JP4224633B2 - 給油所システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガソリンスタンドに設置される給油所システムに関わり、料金の決済をプリペイド方式とした給油所システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、セルフサービスの給油所が開設され、給油所に来所する顧客自身が給油や料金精算等を行っている。
【0003】
これらセルフサービス給油所においては、給油終了後に顧客が精算所に行き、終了した計量機の番号を伝えることで料金精算を行うポストペイ方式や、給油前に所定の料金を支払っておき、給油終了後に残金を返却してもらうといったプリペイド方式等の多様な精算方法が実施されている。
【0004】
なかでも、磁気カードやICカード等で構成される所定金額分のプリペイドカードにより精算を行うことのできるプリペイドカード方式が、給油所の再来所率を高める上で注目されている。
【0005】
このプリペイドカード方式は、まず、計量機の前に車両を停止させた顧客が所望の給油作業内容を設定しておくための設定器にプリペイドカードを挿入して給油作業内容を設定した後に、計量機により車両への油液の給油を行う。
【0006】
当該計量機による車両への給油が終了すると、顧客は設定器により発行された給油料金伝票と残金の残ったプリペイドカードを受け取ることで給油作業を終了させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、磁気カードやICカードを用いた料金の決済方式ではカードリーダにプリペイドカードを読み込ませる等の作業量が多いことや、顧客がカードを紛失した際には、顧客にとってはプリペイド金額を失ってしまう、また、給油所にとっては新たなプリペイドカードを再発行するコストが増大するといった問題がある。
【0008】
また、プリペイドカードを利用した料金の決済方式では使用済みのプリペイドカードは廃却され、顧客は新規にプリペイドカードを購入する必要があり、このプリペイドカードの発行も給油所側にコストがかかる問題がある。
【0009】
さらに、給油終了後のプリペイドカードの取り忘れ等の顧客の不注意により、プリペイドカードが他人の手に渡った場合にはそのプリペイドカードが容易に使用されてしまう問題がある。
【0010】
本発明の目的は、給油所側のプリペイドカード発行に伴うコストの増大を防止すると共にプリペイドカードを紛失した場合の損害の発生を防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明においては、識別情報が記憶されて給油対象車両に搭載された記憶媒体から無線通信により前記識別情報を受信する給油所内に設置される受信手段と、前記給油対象車両に対する給油作業内容を給油前に予め設定するための設定器と、前記識別情報に対応した予納給油料金額を記憶する精算手段と、前記受信手段により受信された識別情報に対応する予納給油料金額を前記精算手段より読み込み、当該読み込まれた予納給油料金額を表示器に表示させるとともに当該予納給油料金額及び前記設定器により設定された給油作業内容に基づいた前記給油対象車両への給油の開始を許可する給油開始許可手段と、前記給油対象車両への給油終了時に当該給油料金を前記受信手段により受信した識別情報に対応する前記予納給油料金額から差し引いた新たな予納給油料金額を算出し、当該新たな予納給油料金額を前記精算手段に記憶させる演算手段とを有することを特徴としている。
【0012】
上記請求項1の発明によれば、車両に搭載され識別情報が記憶された記憶媒体と給油所に設置された受信装置とで無線通信を行い、記憶媒体の識別情報をもとに精算手段に記憶された当該識別情報の予納給油料金額により給油料金の決済を行うため、給油所側はカード紛失時や残金不足時のプリペイドカード再発行の必要が無く、再発行に掛かる負担が無くなるとともに顧客はプリペイドカードの携帯が不要となって不注意による損害を被ることがなくなる。
【0013】
また、請求項2の発明においては、前記給油開始許可手段は、前記設定器により給油作業内容が設定された後において前記受信手段により受信された識別情報が、前記精算手段より読み込んだ予納給油料金額に対応する識別情報とが一致するか否かを判断し、一致していないと判断した場合には、当該予納給油料金額に基づく前記給油対象車両への給油の開始を許可しないことを特徴とする。
【0014】
上記請求項2の発明によれば、給油作業前に給油対象車両が入れ替わるような不正を防止することができる。
【0015】
【実施例】
本発明の実施例を図1乃至図5に基づき説明する。図1は本実施例の給油所システムの全体構成図である。
【0016】
給油所1においては、複数の計量機2,2,2・・・が設置されており、各計量機2には制御回路3が収納されている。
【0017】
各制御回路3は、各計量機2の給油を許可するための給油管理装置4に接続されており、この給油管理装置4は給油所の事務所に設置されて給油所所員により操作されるようになっている。
【0018】
上記給油管理装置4と各制御回路3とは、給油管理装置4と同様に給油所の事務所に設置される販売管理装置5と接続されており、この販売管理装置5は後述する車両識別番号(識別情報)と該車両識別番号に対応するプリペイ金額情報とが格納された顧客情報データベース6を有している。
【0019】
この顧客情報データベース6には、上記プリペイ金額情報以外に車両識別番号毎に対応する顧客や車両の情報、例えば、車両情報として車種、給油口の位置、給油油種、車体色、前回給油日、前回給油量、前回車両点検日時、前回オイル交換日時、給油所におけるサービス作業の履歴等の情報、また、顧客情報として顧客名、住所、電話番号、Eメールアドレス等の情報が格納されている。
【0020】
給油所1の入場口には、後述する車載タグ12との間で無線通信を行なって車両識別番号を受信するための入場口アンテナ7と入場口送受信機8とが設けられており、この入場口アンテナ7を介して入場口送受信機8により受信した車両識別番号は、入場口送受信機8に信号線で接続された前記販売管理装置5へ出力される。
【0021】
また、給油所1の入場口には、入場した顧客車両を適切な給油位置へと案内するための案内用表示器及びスピーカを有するガイダンス装置9が設置されている。
【0022】
次に図2のブロック構成図を用いて計量機2の構成を説明する。
【0023】
計量機2の制御回路3は、油液の供給を行う図示せぬポンプを起動するためのポンプモータ10を給油管理装置4の給油許可信号に基づいて駆動制御するための給油制御回路11と、車両に取付けられた車載タグ12に記憶されている車両識別番号を計量機アンテナ13を介して受信して販売管理装置5に出力するための計量機側送受信回路14とから構成されている。
【0024】
また、計量機2には、制御回路3のほかに、給油終了後に給油料金伝票を発行するためのプリンタ15と、給油料金を予納するために投入された紙幣の金額を読取り、計量機側送受信回路13を介して当該金額情報を販売管理装置5に送信するための紙幣リーダ16と、給油作業内容を給油前に予め設定するとともに前記紙幣リーダ16で給油料金を予納するための設定を行う設定器17と、販売管理装置5から送信される当該給油所における各種サービス内容を提示するガイダンス装置18とが設けられている。
【0025】
ここで、車載タグ12の構成につき説明する。車載タグ12は、アンテナ19と車両識別番号記憶部20とより構成されており、上述した入場口アンテナ7や計量機アンテナ13から放射される電波を受けることで車両識別番号記憶部20に格納されている予め給油所側で記憶させた車両識別番号(識別情報)を読み出してアンテナ19から発信するようになっている。
【0026】
そして、この車載タグ12は、給油所1に初めて訪れる顧客が一定のプリペイ金額を支払うことでその顧客車両独自の車両識別番号を格納して給油所所員により顧客車両へ取付けられる。
【0027】
つぎに、図3乃至図5のフローチャートに基づいて上記構成からなる給油所システムの販売管理装置5が行う制御内容を説明する。なお、図3乃至図5中に記載されている「S」はステップを略したものであり、以下の説明においてもステップを「S」と略して説明する。
【0028】
まず、S1で、販売管理装置5は、車両が給油所に入場してきたか否かを検出するために入場口送受信機8から図4のフローチャートに示される車両タグ確認処理を行い、入場する車両に取付けられている車載タグ12の呼び出し、すなわち入場口アンテナ7より電波の放射を行い、S2で車載タグ12からの車両識別番号の取得ができたか否かを判断する。
【0029】
車載タグ12の車両識別番号を受信した入場口送受信機8から車両識別番号が出力されてきた場合には、S2において車両識別番号を取得したと判断してS3に進む。S3において販売管理装置5は、受け取った車両識別番号をキーにして顧客情報データベース6から車両情報である車種、給油口の位置、給油油種を検索し、S4において車両情報からその顧客車両に適切な給油位置を判定してS5でガイダンス装置9を介して顧客に適切な給油位置への案内を行う。
【0030】
顧客車両が前記給油位置に移動している間に、販売管理装置5は、S6において給油位置に到着したか否かを検出するために前記判定した給油位置の計量機2の計量機側送受信回路14から車両タグ確認処理を行い、S7において車載タグ12からの車両識別番号の取得ができたか否かを判断する。
【0031】
S7で車両識別番号の取得ができない場合にはS8に進み、S8でS6の車両タグ確認処理の開始から所定時間が経過したか否かを判断し、当該所定時間が経過しない間は、S7に戻って、前記適切な給油位置での車両識別番号の取得ができたか否かを判断しつづける。
【0032】
S8において、所定時間が経過した場合には、顧客がS5で提示した適切な給油位置へ行かず、他の給油位置に停車したものと判断して、S9において前記適切な給油位置の計量機2以外の計量機2の計量機側送受信回路14から車両タグ確認処理を行い、S10で車載タグ12からの車両識別番号の取得ができたか否かを判断する。
【0033】
S10において、車両識別番号が取得できない場合には、入場した顧客車両が給油以外の給油所サービスを受けにきたものとしてS11に進み、販売管理装置5の図示せぬ表示器に入場口で取得した車両識別番号と給油を受けない旨を表示してエラー報知を給油所員に対して行う。
【0034】
ちなみに、このエラー報知を受けた給油所員は、入場した顧客車両を確認して顧客の所望する給油所サービスを行う。
【0035】
S7若しくはS10で車両識別番号を取得できた場合には、S12に進み、
S12において販売管理装置5は、取得した車両識別番号をキーにして顧客情報データベース6から車両情報である車種、給油口の位置、及び給油油種とプリペイド金額情報を読み出して、S13においてガイダンス装置18で顧客情報データベース6から読み出したプリペイド金額を表示するとともに、車両への給油内容、すなわち所望の油種や給油量の設定を促す表示を行う。
【0036】
S14において顧客が計量機2の設定器17により給油内容の設定を行ったか否かを判断して、給油内容の設定が行われた場合には、S15に進み、S15において、顧客情報データベース6から読み出した車両情報の給油口の位置及び給油油種に基づき、顧客車両が停車している給油位置で給油可能であるか判定する。
【0037】
S15で給油不可能な場合には、S16に進み、ガイダンス装置18により現在の給油位置では給油が不可能であり、他の給油位置の計量機2に移動する報知を行い、S6の処理に戻る。
【0038】
また、S15で給油可能である場合には、S17に進み、顧客情報データベース6から読み出したプリペイド金額によって、S14で設定された給油内容の作業が可能か否か、すなわちプリペイド金額が不足していないか否かを判定する。
【0039】
S17において、プリペイド金額が不足している場合には、S18に進み、S18でガイダンス装置18によりプリペイド金額が不足していること及びプリペイド金額を増額する案内を行い、S19でプリペイド金額の増額が行われたか否かを計量機2の紙幣リーダ16に入金があったか否か、若しくは、事務所の販売管理装置5で給油所員により入金の処理が行われたか否かにより判定する。
【0040】
S19で紙幣リーダ16若しくは販売管理装置5に入金があった場合にはS20に進み、図5に示されるプリペイド入金処理を行い、再びS6の処理から給油可能か否かの判断を行う。
【0041】
また、S17でプリペイド金額が足りている場合には、給油作業前に顧客車両が入れ替わるような不正を防止するために、再び、S21で車両タグ確認処理を行い、取得された車両識別番号が給油内容を設定した顧客車両の車両識別番号と一致しているか否かを判定する。
【0042】
S22において、車両識別番号が一致しない場合には、顧客車両が入れ替わってしまっているものとしてS12の処理に戻って、S21で取得した車両識別番号に基づいて車両の特定、給油の可否を再び判断する。
【0043】
また、S22において車両識別番号が一致している場合には、S23に進んで給油を開始する。
【0044】
S23においては、計量機2の図示せぬ給油ノズルを外すことで、給油制御回路11から給油管理装置4へ給油要求信号が出力される。この給油要求信号を受け取った給油管理装置4は計量機2による給油要求があることを給油所所員に報知して、給油管理装置4に給油許可操作がなされることで給油管理装置4から給油制御回路11へ給油許可信号が出力されて計量機2の給油が開始される。この給油許可信号は、同時に販売管理装置5にも出力され、計量機2が給油中であることがこれにより販売管理装置5で認識される。
【0045】
S24において給油が完了した場合には、給油制御回路11から給油管理装置4に給油油種、給油量が給油終了信号として出力される。この給油終了信号を受け取った給油管理装置4から販売管理装置5に計量機2による給油終了が給油油種、給油量のデータとともに出力されて販売管理装置5が給油終了を認識する。
【0046】
この給油終了により給油料金の精算を行う前に、再びS25において車載タグ確認処理を行い、S26においてS25で取得した車両識別番号と給油前に取得した車両識別番号とが一致するか否かを判断する。
【0047】
S26で車両識別番号が一致していない場合には、給油中に車両が入れ替わっている可能性があるため、S27に進み、S27で当該給油位置における顧客車両の確認を促すエラー報知を販売管理装置5の図示せぬ表示器により給油所員へ報知する。
【0048】
ちなみに、このエラー報知を受けた給油所員は、エラーが発生した給油位置の顧客車両を確認し、エラー発生の原因を究明して然るべき処置を行う。
【0049】
S26で車両識別番号が一致している場合には、S28で販売管理装置5は給油終了信号から給油料金の演算を行うとともにその計量機2を使用した車両識別番号のプリペイド金額から精算処理を実施すると同時に更新された情報、例えば、プリペイド金額、前回給油日、前回給油量等を顧客情報データベース6に書き込む。
【0050】
S28の精算処理では販売管理装置4が、今回の給油実績である給油油種、給油量、プリペイド残金より今回の給油料金を差し引いたプリペイド残金を計算し、顧客情報データベース6を更新する。
【0051】
上記S28における顧客情報データベース6への更新が終了すると、S29に進んで販売管理装置5は更新したデータに基づきガイダンス装置18に今回の給油量、給油油種、給油料金、プリペイド金額、その他のサービス内容を表示し、精算が終了し給油が終了したことを表示するとともに給油内容、プリペイド金額、その他のサービス内容の伝票をプリンタ15によりプリントアウトし、プリペイド金額の増額を案内してS30に進む。
【0052】
S30では、顧客がガイダンス装置18やプリンタ15からの伝票によりプリペイド金額を確認して次回の給油のために増額するか否かを計量機2の紙幣リーダ16若しくは販売管理装置5に入金があったか否かにより判定する。
【0053】
紙幣リーダ16若しくは販売管理装置5に入金がない場合には、S32において、顧客車両が給油位置から退場したか否かを、計量機送受信機14により車載タグ12の車両識別番号が出力されているか否かで確認し、顧客車両が退場していない場合には、再び、S30に戻り、プリペイド金額の増額の設定がなされているか否かを判断する。
【0054】
S30で紙幣リーダ16への入金や給油所事務所における販売管理装置5での入金が確認されたときには、S31に進んでS31で図5に示されるプリペイド設定処理を行う。
また、S32で顧客車両が給油位置から退場した場合には、その顧客車両についての給油所システムにおける処理を終了する。
【0055】
次に、S1、S6、S9、S21及びS25で行われる車両タグ確認処理につき、図4のフローチャートに基づき説明する。
【0056】
まず、S41において入場口送受信機8若しくは計量機側送受信回路14から入場口アンテナ7若しくは計量機アンテナ13を介して車載タグ12を呼び出すための電波を放射してS42に進み、車載タグ12からの応答(レスポンス)があるか否かを判断する。
【0057】
そして、給油所1に入場した車両に取付けられた車載タグ12は、S43において、S41で入場口アンテナ7若しくは計量機アンテナ14より放射される電波を受けて動作を開始し、S44で車載タグ12内部にある車両識別番号記憶部20より車両識別番号を読み出してS45で当該車両識別番号をアンテナ19より送信した後、S46に進んで車載タグ12は待機状態となる。
【0058】
S45で車載タグ12より送信された車両識別番号を入場口送受信機8若しくは計量機側送受信回路14が受け取ると、S42において車載タグ12からの応答(レスポンス)があったものと判断してS47に進む。
【0059】
S47では車載タグ12から受け取った車両識別番号を解析してS48で販売管理装置5へ車両識別番号を販売管理装置5へ出力して車載タグ確認処理を終了する。
【0060】
次に、S20及びS31で行われるプリペイド設定処理につき、図5のフローチャートに基づき説明する。
【0061】
まず、S51において、現在のプリペイド金額を呼び出す。そして、S52において販売管理装置5に入金データがあるか否かを判断し、入金データがある場合にS53に進む。
【0062】
S53では現在のプリペイド金額に入金データの金額を加算して新たなプリペイド金額を算出する。そして、S54において算出したプリペイド金額を顧客情報データベース6に出力してプリペイド設定処理を終了する。
【0063】
上述した実施例においては、顧客車両に取付けられている車載タグ12の車両識別番号を基に車両情報を給油所側のデータベースにて管理するためデータの不正変更が無くなる。
【0064】
また、車載タグ12を紛失等によって顧客が所持していない場合においても給油所側のデータベースよりプリペイド情報が得られるため顧客情報データベース6に記憶されている顧客情報と顧客との照合が一致すれば給油が可能である。
【0065】
顧客車両に搭載されている車載タグ12に記憶された車両識別番号より給油口の位置、給油油種等の情報が確認でき、計量機への誘導を自動化できるため、給油所の店員の作業負担が低減する。
【0066】
従来は磁気カードや非接触ICカードは顧客が携帯していたため、顧客が別の車両で給油所に入場した場合には、油種の誤給油の発生のおそれがあるが、本実施例においては車載タグ12を車両に取り付けているため車両と一対一の通信が可能となり油種の誤給油が起こらない。
【0067】
なお、上記実施例においては、入場口送受信機8と販売管理装置5との間、及び計量機送受信回路14と販売管理装置5との間をそれぞれ信号線で接続して情報の入出力を行なっているが、これに限ることなく、上記信号線を廃し、販売管理装置5にアンテナを接続して、入場口送受信機8と販売管理装置5との間、及び計量機送受信回路14と販売管理装置5との間をそれぞれ無線通信により情報の送受信を行なう構成としてもよい。
【0068】
つぎに、本発明の変形例について図6乃至図10に基づき説明する。図6は変形例の給油所システムの全体構成を示すブロック構成図であり、図7は本変形例の計量機2の構成を示すブロック構成図であるが、本変形例においては、前記実施例において給油所の顧客情報データベース6で管理していた情報を車両に搭載されている車載タグ31の内部にある識別情報記憶部35により管理している構成が大きく異なる。
【0069】
すなわち、車載タグ31の識別情報記憶部35には、車両識別番号、プリペイ金額情報のほか、顧客や車両の情報、例えば、車両情報として車種、給油口の位置、給油油種、車体色、前回給油日、前回給油量、前回車両点検日時、前回オイル交換日時、給油所におけるサービス作業の履歴等の情報、また、顧客情報として顧客名、住所、電話番号、Eメールアドレス等の情報が格納されている。
【0070】
また、計量機送受信機32との無線通信により車載タグ31の識別情報記憶部35に情報の書込みを行える構成が上記実施例と異なり、上記以外の構成については前記実施例と同様である。
【0071】
つぎに、図8のフローチャートに基づいて上記構成からなる変形例における給油所システムの販売管理装置30が行う制御内容を説明する。
【0072】
まず、S61で、販売管理装置30は、車両が給油所に入場してきたか否かを検出するために入場口送受信機8から図9のフローチャートに示される車両タグ確認処理を行い、入場する車両に取付けられている車載タグ31の呼び出し、すなわち入場口アンテナ7より電波の放射を行い、S2で車載タグ31からの車両識別番号及びプリペイ金額を含む識別情報の取得ができたか否かを判断する。
【0073】
車載タグ31の識別情報を受信した入場口送受信機8から車両識別番号が出力されてきた場合には、S62において識別情報を取得したと判断してS63に進む。S63において販売管理装置30は、受け取った識別情報を一時記憶させて当該識別情報から車両情報である車種、給油口の位置、給油油種を抽出して、S64において車両情報からその顧客車両に適切な給油位置を判定し、S65でガイダンス装置9を介して顧客に適切な給油位置への案内を行う。
【0074】
顧客車両が前記給油位置に移動している間に、販売管理装置30は、S66において給油位置に到着したか否かを検出するために前記適切な給油位置の計量機2の計量機側送受信回路32から車両タグ確認処理を行い、S67において車載タグ31からの識別情報の取得ができたか否かを判断する。
【0075】
S67で識別情報の取得ができない場合にはS68に進み、S68でS66の車両タグ確認処理の開始から所定時間が経過したか否かを判断し、当該所定時間が経過しない間は、S67に戻って、前記適切な給油位置での車両識別番号の取得ができたか否かを判断しつづける。
【0076】
S68において、所定時間が経過した場合には、顧客がS65で提示した適切な給油位置へ行かず、他の給油位置に停車したものと判断して、S69において前記適切な給油位置の計量機2以外の計量機2の計量機側送受信回路32から車両タグ確認処理を行い、S70で車載タグ31からの識別情報の取得ができたか否かを判断する。
【0077】
S70において、識別情報が取得できない場合には、入場した顧客車両が給油以外の給油所サービスを受けにきたものとしてS71に進み、販売管理装置30の図示せぬ表示器に入場口で取得した識別情報と給油を受けない旨を表示してエラー報知を行う。
【0078】
S67若しくはS70で識別情報を取得できた場合には、S72に進み、
S72において販売管理装置30は、取得した識別情報から車両情報である車種、給油口の位置、及び給油油種とプリペイド金額情報を読み出して、S73においてガイダンス装置18で前記プリペイド金額を表示するとともに、車両への給油内容、すなわち所望の油種や給油量の設定を促す表示を行う。
【0079】
S74において顧客が計量機2の設定器17により給油内容の設定を行ったか否かを判断して、給油内容の設定が行われた場合には、S75に進み、S75において、識別情報のうちの車両情報の給油口の位置及び給油油種に基づき、顧客車両が停車している給油位置で給油可能であるか判定する。
【0080】
S75で給油不可能な場合には、S76に進み、ガイダンス装置18により現在の給油位置では給油が不可能であり、他の給油位置の計量機2に移動する報知を行い、S66の処理に戻る。
【0081】
また、S75で給油可能である場合には、S77に進み、車載タグ31から読み出した識別情報のうちのプリペイド金額によって、S74で設定された給油内容の作業が可能か否か、すなわちプリペイド金額が不足していないか否かを判定する。
【0082】
S77において、プリペイド金額が不足している場合には、S78に進み、S78でガイダンス装置18によりプリペイド金額が不足していること及びプリペイド金額を増額する案内を行い、S79でプリペイド金額の増額が行われたか否かを計量機2の紙幣リーダ16に入金があったか否か、若しくは、事務所の販売管理装置30で給油所員により入金の処理が行われたか否かにより判定する。
【0083】
S79で紙幣リーダ16若しくは販売管理装置30に入金があった場合にはS80に進み、S80で上記実施例と同様の図5に示されるプリペイド入金処理をまた、S81で後述する図10に示される車両タグ書込み処理を行い、再びS66の処理から給油可能か否かの判断を行う。
【0084】
また、S77でプリペイド金額が足りている場合には、給油作業前に顧客車両が入れ替わるような不正を防止するために、再び、S82で車両タグ確認処理を行い、取得された識別情報の車両識別番号が給油内容を設定した顧客車両の識別情報の車両識別番号と一致しているか否かを判定する。
【0085】
S83において、車両識別番号が一致しない場合には、顧客車両が入れ替わってしまっているものとしてS66の処理に戻って、S82で取得した識別情報に基づいて車両の特定、給油の可否を再び判断する。
【0086】
また、S83において識別情報の車両識別番号が一致している場合には、S84に進んで給油を開始する。
【0087】
S84においては、計量機2の図示せぬ給油ノズルを外すことで、給油制御回路11から給油管理装置4へ給油要求信号が出力される。この給油要求信号を受け取った給油管理装置4は計量機2による給油要求があることを給油所所員に報知して、給油管理装置4に給油許可操作がなされることで給油管理装置4から給油制御回路11へ給油許可信号が出力されて計量機2の給油が開始される。この給油許可信号は、同時に販売管理装置30にも出力され、計量機2が給油中であることがこれにより販売管理装置30で認識される。
【0088】
S85において給油が完了した場合には、給油制御回路11から給油管理装置4に給油油種、給油量が給油終了信号として出力される。この給油終了信号を受け取った給油管理装置4から販売管理装置30に計量機2による給油終了が給油油種、給油量のデータとともに出力されて販売管理装置30が給油終了を認識する。
【0089】
この給油終了により給油料金の精算を行う前に、再びS86において車載タグ確認処理を行い、S87においてS86で取得した識別情報の車両識別番号と給油前に取得した識別情報の車両識別番号とが一致するか否かを判断する。
【0090】
S87で車両識別番号が一致していない場合には、S88に進み、給油中に車両が入れ替わっている可能性があるため、顧客車両の確認を促すエラー報知を販売管理装置30の図示せぬ表示器により報知する。
【0091】
S87で車両識別番号が一致している場合には、S89で販売管理装置30は給油終了信号から給油料金の演算を行うとともにその計量機2を使用した車両識別番号のプリペイド金額から精算処理を実施すると同時に更新された識別情報を車載タグ31に書き込む。
【0092】
S89の精算処理では販売管理装置30が、今回の給油実績である給油油種、給油量、プリペイド残金より今回の給油料金を差し引いたプリペイド残金を計算し、車載タグ31の識別情報を更新するべく、図10に示される車載タグ書込み処理を行う。
【0093】
上記S89における車載タグ31への書込み処理が終了すると、S90に進んで販売管理装置30は更新した識別情報に基づきガイダンス装置18に今回の給油量、給油油種、給油料金、プリペイド金額、その他のサービス内容を表示し、精算が終了し給油が終了したことを表示するとともに給油内容、プリペイド金額、その他のサービス内容の伝票をプリンタ15によりプリントアウトし、プリペイド金額の増額を案内してS91に進む。
【0094】
S91では、顧客がガイダンス装置18やプリンタ15からの伝票によりプリペイド金額を確認して次回の給油のために増額するか否かを計量機2の紙幣リーダ16に入金があったか否か若しくは、販売管理装置30に入金があったか否かにより判定する。
【0095】
紙幣リーダ16若しくは販売管理装置30に入金がない場合には、S93において、顧客車両が給油位置から退場したか否かを、計量機送受信機14により車載タグ31の識別情報が取得できるか否かで確認し、顧客車両が退場していない場合には、再び、S91に戻り、プリペイド金額の増額の設定がなされているか否かを判断する。
【0096】
S91で紙幣リーダ16若しくは販売管理装置30への入金が確認されたときには、S92に進んでS92で上記実施例と同様の図5に示されるプリペイド入金処理を行う。
また、S93で顧客車両が給油位置から退場した場合には、その顧客車両についての本変形例の給油所システムにおける処理を終了する。
【0097】
次に、図8のS61、S66、S69、S82及びS86で行われる車両タグ確認処理につき、図9のフローチャートに基づき説明する。
【0098】
まず、S101において入場口送受信機8若しくは計量機側送受信回路32から入場口アンテナ7若しくは計量機アンテナ33を介して車載タグ31を呼び出すための電波を放射してS102に進み、車載タグ31からの応答(レスポンス)があるか否かを判断する。
【0099】
そして、給油所1に入場した車両に取付けられた車載タグ31は、S103において、S101で入場口アンテナ7若しくは計量機アンテナ33より放射される電波を受けて動作を開始し、S104で車載タグ31内部にある識別情報記憶部35より識別情報を読み出してS105で当該識別情報をアンテナ34より送信した後、S106に進んで車載タグ31は待機状態となる。
【0100】
S105で車載タグ31より送信された識別情報を入場口送受信機8若しくは計量機側送受信回路32が受け取ると、S102において車載タグ31からの応答(レスポンス)があったものと判断してS107に進む。
【0101】
S107では車載タグ31から受け取った識別情報を解析してS108で販売管理装置30へ識別情報を販売管理装置30へ出力して車載タグ確認処理を終了する。
【0102】
次に、図8のS81及びS89で行われる車両タグ書込み処理につき、図10のフローチャートに基づき説明する。
【0103】
まず、S111において計量機側送受信回路32から計量機アンテナ33を介して車載タグ31を呼び出すための電波を放射してS112に進み、車載タグ31からの応答(レスポンス)があるか否かを判断する。
【0104】
そして、給油位置に停車している車両に取付けられた車載タグ31は、S113において、S111で計量機アンテナ33より放射される電波を受けて動作を開始し、S114で車載タグ31内部にある識別情報記憶部35より識別情報を読み出してS115で当該識別情報をアンテナ34より送信した後車載タグ31は待機状態となる。
【0105】
S115で車載タグ31より送信された識別情報を計量機側送受信回路14が受け取ると、S112において車載タグ31からの応答(レスポンス)があったものと判断してS117に進む。
【0106】
S117では車載タグ31から受け取った識別情報を解析し、S118で当該識別情報と販売管理装置30に記憶されている識別情報とが一致するか否かを判断する。S118で識別情報が一致していない場合には、S119に進んで書込み対象の顧客車両が入れ替わってしまっていることをエラー報知する。
【0107】
また、S118で識別情報が一致している場合には、S120に進んで更新する識別情報を計量機アンテナ33から車載タグ31へ送信してS121に進み、車載タグ31からの応答(書込み終了信号)があるか否かを判断する。
【0108】
そして、車載タグ31は、S122において、S120で計量機アンテナ33より放射される電波を受けて動作を開始し、S123で車載タグ31内部にある識別情報記憶部35へ受信した更新識別情報を書き込んで、S124で書込み終了信号と書き込んだ識別情報とをアンテナ34より送信した後、S125に進んで車載タグ31は待機状態となる。
【0109】
S124で車載タグ31より送信された書込み終了信号を計量機側送受信回路32が受け取ると、S121において車載タグ31からの応答(レスポンス)があったものと判断してS126に進む。
【0110】
S126では車載タグ31から受け取った識別情報を解析し、S127で当該識別情報を販売管理装置30へ出力して車載タグ書込み処理を終了する。
【0111】
上述した変形例においては、顧客車両に搭載されている車載タグ31内部の識別情報記憶部35にすべての顧客情報が記憶されているため給油所側で大きな容量を持つデータベースを必要としないためシステムを安価に提供できる。
【0112】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、車両に搭載され識別情報が記憶された記憶媒体と給油所に設置された受信装置とで無線通信を行い、記憶媒体の識別情報をもとに精算手段に記憶された当該識別情報の予納給油料金額により給油料金の決済を行うので、給油所側はカード紛失時や残金不足時のプリペイドカード再発行の必要が無く、再発行に掛かる負担が無くなるとともに顧客はプリペイドカードの携帯が不要となって不注意による損害を被ることがなくなる。
【0113】
また、予納給油金額情報を給油所側で管理しているため、給油所にとって顧客の固定化を図ることができる。
【0114】
上記請求項2の発明によれば、給油開始許可手段は、前記設定器により給油作業内容が設定された後において前記受信手段により受信された識別情報が、前記精算手段より読み込んだ予納給油料金額に対応する識別情報とが一致するか否かを判断し、一致していないと判断した場合には、当該予納給油料金額に基づく前記給油対象車両への給油の開始を許可しないので、給油作業前に給油対象車両が入れ替わるような不正を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の給油所システム全体構成図
【図2】本発明による実施例の計量機のブロック構成図
【図3】本発明による実施例の販売管理装置の制御内容フローチャート
【図4】本発明による実施例の車載タグ確認処理のフローチャート
【図5】本発明による実施例のプリペイド入金処理のフローチャート
【図6】本発明による変形例の給油所システム全体構成図
【図7】本発明による変形例の計量機のブロック構成図
【図8】本発明による変形例の販売管理装置の制御内容フローチャート
【図9】本発明による変形例の車載タグ確認処理のフローチャート
【図10】本発明による変形例の車載タグ書込み処理のフローチャート
【符号の説明】
1 給油所システム
2 計量機
3 制御回路
4 給油管理装置
5 販売管理装置(演算手段)
6 顧客情報データベース(精算手段)
11 給油制御回路
12 車載タグ(記憶媒体)
13 計量機アンテナ
14 計量機送受信機(受信手段)
15 プリンタ
16 紙幣リーダ
17 設定器
18 ガイダンス装置
19 アンテナ
20 車両識別番号記憶部
30 販売管理装置(演算手段、精算手段)
31 車載タグ(記憶媒体、精算手段)
32 計量機送受信機(受信手段)
Claims (2)
- 識別情報が記憶されて給油対象車両に搭載された記憶媒体から無線通信により前記識別情報を受信する給油所内に設置される受信手段と、
前記給油対象車両に対する給油作業内容を給油前に予め設定するための設定器と、
前記識別情報に対応した予納給油料金額を記憶する精算手段と、
前記受信手段により受信された識別情報に対応する予納給油料金額を前記精算手段より読み込み、当該読み込まれた予納給油料金額を表示器に表示させるとともに当該予納給油料金額及び前記設定器により設定された給油作業内容に基づいた前記給油対象車両への給油の開始を許可する給油開始許可手段と、
前記給油対象車両への給油終了時に当該給油料金を前記受信手段により受信した識別情報に対応する前記予納給油料金額から差し引いた新たな予納給油料金額を算出し、当該新たな予納給油料金額を前記精算手段に記憶させる演算手段とを有することを特徴とする給油所システム。 - 前記給油開始許可手段は、前記設定器により給油作業内容が設定された後において前記受信手段により受信された識別情報が、前記精算手段より読み込んだ予納給油料金額に対応する識別情報とが一致するか否かを判断し、一致していないと判断した場合には、当該予納給油料金額に基づく前記給油対象車両への給油の開始を許可しないことを特徴とする請求項1記載の給油所システム。
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