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JP4226692B2 - Stabilized pesticide composition - Google Patents

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JP4226692B2
JP4226692B2 JP21561998A JP21561998A JP4226692B2 JP 4226692 B2 JP4226692 B2 JP 4226692B2 JP 21561998 A JP21561998 A JP 21561998A JP 21561998 A JP21561998 A JP 21561998A JP 4226692 B2 JP4226692 B2 JP 4226692B2
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National Federation of Agricultural Cooperative Associations
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Kaken Pharmaceutical Co Ltd
National Federation of Agricultural Cooperative Associations
Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、(i)植物油,(ii)エポキシ化植物油,(iii)無機アンモニウム塩類および(iv)カルボン酸、アスコルビン酸および有機リン酸から選ばれる有機酸またはその塩から選ばれる1種以上と、農薬活性成分として(1)1−(2−クロロイミダゾ〔1,2−a〕ピリジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素(以下、イマゾスルフロンと略称する。)、(2)1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−(パラトリル)尿素(以下、ダイムロンと略称する。)および(3)3−(4−クロロ−5−シクロペンチルオキシ−2−フルオロフェニル)−5−イソプロピリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン(以下、ペントキサゾンと略称する。)とを含有することを特徴とする安定化された農薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
イマゾスルフロン、ダイムロンおよびペントキサゾンはいずれも優れた除草活性を有する農業用除草剤である。該3種の除草剤を組み合わせることにより、低薬量で、かつ効率的に除草することが可能であり、例えば、水,鉱物性粉末等の担体,増量剤等と混合し、フロアブル剤,粒剤等として用いられている。
しかしながら、上記農薬活性成分は担体,増量剤等の品質変化によって不安定化し、長期間の保存において徐々に分解して含量低下を引き起こす場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
イマゾスルフロン、ダイムロンおよびペントキサゾンを含有する農薬組成物を安定化させ、担体、増量剤等の品質変化があった場合においても、長期間の保存においても、含量低下がほとんどない農薬組成物の開発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、農薬活性成分としてイマゾスルフロン、ダイムロンおよびペントキサゾンを含有する農薬組成物を安定化させるべく鋭意研究を行った結果、(i)植物油,(ii)エポキシ化植物油,(iii)無機アンモニウム塩類および(iv)カルボン酸,アスコルビン酸および有機リン酸から選ばれる有機酸またはその塩から選ばれる1種以上を安定化剤として使用することにより安定性を顕著に向上させることができるという知見を得、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
〔1〕(1)イマゾスルフロン、(2)ダイムロン、(3)ペントキサゾンおよび(4)(i)植物油,(ii)エポキシ化植物油,(iii)無機アンモニウム塩類および(iv)カルボン酸、アスコルビン酸および有機リン酸から選ばれる有機酸またはその塩から選ばれる1種以上を含有する農薬組成物、
〔2〕無機アンモニウム塩類が、塩化アンモニウムである上記〔1〕項記載の農薬組成物、
〔3〕カルボン酸が炭素数14〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸である上記〔1〕項記載の農薬組成物、
〔4〕カルボン酸がトリカルボン酸である上記〔1〕項記載の農薬組成物、
〔5〕有機リン酸またはその塩がモノもしくはジC1-6アルキルホスフェートである上記〔1〕項記載の農薬組成物、および
〔6〕(1)イマゾスルフロン、(2)ダイムロンおよび(3)ペントキサゾンを含有する農薬活性成分に、(i)植物油,(ii)エポキシ化植物油,(iii)無機アンモニウム塩類および(iv)カルボン酸、アスコルビン酸および有機リン酸から選ばれる有機酸またはその塩から選ばれる1種以上を配合することを特徴とする農薬組成物の安定化方法に関する。
【0005】
植物油としては、乾性油(例、アマニ油、キリ油、大豆油等)、半乾性油(例、綿実油等)および不乾性油(例、ヒマシ油、オリーブ油等)が挙げられる。中でも大豆油およびオリーブ油が好ましい。
エポキシ化植物油としては、エポキシ化乾性油(例、エポキシ化アマニ油、エポキシ化キリ油、エポキシ化大豆油等)、エポキシ化半乾性油(例、エポキシ化綿実油等)およびエポキシ化不乾性油(例、エポキシ化ヒマシ油、エポキシ化オリーブ油等)が挙げられる。中でもエポキシ化アマニ油およびエポキシ化大豆油が好ましい。
無機アンモニウム塩類としては、塩化アンモニウム,臭化アンモニウム等のハロゲン化アンモニウム,硝酸アンモニウム,硫酸アンモニウム,重硫酸アンモニウム,炭酸アンモニウム,重炭酸アンモニウム等が挙げられる。中でも塩化アンモニウムが好ましい。
有機酸におけるカルボン酸としては、酢酸,プロピオン酸,酪酸,オクタン酸,パルミチン酸,オレイン酸,ステアリン酸,ハートール脂肪酸(オレイン酸、リノール酸を主成分とする材木からの抽出物であり、トール油脂肪酸ともいう。:播磨化成工業社製)等の飽和もしくは不飽和脂肪酸,安息香酸,フタル酸等の芳香族カルボン酸,コハク酸,リンゴ酸,シュウ酸,クエン酸等のジまたはトリカルボン酸、その他、ソルビン酸,乳酸などが挙げられる。なかでも、パルミチン酸,オレイン酸,ステアリン酸,ハートール脂肪酸などの炭素数14〜20(好ましくは炭素数16〜18)の飽和もしくは不飽和脂肪酸、クエン酸などのトリカルボン酸が好ましい。
有機リン酸としては、モノもしくはジC1-6アルキルホスフェート(例、ジイソプロピルホスフェート,モノイソプロピルホスフェート,PAP(ジイソプロピルホスフェートとモノイソプロピルホスフェートを主成分とする混合物:日本化学工業社製)等が挙げられる。
これら有機酸は有機酸塩であってもよく、このような塩としては例えば、ナトリウム,カリウム,マグネシウム,カルシウム等の金属塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
特に好ましい有機酸もしくはその塩としては,クエン酸,クエン酸ナトリウム,アスコルビン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,オレイン酸ナトリウム,ハートール脂肪酸およびPAPである。
【0006】
本発明の安定化された農薬組成物は、(1)イマゾスルフロン、(2)ダイムロンおよび(3)ペントキサゾンとともに、(i)植物油,(ii)エポキシ化植物油,(iii)無機アンモニウム塩類および(iv)カルボン酸、アスコルビン酸および有機リン酸から選ばれる有機酸またはその塩から選ばれる1種以上を配合し、さらに必要に応じて農薬製剤用各種補助剤を混合して製造することができる。
該組成物中におけるイマゾスルフロン、ダイムロンおよびペントキサゾンの含有率はそれぞれ0.1〜10重量%(好ましくは、0.1〜5重量%)、0.1〜80重量%(好ましくは、1〜60重量%)、0.1〜30重量%(好ましくは、1〜20重量%)である。
該組成物中における植物油,エポキシ化植物油,無機アンモニウム塩類および有機酸またはその塩から選ばれる安定化剤の含有率は、通常、0.1〜10%、好ましくは0.1〜5%である。
【0007】
本発明の農薬組成物にはイマゾスルフロン、ダイムロンおよびペントキサゾンとともに,他の農薬活性成分を1種以上(好ましくは1〜3種)含んでいてもよい。このような農薬活性成分としては、以下に示す殺虫剤、殺菌剤、除草剤が挙げられる。
(1)殺虫剤
(a)カーバメイト系:フラチオカルブ(furathiocarb),カルボスルファン(carbosulfan),ベンフラカルブ(benfuracarb),MIPC;イソプロカルブ(isoprocarb),BPMC;フェノブカルブ(fenobucarb),MPMC;キシリルカルブ(xylylcarb),XMC,NAC;カルバリル(carbaryl),ベンダイオカルブ(bendiocarb),カルボフラン(carbofuran)など。
(b)合成ピレスロイド系:シフルトリン(cyfluthrin),シハロトリン(cyhalothrin),フェンバレレート(fenvalerate),フルシトリネート(flucythrinate),フルバリネート(fluvalinate),シラフルオフェン(silafluofen),シクロプロトリン(cycloprothrin),アレスリン(allethrin),シペルメトリン(cypermethrin),フェンプロパトリン(fenpropathrin),エトフェンプロックス(ethofenprox),レスメトリン(resmethrin)など。
(c)有機リン系:MPP;フェンチオン(fenthion),MEP;フェニトロチオン(fenitrothion),プロパホス(propaphos),シアノホス(cyanophos),プロチオホス(prothiofos),スルプロホス(sulprofos),プロフェノホス(profenofos),エチルチオメトン(disulfoton),チオメトン(thiometon),PAP;フェントエート(phenthoate),マラソン(malathion),ピラクロホス(pyraclofos),BRP;ナレッド(naled),CVP;クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos),ピリミホスメチル(pirimiphosmethyl),ダイアジノン(diazinon),エトリムホス(etrimfos),イソキサチオン(isoxathion),EPN,シアノフェンホス(cyanofenphos),CVMP;テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos),モノクロトホス(monocrotophos),ホサロン(phosalone),クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl),クロルピリホス(chlorpyrifos),ピリダフェンチオン(pyridaphenthion),キナルホス(quinalphos),DMTP;メチダチオン(methidathion),サリチオン(dioxabenzofos)など。
(d)有機塩素系:ベンゾエピン(endosulfan)など。
(e)その他:ベンスルタップ(bensultap),ブプロフェジン(buprofezin),フルフェノクスロン(flufenoxuron),ジフルベンズロン(diflubenzuron),クロルフルアズロン(chlorfluazuron),イミダクロプリド(imidacloprid),ニテンピラム(nitenpyram),カルタップ塩酸塩(cartap)など。
(2)殺菌剤
(a)N−ヘテロ環系エルゴステロール阻害剤:トリフルミゾール(triflumizole),トリホリン(triforine)など。
(b)カルボキシアミド系:メプロニル(mepronil),フルトラニル(flutoluanil),ペンシクロン(pencycuron),オキシカルボキシン(oxycarboxin)など。
(c)ジカルボキシイミド系:イプロジオン(iprodione),ビンクロゾリン(vinclozolin),プロシミドン(procymidone)など。
(d)ベンゾイミダゾール系:ベノミル(benomyl)など。
(e)ポリハロアルキルチオ系:キャプタン(captan)など。
(f)有機塩素系:フサライド(fthalide),TPN;クロロタロニル(chlorothalonil)など。
(g)硫黄系:ジネブ(zineb),マンネブ(maneb)など。
(h)有機リン系:エジフェンホス(edifenphos),イプロベンホス(iprobenfos)など。
(i)その他:ジクロメジン(diclomezin),トリシクラゾール(tricyclazole),イソプロチオラン(isoprothiolane),プロベナゾール(probenazole),アニラジン(anilazine),オキソリニック酸(oxolinic acid),フェリムゾン(ferimzone)など。
(3)除草剤
(a)酸アミド系:プロパニル(propanil),メフェナセット(mefenacet),プレチラクロール(pretilachlor)など。
(b)カルバメート系:チオベンカルブ(thiobencarb)など。
(c)スルホニル尿素系:ベンスルフロンメチル(bensulfuron-methyl),アジムスルフロン(azimsulfuron),スルホスルフロン(sulfosulfuron),ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron-ethyl)など。
(d)トリアジン系:シメトリン(simetryn),ジメタメトリン(dimethametryn)など。
(e)ダイアゾール系:オキサジアゾン(oxadiazon),ピラゾレート(pyrazolate)など。
(f)ジニトロアニリン系:トリフルラリン(trifluralin),プロジアミン(prodiamine),ペンジメタリン(pendimethalin)など。
(g)その他:ピリブチカルブ(pyributicarb),ジチオピル(dithiopyr),カフェンストロール(cafenstrole),エスプロカルブ(esprocarb),ベンスリド(bensulide)など。
【0008】
本発明における農薬組成物は、一般の農薬の取り得る形態、すなわち、農薬活性成分および安定化剤を使用目的によって適当な液体の担体に溶解させるか分散させ、または適当な固体担体と混合させるか吸着させ、乳剤,フロアブル,油剤,水和剤,粉剤,粒剤,錠剤,噴霧剤,軟膏等の剤型として使用する。これらの製剤は必要ならば例えば乳化剤,湿潤分散剤,懸濁助剤,防腐剤等の農薬製剤用各種補助剤を添加してもよく、自体公知の方法で配合して調製することができる。
農薬組成物中の全農薬活性成分の含有割合は使用目的によって異なるが、通常、0.1〜90重量%である。具体的には、乳剤,水和剤,フロアブル等は1〜90重量%程度が適当であり、油剤,粉剤,粒剤としては0.1〜50重量%が適当であるが、使用目的によってはこれらの濃度を適宜変更してもよい。
使用する担体(溶剤)としては、例えば水,アルコール類(例えば,メチルアルコール,エチルアルコール,n-プロピルアルコール,イソプロピルアルコール,エチレングリコール,プロピレングリコール等),ケトン類(例えば,アセトン,メチルエチルケトン等),エーテル類(例えば,ジオキサン,テトラヒドロフラン,エチレングリコールモノメチルエーテル等),脂肪族炭化水素類(例えば,ケロシン,灯油,燃料油,機械油等),芳香族炭化水素類(例えば,ベンゼン,トルエン,キシレン,ソルベントナフサ,メチルナフタレン等),ハロゲン化炭化水素類,ニトリル類(例えば,アセトニトリル,プロピオニトリル等)等が適当であり、これらは1種または2種以上(好ましくは1〜3種)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
固体担体(希釈,増量剤)としては、植物性粉末(例えば、大豆粉,タバコ粉,小麦粉,木粉等),鉱物性粉末(例えば、カオリン,ベントナイト,酸性白土等のクレー類,滑石粉,ロウ石粉等のタルク類,珪藻土,雲母粉等のシリカ類等),アルミナ,炭酸カルシウム,活性炭等が用いられ、これらは1種または2種以上(好ましくは1〜3種)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
【0009】
乳化剤、湿潤分散剤等として使用される界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル,ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル,ポリオキシエチレンラノリンアルコール,ポリオキシエチレンアルキルフェノールホルマリン縮合物,ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル,ポリオキシエチレングリセリルモノ脂肪酸エステル,ポリオキシプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンヒマシ油誘導体,ポリオキシエチレン脂肪酸エステル,高級脂肪酸グリセリンエステル,ソルビタン脂肪酸エステル,ショ糖脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー,ポリオキシエチレン脂肪酸アミド,アルカノールアミド,ポリオキシエチレンアルキルアミンなどの非イオン性界面活性剤,ドデシルアミン塩酸塩等のアルキルアミン塩酸塩,アルキル四級アンモニウム塩,ドデシルトリメチルアンモニウム塩等のアルキルトリメチル四級アンモニウム塩,アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩,アルキルピリミジニウム塩,アルキルイソキノリニウム塩,ジアルキルモルホリニウム塩,塩化ベンゼトニウム,ポリアルキルビニルピリジニウム塩などのカチオン性界面活性剤,パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸ナトリウム,ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム等のエーテルカルボン酸ナトリウム,ラウロイルサルコシンナトリウム,N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム等の高級脂肪酸のアミノ酸縮合物,高級アルキルスルホン酸塩,ラウリン酸エステルスルホン酸塩等の高級脂肪酸エステルスルホン酸塩,ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等のジアルキルスルホサクシネート,オレイン酸アミドスルホン酸塩等の高級脂肪酸アミドスルホン酸,ドデシルベンゼンスルホン酸塩,ジイソプロピルナフタレンスルホン酸塩,アルキルアリルスルホン酸塩ホルマリン縮合物,ペンタデカン−2−スルフェート等の高級アルコール硫酸エステル塩,ポリオキシエチレンドデシルエーテル硫酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩,ジポリオキシエチレンドデシルエーテルリン酸エステル等のポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル,スチレン−マレイン酸共重合体,アルキルビニルエーテル−マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤,N−ラウリルアラニン,N,N,N−トリメチルアミノプロピオン酸,N,N,N−トリヒドロキシエチルアミノプロピオン酸,N−ヘキシル−N,N−ジメチルアミノ酢酸,1−(2−カルボキシエチル)ピリジニウムベタイン等の両性界面活性剤等が挙げられる。
【0010】
懸濁助剤としては、例えば高純度ソジウムモンモリロナイト等のベントナイト鉱物質、ポリアクリル酸とその誘導体、ポリビニルアルコール、ホワイトカーボン類、キサンタンガム、グアーガム等の天然の糖類誘導体等が挙げられる。
防腐剤としては、例えばp−ヒドロキシ安息香酸n-ブチル、ソルビン酸等が挙げられる。
【0011】
本発明の農薬組成物としては、有効成分としてイマゾスルフロンを0.1〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%)、ダイムロンを0.1〜80重量%(好ましくは1〜60重量%)、ペントキサゾンを0.1〜30重量%(好ましくは1〜20重量%)、(i)植物油,(ii)エポキシ化植物油,(iii)無機アンモニウム塩類および(iv)カルボン酸、アスコルビン酸および有機リン酸から選ばれる有機酸またはその塩から選ばれる1種以上(好ましくは1〜3種)を0.1〜5重量%(好ましくは0.1〜3重量%)、ベントナイト、炭酸カルシウムなどの固体担体を50〜90重量%(好ましくは70〜85重量%)含有する固形農薬組成物が好ましく、有効成分としてイマゾスルフロンを0.1〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%)、ダイムロンを0.1〜80重量%(好ましくは1〜60重量%)、ペントキサゾンを0.1〜30重量%(好ましくは1〜20重量%)、(i)植物油,(ii)エポキシ化植物油,(iii)無機アンモニウム塩類および(iv)カルボン酸、アスコルビン酸および有機リン酸から選ばれる有機酸またはその塩から選ばれる1種以上(好ましくは1〜3種)を0.1〜5重量%(好ましくは0.1〜3重量%)、界面活性剤(例、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等のジアルキルスルホサクシネート、ポリアクリル酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤)を0.1〜10重量%(好ましくは0.1〜5重量%)、ベントナイト、炭酸カルシウムなどの固体担体を50〜90重量%(好ましくは70〜85重量%)含有する粒状農薬組成物が特に好ましい。
本発明の農薬組成物は、安全な成分を使用しているので、植物に対して薬害が実質的に無く、また人や動物に対して施用時または施用後に害はなく、安全な製剤として使用することができる。
【0012】
施用対象としては、例えば、稲、麦(例、小麦、大麦)、てんさい、とうもろこし、綿、野菜(例、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、キュウリ、ナス、ジャガイモ)、果樹(例、みかん、もも、なし)、茶、タバコなどが栽培される水田、畑地や果樹園、芝地、非農耕地等が挙げられる。特に、水田が好ましい。
【0013】
本発明の農薬製剤の使用量は、施用場所、対象作物の種類などによって異なるが、通常、水田、畑地(例、茶,小麦、てんさい,とうもろこし,じゃがいも,綿などの畑)、果樹園、芝地など10アール当たり約10g〜5kg、好ましくは約0.1〜4kgである。
イマゾスルフロン、ダイムロンおよびペントキサゾンを含む農薬活性成分の使用量としては、上記水田、畑地、果樹園、芝地など10アール当たり約1〜500g、好ましくは、約3〜300gである。
使用方法は、一般に農薬散布に用いられる公知の方法を用いることができる。例えば、本発明の農薬組成物をそのまま、もしくは散布する前に水などに希釈して使用する。例えば剤型が乳剤,水和剤,フロアブル等の場合は使用に際して、水などで適宜希釈増量(例えば100〜100000倍)して散布することもできる。
散布方法は、通常の農薬散布と同様の方法を用いることができ、例えば、空中散布、土壌散布、茎葉散布、育苗箱散布、側条施用、種子処理などが挙げられる。
例えば,水田に使用する場合、湛水状態の水田に、自体公知の方法(例、手撒き、動力散布等)により散布される。
【0014】
【発明の効果】
本発明の農薬組成物は、長期間貯蔵しても組成物中の農薬活性成分であるイマゾスルフロン、ダイムロンおよびペントキサゾンの分解または減少が顕著に抑制され、安定でしかも植物に対する薬害が実質的になく有害生物防除に極めて有用な農薬組成物である。また、本発明の農薬組成物は散布後の有効成分の利用率に優れるとともに、工業的に極めて低コストで容易に製造できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に,本発明の具体的な実施例,参考例及び試験例を示し,本発明を更に詳細に説明するが、本発明がこれらの例に限定されるものではない。以下の実施例、参考例における「部」は全て「重量部」を示す。
【0016】
【実施例】
表1,2に実施例および参考例の農薬組成物の処方を示した。各農薬組成物は、以下の方法にて製造した。
小型ニーダー(KM1.5型,菊水製作所製)に全成分を投入し、混合した後、水を加えて練合して押し出し造粒機(粒径1.2mm,RG−5M型,菊水製作所製)で造粒し、乾燥(60℃,30分)して得た。
【0017】
【表1】

Figure 0004226692
【0018】
【表2】
Figure 0004226692
【0019】
【試験例1】
保存安定性試験
表1に示した農薬組成物を60℃下2ヶ月間保存して、組成物中の農薬活性成分の含量を高速液体クロマトグラフィーで測定した。農薬活性成分の分解率(%)を次式で算出した。
農薬活性成分の分解率(%)=(分解量/初期含量)×100
式中、農薬活性成分の初期含量は、−5℃で保存した組成物中の農薬活性成分含量を60℃保存試料と同時に測定した値を用いた。
結果を表3,4に示した。
【0020】
【表3】
Figure 0004226692
【0021】
【表4】
Figure 0004226692
【0022】
表3,4に示したように、いずれの実施例も参考例の農薬組成物より農薬活性成分の安定性が向上し、植物油、エポキシ化植物油、無機アンモニウム塩類および有機酸またはその塩の添加による効果が認められた。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention includes (i) vegetable oil, (ii) epoxidized vegetable oil, (iii) inorganic ammonium salts and (iv) one or more organic acids selected from carboxylic acids, ascorbic acids and organic phosphoric acids or salts thereof (1) 1- (2-chloroimidazo [1,2-a] pyridin-3-ylsulfonyl) -3- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl) urea (hereinafter referred to as imazosulfuron) as an agrochemical active ingredient (Abbreviated)), (2) 1- (α, α-dimethylbenzyl) -3- (paratolyl) urea (hereinafter abbreviated as Daimlon) and (3) 3- (4-chloro-5-cyclopentyloxy- The present invention relates to a stabilized agricultural chemical composition comprising 2-fluorophenyl) -5-isopropylidene-1,3-oxazolidine-2,4-dione (hereinafter abbreviated as pentoxazone).
[0002]
[Prior art]
Imazosulfuron, Daimlon and Pentoxazone are all agricultural herbicides with excellent herbicidal activity. By combining these three types of herbicides, it is possible to effectively weed at a low dose, for example, by mixing with a carrier such as water or mineral powder, an extender, etc. It is used as an agent.
However, the above pesticidal active ingredients may become unstable due to changes in the quality of carriers, extenders, etc., and may gradually degrade during long-term storage, causing a decrease in content.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Stabilize agrochemical compositions containing imazosulfuron, dimlon and pentoxazone, and hope to develop agrochemical compositions with little loss in content even when the quality of the carrier, extender, etc. changes, even during long-term storage It is rare.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to stabilize an agrochemical composition containing imazosulfuron, diimron and pentoxazone as an agrochemical active ingredient, the present inventors have obtained (i) vegetable oil, (ii) epoxidized vegetable oil, and (iii) inorganic ammonium. The knowledge that stability can be remarkably improved by using one or more selected from salts and (iv) an organic acid selected from carboxylic acid, ascorbic acid and organic phosphoric acid or a salt thereof as a stabilizer. As a result, the present invention has been completed.
That is, the present invention
[1] (1) Imazosulfuron, (2) Daimlone, (3) Pentoxazone and (4) (i) Vegetable oil, (ii) Epoxidized vegetable oil, (iii) Inorganic ammonium salts and (iv) Carboxylic acid, ascorbic acid and organic An agrochemical composition containing one or more organic acids selected from phosphoric acid or salts thereof;
[2] The agricultural chemical composition according to the above [1], wherein the inorganic ammonium salt is ammonium chloride,
[3] The agricultural chemical composition according to the above [1], wherein the carboxylic acid is a saturated or unsaturated fatty acid having 14 to 20 carbon atoms,
[4] The agricultural chemical composition according to the above [1], wherein the carboxylic acid is a tricarboxylic acid,
[5] The agrochemical composition according to the above [1], wherein the organic phosphoric acid or a salt thereof is mono- or di-C 1-6 alkyl phosphate, and [6] (1) imazosulfuron, (2) dimulone and (3) pentoxazone Selected from (i) vegetable oil, (ii) epoxidized vegetable oil, (iii) inorganic ammonium salts and (iv) an organic acid selected from carboxylic acid, ascorbic acid and organic phosphoric acid, or a salt thereof. The present invention relates to a method for stabilizing an agrochemical composition characterized by blending one or more kinds.
[0005]
Examples of vegetable oils include drying oil (eg, linseed oil, tung oil, soybean oil, etc.), semi-drying oil (eg, cottonseed oil, etc.) and non-drying oil (eg, castor oil, olive oil, etc.). Of these, soybean oil and olive oil are preferred.
Epoxidized vegetable oils include epoxidized drying oils (eg, epoxidized linseed oil, epoxidized tung oil, epoxidized soybean oil, etc.), epoxidized semi-drying oils (eg, epoxidized cottonseed oil, etc.) and epoxidized non-drying oils (eg Examples thereof include epoxidized castor oil and epoxidized olive oil). Of these, epoxidized linseed oil and epoxidized soybean oil are preferred.
Examples of inorganic ammonium salts include ammonium halides such as ammonium chloride and ammonium bromide, ammonium nitrate, ammonium sulfate, ammonium bisulfate, ammonium carbonate, and ammonium bicarbonate. Of these, ammonium chloride is preferred.
Carboxylic acids in organic acids include acetic acid, propionic acid, butyric acid, octanoic acid, palmitic acid, oleic acid, stearic acid, hartole fatty acid (extracted from timber mainly composed of oleic acid and linoleic acid, tall oil Saturated or unsaturated fatty acids such as fatty acids (made by Harima Kasei Kogyo Co., Ltd.), aromatic carboxylic acids such as benzoic acid and phthalic acid, di- or tricarboxylic acids such as succinic acid, malic acid, oxalic acid and citric acid, etc. Sorbic acid, lactic acid and the like. Of these, saturated or unsaturated fatty acids having 14 to 20 carbon atoms (preferably 16 to 18 carbon atoms) such as palmitic acid, oleic acid, stearic acid and hartole fatty acid, and tricarboxylic acids such as citric acid are preferred.
Examples of the organic phosphoric acid include mono- or di-C 1-6 alkyl phosphate (eg, diisopropyl phosphate, monoisopropyl phosphate, PAP (mixture mainly composed of diisopropyl phosphate and monoisopropyl phosphate: manufactured by Nippon Chemical Industry Co., Ltd.)). .
These organic acids may be organic acid salts. Examples of such salts include metal salts such as sodium, potassium, magnesium, and calcium, and ammonium salts.
Particularly preferred organic acids or salts thereof are citric acid, sodium citrate, ascorbic acid, palmitic acid, stearic acid, sodium oleate, hartole fatty acid and PAP.
[0006]
The stabilized pesticidal composition of the present invention comprises (1) imazosulfuron, (2) dimrone and (3) pentoxazone, together with (i) vegetable oil, (ii) epoxidized vegetable oil, (iii) inorganic ammonium salts and (iv) One or more organic acids selected from carboxylic acids, ascorbic acids and organic phosphoric acids or salts thereof may be blended, and various adjuvants for agricultural chemical formulations may be mixed as necessary.
The contents of imazosulfuron, diimron and pentoxazone in the composition are 0.1 to 10% by weight (preferably 0.1 to 5% by weight) and 0.1 to 80% by weight (preferably 1 to 60% by weight), respectively. %), 0.1 to 30% by weight (preferably 1 to 20% by weight).
The content of the stabilizer selected from vegetable oils, epoxidized vegetable oils, inorganic ammonium salts and organic acids or salts thereof in the composition is usually 0.1 to 10%, preferably 0.1 to 5%. .
[0007]
The pesticidal composition of the present invention may contain one or more (preferably 1 to 3) other pesticidal active ingredients together with imazosulfuron, diimron and pentoxazone. Examples of such agrochemical active ingredients include the following insecticides, fungicides, and herbicides.
(1) Insecticide
(a) Carbamate series: furathiocarb, carbosulfan, benfuracarb, MIPC; isoprocarb, BPMC; fenobucarb, MPMC; xylylcarb, XMC, NAC; carbaryl ( carbaryl), bendiocarb, carbofuran, etc.
(b) Synthetic pyrethroids: cyfluthrin, cyhalothrin, fenvalerate, flucythrinate, fluvalinate, silafluofen, cycloprothrin, allethrin ( allethrin), cypermethrin, fenpropathrin, etofenprox, resmethrin.
(c) Organophosphorus: MPP; fenthion, MEP; fenitrothion, propaphos, cyanophos, prothiofos, sulprofos, profenofos, ethylthiomethone (disulfoton) , Thiometon, PAP; phenthoate, malathion, pyraclofos, BRP; naled, CVP; chlorfenvinphos, pirimiphosmethyl, diazinon, Etrimfos, isoxathion, EPN, cyanofenphos, CVMP; tetrachlorvinphos, monocrotophos, phosalone, chlorpyrifosmethyl (chlo) rpyrifos-methyl, chlorpyrifos, pyridaphenthion, quinalphos, DMTP; methidathion, dioxabenzofos, etc.
(d) Organochlorine type: benzoepin (endosulfan) and the like.
(e) Others: Bensultap, buprofezin, flufenoxuron, diflubenzuron, chlorfluazuron, imidacloprid, nitenpyram, cartap hydrochloride (cartap hydrochloride) )Such.
(2) Disinfectant
(a) N-heterocyclic ergosterol inhibitors: triflumizole, triforine, etc.
(b) Carboxamides: mepronil, flutoluanil, pencicuron, oxycarboxin, etc.
(c) Dicarboximide type: iprodione, vinclozolin, procymidone, etc.
(d) benzimidazole type: benomyl and the like.
(e) Polyhaloalkylthio type: captan and the like.
(f) Organochlorine type: fthalide, TPN; chlorothalonil, etc.
(g) Sulfur-based: zineb, maneb, etc.
(h) Organophosphorus: Edifenphos, iprobenfos, etc.
(i) Others: Diclomezin, tricyclazole, isoprothiolane, probenazole, anilazine, oxolinic acid, ferimzone and the like.
(3) Herbicide
(a) Acid amides: propanil, mefenacet, pretilachlor, etc.
(b) Carbamate type: thiobencarb and the like.
(c) Sulfonylureas: Bensulfuron-methyl, azimsulfuron, sulfosulfuron, pyrazosulfuron-ethyl and the like.
(d) Triazine series: simethrin, dimethametryn, etc.
(e) Diazole series: oxadiazon, pyrazolate, etc.
(f) Dinitroaniline type: trifluralin, prodiamine, pendimethalin, etc.
(g) Others: pyributicarb, dithiopyr, cafenstrole, esprocarb, bensulide, etc.
[0008]
The pesticidal composition of the present invention can be used in the form of general pesticides, that is, whether the pesticidal active ingredient and the stabilizer are dissolved or dispersed in a suitable liquid carrier or mixed with a suitable solid carrier depending on the intended use. Adsorbed and used as emulsion, flowable, oil, wettable powder, powder, granule, tablet, spray, ointment, etc. If necessary, these preparations may contain various auxiliary agents for agricultural chemical preparations such as emulsifiers, wetting and dispersing agents, suspending aids, preservatives and the like, and can be prepared by blending them by a method known per se.
The content ratio of all pesticidal active ingredients in the pesticidal composition varies depending on the purpose of use, but is usually 0.1 to 90% by weight. Specifically, about 1 to 90% by weight is appropriate for emulsions, wettable powders, flowables, etc., and 0.1 to 50% by weight is appropriate for oils, powders, and granules, depending on the intended use. You may change these density | concentrations suitably.
Examples of the carrier (solvent) used include water, alcohols (eg, methyl alcohol, ethyl alcohol, n-propyl alcohol, isopropyl alcohol, ethylene glycol, propylene glycol, etc.), ketones (eg, acetone, methyl ethyl ketone, etc.), Ethers (eg, dioxane, tetrahydrofuran, ethylene glycol monomethyl ether), aliphatic hydrocarbons (eg, kerosene, kerosene, fuel oil, machine oil, etc.), aromatic hydrocarbons (eg, benzene, toluene, xylene, Solvent naphtha, methylnaphthalene, etc.), halogenated hydrocarbons, nitriles (eg, acetonitrile, propionitrile, etc.), etc. are suitable, and these are suitable for one kind or two kinds (preferably 1-3 kinds). Mix and use as appropriate Rukoto can.
Solid carriers (dilution, extender) include vegetable powders (eg, soybean powder, tobacco powder, wheat flour, wood powder), mineral powders (eg, kaolin, bentonite, clays such as acid clay, talc powder, Talc such as wax stone powder, silica such as diatomaceous earth, mica powder, etc.), alumina, calcium carbonate, activated carbon, etc. are used, and these are one kind or two kinds (preferably 1 to 3 kinds) in an appropriate ratio. They can be mixed and used as appropriate.
[0009]
Surfactants used as emulsifiers, wetting and dispersing agents include polyoxyethylene alkyl ether, polyoxyethylene alkyl allyl ether, polyoxyethylene lanolin alcohol, polyoxyethylene alkylphenol formalin condensate, polyoxyethylene sorbitan fatty acid ester, Polyoxyethylene glyceryl mono fatty acid ester, polyoxypropylene glycol mono fatty acid ester, polyoxyethylene sorbitol fatty acid ester, polyoxyethylene castor oil derivative, polyoxyethylene fatty acid ester, higher fatty acid glycerin ester, sorbitan fatty acid ester, sucrose fatty acid ester, Polyoxyethylene polyoxypropylene block polymer, polyoxyethylene fatty acid amide, alkanolamide Nonionic surfactants such as polyoxyethylene alkylamine, alkylamine hydrochlorides such as dodecylamine hydrochloride, alkyltrimethyl quaternary ammonium salts such as alkyl quaternary ammonium salts and dodecyltrimethylammonium salts, alkyldimethylbenzylammonium salts, Cationic surfactants such as alkylpyrimidinium salts, alkylisoquinolinium salts, dialkylmorpholinium salts, benzethonium chloride, polyalkylvinylpyridinium salts, fatty acid sodium such as sodium palmitate, polyoxyethylene lauryl ether carboxylic acid Amino acid condensates of higher fatty acids such as sodium ether carboxylates such as sodium, sodium lauroyl sarcosine, sodium N-lauroyl glutamate, higher alkyl sulfonic acids , Higher fatty acid ester sulfonates such as lauric acid ester sulfonates, dialkyl sulfosuccinates such as sodium dioctylsulfosuccinate, higher fatty acid amide sulfonic acids such as oleic acid amide sulfonate, dodecylbenzene sulfonate, diisopropylnaphthalene sulfone Acid salt, alkylallyl sulfonate formalin condensate, higher alcohol sulfate such as pentadecane-2-sulfate, polyoxyethylene alkyl ether sulfate such as sodium polyoxyethylene dodecyl ether sulfate, dipolyoxyethylene dodecyl ether phosphorus Polyoxyethylene alkyl phosphate esters such as acid esters, styrene-maleic acid copolymers, alkyl vinyl ether-maleic acid copolymers, polyacrylic acid sodium Anionic surfactants such as N, laurylalanine, N, N, N-trimethylaminopropionic acid, N, N, N-trihydroxyethylaminopropionic acid, N-hexyl-N, N-dimethylaminoacetic acid, Examples include amphoteric surfactants such as 1- (2-carboxyethyl) pyridinium betaine.
[0010]
Examples of the suspension aid include bentonite minerals such as high-purity sodium montmorillonite, polyacrylic acid and derivatives thereof, and natural sugar derivatives such as polyvinyl alcohol, white carbons, xanthan gum and guar gum.
Examples of the preservative include n-butyl p-hydroxybenzoate and sorbic acid.
[0011]
In the agricultural chemical composition of the present invention, 0.1 to 10% by weight (preferably 0.1 to 5% by weight) of imazosulfuron as an active ingredient, and 0.1 to 80% by weight (preferably 1 to 60% by weight) of dimelon. ), 0.1-30 wt% (preferably 1-20 wt%) of pentoxazone, (i) vegetable oil, (ii) epoxidized vegetable oil, (iii) inorganic ammonium salts and (iv) carboxylic acid, ascorbic acid and organic One or more (preferably 1 to 3) selected from organic acids selected from phosphoric acid or salts thereof are 0.1 to 5% by weight (preferably 0.1 to 3% by weight), bentonite, calcium carbonate, etc. A solid agrochemical composition containing 50 to 90% by weight (preferably 70 to 85% by weight) of a solid carrier is preferred, 0.1 to 10% by weight (preferably 0.1 to 5% by weight) of imazosulfuron as an active ingredient, 0.1 to 80% by weight (preferably 1 to 60% by weight) of Daimlon, 0.1 to 30% by weight (preferably 1 to 20% by weight) of pentoxazone, (i) vegetable oil, (ii) epoxidized vegetable oil, 0.1 to 5% by weight of (iii) inorganic ammonium salt and (iv) one or more (preferably 1 to 3) selected from organic acids selected from carboxylic acid, ascorbic acid and organic phosphoric acid or salts thereof 0.1 to 3% by weight), preferably 0.1 to 10% by weight of surfactant (eg, dialkylsulfosuccinate such as sodium dioctylsulfosuccinate, anionic surfactant such as sodium polyacrylate) Is preferably 5 to 90% by weight (preferably 70 to 85% by weight) of a solid carrier such as bentonite and calcium carbonate.
Since the agrochemical composition of the present invention uses safe ingredients, it has virtually no phytotoxicity to plants, and is not harmful to humans or animals during or after application, and is used as a safe formulation. can do.
[0012]
Examples of application targets include rice, wheat (eg, wheat, barley), sugar beet, corn, cotton, vegetables (eg, cabbage, Chinese cabbage, radish, cucumber, eggplant, potato), fruit trees (eg, oranges, peaches, None), paddy fields where tea, tobacco, etc. are cultivated, upland and orchards, turf, and non-agricultural land. In particular, paddy is preferred.
[0013]
The amount of the agrochemical formulation of the present invention varies depending on the application site, the type of target crop, etc., but is usually paddy field, field (eg, tea, wheat, sugar beet, corn, potato, cotton, etc.), orchard, turf About 10 g to 5 kg, preferably about 0.1 to 4 kg per 10 ares such as the ground.
The amount of the pesticidal active ingredient containing imazosulfuron, dimron and pentoxazone is about 1 to 500 g, preferably about 3 to 300 g per 10 ares such as the paddy field, field, orchard and turf.
As a method of use, a known method generally used for spraying agricultural chemicals can be used. For example, the agrochemical composition of the present invention is used as it is or after being diluted with water before being sprayed. For example, when the dosage form is an emulsion, wettable powder, flowable, etc., it can be sprayed with appropriate dilution increase (for example, 100 to 100,000 times) with water or the like.
The spraying method can use the same method as normal agricultural chemical spraying, for example, aerial spraying, soil spraying, foliage spraying, seedling box spraying, side strip application, seed treatment, and the like.
For example, when used for paddy fields, the paddy fields are sprayed by a method known per se (eg, manual milling, power spraying, etc.).
[0014]
【The invention's effect】
The pesticidal composition of the present invention is stable and substantially harmless with no phytotoxicity to plants, even when stored for a long period of time, the degradation or decrease of imazosulfuron, daimuron and pentoxazone which are pesticidal active ingredients in the composition is remarkably suppressed. It is an agrochemical composition extremely useful for biological control. Moreover, the agrochemical composition of the present invention is excellent in the utilization rate of the active ingredient after spraying and can be easily produced industrially at a very low cost.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Specific examples, reference examples and test examples of the present invention will be described below, and the present invention will be described in more detail. However, the present invention is not limited to these examples. In the following Examples and Reference Examples, “parts” are all “parts by weight”.
[0016]
【Example】
Tables 1 and 2 show the formulations of the agricultural chemical compositions of Examples and Reference Examples. Each agricultural chemical composition was produced by the following method.
All components are put into a small kneader (KM1.5 type, manufactured by Kikusui Seisakusho), mixed, then kneaded by adding water and extruded granulator (particle size 1.2 mm, RG-5M type, manufactured by Kikusui Seisakusho) And dried (60 ° C., 30 minutes).
[0017]
[Table 1]
Figure 0004226692
[0018]
[Table 2]
Figure 0004226692
[0019]
[Test Example 1]
Storage Stability Test The agricultural chemical composition shown in Table 1 was stored at 60 ° C. for 2 months, and the content of the agricultural chemical active ingredient in the composition was measured by high performance liquid chromatography. The decomposition rate (%) of the agrochemical active ingredient was calculated by the following formula.
Degradation rate of active ingredient of agricultural chemical (%) = (degradation amount / initial content) × 100
In the formula, as the initial content of the pesticidal active ingredient, a value obtained by measuring the pesticidal active ingredient content in the composition stored at −5 ° C. simultaneously with the 60 ° C. stored sample was used.
The results are shown in Tables 3 and 4.
[0020]
[Table 3]
Figure 0004226692
[0021]
[Table 4]
Figure 0004226692
[0022]
As shown in Tables 3 and 4, the stability of the pesticidal active ingredient was improved in all examples as compared with the reference pesticidal composition, and the addition of vegetable oil, epoxidized vegetable oil, inorganic ammonium salts and organic acid or salt thereof was improved. The effect was recognized.

Claims (2)

(1)1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素、
(2)1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−(パラトリル)尿素、
(3)3−(4−クロロ−5−シクロペンチルオキシ−2−フルオロフェニル)−5−イソプロピリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン、および
(4)炭素数14〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸およびモノもしくはジC 1−6 アルキルホスフェートから選ばれる1種以上の有機酸またはその塩
を含有する農薬組成物。
(1) 1- (2-chloroimidazo [1,2-a] pyridin-3-ylsulfonyl) -3- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl) urea,
(2) 1- (α, α-dimethylbenzyl) -3- (paratolyl) urea,
(3) 3- (4-Chloro-5-cyclopentyloxy-2-fluorophenyl) -5-isopropylidene-1,3-oxazolidine-2,4-dione, and (4) C14-20 saturated or unsaturated fatty acids and mono- or di-C 1-6 alkyl phosphates one or more organic acids or selected from preparative pesticidal composition containing a salt thereof <br/>.
(1)1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素、
(2)1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−(パラトリル)尿素、
(3)3−(4−クロロ−5−シクロペンチルオキシ−2−フルオロフェニル)−5−イソプロピリデン−1,3−オキサゾリジン−2,4−ジオン、および
(4)炭素数14〜20の飽和もしくは不飽和脂肪酸およびモノもしくはジC 1−6 アルキルホスフェートから選ばれる1種以上の有機酸またはその塩
を配合することを特徴とする農薬組成物の安定化方法。
(1) 1- (2-chloroimidazo [1,2-a] pyridin-3-ylsulfonyl) -3- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl) urea,
(2) 1- (α, α-dimethylbenzyl) -3- (paratolyl) urea,
(3) 3- (4-Chloro-5-cyclopentyloxy-2-fluorophenyl) -5-isopropylidene-1,3-oxazolidine-2,4-dione, and (4) C14-20 saturated or method of stabilizing a pesticidal composition characterized by blending one or more organic acids or salts thereof <br/> selected from unsaturated fatty acids and mono- or di-C 1-6 alkyl phosphate.
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