JP4237337B2 - 不揮発性メモリセルを読み出すための装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性メモリセルを読み出すための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の様にメモリセルは、現在の所、適宜にバイアスされたセルに流れ込む電流を電圧に変換し、この様にして得られた電圧を基準セルで生成された基準電圧と比較する事によって、読み取られている。基準セルのチャージ状態は既知であり、かつ通常バージンセルである。実際、読み取られたメモリセルは、蓄積されたチャージ状態によって異なる電流を導通し、基準セル中を流れる電流との比較(センス・アンプによって実行される)によって、セルが書き込まれているか消去されているか、そして記憶されたデータが「0」あるいは「1」であるかの検出が可能である。
【0003】
図1は、読み取るべきセルアレイ2および基準セル3に接続された読み取り装置(センス・アンプ)1の、簡略化した図を示している。センス・アンプ1は、ソフト書き込み(セルの疑似書き込み)を防止するための回路4と、電流−電圧コンバータ5およびコンパレータ6を備えている。
セル読み取りの正確さは、したがって基準セルの満足な動作にかなり大きく依存する。
【0004】
現在、EPROMメモリ内において、基準セルは各出力に対して1個、アレイの1個のコラムを基準として使用して、メモリアレイ内に形成されている。この解決方法は、例えば、メモリセルしきい値に対する基準セルしきい値の分散度が低い事;メモリセルと一緒に基準セルをバイアスする事によってタイミングが単純化される事;およびセンス・アンプ分岐のバランス、のような幾つかの長所を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記解決方法はフラッシュタイプメモリに適用する事は出来ない。このタイプのメモリでは、(セクタにおいて生じる)メモリセル消去の間において、基準セルが空乏化(過消去)されるのを防止するために、基準セルをメモリセルの接地とは別に接地する事が必要である。更に、フラッシュタイプメモリでは、メモリアレイ内部への基準セルの配置は、例えば、サイクル問題を引き起こす事、更に基準セルの数が多い事に起因して、テストステップで必要な場合もある、基準しきい値の修正が妨げられる事、の様な基準セル自身へのストレスを引き起こす。従ってフラッシュ・メモリでは、基準セルは、メモリアレイの外部に配置された小さなアレイ中に集められている。これによって基準セルは、可能な最良の基準(しかしながらこれは全てのセンス・アンプに対して同じである) を得るために、テストステップの間に、消去しおよび/または書き込む事ができる。
【0006】
更に、メモリセルの正しい読み取りのために重要な特徴は、それらの分布を考慮に入れて、書き込まれかつ消去されたメモリセルの特性と比較し、基準セルの特性(基準特性)の位置付けに関係している。特に図2を参照すると、基準特性の位置は、最も悪く消去されたセルアレイの特性(しきい値Vtcを有するカーブIE )と最悪にプログラムされたセルの特性(しきい値Vtsを有するカーブIW )の中間であるべきである。このために、2個の解に基づいて既知のI/Vコンバータ、即ち、図2の基準特性R1 を提供する不均衡コンバータと、図3の基準特性R2 を提供する半並列コンバータが構成される。
【0007】
この2個の解は、異なる応用分野を有している。図2の、その第1は、高い電源レベル(5V)で作動するメモリに適し;図3のその第2は低電圧(3V未満)で作動するメモリに適している。
これらのコンバータにおいて、基準を正確に位置決めする事の必要性、およびI/Vコンバータ5の負荷の修正によって、セルトランス特性の利得(外部から見た利得)を正確に選択する事の必要性に由来して、重要な問題が生じる。実際、これらの動作はデリケートで時間を消費するものであり;更に基準セル(または複数の基準セル)はセルアレイの全体分布を代表するものではなく、更にその結果センス・アンプによるレスポンス分布の上昇をもたらす。最後に、基準セルは異なるストレスを受け、セルアレイと同じプログラム/消去サイクルを経験せず、しかもその一方で、読み取りの間にほぼ連続してバイアスされているので、セルアレイと同様にエイジングされる事はない。
【0008】
従って、基準セルの設計および制御は、困難でかつ複雑である。
本発明の目的は、従って上述の欠点を克服する事である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、未知のチャージ状態を記憶する2個のメモリセル(F1、F2)のそれぞれに接続可能な2個の入力ノード(11、12)を有する、不揮発性メモリセル(F1、F2)を読み出すための装置(10)であって、2入力コンパレータ回路(58)を備え、該2入力コンパレータ回路(58)は前記2入力ノード(11、12)の各1個にそれぞれ接続された2個の入力(41a、41b)を有し、前記チャージ状態を互いに比較し、更に出力において前記チャージ状態をコーディングする2ビット信号(01、02)を生成する事を特徴とする、不揮発性メモリセルを読み出すための装置が提供される。
【0010】
更に、それぞれ未知のチャージ状態を記憶する2個のメモリセル(F1、F2)に同時に供給し;前記チャージ状態のそれぞれの1個に関係する2個の電気量(Va、Vb)を生成する;各ステップからなり、前記2個の電気量(Va、Vb)を互いに比較し;前記比較に基づいて2ビット信号(01、02)を生成する;各ステップを特徴とする、不揮発性メモリセルを読み出すための方法、が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
実際、本発明による読み取り装置は、既知のチャージ状態を有する特別の基準セルを使用する事は無いが、しかし2ビットの読み取り、好ましくは1バイトの2ビットを、これらを互いのダイナミック基準として使用して、同時に互いに比較する。
【0012】
本発明を理解するために、好ましい実施形態を、全くの非限定的な事例として、添付図面と共に詳細に説明する。
図4において、一般に10で示す読出装置は、メモリセルF1およびF2にそれぞれ接続された第1および第2の入力ノード11、12と、出力電圧01および02を供給する第1および第2の出力ノード13、14を有している。不揮発性タイプで、特にフラッシュ・タイプのセルF1、F2は、好ましくは同時に読み出される単一バイトのセルであり、電源電圧が十分な値を有している場合、電源電圧Vccと同じ値を有し、かつそれ以外は適当な回路によってここでは議論しないがそれ自身周知の方法で昇圧された読出電圧VR によって、そのゲート端子がバイアスされている。
【0013】
各入力ノード11、12は、各フィードバックカスケード回路17、18によって、各第1の電流ミラー回路19、20の入力ノード19a、20aに接続されている。フィードバックカスケード回路17、18はノード11、19a及び12、20a間にそれぞれ配置された各NMOSトランジスタ21と、ノード11、12および各NMOSトランジスタ21のゲート端子間にそれぞれ配置されたインバータ22を備えている。フィードバックカスケード回路17、18は、周知の方法でソフト書き込み現象を防止するために、入力ノード11、12上に現れる電圧を調整する。第1の電流ミラー回路19、20は、ノード19a、20のそれぞれとVccにセットされた電源ライン30間にダイオード接続されたPMOS23と、電源ライン30と各出力ノード19b、20b間に接続されたトランジスタ24を備えている。トランジスタ23および24は互いに接続されたゲート端子を有している。出力ノード19b、20bはフィードバックカスケード回路17、18に等しい各フィードバックカスケード回路31、32によって、トランジスタ35および36を含むNMOSタイプの各第2の電流ミラー回路33、34の入力ノード33a、34aに接続され、その結果通常供給されるものよりも低いしきい値電圧を有する。特に、トランジスタ35は各入力ノード33a、34aおよび接地38間にダイオード接続されており;トランジスタ36は接地38に接続されたソース端子と各出力ノード33b、34bを形成するドレイン端子を有している。出力ノード33b、34bは、各フィードバックカスケード回路39、40によって、電流/電圧コンバータ41の第1および第2の入力/出力ノード41a、41bにそれぞれ接続されている。
【0014】
インバータ22がノード33b、各34bに接続された第1の入力と外部から供給されるイネーブル信号ENを受信するその他の入力を有するNORゲート42によって置き換えられている事実を除くと、フィードバックカスケード回路39、40はフィードバックカスケード回路17、18と類似している。NORゲート42の出力は、ノード33b、各34b、およびノード41a、各41b間に配置されたNMOSトランジスタ43のゲート端子に接続されている。NMOSタイプの第1の等化トランジスタ44が、ノード33bおよび34b間に接続され、信号ATDを受信する制御端子を有している。NMOSタイプの第2の等化トランジスタ45が、NMOSトランジスタ43のゲート端子間に接続され、また信号ATDを受信する制御端子を有している。更に、NMOSタイプの第3の等化トランジスタ46が、電流/電圧コンバータ41の入力/出力ノード41a、41b間に接続され、また信号ATDを受信する制御端子を有している。等化トランジスタ44〜46は、周知の方法で、ノード33b34bに現れる電圧と更に等化ステップにおいてノード41a、41b上に現れる電圧を互いに等化するように動作する。この場合、信号ATD(本読み取り装置を備えるメモリにおいてアドレス遷移の検出によって生成される)は、高い値を有し、かつ、セルF1およびセルF2にそれぞれ接続された2個の装置分岐(デバイスブランチ)が独立して進展し、セルF1、F2が書き込まれているかあるいは消去されているかに依存して、入力/出力ノード41a、41bに達する事が可能となるように、実際の読み取りステップの間にスイッチオフされる。
【0015】
電流/電圧コンバータ41は、一対のNMOSタイプの負荷トランジスタ49、50を備えている。これらのトランジスタは、ダイオード接続され、かつ入力ノード41a、各41b、電源ライン30に接続されたドレイン端子、ドレイン端子に接続されたゲート端子、およびソース端子に接続されたバルクを有している。負荷トランジスタ49、50は、図5の断面図において示されている様に、3重のウエルタイプである。図5において、負荷トランジスタ49、50のバルクは、N+ タイプのソース領域101およびドレイン領域102を収容するPウエルを含むものとして示されている。Pウエル100はソース領域101に電気的に接続され、VccにバイアスされたNウエル105中に収容されており、更に接地された基板106中に形成されている。それによって、バルクは基板106から電気的に分離され、ソース領域101と同じ電位を有し、その結果負荷トランジスタ49、50は特に低いしきい値電圧を有する。このしきい値電圧は、人体効果(body effect) (この効果によると、人体とソース領域間の電圧降下が増加すると、しきい値電圧が増加する)によって影響されない。
【0016】
各バイアス分岐51、52は各負荷トランジスタ49、50に並列に配置され;バイアス分岐51、52は互いに等しく、更にPMOSトランジスタ53とネイティブタイプのNMOSトランジスタ54を備え;PMOSトランジスタ53は電源ライン30に接続されたソース端子と、接地38に接続されたゲート端子と、更にNMOSトランジスタ54のドレイン端子に接続されたドレイン端子を有し;NMOSトランジスタ54は信号ATDを受信するゲート端子と各入力/出力ノード41a、41bに接続されたソース端子を有している。等化期間において、信号ATDがハイの場合、バイアス分岐51、52は電流の流量を周知の方法で初期設定し、かつ入力/出力ノード41a、41bをネイティブトランジスタのしきい値電圧よりも小さい電圧Vccに保持する。
【0017】
電流/電圧コンバータ41の第1および第2の入力/出力ノード41a、41bはコンパレータ回路58に接続されており、この回路58は互いに等しくかつ互いに並列に配置された第1および第2の分岐59、60を含んでいる。詳しく言うと、第1のブランチ59はPMOSトランジスタ63と、電源ライン30と接地38間に直列に接続された3個のNMOSトランジスタ65、67、69を備え;第2の分岐60はPMOSトランジスタ64と、同様に電源ライン30と接地38間に接続された3個のNMOSトランジスタ66、68、70を備えている。NMOSトランジスタはネイティブで、しきい値の低いタイプであり;第1の分岐59のPMOSトランジスタ63およびNMOSトランジスタ67、69は、全て第1の入力/出力ノード41aに接続されたゲート端子を有しており;第2の分岐60のPMOSトランジスタ64およびNMOSトランジスタ68、70は全て、第2の入力/出力ノード41bに接続されたゲート端子を有している。第1、第2の分岐59、60のNMOSトランジスタ65および66はダイオード接続され、各ソース端子に接続されたバルクを有し、かつ同様に負荷トランジスタ49、50の様に三重ウエルタイプである。第1、第2の分岐59、60のPMOSトランジスタ63、64は電源ライン30に接続されたソース端子とNMOSトランジスタ65、66のドレイン端子に接続されたゲート端子を有し;各NMOSトランジスタ65、67および66間の中間ノードは、読み取り装置10の第1の出力13と各第2の出力14を形成し;NMOSトランジスタ69、70のソース端子は接地38に接続されている。
【0018】
通常の状態において、セルF1、F2が同じバイトに属する場合、全バイトを読み取るためには、上記読み取り装置10と同様の構造の4個の読み取り装置が必要である。
図4の回路は以下の様に動作する。
消去された両メモリセルF1、F2
この場合、2個のセルF1およびF2が異なる電流を吸収しても、それらが吸収する電流は第1および第2の電流ミラー回路19、20および33、34において鏡映される。その後、等化ステップの終わりにおいて、信号ATDが再び低くなると、入力/出力ノード41a、41b上に現れる電圧は、第2の電流ミラー回路33、34のNMOSトランジスタ36のほぼしきい値まで降下する。このしきい値は、NMOSトランジスタ36がネイティブタイプであるため、非常に低い(約0.5V)。その結果、コンパレータ回路58のPMOSトランジスタ63、64はスイッチオンし、NMOSトランジスタ69、70はスイッチオフする。この状態において、PMOSトランジスタ63、64は、両出力13、14を、ネイティブNMOSトランジスタ65、66のしきい値よりも低い電源電圧Vccと同じ値を有する電圧値に設定し、その結果電圧01および02は両方ともハイとなって、論理状態“11”(2ビット論理信号)に対応する。この状態は、図6のシミュレーションに相当し、ここでVaは第1 の入力/ 出力ノード41aに現れる電圧であり、Vbは第2の入力/出力ノード41bに現れる電圧であり、かつその他の電圧は既に説明した意味を有する。
【0019】
書き込まれたメモリセルF1およびF2
この場合、セルは電流を吸収せず、或いは小さな電流のみを吸収し、この電流値は互いに異なる場合もある。最も悪い状態にあっても、セルF1、F2によって吸収されかつ第1および第2の電流ミラー回路19、20および22、23において鏡映される電流は、入力/出力ノード41a、41bにおける電圧を低下させるに充分ではない。この電圧は、実際理想的な状態ではその最大値に達し、この値はネイティブな負荷トランジスタ49、50のしきい値(0.5V)よりも低い電源電圧Vccに等しい。その結果、コンパレータ回路58のPMOSトランジスタ63、64はスイッチオフのままであり、かつNMOSトランジスタ67〜70はスイッチオンのままである。出力13、14における電圧01および02はこの様にして低く、論理状態“00”に相当する。この状態は図7のシミュレーションに対応する。
【0020】
消去されたセルF1および書き込まれたセルF2
この場合、セルF1は高電流を導通し、一方セルF2は電流を導通せずあるいは非常に小さな電流を導通する。従って、第1の入力/出力ノード41aの電圧Vaは低く、第2の入力/出力ノード41bの電圧Vbは高く;PMOSトランジスタ63はスイッチオンし、NMOSトランジスタ67、69はスイッチオフし、PMOSトランジスタ64はスイッチオフのままであり、更にNMOSトランジスタ69、70はスイッチオンのままである。第1の出力13の電圧01は従って高く、第2の出力14の電圧02は低く、論理状態“10”に相当する。この状態は、図8のシミュレーションに相当する。
【0021】
書き込まれたセルF1と消去されたセルF2
この状態は、上述の状態と二元的な状態であり、その結果、論理状態“01”を得る。電圧01および02は、その後、それらの値を完全なCMOS値に設定する構造によって、都合良くバッファされる。
実際、記載した装置において、2個のメモリセルの内容を比較しその結果を出力に2ビット信号として供給するコンパレータ回路を使用する事、および、コンパレータ回路と同様に電流/電圧コンバータにおいて、ネイティブで、しきい値が低いトランジスタを使用する事は、出力において、全4個の可能な状態(書き込み、消去)をコーディングする不明瞭でない2値信号を提供する。この4個の可能な状態は、2個のメモリセルによって記憶され、そのチャージ状態は、基準セルまたは複数の基準セルの特性および配置が正確に分かっている既知の回路とは異なって、予め知られていない。
【0022】
説明した装置および方法の利点は以下の通りである。基準セルの削除によって、上述の精密性と、設計および制御の問題が解決され;更にEWS(電気的ウエファ分類)におけるメモリセルまたは複数のメモリセルの制御および配置のために必要な全ての回路の削除が可能となる。更に、EWSステップにおいて時間を節約し、更に全バイトを読み取るために、説明したように4個の回路のみしか必要としない。
【0023】
最後に、ここに記載し説明した読み取り装置および方法に対して種々の修正および変更が可能であり、またこの修正および変更は請求の範囲に規定するように、本発明の範囲内である事は明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知のタイプのセンス・アンプの回路図形を示す。
【図2】既知の電流/電圧変換解におけるメモリセルおよび基準セルの特性を示す。
【図3】既知の電流/電圧変換解におけるメモリセルおよび基準セルの特性を示す。
【図4】本発明による読み取り装置の簡略化された回路図形を示す。
【図5】図4の部品を提供する半導体材料ウエハーの一部分を通る断面図を示す。
【図6】異なる3個の読み出し状態において、図4の回路上で測定された、電気量プロットを示す。
【図7】異なる3個の読み出し状態において、図4の回路上で測定された、電気量プロットを示す。
【図8】異なる3個の読み出し状態において、図4の回路上で測定された、電気量プロットを示す。
【符号の説明】
10…読み取り装置
11、12…入力ノード
13、14…中間ノード
F1、F2…メモリセル
17〜54…チャージ検出手段
19、20、33、34…電流ミラー回路
30、38…基準電位構造
41…コンパレータ
41a、41b…入力
49、50…負荷トランジスタ
58…2入力比較回路
59、60…第1および第2の分岐
63、64、65、66、67、68、69、70…トランジスタ
Claims (11)
- 未知のチャージ状態を記憶する2個のメモリセル(F1、F2)のそれぞれに接続可能な2個の入力ノード(11、12)を有する、不揮発性メモリセル(F1、F2)を読み出すための装置(10)であって、2入力コンパレータ回路(58)を備え、該2入力コンパレータ回路(58)は前記2入力ノード(11、12)の各1個にそれぞれ接続された2個の入力(41a、41b)を有し、前記チャージ状態を互いに比較し、更に出力において前記チャージ状態をコーディングする2ビット信号(01、02)を生成する事を特徴とする、不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記2入力コンパレータ回路(58)は、互いに等しくかつ第1および第2の基準電位構造(30、38)間に並列に接続された第1および第2の分岐(59、60)を備え;前記第1の分岐(59)は前記2入力コンパレータ回路の前記2個の入力の第1のもの(41a)を定義し、前記第2の分岐(60)は前記2個の入力の第2のものを定義する事を特徴とする、請求項1に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記第1および第2の分岐(59、60)は、それぞれ、互いに直列に接続されかつ相補型である第1(63、64)および第2(69、70)のトランジスタを備え、各分岐の前記第1および第2のトランジスタは共に接続されかつ前記2入力コンパレータ回路(58)の前記第1および第2の入力(41a、41b)のそれぞれの1個に接続されたゲート端子を有する事を特徴とする、請求項2に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記2入力コンパレータ回路(58)の各分岐(59、60)は、付加的に、前記第1(63、64)と第2(69、70)のトランジスタ間に直列に接続された第3(65、66)と第4(67、68)のトランジスタを備え;前記第3および第4のトランジスタは低しきい値タイプであり、かつ互いの間で前記2入力コンパレータ回路(58)の各出力を形成する中間ノード(13、14)を定義する事を特徴とする、請求項3に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記第1の基準電位構造(30)は電源電圧Vccに接続されており、前記第2および第2の分岐(59、60)の前記第2のトランジスタ(63、64)は前記第1の基準電位構造(30)に接続されており、前記第1および第2 の分岐(59、60)の前記第3のトランジスタ(65、66)は前記2入力コンパレータ回路(58)の前記それぞれの第1のトランジスタおよびそれぞれの出力(13、14)間にダイオード接続されており、更に3重ウエルタイプで有る事を特徴とする、請求項4に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記2入力ノード(11、12)および前記2入力コンパレータ回路(58)の前記2入力(41a、41b)間に配置され、更に前記チャージ状態に関連した電気量を生成する検出手段(17〜54)を特徴とする、請求項1乃至5の何れか1項に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記チャージ検出手段は、電流/電圧コンバータ(41)を備える事を特徴とする、請求項6に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記電流/電圧コンバータ(41)は2個の分岐を備え、各分岐は、それぞれの入力ノード(11、12)と電源ライン(30)間に接続された少なくとも1個の負荷トランジスタ(49、50)を含み;前記負荷トランジスタはダイオード接続されかつ3重ウエルタイプで有る事を特徴とする、請求項6または7に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記電流/電圧コンバータ(41)の各分岐は付加的に、それぞれの入力ノード(11、12)とそれぞれの負荷トランジスタ(49、50)間に配置された第1(19、20)と第2(33、34)の電流ミラー回路を備える事を特徴とする、請求項8に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- 前記電流ミラー回路(33、34)は前記それぞれの負荷トランジスタ(49、50)に接続され、かつ低しきい値タイプである事を特徴とする、請求項9に記載の不揮発性メモリセルを読み出すための装置。
- それぞれ未知のチャージ状態を記憶する2個のメモリセル(F1、F2)に同時に供給し;
前記チャージ状態のそれぞれの1個に関係する2個の電気量(Va、Vb)を生成する;各ステップからなり、
前記2個の電気量(Va、Vb)を互いに比較し;
前記比較に基づいて2ビット信号(01、02)を生成する;各ステップを特徴とする、不揮発性メモリセルを読み出すための方法。
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