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JP4236952B2 - connector - Google Patents

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JP4236952B2
JP4236952B2 JP2003039817A JP2003039817A JP4236952B2 JP 4236952 B2 JP4236952 B2 JP 4236952B2 JP 2003039817 A JP2003039817 A JP 2003039817A JP 2003039817 A JP2003039817 A JP 2003039817A JP 4236952 B2 JP4236952 B2 JP 4236952B2
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pipe
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茂雄 大井
健慈 戸崎
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Togo Seisakusho Corp
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Togo Seisakusho Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/12Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
    • F16L37/14Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain
    • F16L37/142Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain where the securing element is inserted tangentially
    • F16L37/144Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain where the securing element is inserted tangentially the securing element being U-shaped
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L2201/00Special arrangements for pipe couplings
    • F16L2201/10Indicators for correct coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管接続に使用されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコネクタには、例えば特許文献1等に記載されたものがある。その特許文献1のものは、図14に示すように、コネクタ本体110とリテーナ130を備えている。コネクタ本体110は、配管107を挿入可能に形成されている。また、リテーナ130は、コネクタ本体110に取付けられて、そのコネクタ本体110に挿入された配管107を抜け止めする抜け止め位置へ移動可能とされる。そして、リテーナ130は、コネクタ本体110の正規の接続位置に配管107が完全に挿入されたときに抜け止め位置へ移動させることができ、その配管107の挿入が不完全のときは抜け止め位置への移動が阻止される。したがって、リテーナ130の抜け止め位置への移動の可否によって、コネクタ本体110の正規の接続位置に配管107が完全に挿入されているか否かを確認することができる。
【0003】
【特許文献1】
特表平10−509232号公報(第4−9頁、第1,2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特許文献1によれば、コネクタ本体110に配管107を挿入した後にリテーナ130を抜け止め位置へ移動させているが、そのリテーナ130が抜け止め位置まで完全に移動されたか否かまでは確認することができなかった。
また、例えば自動車の燃料配管等に使用されるコネクタにおいては、配管107の接続作業者による確認作業に加え、後工程での検査者の目視による再確認作業、いわゆるダブルチェックが行なわれている。
したがって、上記特許文献1のものでは、リテーナ130が抜け止め位置まで移動されているか否か、リテーナ130が抜け止め位置にあるか否かを目視によって再確認することが難しい。
さらに、上記燃料配管等のコネクタは、自動車のフロア下面における狭隘な場所に配置されることが多いため、前記再確認作業は遠く離れた場所からの目視となり、再確認が一層難しいものとなっていた。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、配管の接続作業者による確認作業及び後工程での検査者の目視による再確認作業を容易に行うことのできるコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の請求項1に記載された発明のコネクタは、コネクタ本体とリテーナとチェッカーとを備える。前記コネクタ本体は、配管を挿入可能に形成される。前記リテーナは、前記コネクタ本体に設けられ、かつそのコネクタ本体の正規の接続位置に挿入された配管を抜け止めする抜け止め位置へ移動可能とされる。前記チェッカーは、前記コネクタ本体に取外し可能に設けられる。前記コネクタ本体と前記リテーナとの間には、相互の係合によって該リテーナを仮止め位置に保持し、かつ前記コネクタ本体の正規の接続位置に挿入された配管によって前記係合が解除される第1の係合手段を設けている。前記コネクタ本体と前記チェッカーとの間には、相互の係合によって該チェッカーを保持し、かつ前記抜け止め位置へ移動された前記リテーナによって前記係合が解除される第2の係合手段を設けている。
このように構成すると、コネクタ本体の正規の接続位置に配管が挿入されることにより、第1の係合手段の係合が解除される。このため、仮止め位置に保持されていたリテーナを抜け止め位置へ移動させることができる。そして、リテーナが抜け止め位置へ移動されることにより、前記配管が抜け止めされる。これとともに、第2の係合手段の係合が解除される。このため、コネクタ本体に保持されていたチェッカーを取外すことができる。
ところで、仮に、コネクタ本体の正規の接続位置に配管が挿入されないとき、すなわち挿入が不完全のときは、第1の係合手段の係合が解除されない。このため、リテーナは、仮止め位置に保持されたままとなって、抜け止め位置へ移動させることができない。さらに、リテーナが抜け止め位置へ移動されないと、第2の係合手段の係合が解除されない。このため、チェッカーは、コネクタ本体に保持されたままとなって、取外すことができない。すなわち、コネクタ本体の正規の接続位置に配管が挿入されることと、次にリテーナが抜け止め位置まで移動されることの条件が成立しない限り、チェッカーを取外すことができない。
したがって、チェッカーが取外されているか否かによって、配管の接続作業者による確認作業及び後工程での検査者の目視による再確認作業を容易に行うことができる。
【0007】
また、本発明の請求項2に記載された発明のコネクタは、請求項1に記載のコネクタにおける前記チェッカーが、前記コネクタ本体に仮止めされたリテーナを取り囲むように形成されている。
このように構成すると、チェッカーを取外す前は、そのチェッカーによってリテーナが取り囲まれる。また、チェッカーが取外されたときは、リテーナが露出される。したがって、チェッカーが視認されたときは配管の接続が不完全であることが判別でき、リテーナが視認されたときは配管の接続が完全であることが判別できる。このため、チェッカーの視認の可否と、リテーナの視認の可否とによって、配管の接続の合否を容易に判別することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を説明する。図2及び図3に示すように、コネクタ1は、コネクタ本体10とリテーナ30とチェッカー40とを備えている(図1参照)。また、図1において、コネクタ1に接続される配管7は、例えば金属製で、ほぼ丸パイプ状に形成されている。配管7の先端面から所定間隔を隔てた位置の外周面上には、環状に突出するバルジ部からなるフランジ部7aが形成されている。以下、コネクタ本体10、リテーナ30、チェッカー40を順に説明する。
【0009】
まず、コネクタ本体10から説明する。図2及び図3に示すように、コネクタ本体10は、例えば樹脂製で、ほぼ円筒状に形成されている。コネクタ本体10の一端部(図2及び図3において右端部)が前記配管7(図1参照)を接続する配管接続部11となっている。また、コネクタ本体10の他端部(図2及び図3において左端部)は、例えば合成樹脂製のチューブ(図示省略)が嵌合によって装着されるチューブ接続部12となっている。なお、以下、コネクタ1の配管接続側を前側、チューブ接続側を後側として、以下の説明を行なう。
【0010】
コネクタ本体10内の中空部は、後方から前方に向かって内径を段階的に大きくする段付孔状をなす第1〜第4の孔部13〜16によって形成されている。第3の孔部15内には、前後2個のOリング17が配置されているとともに、両Oリング17の間に位置する樹脂製のスペーサリング18が固定されている。コネクタ本体10内には、第3の孔部15と第4の孔部16に跨る樹脂製のストッパリング19が固定されている。なお、後側のOリング17はスペーサリング18によって抜け止めされており、前側のOリング17はストッパリング19によって抜け止めされている。
【0011】
図1に示すように、前記コネクタ本体10の配管接続部11の外周面には、その前側から後方に向かって所定間隔を隔てて平行状に並ぶ第1〜第3の規制フランジ21〜23が形成されている。各規制フランジ21〜23は、上下左右の側縁部を有するほぼ四角形状に形成されている。第2の規制フランジ22は、配管接続部11の上側部を露出するようにして形成されている。
【0012】
図1に示すように、前記第1の規制フランジ21と第2の規制フランジ22との間における配管接続部11には、その下端面の接線方向に沿って水平状をなす平坦下面24(図6参照)が形成されている。平坦下面24の左右両端部は、立上がり側面11aを介して配管接続部11の両側端面に接続されている(図1参照)。なお、平坦下面24は、第1及び第2の両規制フランジ21,22の下縁部よりも僅かに凹んでいる。
【0013】
図1に示すように、前記第2の両規制フランジ22と第3の規制フランジ23との間には、配管接続部11の下端面の接線方向に沿って左右方向へ水平状に張り出す下板部25が形成されている(図4及び図5参照)。なお、下板部25の左右両端部は両規制フランジ22,23の両側縁部と同一平面をなし、また、下板部25の下面は両規制フランジ22,23の下縁部と同一平面をなしている。
【0014】
図1に示すように、前記配管接続部11の上半部には、第1の規制フランジ21と第2の規制フランジ22との間の前半部分に位置する左右一対の差込孔26が左右対称状に形成されている(図6参照)。また、図6に示すように、配管接続部11の下半部には、両差込孔26に対応する左右一対の受入孔28が左右対称状に形成されている。両受入孔28の上半部には、後方に向けて凹む凹部29(図2参照)がそれぞれ形成されている。また、凹部29の下縁部は配管接続部11の内周側に形成されており、その下縁部から下方の前記立上がり側面11aの上端部に向かって傾斜する傾斜面11bが形成されている(図1参照)。
【0015】
次に、リテーナ30を説明する。図1及び図9に示すように、リテーナ30は、樹脂製で、基板部31と左右のガイド片32と左右の検知片34と左右の抜止片37とを有している。
図1に示すように、基板部31は、ほぼ平板状に形成されている。基板部31は、前記コネクタ本体10における第1の規制フランジ21と第3の規制フランジ23との間にその上方から嵌合可能に形成されている。また、左右のガイド片32は、基板部31の後半部の左右両端部からそれぞれ左右対称状でかつ下方へ延びる長細板状に形成されている(図10参照)。両ガイド片32は、コネクタ本体10における第2の規制フランジ22と第3の規制フランジ23との間に上方から下方へスライド可能に係合されている(図3〜図5参照)。
【0016】
図1に示すように、左右の検知片34は、基板部31の前半部の左右両端部からそれぞれ左右対称状でかつ下方へ延びる長細板状に形成されている。両検知片34は、コネクタ本体10における第1の規制フランジ21と第2の規制フランジ22との間に上方から下方へスライド可能に係合されている(図3及び図6参照)。なお、検知片34とガイド片32との間の隙間には、前記第2の規制フランジ22が相対的に介入されている(図3参照)。
【0017】
両検知片34は、下端部を拡げる方向へ弾性変形すなわち撓み変形可能に形成されている(図6中、二点鎖線34参照)。図1に示すように、両検知片34の下端部には、ほぼ四角形板状の検知突起35が対向状に突出されている。図10に示すように、各検知突起35の先端部には、下面側から先端に向かって上方へ傾斜する第1のガイド斜面35a(図6参照)と、前面側から先端に向かって後方へ傾斜する第2のガイド斜面35b(図3参照)が形成されている。両検知突起35は、各検知片34の弾性変形を利用してコネクタ本体10の各受入孔28の上端部に凹部29内に入り込んだ状態で係合されている(図2参照)。この状態では、両検知突起35の先端部が配管接続部11内に突出されている(図3及び図6参照)。このリテーナ30の位置が、本明細書でいう「仮止め位置」に相当している。
【0018】
なお、コネクタ本体10に対するリテーナ30の仮止め位置への取付け時において、両検知突起35の第1のガイド斜面35aは、配管接続部11の外周面に沿って摺動しつつ、両検知片34を拡げる方向へ弾性変形させる。その弾性変形された両検知片34は、両検知突起35が両受入孔28の凹部29と対応することによって弾性復元し、両検知突起35を両受入孔28の凹部29内に係合させる。このとき、両検知突起35が、両受入孔28の凹部29の上下面と対面することによって、リテーナ30の上下動が規制される。
【0019】
図1及び図9に示すように、左右の抜止片37は、基板部31の前端部からそれぞれ左右対称状でかつ下方へ延びる長細板状に形成されている。両抜止片37の相互間には、逆U字状をなしかつ配管7を径方向に受入可能な係止溝38が形成されている。両抜止片37は、前記コネクタ本体10の両差込孔26に上方から差込まれている(図6参照)。また、図6に示すように、前記リテーナ30が仮止め位置にあるときは、両抜止片37が上方へ後退している。また、両抜止片37の上端部の相互間には、割込み溝39が形成されている。割込み溝39は、コネクタ本体10における両差込孔26の間の仕切り部(符号、11cを付す)を相対的に受入れ可能に形成されている。
【0020】
次に、チェッカー40を説明する。図1に示すように、チェッカー40は、樹脂製で、前板部41と後板部45と左右の両側枠部46とにより上下方向に開口するほぼ四角形筒状に形成されている。チェッカー40は、前記コネクタ本体10に第1〜第3の規制フランジ21〜23及びリテーナ30を取り囲むように上方から取付けられており、その前後方向及び左右方向の移動が規制されている(図3参照)。
【0021】
図1に示すように、前板部41には、ほぼ逆U字状の開口溝41aが形成されている。開口溝41aは、コネクタ本体10内への前記配管7の挿入を許容し、また、コネクタ本体10内へ挿入された配管7から上方へのチェッカー40の抜き外しも許容する。前板部41の上縁部上には、ほぼ環状の操作部43が接続部42を介して接続されている(図11〜図13参照)。
また、図1に示すように、後板部45には、ほぼ逆U字状の受入溝45aが形成されている。受入溝45aは、コネクタ本体10に後板部45を上方から抜き外し可能に嵌合されている(図2及び図3参照)。
【0022】
図3及び図6に示すように、前板部41と両側枠部46とのなす両隅角部には、縦方向に延びる前側の当接部47がそれぞれ形成されている。前側の両当接部47の下端部には、下方に向かって次第に広がるガイド斜面47a(図6及び図13参照)が形成されている。また、後板部45と両側枠部46とのなす両隅角部には、前側の当接部47と前後方向に関してほぼ線対称状をなしかつガイド斜面48a(図11参照)を有する後側の当接部48がそれぞれ形成されている。前側の両当接部47が前記第1の規制フランジ21の左右両側面に対面するとともに、後側の両当接部48が前記第3の規制フランジ23の左右両側面に対面することによって、コネクタ本体10の左右方向の移動が規制される。また、両当接部47,48のガイド斜面47a,48aは、コネクタ本体10に対するチェッカー40の上方からの取付け時において、当該規制フランジ21,23の上端隅角部と当接しながら摺動することにより、チェッカー40を所定の嵌合位置へ誘導する。
【0023】
図6に示すように、前記両側枠部46内の開口部分は、前記リテーナ30の両検知片34の弾性変形(図6中、二点鎖線34参照)を許容する逃がし部50となっている。また、図1に示すように、両側枠部46には、逃がし部50の後側において上縁部からそれぞれ下方へ延びる長細板状の係合片52が形成されている(図12参照)。両係合片52は、下端部を拡げる方向へ弾性変形すなわち撓み変形可能(図12中、二点鎖線52参照)に形成されている。図4及び図5に示すように、両係合片52は、前記リテーナ30のガイド片32に沿って平行状に延びている。両係合片52の下端部には、ほぼ三角形状の係合突起53が対向状に突出されている。図11及び図12に示すように、両係合突起53は、上端部から先端部に向かって傾斜する上向き斜面53aと、下端部から先端部に向かって傾斜する下向き斜面53bとを有している。両係合突起53の先端部には、前後方向に横切る係合溝55が形成されている。両係合突起53の係合溝55は、図4及び図5に示すように、前記コネクタ本体10における下板部25の両端部に対して両係合片52の弾性変形(図12中、二点鎖線52参照)を利用して係合されている。これにより、コネクタ本体10に対するチェッカー40の上下方向の移動が規制される。
【0024】
なお、コネクタ本体10に対するチェッカー40の上方からの取付け時において、両係合突起53の下向き斜面53bは、下板部25の両端部に沿って摺動しつつ、両係合片52を拡げる方向に弾性変形(図12中、二点鎖線52参照)させる。その弾性変形された両係合片52は、両係合溝55が下板部25の両端部と対応することによって弾性復元し、両係合溝55を下板部25の両端部に係合させる。また、係合溝55の前半部における上方部分及び後半部における下方部分は肉抜きされている。
【0025】
上記のように構成されたコネクタ1は、以下のようにして使用される。まず、図2〜図6に示されるコネクタ1のコネクタ本体10の配管接続部11内に配管7(図1参照)を挿入する。このとき、配管7のフランジ部7aがストッパリング19の前端面に当接することにより、配管7がコネクタ本体10の正規の接続位置に完全に挿入される(図7参照)。この状態では、図7に示すように、配管7は、ストッパリング19、前側のOリング17、スペーサリング18及び後側のOリング17を順次貫通する。このとき、配管7の先端部は、コネクタ本体10の第2の孔部14内に達する。また、配管7の外周面には、両Oリング17が弾性変形を利用して接触し、両者7,10の相互間の気密が保持される。
【0026】
配管7がコネクタ本体10の正規の接続位置に挿入されると、その配管7のフランジ部7a(図1参照)がリテーナ30における両検知片34の検知突起35の第2のガイド斜面35b(図2参照)に当接しつつ摺動する。すると、両検知片34が拡げられる方向に弾性変形(図6中、二点鎖線34参照)され、両検知片34の検知突起35が両受入孔28の凹部29から側方へずれる。これにより、両受入孔28の凹部29に対する両検知突起35の下面の係合が解除されるため、リテーナ30の下方への移動が可能になる。すなわち、配管7がコネクタ本体10の正規の接続位置に挿入されない限り、両受入孔28の凹部29の下縁部に対する両検知突起35の下面の係合が解除されないため、リテーナ30を下方へ移動させることができない。なお、両受入孔28の凹部29と両検知片34とは、本明細書でいう「第1の係合手段」を構成している。
【0027】
続いて、リテーナ30の基板部31を下方へ押し込むと、図7及び図8に示すように、リテーナ30が下方へ移動される。そして、両検知片34の検知突起35が、コネクタ本体10の壁部11aの傾斜面11bに沿って摺動しつつ下降し、最終的には平坦下面24を通過することによって、両検知片34が弾性復元する。すると、両検知突起35が平坦下面24の下側に係合することにより、リテーナ30の上動が規制される(図7参照)。これとともに、コネクタ本体10の仕切り部分11cにリテーナ30の割込み溝39が相対的に係入され、基板部31がコネクタ本体10の上側面と対面することにより、リテーナ30の下動が規制される(図7参照)。このリテーナ30の位置が、本明細書でいう「抜け止め位置」に相当している。
【0028】
上記したように、リテーナ30が抜け止め位置に移動されると、両抜止片37が配管7に対してフランジ部7aの反挿入側すなわち前側おいて係合する(図7参照)。これによって、配管7の抜け方向の移動が規制される、すなわち抜止めされる。このとき、両抜止片37の下端部が、コネクタ本体10の両受入孔28(図6参照)内にそれぞれ係入されることにより、両抜止片37の補強がなされる。
【0029】
また、リテーナ30が抜け止め位置へ移動するにともない、リテーナ30の両ガイド片32が下降し、チェッカー40における両係合片52の係合突起53の上向き斜面53aに当接しつつ摺動する(図8参照)。すると、図8に示すように、両係合片52が拡げられる方向に弾性変形されることにより、下板部25に対する係合溝55の係合が解除される。このため、チェッカー40の上方への取外しが可能になる。すなわち、リテーナ30を抜け止め位置へ移動しない限り、チェッカー40を上方へ抜外すことができない。なお、下板部25と両係合片52とは、本明細書でいう「第2の係合手段」を構成している。
【0030】
その後、チェッカー40の操作部43を摘まんで上方へ引っ張ることにより、チェッカー40をコネクタ本体10から取外すことができる(図8中、二点鎖線40参照)。このとき、チェッカー40における両係合片52の係合突起53は、リテーナ30の両ガイド片32に沿って上方へ摺動するため、両係合片52が拡げられる方向に弾性変形されたままチェッカー40が上方へ移動する。そして、両係合片52の係合突起53がリテーナ30の両ガイド片32から上方へ外れることにより、両係合片52は弾性復元する(図8中、二点鎖線52参照)。
【0031】
上記したコネクタ1によれば、コネクタ本体10の正規の接続位置に配管7が挿入されることにより、両受入孔28の凹部29と両検知片34とによる第1の係合手段の係合が解除される。このため、仮止め位置に保持されていたリテーナ30を抜け止め位置へ移動させることができる。そして、リテーナ30が抜け止め位置へ移動されることにより、前記配管7が抜け止めされる。これとともに、下板部25と両係合片52とによる第2の係合手段の係合が解除される。このため、コネクタ本体10に保持されていたチェッカー40を取外すことができる。
【0032】
ところで、仮に、コネクタ本体10の正規の接続位置に配管7が完全に挿入されないとき、すなわち挿入が不完全のときは、両受入孔28の凹部29と両検知片34とによる第1の係合手段の係合が解除されない。このため、リテーナ30は、仮止め位置に保持されたままとなって、抜け止め位置へ移動させることができない。さらに、リテーナ30が抜け止め位置へ移動されないと、下板部25と両係合片52とによる第2の係合手段の係合が解除されない。このため、チェッカー40は、コネクタ本体10に保持されたままとなって、取外すことができない。
すなわち、コネクタ本体10の正規の接続位置に配管7が挿入されることと、次にリテーナ30が抜け止め位置まで移動されることの条件が成立しない限り、チェッカー40を取外すことができない。したがって、チェッカー40が取外されているか否かによって、配管7の接続作業者による確認作業及び後工程での検査者の目視による再確認作業を容易に行うことができる。
【0033】
また、コネクタ1におけるチェッカー40が、コネクタ本体10に仮止めされたリテーナ30を取り囲むように形成されている(図3参照)。このため、チェッカー40を取外す前は、そのチェッカー40によってリテーナ30が取り囲まれる。また、チェッカー40が取外されたときは、リテーナ30が露出される。したがって、チェッカー40が視認されたときは配管7の接続が不完全であることが判別でき、リテーナ30が視認されたときは配管7の接続が完全であることが判別できる。このため、チェッカー40の視認の可否と、リテーナ30の視認の可否とによって、配管7の接続の合否を容易に判別することができる。
【0034】
また、上記実施の形態において、例えば、コネクタ本体10は黒色等の暗色、またリテーナ30は茶色等の中間色、チェッカー40は黄色等の明色というように、コネクタ本体10、リテーナ30及びチェッカー40の色分けがなされている。したがって、コネクタ本体10、リテーナ30及びチェッカー40を色分けによって容易に識別することができ、配管7の接続の合否を一層容易に判別することができる。
【0035】
なお、上記実施の形態では、チェッカー40の係合片52を側枠部46に対して長細板状に形成したが、その係合片52を側枠部46に対して一体状に接続する形態も考えられる。すなわち、側枠部46を幅広状に形成し、その側枠部46の内側面に係合溝55を有する係合突起53を形成する。このように構成すると、側枠部46の弾性変形を利用することによって、係合突起53の係合溝55をコネクタ本体10における下板部25に係合させることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のコネクタによれば、コネクタ本体の正規の接続位置に配管が挿入されることと、次にリテーナが抜け止め位置まで移動されることの条件が成立しない限り、チェッカーを取外すことができない。したがって、チェッカーが取外されているか否かによって、配管の接続作業者による確認作業及び後工程での検査者の目視による再確認作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるコネクタを示す分解斜視図である。
【図2】コネクタを示す側断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図2のV−V線矢視断面図である。
【図6】図2のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】配管の挿入完了状態でかつリテーナを押し込んだ状態のコネクタを示す側断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】リテーナを示す裏面図である。
【図10】図9のX−X線矢視断面図である。
【図11】チェッカーを示す側断面図である。
【図12】図11のXII−XII線矢視断面図である。
【図13】図11のXIII−XIII線矢視断面図である。
【図14】従来の技術にかかるコネクタを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ
7 配管
10 コネクタ本体
30 リテーナ
40 チェッカー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connector used for pipe connection.
[0002]
[Prior art]
Conventional connectors include those described in Patent Document 1, for example. The thing of the patent document 1 is provided with the connector main body 110 and the retainer 130, as shown in FIG. The connector main body 110 is formed so that the pipe 107 can be inserted. In addition, the retainer 130 is attached to the connector main body 110 and can be moved to a retaining position for retaining the pipe 107 inserted into the connector main body 110. The retainer 130 can be moved to the retaining position when the pipe 107 is completely inserted into the normal connection position of the connector main body 110, and to the retaining position when the insertion of the pipe 107 is incomplete. Movement is prevented. Therefore, whether or not the pipe 107 is completely inserted into the regular connection position of the connector main body 110 can be confirmed based on whether or not the retainer 130 can be moved to the retaining position.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 10-509232 A (page 4-9, FIGS. 1 and 2)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
According to Patent Document 1 described above, the retainer 130 is moved to the retaining position after the pipe 107 is inserted into the connector main body 110, but it is confirmed whether or not the retainer 130 has been completely moved to the retaining position. I couldn't.
For example, in a connector used for a fuel pipe of an automobile, in addition to a confirmation work by a connection worker of the pipe 107, a re-confirmation work by visual inspection by an inspector in a later process, a so-called double check is performed.
Therefore, in the thing of the said patent document 1, it is difficult to confirm again visually whether the retainer 130 is moved to the retaining position, and whether the retainer 130 is in the retaining position.
Furthermore, since the connector such as the fuel pipe is often arranged in a narrow place on the lower surface of the floor of the automobile, the reconfirmation work is visually observed from a distant place, making reconfirmation more difficult. It was.
[0005]
The problem to be solved by the present invention is to provide a connector capable of easily performing a confirmation work by a pipe connection worker and a re-confirmation work by a visual inspection by an inspector in a subsequent process.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A connector according to a first aspect of the present invention for solving the above-described problems includes a connector main body, a retainer, and a checker. The connector body is formed so that piping can be inserted. The retainer is provided on the connector main body and is movable to a retaining position for retaining a pipe inserted at a normal connection position of the connector main body. The checker is detachably provided on the connector body. Between the connector main body and the retainer, the retainer is held in a temporarily fixed position by mutual engagement, and the engagement is released by piping inserted in a normal connection position of the connector main body. One engaging means is provided. Between the connector main body and the checker, there is provided second engagement means for holding the checker by mutual engagement and releasing the engagement by the retainer moved to the retaining position. ing.
If comprised in this way, engagement of a 1st engaging means will be cancelled | released by inserting piping in the regular connection position of a connector main body. For this reason, the retainer held at the temporary fixing position can be moved to the retaining position. Then, the retainer is moved to the retaining position, so that the pipe is retained. At the same time, the engagement of the second engagement means is released. For this reason, the checker held by the connector body can be removed.
By the way, if the pipe is not inserted into the normal connection position of the connector main body, that is, when the insertion is incomplete, the engagement of the first engagement means is not released. For this reason, the retainer remains held at the temporary fixing position and cannot be moved to the retaining position. Furthermore, the engagement of the second engagement means is not released unless the retainer is moved to the retaining position. For this reason, the checker remains held by the connector body and cannot be removed. In other words, the checker cannot be removed unless the conditions that the pipe is inserted into the proper connection position of the connector main body and that the retainer is moved to the retaining position next are satisfied.
Therefore, depending on whether or not the checker is removed, the confirmation work by the pipe connection worker and the reconfirmation work by the visual inspection by the inspector in the post-process can be easily performed.
[0007]
The connector according to claim 2 of the present invention is formed so that the checker in the connector according to claim 1 surrounds a retainer temporarily fixed to the connector body.
If comprised in this way, before removing a checker, a retainer will be surrounded by the checker. Further, when the checker is removed, the retainer is exposed. Therefore, when the checker is visually recognized, it can be determined that the pipe connection is incomplete, and when the retainer is visually recognized, it can be determined that the pipe connection is complete. For this reason, it is possible to easily determine whether the pipe is connected or not based on whether the checker is visually recognized and whether the retainer is visually recognized.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described. As shown in FIGS. 2 and 3, the connector 1 includes a connector body 10, a retainer 30, and a checker 40 (see FIG. 1). Moreover, in FIG. 1, the piping 7 connected to the connector 1 is made of, for example, metal and is formed in a substantially round pipe shape. On the outer peripheral surface at a position spaced from the front end surface of the pipe 7, a flange portion 7 a composed of a bulge portion protruding in an annular shape is formed. Hereinafter, the connector main body 10, the retainer 30, and the checker 40 will be described in order.
[0009]
First, the connector body 10 will be described. As shown in FIGS. 2 and 3, the connector body 10 is made of, for example, resin and is formed in a substantially cylindrical shape. One end of the connector main body 10 (the right end in FIGS. 2 and 3) is a pipe connecting portion 11 for connecting the pipe 7 (see FIG. 1). Moreover, the other end part (left end part in FIG.2 and FIG.3) of the connector main body 10 is the tube connection part 12 with which the tube (illustration omitted) made from a synthetic resin is mounted | worn by fitting, for example. Hereinafter, the following description will be given with the pipe connection side of the connector 1 as the front side and the tube connection side as the rear side.
[0010]
The hollow portion in the connector main body 10 is formed by first to fourth hole portions 13 to 16 each having a stepped hole shape in which the inner diameter is gradually increased from the rear toward the front. In the third hole 15, two front and rear O-rings 17 are disposed, and a resin spacer ring 18 positioned between the two O-rings 17 is fixed. In the connector main body 10, a resin stopper ring 19 straddling the third hole portion 15 and the fourth hole portion 16 is fixed. The rear O-ring 17 is prevented from coming off by a spacer ring 18, and the front O-ring 17 is kept from coming off by a stopper ring 19.
[0011]
As shown in FIG. 1, first to third restriction flanges 21 to 23 arranged in parallel at a predetermined interval from the front side to the rear side on the outer peripheral surface of the pipe connection portion 11 of the connector main body 10. Is formed. Each restriction flange 21 to 23 is formed in a substantially quadrangular shape having side edges on the top, bottom, left and right. The second restriction flange 22 is formed so as to expose the upper side portion of the pipe connection portion 11.
[0012]
As shown in FIG. 1, the pipe connecting portion 11 between the first restriction flange 21 and the second restriction flange 22 has a flat lower surface 24 (see FIG. 1) that is horizontal along the tangential direction of the lower end surface. 6) is formed. Both left and right end portions of the flat lower surface 24 are connected to both end surfaces of the pipe connecting portion 11 via the rising side surface 11a (see FIG. 1). The flat lower surface 24 is slightly recessed from the lower edge portions of the first and second restricting flanges 21 and 22.
[0013]
As shown in FIG. 1, between the second restriction flanges 22 and the third restriction flanges 23, the lower ends projecting horizontally in the left-right direction along the tangential direction of the lower end surface of the pipe connection portion 11. A plate portion 25 is formed (see FIGS. 4 and 5). The left and right end portions of the lower plate portion 25 are flush with both side edges of the restricting flanges 22 and 23, and the lower surface of the lower plate portion 25 is flush with the lower edge portions of the restricting flanges 22 and 23. There is no.
[0014]
As shown in FIG. 1, a pair of left and right insertion holes 26 located in the front half portion between the first restriction flange 21 and the second restriction flange 22 are formed in the upper half of the pipe connection portion 11. It is formed symmetrically (see FIG. 6). Further, as shown in FIG. 6, a pair of left and right receiving holes 28 corresponding to both insertion holes 26 are formed in the lower half of the pipe connecting portion 11 in a symmetrical manner. Concave portions 29 (see FIG. 2) that are recessed rearward are formed in the upper half portions of the receiving holes 28, respectively. Moreover, the lower edge part of the recessed part 29 is formed in the inner peripheral side of the pipe connection part 11, and the inclined surface 11b which inclines toward the upper end part of the said rising side surface 11a below from the lower edge part is formed. (See FIG. 1).
[0015]
Next, the retainer 30 will be described. As shown in FIGS. 1 and 9, the retainer 30 is made of resin, and includes a substrate portion 31, left and right guide pieces 32, left and right detection pieces 34, and left and right retaining pieces 37.
As shown in FIG. 1, the board | substrate part 31 is formed in substantially flat form. The board portion 31 is formed between the first restriction flange 21 and the third restriction flange 23 in the connector main body 10 so as to be fitted from above. Further, the left and right guide pieces 32 are formed in a long and thin plate shape that is bilaterally symmetrical and extends downward from the left and right end portions of the rear half of the substrate portion 31 (see FIG. 10). Both guide pieces 32 are engaged between the second restriction flange 22 and the third restriction flange 23 in the connector main body 10 so as to be slidable from above to below (see FIGS. 3 to 5).
[0016]
As shown in FIG. 1, the left and right detection pieces 34 are formed in an elongated plate shape that is symmetrical to the left and right ends of the front half of the substrate portion 31 and extends downward. Both detection pieces 34 are engaged between the first restriction flange 21 and the second restriction flange 22 in the connector main body 10 so as to be slidable from above to below (see FIGS. 3 and 6). The second restriction flange 22 is relatively interposed in the gap between the detection piece 34 and the guide piece 32 (see FIG. 3).
[0017]
Both detection pieces 34 are formed to be elastically deformable, that is, to be able to bend and deform in a direction in which the lower end portion is expanded (see a two-dot chain line 34 in FIG. 6). As shown in FIG. 1, a substantially quadrangular plate-shaped detection protrusion 35 protrudes from the lower ends of both detection pieces 34 so as to face each other. As shown in FIG. 10, a first guide slope 35a (see FIG. 6) that inclines upward from the lower surface side toward the tip, and a rear side from the front side toward the tip, are provided at the tip of each detection projection 35. An inclined second guide slope 35b (see FIG. 3) is formed. Both detection protrusions 35 are engaged with the upper end portions of the receiving holes 28 of the connector main body 10 in the recesses 29 using the elastic deformation of the detection pieces 34 (see FIG. 2). In this state, the tip ends of both detection protrusions 35 protrude into the pipe connection portion 11 (see FIGS. 3 and 6). The position of the retainer 30 corresponds to the “temporary fixing position” in this specification.
[0018]
Note that when the retainer 30 is attached to the connector main body 10 at the temporarily fixed position, the first guide inclined surfaces 35 a of the detection protrusions 35 slide along the outer peripheral surface of the pipe connection portion 11, while detecting both the detection pieces 34. Elastically deform in the direction of spreading The two detection pieces 34 that are elastically deformed are elastically restored by the two detection projections 35 corresponding to the concave portions 29 of the two receiving holes 28, and the two detection projections 35 are engaged in the concave portions 29 of the two reception holes 28. At this time, the vertical movement of the retainer 30 is restricted by the two detection protrusions 35 facing the upper and lower surfaces of the recesses 29 of the two receiving holes 28.
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 9, the left and right retaining pieces 37 are formed in an elongated plate shape that is bilaterally symmetrical and extends downward from the front end portion of the substrate portion 31. A locking groove 38 having an inverted U shape and capable of receiving the pipe 7 in the radial direction is formed between the both retaining pieces 37. The both retaining pieces 37 are inserted into the both insertion holes 26 of the connector body 10 from above (see FIG. 6). Further, as shown in FIG. 6, when the retainer 30 is in the temporary fixing position, the both retaining pieces 37 are retracted upward. Further, an interrupt groove 39 is formed between the upper ends of the retaining pieces 37. The interrupt groove 39 is formed so as to be relatively capable of receiving a partition portion (reference numeral 11c) between the insertion holes 26 in the connector main body 10.
[0020]
Next, the checker 40 will be described. As shown in FIG. 1, the checker 40 is made of a resin and is formed in a substantially rectangular tube shape that is opened in the vertical direction by a front plate portion 41, a rear plate portion 45, and left and right side frame portions 46. The checker 40 is attached to the connector body 10 from above so as to surround the first to third restriction flanges 21 to 23 and the retainer 30, and movement in the front-rear direction and the left-right direction is restricted (FIG. 3). reference).
[0021]
As shown in FIG. 1, a substantially inverted U-shaped opening groove 41 a is formed in the front plate portion 41. The opening groove 41 a allows the pipe 7 to be inserted into the connector main body 10 and allows the checker 40 to be removed upward from the pipe 7 inserted into the connector main body 10. On the upper edge part of the front board part 41, the substantially cyclic | annular operation part 43 is connected via the connection part 42 (refer FIGS. 11-13).
Further, as shown in FIG. 1, the rear plate portion 45 is formed with a substantially inverted U-shaped receiving groove 45 a. The receiving groove 45a is fitted to the connector body 10 so that the rear plate portion 45 can be removed from above (see FIGS. 2 and 3).
[0022]
As shown in FIGS. 3 and 6, front contact portions 47 extending in the vertical direction are formed at both corners formed by the front plate portion 41 and the side frame portions 46. A guide slope 47a (see FIGS. 6 and 13) that gradually spreads downward is formed at the lower end of both front contact portions 47. In addition, the rear side having the guide slope 48a (refer to FIG. 11) is formed at both corners formed by the rear plate portion 45 and the both side frame portions 46 and is substantially line symmetrical with respect to the front contact portion 47 in the front-rear direction. The abutting portions 48 are respectively formed. Both the front contact portions 47 face the left and right side surfaces of the first restriction flange 21 and the rear contact portions 48 face the left and right side surfaces of the third restriction flange 23. The movement of the connector body 10 in the left-right direction is restricted. Further, the guide inclined surfaces 47a and 48a of both contact portions 47 and 48 slide while contacting the upper end corners of the restriction flanges 21 and 23 when the checker 40 is attached to the connector body 10 from above. Thus, the checker 40 is guided to a predetermined fitting position.
[0023]
As shown in FIG. 6, the opening portions in the both side frame portions 46 are escape portions 50 that allow elastic deformation (see the two-dot chain line 34 in FIG. 6) of both detection pieces 34 of the retainer 30. . Moreover, as shown in FIG. 1, the both-side frame part 46 is formed with an elongated plate-like engagement piece 52 that extends downward from the upper edge part on the rear side of the relief part 50 (see FIG. 12). . Both the engagement pieces 52 are formed so as to be elastically deformable, that is, bendable and deformable in a direction in which the lower end portion is expanded (see a two-dot chain line 52 in FIG. 12). As shown in FIGS. 4 and 5, both engaging pieces 52 extend in parallel along the guide piece 32 of the retainer 30. A substantially triangular engagement protrusion 53 protrudes from the lower ends of both engagement pieces 52 in an opposing manner. As shown in FIGS. 11 and 12, both engaging protrusions 53 have an upward slope 53a inclined from the upper end portion toward the tip portion, and a downward slope 53b inclined from the lower end portion toward the tip portion. Yes. Engaging grooves 55 that cross in the front-rear direction are formed at the distal ends of the both engaging protrusions 53. As shown in FIGS. 4 and 5, the engagement grooves 55 of the both engagement protrusions 53 are elastically deformed by the engagement pieces 52 with respect to both ends of the lower plate portion 25 in the connector body 10 (in FIG. 12, Engagement is performed using a two-dot chain line 52). Thereby, the vertical movement of the checker 40 relative to the connector main body 10 is restricted.
[0024]
Note that when the checker 40 is attached to the connector body 10 from above, the downward inclined surfaces 53b of the both engagement protrusions 53 slide along the both end portions of the lower plate portion 25 and expand both the engagement pieces 52. To be elastically deformed (see a two-dot chain line 52 in FIG. 12). The elastically deformed engagement pieces 52 are elastically restored by the engagement grooves 55 corresponding to both end portions of the lower plate portion 25, and both engagement grooves 55 are engaged with both end portions of the lower plate portion 25. Let Moreover, the upper part in the front half part of the engagement groove | channel 55 and the lower part in the latter half part are thinned.
[0025]
The connector 1 configured as described above is used as follows. First, the pipe 7 (see FIG. 1) is inserted into the pipe connecting portion 11 of the connector main body 10 of the connector 1 shown in FIGS. At this time, the flange portion 7a of the pipe 7 comes into contact with the front end surface of the stopper ring 19, so that the pipe 7 is completely inserted into the normal connection position of the connector body 10 (see FIG. 7). In this state, as shown in FIG. 7, the pipe 7 sequentially passes through the stopper ring 19, the front O-ring 17, the spacer ring 18, and the rear O-ring 17. At this time, the distal end portion of the pipe 7 reaches the second hole portion 14 of the connector main body 10. Further, both O-rings 17 are brought into contact with the outer peripheral surface of the pipe 7 by utilizing elastic deformation, and the airtightness between the both 7 and 10 is maintained.
[0026]
When the pipe 7 is inserted into the normal connection position of the connector body 10, the flange portion 7 a (see FIG. 1) of the pipe 7 is the second guide slope 35 b (see FIG. 1) of the detection protrusions 35 of the two detection pieces 34 in the retainer 30. 2). Then, the two detection pieces 34 are elastically deformed in a direction in which the two detection pieces 34 are expanded (see the two-dot chain line 34 in FIG. 6), and the detection protrusions 35 of the two detection pieces 34 are shifted laterally from the recesses 29 of the two receiving holes 28. As a result, the lower surfaces of the detection protrusions 35 are disengaged from the recesses 29 of the receiving holes 28, so that the retainer 30 can be moved downward. That is, unless the pipe 7 is inserted into the normal connection position of the connector body 10, the engagement of the lower surfaces of the detection protrusions 35 with the lower edge portions of the recesses 29 of the receiving holes 28 is not released, and the retainer 30 is moved downward. I can't let you. The recesses 29 of the receiving holes 28 and the detection pieces 34 constitute “first engaging means” in this specification.
[0027]
Subsequently, when the substrate portion 31 of the retainer 30 is pushed downward, the retainer 30 is moved downward as shown in FIGS. Then, the detection protrusions 35 of both detection pieces 34 descend while sliding along the inclined surface 11b of the wall portion 11a of the connector main body 10, and finally pass through the flat lower surface 24, whereby both detection pieces 34 are obtained. Is elastically restored. Then, both detection protrusions 35 are engaged with the lower side of the flat lower surface 24, and the upward movement of the retainer 30 is restricted (see FIG. 7). At the same time, the interruption groove 39 of the retainer 30 is relatively engaged with the partition portion 11c of the connector body 10, and the downward movement of the retainer 30 is restricted by the board portion 31 facing the upper side surface of the connector body 10. (See FIG. 7). The position of the retainer 30 corresponds to the “retaining position” in this specification.
[0028]
As described above, when the retainer 30 is moved to the retaining position, both retaining pieces 37 engage with the pipe 7 on the opposite side of the flange portion 7a, that is, on the front side (see FIG. 7). Thereby, the movement of the pipe 7 in the removal direction is restricted, that is, the pipe 7 is prevented from being removed. At this time, the lower end portions of both retaining pieces 37 are respectively inserted into both receiving holes 28 (see FIG. 6) of the connector body 10, whereby the both retaining pieces 37 are reinforced.
[0029]
Further, as the retainer 30 moves to the retaining position, both guide pieces 32 of the retainer 30 descend and slide while abutting on the upward slopes 53a of the engagement protrusions 53 of the engagement pieces 52 of the checker 40 ( (See FIG. 8). Then, as shown in FIG. 8, the engagement of the engagement groove 55 with the lower plate portion 25 is released by elastic deformation in a direction in which both engagement pieces 52 are expanded. For this reason, the checker 40 can be removed upward. That is, unless the retainer 30 is moved to the retaining position, the checker 40 cannot be removed upward. The lower plate portion 25 and the both engagement pieces 52 constitute “second engagement means” in this specification.
[0030]
Then, the checker 40 can be removed from the connector main body 10 by picking up the operation portion 43 of the checker 40 and pulling it upward (see the two-dot chain line 40 in FIG. 8). At this time, the engaging protrusions 53 of the two engaging pieces 52 in the checker 40 slide upward along the two guide pieces 32 of the retainer 30, and thus remain elastically deformed in the direction in which the two engaging pieces 52 are expanded. The checker 40 moves upward. Then, when the engaging protrusions 53 of both engaging pieces 52 are disengaged upward from both guide pieces 32 of the retainer 30, both engaging pieces 52 are elastically restored (see the two-dot chain line 52 in FIG. 8).
[0031]
According to the connector 1 described above, the pipe 7 is inserted into the regular connection position of the connector main body 10, whereby the engagement of the first engagement means by the recesses 29 of the receiving holes 28 and the detection pieces 34 is achieved. Canceled. For this reason, the retainer 30 held at the temporary fixing position can be moved to the retaining position. Then, when the retainer 30 is moved to the retaining position, the pipe 7 is retained. At the same time, the engagement of the second engagement means by the lower plate portion 25 and the both engagement pieces 52 is released. For this reason, the checker 40 held by the connector main body 10 can be removed.
[0032]
By the way, if the pipe 7 is not completely inserted into the normal connection position of the connector body 10, that is, if the insertion is incomplete, the first engagement by the recesses 29 of the receiving holes 28 and the detection pieces 34 is performed. The engagement of the means is not released. For this reason, the retainer 30 remains held at the temporary fixing position and cannot be moved to the retaining position. Further, unless the retainer 30 is moved to the retaining position, the engagement of the second engagement means by the lower plate portion 25 and the both engagement pieces 52 is not released. For this reason, the checker 40 remains held by the connector body 10 and cannot be removed.
That is, the checker 40 cannot be removed unless the conditions that the pipe 7 is inserted into the normal connection position of the connector main body 10 and that the retainer 30 is moved to the retaining position are satisfied. Therefore, depending on whether or not the checker 40 is removed, it is possible to easily perform the confirmation work by the connection worker of the pipe 7 and the re-confirmation work by visual inspection by the inspector in the subsequent process.
[0033]
A checker 40 in the connector 1 is formed so as to surround the retainer 30 temporarily fixed to the connector body 10 (see FIG. 3). For this reason, the retainer 30 is surrounded by the checker 40 before the checker 40 is removed. When the checker 40 is removed, the retainer 30 is exposed. Therefore, when the checker 40 is visually recognized, it can be determined that the connection of the pipe 7 is incomplete, and when the retainer 30 is visually recognized, it can be determined that the connection of the pipe 7 is complete. For this reason, it is possible to easily determine whether the pipe 7 is connected or not based on whether the checker 40 is visually recognized and whether the retainer 30 is visually recognized.
[0034]
In the above-described embodiment, for example, the connector body 10 is a dark color such as black, the retainer 30 is an intermediate color such as brown, and the checker 40 is a light color such as yellow. Color coding is done. Therefore, the connector main body 10, the retainer 30, and the checker 40 can be easily identified by color coding, and whether or not the pipe 7 is connected can be more easily determined.
[0035]
In the above embodiment, the engagement piece 52 of the checker 40 is formed in a long thin plate shape with respect to the side frame portion 46, but the engagement piece 52 is integrally connected to the side frame portion 46. Forms are also conceivable. That is, the side frame portion 46 is formed in a wide shape, and the engagement protrusion 53 having the engagement groove 55 is formed on the inner surface of the side frame portion 46. If comprised in this way, the engagement groove | channel 55 of the engagement protrusion 53 can be engaged with the lower board part 25 in the connector main body 10 by utilizing the elastic deformation of the side frame part 46. FIG.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the connector of the present invention, unless the condition that the pipe is inserted into the normal connection position of the connector main body and the retainer is moved to the retaining position is satisfied, the checker is not satisfied. Can not be removed. Therefore, depending on whether or not the checker is removed, the confirmation work by the pipe connection worker and the reconfirmation work by the visual inspection by the inspector in the post-process can be easily performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a connector according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing a connector.
3 is a cross-sectional view taken along line III-III in FIG.
4 is a cross-sectional view taken along the line IV-IV in FIG. 2;
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
6 is a cross-sectional view taken along the line VI-VI in FIG. 2;
FIG. 7 is a side cross-sectional view showing the connector in a state where pipe insertion is completed and a retainer is pushed in.
8 is a cross-sectional view taken along line VIII-VIII in FIG.
FIG. 9 is a rear view showing the retainer.
10 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
FIG. 11 is a side sectional view showing a checker.
12 is a cross-sectional view taken along line XII-XII in FIG.
13 is a cross-sectional view taken along line XIII-XIII in FIG.
FIG. 14 is an exploded perspective view showing a connector according to a conventional technique.
[Explanation of symbols]
1 Connector
7 Piping
10 Connector body
30 Retainer
40 checkers

Claims (2)

コネクタ本体とリテーナとチェッカーとを備え、
前記コネクタ本体は、配管を挿入可能に形成され、
前記リテーナは、前記コネクタ本体に設けられ、かつそのコネクタ本体の正規の接続位置に挿入された配管を抜け止めする抜け止め位置へ移動可能とされ、
前記チェッカーは、前記コネクタ本体に取外し可能に設けられ、
前記コネクタ本体と前記リテーナとの間には、相互の係合によって該リテーナを仮止め位置に保持し、かつ前記コネクタ本体の正規の接続位置に挿入された配管によって前記係合が解除される第1の係合手段を設け、
前記コネクタ本体と前記チェッカーとの間には、相互の係合によって該チェッカーを保持し、かつ前記抜け止め位置へ移動された前記リテーナによって前記係合が解除される第2の係合手段を設けたことを特徴とするコネクタ。
A connector body, retainer and checker
The connector body is formed so that piping can be inserted,
The retainer is provided on the connector main body and is movable to a retaining position for retaining a pipe inserted at a normal connection position of the connector main body,
The checker is detachably provided on the connector body,
Between the connector main body and the retainer, the retainer is held in a temporarily fixed position by mutual engagement, and the engagement is released by piping inserted in a normal connection position of the connector main body. 1 engaging means,
Between the connector main body and the checker, there is provided second engagement means for holding the checker by mutual engagement and releasing the engagement by the retainer moved to the retaining position. A connector characterized by that.
前記チェッカーが、前記コネクタ本体に仮止めされたリテーナを取り囲むように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。The connector according to claim 1, wherein the checker is formed so as to surround a retainer temporarily fixed to the connector main body.
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