JP4228916B2 - 画像形成方法 - Google Patents
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Description
(1) 表層に熱可塑性樹脂を含有するインクジェット記録媒体にインクを吐出して記録後、該熱可塑性樹脂を溶融または皮膜化する定着工程を有する画像形成方法において、定着工程前に該インクジェット記録媒体にインクジェットノズルを用いて画像濃度0.5以下の部位に熱可塑性樹脂を含有する無色または白色の液体を供給することを特徴とする画像形成方法。
(2) 表層に熱可塑性樹脂を含有するインクジェット記録媒体にインクを吐出して記録後、該熱可塑性樹脂を溶融または皮膜化する定着工程を有する画像形成方法において、定着工程前に該インクジェット記録媒体にインクジェットノズルを用いて未印字部のみに熱可塑性樹脂を含有する無色または白色の液体を供給することを特徴とする画像形成方法。
(3) 表層に熱可塑性樹脂及び無機顔料からなるインク吸収層があり、その下層に無機顔料を主体とするインク吸収層を有するインクジェット記録媒体を用いることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
(4) インクが顔料インクであることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
(5) 記録インク用ノズルと無色または白色の液体を供給するためのノズルを用意し、
記録インクと無色または白色の液体を同時にノズルより吐出することを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
(6) 単位面積当たりに打たれる、記録インクおよび、無色または白色の液体の総量の最大量が26ml/m2未満であることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
(7) 単位面積当たりに打たれる、記録インクおよび、無色または白色の液体の総量の最少量が2ml/m2未満であることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
(8) 無色または白色の液体を供給後、5分以内に定着工程に搬送されることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
(9) 記録インクと無色または白色の液体を混合したとき、直後の吸光度に対して、吸光度変化が5%未満であることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
(10) インクジェットノズルを用いて無色または白色の液体を供給する場合、無色または白色の液体のインク滴の体積が記録インクのインク滴の体積より大きいことを特徴とする上記(1)に記載の画像形成方法。
次に本発明に用いられるインクジェット記録媒体について説明する。
支持体としては、従来からインクジェット記録媒体に用いられている支持体、例えば、普通紙、アート紙、コート紙及びキャストコート紙等の紙支持体、プラスティック支持体、両面をポリオレフィンで被覆した紙支持体、これらを張り合わせた複合支持体を用いることができる。
原紙のpHは、JIS−P−8113で規定された熱水抽出法により測定された場合、5〜9であることが好ましい。
2.引き裂き強度:JIS−P−8116で規定される強度で縦方向が10〜200g、横方向が20〜200g、
3.圧縮弾性率≧98.1MPa、
4.表面ベック平滑度:JIS−P−8119に規定される条件で、20秒以上が光沢面としては好ましいが、いわゆる型付け品ではこれ以下であってもよい、
5.表面粗さ:JIS−B−0601に規定された表面平均粗さが、基準長さ2.5mm当たり最大高さが10μm以下、
6.不透明度:JIS−P−8138に規定された方法で測定したとき、80%以上、特に85〜98%、
7.白さ:JIS−Z−8729で規定されるL*、a*、b*がL*=80〜95、a*=−3〜+5、b*=−6〜+2、
8.表面光沢度:JIS−Z−8741に規定される60度鏡面光沢度が、10〜95%、
9.クラーク剛直度:記録用紙の搬送方向のクラーク剛直度が、50〜300cm2/100、
10.中紙の含水率:中紙に対して、通常、2〜100質量%、好ましくは2〜6質量%。
記録媒体のインク吸収層としては、1層または2層以上の構成でもよい。特に支持体上に後述の無機顔料を含有する第1のインク吸収層があり、その上層に後述の熱可塑性樹脂及び無機顔料を含有する第2のインク吸収層を有する2層構成のインク吸収層を持つインクジェット記録媒体を用いることが好ましい。
空隙型としては、微粒子及び親水性バインダーを混合して塗布したもので、特に光沢性のあるものが好ましい。微粒子としては、アルミナもしくはシリカが好ましく、特に、粒径0.1μm以下のシリカを用いたものが好ましい。親水性バインダーとしては、例えば、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド等を単独もしくは併用したものが好ましい。
カチオン変性ポリビニルアルコールのカチオン変性基含有単量体の比率は、酢酸ビニルに対して0.1〜10モル%、好ましくは0.2〜5モル%である。
本発明においては、インク吸収層の表層に熱可塑性樹脂を含む層を設ける。
記録媒体が、支持体上にインク吸収層を有し、表層が少なくとも無機顔料と熱可塑性樹脂の微粒子とを含むことが好ましい。特に、好ましい理由として以下の点をあげることができる。
2)画像表面強度が強い、
3)画像保存時の重ねでの融着が起こりにくい、
4)インク吸収層の塗布生産性に優れている、
5)筆記性を有している。
本発明に用いられるインクは、一般にインクジェット記録に適性を有するものであれば、その色材は染料あるいは顔料の何れでもよい。画像保存性、画質の観点から顔料インクが好ましい。
染料としては水溶性直接染料、酸性染料、反応性染料、塩基性染料等が挙げられ、これらを単独あるいは複数種類を併用してもよい。これらの染料は、所望に応じて適宜選択して使用される溶媒中に溶解して使用する。以下に代表的染料を挙げる。
C.I.ダイレクトイエロー:1、4、8、11、12、24、26、27、28、33、39、44、50、58、85、86、100、110、120、132、142、144
C.I.ダイレクトレッド:1、2、4、9、11、13、17、20、23、24、28、31、33、37、39、44、47、48、51、62、63、75、79、80、81、83、89、90、94、95、99、220、224、227、243
C.I.ダイレクトブルー:1、2、6、8、15、22、25、71、76、78、80、86、87、90、98、106、108、120、123、163、165、192、193、194、195、196、199、200、201、202、203、207、236、237
C.I.ダイレクトブラック:2、3、7、17、19、22、32、38、51、56、62、71、74、75、77、105、108、112、117、154
〈酸性染料〉
C.I.アシッドイエロー:2、3、7、17、19、23、25、29、38、42、49、59、61、72、99
C.I.アシッドオレンジ:56、64
C.I.アシッドレッド:1、8、14、18、26、32、37、42、52、57、72、74、80、87、115、119、131、133、134、143、154、186、249、254、256
C.I.アシッドバイオレット:11、34、75
C.I.アシッドブルー:1、7、9、29、87、126、138、171、175、183、234、236、249
C.I.アシッドグリーン:9、12、19、27、41
C.I.アシッドブラック:1、2、7、24、26、48、52、58、60、94、107、109、110、119、131、155
〈反応性染料〉
C.I.リアクティブイエロー:1、2、3、13、14、15、17、37、42、76、95、168、175
C.I.リアクティブレッド:2、6、11、21、22、23、24、33、45、111、112、114、180、218、226、228、235
C.I.リアクティブブルー:7、14、15、18、19、21、25、38、49、72、77、176、203、220、230、235
C.I.リアクティブオレンジ:5、12、13、35、95
C.I.リアクティブブラウン:7、11、33、37、46
C.I.リアクティブグリーン:8、19
C.I.リアクティブバイオレット:2、4、6、8、21、22、25
C.I.リアクティブブラック:5、8、31、39
〈塩基性染料〉
C.I.ベーシックイエロー:11、14、21、32
C.I.ベーシックレッド:1、2、9、12、13
C.I.ベーシックバイオレット:3、7、14
C.I.ベーシックブルー:3、9、24、25
染料としては、この他にキレート染料及びいわゆる銀色素漂白法感光材料(例えばチバガイギー製チバクローム)に用いられるアゾ染料を挙げることができる。キレート染料に関しては、例えば英国特許第1,077,484号の記載を参考にすることができる。銀色素漂白法感光材料アゾ染料に関しては、例えば英国特許第1,039,458号、同第1,004,957号、同第1,077,628号、米国特許第2,612,448号の記載を参考にすることができる。水溶性染料の含有量は、インク全質量に対して1〜10質量%であるのが好ましい。
本発明においては、もう一つの色材として画像保存性の観点から顔料を用いることが好ましい。顔料としては、不溶性顔料、レーキ顔料等の有機顔料及びカーボンブラックを好ましく用いることができる。
顔料インクとして好ましい形態である水系インク組成物は、水溶性有機溶媒を併用することが好ましい。
インク中の顔料固形分濃度は、0.1〜10質量%の範囲で選択でき、写真画像を得るには、顔料固形分濃度を各々変化した、いわゆる濃淡インクを用いることが好ましく、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの濃淡インクを各々用いることは特に好ましい。また、必要に応じて、赤、緑、青等の特色インクを用いることも、色再現性上好ましい。
本発明の画像形成方法では、市販されているインクジェットプリンターのように記録媒体収納部、搬送部、インクカートリッジ、インクジェットプリントヘッドを有するものであれば特に制約はなく使用できるが、少なくともロール状の記録媒体収納部、搬送部、インクジェットプリントヘッド、切断部、及び、必要に応じて加熱部、加圧部、記録プリント収納部から構成される一連のプリンターセットであると、インクジェット写真を商用利用する場合に有用である。
本発明の画像形成方法の特徴は、後述の定着工程前に記録媒体に無色または白色の液体を供給し、その後、熱可塑性樹脂を溶融または皮膜化し定着することである。この工程を追加することにより、画質の劣化がなく、白地の光沢を向上した画像が形成される。
供給量:無色または白色の液体の供給量は、記録媒体の吸収容量以下であれば特に制約は無いが、1ml/m2〜30ml/m2の範囲が好ましく、より好ましくは2ml/m2〜26ml/m2が好ましく、さらに好ましくは2ml/m2〜12ml/m2である。
本発明では印字後に記録材料の熱可塑性樹脂を加熱、加圧し、溶融または皮膜化する定着を行う。この処理は、複数回行ってもよい。
《インクの作製》
下記の方法に従って顔料インク1及び染料インク1を作製した。
〔顔料分散液の作製〕
(イエロー顔料分散体1の作製)
C.I.ピグメントイエロー74 20質量%
スチレン−アクリル酸共重合体(分子量10,000、酸価120) 12質量%
ジエチレングリコール 15質量%
イオン交換水 53質量%
上記各添加剤を混合し、0.3mmのジルコニアビーズを体積率で60%充填した横型ビーズミル(アシザワ社製 システムゼータミニ)を用いて分散し、イエロー顔料分散体1を得た。得られたイエロー顔料の平均粒径は112nmであった。
C.I.ピグメントレッド122 25質量%
ジョンクリル61(アクリル−スチレン系樹脂、ジョンソン社製)固形分で18質量%
ジエチレングリコール 15質量%
イオン交換水 42質量%
上記各添加剤を混合し、0.3mmのジルコニアビーズを体積率で60%充填した横型ビーズミル(アシザワ社製 システムゼータミニ)を用いて分散し、マゼンタ顔料分散体1を得た。得られたマゼンタ顔料の平均粒径は105nmであった。
C.I.ピグメントブルー15:3 25質量%
ジョンクリル61(アクリル−スチレン系樹脂、ジョンソン社製)
固形分として15質量%
グリセリン 10質量%
イオン交換水 50質量%
上記各添加剤を混合し、0.3mmのジルコニアビーズを体積率で60%充填した横型ビーズミル(アシザワ社製 システムゼータミニ)を用いて分散し、シアン顔料分散体1を得た。得られたシアン顔料の平均粒径は87nmであった。
カーボンブラック 20質量%
スチレン−アクリル酸共重合体(分子量7,000、酸価150) 10質量%
グリセリン 10質量%
イオン交換水 60質量%
上記各添加剤を混合し、0.3mmのジルコニアビーズを体積率で60%充填した横型ビーズミル(アシザワ社製 システムゼータミニ)を用いて分散し、ブラック顔料分散体1を得た。得られたブラック顔料の平均粒径は75nmであった。
イエロー顔料分散体1 15質量%
エチレングリコール 20質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.1質量%
イオン交換水 54.9質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、イエロー濃インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は120nmであり、表面張力γは36mN/mであった。
イエロー顔料分散体1 3質量%
エチレングリコール 25質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.1質量%
イオン交換水 61.9質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、イエロー淡インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は118nmであり、表面張力は37mN/mであった。
マゼンタ顔料分散体1 15質量%
エチレングリコール 20質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.1質量%
イオン交換水 54.9質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、マゼンタ濃インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は113nmであり、表面張力は35mN/mであった。
マゼンタ顔料分散体1 3質量%
エチレングリコール 25質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.1質量%
イオン交換水 61.9質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、マゼンタ淡インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は110nmであり、表面張力は37mN/mであった。
シアン顔料分散体1 10質量%
エチレングリコール 20質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.1質量%
イオン交換水 59.9質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、シアン濃インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は95nmであり、表面張力は36mN/mであった。
シアン顔料分散体1 2質量%
エチレングリコール 25質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.2質量%
イオン交換水 62.8質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、シアン淡インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は92nmであり、表面張力は33mN/mであった。
ブラック顔料分散体1 10質量%
エチレングリコール 20質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.1質量%
イオン交換水 59.9質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、ブラック濃インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は85nmであり、表面張力は35mN/mであった。
ブラック顔料分散体1 2質量%
エチレングリコール 25質量%
ジエチレングリコール 10質量%
界面活性剤(サーフィノール465 日信化学工業社) 0.1質量%
イオン交換水 62.9質量%
以上の各組成物を混合、攪拌し、1μmフィルターでろ過し、ブラック淡インク1を作製した。インク中の顔料の平均粒径は89nmであり、表面張力は36mN/mであった。
以上の8種類のインクセットを顔料インク1とする。
次に、下記の方法に従って染料インク1を作製した。
以下に示す組成物を十分に攪拌後、0.8μmフィルター(DISMIC−25CS:Toyo Roshi Kaisha LTD)で濾過してブラックインクK−1を作製した。
Kayacion Black P−NBR liq.40の加水分解物(日本化薬社製、固形分40質量%水溶液) 25質量%
プロキセルGXL(D)(ゼネカ社製、20質量%水溶液) 0.2質量%
エチレングリコール 12質量%
ジエチレングリコール 13質量%
イオン交換水 全質量が100gになる量
〈イエローインクY−1、マゼンタインクM−1、シアンインクC−1の作製〉
ブラックインクK−1用の染料(Kayacion Black P−NBRliq.40の加水分解物)の代わりに酸性染料C.I.アシッドイエロー42を5質量%、酸性染料C.I.アシッドレッド106を3質量%、酸性染料C.I.アシッドブルー249を3.8質量%(表1記載)それぞれ用いた他は上記ブラックインクK−1の作製と同様にしてそれぞれイエローインクY−1、マゼンタインクM−1、シアンインクC−1を作製した。
ブラックインクK−1、イエローインクY−1、マゼンタインクM−1、シアンインクC−1を組み合わせたインクセットを染料インク1とする。
反応性染料Kayacion Black P−NBR liq.40の加水分解については、従来公知の加水分解の方法(特開昭59−199781号、第6頁の「作製例」の記載)に準じて以下の如くに行った。
下記のようにして記録媒体1〜3を作製した。
コニカ(株)製インクジェットペーパー フォトライクQP上に、熱可塑性樹脂(スチレン−アクリル系ラテックス、Tg73℃、平均粒径0.4μm、固形分40質量%)が2.5g/m2になるようにワイヤーバーにて塗布、乾燥し、さらにホウ酸が1g/m2になるようにオーバーコートして記録媒体1を作製した。
(シリカ分散液の調製)
1次粒子の平均粒径が約0.012μmの気相法シリカ(トクヤマ社製:QS−20)125kgを、三田村理研工業株式会社製のジェットストリーム・インダクターミキサーTDSを用いて、硝酸でpHを2.5に調整した620Lの純水中に室温で吸引分散した後、純水で全量を694Lに仕上げて、シリカ分散液−1を調製した。
上記シリカ分散液600mlを40℃で攪拌しながら、以下の各添加剤を順次混合して塗布液1を作製した。
6ml
ポリビニルアルコール(クラレ工業(株)製:PVA235)の7質量%水溶液
185ml
純水 全量を1000mlに仕上げた。
塗布液1を40℃で撹拌し、そこへ熱可塑性樹脂(スチレン−アクリル系ラテックス、Tg73℃、平均粒径0.3μm、固形分40質量%)をシリカ/熱可塑性樹脂の固形分比が5/5になるように加えて、さらに40℃で粘度が45mPa・sとなるように適宜純水を加えて、塗布液2を作製した。
両面をポリエチレンで被覆した紙支持体(厚みが220μmでインク吸収層面のポリエチレン中にはポリエチレンに対して13質量%のアナターゼ型酸化チタン含有)に、上記塗布液2を支持体側から順に第1層、第2層、第3層、第4層とし、全層同時にスライドホッパーにて塗布、乾燥して記録媒体2を作製した。なお、塗布液は40℃に加温して塗布し、塗布直後に0℃に保たれた冷却ゾーンで20秒冷却した後、25℃の風(相対湿度15%)で60秒間、45℃の風(相対湿度が25%)で60秒間、50℃の風(相対湿度が25%)で60秒間順次乾燥し、20〜25℃、相対湿度が40〜60℃の雰囲気下で2分間調湿して試料を巻き取った。この記録媒体をロール幅127mm、長さ100mのロール状に加工した。乾燥後記録媒体2はポリエチレン袋で密封包装し、温度55℃の恒温装置で3日間保存した。
両面をポリエチレンで被覆した紙支持体(厚みが220μmでインク吸収層面のポリエチレン中にはポリエチレンに対して13質量%のアナターゼ型酸化チタン含有)に、上記塗布液1を支持体側から順に第1層、第2層、第3層とし、上記塗布液2を第4層として全層同時にスライドホッパーにて塗布、乾燥して記録媒体3を作製した。なお、塗布液は40℃に加温して塗布し、塗布直後に0℃に保たれた冷却ゾーンで20秒冷却した後、25
℃の風(相対湿度15%)で60秒間、45℃の風(相対湿度が25%)で60秒間、50℃の風(相対湿度が25%)で60秒間順次乾燥し、20〜25℃、相対湿度が40〜60℃の雰囲気下で2分間調湿して試料を巻き取った。この記録媒体をロール幅127mm、長さ100mのロール状に加工した。乾燥後記録媒体3はポリエチレン袋で密封包装し、温度55℃の恒温装置で3日間保存した。
《評価》
〈インク吸収容量〉
一定面積の試料を25℃、相対湿度50%の条件で24時間保存後、試料を順水中に10秒浸漬した。この間、吸収に伴い、記録媒体中の空隙の空気が表面に泡として付着して吸水を妨げるので、試料はピンセットでつまみ緩やかに動かし、泡を除去した。10秒後に引き上げた試料は、速やかに濾紙にて表面の水分を取り、浸漬前後の秤量から吸収容量を求めた。測定結果を表1に示す。
(画像1の作成)
加熱定着機付きのインクジェットプリンターの8色対応ヘッドに顔料インク1の8色インクをセットし、12.7cm幅のロール状の上記記録媒体3をシート供給し、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのウエッジ画像、縦及び横に1cm幅でY、M、C、B、G、R、Bkの帯を各々描いた格子状テストチャート及び人物ポートレート像をプリントし、画像1を得た。加熱定着は行わなかった。
上記画像1の作成後、記録媒体全面に純水をバー塗布で3ml/m2供給後、4分後に、装置内の加熱定着機にて、加熱ローラーの表面温度を114℃にて加熱定着を行い、表層の熱可塑性樹脂を溶融、皮膜化して画像2を得た。
上記画像2の作成において、記録媒体の種類、無色または白色の液体の種類、供給方法、供給時期及び供給部位を表2のように変えた以外は同様にして画像3〜20を得た。画像3〜20の作成に関し、以下にさらに説明する。
上記画像1と同様に画像を作成後、加圧式スプレーを用いて、液体1を3.5ml/m2全面に供給後、2分後に装置内の定着機にて、加熱定着を行った。加熱ローラーの表面温度は114℃であった。
上記画像1と同様に画像を作成後、無色または白色の液体をインクジェットヘッドに充填した別のプリンターにて、画像濃度0.5以下の部分に液体1を2.5ml/m2、ヘッ
ドより供給後、1分後に画像3作成と同様に加熱定着を行った。
画像4の作成において、記録媒体、インク、無色叉は白色の液体の種類、供給部位、供給量、定着までの時間を各々変化させた以外は同様にして画像5−11、16、17、20を作成した。
加熱定着機付きのインクジェットプリンターの9色対応ヘッドに、顔料インク1の8色インクセットと、液体1をセットし(このヘッドからと出される液滴の体積は40plに制御される)、12.7cm巾のポートレート像をプリントした。この時、画像情報に応じて白地部には同時に液体1を4ml/m2になるようにインクジェットヘッドより供給した。記録後、30秒後に、装置内の定着機にて定着を行った。加熱ローラーの表面温度は114℃であった。
画像12の作成において、無色または白色の液体の種類、供給部位、供給量を各々、表のように変えた以外は同様にして画像13,14を作成した。
画像3の無色または白色の液体の供給量を変えた以外は同様にして画像15を作成した。
加熱定着機付きのインクジェットプリンターの9色対応ヘッドに、顔料インク1の8色インクセットと、液体4をセットし(このヘッドから吐出される液滴の体積は6plに制御される)12.7cm巾のポートレート像をプリントした。この時、画像情報に応じて白地部には同時に液体4を4ml/m2になるようにインクジェットヘッドより供給した。記録後、30秒後に、装置内の定着機にて定着を行った。加熱ローラーの表面温度は114℃であった。
画像18の作成において使用した液体4を液体5に変えた以外は画像18と同様の方法によって画像19を作成した。
ジエチレングリコール 15質量%
界面活性剤サーフィノール465(日信化学社製) 0.5質量%
水を加えて100質量%に仕上げる
(無色または白色の液体2の組成)
熱可塑性樹脂(スチレン−アクリル系ラテックス、Tg70℃、平均粒径0.15μm、固形分30質量%) 30質量%
界面活性剤サーフィノール465(日信化学社製) 0.5質量%
水を加えて100質量%に仕上げる。
熱可塑性樹脂(アクリルエステル共重合体、ノニオン系分散剤で分散、Tg75℃、
平均粒径0.2μm、固形分30質量) 30質量%
ジエチレングリコール 15質量%
界面活性剤サーフィノール465(日信化学社製) 0.5質量%
水で100質量%に仕上げる
(無色叉は白色の液体4の組成)
ビニブラン602(日信化学社製) 15質量%
グリセリン 10質量%
界面活性剤サーフィノール465(日信化学社製) 0.5質量%
水を加えて100質量%に仕上げる。
熱可塑性樹脂(スチレン−アクリルエステル共重合体、カチオン系活性剤で分散、
Tg63℃、平均粒径0.3μm、固形分30質量) 30質量%
ジエチレングリコール 15質量%
界面活性剤サーフィノール465(日信化学社製) 0.5質量%
水で100質量%に仕上げる
〈画質〉
出力したテストチャート及び人物ポートレート像を主体に、画質評価パネラーとして任意に20人選抜し、画質の目視評価を行った。各評価対象サンプルを、同様の画像をコンベンショナルのカラーペーパー(コニカ社製カラーペーパーTypeQAA7光沢タイプ)にプリントした写真画像基準サンプルと比較して評価した。インクジェット画像については画像部と白地の一様性(画像の浮き上がりがないこと)についても評価した。
4:写真画像基準サンプルと同等であると評価した人数が14〜16人
3:写真画像基準サンプルと同等であると評価した人数が10〜13人
2:写真画像基準サンプルと同等であると評価した人数が6〜9人
1:写真画像基準サンプルと同等であると評価した人数が6人未満
評価の結果を表2に示す。
インク吸収速度に関係するカラーブリードの評価を行った。評価は、印字したY、M、C、B、G、R、Bkの帯状テストチャートについて、境界における色にじみの発生の有無を目視観察し、以下に示す基準に則り評価を行った。
3:1、2色でわずかに境界で色にじみが観察された
2:数色において、境界での色にじみが観察された
1:数色で、かなり激しい境界色にじみが確認された
評価の結果を表2に示す。
評価サンプルの黒ベタ部及び白地部の画像を写像性測定器ICM−1DP(スガ試験機械社製)で反射60度、光学くし2mmでの写像性(光沢値C値%)を測定した。評価は、以下の基準によって行った。
3:C値%が60〜51
2:C値%が50〜41
1:C値%が40以下
上記評価ランクにおいて、4、3が実用上好ましいランクと判断した。
評価の結果を表2に示す。
無色叉は白色の液体の供給方法としてはノズルでの供給が周辺の汚染も無く好ましい、特に記録インクと同時に供給するのは記録速度の点からも好ましいことが分った。また、画像3と15の比較から、記録インクと無色または白色液体の総量が26mlを超えるとカラーブリードが劣化してしまうことが分った。また、記録インクと無色または白色液体の総量が2mlを超えない画像16では画像7と比較して白地光沢向上で見劣りがすることが分った。
Claims (10)
- 表層に熱可塑性樹脂を含有するインクジェット記録媒体にインクを吐出して記録後、該熱可塑性樹脂を溶融または皮膜化する定着工程を有する画像形成方法において、定着工程前に該インクジェット記録媒体にインクジェットノズルを用いて画像濃度0.5以下の部位に熱可塑性樹脂を含有する無色または白色の液体を供給することを特徴とする画像形成方法。
- 表層に熱可塑性樹脂を含有するインクジェット記録媒体にインクを吐出して記録後、該熱可塑性樹脂を溶融または皮膜化する定着工程を有する画像形成方法において、定着工程前に該インクジェット記録媒体にインクジェットノズルを用いて未印字部のみに熱可塑性樹脂を含有する無色または白色の液体を供給することを特徴とする画像形成方法。
- 表層に熱可塑性樹脂及び無機顔料からなるインク吸収層があり、その下層に無機顔料を主体とするインク吸収層を有するインクジェット記録媒体を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- インクが顔料インクであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 記録インク用ノズルと無色または白色の液体を供給するためのノズルを用意し、記録インクと無色または白色の液体を同時にノズルより吐出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 単位面積当たりに打たれる、記録インクおよび、無色または白色の液体の総量の最大量が26ml/m 2 未満であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 単位面積当たりに打たれる、記録インクおよび、無色または白色の液体の総量の最少量が2ml/m 2 未満であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 無色または白色の液体を供給後、5分以内に定着工程に搬送されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 記録インクと無色または白色の液体を混合したとき、直後の吸光度に対して、吸光度変化が5%未満であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- インクジェットノズルを用いて無色または白色の液体を供給する場合、無色または白色の液体のインク滴の体積が記録インクのインク滴の体積より大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
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