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JP4343820B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コピー/プリンタ/スキャナ/ファクシミリ/複合機/融合機等の画像形成装置やパーソナルコンピュータ/サーバコンピュータ等の情報処理装置と言った画像処理装置に関する。
文書の中には、複写機で複写される事が望ましくない文書も存在する。例えば、紙幣や証券等の「特殊原稿」にあっては、偽造防止の観点から言って、複写機で複写される事が望ましくないだろう。例えば、機密情報が記載された「機密文書」にあっては、情報漏洩防止の観点から言って、複写機で複写される事が望ましくないだろう。よって、特殊原稿や機密文書については、複写機で複写しようとしても全く複写できなかったり正しく複写できなかったりするような技術的措置を採る事が望ましい。以下、特殊原稿や機密文書の複写等を規制するような複写機等について説明する。
特許文献1や特許文献2には、特殊原稿のスキャンデータから特殊原稿に特徴的な特定のマークを検出する事で特殊原稿のスキャンデータである事を判定して、特殊原稿の複写等を規制するような複写機等が開示されている。
特許文献3や特許文献4には、機密文書のスキャンデータから機密文書である事を示す特定のマークを検出する事で機密文書のスキャンデータである事を判定して、機密文書の複写等を規制するような複写機等が開示されている。
特許文献5には、特殊原稿の画像であると判定された場合には特殊原稿の画像の一部を変更するような画像処理装置が開示されている。これで、特殊原稿については偽造防止が実現されると共に、特殊原稿であると誤判定された文書については文書内容を識別できるような複写が実現される。
特許文献6には、特殊原稿の画像であると判定された場合には複写画像に最後に不要な版を重ねて複写画像を破壊するような画像処理装置が開示されている。これは、電子写真方式のような面順次なプリント方式でなくインクジェット方式のような点順次なプリント方式を想定したものである。
特許2904492号公報 特許2873220号公報 特許3078433号公報 特開平7−36317号公報 特開平8−7100号公報 特開平5−91294号公報 特開2004−274092号公報 特開2004−110618号公報 特開2004−110250号公報 特開2004−56266号公報
特定画像の検出方法や画像破壊の実施方法については、各特許文献にも開示されているところであるが、それぞれの方法にそれぞれの問題がある。
例えば、C版,M版,Y版,K版の順に印刷する場合に検出遅延を考慮してK版をベタ印刷するような方法では、本物と複写物の違いが解ると言う意味で特殊原稿(偽造防止)では問題がないのだが、C版,M版,Y版を判読できてしまう事が多いと言う意味で機密文書(情報漏洩防止)では問題がある。例えば、検出処理が終了してから印刷処理を開始するような方法では、特殊原稿(偽造防止)でも機密文書(情報漏洩防止)でも共に問題がないのだが、それではファーストコピーの生産性が下落してしまう。ファーストコピーの生産性を維持しながら、特殊原稿(偽造防止)にも機密文書(情報漏洩防止)にも共に対応したいのだが、そのような方法は各特許文献にも開示されていない。
更には、複写機(特に複合機や融合機等)ではプリント処理やファクシミリ送信処理やデータ保存処理やメール配信処理等の様々な画像出力形式の画像出力処理を実施する場合があるが、特定画像の検出方法や画像破壊の実施方法が各画像出力形式でなるべく共通であれば好適である。
本発明は、ファーストコピーの生産性を維持しながら、特殊原稿(偽造防止)にも機密文書(情報漏洩防止)にも共に対応することを課題とする。
本発明に係る画像処理装置は、機密であることを示す同一の所定画像が、当該原稿の全面にわたって配置されている原稿の画像データに基づいて該原稿が機密であるかを判定する判定手段と、該判定手段により原稿が機密であると判定された場合に前記画像データを破壊する破壊手段と、原稿の画像データ又は破壊された画像データを出力する画像出力処理手段と、を有する画像処理装置であって、前記画像出力処理手段は、複数の出力形式により画像を出力することが可能であり、スキャン処理を実行することにより原稿の画像を入力する画像入力手段と、各出力形式に共通した画像処理であって、前記スキャン処理に同期する共通画像処理を、入力された前記画像に施す第1の画像処理手段と、出力形式ごとに異なる画像処理であって、前記スキャン処理に同期する個別画像処理を、入力された前記画像に施す第2の画像処理手段と、を備え、前記判定手段は、前記画像入力手段によってそれまでに入力された部分画像に前記所定画像が含まれるかに基づいて、前記スキャン処理と並行し、原稿が機密であるかを順次判定することを特徴とする。
本発明により、ファーストコピーの生産性を維持しながら、特殊原稿(偽造防止)にも機密文書(情報漏洩防止)にも共に対応可能となる。
図1は、本発明の実施例に該当する融合機101を表す。融合機101は、コピー機能とプリンタ機能とスキャナ機能とファクシミリ機能を備える画像形成装置である。融合機101は、スキャナ111、プリンタ112、CPU(Central Processing Unit)121、SIMD(Single Instruction, Multiple Data)122、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)123、HDD(Hard Disk Drive)131、ROM(Read Only Memory)132、RAM(Random Access Memory)133、NIC(Network Interface Card)141、オペレーションパネル151により構成されている。
スキャナ111は、スキャン処理により原稿から画像を取得する装置である。プリンタ112は、プリント処理により用紙に画像を印刷する装置である。CPU121は、種々の情報処理用のプロセッサである。SIMD122は、種々の並列処理用のプロセッサである。ASIC123は、種々の画像処理用の集積回路である。HDD131は、融合機101のストレージである。ROM132は、融合機101のメモリ(不揮発性メモリ)である。RAM133は、融合機101のメモリ(揮発性メモリ)である。NIC141は、融合機101のネットワークインタフェースとなる通信装置である。オペレーションパネル151は、融合機101のユーザインタフェースとなる操作表示装置である。
HDD131やROM132には、種々の情報処理用のプログラムが格納されている。HDD131には、オペレーティングシステム161やアプリケーション162等が格納されている。ROM132には、検出処理用プログラム163等が格納されている。オペレーティングシステム161としては例えば、UNIX(登録商標)が格納されている。アプリケーション162としては例えば、スキャンデータのプリント処理用のアプリケーション、スキャンデータのファクシミリ送信処理用のアプリケーション、スキャンデータのデータ保存処理用のアプリケーション、スキャンデータのメールのメール配信処理用のアプリケーション等の様々な画像出力形式の画像出力処理に対応するアプリケーションが格納されている。融合機101では、各画像出力形式の画像出力処理は、各画像出力形式に対応するアプリケーションにより制御される。
図2は、融合機101による画像形成処理の第1具体例について説明するための流れ図である。当該画像形成処理は、第1段階の画像入力処理S100、第2段階の画像処理S200、第3段階の画像出力処理S300により構成される。第1段階の画像入力処理S100により画像が入力されて、第2段階の画像処理S200により当該画像についての画像処理が実行されて、第3段階の画像出力処理S300により当該画像が出力される。
画像入力処理S100では、画像形成処理用の画像を入力する処理が実行される。画像入力処理S100としては、原稿から画像を取得するスキャン処理S110が存在する。スキャン処理S110は、原稿から画像を取得する画像取得処理S111、CCDセンサのバラツキを補正するシェーディング補正処理S112、カラースキャンデータのカラーのズレを補正するライン補正処理S113により構成される。
画像処理S200では、画像形成処理用の画像についての画像処理が実行される。画像処理S200としては、各画像出力形式に共通で且つ上記のスキャン処理S110に同期した前段の共通画像処理S210、各画像出力形式ごとに個別で且つ上記のスキャン処理S110に同期した後段の個別画像処理S220が存在する。共通画像処理S210は、1段目の地肌除去処理S211、2段目の像域分離処理S212、3段目のγ補正処理S213により構成される。個別画像処理S220は、1段目のフィルタ処理(平滑処理や強調処理)S221、2段目の孤立点除去処理S222、3段目の色補正処理S223、4段目の画像加工処理(ミラーリング処理や拡大縮小処理)S224により構成される。例えば、共通画像処理S210では、プリント処理でもデータ保存処理やメール配信処理でも同様に文字領域と絵柄領域に像域分離される。例えば、個別画像処理S220では、プリント処理ではRGBがCMYKに色変換されるのにデータ保存処理やメール配信処理ではRGBはRGBのままとなる。
画像出力処理S300では、画像形成処理用の画像を出力する処理が実行される。画像出力処理S300としては、原稿から取得された画像を印刷するプリント処理S310、原稿から取得された画像をファクシミリとして送信するファクシミリ送信処理S320、原稿から取得された画像をデータとして保存するデータ保存処理S330、原稿から取得された画像をメールに添付して配信するメール配信処理S340が存在する。なお、原稿から取得された画像については、プリント処理S310の一環として階調処理S311、ファクシミリ送信処理S320の一環としてエンコード処理S321、データ保存処理S330の一環として圧縮処理S331、メール配信処理S340の一環として圧縮処理S341が実行される。
なお、共通画像処理S210は各アプリケーションに共通の画像処理S200であり、個別画像処理S220は各アプリケーションごとに個別の画像処理S200であると言う事もできる。各アプリケーションに対応した画像処理S200は、オペレーションパネル151により指定されたアプリケーションの情報をCPU121が取得して、当該アプリケーションに対応した画像処理S200をCPU121がASIC123に実行させる事で実現される。例えば、スキャンデータのプリント処理用のアプリケーションに対応した画像処理S200として、文字領域と絵柄領域に像域分離されたり、RGBがCMYKに色変換されたりする事になる。
図2の判定部201は、上記のスキャン処理S110により原稿から取得された画像に所定画像が包含されているか否かを判定する機能ブロックである。図2の判定部201はここでは、上記の画像から所定画像を検出すべく上記の画像から所定サイズを切り出し、所定サイズの部分と所定画像の辞書とを比較し、上記の画像に所定画像が包含されているか否かを判定する。図2の判定部201はここでは、検出処理用プログラム163が起動されたSIMD122により実現される。
どの段階の上記画像について判定処理を実行するかについては次の通りである。判定部201は、個別画像処理S220に入る前の段階の上記画像に所定画像が包含されているか否かを判定する。個別画像処理S220に入った後の段階だと、各画像出力形式ごとに個別の画像処理により上記画像が各画像出力形式ごとに別々になり、各画像出力形式ごとに判定結果が別々になってしまったり、場合によっては各画像出力形式ごとに判定方法を別々にする必要が発生したりするからである。
判定部201は、より詳細には、共通画像処理S210の最初の段階又は途中の段階の上記画像に所定画像が包含されているか否かを判定する。共通画像処理S210のできるだけ上流の上記画像を判定対象(検出対象)とすると、判定遅延(検出遅延)が少なくて済むからである。なお、スキャン処理S110まで上流の上記画像を判定対象とすると、上記画像の画質の悪さが判定結果を悪くしてしまう。ここでは、地肌除去処理S211の後で像域分離処理S212の前の段階(共通画像処理S210の途中の段階)の上記画像を判定対象とするが、地肌除去処理S211の前の段階(共通画像処理S210の最初の段階)の上記画像を判定対象としてもよい。後者の方が判定遅延が少なくて済むが、前者の方が上記画像の画質が安定していて判定結果が安定している。
判定部201は、スキャン処理S110に同期して上記画像の最初から順に上記画像に所定画像が包含されているか否かを判定して行く。共通画像処理S210や個別画像処理S220と同様に、判定処理もスキャン処理S110に同期した処理なのである。
図2の破壊部202は、上記のスキャン処理S110により原稿から取得された画像に所定画像が包含されていると図2の判定部201により判定された場合、当該画像に破壊パターンを挿入して当該画像を破壊する機能ブロックである。図2の破壊部202はここでは、ASIC123により実現される。
どの段階の上記画像について破壊処理を実行するかについては次の通りである。破壊部202は、スキャン処理S110に同期しない処理に入る前の段階の上記画像に破壊パターンを挿入して上記画像を破壊する。スキャン処理S110に同期しない処理に入った後の段階だと、上記画像の処理の進行速度を各画像出力形式で同一にしない限り上記画像の処理の進行速度が各画像出力形式ごとに別々になり、各画像出力形式ごとに破壊量が別々になってしまったり、場合によっては各画像出力形式ごとに破壊方法を別々にする必要が発生したりするからである。なお、画像出力処理S300では、プリント処理S310はスキャン処理S110に同期した処理であるが、ファクシミリ送信処理S320やデータ保存処理S330やメール配信処理S340はスキャン処理S110に同期しない処理である。ここでは、破壊部202は、スキャン処理S110に同期した処理とスキャン処理S110に同期しない処理とが混在する画像出力処理S300に入る前の段階の上記画像に破壊パターンを挿入して上記画像を破壊する。画像出力処理S300に入った後の段階だと、スキャン処理S110に同期しない処理を考慮する必要が発生するからである。
破壊部202は、より詳細には、個別画像処理S220の途中の段階又は最後の段階の上記画像に破壊パターンを挿入して上記画像を破壊する。個別画像処理S220のできるだけ下流の上記画像を破壊対象(挿入対象)とすると、破壊遅延(挿入遅延)が少なくて済むからである。ここでは、画像加工処理S224の後の段階(個別画像処理S220の最後の段階)の上記画像を破壊対象とするが、色補正処理S223の後で画像加工処理S224の前の段階(個別画像処理S220の途中の段階)の上記画像を破壊対象としてもよい。前者には劣るが後者でも破壊遅延が少なくて済む。
破壊部202は、スキャン処理S110に同期して上記画像の途中から順に上記画像に破壊パターンを挿入して行き上記画像を破壊して行く。共通画像処理S210や個別画像処理S220と同様に、破壊処理もスキャン処理S110に同期した処理なのである。
図2の判定部201が、個別画像処理S220に入る前の段階の上記画像に所定画像が包含されているか否かを判定して、図2の破壊部202が、スキャン処理S110に同期しない処理に入る前の段階の上記画像に破壊パターンを挿入して上記画像を破壊する事により、判定処理と破壊処理とを共に各画像出力形式で共通にする事ができて非常に好適である。
図2の判定部201が、共通画像処理S210の最初の段階又は途中の段階の上記画像に所定画像が包含されているか否かを判定して、図2の破壊部202が、個別画像処理S220の途中の段階又は最後の段階の上記画像に破壊パターンを挿入して上記画像を破壊する事により、判定遅延と破壊遅延とを共に少なく済ませて情報漏洩量を少なく済ませる事ができて非常に好適である。
図3は、融合機101による画像形成処理の第2具体例について説明するための流れ図である。当該画像形成処理は、第1段階の画像入力処理S100、第2段階の画像処理S200、第3段階の画像出力処理S300により構成される。第1段階の画像入力処理S100により画像が入力されて、第2段階の画像処理S200により当該画像についての画像処理が実行されて、第3段階の画像出力処理S300により当該画像が出力される。
第1具体例と第2具体例とを比較する。第1具体例では、上記のスキャン処理S110により原稿から取得された画像に所定画像が包含されているか否かの判定結果(0か1かの2値信号)が、判定部201から破壊部202にCPU121を経由して提供される。これにより、判定結果をオペレーションパネル151に表示したり、判定結果をメールで通知したり、判定結果に応じてブザーを発生したり、判定結果に応じてパトランプを点灯したり等の様々な制御が実現可能になる。第2具体例では、上記のスキャン処理S110により原稿から取得された画像に所定画像が包含されているか否かの判定結果(0か1かの2値信号)が、判定部201から破壊部202にCPU121を経由せず直接的に提供される。これにより、判定処理から破壊処理に至る迄の遅延を少なく済ませて情報漏洩量を少なく済ませる事が可能になる。
融合機101は、破壊部202により上記の画像に挿入される破壊パターンを、各画像出力形式ごとに変化させる。例えば、カラースキャンデータのプリント処理ではCMYK用の破壊パターンが、カラースキャンデータのデータ保存処理やカラースキャンデータのメールのメール配信処理ではRGB用の破壊パターンが、スキャンデータのファクシミリ送信処理ではモノクロ用の破壊パターンが挿入される。破壊パターンの出力結果の見た目を同一にするためには、破壊パターンを別々にする必要があるからである。破壊パターンを変化させる主体は、第1具体例ではCPU121であるが第2具体例では破壊部202である。
図4は、判定処理と破壊処理について説明するための流れ図である。図4の縦軸X1は画像入力処理S100,画像処理S200,画像出力処理S300,等の処理から処理の変遷を表す。図4の縦軸X2は判定処理S400,破壊処理S500,等の処理から処理の変遷を表す。図4の横軸Yは各処理の時間の経過を表す。
縦軸X1方向には、画像A0のスキャン処理S110と共に、スキャン処理S110に同期かつスキャン処理S110に遅延した処理として、地肌除去処理S211,像域分離処理S212,γ補正処理S213,フィルタ処理S221,孤立点除去処理S222,色補正処理S223,画像加工処理S224が順に記載されている。縦軸X2方向には、スキャン処理S110に同期かつスキャン処理S110に遅延した処理として、画像A1の判定処理S400,画像A2の破壊処理S500が順に記載されている。
判定処理S400では、画像A1から所定画像「禁」を検出すべく画像A1から所定のサイズを切り出し、所定のサイズの部分と所定画像「禁」の辞書とを比較し、画像A1に所定画像「禁」が所定個数「10個」以上包含されているか否かを判定する。判定処理S400では、スキャン処理S110に同期して画像A1の最初L1の所から順に画像A1に所定画像が包含されているか否かを判定して行く。破壊処理S500では、画像A1に所定画像「禁」が所定個数「10個」以上包含されていると判定された場合、画像A2に破壊パターンPを挿入して画像A2を破壊する。破壊処理S500では、スキャン処理S110に同期して画像A2の途中L2の所から順に画像A2に破壊パターンPを挿入して行き画像A2を破壊して行く。
判定処理S400は、地肌除去処理S211の後の段階の画像(画像A1)を判定対象とする。図中のT1は判定対象の画像(画像A1)の到達時間、図中のR1は判定遅延に相当する。T1が大きくなるとR1も大きくなり、T1が小さくなるとR1も小さくなる事が解る。破壊処理S500は、画像加工処理S224の後の段階の画像(画像A2)を破壊対象とする。図中のT2は破壊対象の画像(画像A2)の到達時間に、図中のR2は破壊遅延に相当する。T2が大きくなるとR2は小さくなり、T2が小さくなるとR2は大きくなる事が解る。
情報漏洩量を小さくするには、画像A2に占める破壊パターンPの割合を大きくすればよい事が解る。画像A2に占める破壊パターンPの割合を大きくするには、判定遅延R1や破壊遅延R2を小さくすればよい事が解る。判定遅延R1を小さくするには判定対象の画像の到達時間T1を小さくすればよく、破壊遅延R2を小さくするには破壊対象の画像の到達時間T2を大きくすればよい。すなわち、情報漏洩量を小さくするには、判定対象の画像をできるだけ上流の画像として、破壊対象の画像をできるだけ下流の画像とするとよい事が解る。
本発明の実施例に該当する融合機を表す。 融合機による画像形成処理の第1具体例について説明するための流れ図である。 融合機による画像形成処理の第2具体例について説明するための流れ図である。 判定処理と破壊処理について説明するための流れ図である。
符号の説明
101 融合機
111 スキャナ
112 プリンタ
121 CPU
122 SIMD
123 ASIC
131 HDD
132 ROM
133 RAM
141 NIC
151 オペレーションパネル
161 オペレーティングシステム
162 アプリケーション
163 検出処理用プログラム
201 判定部
202 破壊部

Claims (6)

  1. 機密であることを示す同一の所定画像が、当該原稿の全面にわたって配置されている原稿の画像データに基づいて該原稿が機密であるかを判定する判定手段と、
    該判定手段により原稿が機密であると判定された場合に前記画像データを破壊する破壊手段と、
    原稿の画像データ又は破壊された画像データを出力する画像出力処理手段と、を有する画像処理装置であって、
    前記画像出力処理手段は、複数の出力形式により画像を出力することが可能であり
    スキャン処理を実行することにより原稿の画像を入力する画像入力手段と、
    各出力形式に共通した画像処理であって、前記スキャン処理に同期する共通画像処理を、入力された前記画像に施す第1の画像処理手段と、
    出力形式ごとに異なる画像処理であって、前記スキャン処理に同期する個別画像処理を、入力された前記画像に施す第2の画像処理手段と、を備え、
    前記判定手段は、
    前記画像入力手段によってそれまでに入力された部分画像に前記所定画像が含まれるかに基づいて、前記スキャン処理と並行し、原稿が機密であるかを順次判定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記個別画像処理を施す前の前記部分画像に基づいて、原稿が機密であるかを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1の画像処理手段は、
    入力された前記原稿に複数の共通画像処理を施し、
    前記判定手段は、
    全ての共通画像処理が完了する前の前記部分画像に基づいて、原稿が機密であるかを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の画像処理手段は、
    入力された前記原稿に複数の個別画像処理を施し、
    前記判定手段により原稿が機密であると判定された場合に、
    前記破壊手段は、
    全ての個別画像処理が完了する前の画像データを破壊することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像入力手段により複数の画像が入力された場合に、
    前記判定手段は、
    前記スキャン処理に同期して順次機密であるかを判定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像入力手段により複数の画像が入力された場合に、
    前記破壊手段は、
    前記スキャン処理に同期して順次画像データを破壊することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
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