JP4225768B2 - Stereoscopic image data processing apparatus and stereoscopic image data processing program - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体画像データを処理する立体画像データ処理装置および立体画像データ処理用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、左目と右目に異なる画像を表示することで、立体表示を可能とする3次元ディスプレイ(立体表示手段)について様々な研究がなされている。古くは、カメラのレンズの位置を調整し、人間の左目から見たことに相当する写真と、右目から見たことに相当する写真を並べて、それを双眼鏡型のアダプタを通して見る手法や、最近では、ビデオカメラと液晶シャッタを組み合わせることで、右目画像と左目画像を1フレームごと交互に録画し、再生時には液晶シャッタを2枚左右両眼のレンズの代わりに用いた眼鏡を使用し、交互に液晶シャッタをオン/オフすることで、立体表示を可能とする手法等がある。
【0003】
また、通常のディスプレイの表面に、かまぼこ型のレンチキュラーレンズやスリット、縦縞模様を取り付け、表面のスリットや縦縞の幅に合わせて、左目画像と右目画像とを合成した画像を表示することで、眼鏡を使用せずに立体表示を可能とする3次元ディスプレイ(立体表示手段)の手法も研究されている。
【0004】
眼鏡のあるなしに関わらず、一般的に3次元表示可能なディスプレイ上にて、立体写真を表示するためには、立体カメラや立体撮影可能なアダプタを用いて、左右両眼の2枚の画像を撮影する必要がある。ステレオ撮影するためのアダプタとしては、例えば、特開平10−322725が提案されている。
【0005】
ステレオアダプタを搭載して撮影された立体画像には、ステレオアダプタが写りこんでしまうという問題があるが、写りこんだステレオアダプタのけられ(影)を除去する発明としては、特開2002−77942号がある。しかし、以下に述べるように、単にステレオアダプタのけられを取り除くだけでは、良好に立体視できる画像にはならない。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−322725号公報
【特許文献2】
特開2001−320733号公報
【特許文献3】
特開2002−77942号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ステレオアダプタやステレオカメラを用いて立体写真を撮影する時に、ステレオカメラを傾けて撮影した場合やステレオアダプタが正確に位置決めされていない時に撮影後の画像を単純に合成してもステレオ視しにくいという問題がある。特に左右両眼画像で縦方向にずれが生じた場合には立体視しにくくなるため、ステレオアダプタをカメラに後付けするタイプのものでは、わずかな回転誤差でも問題が生じる。
【0008】
また、撮影されたステレオペア画像を3次元ディスプレイに表示する時に、ステレオ画像中のどの点を3次元ディスプレイと同一平面にある点、つまり視差量の無い点(以下、Zero Disparity Plane(ZDP)とする)とするかで、立体感や立体視のし易さが変わるが、画像中のどの点をZDPとするか決定することは困難である。
【0009】
特開平10−322725号では、ビデオカメラのファインダにガイドラインをつけることで上記の問題を解決しようとしているが、この方法では、撮影する時に人間がガイドラインにそって撮影対象の位置決めをする必要があるため使い勝手が良くない、液晶ファインダを持っていないカメラには搭載できない、既に撮影済みのステレオ写真を修正することができない、ZDPを左右画像のそれぞれ中心に合わせて撮影するため自由な構図で撮影することが出来ないという問題点がある。
【0010】
また、実際に撮影されたステレオ画像を、最終的に3次元ディスプレイで表示するためには、3次元ディスプレイで表示可能となるように、画像データのフォーマット変換やトリミング等の作業が必要になるが、これらの変換を従来では左右両眼画像に対しそれぞれ別途手作業で行っていたため、同じような作業を繰り返したり、トリミングするサイズを揃えたりすることが面倒であった。特開2001−320733号では、ステレオペア画像を同時に編集する手段を提供しているが、ステレオ写真が撮影された時の左右両眼画像のずれを考慮していない。
【0011】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたもので、ステレオ撮影された左右両眼画像から左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正し、また、左右両眼画像を同時に編集することで、ステレオ画像の補正と編集を容易にする手段を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る立体画像データ処理装置および立体画像データ処理用プログラムは、次のような手段を採用する。
【0013】
即ち、本発明の立体画像データ処理装置は、撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データを読み込む読込手段と、
前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として前記立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされた左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段と、前記立体表示範囲トリミング手段がトリミングする際に、トリミング範囲が所定の大きさよりも小さくなった時にユーザに警告を発する警告手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データを読み込む読込手段と、前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として前記立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、前記立体表示範囲トリミング手段で指定された左右画像のトリミング範囲の少なくとも一方を左右方向に移動させて立体表示手段で表示される立体画像の立体感を調節する立体感調節手段と、前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされ前記立体感調節手段により立体感を調節された左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、前記立体感調整手段は、設定されたトリミング範囲の大きさに応じて長さが変わる立体感調整用のバーをGUIとして備えたものであることを特徴とする。
【0018】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、前記ZDP設定手段は、左右両眼画像のいずれか一方の画像でZDPを設定すると他方の画像中から一方の画像で設定されたZDPの近傍画像と類似する点を他方の画像のZDPとして設定することを特徴とする。
【0020】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、前記立体表示範囲トリミング手段は、左右両眼画像のいずれか一方の画像をトリミングすると他方の画像から一方の画像をトリミングした範囲の大きさとアスペクト比が同じとなる範囲をトリミングすることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、立体表示手段の種類に対応した画像フォーマットを選択する画像フォーマット選択手段を有することを特徴とする。
【0024】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、立体表示範囲トリミング手段は、前記画像フォーマット選択手段で選択された画像フォーマットに対応してトリミングする時のアスペクト比を固定することを特徴とする。
【0027】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、立体表示範囲トリミング手段でトリミングされた左右画像を、平行法もしくは交差法で裸眼立体視可能に表示するプレビュー手段を有することを特徴とする。
【0033】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、前記プレビュー手段は、立体表示範囲トリミング手段でトリミングされた左右画像を、ストライプ状に交互に合成してストライプ表示することを特徴する。
【0034】
また、本発明の立体画像データ処理装置は、前記プレビュー手段は、立体表示範囲トリミング手段でトリミングされた左右画像を、ストライプ状に交互に且つそれぞれ別の色でフィルタをかけて合成してストライプ表示することを特徴する。
【0036】
また、本発明のコンピュータによって実行される立体画像データ処理用プログラムは、コンピュータを、撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データを読み込む読込手段と、前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされた左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段と、前記立体表示範囲トリミング手段がトリミングする際に、トリミング範囲が所定の大きさよりも小さくなった時にユーザに警告を発する警告手段、として機能させることを特徴とする。
【0039】
また、本発明のコンピュータによって実行される立体画像データ処理用プログラムは、 コンピュータを、撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データを読み込む読込手段と、前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、前記立体表示範囲トリミング手段で指定された左右画像のトリミング範囲の少なくとも一方を左右方向に移動させて立体表示手段で表示される立体画像の立体感を調節する立体感調節手段と、前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされ前記立体感調節手段により立体感を調節された左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段、として機能させることを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る立体画像データ処理装置の第一の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る立体画像データ処理装置100の構成を示すブロック図である。
立体画像データ処理装置100は、左右分割部1、第一トリミング部2(画像範囲トリミング手段)、傾き及び位置補正部3(補正手段)、ZDP設定部4(ZDP設定手段)、第二トリミング部5(立体表示範囲トリミング手段)、フォーマット変換部6(画像フォーマット変換手段)、飛び出し量調整部7(立体感調節手段)、プレビュー部8(プレビュー手段)、主制御部9およびユーザ入力部10から概略構成されている。
【0041】
図2は、図1の立体画像データ処理装置100のプレビュー部8の詳細を示すブロック図である。
プレビュー部8は、ディスプレイ情報取得部11、プレビュー画像生成部12、表示法選択部13およびプレビュー画像表示部14から概略構成されている。
【0042】
図3は、立体画像データ処理装置100におけるの処理の流れを示すフローチャートである。
なお、本実施の形態の立体画像データ処理装置100は、例えば、ディスプレイに表示されるパソコン用OS上で動作するGUI画面によって操作される。
なお、本発明の係る立体画像処理用プログラムは、例えば、パソコンにインストールされる。そして、本発明に係る立体画像処理用プログラムがインストールされたパソコンは本実施の形態の立体画像データ処理装置100として動作する。
【0043】
最初に、ステレオ(立体撮影)カメラまたはステレオ(立体撮影用)アダプタを搭載したカメラにてステレオ撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データを読み込む(ステップS1)(読込手段)。
なお、図10に示すように、使用するステレオアダプタによっては、ステレオアダプタ枠40(ステレオアダプタのけられ(影))が撮影画像に映りこんでいる場合がある。
【0044】
次いで、左右分割部1にて、撮影された立体画像データから形成される画像を中心で左右に分割して、それぞれを左眼画像および右眼画像として表示手段(例えば、GUI画面上)に表示する(ステップS2)。
なお、ステレオカメラやステレオアダプタを搭載したカメラを使用せずに、左右2台のカメラを並べてステレオ撮影する場合には、左右両眼画像は別画像であるため、ステップS2の処理は省略する。この場合には、左右2台のカメラの左右両眼画像データをそれぞれ読み込む。
【0045】
そして、第一トリミング部2にて、左眼画像および右眼画像から、ステレオアダプタのけられ(影)を除去する(ステップS3)。図5は、ステップS3におけるGUI画面を示す図である。左右それぞれの画像の左下を基準として、左眼画像20は、(x1,y1)-(x2,y2)がトリミング範囲(補正範囲)であって、右眼画像21は、(x3,y3)-(x4,y4)がトリミング範囲(補正範囲)である。トリミング範囲は、マウスやキーボード等で自由に変更することができるようにしてもよいし、デフォルト値を設定するようにしてもよい。トリミングする際には、左右両眼画像のトリミング範囲の大きさとアスペクト比を一定とする。これは、
x2-x1 = x4-x3
y2-y1 = y4-y3
という拘束条件を設けて、(x1,y1)が変更されると(x3,y3)が、(x2,y2)が変更されると(x4,y4)が、(x3,y3)が変更されると(x1,y1)が、(x4,y4)が変更されると(x2,y2)が上記拘束条件によって自動的に変更されるようにすることによって実現される。これによって、左右両眼画像の一方の画像をトリミングすると他方の画像から一方の画像をトリミングした範囲の大きさとアスペクト比が同じとなる範囲を自動的にトリミングすることができる。
また、ユーザがトリミング範囲を変更した時は、一連の処理が終了した時に前記トリミング範囲を記録して、新たに起動(立体画像データ処理装置100の起動または立体画像データ処理用プログラムの起動)するときに、前記トリミング範囲をデフォルト値とするようにしてもよい。
また、左右それぞれの画像の縦横サイズに所定の比率(例えば、0.8)をかけた範囲をデフォルト値として自動的にトリミングするようにしても良い。
【0046】
次いで、図5に示す「補正開始」のボタン22を押すことによって、傾き及び位置補正部3にて、補正範囲における左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する(ステップS4)。
例えば、左右両眼画像中から、色やテクスチャが類似しているおよそ100点程度を特徴点として選択し、それぞれの特徴点の組から左右両眼画像の回転方向および上下方向のずれを計算し、撮影画像が撮影されたときのカメラの位置を推定して、推定されたカメラの位置に基づいて、左右両眼画像を移動、回転およびワーピング処理することによって、撮影時の左右両眼画像の傾きおよび位置ずれが補正される。
なお、補正処理は計算時間がかかるため、補正が不必要なときはステップS4は省略してもよい。
【0047】
そして、補正された立体画像データを出力するときの画像フォーマット(出力フォーマット)を選択する(ステップS5)。図6は、ステップS5におけるGUI画面を示す図である。画像フォーマットは、予め登録されている画像フォーマット23(例えば、formatA、formatBおよびformatC)の中から選択される。この場合において、例えば、formatAが選択されると、最終的に出力される画像は図11に示す画像となる。ここで、画像フォーマットとは、この補正ソフトで補正された画像を最終的に表示するためのデバイス情報のことであり、例えばデバイスの解像度やデバイスが取り扱うことが出来るファイルの上限値、左右両眼画像の格納方法等が規定されている。
【0048】
次いで、最終的に出力される画像を3次元ディスプレイ(立体表示手段)に表示した時に、ディスプレイから飛び出しも引っ込みもしない点(左右両眼画像の両眼視差が無くなる点(ZDP))を、ZDP設定部4で設定する(ステップS6)。
図6は、ステップS6におけるGUI画面を示す図である(ステップS5と同じ画面)。補正済み左右両眼画像表示領域25、26の内左右どちらか一方の画像からZDPとしたい点を選択すると、選択した点を中心とした近傍と類似画像の領域を他方の画像中から輝度情報等を利用して探索し、探索された範囲の中心の点を一方のZDPの対応点である他方のZDPとする。左右それぞれの画像の左下を基準として、左眼画像のZDPの座標を(zlx,zly)、右眼画像のZDPの座標を(zrx,zry)とする。そして、(zlx,zly)と(zrx,zry)の左右それぞれの画像に対する位置の差が予め設定された値を超えた時には警告を発する。また、他方のZDPが探索できなかった場合にも同様に警告を発する。
【0049】
そして、第二トリミング部5にて、左右両眼画像から最終的に出力する画像範囲をZDPを基準点としてトリミングする(ステップS7)。左右両眼画像の一方の画像をトリミングすると他方の画像から一方の画像でトリミングした範囲の大きさおよびアスペクト比と同じとなる範囲が自動的にトリミングされる。これは、
zlx-lx1 = zrx-rx1
zly-ly1 = zry-ry1
zlx-lx2 = zrx-rx2
zly-ly2 = zry-ry2
の拘束条件を設定することによって実現される。また、ステップS5において選択された画像フォーマットの画像の幅がWで高さがHであるときに、出力される画像とアスペクト比(W/H)が一定となるように、拘束条件
(lx1-lx2) / (ly1-ly2) =W/H
(rx1-rx2) / (ry1-ry2) =W/H
を設定する。
また、予め定められた大きさでトリミング範囲が初期値として設定されている場合には、この初期値は、トリミング範囲が最大となる上記拘束条件を満たす値に設定される。
【0050】
次いで、飛び出し量調整部7にて、立体表示手段で表示される立体画像の飛び出し量を、飛び出し量調整バー24(図6参照)を左右方向に動かし、左右画像のトリミング範囲の少なくとも一方の画像を左右方向に移動させることによって、左右画像の視差量を調節する(ステップS8)。
例えば、山を背景に人を撮影した場合、人と山との間でZDPを指定したい場合、左右両眼画像のZDPを設定する際にZDPとして識別可能な画像がないために直接指定することができない。そこで、人や山をZDPと指定した後に飛び出し量調整バー24を動かし、一方の画像(例えば、右画像)のトリミング範囲を、左右方向に飛び出し量調整バー24で指定された距離だけ動かすことによって、人と山との間をZDPとすることができるようになる。なお、左画像のトリミング範囲を固定する代わりに、右画像のトリミング範囲を固定して左画像のトリミング範囲を動かすようにしてもよいし、両方の画像のトリミング範囲を同時に左右逆方向に動かしてもよい。また、ステップS8の処理は省略してもよい。なお、飛び出し量の調整は、キーボードの左右カーソルキーやスクロール付きマウスのスクロール機能によっても調節可能であって、GUI画面のスクロールバーの操作に限定するものではない。
【0051】
なお、ステップS7もしくはステップS8において、図6の「プレビュー」ボタン27を押すと、第二トリミング部5でトリミングしたトリミング範囲である左右画像を別個に設けられた表示手段でプレビューとして表示される(プレビュー部8)。プレビュー部8は最終的に出力される画像が3次元ディスプレイ(立体表示手段)でどのように見えるかを通常の2次元ディスプレイで擬似表示するものである。また、このプレビューに関する処理は省略してもよい。
【0052】
ここで、プレビュー部8での処理について説明する。
最初に、プレビュー画像生成部12に第二トリミング部5でトリミングしたトリミング範囲である左右画像を読み込む(ステップS20)、次いで、表示法選択部13にて、プレビュー表示する時のフォーマットを選択する(ステップS21)。そして、ディスプレイ情報取得部11にて、表示するディスプレイ情報を読み込む(ステップS22)。次いで、プレビュー画像生成部12にてプレビュー表示用の画像を生成する(ステップS23)。そして、プレビュー画像表示部14にて表示する(ステップ24)。
【0053】
プレビュー表示では、表示法である平行法や交差法が選択された時は、裸眼立体視できるように図7(a)や(b)のように左右画像30、31が左右に並べて配置される。裸眼立体視は慣れていない人にとって困難なため、裸眼立体視用に左右画像30、31を表示する時に、左右画像30、31にそれぞれ同一の枠画像32を付加することで、対応点を見つけやすく立体視することを容易にすることができる。これはまた、裸眼立体視した時に、画面から飛び出しも引っ込みもしないZDPとしての役割を果たすこととなる。
【0054】
平行法で表示する時には、図9に示すようにユーザの両眼間隔dよりも、画面表示した時の両眼画像の間隔Lを狭くする必要がある。これは、人間の目は内側を向くことはできるが、外側を向くことができないためである。プレビュー画像表示部14で、ある画像サイズの画像を表示する場合、表示に用いるディスプレイサイズやディスプレイ解像度によっては、実際にディスプレイに表示された時の物理的な大きさが変わるため、ディスプレイ情報(ディスプレイサイズおよびディスプレイ解像度)に応じてプレビュー表示するときの画面の大きさを変更するようにして、上記で説明した平行法で表示した時に立体視が不可能になる状況(d<L)を回避することができる。
【0055】
また、左右画像を交互にストライプ上に合成して、アナグリフ表示することによって、裸眼立体視が苦手な人でも、最終的に出力される立体画像データから形成される立体画像を認識することができる。これは、図7(c)を例に説明すると、背景の山の画像は左右両眼30、31で視差が付いているため二重に表示されているが、人間には視差が付いていないことから、最終的に出力される画像を3Dディスプレイ(立体表示手段)に表示した時に、人間はディスプレイと同一平面に表示され、背景の山はディスプレイよりも奥まって表示されると推測することができるということである。
【0056】
また、アナグリフ表示するときに、左右画像30、31にそれぞれ赤と青のフィルタ処理を行い、表示された赤青のストライプ画像を、ユーザが赤青メガネをかけて観察することによって立体視することができるようになる。
【0057】
図7および図8は、プレビュー表示の画面例を示す図である。図7の例は、(a)に平行法表示、(b)に交差法表示、(c)にアナグリフ表示をしたものである。図7では、表示方法の切り換えを3種類のボタン33中から選択するようにしている。図8の例は、(a)に平行法表示、(b)に交差法表示をしたものである。表示方法の切り換えは画面下部の表示切り換え用トグルバー34をクリックすることで、平行法と交差法の表示を交互に切り換える。これは、裸眼立体視をしている時は目の焦点が通常とは違っており、この状態でGUIの操作をすることが困難であるため、表示切り換え用トグルバー34の上にマウスカーソルを置いておき、マウスを動かさずに同じ場所をクリックすることで、裸眼立体視をしている時に交差法と平行法の切り換えが視点を動かすことなしに行えるようにするためである。なお、トグルバーの代わりに画面のどこかをクリックすると表示が切り替わるようにしてもよい。裸眼立体視に慣れていないユーザには図8の例のプレビュー表示の方が便利である。
【0058】
また、プレビュー画面は、飛び出し量調整部7にて調節された飛び出し量に応じて直ちに更新される。飛び出し量の調節は、図6の飛び出し量調整バー24を直接マウスで動かす方法だけではなく、キーボードの左右カーソルキーやスクロールボタン付きマウスのスクロールボタン操作によっても可能で、プレビュー画面上で裸眼立体視を行っているときに、視点を動かすことなしに飛び出し量を調節することが可能である。
【0059】
そして、図3に戻って、最終的に出力される画像としてよいか否かを判断する(ステップS9)。なお、ステップS9でNOの場合には、ステップS6に戻る。
【0060】
次いで、ステップS9でYESの場合には、図6の「保存」ボタン28を押すことによって、フォーマット変換部6にて、ステップS5で選択された画像フォーマットで、ステップS7でトリミングされた範囲の左右画像を最終的に立体画像データとして出力する(ステップS10)。最終的に出力される画像は、例えば、図11に示すように左右画像をそれぞれ横方向に半分に縮小し並べている。トリミングされた範囲の大きさと、最終的に出力される画像の大きさは異なってもよく、トリミングされた範囲の画像の拡大または縮小によって所定の大きさにする。このとき、ステップS7でトリミングする時のアスペクト比は、出力する画像フォーマットと同じになっているため、画像を拡大または縮小してもアスペクト比が変わるという不具合が生じることはない。
【0061】
次に本発明の第二の実施の形態を説明する。第二の実施の形態は、第一の実施の形態の改良であり、改良点の一部、もしくは全てを第一の実施の形態に付加することが可能である。第二の実施の形態では、第一の実施の形態と同様に左右分割部1、第一トリミング部2(画像範囲トリミング手段)、傾き及び位置補正部3(補正手段)、ZDP設定部4(ZDP設定手段)、第二トリミング部5(立体表示範囲トリミング手段)、フォーマット変換部6(画像フォーマット変換手段)、飛び出し量調整部7(立体感調節手段)、プレビュー部8(プレビュー手段)、主制御部9およびユーザ入力部10から概略構成されている。第二の実施の形態の処理の流れを、図12のフローチャートを用いて説明する。
【0062】
まず、ステップS31では、ステップS1と同様に立体画像データを読み込み、ステップS32では、ステップS2と同様に読み込まれた画像を中心で左右に分割して、それぞれを左眼画像および右眼画像として表示手段に表示する。次に、ステップS33では、ステップS5と同様に出力フォーマットを選択する。第一の実施例では、出力フォーマット選択部23が立体表示範囲をトリミングするGUI上に配置されていたが、第二の実際例では、図13のように補正範囲をトリミングするGUI上に配置する。
【0063】
ステップS34では、ステップS3と同様に、第一トリミング部2にて、左眼画像および右眼画像から、ステレオアダプタのけられを除去する。この時、図14に示すようにトリミング範囲が所定の大きさ(例として出力フォーマットの画像サイズ)以下になった時には、トリミング範囲を表す枠の色の変更により、ユーザに注意を促す。これは、最終的に出力するサイズよりもトリミング範囲が小さい時は、傾き補正処理後の画像サイズも出力する画像サイズよりも小さくなるため、出力時にトリミング範囲を拡大処理する必要があり、画像が劣化するためである。枠の色の変更以外にも、枠に囲まれた範囲の画像の色の変更や、枠の点滅、ウィンドウ下部に文字にて表示する52等でも同様の効果があり、これらの機能を組み合わせても良い。また、補正開始ボタン22が押されるとアラートボックス53を表示し、補正処理に進まないようにしてもよい。
【0064】
ステップS35ではステップS4と同様に撮影画像の傾き及び位置補正を行うが、入力画像が撮影された時のカメラの焦点距離情報を利用することで、より精度の高い補正が可能である。そこで、撮影画像に撮影時に使用したレンズの焦点距離情報が付加されていた場合に補正処理に利用できる。例えばデジタルカメラ用の画像形式として、撮影画像に撮影条件を記録可能とするJPEG-EXIF形式が広く使用されており、撮影時のシャッタースピードや感度、レンズの焦点距離等の情報を画像ファイル内に格納することができる。しかし、カメラにステレオアダプタを付加した影響により、画像ファイルに付加されている焦点距離情報をそのまま使用するよりも、ユーザが明示的に焦点距離情報を入力した方が補正の効果が高い場合や、入力画像として撮影時の焦点距離情報が付加されていない画像形式を用いる時に、ユーザが焦点距離情報をプログラム実行時に入力可能とするために、図13のように補正範囲をトリミングするGUI上にチェックボックスおよび焦点距離入力欄51を備えることで、両手法を切り換えて使用可能とする。
【0065】
ステップS36ではステップS6と同様にZDPを指定し、ステップS37ではステップS7と同様に最終的に出力する範囲をトリミングする。この時、ステップS34と同様にトリミング範囲が所定の大きさ(例として出力フォーマットの画像サイズ)以下になった時には、トリミング範囲を表す枠の色の変更により、ユーザに注意を促す。これは、最終的に出力するサイズよりもトリミング範囲が小さい時は、トリミング範囲を拡大処理する必要があるために画像が劣化するため、トリミング範囲を出力サイズよりも大きくした方が望ましいからである。ステップS34と同様に、枠の色の変更以外にも、枠に囲まれた範囲の画像の色の変更や、枠の点滅、ウィンドウ下部に文字にて表示する等でも同様の効果があり、これらの機能を組み合わせても良い。また、保存ボタン22が押されるとアラートボックスを表示し、トリミング範囲の保存をできないようにしてもよい。
【0066】
ステップS38ではステップS8と同様に、トリミングエリアを変更することで視差量調節が可能となるが、トリミング範囲の大きさによって調節できる範囲が決定される。具体的に左画像のトリミング範囲を(lx1,ly1)-(lx2,ly2)、右画像のトリミング範囲を(rx1,ry1)-(rx2,ry2)として説明する。立体画像を全体的に手前に飛び出させる時は、左画像のトリミング範囲を左に動かすと同時に右画像のトリミング範囲を右に動かし、全体的に奥に引っ込める時は、左画像のトリミング範囲を右に動かすと同時に右画像のトリミング範囲を左に動かす必要がある。
【0067】
ここで、元画像の大きさを、width,heightとすると、飛び出し量の調節範囲dは、
-min(rx1,width-lx2) < d < min(lx1,width-rx2)
で決定される。この制限以上に飛び出し量を変更しようとした場合、元画像からトリミング範囲がはみ出てしまう。そこで、GUI上に表示される視差量調節バー54の最大の長さLを、最大の長さをL_MAXとした時に、
L= L_MAX/ (min(x1,width-x4) + min(x1,width-x4)+1)
と決定し、トリミング範囲の大きさに応じて長さLを変更してGUI上に表示することで、飛び出し量の変更可能な範囲を直感的に理解することができる。
【0068】
図18のようにトリミング範囲の幅が元画像の幅と等しい時は、視差量調整バーは最大の大きさL_MAXとなり、視差量調整バーをGUI上で左右に動かすことができなくなる。図15のようにトリミング範囲が小さければ、視差量調整バーが短くなり、GUI上で動かせる範囲が大きくなるため、図16や図17のように、飛び出し量を大きく調整することができる。
【0069】
ステップS37もしくはS38において、図15の「プレビュー」ボタン27を押すと、実施例1と同様にプレビュー表示がなされる。トリミング範囲を調整して所望の結果が得られれば、図15の保存ボタン28を押すと、ステップS40にて、ステップS37でトリミングされた範囲の左右画像を、ステップS33で選択された画像フォーマットにフォーマット変換部6で変換し、最終的に立体画像データとして出力する。
【0070】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、読込手段によって撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データが読み込まれ、読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像が、補正手段によってその傾きおよび位置ずれが補正され、立体表示範囲トリミング手段によって立体表示手段で表示する範囲がトリミングされ、補正されおよびトリミングされた範囲がその後に画像フォーマット変換手段によって所定の立体表示手段で表示可能な画像フォーマットに変換されて立体画像データとして出力される。これによって、立体画像データの読み込みから、左右両眼画像の傾きおよび位置ずれの補正、立体表示範囲のトリミングおよび所定の画像フォーマットへの変換が一連の操作で行うことができる効果がある。
【0071】
また、本発明によれば、左右両眼画像のZDPが自動的に設定される。これによって、ユーザがZDPを設定する必要がなくなって、ZDPの設定が容易となる効果がある。
【0072】
また、本発明によれば、左右両眼画像の一方の画像でZDPを設定すると自動的に他方の画像のZDPが設定される。これによって、左右両眼画像のそれぞれのZDPの設定が容易となる効果がある。
【0075】
また、本発明によれば、ZDPを基準点として左右両眼画像がトリミングされる。これによって、立体表示手段で表示される立体画像の範囲をZDPが基準点となる範囲とすることができる効果がある。
【0077】
また、本発明によれば、左右両眼画像のいずれか一方の画像がトリミングされると他方の画像から一方の画像をトリミングした範囲の大きさとアスペクト比が同じとなる範囲が自動的にトリミングされる。これによって、左右両眼画像からトリミングする範囲が左右で異なることがなくなって、立体表示手段で表示される立体画像を良好なものにすることができる効果がある。
【0078】
また、本発明によれば、トリミングした範囲の大きさが所定の大きさ以下になった時にユーザに警告することで、トリミング範囲が小さすぎるために補正処理が出来なくなることを回避し、また、補正後の画像をトリミングして保存する時に画質の劣化を防止する効果がある。
【0080】
また、本発明によれば、画像フォーマット選択手段によって立体表示手段の種類に対応した画像フォーマットが選択される。これによって、立体表示手段の種類に応じた立体画像データを出力することができる効果がある。
【0081】
また、本発明によれば、画像フォーマット選択手段で選択された画像フォーマットに対応してトリミングする時のアスペクト比が固定される。これによって、立体表示手段の種類に応じた左右両眼画像の範囲を容易にトリミングすることができる効果がある。
【0082】
また、本発明によれば、立体感調節手段によってZDPを設定した後に立体表示範囲トリミング手段で指定された左右画像のトリミング範囲の少なくとも一方が左右方向に移動されて立体表示手段で表示される立体画像の立体感が調節される。これによって、立体表示手段で表示する立体画像の立体感を調節することができる効果がある。
【0083】
また、本発明によれば、立体感の調節に、トリミング範囲の大きさに応じて長さが変化する調節用のバーを使用することで、立体感を調節する範囲をユーザにわかり易く提示する効果がある。
【0090】
また、本発明によれば、プレビュー手段は、左右画像がストライプ状に交互に合成されてストライプ表示される。これによって、プレビュー画面上の視差のある部分の大小から判断して立体表示手段で表示される立体画像の立体感を立体画像データの出力前に確認することができる効果がある。
【0091】
また、本発明によれば、プレビュー手段は、左右画像がストライプ状に交互にそれぞれ別の色でフィルタをかけて合成されてストライプ表示される。これによって、ユーザがフィルタ色に対応したメガネをかけることによって立体視することができて立体表示手段で表示される立体画像の立体感を立体画像データの出力前に確認することができる効果がある。
【0092】
また、本発明によれば、プレビュー手段は、平行法、交差法またはストライプ表示のいずれかを切り替え表示可能である。これによって、ユーザの所望する表示法を選択することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体画像データ処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の立体画像データ処理装置のプレビュー部の詳細を示すブロック図である。
【図3】図1の立体画像データ処理装置の処理の流れを示す第一の実施の形態のフローチャートである。
【図4】図2のプレビュー部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】第一の実施の形態の補正範囲をトリミングするGUI画面を示す図である。
【図6】第一の実施の形態の立体表示範囲をトリミング等するGUI画面を示す図である。
【図7】プレビュー画面を示す図である。
【図8】プレビュー画面を示す図である。
【図9】プレビュー画面の幅と両眼間隔との関係を示す図である。
【図10】ステレオアダプタ枠を示す図である。
【図11】出力画像を示す図である。
【図12】第二の実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】第二の実施の形態の補正範囲をトリミングするGUI画面を示す図である。
【図14】第二の実施の形態で補正範囲が小さい時に警告を発する時のGUI画面を示す図である。
【図15】第二の実施の形態の立体表示範囲をトリミング等するGUI画面を示す図である。
【図16】第二の実施の形態でトリミング範囲が小さい時に、トリミング範囲全体を手前に飛び出させる時のGUI画面を示す図である。
【図17】第二の実施の形態でトリミング範囲が小さい時に、トリミング範囲全体を奥に引っ込める時のGUI画面を示す図である。
【図18】第二の実施の形態でトリミング範囲が大きい時に、飛び出し量の調整が不可である時のGUI画面を示す図である。
【符号の説明】
1 左右分割部
2 第一トリミング部
3 傾き及び位置補正部
4 ZDP設定部
5 第二トリミング部
6 フォーマット変換部
7 飛び出し量調整部
8 プレビュー部
9 主制御部
10 ユーザ入力部
11 ディスプレイ情報取得部
12 プレビュー画像生成部
13 表示法選択部
14 プレビュー画像表示部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a stereoscopic image data processing apparatus for processing stereoscopic image data.and3D image data processing programToRelated.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various studies have been made on a three-dimensional display (stereoscopic display means) that enables stereoscopic display by displaying different images for the left eye and the right eye. In the old days, by adjusting the position of the lens of the camera, arranging a photo equivalent to what was seen from the left eye of a human and a photo equivalent to that seen from the right eye, and viewing it through a binocular adapter, recently By combining a video camera and a liquid crystal shutter, the right-eye image and the left-eye image are recorded alternately for each frame, and at the time of playback, two liquid crystal shutters are used instead of the left and right binocular lenses, and the liquid crystal is alternately displayed. There is a method for enabling stereoscopic display by turning the shutter on / off.
[0003]
In addition, by attaching a kamaboko-shaped lenticular lens, slits, and vertical stripes to the surface of a normal display, and displaying an image that combines the left eye image and right eye image according to the width of the slits and vertical stripes on the surface, glasses are displayed. A three-dimensional display (three-dimensional display means) technique that enables three-dimensional display without using a screen has also been studied.
[0004]
In order to display a stereoscopic picture on a display capable of displaying three-dimensional images with or without glasses, two images of the left and right eyes can be displayed using a stereoscopic camera or a three-dimensional adapter. Need to shoot. For example, Japanese Patent Laid-Open No. 10-322725 has been proposed as an adapter for stereo photography.
[0005]
Although there is a problem that a stereo adapter is captured in a stereoscopic image shot with a stereo adapter, JP-A-2002-77942 discloses an invention that removes a scatter (shadow) of the captured stereo adapter. There is a number. However, as will be described below, simply removing the stereo adapter scramble does not result in an image that can be viewed stereoscopically.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-322725
[Patent Document 2]
JP 2001-320733 A
[Patent Document 3]
JP 2002-77942 A
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
When taking a stereo photograph using a stereo adapter or a stereo camera, if the stereo camera is tilted or if the stereo adapter is not positioned correctly, it is difficult to view the stereo even if the images are simply combined. There's a problem. In particular, when a vertical shift occurs in the left and right binocular images, stereoscopic viewing becomes difficult, so that even a slight rotation error causes a problem in the type in which the stereo adapter is retrofitted to the camera.
[0008]
In addition, when a captured stereo pair image is displayed on a three-dimensional display, any point in the stereo image is in the same plane as the three-dimensional display, that is, a point having no amount of parallax (hereinafter referred to as Zero Disparity Plane (ZDP)). However, it is difficult to determine which point in the image is the ZDP.
[0009]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-322725 attempts to solve the above problem by providing a guideline on the finder of the video camera. However, in this method, it is necessary for a person to position an object to be photographed according to the guideline when photographing. Therefore, it is not easy to use, cannot be installed in a camera that does not have a liquid crystal finder, stereo images that have already been taken cannot be modified, ZDP is taken with the center of each of the left and right images, so you can shoot with free composition There is a problem that it is not possible.
[0010]
In addition, in order to finally display the actually captured stereo image on the three-dimensional display, it is necessary to perform operations such as image data format conversion and trimming so that the three-dimensional display can display the stereo image. Conventionally, these conversions have been performed manually for the left and right binocular images, and it has been troublesome to repeat the same operation and to arrange the trimming sizes. Japanese Patent Laid-Open No. 2001-320733 provides means for simultaneously editing a stereo pair image, but does not take into account the left-right binocular image shift when a stereo photograph is taken.
[0011]
The present invention has been made in view of such circumstances, and corrects the tilt and misalignment of the left and right binocular images from the left and right binocular images taken in stereo, and simultaneously edits the left and right binocular images. Another object is to provide means for facilitating correction and editing of a stereo image.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, a stereoscopic image data processing apparatus according to the present invention is provided.and3D image data processing programIsThe following means are adopted.
[0013]
That is, the stereoscopic image data processing device of the present invention includes a reading unit that reads stereoscopic image data composed of captured left and right binocular image data;
AboveCorrection means for correcting the tilt and misalignment of the left and right binocular images formed from the stereoscopic image data read by the reading means;ZDP setting means for setting a ZDP, which is a point at which binocular parallax disappears when a stereoscopic image is displayed on the left and right binocular images corrected by the correction means, and the ZDP set by the ZDP setting means As a reference pointDisplay stereoscopic images with stereoscopic display meansforStereoscopic display range trimming means for trimming the range of left and right binocular images;AboveImage format conversion means for converting left and right images trimmed by the stereoscopic display range trimming means into an image format for stereoscopic display;Warning means for issuing a warning to the user when the trimming range becomes smaller than a predetermined size when the stereoscopic display range trimming means performs trimming;It is characterized by having.
[0014]
The stereoscopic image data processing apparatus of the present inventionReading means for reading stereoscopic image data composed of photographed left and right binocular image data; correction means for correcting inclination and positional deviation of left and right binocular images formed from stereoscopic image data read by the reading means; When displaying a stereoscopic image on the stereoscopic display means of the left and right binocular images corrected by the correcting meansZDP setting means for setting ZDP, which is a point at which binocular parallax disappearsA stereoscopic display range trimming means for trimming a range of left and right binocular images for displaying a stereoscopic image by the stereoscopic display means using the ZDP set by the ZDP setting means as a reference point; and the stereoscopic display range trimming means The stereoscopic effect adjusting means for adjusting the stereoscopic effect of the stereoscopic image displayed on the stereoscopic display means by moving at least one of the specified trimming ranges of the left and right images in the horizontal direction, and the stereoscopic effect trimmed by the stereoscopic display range trimming means. Image format conversion means for converting the left and right images whose stereoscopic effect is adjusted by the feeling adjustment means into an image format for stereoscopic display;It is characterized by having.
[0015]
The stereoscopic image data processing apparatus of the present inventionThe stereoscopic effect adjusting means is provided with a stereoscopic effect adjusting bar that changes in length according to the size of the set trimming range as a GUI.It is characterized by that.
[0018]
The stereoscopic image data processing apparatus of the present inventionThe ZDP setting means sets, as the ZDP of the other image, a point similar to the neighboring image of the ZDP set in one image from the other image when the ZDP is set in either one of the left and right binocular imagesIt is characterized by doing.
[0020]
The stereoscopic image data processing apparatus of the present inventionThe stereoscopic display range trimming means includes:A range in which when trimming one of the left and right binocular images, the size and aspect ratio of the trimmed image from the other image are the same.ToIt is characterized by rimming.
[0023]
In addition, the stereoscopic image data processing apparatus of the present invention includes an image format selection unit that selects an image format corresponding to the type of the stereoscopic display unit.
[0024]
The stereoscopic image data processing apparatus of the present inventionThe stereoscopic display range trimming means isCorresponds to the image format selected by the image format selection means.TAspect ratio when rimmingTheIt is fixed.
[0027]
Also, the stereoscopic image data processing apparatus of the present invention can process the left and right images trimmed by the stereoscopic display range trimming means., Parallel method or cross methodIt has a preview means for displaying in such a manner that it can be stereoscopically viewed with the naked eye.
[0033]
The stereoscopic image data processing apparatus of the present inventionThe preview means includesThe left and right images trimmed by the 3D display range trimming means are combined into stripes and displayed in stripes.RukoAnd features.
[0034]
The stereoscopic image data processing apparatus of the present inventionAbovePreview meansTrimmed by 3D display range trimming meansLeft and right image,The stripes are displayed alternately in stripes and combined with filters in different colors.RukoAnd features.
[0036]
A stereoscopic image data processing program executed by the computer of the present invention isReading means for reading stereoscopic image data composed of photographed left and right binocular image data, and correcting means for correcting the inclination and misalignment of the left and right binocular images formed from the stereoscopic image data read by the reading means ZDP setting means for setting ZDP, which is a point at which binocular parallax disappears when the stereoscopic image is displayed on the right and left binocular images corrected by the correction means, and the ZDP setting means Stereoscopic display range trimming means for trimming a range of left and right binocular images for displaying a stereoscopic image by a stereoscopic display means with ZDP as a reference point, and a right and left image trimmed by the stereoscopic display range trimming means for stereoscopic display When the image format conversion means for converting into a format and the stereoscopic display range trimming means perform trimming To function warning means for issuing a warning to the user as, when the trimming range is smaller than a predetermined magnitudeIt is characterized by that.
[0039]
Also,The present inventionThe stereoscopic image data processing program executed by the computer is formed from reading means for reading stereoscopic image data composed of photographed left and right binocular image data, and stereoscopic image data read by the reading means. A correction unit that corrects the tilt and positional deviation of the left and right binocular images, and a ZDP that is a point at which binocular parallax disappears when the stereoscopic display unit displays the right and left binocular images corrected by the correction unit. ZDP setting means for performing, a stereoscopic display range trimming means for trimming a range of right and left binocular images for displaying a stereoscopic image on a stereoscopic display means using the ZDP set by the ZDP setting means as a reference point, and the stereoscopic display range Move at least one of the trimming ranges of the left and right images specified by the trimming means in the left-right direction. A stereoscopic effect adjusting means for adjusting the stereoscopic effect of the stereoscopic image displayed by the display means, and an image format for stereoscopic display of the left and right images trimmed by the stereoscopic display range trimming means and adjusted by the stereoscopic effect adjusting means. It is characterized by functioning as an image format conversion means for converting the image format.
[0040]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of a stereoscopic image data processing apparatus according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a stereoscopic image
The stereoscopic image
[0041]
FIG. 2 is a block diagram showing details of the
The
[0042]
FIG. 3 is a flowchart showing the flow of processing in the stereoscopic image
Note that the stereoscopic image
Note that the stereoscopic image processing program according to the present invention is installed in a personal computer, for example. A personal computer in which the stereoscopic image processing program according to the present invention is installed operates as the stereoscopic image
[0043]
First, stereoscopic image data composed of left and right binocular image data captured in stereo with a stereo (stereoscopic) camera or a camera equipped with a stereo (stereoscopic) adapter is read (step S1) (reading means).
As shown in FIG. 10, depending on the stereo adapter to be used, the stereo adapter frame 40 (the stereo adapter frame (shadow)) may be reflected in the captured image.
[0044]
Next, the left and right dividing
In addition, when using a stereo camera and a camera equipped with a stereo adapter and performing stereo shooting with two left and right cameras arranged side by side, the left and right binocular images are separate images, and thus the processing in step S2 is omitted. In this case, the left and right binocular image data of the left and right cameras are read.
[0045]
Then, the
x2-x1 = x4-x3
y2-y1 = y4-y3
If (x1, y1) is changed, (x3, y3) is changed, and (x2, y2) is changed (x4, y4), (x3, y3) is changed. And (x1, y1) are realized by automatically changing (x2, y2) according to the constraint conditions when (x4, y4) is changed. As a result, when one image of the left and right binocular images is trimmed, it is possible to automatically trim a range in which the size and the aspect ratio of the one image are trimmed from the other image.
When the user changes the trimming range, the trimming range is recorded when a series of processing ends, and is newly activated (activation of the stereoscopic image
Alternatively, a range obtained by multiplying the vertical and horizontal sizes of the left and right images by a predetermined ratio (for example, 0.8) may be automatically trimmed as a default value.
[0046]
Next, by pressing a “correction start”
For example, about 100 points with similar colors and textures are selected as feature points from the left and right binocular images, and the rotational and vertical shifts of the left and right binocular images are calculated from each set of feature points. The position of the left and right binocular image at the time of shooting is estimated by estimating the position of the camera when the shot image is shot and moving, rotating, and warping the left and right binocular images based on the estimated camera position. Tilt and misalignment are corrected.
Since the correction process takes calculation time, step S4 may be omitted when correction is unnecessary.
[0047]
Then, an image format (output format) for outputting the corrected stereoscopic image data is selected (step S5). FIG. 6 is a diagram showing a GUI screen in step S5. The image format is selected from previously registered image formats 23 (for example, formatA, formatB, and formatC). In this case, for example, when format A is selected, the image finally output is the image shown in FIG. Here, the image format is device information for finally displaying the image corrected by the correction software. For example, the resolution of the device, the upper limit value of the file that can be handled by the device, the left and right eyes An image storage method and the like are defined.
[0048]
Next, when the finally output image is displayed on the three-dimensional display (stereoscopic display means), the point that does not protrude or retract from the display (the point where the binocular parallax between the left and right binocular images disappears (ZDP)) Setting is performed by the setting unit 4 (step S6).
FIG. 6 is a diagram showing a GUI screen in step S6 (the same screen as in step S5). When a point desired to be ZDP is selected from one of the left and right images in the corrected left and right binocular
[0049]
Then, the
zlx-lx1 = zrx-rx1
zly-ly1 = zry-ry1
zlx-lx2 = zrx-rx2
zly-ly2 = zry-ry2
This is realized by setting the constraint condition. In addition, when the width of the image of the image format selected in step S5 is W and the height is H, the constraint condition is set so that the output image and the aspect ratio (W / H) are constant.
(lx1-lx2) / (ly1-ly2) = W / H
(rx1-rx2) / (ry1-ry2) = W / H
Set.
When the trimming range is set as an initial value with a predetermined size, the initial value is set to a value that satisfies the constraint condition that maximizes the trimming range.
[0050]
Next, the pop-out
For example, when shooting a person against the backdrop of a mountain, if you want to specify a ZDP between the person and the mountain, specify the ZDP for the left and right binocular images because there is no image that can be identified as a ZDP. I can't. Therefore, after the person or mountain is designated as ZDP, the pop-out
[0051]
When the “preview”
[0052]
Here, processing in the
First, the left and right images that are the trimming range trimmed by the
[0053]
In the preview display, when the parallel method or the intersection method, which is a display method, is selected, the left and
[0054]
When displaying in the parallel method, as shown in FIG. 9, it is necessary to narrow the interval L between the binocular images when displayed on the screen, rather than the binocular interval d of the user. This is because human eyes can face inward but cannot face outward. When an image having a certain image size is displayed on the preview
[0055]
In addition, by synthesizing the left and right images on stripes and displaying an anaglyph, even a person who is not good at autostereoscopic vision can recognize a stereoscopic image formed from stereoscopic image data that is finally output. . This will be explained by taking FIG. 7C as an example. The image of the mountain in the background is displayed double because the left and
[0056]
When anaglyph is displayed, the left and
[0057]
7 and 8 are diagrams showing examples of preview display screens. In the example of FIG. 7, (a) shows parallel method display, (b) shows cross method display, and (c) shows anaglyph display. In FIG. 7, the switching of the display method is selected from three types of
[0058]
The preview screen is immediately updated according to the pop-out amount adjusted by the pop-out
[0059]
Then, returning to FIG. 3, it is determined whether or not the image to be finally output is acceptable (step S9). If NO in step S9, the process returns to step S6.
[0060]
Next, in the case of YES in step S9, by pressing the “save”
[0061]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. The second embodiment is an improvement of the first embodiment, and some or all of the improvements can be added to the first embodiment. In the second embodiment, as in the first embodiment, the left and right dividing
[0062]
First, in step S31, stereoscopic image data is read in the same manner as in step S1, and in step S32, the read image is divided into right and left at the center, and each is displayed as a left eye image and a right eye image. Display on means. Next, in step S33, an output format is selected as in step S5. In the first embodiment, the output
[0063]
In step S34, similarly to step S3, the
[0064]
In step S35, the tilt and position of the captured image are corrected in the same manner as in step S4, but more accurate correction is possible by using the focal length information of the camera when the input image is captured. Therefore, when the focal length information of the lens used at the time of photographing is added to the photographed image, it can be used for correction processing. For example, as an image format for digital cameras, the JPEG-EXIF format that enables recording of shooting conditions in captured images is widely used. Information such as shutter speed and sensitivity at the time of shooting, and the focal length of the lens are stored in the image file. Can be stored. However, due to the effect of adding a stereo adapter to the camera, it is more effective if the user explicitly inputs the focal length information than using the focal length information added to the image file as it is, When using an image format without adding focal length information at the time of shooting as an input image, check on the GUI for trimming the correction range as shown in FIG. 13 so that the user can input the focal length information when executing the program. By providing the box and the focal
[0065]
In step S36, ZDP is designated as in step S6, and in step S37, the final output range is trimmed in the same manner as in step S7. At this time, when the trimming range becomes equal to or smaller than a predetermined size (for example, the image size of the output format) as in step S34, the user is warned by changing the color of the frame representing the trimming range. This is because when the trimming range is smaller than the final output size, it is necessary to enlarge the trimming range and the image deteriorates, so it is desirable to make the trimming range larger than the output size. . Similar to step S34, in addition to changing the color of the frame, the same effect can be obtained by changing the color of the image in the range surrounded by the frame, blinking the frame, displaying characters in the lower part of the window, etc. These functions may be combined. Further, when the
[0066]
In step S38, as in step S8, the amount of parallax can be adjusted by changing the trimming area, but the adjustable range is determined by the size of the trimming range. Specifically, description will be made assuming that the trimming range of the left image is (lx1, ly1)-(lx2, ly2) and the trimming range of the right image is (rx1, ry1)-(rx2, ry2). When projecting a stereoscopic image to the front as a whole, move the trimming range of the left image to the left and simultaneously move the trimming range of the right image to the right.When retracting the entire image, move the trimming range of the left image to the right. It is necessary to move the trimming range of the right image to the left at the same time.
[0067]
Here, if the size of the original image is width and height, the pop-up amount adjustment range d is
-min (rx1, width-lx2) <d <min (lx1, width-rx2)
Determined by If an attempt is made to change the pop-out amount beyond this limit, the trimming range will protrude from the original image. Therefore, when the maximum length L of the parallax
L = L_MAX / (min (x1, width-x4) + min (x1, width-x4) +1)
By changing the length L according to the size of the trimming range and displaying it on the GUI, the range in which the pop-out amount can be changed can be intuitively understood.
[0068]
As shown in FIG. 18, when the width of the trimming range is equal to the width of the original image, the parallax amount adjustment bar has the maximum size L_MAX, and the parallax amount adjustment bar cannot be moved left and right on the GUI. If the trimming range is small as shown in FIG. 15, the parallax amount adjustment bar becomes short and the range that can be moved on the GUI becomes large, so that the pop-out amount can be adjusted largely as shown in FIGS. 16 and 17.
[0069]
When the “preview”
[0070]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, stereoscopic image data composed of left and right binocular image data photographed by the reading means is read, and left and right binocular images formed from the stereoscopic image data read by the reading means are The correction means corrects the tilt and the positional deviation, the stereoscopic display range trimming means trims the range to be displayed on the stereoscopic display means, and the corrected and trimmed range is then converted into the predetermined stereoscopic display means by the image format conversion means. It is converted into a displayable image format and output as stereoscopic image data. Accordingly, there is an effect that the reading of the stereoscopic image data, the correction of the tilt and the positional deviation of the left and right binocular images, the trimming of the stereoscopic display range, and the conversion to a predetermined image format can be performed by a series of operations.
[0071]
Further, according to the present invention, the ZDP of the left and right binocular images is automatically set. This eliminates the need for the user to set the ZDP, and has the effect of facilitating the ZDP setting.
[0072]
According to the present invention, when the ZDP is set for one of the left and right binocular images, the ZDP of the other image is automatically set. This has the effect of facilitating the setting of the ZDP for the left and right binocular images.
[0075]
According to the present invention, the left and right binocular images are trimmed with ZDP as a reference point. Accordingly, there is an effect that the range of the stereoscopic image displayed by the stereoscopic display means can be set to a range in which ZDP is a reference point.
[0077]
In addition, according to the present invention, when one of the left and right binocular images is trimmed, a range in which the size and aspect ratio of the one image trimmed from the other image are the same is automatically trimmed. The As a result, the range of trimming from the left and right binocular images is not different between the left and right, and there is an effect that the stereoscopic image displayed by the stereoscopic display means can be improved.
[0078]
In addition, according to the present invention, by warning the user when the size of the trimmed range is equal to or less than a predetermined size, it is possible to avoid that the trimming range is too small to perform correction processing, There is an effect of preventing deterioration of image quality when the corrected image is trimmed and stored.
[0080]
According to the present invention, the image format selection means selects an image format corresponding to the type of the stereoscopic display means. Thus, there is an effect that stereoscopic image data corresponding to the type of the stereoscopic display means can be output.
[0081]
In addition, according to the present invention, the aspect ratio when trimming corresponding to the image format selected by the image format selection means is fixed. Accordingly, there is an effect that the range of the left and right binocular images corresponding to the type of the stereoscopic display means can be easily trimmed.
[0082]
According to the present invention, after the ZDP is set by the stereoscopic effect adjusting means, at least one of the trimming ranges of the left and right images specified by the stereoscopic display range trimming means is moved in the left-right direction and displayed by the stereoscopic display means. The stereoscopic effect of the image is adjusted. Thereby, there is an effect that the stereoscopic effect of the stereoscopic image displayed by the stereoscopic display means can be adjusted.
[0083]
In addition, according to the present invention, by using the adjustment bar whose length changes according to the size of the trimming range for adjusting the stereoscopic effect, the effect of presenting the range for adjusting the stereoscopic effect to the user in an easily understandable manner. There is.
[0090]
Further, according to the present invention, the preview unit displays the left and right images alternately in stripes and displayed in stripes. Thus, there is an effect that it is possible to confirm the stereoscopic effect of the stereoscopic image displayed on the stereoscopic display unit before the output of the stereoscopic image data, judging from the size of the part with parallax on the preview screen.
[0091]
Further, according to the present invention, the preview means displays the left and right images in stripes by combining them with filters in different colors alternately. Accordingly, there is an effect that the stereoscopic effect of the stereoscopic image displayed by the stereoscopic display means can be confirmed before the stereoscopic image data is output by the user wearing the glasses corresponding to the filter color. .
[0092]
Further, according to the present invention, the preview means can switch and display one of the parallel method, the intersection method, and the stripe display. As a result, the display method desired by the user can be selected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a stereoscopic image data processing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating details of a preview unit of the stereoscopic image data processing apparatus of FIG. 1;
FIG. 3 is a flowchart of the first embodiment showing a processing flow of the stereoscopic image data processing apparatus of FIG. 1;
4 is a flowchart showing a flow of processing of a preview unit in FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is a diagram illustrating a GUI screen for trimming a correction range according to the first embodiment;
FIG. 6 is a diagram showing a GUI screen for trimming a stereoscopic display range according to the first embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing a preview screen.
FIG. 8 is a diagram showing a preview screen.
FIG. 9 is a diagram illustrating a relationship between a width of a preview screen and a binocular interval.
FIG. 10 is a diagram showing a stereo adapter frame.
FIG. 11 is a diagram illustrating an output image.
FIG. 12 is a flowchart illustrating a processing flow according to the second embodiment;
FIG. 13 is a diagram illustrating a GUI screen for trimming a correction range according to the second embodiment;
FIG. 14 is a diagram showing a GUI screen when a warning is issued when the correction range is small in the second embodiment.
FIG. 15 is a diagram illustrating a GUI screen for trimming a stereoscopic display range according to the second embodiment.
FIG. 16 is a diagram showing a GUI screen when the entire trimming range is popped forward when the trimming range is small in the second embodiment.
FIG. 17 is a diagram showing a GUI screen when the entire trimming range is retracted when the trimming range is small in the second embodiment.
FIG. 18 is a diagram showing a GUI screen when the pop-out amount cannot be adjusted when the trimming range is large in the second embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Left and right division
2 First trimming section
3 Inclination and position correction unit
4 ZDP setting section
5 Second trimming section
6 Format converter
7 Pop-out amount adjustment section
8 Preview section
9 Main control unit
10 User input section
11 Display information acquisition unit
12 Preview image generator
13 Display method selector
14 Preview image display
Claims (12)
前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、
前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、
前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として前記立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、
前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされた左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段と、
前記立体表示範囲トリミング手段がトリミングする際に、トリミング範囲が所定の大きさよりも小さくなった時にユーザに警告を発する警告手段と、
を有することを特徴とする立体画像データ処理装置。Reading means for reading stereoscopic image data composed of captured left and right binocular image data;
And correcting means for correcting the inclination and positional shift of the left and right eye image to be formed from the stereoscopic image data read by said reading means,
ZDP setting means for setting a ZDP that is a point at which binocular parallax disappears when a stereoscopic image is displayed on the left and right binocular images corrected by the correction means;
Stereoscopic display range trimming means for trimming a range of left and right binocular images for displaying a stereoscopic image on the stereoscopic display means with the ZDP set by the ZDP setting means as a reference point ;
An image format converting means for converting the trimmed left and right images in the stereoscopic display range trimming means in the image format for three-dimensional display,
Warning means for issuing a warning to the user when the trimming range becomes smaller than a predetermined size when the stereoscopic display range trimming means performs trimming;
A stereoscopic image data processing apparatus characterized by comprising:
前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、
前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、
前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として前記立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、
前記立体表示範囲トリミング手段で指定された左右画像のトリミング範囲の少なくとも一方を左右方向に移動させて立体表示手段で表示される立体画像の立体感を調節する立体感調節手段と、
前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされ前記立体感調節手段により立体感を調節された左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段と、
を有することを特徴とする立体画像データ処理装置。 Reading means for reading stereoscopic image data composed of captured left and right binocular image data;
Correction means for correcting the tilt and misalignment of the left and right binocular images formed from the stereoscopic image data read by the reading means;
ZDP setting means for setting a ZDP that is a point at which binocular parallax disappears when a stereoscopic image is displayed on the left and right binocular images corrected by the correction means ;
Stereoscopic display range trimming means for trimming a range of left and right binocular images for displaying a stereoscopic image on the stereoscopic display means with the ZDP set by the ZDP setting means as a reference point;
Stereoscopic effect adjusting means for adjusting the stereoscopic effect of the stereoscopic image displayed on the stereoscopic display means by moving at least one of the trimming ranges of the left and right images specified by the stereoscopic display range trimming means in the left-right direction;
Image format conversion means for converting left and right images trimmed by the stereoscopic display range trimming means and having the stereoscopic effect adjusted by the stereoscopic effect adjusting means into an image format for stereoscopic display;
It characterized by having a standing body image data processing apparatus.
撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データを読み込む読込手段と、 Reading means for reading stereoscopic image data composed of captured left and right binocular image data;
前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、 Correction means for correcting the tilt and misalignment of the left and right binocular images formed from the stereoscopic image data read by the reading means;
前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、 ZDP setting means for setting a ZDP that is a point at which binocular parallax disappears when a stereoscopic image is displayed on the left and right binocular images corrected by the correction means;
前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、 Stereoscopic display range trimming means for trimming a range of left and right binocular images for displaying a stereoscopic image on a stereoscopic display means with the ZDP set by the ZDP setting means as a reference point;
前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされた左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段と、 Image format conversion means for converting the left and right images trimmed by the stereoscopic display range trimming means into an image format for stereoscopic display;
前記立体表示範囲トリミング手段がトリミングする際に、トリミング範囲が所定の大きさよりも小さくなった時にユーザに警告を発する警告手段、 Warning means for issuing a warning to a user when the trimming range becomes smaller than a predetermined size when the stereoscopic display range trimming means performs trimming;
として機能させるための立体画像データ処理用プログラム。3D image data processing program for functioning as
撮影された左右両眼画像データからなる立体画像データを読み込む読込手段と、 Reading means for reading stereoscopic image data composed of captured left and right binocular image data;
前記読込手段で読み込まれた立体画像データから形成される左右両眼画像の傾きおよび位置ずれを補正する補正手段と、 Correction means for correcting the tilt and misalignment of the left and right binocular images formed from the stereoscopic image data read by the reading means;
前記補正手段により補正された左右両眼画像を立体表示手段で立体画像を表示する場合に両眼視差が無くなる点であるZDPを設定するZDP設定手段と、 ZDP setting means for setting a ZDP that is a point at which binocular parallax disappears when a stereoscopic image is displayed on the left and right binocular images corrected by the correction means;
前記ZDP設定手段により設定されたZDPを基準点として立体表示手段で立体画像を表示するための左右両眼画像の範囲をトリミングする立体表示範囲トリミング手段と、 Stereoscopic display range trimming means for trimming a range of left and right binocular images for displaying a stereoscopic image on a stereoscopic display means with the ZDP set by the ZDP setting means as a reference point;
前記立体表示範囲トリミング手段で指定された左右画像のトリミング範囲の少なくとも一方を左右方向に移動させて立体表示手段で表示される立体画像の立体感を調節する立体感調節手段と、 Stereoscopic effect adjusting means for adjusting the stereoscopic effect of the stereoscopic image displayed on the stereoscopic display means by moving at least one of the trimming ranges of the left and right images specified by the stereoscopic display range trimming means in the left-right direction;
前記立体表示範囲トリミング手段でトリミングされ前記立体感調節手段により立体感を調節された左右画像を立体表示用の画像フォーマットに変換する画像フォーマット変換手段、 Image format conversion means for converting left and right images trimmed by the stereoscopic display range trimming means and having the stereoscopic effect adjusted by the stereoscopic effect adjusting means into an image format for stereoscopic display;
として機能させるための立体画像データ処理用プログラム。3D image data processing program for functioning as
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