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JP4217602B2 - 通信アダプタおよびこれに接続された電気機器 - Google Patents

通信アダプタおよびこれに接続された電気機器 Download PDF

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JP4217602B2 JP2003422624A JP2003422624A JP4217602B2 JP 4217602 B2 JP4217602 B2 JP 4217602B2 JP 2003422624 A JP2003422624 A JP 2003422624A JP 2003422624 A JP2003422624 A JP 2003422624A JP 4217602 B2 JP4217602 B2 JP 4217602B2
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Description

本発明は、電気機器をネットワークに接続して、ネットワーク上の他の機器から遠隔制御や遠隔監視などを行うために使用される通信アダプタに関する。
複数の家庭用電気機器(家電機器)が家庭内ネットワークに接続されるホームネットワークシステムにおいて、家電機器は、ネットワーク上の通信媒体に対応した通信プログラムおよびネットワークに接続するための通信制御プラグラムを機器内部に備えている。しかしながら、家電機器に通信プログラムと通信制御プログラムを内蔵させることによって、家電機器の制御処理内容が増大し、機器のコストアップに繋がる。また、接続するネットワークの通信方式の変更に対して、柔軟に対応させることができず、不便であった。
そこで、特許文献1では、ネットワークとの通信に用いる通信制御部および通信プログラムの記憶部を家電機器から分離して、脱着可能な通信アダプタとする。そして、家電機器の機器情報により自動的に通信プログラムを最適なものに更新する動的更新手段を備えている。
特開2000−354053号公報
特許文献1のように通信アダプタが家電機器から分離された構成であると、通信アダプタのソフトウエアの暴走や家電機器と通信アダプタ間の設定不一致などにより、家電機器と通信アダプタ間で通信異常が発生すると、家電機器はネットワークに接続された他の機器とは通信できなくなってしまう。この場合、通信アダプタは、他の機器から制御や状態取得などの要求を受け取っても、家電機器に対して通信することができず、しかも他の機器に対応不可を知らせる応答も送信ができないという問題があった。そのため、他の機器からは異常の発生を掌握することが困難である。また、掌握できたとしても、遠隔操作によって通信異常を解消しようと試みる場合、通信不能であるため、対処のしようがない。例えば、外出先から遠隔制御をしている場合には、帰宅して何らかの復帰措置を行わなくてはならず、非常に不便であった。
本発明は、上記に鑑み、電気機器と通信アダプタ間で通信異常が発生した場合、自らその異常を検知して、通信相手を自己復帰させ、通信可能とする通信アダプタおよび電気機器の提供を目的とする。
本発明は、家庭用電気機器と、該電気機器をネットワークに通信可能に接続する通信アダプタとから構成されるホームネットワークシステムであって、通信アダプタは、前記電気機器と通信する通信手段と、前記電気機器との通信状態を監視する通信監視手段と、通信異常を検知したとき、前記電気機器に初期化処理を実行させるための電気信号を前記通信とは別系統で送信する復帰手段とを備えたものである。
このように、通常の通信を行う通信系統とは異なる通信系統を設けておけば、通信異常が発生したとき、別の通信系統から電気信号を送信することができる。
ここで、別の通信系統として、給電を利用する。すなわち、通信アダプタは、電気機器に通電して電源供給する電源給電手段を備え、復帰手段は、電源給電手段からの通電をオフした後、通電をオンする。この通電のオンオフが電気信号となる。なお、電源供給用の通信系統と通信用の通信系統とは、それぞれ別の接続線を使用するか、あるいは同一の接続線を共用してもよい。通信信号と通電における電気信号とは、周波数等が全く異なる信号であるので、同じ接続線を使用しても別系統で送信されるものと言える。
これによって、電気機器は、通信アダプタから電源供給される。電気機器と通信アダプタとの通信に異常が発生したとき、通信アダプタは、前記電気機器への電源供給を停止した後、電源供給を再開し、電気機器は、電源供給が再開されたとき、初期化処理を実行する。そして、通信アダプタからの指令によって、電気機器は、初期化処理により再起動する。その結果、機器内部のエラー等が解消され、通信機能が自動復帰し、通信が可能となる。
具体的には、通信アダプタは、第1の通信形式で通信する電気機器を接続する第1通信インタフェース部と、前記第1の通信形式とは異なる第2の通信形式で通信するネットワークを接続する第2通信インタフェース部と、第1の通信形式のデータと第2の通信形式のデータとを相互に変換するデータ変換部と、前記第1通信インタフェース部を通じて前記電気機器に電源供給する電源給電部と、前記第1通信インタフェース部を通じての通信を制御するとともに前記電気機器との通信状態を監視する制御部とを備える。
第1インタフェース部と制御部とにより、通信手段が構成される。制御部は、通信監視手段および復帰手段を含んだものとされ、通信異常を検知したとき、電気機器に初期化処理を実行させるために、電気機器への電源供給を停止した後、電源供給を再開するように電源給電部を制御する。
これに対応する電気機器は、ネットワークに接続された通信アダプタを通信可能に接続する通信インタフェース部と、前記通信アダプタから電源供給を受ける電源受電部と、前記通信インタフェース部を通じての通信を制御する制御部とを備える。制御部は、通信異常が発生したときに、前記通信アダプタからの電源供給が停止され、その後電源供給が再開されると、初期化処理を実行する。
通信異常の検知は、電気機器に送信したメッセージに対する応答が返信されたか否かによって判断される。メッセージは、電気機器に電源供給を開始したときに送信され、電気機器が保持している固有の機器情報を通知するように指示するデータ信号である。
ところで、電源供給の停止と再開を所定回数繰り返しても通信異常が解消しない場合、電源供給を停止する。これによって、通信異常は再起動しても解消されない異常であるということが判明するので、無用な動作をなくすことができる。
上記のホームネットワークシステムでは、通信アダプタから電気機器を再起動させるが、電気機器から通信アダプタを再起動させてもよい。すなわち、通信アダプタは、前記電気機器から電源供給され、前記電気機器と通信アダプタとの通信に異常が発生したとき、前記電気機器は、前記通信アダプタへの電源供給を停止した後、電源供給を再開し、前記通信アダプタは、電源供給が再開されたとき、初期化処理を実行する。
電気機器は、ネットワークに通信可能なように接続された通信アダプタと通信する通信手段と、前記通信アダプタとの通信状態を監視する通信監視手段と、通信異常を検知したとき、前記通信アダプタに初期化処理を実行させるための電気信号を前記通信とは別系統で送信する復帰手段とを備えたものとする。
そして、通信アダプタに通電して電源供給する電源給電手段を備え、復帰手段は、電気信号として、前記電源給電手段からの通電をオフした後、通電をオンする。
具体的には、電気機器は、ネットワークに通信可能なように接続された通信アダプタを接続する通信インタフェース部と、該通信インタフェース部を通じて前記通信アダプタに電源供給する電源給電部と、前記通信インタフェース部を通じての通信を制御するとともに前記通信アダプタとの通信状態を監視する制御部とを備える。制御部は、通信異常を検知したとき、前記通信アダプタに初期化処理を実行させるために、前記通信アダプタへの電源供給を停止した後、電源供給を再開する。そして、電源供給の停止と再開を所定回数繰り返しても通信異常が解消しない場合、電源供給を停止する。
通信異常の検知は、通信アダプタへの電源供給を開始したとき、前記通信アダプタからのメッセージを受信するか否かによって判断される。あるいは、通信アダプタに送信したメッセージに対する応答が返信されたか否かによって判断される。
これに対応する通信アダプタは、第1の通信形式で通信する電気機器を接続する第1通信インタフェース部と、前記第1の通信形式とは異なる第2の通信形式で通信するネットワークを接続する第2通信インタフェース部と、第1の通信形式のデータと第2の通信形式のデータとを相互に変換するデータ変換部と、前記第1通信インタフェース部を通じて前記電気機器から電源供給を受ける電源受電部と、前記第1通信インタフェース部を通じての通信を制御する制御部とを備える。制御部は、前記電気機器との間で通信異常が発生したときに、前記電気機器からの電源供給が停止され、その後電源供給が再開されると、初期化処理を実行する。
本発明によると、電気機器をネットワークにつなぐ通信アダプタと電気機器との間で通信異常が発生したとき、この異常発生を電気機器あるいは通信アダプタ自らが検知することにより、通信相手に対して、パワーオンリセット等による初期化処理を実行させて、再起動させることができる。したがって、自動的に通信異常を解消でき、メンテナンスの容易なホームネットワークシステムを構築できる。
(第1実施形態)
本実施形態のホームネットワークシステムは、図1に示すように、家電機器1と、家電機器1をネットワークに接続するための通信アダプタ2とから構成される。通信アダプタ2は、接続された家電機器1とネットワーク上の他の家電機器あるいはコントローラ等の電気機器との通信を中継する。ここで、家電機器1と通信アダプタ2との通信形式は、ネットワークの通信形式とは異なる。
家電機器1は、通信アダプタ2と接続するためのインタフェース部3と、インタフェース部3を通じた通信アダプタ2との通信を制御する制御部4と、通信アダプタ2に電源を供給する電源給電部5とを備える。なお、制御部4は、マイコンからなり、機器全体の制御も司る。
通信アダプタ2は、家電機器1と接続するための第1のインタフェース部6と、このインタフェース部6を通じた電気機器1との通信を制御する機器通信制御部7と、ネットワークと接続するための入出力部8と、入出力部8を通じたネットワーク上の電気機器との通信を制御するネットワーク通信制御部9と、一方の通信形式のデータを他方の通信形式に適合したデータに変換するデータ変換部10と、家電機器1から電源供給を受ける電源受電部11とを備える。なお、機器通信制御部7、ネットワーク通信制御部9およびデータ変換部10は、機器全体の制御を司るマイコンからなる制御部12に含まれる。
家電機器1のインタフェース部3と通信アダプタ2のインタフェース部6とは、通信ケーブルによって接続される。家電機器1と通信アダプタ2との通信形式は、特に限定されるものでないが、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)による通信方式を利用する。また、通信を無線で行ってもよく、この場合、各インタフェース部3、6は、無線ユニットとなる。
家電機器1の制御部4および通信アダプタ2の機器通信制御部7は、所定の通信形式で通信を行うための通信プログラムを実行する。ネットワーク通信制御部9は、TCP/IP等のネットワークの規格に応じた通信方式で通信を行うための通信プログラムを実行する。ネットワークは、LAN、WANとされる。あるいは、インターネットを利用したものであってもよい。
入出力部8は、ネットワークとの接続が通信ケーブル、電話線、電力線等の有線の場合にはコネクタ、USBとされる。また、無線LANのように無線により接続される場合には、電波を送受信する無線ユニットとされる。すなわち、入出力部8は、ネットワークと接続するための第2のインタフェース部である。
家電機器1の制御部4は、通信異常検知手段15と機器情報通知手段16を有する。通信異常検知手段15は、通信アダプタ2との通信状態の異常の有無を監視する。そして、通信アダプタ2から応答がないとき、あるいは電源供給を開始したときに通信アダプタ2からの通信がないとき、通信異常と判断する。制御部4は、通信異常と判断したとき、異常表示部17において通信異常を報知する。機器情報通知手段16は、家電機器1が保持する機器情報を通信アダプタ2に規定の通信方式にしたがって送信する。機器情報は、家電機器1における機種、機能、型番、メーカ名、製造年月日、使用履歴、MACアドレスといった、その家電機器1における固有情報である。これらの情報は、メモリに記憶されており、機器情報通知手段16は、これらの情報のうち少なくとも1つの情報を通信アダプタ2に送信する。
通信アダプタ2の機器通信制御部7は、機器情報取得手段18を有する。機器情報取得手段18は、機器情報を送信するように家電機器1に要求するとともに、送信されてきた機器情報を取得する。取得した家電機器1の機器情報に基づいて、家電機器1がネットワークと通信可能になるように、データ変換部10の設定が行われる。
家電機器1の電源給電部5には、商用電源が供給される。通信アダプタ2の電源供給は家電機器1から行われる。通信アダプタ2は、電源供給が開始されると、動作を開始する。すなわち、電源供給を受けた電源受電部11から制御部12に電源が供給され、制御部12が動作を開始する。電源供給のための通電は、両インタフェース部3、6間の通信ケーブルを通じて行われる。
なお、電源供給は、通信とは別系統としてもよい。すなわち、電源給電部5と電源受電部11とを電源ケーブルで接続して、インタフェース部3、6を介さずに直接電源供給を行う。この電源供給は、家電機器1と通信アダプタ2が無線通信する場合に適している。また、ワイヤレスで電源供給してもよい。例えば、伝送コイルによる電磁誘導を利用して給電する、あるいは無線を利用して電気信号を送信し、電力に変換する。
次に、通信アダプタ2の初期化手順について説明する。通信アダプタ2は、電源が供給され動作を開始すると、家電機器1に対して機器情報要求信号を送信する。この機器情報要求信号を受信した家電機器1は、機器情報要求に対する応答信号を送信する。通信アダプタ2は、受信した機器情報を含んだ応答信号に基づいて、データ変換部10の機能を設定する。このデータ変換部10の設定は、家電機器1の機器情報に従い、家電機器1の種別毎に用意された変換プログラムを選択することによって行う。あるいは、家電機器1の種別に適した変換プログラムを家電機器1からダウンロードしてもよいし、同様にネットワーク上の電気機器からダウンロードしてもよい。また、圧縮されて保存されたライブラリデータをメモリから読み込んでもよい。
なお、この通信アダプタ2から家電機器1への機器情報要求ならびに応答のシーケンスは、通信アダプタ2が起動したときの最初の動作である。また、起動時に加えて、起動した後も定期的に行うようにする。これによって、通信の確認や通信相手の確認を行うことができ、通信を行う上で有効である。
家電機器1から返信される機器情報のデータ構成の例を図2に示す。このとき、家電機器1の機種データの他に各家電機器1に固有の特殊機能などの情報を同時に通信アダプタ2に送るようにすれば、接続されている家電機器1を詳細に識別することができるようになる。これによって、その特殊機能毎に適した変換プログラムを選択することが可能となる。
家電機器1と通信アダプタ2間での通信時に用いられる通信用データフォーマットについて説明する。図3に、家電機器1と通信アダプタ2間での通信時に用いられる家電通信用データフォーマットの一例を示す。通信用データは、「HD」コードを先頭バイトとして、順に「FCC」コードまでの(5+n)バイトで構成されるものである。このデータフォーマットを用いて、家電機器1の制御部4と通信アダプタ2の機器通信制御部7は、家電機器1毎に規定されるプロパティコードに対する設定もしくは読み出しを行う。
エアコン用通信データの一例を図4に示す。エアコンの制御を行う場合、例えば停止状態から運転ON、冷房モード、温度25度に設定する場合、図3に示した「PC」コードを「0xF0」、「CC」コードを「0x61」、「DT」コードの1バイト目を「0x01」、2バイト目を「0x02」、3バイト目を「0x08」に設定する。
また、冷蔵庫用通信データの例を図5に示す。例えば、ドアが開閉しているかどうかを問い合わせに対する応答データは、「PC」コードを「0xF1」、「CC」コードを「0x72」、「DT」コードの1バイト目を「0x00(開)、あるいは0x01(閉)」と設定する。
次に、データ変換部10の処理の概要について説明する。例として、家電機器1がエアコンであって、通信アダプタ2がネットワークからエアコンの動作状態変更を要求する指令を受信した場合について説明する。
まず、ネットワークの規格および通信媒体に対応した形式の受信データから「ネットワークアドレス」などのネットワーク通信固有のデータを削除する。次に、家電機器1に対するデータのみを抽出して、そのデータを家電機器1が処理可能なデータ形式であるエアコン制御プロパティ(PC=0xF0)に対応した設定データに変換する。そして、家電通信用データフォーマットの設定要求電文に変換して、エアコンに対してデータ送信を行う。
このようにデータ変換部10によってデータ変換することにより、各家電機器固有の通信仕様で必要最小限のデータのやりとりを行うことができる。そのため、家電機器1にかかる負荷が少なくなり、容易にネットワークと通信することができる。
次に、本ホームネットワークシステムにおける通信動作について説明する。まず、図6に示す家電機器1および通信アダプタ2の起動シーケンスについて説明する。家電機器1の電源給電部5が、通信アダプタ2に対して電源供給を開始すると、通信アダプタ2が起動する(S601)。電源供給開始のタイミングは、家電機器1の電源が入ったときに自動的に開始する。あるいは、任意のタイミングで行ってもよい。
通信アダプタ2の制御部12は、電源供給を受けて起動すると、機器情報取得手段18が家電機器1に対して機器情報要求信号を送信する(S602)。このとき、ノイズなどにより通信不可能な状態である場合、家電機器1から応答信号が返信されない。機器情報取得手段18は、機器情報要求に対して正常な応答信号を受信できない場合、所定のインターバルをおいて再度機器情報要求信号を再送する(S603)。この再送を繰り返して、ノイズレベルが改善して家電機器1と通信可能状態になり次第、通信アダプタ2は、機器情報を取得することができる(S604)。
通信アダプタ2の制御部12は、接続されている家電機器1の機器情報を取得すると、データ変換部10における変換プログラムの選択、確認を行い、家電機器1との通信確認を行う。通信可能を確認してから、ネットワーク通信制御部9は、コントローラ等のネットワーク側に家電機器1をネットワークに登録するための家電機器登録要求信号の送信(S605)、家電機器登録応答信号の受信(S606)など一連のネットワーク側との通信を行う。
このように、通信アダプタ2と家電機器1との間で双方の通信が確認されることにより、初めてネットワーク側と通信を行えるようになる。すなわち、家電機器1からネットワーク通信機能を分離して、通信アダプタ2の形態としても、ネットワーク側から見て、一体的な電気機器として取り扱うことができる。しかも、この通信アダプタ2は各種の家電機器1に対応可能であるので、汎用性があり、家電機器1のネットワーク化を容易に図れる。
次に、通信アダプタ2が正常に起動できなかったときの動作を図7に示す。家電機器1の制御部4は通信異常検知手段15を有している。例えば、家電機器1から通信アダプタ2に対して電源供給を開始して通信アダプタ2を起動したとき(S701)、正常に通信アダプタ2が起動すると、通信アダプタ2から家電機器1に対して、機器情報要求信号が送信される。しかしながら、所定の時間T経過後もこの機器情報要求信号が家電機器1に対して送信されず、この信号を制御部4が受信できない場合、通信異常検知手段15は通信異常と判断する(S702)。そして、異常表示部17に通信異常が発生したことを表示して、報知する。なお、表示の代わりに、音声で報知してもよい。
通信異常検知手段15によって通信異常を検出すると、制御部4は、通信アダプタ2に対する給電を一旦停止した後、再度給電を再開する(S703)。通信アダプタ2への通電が一旦オフとなり、その後通電オンとなる。通電アダプタ2は受電して、再起動する。この再起動によって、通信アダプタ2の制御部12は、初期化処理を実行する。ソフトウエアが暴走してしまった場合などには、正常に動作するようになり、異常に対する救済が可能となる。以降、この電源の停止/再開による再起動工程をパワーオンリセット(Power−On−Reset)と称する。
通信アダプタ2がパワーオンリセットされることにより、通信不能である異常状態が解消され、機器情報取得手段18は、機器情報要求信号を送信する(S704)。家電機器1は機器情報要求信号を受信して、通信異常が回復したことを認識する。以後、通常の通信動作が行われる(S705)。
このように、通信異常を検知すると、家電機器1から通信アダプタ2への給電を一時停止し、再度給電することにより、通信アダプタ2をパワーオンリセットすることができる。そのいため、通信アダプタ2側のソフトウエアの暴走等が原因である通信異常を解消することができる。
また、家電機器1の制御部4が通信異常を検知したとき、給電の停止/再開を行うとともに、自らリセットを行って、制御部4の再起動を行ってもよい。これによって、家電機器1側のソフトウエアの暴走等が原因である場合にも、対処することができる。
なお、上記では、通信アダプタ2からの機器情報要求に基づく通信異常の検出方法について説明したが、家電機器1から通信アダプタ2に一定周期でポーリング通信を行っている場合、家電機器1は、一定時間受信がないことを検知することにより、通信異常を検知することができる。
ところで、家電機器1の動作中、機器状態が変化した際、変更後の機器情報が通信アダプタ2に通知される。すなわち、家電機器1から通信アダプタ2への機器情報通知と、これに対する通信アダプタからの応答が行われるようになっている。当然、通信アダプタ2の制御部12の暴走などにより通信異常が発生した場合には、通信不能に陥り、応答を返すことができない。
そこで、このような状況を自己判断して、通信アダプタ2を再起動できるようにした。このときの動作を図8に基づいて説明する。まず、運転の切替、運転条件の設定変更といったような家電機器1の状態が変化した場合、変更された機器情報を含んだ機器情報通知信号が通信アダプタ2に対して送信される(S801)。このとき、万が一、通信アダプタ2のマイコンが暴走などしていると、家電機器1に対して応答することができない。家電機器1は、通信アダプタ2から所定の時間経過しても応答信号を受信できないとき、再度機器情報通知信号を送信する(S802)。所定の回数だけ機器情報通知信号を送信しても、通信アダプタ2から応答がないとき通信異常検知手段15は、通信異常と判断する(S803)。
通信異常が検知されると、家電機器1は、通信アダプタ2に対して、パワーオンリセットを実行する(S804)。パワーオンリセットにより通信アダプタ2が正常に再起動されると、通信アダプタ2の機器情報取得手段18により、家電機器1に機器情報通知信号が送信される(S805)。家電機器1は、通信アダプタ2からの機器情報通知信号を受信すると、通信アダプタ2が正常に復帰したことを認識する(S806)。通信アダプタ2は、家電機器1から機器情報応答信号を受信すると、ネットワークに対して家電機器登録要求信号を送信する。その後、家電機器1は、機器状態が変化するたびに、あるいは定期的に最新の機器情報を含んだ機器情報通知信号を通信アダプタ2に送信し、これを受信した通信アダプタ2は、家電機器1に機器情報通知応答信号を送信する。
次に、所定の回数のパワーオンリセットを行っても、通信アダプタ2が正常に復帰しない場合がある。このときの動作を図9に基づいて説明する。上記に示したように、家電機器1からの機器情報通知信号に対して、通信アダプタ2から所定の時間T経過しても、応答信号が返ってこないとき、家電機器1の通信異常検知手段15は、通信異常が発生したと判断する(S903)。家電機器1は、通信アダプタ2にパワーオンリセットを実施させ、通信アダプタ2の再起動を試みる(S904)。通信アダプタ2は、パワーオンリセットを実行して、再起動する。
通信アダプタ2が再起動しても正常に復帰できない場合、家電機器1の通信異常検知手段15は、所定の時間T経過しても、通信アダプタ2からの応答信号を受信しない。そこで、通信アダプタ2の復帰不可能と判断し(S907)、通信アダプタ2に対する電源供給を停止する(S908)。このとき、家電機器1に設けられた異常表示部17に、異常発生を表示する。これによって、通信アダプタ2の異常を報知でき、サービスマンによる修理等が行われる。
図8、9の動作シーケンスを1つのフローにすると、図10に示すようになる。なお、図9の場合、2回の通信異常検知で給電停止が実行される。これに限るものではなく、2回以上の複数回の再立上げ(パワーオンリセット)を行ってから、給電停止を行ってもよい。また、通信異常の表示についても、給電停止時だけでなく、通信異常を検知した時点で表示を行い、給電停止した時点で再び表示を行い、詳細に通信異常状態を報知してもよい。さらに、音声で報知してもよい。
図示していないが、家電機器が再度電源ON/OFFされた場合や、再度通信アダプタへの給電開始を指示する操作入力があった場合、通信アダプタへの給電を開始するようにする。これによって、使い勝手をよくすることができる。使用者が通信異常を確認後、再給電する操作を行える。
(第2実施形態)
第2実施形態のホームネットワークシステムにおける家電機器1および通信アダプタ2を図11に示す。家電機器1の制御部4は、機器情報通知手段16を有する。通信アダプタ2の機器通信制御部7は、機器情報取得手段18と通信異常検知手段20とを有する。各手段の機能は、第1実施形態のものと同じである。そして、家電機器1は、電源受電部11を備え、通信アダプタ2は、電源給電部5および異常表示部21を備え、通信アダプタ2から家電機器1に電源供給が行われる。通信アダプタ2が通信異常を検知するので、家電機器1において、通電オフ/オンによるパワーオンリセットが実行される。その他の構成は、第1実施形態と同じである。
まず、図12に基づいて家電機器1と通信アダプタ2の起動シーケンスを説明する。家電機器1が電源オフの状態になるとき、通信アダプタ2の電源給電部5が家電機器1に対して電源供給を開始すると、家電機器1は、受電して起動する(S1101)。電源供給開始のタイミングは、通信アダプタ2の電源が入ったときに自動的に供給開始される。あるいは、外部スイッチの入力操作などにより、任意のタイミングで行ってもよい。
家電機器1は電源供給を受けて起動すると、通信アダプタ2の機器情報取得手段18が、機器情報要求信号を送信する(S1102)。家電機器1が、これに対して応答信号を送信する(S1105)と、通信アダプタ2は、家電機器1から応答が返ってきた時点で、ネットワークに対して家電機器登録要求信号(S1106)を送信し、応答信号を受信する(S1107)。これにより、家電機器1がネットワークと通信可能につながる。
機器情報要求信号が送信されたとき、ノイズなどにより通信不能な状態である場合、家電機器1からの応答信号は返信されない。機器情報取得手段18は、機器情報要求に対する正常な応答信号を受信できないとき、所定のインターバルを挟んで再度機器情報要求信号を再送する(S1103)。この再送を繰り返して(S1104)、ノイズレベルが改善して家電機器1と通信可能な状態になり次第、通信アダプタ2は家電機器情報を取得することができるようになる(S1105)。
次に、家電機器1が正常に起動できなかったときの動作を図13に示す。通信アダプタ2の機器通信制御部7は通信異常検知手段20を有している。通信アダプタ2が家電機器1を起動した(S1201)後、機器情報要求をして家電機器1からの応答を待つ(S1202)。所定の時間T経過した後も、家電機器1から応答信号がなければ、通信異常と判断する(S1203)。
通信異常検知手段20により通信異常を検出すると、制御部12は、家電機器1に対する給電を一旦停止した後、再度給電を再開する(S1204)。家電機器1は再起動する。この再起動によって、家電機器1は、初期化処理を再度行う。ソフトウエアが暴走してしまった場合などには、正常に動作するようになり、異常に対する救済が可能となる。家電機器1は、パワーオンリセットされることにより、通信できない異常状態が解消されると、機器情報応答信号を送信する(S1206)。
このように、通信異常を検知すると、通信アダプタ2から家電機器1への給電を一時停止し、再度給電することにより、家電機器1をパワーオンリセットすることができる。したがって、家電機器1側のソフトウエアの暴走等による通信異常を解消することが可能となる。
なお、上記では、通信アダプタ2からの機器情報要求に基づく通信異常の検出方法について説明したが、家電機器1から通信アダプタ2に一定周期でポーリング通信を行っている場合、通信アダプタ2は、一定時間受信がないことを検知することにより、通信異常を検知することができる。
ネットワーク上のコントローラ等の電気機器から家電機器1に対して制御や状態取得などの命令を発したとき、家電機器1と通信アダプタ2との間が通信不能状態に陥っていると、当然家電機器1にその命令が到達しなくなる。このような状況を自己判断して、家電機器1を再起動することができる。
すなわち、図14に示すように、通信アダプタ2は、ネットワークから機器情報通知信号を受信する(S1301)と、家電機器1に対して通知する(S1302)。家電機器1からこの命令に対する応答がない場合、通信アダプタ2は、家電機器1に再度通知を行う(S1302)。所定の回数だけ機器情報通知信号を送信しても、家電機器1から応答がないとき、通信アダプタの通信異常検知手段は、通信異常と判断する(S1303)。
通信アダプタ3は、通信異常を検知すると、家電機器1に対してパワーオンリセットを実行させる(S1304)。パワーオンリセットにより、家電機器1が正常に再起動すると、家電機器1から通信アダプタ2に機器情報応答信号が送信される(S1305)。通信アダプタ2は、家電機器1から機器情報応答信号を受信すると、ネットワークに対して家電機器登録要求信号を送信する(S1306)。これによって、家電機器1は、ネットワークに通信可能につながる。また、家電機器1に機器状態の変更があったとき、家電機器1は機器情報通知を行い、通信アダプタ2は、これに応答するとともに、ネットワーク上の電気機器に機器情報通知を行う。
次に、所定の回数パワーオンリセットを行っても、家電機器1が正常に復帰しない場合の動作を図15に基づいて説明する。通信アダプタ2からの機器情報要求に対して、家電機器1から所定の時間経過しても、応答が返ってこないとき、通信アダプタ2の通信異常検知手段20は通信異常が発生したと判断する(S1403)。通信アダプタ2は、家電機器1に対してパワーオンリセットを実施させて、再起動を試みる(S1404)。
家電機器1がパワーオンリセットした後、所定の時間経過しても機器情報要求に対する家電機器1からの応答がないとき、通信アダプタ2の通信異常検知手段20は、復帰不可能と判断する(S1406)。通信アダプタ20は、家電機器1に対して電源供給を停止する。そして、異常表示部21に通信異常が発生したことを表示して、報知する(S1407)。
なお、ここでは2回の通信異常検知によって、給電停止したが、これに限るものではなく、2回以上の複数回の再立上げ(パワーオンリセット)してから、給電停止を行ってもよい。また、通信異常の表示についても、給電停止時だけでなく、通信異常を検知した時点で表示を行い、給電停止した時点で再び表示を行い、詳細に通信異常状態を報知してもよい。さらに、音声で報知してもよい。
図示していないが、通信アダプタ2が再度電源ON/OFFされた場合や、再度家電機器1への給電開始を指示する操作入力があった場合、家電機器1への給電を開始するようにする。これによって、使い勝手をよくすることができる。使用者が通信異常を確認後、再給電する操作を行える。
このように、通信アダプタ2から家電機器1に給電する機能を持つことにより、電子レンジや洗濯機等のように、動作終了後オートパワーオフする家電機器に対して、電源オンできる。コントローラ等のホームネットワーク側から動作指示を通信アダプタ2が受信したとき、給電を行うことにより、家電機器1を動作状態に移行させることができる。したがって、使い勝手のいいホームネットワークシステムを実現することができる。通信アダプタ2から電子レンジや洗濯機等の家電機器1にAC100Vの電源を供給するだけでなく、家電機器1のCPU等の制御部4に対して電源を供給することにより、動作開始、停止、パワーオンリセットを制御することもできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。ホームネットワークシステムでは、1つの家電機器が1つの通信アダプタを通じてネットワークに接続されているが、1つの通信アダプタに複数の家電機器を接続したり、通信アダプタにさらに副通信アダプタを接続する構成にしてもよい。上記実施形態では、通信アダプタは、家電機器から独立した別体のものとしているが、家電機器に着脱可能に内蔵させてもよい。
また、両インタフェース部をつなぐ接続線と独立して、一方の制御部と他方の制御部とをつなぐ接続線を別の通信系統として設ける。通信異常が発生したとき、一方の制御部から他方の制御部に対してリセット信号をインタフェース部を介さずにこの別系統で送信するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態のホームネットワークシステムにおける家電機器および通信アダプタの要部構成図 機器情報の内容の一例を示す図 通信アダプタと家電機器間での通信に用いられるデータフォーマットを示す図 エアコン用通信データの一例を示す図 冷蔵庫用通信データの一例を示す図 起動時のシーケンスを示す図 起動時に通信エラーが発生したときのシーケンスを示す図 動作時に通信エラーが発生したときのシーケンスを示す図 復帰不可能時の電源休止シーケンスを示す図 家電機器の動作中に通信エラーが発生したときのフローチャート 第2実施形態のホームネットワークシステムにおける家電機器および通信アダプタの要部構成図 起動時のシーケンスを示す図 起動時に通信エラーが発生したときのシーケンスを示す図 動作時に通信エラーが発生したときのシーケンスを示す図 復帰不可能時の電源休止シーケンスを示す図
符号の説明
1 家電機器
2 通信アダプタ
3 インタフェース部
4 制御部
5 電源給電部
6 第1のインタフェース部
7 機器通信制御部
10 データ変換部
11 電源受電部
15 通信異常検知手段
16 機器情報通知手段
18 機器情報取得手段

Claims (17)

  1. 電気機器をネットワークに通信可能なように接続するための通信アダプタであって、前記電気機器を起動するために前記電気機器に電源供給する電源給電手段と、前記電気機器と通信する通信手段と、起動させた前記電気機器との間の通信異常の発生を自ら検知するために、前記電気機器と通信を行って、通信状態を監視する通信監視手段と、電源供給を開始したときに通信異常を検知すると、前記電気機器に初期化処理を実行させるための電気信号を前記通信とは別系統で送信する復帰手段とを備えたことを特徴とする通信アダプタ。
  2. 通信手段は、ネットワークと通信するときに必要な電気機器の機器情報を取得するために、前記電気機器への電源供給を開始したときに電気機器に機器情報を要求する通信を行うことを特徴とする請求項1記載の通信アダプタ。
  3. 復帰手段は、電気信号として、電源給電手段からの通電をオフした後、通電をオンすることを特徴とする請求項1または2記載の通信アダプタ。
  4. 第1の通信形式で通信する電気機器を接続する第1通信インタフェース部と、前記第1の通信形式とは異なる第2の通信形式で通信するネットワークを接続する第2通信インタフェース部と、第1の通信形式のデータと第2の通信形式のデータとを相互に変換するデータ変換部と、前記電気機器を起動するために前記第1通信インタフェース部を通じて前記電気機器に電源供給する電源給電部と、起動させた前記電気機器との間の通信異常の発生を自ら検知するために、前記電気機器に電源供給を開始したときに通信を行って、電気機器との通信状態を監視する制御部とを備え、前記制御部は、ネットワークと通信するときに必要な前記電気機器の機器情報を取得するために、前記電気機器への電源供給を開始したときに電気機器と通信し、通信異常が発生すると、前記制御部は、前記電気機器に初期化処理を実行させるために、前記電気機器への電源供給を停止した後、電源供給を再開することを特徴とする通信アダプタ。
  5. 通信異常は、機器情報を通知するように指示するメッセージに対する応答が返信されたか否かによって判断されることを特徴とする請求項2または4記載の通信アダプタ。
  6. 電源供給の停止と再開を所定回数繰り返しても通信異常が解消しない場合、電源供給を停止することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の通信アダプタ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の通信アダプタによって起動される電気機器であって、ネットワークに接続された前記通信アダプタを通信可能に接続する通信インタフェース部と、起動するために前記通信アダプタから電源供給を受ける電源受電部と、電源供給を受けて起動したときに、前記通信アダプタの要求に応答して、ネットワークと通信するときに必要な電気機器の機器情報を送信する制御部とを備え、該制御部は、電源供給が開始されたときに通信異常が発生すると、この異常を検知した前記通信アダプタからの電源供給の停止および電源供給の再開により、再起動することを特徴とする電気機器。
  8. 家庭用電気機器と、該電気機器をネットワークに通信可能に接続する通信アダプタとから構成され、前記通信アダプタは、前記電気機器を起動するために前記電気機器に電源供給する電源給電手段を備え、前記電気機器は、前記通信アダプタから電源供給されて起動し、前記通信アダプタは、起動させた前記電気機器との間の通信異常の発生を自ら検知するために、前記電気機器と通信を行って、通信状態を監視する制御部を備え、制御部は、電源供給を開始したときに、ネットワークと通信するときに必要な前記電気機器の機器情報を取得するために前記電気機器と通信を行って、この通信状態を監視し、通信異常が発生したとき、前記制御部は、前記電気機器への電源供給を停止した後、電源供給を再開し、前記電気機器は、電源供給が再開されたとき、再起動することを特徴とするホームネットワークシステム。
  9. ネットワークに通信可能なように接続された通信アダプタと通信する通信手段と、前記通信アダプタを起動するために通信アダプタに電源供給する電源給電手段と、起動させた前記通信アダプタとの間の通信異常の発生を自ら検知するために、前記通信アダプタからの通信の有無を検知して、通信アダプタとの通信状態を監視する通信監視手段と、電源供給を開始したときに通信異常を検知すると、前記通信アダプタに初期化処理を実行させるための電気信号を前記通信とは別系統で送信する復帰手段とを備えたことを特徴とする電気機器。
  10. 電源供給を開始したときに、通信手段は、通信アダプタからの要求に応答して、ネットワークと通信するときに必要な電気機器の機器情報を通信アダプタに送信することを特徴とする請求項9記載の電気機器。
  11. 復帰手段は、電気信号として、電源給電手段からの通電をオフした後、通電をオンすることを特徴とする請求項9または10記載の電気機器。
  12. ネットワークに通信可能なように接続された通信アダプタを接続する通信インタフェース部と、前記通信アダプタを起動するために前記通信インタフェース部を通じて前記通信アダプタに電源供給する電源給電部と、起動させた前記通信アダプタとの間の通信異常の発生を自ら検知するために、電源供給を開始したときに前記通信アダプタからの通信の有無を検知して、前記通信アダプタとの通信状態を監視する制御部とを備え、前記制御部は、電源供給を開始したときに、前記通信アダプタの要求に応答して、ネットワークと通信するときに必要な電気機器の機器情報を送信し、通信異常を検知したとき、前記制御部は、前記通信アダプタに初期化処理を実行させるために、前記通信アダプタへの電源供給を停止した後、電源供給を再開することを特徴とする電気機器。
  13. 通信異常は、通信アダプタからのメッセージを受信するか否かによって判断されることを特徴とする請求項10または12記載の電気機器。
  14. 電源供給の停止と再開を所定回数繰り返しても通信異常が解消しない場合、電源供給を停止することを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の電気機器。
  15. 通信異常を検知したとき、自らリセットを行うことを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載の電気機器。
  16. 第1の通信形式で通信する請求項9〜15のいずれかに記載の電気機器を接続する第1通信インタフェース部と、前記第1の通信形式とは異なる第2の通信形式で通信するネットワークを接続する第2通信インタフェース部と、第1の通信形式のデータと第2の通信形式のデータとを相互に変換するデータ変換部と、起動するために前記第1通信インタフェース部を通じて前記電気機器から電源供給を受ける電源受電部と、電源供給を受けたとき、ネットワークと通信するときに必要な前記電気機器の機器情報を取得するために、前記電気機器に機器情報を要求する制御部とを備え、前記制御部は、電源供給を受けたときに通信異常が発生すると、この異常を検知した前記電気機器からの電源供給の停止および電源供給の再開により、初期化処理を実行することを特徴とする通信アダプタ。
  17. 家庭用電気機器と、該電気機器をネットワークに通信可能に接続する通信アダプタとから構成され、前記電気機器は、前記通信アダプタを起動するために通信アダプタに電源供給する電源給電手段を備え、前記通信アダプタは、前記電気機器から電源供給されて起動し、前記通信アダプタは、ネットワークと通信するときに必要な前記電気機器の機器情報を取得するために、電源供給が開始されたときに、前記電気機器に機器情報を要求し、前記電気機器は、起動させた前記通信アダプタとの間の通信異常の発生を自ら検知するために、電源供給を開始したときに前記通信アダプタからの通信の有無を検知して、前記通信アダプタとの通信状態を監視する制御部を備え、制御部は、電源供給を開始したときに通信異常を検知すると、前記通信アダプタへの電源供給を停止した後、電源供給を再開し、前記通信アダプタは、電源供給が再開されたとき、初期化処理を実行することを特徴とするホームネットワークシステム。
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