JP4236732B2 - Intake system silencer mounting structure - Google Patents
Intake system silencer mounting structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP4236732B2 JP4236732B2 JP16736298A JP16736298A JP4236732B2 JP 4236732 B2 JP4236732 B2 JP 4236732B2 JP 16736298 A JP16736298 A JP 16736298A JP 16736298 A JP16736298 A JP 16736298A JP 4236732 B2 JP4236732 B2 JP 4236732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silencer
- flange
- intake
- mounting structure
- seating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸気ダクト本体の中間部に分岐部を設け、該分岐部に消音器の筒状取付部を挿入固定する吸気系消音器の取付構造に関する。
【0002】
【技術分野】
自動車等のエンジンの吸気ダクトには、例えば、実開昭63−193766号公報、実開平3−68555号公報等に開示されるように吸気騒音の低減を図る目的で消音器が取り付けられている。
【0003】
この種の騒音器の取付構造としては、吸気ダクトの吸気ダクト本体から分岐する分岐部と、消音器に突設された筒状の取付部とを溶接結合するものや、ホースバンドを用いてそれら両者を直接的にまたは間接的に締付固定或いは、筒状取付部に形成された引掛け爪若しくはバルジを上記分岐部に嵌合させる等各種の取付構造が提案されている。
【0004】
これらの内でも、吸気方式の違い等により、消音器の取付部に高い気密性が要求されない場合には、図4に示すように、消音器51の消音器本体52に突設された筒状取付部53の中間部に形成した引掛け爪或いはバルジ、例えば環状のバルジ55を、合成樹脂製の吸気ダクト57の吸気ダクト本体58から突出する分岐部59に形成された環状溝50に嵌め込んで消音器51を取り付けることが広く一般に行われている。
【0005】
ところで、このような取付構造において、消音器51の保持力を十分に高めるためには、筒状取付部53の嵌合代、換言すると、分岐部59の吸気ダクト本体58からの突出長さLを十分長くすることが必要である。しかし、吸気ダクト57及び消音器51等の吸気系の占有スペースの削減が要求に伴うコンパクト化、音響性能上、レイアウト上その他の制限によって、分岐部59の突出長さLが確保できない場合には、消音器51の保持力を十分に高めることができなかった。
【0006】
この対策として、図5に示すように、筒状取付部53に引掛け爪或いはバルジ等を設けることに代えて、その筒状取付部53を、分岐部59の直径方向に対応する二個所にリベット63によって機械的に連結することが行われている。
【0007】
上記のような、図5に示すリベット63による吸気ダクトと消音器51の取付構造では、筒状取付部53の外周面と、分岐部59の内周面との間に生じる隙間δによって、消音器51の両リベット63の軸線と直交する方向の慣性力、外力等を受けた場合に、その消音器51がリベット63を支点としてその周りに揺動して、吸気騒音とは全く別個の衝突音を発生させると共に、その揺動に起因するリベット63の早期の摩耗に加えて、上記衝突に起因する筒状取付部53及び分岐部59の早期の摩耗が懸念される。
【0008】
一方、このような不都合の発生を防止するため、リベット63の本数を三本以上の複数本とすることがあるが、エンジンルーム内のレイアウト等に起因して作業空間が制限されて、作業者の手、作業工具等を所要の位置まで差し込む余地がない場合には、それさえも不可能であり、またその差し込みが可能であっても、リベット本数、作業工数等の増加、ひいては、製造コストの増加が余儀なくされる。
【0009】
従って、かかる点に鑑みて成された本発明の目的は、吸気ダクトに形成される分岐部の突出長さの短縮を可能にすると共に、消音器の筒状取付部をリベット本数、作業工数等の増加を招くことなく分岐部に簡単に取り付けできることは勿論、消音器の揺動運動を有効に阻止し、かつ取付部の気密性を大きく向上させることができる吸気系消音器の取付構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に記載の吸気系消音器の取付構造の発明は、吸気ダクトの本体から分岐形成された分岐部に消音器の筒状取付部を挿入固定する吸気系消音器の取付構造において、上記分岐部の基部に上記本体と連続する一対の拡径着座部を形成し、上記筒状取付部の先端に上記各拡径着座部のそれぞれに係合する一対のフランジを設け、該フランジとは周方向に隔てた位置において上記分岐部と上記筒状取付部を一対の機械的連結手段により固定することを特徴とする。
【0011】
この請求項1の発明によると、音響性能上、レイアウト上等の制限で、分岐部の長さを十分長く取れない場合であっても、例えば合成樹脂製の分岐部に同じく合成樹脂製の筒状取付部を挿入するだけで、両者の弾性変形によって消音器を吸気ダクトに簡単に取り付けられて消音器本来の機能を十分に発揮させると共に、筒状取付部の先端に形成したフランジを、分岐部の基部に形成した拡径着座部に、線接触もしくは面接触させることにより、消音器に作用する各方向の慣性力、外力等に対して消音器を常に安定した状態で支持して、消音器の揺動運動を有効に阻止することができる。
【0012】
従って、消音器が揺動することに起因する衝突音の発生のおそれを除去すると共に、両者の嵌合部における摩滅、摩耗等の発生を防止乃至極めて少なくでき、併せて、フランジと拡径着座部の接触が線もしくは面接触となり、両者の嵌合部の気密性を大きく向上させることができる。
【0014】
更に、分岐部に挿入される筒状取付部の挿入部分と、分岐部とを機械的連結手段により結合することによって、拡径着座部とフランジとの接触を確実に維持することができ、安定した状態で消音器を吸気ダクトに取り付け維持することが可能になる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1の吸気系消音器の取付構造において、上記機械的連結手段は、リベット結合であることを特徴とする。
【0016】
請求項2の発明は、請求項2に記載の機械的連結手段を具体的に例示したものであって、リベットによって効率的に分岐部と筒状取付部を結合することができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の吸気系消音器の取付構造において、上記拡径着座部は、吸気ダクト本体の軸線方向に沿って上記分岐部を介して配設され、上記機械的連結手段は、上記拡径着座部及び上記フランジに対して上記筒状取付部及び上記分岐部の周方向に略90度隔てた位置に配設されることを特徴とする。
【0018】
この請求項3の発明によると、消音器はリベット等による機械的連結手段の周りで揺動するおそれはあっても、その揺動方向と直交する方向での揺動は、リベット等の機械的連結手段によって確実に阻止され、かつフランジ及び拡径着座部を消音器の揺動のおそれのある方向にだけ形成することで、筒状取付部及び分岐部の形成に際する材料歩留まりの向上をもたらすと共に、成形上の制約を少なくし、機械的連結手段による結合位置の筒状取付部の軸方向位置の自由度が高まり、更には、筒状取付部ひいては、そのフランジの分岐部への挿入取付作業を容易にする。
【0019】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項の吸気系消音器の取付構造において、上記フランジは、先端部分が先細りテーパ形状であると共に、基端面が上記筒状取付部の軸線と直交する平面形状であり、上記拡径着座部の上記基端面と当接する着座面が平面形状であることを特徴とする。
【0020】
請求項4の発明によると、フランジの分岐部への挿入が一層容易になり、かつ挿入後は、フランジの基端面を拡径着座部の着座面に面接触させることで嵌合部の気密性を高めて、気流音等の発生を有効に防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明による吸気系消音器の取付構造の実施の形態を図によって説明する。
【0022】
図1は、本実施の形態を示す分解斜視図であり、図中符号1は吸気ダクトであって、吸気ダクト1の吸気ダクト本体2の途中から下方側へ突出する分岐部4が分岐して設けられている。ここでは、吸気ダクト本体2及び分岐部4の各々の軸線2aと4aは互いに直交している。
【0023】
吸気ダクト1の分岐部4に取り付けられる消音器6は、図1に示すように消音器本体7から上方へ突出して、分岐部4内に挿入される筒状取付部8を有している。
【0024】
そして、図2に消音器6を取り付けた状態での要部断面図を示すように、筒状取付部8の先端には、吸気ダクト本体2の軸線2a方向に対応して位置する一対のフランジ10を設ける一方、分岐部4の基部に、フランジ10の係合を許容する拡径着座部12が吸気ダクト2に連続して設けられている。
【0025】
この拡径着座部12はフランジ10と同様に吸気ダクト2の軸線2a方向に対応させて分岐部4を介して一対形成され、フランジ10が嵌合する形状及び寸法を有している。
【0026】
またフランジ10は、先端部10aが先細りテーパ形状であって、フランジ10を分岐部4への押し込み装着作業を円滑かつ容易にしている。
【0027】
なお、この押し込み容易性は、図示のように、フランジ10を周方向に間欠的に形成して、筒状取付部8の押し込みに際して、その筒状取付部8及び分岐部4の弾性変形を容易にすることによってもまた高めることができる。
【0028】
加えて、図示のフランジ10では、その基端側部分10bを、基端方向に向けて次第に小径となるテーパ形状をしており、基端部分10bをテーパ形状にすることによって一旦取り付けた消音器6を、分岐部4からの所要に応じた抜き取りの際の操作性を円滑かつ容易にすることができる。
【0029】
更に、フランジ10の基端面10cは、筒状取付部8の軸線8aと直交する平面上に形成され、拡径着座部12も筒状取付部8の軸線8aと直交する着座面13を有し、これら対向するフランジ10の基端面10cと、拡径着座部12の着座面13を面接触乃至線接触させることで、フランジ10と筒状取付部8との間の気密性を確保し、吸気音のより有効な低減が得られる。
【0030】
そして更に、分岐部4及び筒状取付部8の各々の直径方向に対向する二個所、好ましくは吸気ダクト本体2の軸線2aと直交する方向、換言すると、上記一対の拡径着座部12及び一対のフランジ10に対して筒状取付部8及び分岐部4の周方向に略90度隔てた位置の二個所に消音器6を取付状態で相互に重なり合う貫通孔14及び15を設け、貫通孔14及び15に挿入されるリベット18によって分岐部4と筒状取付部8と機械的に互いに連結する。
【0031】
これによれば、多数本のリベットを用いることなく、少ない作業工数で消音器6を吸気ダクト本体2に簡単に連結して十分な連結強度をもたらすことができる。
【0032】
また、消音器6を、リベット18の周りに揺動させる方向の慣性力、外力等が発生或いは作用しても、それら慣性力或いは外力は、フランジ10の基端面10cと、拡径着座部12の着座面13との接触を持って十分に支持されることになって消音器6の揺動は確実に阻止される。更に、リベット18を筒状取付部8の先端側、即ちフランジ10側に近づけることが可能になる。
【0033】
従って、吸気ダクト本体2から突出する分岐部4の長さLを短縮する事が可能になり、吸気ダクト1及び消音器6が占める占有スペースの縮小が得られ、吸気系のコンパクト化が可能になる。
【0034】
更に、リベット18を挿入する貫通孔14及び15を吸気ダクト本体2の軸線2aと直交する方向の二個所に設けることにより、貫通孔14、15へのリベット18の挿入及び挿入されたリベット18をかしめるリベット18による分岐部4と筒状取付部8の結合作業の際の作業空間が上方に配置される吸気ダクト本体12によって制約されることが回避乃至極めて少なくなり、作業が容易になり作業の効率化が得られる。
【0035】
従って、かかる取付構造によれば、分岐部4の突出長さの如何にかかわらず、消音器6を、吸気ダクト1に適切な状態で確実に簡単かつ容易に取り付けることが可能になり、消音器6の揺動に起因する衝突騒音の発生、各種の摩滅及び摩耗の発生等のおそれを十分に回避することができ、併せて、フランジ10の基端面10cと、拡径着座部12の着座面13との間の優れた気密性をもって消音器6にそれ本来の機能をより効果的に発揮させることができる。
【0036】
図3は、フランジ10の参考例を示す図であり、これは、筒状取付部8の先端のフランジ10を、その筒状取付部8の全周にわたって形成すると共に、そのフランジ10の周面をフランジ10の厚みの全体に亘って先細りテーパ形状に形成し、フランジ10の基端面10cを筒状取付部8の軸線8aと直交する平面上に形成したものである。
【0037】
このように形成するフランジ10によると、フランジ10の基端面10cと拡径着座部12の着座面13との接触面積を上記の場合に比し、先細りテーパ部等の形成態様の相違により、一層大ならしめることができ、フランジ10と拡径着座部12の間の気密性をより高めることができる。
【0038】
しかも、取付部の全周に亘って形成したフランジ10を、その全体に亘って形成された拡径着座部12に接触させることで、気密性をより一層高めて吸気音の更なる低減を得ることができる。
【0039】
この発明の実施の形態を図によって説明したが、例えば図2に示すフランジ10から基端側部分10bのテーパ部を省くことで、その側面形状を略台形状とすることができる。
【0040】
以上説明した実施の形態では、吸気ダクト1の分岐部4と筒状取付部8をリベット18によって結合したが、リベット18に代えてボルトやクリップによる機械的結合手段によって結合することも可能であり、本発明は上記の実施形態に限定されることなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0041】
【発明の効果】
従って、以上説明した本発明の吸気系消音器の取付構造によれば、筒状取付部の先端に設けたフランジを、分岐部への挿入によって、分岐部の基部に設けた拡径着座部に係合させることで、消音器の取付が常に適正にかつ確実に行え、消音器の取付を分岐部の突出長さの短縮が可能になり吸気系のコンパクト化が得られる。
【0042】
また、拡径着座部とフランジとの係合状態では、消音器に作用することのある揺動方向の力を、そのフランジと拡径着座部との接触によって十分に支持することができるので、消音器の揺動に起因して生じる不具合を解決することができる。
【0043】
そして更に、フランジと拡径着座部との接触によってそれらの間の気密性を高めることで、吸気音の一層の低減をもたらして消音器にそれ本来の機能をより十分に発揮させることができる等本発明特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吸気系消音器の取付構造の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】同じく、消音器の取付状態での要部断面図である。
【図3】 フランジの参考例を示す要部断面図である。
【図4】従来の技術を示す部分縦断面図である。
【図5】他の従来技術を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 吸気ダクト
2 吸気ダクト
2a 軸線
4 分岐部
6 消音器
8 筒状取付部
8a 軸線
10 フランジ
10c 基端面
12 拡径着座部
13 着座面
14 貫通孔
15 貫通孔
18 リベット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an intake silencer mounting structure in which a branch portion is provided at an intermediate portion of an intake duct body, and a cylindrical mounting portion of the silencer is inserted and fixed to the branch portion.
[0002]
【Technical field】
A silencer is attached to an intake duct of an engine of an automobile or the like for the purpose of reducing intake noise as disclosed in, for example, Japanese Utility Model Publication No. 63-193766, Japanese Utility Model Publication No. 3-68555, and the like. .
[0003]
This type of noise leveler mounting structure includes a welded connection between the branching portion of the intake duct that branches off from the intake duct body and a cylindrical mounting portion that protrudes from the silencer, or a hose band. Various attachment structures have been proposed, such as direct or indirect clamping and fixing, or hooking claws or bulges formed on a cylindrical attachment portion to be fitted to the branch portion.
[0004]
Among these, when high airtightness is not required for the mounting portion of the silencer due to a difference in the intake system or the like, as shown in FIG. 4, a cylindrical shape protruding from the
[0005]
By the way, in such a mounting structure, in order to sufficiently increase the holding force of the
[0006]
As a countermeasure, as shown in FIG. 5, instead of providing a hooking claw or a bulge or the like on the
[0007]
In the mounting structure of the intake duct and the
[0008]
On the other hand, in order to prevent such inconvenience, the number of
[0009]
Accordingly, an object of the present invention made in view of such a point is to enable shortening of the projecting length of the branch portion formed in the intake duct, and to reduce the cylindrical mounting portion of the silencer with the number of rivets, the number of work steps, etc. Provided with an intake silencer mounting structure that can be easily attached to a branching section without causing an increase in the amount of noise, and can effectively block the rocking motion of the silencer and greatly improve the airtightness of the mounting section. There is to do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The invention of the mounting structure for an intake system silencer according to
[0011]
According to the first aspect of the present invention, even if the length of the branch portion cannot be made sufficiently long due to limitations on acoustic performance, layout, etc., for example, a synthetic resin cylinder is also formed on the synthetic resin branch portion. By simply inserting the cylindrical mounting part, the silencer can be easily attached to the intake duct by elastic deformation of both, so that the original function of the silencer can be fully exerted, and the flange formed at the tip of the cylindrical mounting part is branched The silencer is always supported in a stable state against inertial force, external force, etc. acting on the silencer by making line contact or surface contact with the enlarged diameter seating part formed at the base of the part. The rocking motion of the vessel can be effectively prevented.
[0012]
Accordingly, it is possible to eliminate the possibility of occurrence of collision sound due to the vibration of the silencer, and to prevent or extremely reduce the occurrence of wear and wear at the fitting portion between them, and at the same time, the flange and the enlarged-diameter seat. The contact of the part becomes a line or surface contact, and the airtightness of the fitting part of both can be greatly improved.
[0014]
Furthermore, by connecting the insertion part of the cylindrical mounting part to be inserted into the branch part and the branch part by a mechanical connecting means, the contact between the enlarged seat portion and the flange can be reliably maintained, and stable. In this state, the silencer can be attached to the intake duct and maintained.
[0015]
According to a second aspect of the invention, the mounting structure of the intake system silencer of
[0016]
A second aspect of the present invention, there is as specifically illustrated mechanical coupling means according to
[0017]
The invention described in claim 3 is the mounting structure of the intake system silencer according to
[0018]
According to the third aspect of the present invention, even though the silencer may swing around the mechanical connecting means such as a rivet, the swing in the direction orthogonal to the swinging direction is a mechanical force such as a rivet. By forming the flange and the diameter-enlarged seating portion only in the direction in which the silencer may be swung, which is reliably prevented by the connecting means, the material yield can be improved when forming the cylindrical mounting portion and the branch portion. In addition, the restriction on molding is reduced, the degree of freedom of the axial position of the cylindrical mounting portion at the coupling position by the mechanical connecting means is increased, and further, the cylindrical mounting portion and, further, the insertion of the flange into the branch portion thereof Makes installation work easier.
[0019]
According to a fourth aspect of the present invention, in the attachment structure of the intake silencer according to any one of the first to third aspects, the flange has a tapered end at a distal end, and a base end surface of the tubular mounting. The seating surface is perpendicular to the axis of the portion, and the seating surface in contact with the base end surface of the diameter-enlarged seating portion is planar.
[0020]
According to the invention of
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of an intake-system silencer mounting structure according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0022]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing the present embodiment. In FIG. 1,
[0023]
As shown in FIG. 1, the
[0024]
2, a pair of flanges positioned corresponding to the direction of the
[0025]
Like the
[0026]
Further, the
[0027]
In addition, as shown in the drawing, this ease of pushing is formed by intermittently forming the
[0028]
In addition, in the illustrated
[0029]
Further, the
[0030]
Further, two portions of each of the branching
[0031]
According to this, the
[0032]
Further, even if an inertial force, an external force, or the like in the direction of swinging the
[0033]
Accordingly, the length L of the branching
[0034]
Further, by providing the through
[0035]
Therefore, according to such an attachment structure, the
[0036]
FIG. 3 is a view showing a reference example of the
[0037]
According to the
[0038]
In addition, the
[0039]
Although the embodiment of the present invention has been described with reference to the drawings, for example, by omitting the tapered portion of the base
[0040]
In the embodiment described above, the
[0041]
【The invention's effect】
Therefore, according to the mounting structure of the intake silencer of the present invention described above, the flange provided at the tip of the cylindrical mounting portion is inserted into the branching portion to the enlarged seating portion provided at the base of the branching portion. By engaging, the silencer can always be properly and reliably attached, and the silencer can be attached with a shortened projecting length of the branch portion, and the intake system can be made compact.
[0042]
Further, in the engaged state between the enlarged diameter seating portion and the flange, the swinging direction force that may act on the silencer can be sufficiently supported by the contact between the flange and the enlarged diameter seating portion. Problems caused by the vibration of the silencer can be solved.
[0043]
Furthermore, by increasing the airtightness between the flange and the enlarged seating portion by bringing them into contact with each other, it is possible to further reduce the intake noise and make the silencer perform its full function more fully. It has an effect peculiar to the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing an embodiment of a mounting structure for an intake silencer according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the main part when the silencer is mounted.
FIG. 3 is a cross-sectional view of a main part showing a reference example of a flange.
FIG. 4 is a partial longitudinal sectional view showing a conventional technique.
FIG. 5 is a partial longitudinal sectional view showing another conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上記分岐部の基部に上記本体と連続する一対の拡径着座部を形成し、
上記筒状取付部の先端に上記各拡径着座部のそれぞれに係合する一対のフランジを設け、
該フランジとは周方向に隔てた位置において上記分岐部と上記筒状取付部を一対の機械的連結手段により固定する
ことを特徴とする吸気系消音器の取付構造。In the mounting structure of the intake system silencer that inserts and fixes the cylindrical mounting portion of the silencer into the branch portion branched from the main body of the intake duct,
Forming a pair of enlarged diameter seating portions that are continuous with the main body at the base of the branching portion;
A pair of flanges that engage with each of the diameter-enlarged seating portions are provided at the tip of the cylindrical mounting portion,
The branch portion and the cylindrical mounting portion are fixed by a pair of mechanical connecting means at a position separated from the flange in the circumferential direction.
An intake silencer mounting structure characterized by that .
上記機械的連結手段は、上記拡径着座部及び上記フランジに対して上記筒状取付部及び上記分岐部の周方向に略90度隔てた位置に配設される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の吸気系消音器の取付構造。The enlarged diameter seating portion is arranged through the branching portion along the axial direction of the intake duct body,
It said mechanical connecting means, claims, characterized in that it is disposed at a position spaced approximately 90 degrees in the circumferential direction of the tubular mounting portion and the branch portion with respect to the upper Ki拡 sized seat and the flange The mounting structure of the intake system muffler according to 1 or 2.
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸気系消音器の取付構造。The flange has a tapered shape with a tapered tip, a base end surface having a planar shape perpendicular to the axis of the cylindrical mounting portion, and a seating surface in contact with the base end surface of the enlarged diameter seating portion having a planar shape. The mounting structure for an intake silencer according to any one of claims 1 to 3 .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16736298A JP4236732B2 (en) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | Intake system silencer mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16736298A JP4236732B2 (en) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | Intake system silencer mounting structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000002161A JP2000002161A (en) | 2000-01-07 |
JP4236732B2 true JP4236732B2 (en) | 2009-03-11 |
Family
ID=15848321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16736298A Expired - Fee Related JP4236732B2 (en) | 1998-06-15 | 1998-06-15 | Intake system silencer mounting structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4236732B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2890701B1 (en) * | 2005-09-12 | 2011-03-18 | Renault Sas | ASSEMBLY COMPRISING A NOISE MITIGATION DEVICE AND AN AIR CONDUIT OF A MOTOR BLOCK CONNECTED BY CLOSURE-LOCKING |
KR100813766B1 (en) | 2006-12-18 | 2008-03-13 | 대기산업 주식회사 | Vehicle resonator |
-
1998
- 1998-06-15 JP JP16736298A patent/JP4236732B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000002161A (en) | 2000-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005155749A (en) | Pipe clamp | |
US20120181412A1 (en) | Isolator having socket mounting | |
JP2017169424A (en) | Grommet | |
US5918572A (en) | Structure for suction pipe of an engine | |
JP4236732B2 (en) | Intake system silencer mounting structure | |
JPH10259884A (en) | Holding clip of wiring piping and the like | |
JP2007527976A (en) | Instantaneous coupling device for automobile duct | |
JP2001241569A (en) | Pipe supporting device | |
JP2001352643A (en) | Grommet | |
JP2004176849A (en) | Joint structure for piping | |
JP4623585B2 (en) | Cover with protector | |
JP4507696B2 (en) | Duct connection structure | |
JPH10311259A (en) | Air intake structure for vehicle | |
JP2008248947A (en) | Cylindrical vibration damper and stopper rubber used therefor | |
KR100302445B1 (en) | An air-con hose of the automobile | |
JPH10176545A (en) | Pipe protection device | |
JP2816451B2 (en) | Vehicle engine intake system | |
JP5582914B2 (en) | duct | |
JP2003042228A (en) | Rubber cushion | |
JPH0722019U (en) | Flexible flange | |
JP2929867B2 (en) | Fuel tube coupling device | |
JPH11336715A (en) | Clamp structure for cable | |
JP3904659B2 (en) | connector | |
JPH0828259A (en) | Support device for exhaust pipe for vehicle | |
JP2000266122A (en) | Vibration control mount |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050614 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |