JP4217007B2 - Tank cap - Google Patents
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示機能を備えたタンクキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動二輪車において、燃料タンクへの燃料の補給は給油口に着脱されるタンクキャップを取り外して行われるが、燃料補給後に給油口に装着されるタンクキャップはロック機構によってその装着状態がロックされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のタンクキャップにおいては、これが燃料タンクに確実に装着されてロック状態にあることを確認する手段が存在しなかった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、着脱状況を目視にて容易に確認することができるタンクキャップを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、燃料タンクの給油口に着脱されるタンクキャップの着脱動作に連動して互いに近接及び離間する一対のスライダ部材を設け、各スライダ部材に付された2種類の表示が当該タンクキャップの着脱時に合致して表示窓に現れるようにしたことを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、付勢手段によって前記スライダ部材を離間方向に付勢し、当該タンクキャップの着脱動作に連動して摺動するシール部材と一体に移動するピン部材と、該ピン部材に係合するカム部材を設け、タンクキャップの装着時に前記カム部材を移動させて前記付勢手段を介して前記スライダ部材を近接させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
従って、本発明によれば、タンクキャップの着脱動作に連動して互いに近接及び離間する一対のスライダ部材に付された2種類の表示が当該タンクキャップの着脱時に合致して表示窓に現れるため、この表示によってタンクキャップの着脱状況を目視にて容易に確認することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0009】
図1はスクータ型自動二輪車1の側面図であり、同図において、2は車体前方上部に位置するヘッドパイプであって、このヘッドパイプ2内には不図示のステアリング軸が回動可能に挿通されている。そして、ステアリング軸の上端にはハンドル3が取り付けられ、同ステアリング軸の下端にはフロントフォーク4が取り付けられており、該フロントフォーク4の下端には前輪5が回転自在に軸支されている。
【0010】
ここで、ヘッドパイプ2の上部にはメインスイッチ6が固設されており、このメインスイッチ6には、ハンドル3の回動をロックするハンドルロック機構7が一体的に設けられている。
【0011】
又、前記ヘッドパイプ2の中間部からはダウンチューブ8が車体後方(図1の右方)に向かって斜め下方に延出しており、該ダウンチューブ8の下端部近傍からは左右一対のシートレールフレーム9が車体後方に向かって延設されている。
【0012】
上記シートレールフレーム9に結着されたブラケット10にはユニットスイング式エンジン11の前端部がピボット軸12によって上下揺動自在に支持されている。そして、ユニットスイング式エンジン11の後部から車幅方向に延びる車軸13には後輪14が回転自在に支持されており、ユニットスイング式エンジン11と後輪14は、ユニットスイング式エンジン11の後端部とシートレールフレーム9との間に設けられたリヤクッション15によって車体側に懸架されている。尚、ユニットスイング式エンジン11はエンジンと伝動機構を一体化してユニット化したものであって、これは車体の左側に配され、その上部にはエアクリーナ16とキャブレタ17が配されている。
【0013】
ところで、上記ユニットスイング式エンジン11の上方にはシート18が配され、該シート18の下方には収納ボックス19が配置され、該収納ボックス19の後方には燃料タンク20が配置されている。尚、シート18はその前端部に設けられたヒンジ軸21を中心として上下に回動して開閉されるものであって、これはシートロック機構22によってその閉じ状態がロックされる。又、前記収納ボックス19内には不図示のヘルメットが収納される。
【0014】
他方、前記燃料タンク20の上部に立設された給油管23の上部にはタンクキャップ24が被着されており、このタンクキャップ24には該タンクキャップ24の装着状態をロックするためのタンクキャップロック機構が組み込まれている。尚、このタンクキャップロック機構についての詳細は後述する。
【0015】
而して、本実施の形態に係るスクータ型自動二輪車1においては、前記メインスイッチ6のキー操作によって電源のON/OFFの他に、前記ハンドルロック機構7とシートロック機構22及びタンクキャップロック機構が駆動されてハンドル3がロック及びロック解除され、シート18のロックとタンクキャップ24のロックがそれぞれ解除される。
【0016】
即ち、メインスイッチ6とシートロック機構22及びタンクキャップロック機構とはワイヤー25,26を介してそれぞれ連結されており、メインスイッチ6のキー操作力がワイヤー25,26を介してシートロック機構22とタンクキャップロック機構にそれぞれ伝達されてこれらが駆動され、これによってシート18のロックとタンクキャップ24のロックがそれぞれ解除される。尚、ハンドル3のロック及びロック解除はメインスイッチ6のキー操作によって直接なされる。
【0017】
ここで、メインスイッチ6の構成を図2に基づいて説明する。尚、図2はメインスイッチ部分の平面図である。
【0018】
メインスイッチ6は、シリンダ27と、該シリンダ27の内部に回動可能に嵌挿されたロータ28と、シリンダ27に対してロータ28を係脱可能に係止する不図示のタンブラを含んで構成されており、ロータ28の上面にはキー29(図3参照)を差し込むべきキー孔28aが開口している。
【0019】
そして、シリンダ27の上面のキー孔28aの周囲の所定位置には、「ON」、「OFF」、「OPEN」、「LOCK」、「PUSH」の英文字が付されるとともに、燃料補給を意味する「ガソリンスタンドのマーク」30が付されている。
【0020】
而して、「OFF」位置を向いて開口しているキー孔28aにキー29を差し込むと、ロータ28に内蔵された不図示のタンブラーがロータ28内に収納されてロータ28とシリンダ27との係合が解除され、ロータ28はシリンダ27内で回動可能となるとともに、押圧によって軸方向に変位することが可能となる。
【0021】
他方、シリンダ27の下部に取り付けられたハウジング31はボルト32によって前記ヘッドパイプ2に取り付けられており、このハウジング31にはロックバー33が図示矢印方向に摺動自在に保持されている。このロックバー33は、ロータ28と共に回動する不図示のクランク軸に連結され、ロータ28の回動に連動して図示矢印方向に摺動するものであって、これと前記フロントフォーク4に形成されたロック孔4aによって前記ハンドルロック機構7(図1参照)が構成されている。
【0022】
そして、前述のように「OFF」位置を向いているキー孔28aに差し込まれたキー29をそのまま(つまり、ロータ28を押圧することなく)時計方向に「ON」位置まで回動させると、通電状態となってエンジンの始動が可能となる。そして、「ON」位置からキー29を時計方向に「OPEN」位置まで回すと、ワイヤー25が図示矢印方向に引かれて前記シートロック機構22(図1参照)が駆動され、該シートロック機構22によるシート18のロックが解除されて該シート18をヒンジ軸21を中心に上方へ回動させてこれを図1に鎖線にて示すように開き、収納ボックス19を開放することができる。尚、開いたシート18をヒンジ軸21を中心として逆方向に回動させてこれを閉じると、該シート18はそのままシートロック機構22によってその開閉がロックされる。
【0023】
又、キー29を「OFF」位置から反時計方向にそのまま「OPEN」位置まで回すと、前述と同様にワイヤー25が図示矢印方向に引かれてシートロック機構22(図1参照)が駆動され、該シートロック機構22によるシート18のロックが解除される。
【0024】
これに対して、キー29と共にロータ28を押し付けた状態でキー29を「OFF」位置から反時計方向に「LOCK」位置まで回すと、前記ハンドルロック機構7のロックバー33が摺動して図2に鎖線にて示すようにフロントフォーク4のロック孔4aに係合するため、フロントフォーク4及びこれに連なるハンドル3(図1参照)の回動がロックされる。そして、ロータ28への押圧力を解除してキー29を「LOCK」位置からそのまま反時計方向に「OPEN」位置まで回すと、前述と同様にワイヤー25が図示矢印方向に引かれてシートロック機構22(図1参照)が駆動され、該シートロック機構22によるシート18のロックが解除される。
【0025】
而して、本実施の形態においては、メインスイッチ6でのキー29の回動操作によって前記タンクキャップ24のロックを解除することができる。
【0026】
即ち、キー29と共にロータ28を押し付けた状態でキー29を「OFF」位置から時計方向に「ガソリンスタンドのマーク」30の位置まで回すと、ワイヤー26が図示矢印方向に引かれて前記タンクキャップロック装置が駆動され、タンクキャップ24のロックが解除される。
【0027】
ここで、タンクキャップ24及びタンクキャップロック機構の構成の詳細を図3〜図7に基づいて説明する。尚、図3はタンクキャップの着脱構造を示す斜視図、図4はタンクキャップの平面図、図5はOPEN(取り外し)時のタンクキャップの状態を示す断面図とそのときの表示部の状態を示す平面図、図6はCLOSE(装着)時のタンクキャップの状態を示す断面図とそのときの表示部の状態を示す平面図、図7はキャップブラケットのカバーを外した状態の底面図である。
【0028】
燃料タンク20の前記給油管23(図1参照)の端部外周には図3に示すキャップブラケット34が取り付けられており、タンクキャップ24はこのキャップブラケット34に対して着脱されて給油管23の端面に開口する給油口を開閉する。
【0029】
ところで、タンクキャップ24は、図5(a)及び図6(a)に示すように、下面が開口する円筒状の本体24Aの上部に逆椀状の上蓋24Bを被着して構成されており、本体24Aの下部外周の相対向する位置には矩形状のロック孔35が形成されている。
【0030】
又、タンクキャップ24の本体24A内の天面中心部から下方に一体に突設された円柱状のボス部24aの外周には、ガイドプレート36に支持されたリング状のシール部材37が上下動自在に嵌合保持され、その上面の相対向する位置に立設されたピン38は本体24Aの上面を摺動自在に貫通して上方に臨んでいる。
【0031】
そして、上記シール部材37は、ガイドプレート36とボス部24aとの間に縮装された複数のスプリング39によって常時下方に付勢されている。
【0032】
他方、前記上蓋24Bの上面中央には凸部24bが直線状に一体に突設されており(図3及び図4参照)、上蓋24B内の凸部24bによって形成される空間には、本体24Aの上面を摺動して互いに近接又は離間する2つのスライダ40,41がガイド部材42に支持されて設けられている。そして、各ガイド部材42には、斜面状のカム面43aを有するカム部材43が摺動可能に内装されており、このカム部材43のカム面43aには前記シール部材37に立設されたピン38の上端が当接している。
【0033】
ところで、前記スライダ40,41は、これとカム部材43との間に縮装されたスプリング44によって互いに離間する方向(径方向外方)に付勢されており、これらの上面には、図5(b)及び図6(b)に示すように、赤色の表示40a,40bと緑色の表示40b,41bがそれぞれ付されており、これらは上蓋24Bの上面中央に開口する楕円状の表示窓45に選択的に臨んでタンクキャップ24の着脱状態を報知する機能を果たす。
【0034】
一方、前記キャップブラケット34においては、図7に示すように、その中央部にタンクキャップ24が挿入される円孔34aが形成されており、円孔34aの中心を通る直線上の相対向する位置には、スプリング46によって内方(円孔34aの中心に向かう方向)に付勢されたロック爪47が摺動自在(出没自在)に配置されている。尚、図5(a)に示すように、各ロック爪47の先部には斜面状のカム面47aが形成されており、タンクキャップ24が図5(a)に示すように取り外されている状態(脱状態)では、ロック爪47は円孔34aから内方へ突出し、そのカム面47aはタンクキャップ24の下端面に当接する位置にある。
【0035】
又、キャップブラケット34にはロックレバー48がその中間部を軸49によって回動自在に軸支されており、このロックレバー48の一端は一方のロック爪47に係合しており、同ロックレバー48のキャップブラケット34から外方へ延出する他端には、前記メインスイッチ6から延出する前記ワイヤー26の一端が連結されている。
【0036】
更に、キャップブラケット34内にはL字状のロックスライダ50が摺動可能に設けられており、このロックスライダ50の一端は前記ロックレバー48の中間側部に当接し、他端は他方のロック爪47に係合している。
【0037】
ここで、タンクキャップ24に形成された前記ロック孔35とキャップブラケット34に設けられた前記ロック爪47及びこれを付勢するスプリング46によってタンクキャップロック機構が構成され、前記メインスイッチ6と、ワイヤー26と、ロックレバー48及びロックスライダ50によってロック解除装置が構成されるが、以下、これらのタンクキャップロック機構及びロック解除装置の作用を説明する。
【0038】
図5(a)に示すようにタンクキャップ24を取り外した状態では、該タンクキャップ24内に設けられた前記スライダ40,41はスプリング44によって径方向外方へ付勢されて図示のように互いに離間しているため、図5(b)に示すように上蓋24Bに開口する表示窓45には両スライダ40,41に付された赤色の表示40a,41aが現れ、ライダーはタンクキャップ24が脱状態にあることを知ることができる。
【0039】
而して、タンクキャップ24を給油管23に取り付けて給油口を閉じる際には、該タンクキャップ24をキャップブラケット34の円孔34aに上方から挿入してこれを押圧すれば良い。すると、タンクキャップ24に設けられた前記シール部材37が給油管23の上端面に当接してスプリング39の付勢力に抗してボス部24aに沿って上動するとともに、該タンクキャップ24の下端面がロック爪47のカム面47aに当接して該ロック爪47を退出させるため、タンクキャップ24はその外周面にロック爪47の先部が当接した状態で下動することができる。そして、タンクキャップ24を更に押し込んでこれに形成されたロック孔35にロック爪47が合致した時点でロック爪47がスプリング46の付勢力によって摺動してロック孔35に係合するため、図6(a)に示すようにタンクキャップ24の装着状態がロックされる。この状態では給油管23の上端面にシール部材37が当接するため、給油管23に開口する給油口はシール部材37によって確実にシールされ、該給油口からの燃料漏れが確実に防がれる。
【0040】
又、前述のようにシール部材37が上動すると、これに立設されたピン38も一体に上動してカム部材43を径方向内方に摺動させるため、スプリング44が圧縮されてスライダ40,41が互いに近接する方向に摺動する。この結果、両スライダ40,41に付された緑色の表示40b,41bが上蓋24Bの表示窓45に現れるため、ライダーはこの緑色の表示40b,41bによってタンクキャップ24が確実に装着されていることを目視にて容易に確認することができる。
【0041】
そして、燃料タンク20に燃料を補給する必要が生じた場合には、ライダーは前述のようにメインスイッチ6においてキー29を回動操作すれば良い。すると、ワイヤー26が図2及び図7の矢印方向に引かれ、キャップブラケット34に設けられたロックレバー48が軸49を中心として図7の矢印方向に回動して一方のロック爪47をスプリング46の付勢力に抗して退出させるとともに、ロックスライダ50を図7の矢印方向に摺動させ、該ロックスライダ50を介して他方のロック爪47もスプリング46の付勢力に抗して退出させる。これによってロック爪47のロック孔35への係合が解除されてタンクキャップ24のロックが解除されるため、該タンクキャップ24をそのまま取り外して燃料を給油口から燃料タンク20内に補給することができる。尚、この状態では、タンクキャップ24の上蓋24Bに開口する窓45には赤色の表示40a,41aが現れている。
【0042】
以上のように、本実施の形態によれば、タンクキャップ24の着脱動作に連動して互いに近接及び離間する一対のスライダ40,41に付された2種類の表示40a,41a(赤)と40b,41b(緑)が当該タンクキャップ24の着脱時に合致して表示窓45に現れるため、ライダーはこれらの表示40a,41a(赤)と40b,41b(緑)によってタンクキャップ24の着脱状況を目視にて容易に確認することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、燃料タンクの給油口に着脱されるタンクキャップの着脱動作に連動して互いに近接及び離間する一対のスライダ部材を設け、各スライダ部材に付された2種類の表示が当該タンクキャップの着脱時に合致して表示窓に現れるようにしたため、タンクキャップの着脱状況を目視にて容易に確認することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクータ型自動二輪車の側面図である。
【図2】スクータ型自動二輪車のメインスイッチ部分の平面図である。
【図3】本発明に係るタンクキャップの着脱構造を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るタンクキャップの平面図である。
【図5】OPEN(取り外し)時のタンクキャップの状態を示す断面図とそのときの表示部の状態を示す平面図である。
【図6】CLOSE(装着)時のタンクキャップの状態を示す断面図とそのときの表示部の状態を示す平面図である。
【図7】キャップブラケットのカバーを外した状態の底面図である。
【符号の説明】
20 燃料タンク
24 タンクキャップ
37 シール部材
38 ピン(ピン部材)
40,41 スライダ(スライダ部材)
40a,41a 表示(赤)
40b,41b 表示(緑)
43 カム部材
44 スプリング(付勢手段)
45 表示窓[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a tank cap having a display function.
[0002]
[Prior art]
For example, in a motorcycle, fuel supply to a fuel tank is performed by removing a tank cap that is attached to and detached from a fuel filler port. However, a tank cap that is attached to a fuel filler port after fueling is locked by a lock mechanism. .
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional tank cap, there is no means for confirming that it is securely attached to the fuel tank and in the locked state.
[0004]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a tank cap capable of easily confirming the attachment / detachment state visually.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is provided with a pair of slider members that are close to and away from each other in conjunction with the attaching and detaching operation of the tank cap attached to and detached from the fuel filler port of the fuel tank. The two kinds of indications are matched with each other when the tank cap is attached / detached, and appear in the display window.
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the slider member is urged in the separating direction by the urging means, and moves integrally with the seal member that slides in conjunction with the attaching / detaching operation of the tank cap. A pin member that engages with the pin member, and the cam member is moved when the tank cap is mounted so that the slider member is brought close to the pin member via the biasing means. .
[0007]
Therefore, according to the present invention, the two types of indications attached to the pair of slider members that are close to and away from each other in conjunction with the attaching / detaching operation of the tank cap coincide with each other when the tank cap is attached / detached, and appear on the display window. With this display, it is possible to easily confirm visually whether the tank cap is attached or detached.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0009]
FIG. 1 is a side view of a scooter type motorcycle 1. In FIG. 1, reference numeral 2 denotes a head pipe located at the upper front of the vehicle body. A steering shaft (not shown) is rotatably inserted into the head pipe 2. Has been. A handle 3 is attached to the upper end of the steering shaft, a front fork 4 is attached to the lower end of the steering shaft, and a front wheel 5 is rotatably supported on the lower end of the front fork 4.
[0010]
Here, a main switch 6 is fixed to the upper portion of the head pipe 2, and a handle lock mechanism 7 that locks the rotation of the handle 3 is integrally provided in the main switch 6.
[0011]
A down
[0012]
A bracket 10 attached to the seat rail frame 9 supports a front end portion of a unit swing type engine 11 by a
[0013]
Incidentally, a
[0014]
On the other hand, a
[0015]
Thus, in the scooter type motorcycle 1 according to the present embodiment, the handle lock mechanism 7, the seat lock mechanism 22, and the tank cap lock mechanism in addition to turning on / off the power by the key operation of the main switch 6. Is driven, the handle 3 is locked and unlocked, and the
[0016]
That is, the main switch 6 is connected to the seat lock mechanism 22 and the tank cap lock mechanism via
[0017]
Here, the configuration of the main switch 6 will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a plan view of the main switch portion.
[0018]
The main switch 6 includes a
[0019]
In addition, at predetermined positions around the key hole 28a on the upper surface of the
[0020]
Thus, when the key 29 is inserted into the key hole 28 a that opens toward the “OFF” position, a tumbler (not shown) built in the
[0021]
On the other hand, a
[0022]
When the key 29 inserted into the key hole 28a facing the “OFF” position as described above is rotated as it is (that is, without pressing the rotor 28) to the “ON” position, It becomes a state and the engine can be started. Then, when the key 29 is turned clockwise from the “ON” position to the “OPEN” position, the
[0023]
When the key 29 is rotated counterclockwise from the “OFF” position to the “OPEN” position, the
[0024]
On the other hand, when the key 29 is turned counterclockwise from the “OFF” position to the “LOCK” position while the
[0025]
Thus, in the present embodiment, the
[0026]
That is, when the key 29 is turned clockwise from the “OFF” position to the “gas station mark” 30 position while the
[0027]
Here, details of the configuration of the
[0028]
A
[0029]
By the way, as shown in FIGS. 5A and 6A, the
[0030]
A ring-shaped
[0031]
The
[0032]
On the other hand, a
[0033]
By the way, the
[0034]
On the other hand, in the
[0035]
Further, a
[0036]
Further, an L-shaped
[0037]
Here, the
[0038]
When the
[0039]
Thus, when the
[0040]
As described above, when the
[0041]
When the
[0042]
As described above, according to the present embodiment, the two types of displays 40a, 41a (red) and 40b attached to the pair of
[0043]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, a pair of slider members that are close to and away from each other are provided in conjunction with the attaching and detaching operation of the tank cap that is attached to and detached from the fuel filler port of the fuel tank. Since the two kinds of indications coincided with each other when the tank cap is attached / detached and appear on the display window, an effect that the attaching / detaching state of the tank cap can be easily confirmed visually is obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a scooter type motorcycle.
FIG. 2 is a plan view of a main switch portion of a scooter type motorcycle.
FIG. 3 is a perspective view showing a tank cap attaching / detaching structure according to the present invention.
FIG. 4 is a plan view of a tank cap according to the present invention.
FIG. 5 is a sectional view showing a state of a tank cap at the time of OPEN (removal) and a plan view showing a state of a display unit at that time.
FIG. 6 is a cross-sectional view showing the state of the tank cap at the time of CLOSE (mounting) and a plan view showing the state of the display unit at that time.
FIG. 7 is a bottom view of the cap bracket with a cover removed.
[Explanation of symbols]
20
40, 41 Slider (slider member)
40a, 41a display (red)
40b, 41b display (green)
43 Cam member 44 Spring (biasing means)
45 Display window
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