カセット及び薬剤払出装置 - Google Patents
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Description
また、それに加えて、一つずつ手動で抜き取るのも自動機構で排出するのも容易かつ確実に行えるようにもすることが、更なる課題となる。
なお、本明細書で、「PTP包装した薬剤と等価な薬剤」とは、薄手の紙箱やプラスチックケース等に納められた薬剤であって、PTP包装剤のように立て掛けて整列収納しうるものをいう。
また、本発明の薬剤払出装置は(解決手段4)、上記解決手段3の薬剤払出装置であって、前記振動排出カセットの任意のものを選択してその留置部材を作動させる作動機構を備えたことを特徴とする。
このように整列収納から薬剤が一つだけ切り離されて留置部材に留め置かれるようにもしたことにより、簡素な機構でありながら、手動で抜き取るにしても自動で作動させて排出させるにしても、整列収納の先頭から薬剤を直に取り出すときより遙かに容易に且つ確実に、一つずつ取り出すことができる。
したがって、この発明によれば、PTP包装剤等を整列収納してその先頭から一つずつ確実に排出する簡素な振動排出カセットを実現することができる。
したがって、この発明によれば、PTP包装剤等を整列収納する補充作業が容易でその先頭から一つずつ確実に且つ安定に薬剤排出を行う簡素な振動排出カセットを実現することができる。
したがって、この発明によれば、各種のPTP包装剤等を収納しておいて必要なものを払い出すのに好適な自動の薬剤払出装置を簡素で安価に実現することができる。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜2(出願当初の請求項1〜2)を具現化したものである。また、図4に示した実施例2や、図5に示した実施例3は、その変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,詳細な電気回路・電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
内板13は(図1(a),(b),(d)参照)、収納薬剤20を載せて振動時には前進させるとともに、その前進を安定させるために、大部分を占める前下がり傾斜部13aと前端部分の僅かな前上がり傾斜部13bとからなる。例えば、前上がり傾斜部13bは、前後方向(図では左右)の長さが数mmで、水平からの傾きが15゜〜30゜程度の前上がり傾斜になっており、前下がり傾斜部13aは、前後の長さが数十〜数百mmで、水平からの傾きが5゜〜10゜程度の前下がり傾斜になっている。内板13の典型的な幅は数十mmである。
振動部材15には(図1(b),(d)参照)、例えば携帯電話に内蔵される量産品で安価な偏心回転式の振動モータが転用され、これは、内板13を振動させるために、弾性支持部材14の内板13寄りや内板13の裏面などに付設される。
留置検出部材52は(図1(b),(d)参照)、留置部材18が留置状態であるか放出状態であるかを検出するためのものであり、排出検出部材16と同様の非接触式のフォトセンサでも良いが、接触式で安価なプッシュスイッチでも良く、何れにしても、外板11の底板における留置部材18との当接部位かその近傍に設けられて、当接時には留置部材18が留置状態であるとの検出信号を出し、留置部材18が外板11から離れたときには留置部材18が放出状態であるとの検出信号を出すようになっている。
先ず、図2を参照してカセット10からPTP包装剤20を一枚ずつ摘んで取り出す使用態様を説明し、次に、図3を参照してカセット10からPTP包装剤20を一枚ずつ落下放出させて取り出す使用態様を説明する。
図4(b)に縦断左側面図を示した本発明の振動排出カセット30は、さらに内板13の前下がり傾斜部13aが振動部材15に対応して分割されている(図では三分割)。
この場合(図5(b)参照)、薬剤20が、留置部材18から落下放出された後、落下案内部材61の凹面を滑って手前側へ案内される。
この薬剤払出装置70にあっては、カセット60の留置部材18から薬剤20を落下放出させると、その薬剤20が落下中に落下案内部材61によって手前へ寄せられる。
そこで、筐体71の手前に適当なサイズの受箱72を置いておく等のことで、簡便かつ迅速に、所望の薬剤20を払い出して収集することができる。
また、カセット60の配置は、上述した平面配置に限られる訳でなく、例えば、特許文献2の収納庫のように円筒状配置であっても良い。
上記の各実施例では、カセットの薬剤収納空間内にPTP包装剤を整列させるときPTP包装剤の表裏を同じ向きに揃えていたが、これは必須でなく、整列状態が損なわれなければPTP包装剤の表裏の向きは気にしないで良い。
また、上記の各実施例では、カセットから薬剤を一つずつ取り出すようになっていたが、本発明はそれに限定されるものでなく、例えば二枚一組や三枚一組など複数の薬剤を纏めて取り出すようにしても良く、具体的には内板の前端と留置部材の対向面との距離を広げることで容易に実現される。
11…外板、12…上枠、13…内板、13a…前下がり傾斜部、
13b…前上がり傾斜部、14…弾性支持部材、15…振動部材、
16…排出検出部材、17…制御回路、18…留置部材、
20…薬剤(PTP包装剤または等価な薬剤)、
30…カセット(振動排出カセット)、
51…揺動支軸、52…留置検出部材、
60…カセット(振動排出カセット)、61…落下案内部材、
70…薬剤払出装置、71…筐体、72…受箱、
80…薬剤払出装置、81…筐体、82…Y軸、83…X軸、
84…XY移動部、85…作動部、86…収集箱
Claims (4)
- PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を整列収納する外板と、その解放前面の上部で収納薬剤の前倒を止める上枠と、前記収納薬剤を載せて振動時には前進させる内板と、この内板を振動させる振動部材と、前記解放前面の手前に設けられ前記収納薬剤のうち前記解放前面から排出されたものを留め置く留置部材と、その留置の有無を検出して留置無しのときには前記振動部材を作動させ留置有りのときには前記振動部材の作動を停止させる制御手段とを備え、前記留置部材が可動部材であって留置状態に加えて放出状態も採りうることを特徴とする振動排出カセット。
- PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を整列収納して順次排出する振動排出カセットであって、薬剤収納空間の少なくとも側面を囲み上面が薬剤補充可能に解放され前面が薬剤排出のために解放された外板と、その前面の上部に設けられ収納薬剤のうち先頭のものの上端部と干渉してその前倒を止める上枠と、上面のうち前端部分が前上がり傾斜で残部が前下がり傾斜に形成され前記薬剤収納空間の内底部分に遊挿されて振動可能に支持された内板と、この内板を振動させる振動部材と、前記解放前面の手前に設けられ前記収納薬剤のうち前記解放前面から排出されたものを留め置く留置部材と、その留置の有無を検出して留置無しのときには前記振動部材を作動させ留置有りのときには前記振動部材の作動を停止させる制御手段とを備え、前記留置部材が可動部材であって留置状態に加えて放出状態も採りうることを特徴とする振動排出カセット。
- 請求項1又は請求項2に記載された振動排出カセットを筐体内に列設したことを特徴とする薬剤払出装置。
- 前記振動排出カセットの任意のものを選択してその留置部材を作動させる作動機構を備えたことを特徴とする請求項3記載の薬剤払出装置。
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