JP4234337B2 - データ伝送システムにおける又は関する改善 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般にデータ伝送とデータ・コード化、特に差動信号として伝送されるコード化データ・シンボルの伝送に関する。
【0002】
【従来の技術】
低電圧差動スイング(Low Voltage Differential Swing; LVDS)システムとして知られた、既知の差動データ伝送システムのブロック図を図1に示す。そのシステムは、差動送信機1と差動受信機2を含む。差動送信機1の第1出力と第2出力は、それぞれ、導体3と4上に電圧信号を発生し、導体3と4との間の電位差が2つの50Ω抵抗器7と8を含む100Ω負荷を通して流れる電流を誘導する。抵抗器7の第1端子は導体3に接続されており、抵抗器7の第2端子は抵抗器8の第1端子に接続されており、及び抵抗器8の第2端子は第2導体4に接続されている。第1抵抗器7と第2抵抗器8は、1.2Vに保持された接続点9で出会う。その1.2Vの電圧は、LVDSシステム内の共通モード電圧レベルである。
【0003】
導体3と4の1つ上の電圧は1.4Vにセットされかつ他の導体上の電圧は1.0Vにセットされるので、それらの導体は共通モード電圧レベルより0.2V高くに又は低くにある。それゆえ、4mAの電流(0.4V/100Ω)が抵抗器7と8を通して流れる。その電流の流れる向き(sense)は、伝送されるシンボルを表す。
【0004】
導体3と4上の信号は伝送線路10と11を通じて伝送され、受信機端での導体は5と6で識別されている(導体5は導体3に結合されておりかつ導体6は導体4に結合されている)。導体5と6は100Ω負荷によって終端され、その負荷は2つの50Ω抵抗器12と13を含む。抵抗器12の第1端子は導体5に接続されており、抵抗器12の第2端子は抵抗器13の第1端子に接続されており、かつ抵抗器13の第2端子は第2導体6に接続されている。導体5と6上の電圧は、1.4V及び1.0V(又はこれの逆の関係)であり、かつそれらの抵抗器を通して4mAの電流を誘導する。電流の流れる向きは伝送されたシンボルを表し、かつ受信機2が検出するために構成されるのはその向きである。
【0005】
図1のシステムを図2にまた示すが、しかし送信機1の実施を詳細に示し、図1のものに相当する電流素子と接続は同じ参照符号を有する。図2の送信機1は8mA電流源14を含み、この電流源はPMOSトランジスタ15と16のソースに接続されており、これらのPMOSトランジスタのドレインは、それぞれ、NMOSトランジスタ17と18のドレインに接続されている。NMOSトランジスタ17と18のソースは、第2の8mA電流シンク19に結合されている。トランジスタ15と17のドレインは、抵抗器7の第1端子にまた接続されており、抵抗器7の第2端子は抵抗器8の第1端子に接続されておりかつ抵抗器8の第2端子はトランジスタ16と18のドレインに接続されている。トランジスタ15と17のゲート入力は、第1入力20に結合されている。トランジスタ16と18のゲート入力は、第2入力21に結合されている。トランジスタ15と17のドレインと抵抗器7の第1端子は、第1出力導体3に結合されている。トランジスタ16と18のドレインと抵抗器8の第2端子は、第2出力導体4に結合されている。送信機回路の分析を容易にするために、伝送線路10、11の遠端を終端する抵抗器12、13を図2にまた示す。
【0006】
トランジシタ15から18及び電流源14と電流シンク19は、入力20と21及び出力導体3と4を備える差動増幅器を形成する。差動増幅器の100Ω負荷の中点9は、図1におけるように、1.2Vに保持される。
【0007】
入力21がハイかつ入力20がロー(例えば、それぞれ、論理1と論理0)で以て、トランジシタ15と18はオンでありかつトランジシタ16と17はオフである。したがって、電流は、電流源14から電流シンク19へトランジスタ15と18を経由し、負荷7と8を通して流れる。同様に、電流は、抵抗器12と13を含む終端負荷を通して流れる。それらの負荷は共に100Ωであるから、8mAは分流して、4mAが負荷7と8を通して流れ、かつ4mAが負荷12と13を通して流れる。それゆえ、抵抗器7と8を横断して0.4Vの電圧降下があるので、導体3と5は1.4Vにあり、かつ導体4と6は1.0Vにある。
【0008】
伝送信号の100Ω差動終端は、伝送線路に適当な終端を与えるのに加えて、多数の利点を有する。例えば、伝送信号は、受信機での電力レベルに依存しない。それゆえ、給電レール(supply rail)差は、少しの共通モード電流も誘導しない。
【0009】
データ伝送システムに対する帯域幅要求が増加するに連れて、高速でデータを並列に伝送することの需要が増大しつつある。このような並列データ伝送に対する図1と図2のシステムの使用(すなわち、このようなシステムを並列に使用すること)は、多数の欠点を有する。各差動接続(すなわち、データの各ビット)が2つのピンを必要とするので、ピン・カウントはハイとなる。受信機端での抵抗器は、送信機端での相当する抵抗器と同じ量の電力を消費し、そうであるから送信機と受信機の両方での電力消費が大きい。制御信号を供給することは、更に信号線路を必要とし、これらがピン・カウントと電力オーバヘッドに加わる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上に挙げた問題のいくつか又は全てを解決する又は軽減することが本発明の目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は少なくとも3つの並列チャネルの集合上をシンボルを伝送するための信号を用意し、信号は各シンボルに対してそれらのチャネルの2つの各々上の活性信号と残りのチャネル上の不活性信号とを含み、シンボルはチャネルのどの2つが活性信号を有するかによって区別可能である。好適には、2つの活性信号は異なった形のものであって、それらが互いと区別されるようにし、シンボルはそれによって更に区別可能である。
【0012】
1実施の形態では、活性信号の1つは第1電圧レベルにある電気信号であり、かつ他の活性信号は第2電圧レベルにある電気信号である。不活性信号は、第1電圧レベルと第2電圧レベルとの中間の電圧レベルにある電気信号、例えば、第1電圧レベルと第2電圧レベルとの間の実質的に中途の電圧レベルにある電気信号である。
【0013】
代替実施の形態では、活性信号の1つは第1の向きの電流として供給されかつ他の活性信号は第2の向きの電流として供給され、第1の向きと第2の向きは互いに反対である。不活性信号は、実質的に零である電流を有することがある。
【0014】
本発明はまた、データを伝送する方法であって、本発明の信号を使用して、シンボルの列としてデータをコード化することを含む方法をまた用意する。
【0015】
本発明はまた、少なくとも3つの端子の集合からデータ・シンボルを伝送するエンコーダを用意し、エンコーダはシンボルの各々に対して集合の2つの端子上に活性信号を供給する一方、集合の残りの端子上に不活性信号を供給するように構成される。好適には、エンコーダは、2つの活性信号を異なった形で供給するように構成されて、それらの活性信号が互いに区別されるようにする。
【0016】
1実施の形態では、エンコーダは、第1電圧レベルにある電気信号として活性信号の1つを供給しかつ第2の異なった電圧レベルにある電気信号として他の活性信号を供給するように構成される。エンコーダは、活性信号の第1電圧レベルと第2電圧レベルとの中間の電圧レベルにある電気信号、例えば、第1電圧レベルと第2電圧レベルとの間の実質的に中途の電圧レベルにある電気信号として不活性信号を供給するように構成される。
【0017】
代替実施の形態では、エンコーダは、第1の向きの電流として活性信号の1つを供給しかつ第2の向きの電流として他の活性信号を供給するように構成され、第1の向きと第2の向きは互いに反対である。不活性信号は、残りの端子に電流信号を活性的に供給しないことによって供給されることがある。
【0018】
エンコーダは、スイッチの第1集合と第2集合を含むことがあり、第1集合と第2集合の各々からの1つのスイッチは端子のそれぞれ1つに接続されており、エンコーダはスイッチの第1集合の選択された1つが接続されている端子上に活性信号の1つを供給するためにそのスイッチを活性化するように構成され、かつエンコーダはスイッチの第2集合の選択された1つが接続されている端子上に他の活性信号を供給するためにそのスイッチを活性化するように構成される。残りのスイッチは、残りの又は各残りの端子に不活性信号を供給するために不活性であることがある。スイッチの第1集合内の各スイッチは第1電圧レベルに結合されることがありかつスイッチの第2集合内の各スイッチは第2電圧レベルに結合されることがある。スイッチの第1集合内の各スイッチは第1電流源に結合されることがありかつスイッチの第2集合内の各スイッチは第2電流源に結合されることがある。エンコーダの各端子は、抵抗器を経由して、共通接続点に結合されることがあり、かつその共通接続点は或る電圧レベル/第1活性信号を搬送する端子上の電圧レベルと第2活性信号を搬送する端子上の電圧レベルとの中間の電圧レベルにあることがある。
【0019】
本発明は、少なくとも3つの端子の集合に表れたデータ・シンボルを受信するデコーダを更に用意し、デコーダは端子のどの2つが活性信号を有するか検出しかつ応答してどのシンボルが受信されつつあるか識別するように構成される。
【0020】
好適には、デコーダは、2つの活性信号のどれが第1形式のものであるかかつどれが第2形式のものであるか検出し、かつその情報を受信されたシンボルの前記識別に使用するように構成される。
【0021】
デコーダは前記端子のどれが第1活性電圧レベルにあるかかつ前記端子のどれが第2活性電圧レベルにあるか検出するように構成されることがあり、その情報は受信されたシンボルの前記識別に使用される。デコーダは、それらの端子上の電圧を基準電圧と比較するように構成されることがある。
【0022】
本発明は各々が上に記載したようなエンコーダとデコーダを含むシステムを更に用意し、システムのエンコーダの特徴はエンコーダとデコーダがそれらの間にデータを転送するために適切に調整し合うように選択される。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0024】
図3は、図1と2のシステムを使用して伝送することができるデータ・シンボルの表現を示す。図3は、送信機からの導体に、それぞれ、接続されているであろう接続点P1とP2との間に直列に接続された抵抗器22と23(図1と2の受信機の抵抗器12と13に相当する)を示す。第1データ・シンボルは、接続点P1から接続点P2へ流れる電流によって表される。第2データ・シンボルは、接続点P2から接続点P1へ流れる電流によって表される。
【0025】
本発明は、図4に示したように、第3抵抗器を追加することによってシンボルの伝送を拡張する。図4は、第1端子を、それぞれ、接続点P1、P2、P3に接続されかつ各々第2端子を共通接続点Zに接続されている抵抗器22、23、及び24を示す。図4は、抵抗器のその配置状態(configuration)を使用して伝送することができる6つのシンボルを示す。これらのシンボルは、接続点P1から接続点P2へ抵抗器22と23を経由して流れる電流、接続点P1から接続点P3へ抵抗器22と24を経由して流れる電流、接続点P2から接続点P3へ抵抗器23と24を経由して流れる電流、接続点P3から接続点P1へ抵抗器24と22を経由して流れる電流、接続点P2から接続点P1へ抵抗器23と22を経由して流れる電流、及び接続点P3から接続点P2へ抵抗器24と23を経由して流れる電流である。
【0026】
図5に示すように、第4抵抗器25が追加されることがあって、これらは接続点24と共通接続点Zとの間に結合され、更に6つのシンボルを伝送することができる。これらのシンボルは、接続点P4から接続点P1、P2、及びP3の各々へ流れる電流、及び反対向きに、接続点P1、P2、及びP3の各々から接続点P4へ流れる電流である。更に抵抗器が追加されることがある。
【0027】
本発明の好適実施の形態では、図1と2の方法で抵抗器の集合が送信機と受信機に採用され、接続点の各々はそれぞれの伝送線路に接続されている。
【0028】
上述した拡張システムを使用して伝送されるシンボル毎に対して、2つの活性接続点があり、伝送されるシンボルは接続点のどれが活性であるかによってかつまたそれら活性2つの接続点を流れる電流の向きによって表される。
【0029】
したがって、本発明のシステムは、N接続点を有することができ、ここにN≧3である。このようなシステムでは、電流をN接続点のいずれか1つから流し出しかつN−1残りの接続点のいずれか1つを通して復帰させることができる。したがって、伝送することができるシンボルであって、そのようにして区別されたシンボルの合計数(S)は、次によって与えられる。
【0030】
【数1】
S=N(N−1)
【0031】
1つのこのようなシンボルに含まれた情報のビットの数(B)は、次によって与えられる。
【0032】
【数2】
B=log2(S)
ここに、log2は、2を底とする対数である。
【0033】
一般に、Bは非整数値である。伝送システムは、簡単な例では、与えられた数(BU)の使用可能なビットに動作するデータ・エンコーダで駆動され、その数は、次によって与えられる。
【0034】
【数3】
Bu=int(B)
ここに、int(B)は、Bの整数部である。
【0035】
使用可能なシンボルの数(S)は、次によって与えられる。
【0036】
【数4】
Su=2Bu
【0037】
多数の未使用シンボルがあることになり、それらは他の目的、例えば、制御信号として使用されることがある。未使用シンボルの1つは無効データを表示するために使用することもでき、このようなシンボルは、チャネルへ伝送されるデータがなく、しかしそれにもかかわらず、例えば、そのチャネルが働いていないことを受信機が知るように、いずれにしてもシンボルを伝送することが望ましいときに、伝送されることがある。スペア・シンボルの他の使用は、隣り合うシンボルが常に異なっていることを保証するために繰返しシンボルの第2のものを置換することである。これらは、受信機端でのクロック回復を必要とする伝送リンクに有効である。というのは、このような「複製(ditto)」シンボルDは伝送データ内のエッジを保証するからである。シンボルSが数回繰り返されるならば、伝送することができる列はSDSD...である。無効データの延長期間があるならば、そのデータ内のエッジは、不当データ・シンボルを複製シンボルと交互に伝送することによって維持することができる。
【0038】
上に説明したN接続システムでは、N入力/出力ピンは、データのBuビットを送付するために必要とされる。在来の差動システムでは、これは2・Bu入力/出力ピンを必要とするであろう。これらの比は、ピン使用率(pin usage factor)を与える。これは、3接続点システムに対しては75%に等しく、5接続点システムに対しては62.5%の最適値へ更に下がる。N>5に対しては、ピン使用率は、一般に、増大する。もっともそれはN<14に対しては100%より下に留まる。
【0039】
接続点の数にかかわらず、データ・リンクの電力消散は一定である。というのは、常に2つの活性接続点しかないからである。接続差動(connection differential)伝送システムを使用する同等数のビットの配分と比較しての相対電力消散は、(1/Bu)によって与えられる。
【0040】
使用することができる接続点の数は、伝送システムの物理的実施の実用性(practicability)によってのみ制約される。最も実用的な目的には、3、4、又は5接続点システムが最適解決をおそらく与えると期待される。
【0041】
システムを負荷抵抗器によって説明したが、それらは本発明の本質的特徴ではない。それらがなくても、3つ以上の導体の集合上を伝送されるシンボルは、どの導体が1つの向きに電流を搬送するかかつどの導体が反対向きに電流を搬送するかによって、又はこれに代えて、どの導体が高電圧にありかつどの導体が低電圧にあるかによって、依然区別される。
【0042】
本発明に従うN接続点(すなわち、N導体)システムに使用される適合送信機を図6に示す。その送信機は、着信データ・ビット(Bu)を捕捉しかつ制御信号の2つの集合(CP1からCP2とCN1からCNn)を発生するエンコーダ26及び制御信号を捕捉しかつ伝送用出力の集合(P1からPn)を発生する参照符号27によって全体的に指示された送信機で構成される。
【0043】
送信機27は、電流源28と電流シンク29、PMOSトランジスタ30から32、NMOSトランジスタ33から35、抵抗器36から38、及び導体39から41を含む。電流源28はPMOSトランジスタ30から32の各々のソースに結合されており、トランジスタ30から32のドレインは、それぞれ、NMOSトランジスタ33から35のドレインに接続されており、及びNMOSトランジスタ33から35のソースは全て電流シンク29に接続されている。PMOSトランジスタ30から32とNMOSトランジスタ33から35のドレインは、それぞれ、抵抗器36から38の第1端子にまた接続されている。抵抗器36から38の各々の第2端子は、1.2V(共通モード電圧)に保持される。PMOSトランジスタ30から32のゲートは、それぞれ、データ・エンコーダ26の出力CP1、Cp2、及びCPnに接続されており、かつNMOSトランジスタ33から35のゲートは、それぞれ、データ・エンコーダの出力CN1、CN2、及びCNnに接続されている。
【0044】
PMOSトランジスタ30から32の1つは、入力CP1からCPnの1つをローとすることによってターン・オンされる。同様に、NMOSトランジスタ33から35の1つは、入力CN1からCNnの1つをハイとすることによってターン・オンされる。例えば、CP1ローかつCN2がハイ(かつCP2とCPNハイかつCN1とCNnロー)でPMOSトランジスタ30とNMOSトランジスタ34はオンであり、残りのトランジスタはオフであることになる。このような状況では、電流源28から抵抗器36へPMOSトランジスタ30を経由してかつ抵抗器37から電流シンク29へNMOSトランジスタ34を経由して電流経路が存在する。更に、抵抗器36と37の第2端子は、電流が電流源28から電流シンク29へそれらの抵抗器及びトランジスタ30と34を経由して流れるように、接続されている。トランジスタの選択は、信号CP1からCPnのどの1つがローであるかかつ信号CN1からCNnのどの1つがハイであるか選択するデータ・エンコーダ26によって行われる。
【0045】
上に与えた例では、出力39はハイ(1.4Vへ)とし出力40はロー(1.0Vへ)になる。残りの出力(この場合は出力41のみ、しかしN接続点システムではN−2のこのような出力があることになる)は、1.2V(共通モード電圧)にある。それゆえ、伝送されるシンボルは、活性出力(共通モード電圧にない出力)と活性出力の極性(すなわち、共通モード電圧よりもどの出力が高いかかつどの出力が低いか)によって表示される。負荷がそれらの出力に接続されているとき、この極性は、もちろん、それら2つの活性出力における電流の向きに等価である。
【0046】
図7は、0.35μmCMOS技術に基づく500Mb/sデータ転送速度で動作する図6の回路のシミュレーションからの導体39から41上の信号P1からP3を示す。初期にP1はハイであり、P3はローであり、かつP2は共通モード電圧にある。4ns経ってP3はハイへ移行し、P2はローへ移行し、かつP1は共通モード電圧へ移行する。最終的に、8ns後に、P2はハイへ移行し、P3はローへ移行し、かつP1は共通モード電圧へ移行する。それゆえ、可能な6つのデータ・シンボルの4つを示す。
【0047】
図8は、図6の送信機を使用して伝送された信号を受信しかつデコードすることができる回路を示す。図8の受信機は、参照符号42によって全体的に指示された受信機回路とデータ・デコーダ43で構成される。受信機42は、送信機27の出力P1からPNを捕捉しかつ信号の2つの集合、RP1からRPNとRN1からRNNを発生する。データ・デコーダ43は、信号RP1からRPNとRN1からRNNを捕捉しかつ送信機27によって伝送されたデータ信号Buを再生する。
【0048】
受信機42は、部分回路(sub−circuit)44と44’を含む。部分回路44は、電流源45、PMOSトランジスタ46から48、及び電流源49から51を含み、かつ信号RP1からRPNを発生する。
【0049】
電流源45は、電流Iを供給しかつPMOSトランジスタ46から48の各々のソースに結合されている。PMOSトランジスタ46から48のドレインは、それぞれ、電流源49から51に結合されており、それらの電流源の各々は電流I/Nを供給する。PMOSトランジスタ46から48のゲートは、それぞれ、入力P1、P2、及びPNに接続されている。PMOSトランジスタ46から48のドレインは、それぞれ、信号RP1からRpNを供給する。
【0050】
部分回路44’は、電流源52から54、NMOSトランジスタ55から57、及び電流源58を含み、かつ信号RN1からRNNを発生する。
【0051】
電流源52から54は、各々、値I/Nを有しかつ、それぞれ、NMOSトランジスタ55から57のドレインに結合されている。NMOSトランジスタ55から57のソースは、各々、電流源58に結合されており、この電流源は値Nを有する。NMOSトランジスタ55から57のゲートは、それぞれ、入力P1、P2、及びPNに接続されている。NMOSトランジスタ55から57のドレインは、それぞれ、信号RN1からRNNを供給する。
【0052】
入力P1がハイであり、入力P2がローであり、かつ入力PNが共通モード電圧にあると、例えば、仮定する。部分回路44では、PMOSトランジスタ46から48のゲートは、それぞれ、1.4V、1.0V、及び1.2Vにあることになる。それらのトランジスタは充分な利得を備えて設計されているので、それらの状況下で、最低入力電圧を有するトランジスタ、すなわち、トランジスタ47は電流の大部分を導通し、他のトランジスタ46と48は実質的にターン・オフになる。それゆえ、出力RP2はトランジスタ47を経由してハイとなり、かつ出力RP1とRPNはローである。同様に、部分回路44’では、NMOSトランジスタ55から57のゲートは、それぞれ、1.4V、1.0V、及び1.2Vにあることになる。それらのトランジスタは、それらの状況下で、トランジスタ55のみがターン・オンされるように設計されている。それゆえ、出力RN1はローでありかつ出力RN2とRNNはハイであることになる。
【0053】
ハイである第1部分回路44の出力は、図6の送信機内のPMOSトランジスタ30から32のどれがターン・オンされたかを表示する。同様に、ローにある第2部分回路44’の出力は、図6の送信機内のNMOSトランジスタ35から37のどれがターン・オンされたかを表示する。デコーダ43は、この情報をデコードして、送信機によって伝送されたデータを再生する。送信機と受信機の代替実施は、本発明の範囲内にある。例えば、図8の受信機は、信号線路P1からPnの各々間に接続された多数の比較器で以て置換することができ、それらの比較器出力はデコードされて最高電圧を持つ信号線路と最低電圧を持つ信号線路を識別し、それゆえ伝送されたシンボルをデコードする。N>4であるシステムに対しては、共通モード電圧にある2つ以上の線路があり、これらの信号について動作する比較器は、したがって、信頼できる出力を生成しない。しかしながら、このような比較器の出力は、デコード論理での「ドントケア(don’t care)」条件に相当する。
【0054】
【発明の効果】
本発明によってコード化することができる使用可能ビットの数(Bu)についての上の分析では、ビットの集合を単一シンボルにコード化すると仮定した。しかしながら、ビットの集合をいくつかのシンボルにコード化することが可能であり、これが、或る場合には、より効率的な使用をもたらすことがある。例えば、3接続点システムでの2つのシンボルは6×6=36状態をコード化することができ、これらはデータの5ビットをコード化するために使用されることがあり、4つの状態を残す。もしそれらのシンボルが単独で使用されたとするならば、各々が2ビットをコード化できるに過ぎず、合計で4ビットを表現するに過ぎないことになるであろう。
【0055】
上の例では、伝送されたシンボルは、定電圧信号又は定電流信号によって表現されている。多くの他のデータ伝送方式に関して知られているように、例えば、エッジ又は遷移を含む変動信号としてシンボルを表すことは、本発明の範囲内にある。
【0056】
上の例では、2つの伝送線路、すなわち、接続点が活性であり、かつ図3と4に矢印で以て指示したように、それらの間で区別することが可能であり、それゆえ線路の各活性対に対して2つのシンボルが区別されるようにする。しかしながら、本発明のより一般的なバージョンでは、それらの活性線路間で区別は行われない。これは、利用可能なシンボルの数を半分にするが、しかし同等の信号をそれらの活性線路上で使用してよいことを意味する。1例では、シンボルは、それらの活性線路に対する差動駆動装置によって伝送された正弦波の少数サイクルによって表される。しかしながら、受信機は、適当な周波数の正弦波形の存在に応答するのみで、それら2つの活性線路上の波形の位相差には応答しない。
【0057】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
【0058】
(1) 少なくとも3つの並列チャネルの集合上をシンボルを伝送するための信号であって、前記信号は各シンボルに対して前記チャネルの2つの各々上の活性信号と残りのチャネル上の不活性信号とを含み、前記シンボルは前記チャネルのどの2つが前記活性信号を有するかによって区別可能である信号。
【0059】
(2) 第1項記載の信号において、前記2つの活性信号は異なった形式の活性信号であって前記活性信号が互いと区別されるようにし、それによって前記シンボルが更に区別可能とされる信号。
【0060】
(3) 第2項記載の信号において、前記活性信号の1つは第1電圧レベルにある電気信号でありかつ他の前記活性信号は第2電圧レベルにある電気信号である信号。
【0061】
(4) 第3項記載の信号において、前記不活性信号は前記第1電圧レベルと前記第2電圧レベルとの中間の電圧レベルにある電気信号である信号。
【0062】
(5) 第4項記載の信号において、前記不活性信号は前記第1電圧レベルと前記第2電圧レベルとの間の実質的に中途の電圧レベルにある信号。
【0063】
(6) 第2項記載の信号において、前記活性信号の1つは第1の向きの電流として供給されかつ他の前記活性信号は第2の向きの電流として供給され、前記第1の向きと前記第2の向きとは互いに反対である信号。
【0064】
(7) 第6項記載の信号において、前記不活性信号は実質的に零である電流を有する信号。
【0065】
(8) 少なくとも3つの端子の集合からデータ・シンボルを伝送するエンコーダであって、前記シンボルの各々に対して前記集合の2つの前記端子上に活性信号を供給する一方、前記集合の残りの前記端子上に不活性信号を供給するように構成されるエンコーダ。
【0066】
(9) 第8項記載のエンコーダであって、異なった形で前記2つの活性信号を供給するように構成されて、前記活性信号が互いに区別されるようにするエンコーダ。
【0067】
(10) 第9項記載のエンコーダであって、第1電圧レベルにある電気信号として前記活性信号の1つを供給しかつ異なった第2電圧レベルにある電気信号として他の前記活性信号を供給するように構成されたエンコーダ。
【0068】
(11) 第10項記載のエンコーダであって、前記活性信号の前記第1電圧レベルと前記第2電圧レベルとの中間の電圧レベルにある電気信号として前記不活性信号を供給するように構成されたエンコーダ。
【0069】
(12) 第11項記載のエンコーダにおいて、前記不活性信号は前記第1電圧レベルと前記第2電圧レベルとの間の実質的に中途の電圧レベルにあるエンコーダ。
【0070】
(13) 第9項記載のエンコーダであって、第1の向きの電流として前記活性信号の1つを供給しかつ第2の向きの電流として他の前記活性信号を供給し、前記第1の向きと前記第2の向きとは互いに反対であるエンコーダ。
【0071】
(14) 第13項記載のエンコーダにおいて、前記不活性信号は残りの前記端子上に電流信号を活性的に供給しないことによって供給されるエンコーダ。
【0072】
(15) 第9項から第14項のいずれか1つに記載のエンコーダであって、スイッチの第1集合と第2集合とを含み、前記第1集合と前記第2集合との各々からの1つのスイッチは前記端子のそれぞれの1つに接続されており、前記エンコーダはスイッチの前記第1集合の選択された1つのスイッチが接続されている端子上に前記活性信号の1つを供給するために前記選択された1つのスイッチを活性化するように構成され、かつ前記エンコーダはスイッチの前記第2集合の選択された1つのスイッチが接続されている端子上に他の前記活性信号を供給するために前記第2集合の前記選択された1つのスイッチを活性化するように構成されるエンコーダ。
【0073】
(16) 第15項記載のエンコーダにおいて、前記残りのスイッチは前記残りの端子又は各残りの端子上に不活性信号を供給するために不活性であるエンコーダ。
【0074】
(17) 第15項又は第16項記載のエンコーダにおいて、スイッチの前記第1集合内の各スイッチは第1電圧レベルに結合されておりかつスイッチの前記第2集合内の各スイッチは第2電圧レベルに結合されているエンコーダ。
【0075】
(18) 第15項又は第16項記載のエンコーダにおいて、スイッチの前記第1集合内の各スイッチは第1電流源に結合されておりかつスイッチの前記第2集合内の各スイッチは第2電流源に結合されているエンコーダ。
【0076】
(19) 第15項から第18項のいずれか1つに記載のエンコーダにおいて、前記エンコーダの各端子は抵抗器を経由して共通接続点に結合されているエンコーダ。
【0077】
(20) 第19項記載のエンコーダにおいて、前記共通接続点は或る電圧レベル/前記第1活性信号を搬送する端子上の電圧レベルと前記第2活性信号を搬送する端子上の電圧レベルとの中間の電圧レベルにあるエンコーダ。
【0078】
(21) 少なくとも3つの端子の集合に表れたデータ・シンボルを受信するデコーダであって、前記端子のどの2つが活性信号を有するか検出しかつ応答してどのシンボルが受信されつつあるか識別するように構成されるデコーダ。
【0079】
(22) 第21項記載のデコーダであって、2つの活性信号のどれが第1形式のものであるかかつどれが第2形式のものであるか検出し、かつ受信された前記シンボルの前記識別に前記検出により得られた情報を使用するように構成されるデコーダ。
【0080】
(23) 第22項記載のデコーダであって、前記端子のどれが第1活性電圧レベルにあるかかつ前記端子のどれが第2活性電圧レベルにあるか検出し、かつ前記検出によって得られた情報は受信された前記シンボルの前記識別に使用されるデコーダ。
【0081】
(24) 第23項記載のデコーダであって、前記端子上の前記電圧レベルを基準電圧と比較すように構成されるデコーダ。
【0082】
(25) 第24項記載のデコーダであって、
第1受信機部分回路と、
第2受信機部分回路と、
データ・デコーダと、
データ出力と
を含み、
前記第1受信機部分回路は前記端子の各々に対するそれぞれのスイッチング素子を相当する前記端子上の信号によって制御されてそれぞれの出力を供給し、前記第1受信機部分回路の各出力はいつ前記スイッチング素子を制御する前記端子が第1電圧レベルにあるかを表示し、
前記第2受信機部分回路は前記端子の各々に対するそれぞれのスイッチング素子を相当する前記端子上の信号によって制御されてそれぞれの出力を供給し、前記第2受信機部分回路の各出力はいつ前記スイッチング素子を制御する前記端子が第2電圧レベルにあるかを表示し、
前記第1受信機部分回路と前記第2受信機部分回路との出力は前記データ・デコーダの入力に結合されており、前記データ・デコーダは、前記第1受信機部分回路が前記第1電圧レベルの存在を表示するのと前記第2受信機部分回路の出力が前記第2電圧レベルの存在を表示するのとのどれかに応答して、伝送されたデータ・シンボルを判定し、かつ前記データ出力上の前記データ・シンボルを表示するように構成される
デコーダ。
【0083】
(26) 第23項記載のデコーダであって、前記端子上の電圧レベルを互いと比較することによって前記第1活性電圧レベルと第2活性電圧レベルとを検出するように構成され、前記第1活性電圧レベルを有する前記端子は最高電圧を有する端子として識別されかつ前記第2活性電圧レベルを有する前記端子は最低電圧を有する端子として識別されるデコーダ。
【0084】
(27) 第22項記載のデコーダであって、前記端子のどれが第1の向きの電流を受けつつあるかかつどれが反対向きの電流を受けつつあるか検出するように構成され、前記検出によって得られた情報は受信された前記シンボルの前記識別に使用されるデコーダ。
【0085】
(28) 第8項から第20項のいずれか1つに記載のエンコーダと第21項から第27項のいずれか1つに記載のデコーダとを適当に含むシステム。
【0086】
(29) データを伝送する方法であって、第1項から第7項のいずれか1つに記載の信号を使用してシンボルの列として前記データをコード化する方法。
【0087】
(30) 差動信号としてコード化データ・シンボルを伝送する差動データ伝送システム。少なくとも3つの並列チャネルの集合上をシンボルを伝送するための信号であって、各チャネルは第1端子を接続点P1からPNのいずれか1つに接続されており、かつ各チャネルは第2端子を共通接続点Zに接続されている。前記信号は各シンボルに対して前記チャネルの2つ上の活性信号と残りのチャネル上の不活性信号とを含み、前記シンボルは前記チャネルのどの2つが前記活性信号を有するかによって区別可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知の差動データ伝送システムのブロック図である。
【図2】図1のシステムに適した送信機の回路図である。
【図3】図1と2のシステムによって伝送されるシンボルの表現図である。
【図4】本発明に従う3路システムによって伝送されるシンボルの表現図である。
【図5】本発明に従う4路システムによって伝送されるシンボルの表現図である。
【図6】本発明に従う送信機の回路図である。
【図7】図6の回路の出力での例示波形図である。
【図8】本発明に従う受信機の回路図である。
【符号の説明】
22 抵抗器
23 抵抗器
24 抵抗器
25 抵抗器
26 データ・エンコーダ
27 送信機
36 抵抗器
37 抵抗器
38 抵抗器
42 受信機
43 データ・デコーダ
44 受信機部分回路
44’ 受信機部分回路
P1 接続点、信号
P2 接続点、信号
P3 接続点、信号
P4 接続点
Z 共通接続点
Claims (3)
- 少なくとも3つの並列チャネルの集合上をシンボルを伝送するための、信号でシンボルを伝送する方法であって、前記信号は各シンボルに対して前記チャネルの2つの各々上の活性信号と残りのチャネル上の不活性信号とを含み、前記シンボルは前記チャネルのどの2つが前記活性信号を有するかによって区別可能である信号であり、
前記活性信号の1つは第1の方向の電流として供給され、かつ他の前記活性信号は第2の方向の電流として供給され、当該第1および第2の電流方向は互いに反対方向であり、さらに前記不活性信号は実質的に零の電流を有する、信号でシンボルを伝送する方法。 - 少なくとも3つの並列チャネルの集合上をシンボルを伝送するための、信号でシンボルを伝送する方法であって、前記信号は各シンボルに対して前記チャネルの2つの各々上の活性信号と残りのチャネル上の不活性信号とを含み、前記シンボルは前記チャネルのどの2つが前記活性信号を有するかによって区別可能である信号であり、
前記活性信号の1つは第1の電圧レベルにあり、かつ前記他の活性信号は第2の電圧レベルにあり、さらに前記不活性信号は前記第1および第2の電圧レベルの間の実質的に中間の電圧レベルにある、信号でシンボルを伝送する方法。 - データを伝送する方法であって、請求項1に記載の信号を使用してデータをシンボルの列としてコード化することを含む、データを伝送する方法。
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