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JP4212962B2 - 美肌装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、美肌、美顔等のトリートメントを行う際に用いられる美肌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テスラー管等のガラス管に高電圧を印加して放電現象を誘起させ、これにより、ガラス管周辺にオゾンを発生させることで、このガラス管を接触させた肌面の殺菌等を行う放電治療器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−70988号公報(第1−2頁,図1)
【0004】
ガラス管の放電を利用するこのような装置は、肌面の殺菌効果のみならず、オゾンによる漂白作用等も同時に得られることから、しみ、そばかす等を除去しスキンケアを図れる美容器として広く利用されている。また、この種の美容機器は、高周波による微弱放電が主流となっているため、放電時のこの高周波により、表皮の奥の真皮が刺激され、皮膚の細胞組織の活性化作用を得ることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の装置は、その構造上、比較的低い濃度のオゾンしかガラス管の周辺に生成できないため、美肌、美顔効果としては十分な機能を有しているとは言えず改善が求められている。
【0006】
また一方で、ガラス管に高電圧を印加するための高圧発生回路は、上記特許文献でも示唆されているように、高電圧の影響から回路自体が腐食し易く製品寿命に課題がある。さらに、高電圧が前提のリーク放電対策として特殊な絶縁処理が必要となり、製品単価の面でも課題を抱えている。そこで、高圧発生回路に要求される発生印加電圧を低く抑え、その回路自体の信頼性の向上や低価格化を図ることへの要請がある。
【0007】
また、従来の装置は、ガラス管を直接的に皮膚面に接触させて用いる構造であるため、ガラス管を破損させることへの懸念等、ユーザが取り扱いに常に注意を払う必要があり、構造的な課題を残している。さらに、小鼻の周縁等、凹凸変化の多いトリートメント部位に美顔処理を施すことを考えた場合、ガラス管をこの対象部位に的確に接触させることは極めて困難であり、このような点にも改善が求められている。
【0008】
そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、例えば放電管への印加電圧を低く抑えつつも、美肌効果、毛穴の引き締め効果、及び肌面の殺菌効果等を十分に得ることができ、また、凹凸変化の多い肌面へも好適なトリートメントを施すことができ、しかも取り扱いが容易な美肌装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る美肌装置は、筐体内に設けられた放電管と、前記放電管に対し基端部を接触させるとともに先端部を尖鋭に形成して前記筐体の外部へ突出させた肌面接触用電極と、前記筐体内の前記放電管の周辺部を通って前記肌面接触用電極の近傍で前記筐体の外部へ開口する通気孔とを具備し、さらに、前記肌面接触用電極が、前記放電管の各端部の近傍の周面に、各々の基端部を接触させた一対の電極であり、且つ前記通気孔の筐体外部への開口端が、該放電管の中央部分の周面を露出させるように該一対の電極の間に穿孔されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
このように本発明は、筐体内の放電管から放出される紫外線によって、電荷を持つイオン物質とともに生成されるオゾンを、肌面接触用電極の尖鋭に形成された先端部により集束させつつ、通気孔を通じて美肌装置の筐体外へ放出させることができる。これにより、本発明では、美肌、美顔対象の所望の部位に肌面接触用電極の先端部を接触させることで、オゾンを効果的にトリートメント対象の肌面に作用させることができる。つまり、本発明では、放電管からの放電のエネルギを肌面接触用電極の先端部で集束させることができるので、放電管への印加電圧を低く抑えつつも、美肌効果、肌のきめを整える毛穴の引き締め効果、及び肌面の殺菌効果等を十分に得ることができる。
【0011】
また、本発明では、肌面に接触させて用いる肌面接触用電極の先端部が、尖鋭に形成されているので、皮膚表面の凹凸変化の多い小鼻等も的確に上記電極を接触させることができ、これにより、美肌対象の部位の形状に制約されないトリートメントを効果的に行うことができる。また、本発明の美肌装置は、一般にガラス管等で形成される放電管を、直接皮膚表面に接触させるタイプの美肌装置等とは異なり、放電管とは別部品の専用電極を肌面に接触させるので、使用時にガラス管(放電管)の破損等を懸念する必要がなく取り扱いが極めて容易である。さらに、本発明は、筐体内に放電管を収容するかたちの装置構成なので、例えば持ち運びの便利な可搬型の美肌装置が容易に実現される。
【0014】
さらに、本発明においては、放電管の端子部に電圧を印加するための高圧発生回路等を印加電圧の調整可能な構成とすることが好ましい。この場合、毛穴の引き締め、肌面の殺菌、ニキビの修復、又はそばかす、しみの除去といったトリートメントの種類に応じて、放電管からの放電エネルギを適宜調整できるので、ユーザが所望とする用途に応じた最適なトリートメントを実現することができる。
【0015】
また、本発明では、肌面接触用電極の最先端部の形状は、球状に形成されていることが望ましい。これにより、電極を皮膚面へ接触させる際にユーザが痛感等の不快感を覚えることを阻止することができる。ここで、肌面接触用電極の最先端部の球状サイズとしては、放電エネルギの集束効果が極力損われることがないように例えば半径0.5mm程度で成形されていることが好ましい。
【0016】
また、本発明においては、前記電圧印加手段として機能する制御部品を前記肌面接触用電極及び前記放電管とともに前記筐体に搭載し、該筐体の一部を把持部としてもよい。この場合、ユーザ自身が手軽にトリートメントを行えるハンディタイプの美肌装置を構成することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る美肌装置を示す斜視図、図2は、この美肌装置のヘッド部の構造を示す斜視図、図3は、この美肌装置の主要な制御系を示す機能ブロック図である。
【0018】
これらの図に示すように、この美肌装置1は、ユーザが容易に持ち運びできる可搬型の美容器であって、無声放電法を利用して、毛穴の引き締め、肌面の殺菌、ニキビの修復、又はそばかす、しみの除去といった美肌、美顔トリートメントをユーザ自身が手軽に行えるハンディタイプの装置である。
【0019】
オゾン生成型のこの美肌装置1は、その外郭が筐体としてのケーシング2によって形成されている。ケーシング2の先端側にはヘッド部3が設けられている。ヘッド部3の近傍のケーシング2内には、円柱状に形成された放電管(オゾン管)5が埋設されている。放電管5の外形部分は、例えば石英ガラスによって形成されており、このガラス管の管内には、低圧水銀蒸気等が封入されている。
【0020】
また、ヘッド部3には、放電管5に対し基端部を接触又は近接させるとともに、先端部6aを尖鋭に形成してケーシング2の外部へ突出させた例えばアルミニウム製の肌面接触用電極6が設けられている。また、ヘッド部3には、ケーシング2内の放電管5の周辺部を通って肌面接触用電極6の近傍でケーシング2の外部へ開口する通気孔7が形成されている。
【0021】
また、ケーシング2には、装置本体の駆動電源である例えば2本の単三電池8や、電圧印加手段として機能する制御部品として例えば200V〜400Vの値の電圧を高周波にて放電管5の端子部9、10に印加する電圧発生回路12が内蔵されている。ここで、装置本体の駆動電源として充電池を適用できるように美肌装置1を構成してもよいし、AC(交流)電源等の電力導入回路を美肌装置1に設けてもよい。ケーシング2の後端部には、ヒンジ機構14を介して取り付けられた電池蓋15が設けられている。ケーシング2の電池蓋15の近傍には、電池蓋開放ボタン16が設けられており、この電池蓋開放ボタン16を押下することで、電池蓋15が開放され、単三電池8の収容や取り出しが可能となる。
【0022】
また、ケーシング2におけるヘッド部3の近傍には、この美肌装置1の電源のオン/オフや、放電管5に印加される電圧値を切替えるスライドスイッチ17が、設けられている。スライドスイッチ17を適宜切替えることで、放電管5への印加電圧を例えば200V、300V、及び400Vの三段階に設定することが可能となる。さらに、スライドスイッチ17の近傍には、LED18が設けられている。このLED18は、電源のオン/オフに応じて点灯/消灯するとともに、放電管5の印加電圧の設定値に応じて、緑、赤、青等といったように表示色を替えることにより、装置の設定状態をユーザに可視情報として提供する。
【0023】
また、ケーシング2の放電管5を収容している部分には、例えばアクリル製のパネル部材19が取り付けられている。ユーザは、このパネル部材19を通じて放電管5内での放電の有無(美肌装置1がトリートメントを行える状態であること)を視覚的に把握できるようになっている。さらに、ケーシング2における単三電池8の収容部分にも、同様にアクリル製のパネル部材20が取り付けられている。パネル部材20により、電池装着の有無をユーザが可視的に把握することが可能になっている。パネル部材20の取付部周辺のケーシング2における外形部分は、ユーザによって把持される把持部(柄部)11として構成されている。
【0024】
電圧発生回路12は、図3に示すように、所定の高周波電流を出力する発振回路21と、1次コイル、2次コイルを対向させた変圧器等によって構成される昇電圧回路22等を備えている。発振回路21は、スライドスイッチ17と例えば連動する可変抵抗器等からなる電圧可変回路23を有しており、発振回路21の1次コイルに例えば最大8V程度の高周波電流を供給することが可能になっている。したがって、スライドスイッチ17を適宜設定することにより、昇電圧回路17の2次コイルから例えば200V〜400Vの電圧を放電管5の端子部9、10(電極間)に印加することができる。これにより、放電管5内を放電させて放電管5の外部に紫外線を放出させることができ、放電管5の外形部周辺にオゾン(O3)を生成することが可能となる。
【0025】
ここで、本実施形態に係る美肌装置1のヘッド部3、及びその近傍の構造について詳述する。
すなわち、図1ないし図3に示すように、肌面接触用電極6は、全体として円錐状、つまり先端部6aが尖鋭な形状に形成されている。美肌、美顔の際には、肌面接触用電極6の先端部6aの皮膚面Sへの接触、離間を繰り返しつつトリートメントが行われる。肌面接触用電極6の基端部には、例えばねじ孔が形成されており、この電極の基端部は、このねじ孔を通じて例えばケーシング2の内部にねじ止めされている。ここで、このねじ止め状態では、肌面接触用電極6の基端部は、放電管5の外形部分(ガラス管の周面)に対し接触又は近接するかたちで固定されている。
【0026】
したがって、ケーシング2内の放電管5から放出される紫外線によって、電荷を持つイオン物質(マイナスイオン)とともに生成されるオゾンを、肌面接触用電極6の尖鋭に形成された先端部6aにより集束させることができる。また、ここで、肌面接触用電極6の最先端部6bの形状は、例えば半径0.5mm程度の球状に形成されている。これにより、肌面接触用電極6を皮膚面へ接触させる際にユーザが痛感等を覚えるおそれがない。
【0027】
一方、上記通気孔7は、上述したように、ケーシング2内の放電管5の周辺部を通って肌面接触用電極6の近傍でケーシング2の外部へ開口している。すなわち、ケーシング2の外部へ通じる通気孔7の開口端24は、肌面接触用電極6の円錐状の部位を包囲するように円環状に形成されている。したがって、この通気孔7を通じて、肌面接触用電極6の先端部6aを接触させた皮膚面Sに、放電エネルギを集束させて得た比較的濃度の高いオゾンO3を効果的に作用させることができる。
【0028】
このように構成された本実施形態の美肌装置1では、放電管5からの放電エネルギを集束できる肌面接触用電極6の先端部を、美肌、美顔対象の所望の部位に接触させることで、オゾンを効果的にトリートメント対象の肌面に作用させることができる。これにより、美肌装置1によれば、放電管5への印加電圧を低く抑えつつも、十分な美肌、美顔、肌の殺菌効果等を得ることができる。また、本実施形態の美肌装置1では、高周波電流の供給により、放電現象を誘起させているので、表皮の奥の真皮が刺激され、皮膚の細胞組織の活性化作用を得ることができる。また、この構成により立毛筋等も刺激され、肌のきめを整える毛穴の引き締め効果を得ることができる。
【0029】
さらに、本実施形態の美肌装置1では、肌面に接触させて用いる肌面接触用電極6の先端部が、尖鋭に形成されているので、皮膚表面の凹凸変化の激しい小鼻等も的確に上記電極6を接触させることができ、これにより、美肌対象の部位の形状に制約されないトリートメントを効果的に行うことができる。また、美肌装置1は、ケーシング2内にガラス製の放電管5を収容し、さらに金属製(本実施形態ではアルミニウム製)の肌面接触用電極6を皮膚表面に接触させてトリートメントを行う構成なので、放電管5の破損等を使用時に懸念する必要等がなく取り扱いが容易である。
【0030】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態に係る美肌装置を示す斜視図、図5は、この美肌装置のヘッド部を示す斜視図、図6は、図5のヘッド部の内部構造を示す斜視図である。
【0031】
これらの図に示すように、この美肌装置31は、第1の実施形態の美肌装置1と同様、可搬型の美容器である。つまり、美肌装置31は、ユーザ自身が美肌、美顔トリートメントを手軽に行えるハンディタイプの装置である。ケーシング32の先端部には、ヘッド部33が設けられている。ヘッド部33の近傍のケーシング32内には、円柱状に形成された石英ガラス製の放電管35が、自身の長手方向を、ケーシング32の長手方向と直交させるかたちで埋設されている。
【0032】
また、ヘッド部33には、放電管35のガラス部に対し基端部36c、37cを接触させるとともに、先端部36a、37aを尖鋭に形成してケーシング32の外部(先端側)へ突出させた例えばアルミニウム製の一対の肌面接触用電極36、37が設けられている。また、ヘッド部33には、ケーシング2内の放電管35の周辺部を通って肌面接触用電極36、37の近傍でケーシング32の外部へ開口する通気孔38が形成されている。
【0033】
また、ヘッド部33と逆側のケーシング32における後端部側の外形部分はユーザに把持される把持部(柄部)30として構成されている。ケーシング32の後端側の例えば末端部分には、装置本体に駆動電源を供給するためのAC電源供給用の端子部等が設けられている。さらに、ケーシング32内には、放電管35の端子部39、40に対し、電線41、42を通じて所定電圧を印加する電圧発生回路等を搭載した制御基板43が収容されている。すなわち、電圧発生回路や、これを搭載する制御基板43等の制御部品は、放電管35に放電現象を誘起させる電圧印加手段として機能する。さらに、ケーシング32における主面(上面)には、この美肌装置31の電源のオン/オフを切替える電源スイッチ45と、放電管35に印加される電圧値を切替える電圧設定スイッチ46と、電源スイッチ45や電圧設定スイッチ46を介して操作された装置本体の動作状況を可視表示するLED47等とが設けられている。
【0034】
ここで、本実施形態に係る美肌装置31のヘッド部33の構造について詳述する。
すなわち、図4ないし図6に示すように、上記一対の肌面接触用電極36、37は、先端部36a、37aが四角錐状、つまり先端部が尖鋭な形状に形成されている。美肌装置1と同様、美肌装置31においても、美肌、美顔の際には、肌面接触用電極36、37の先端部の皮膚面への接触、離間を繰り返しつつトリートメントが行われる。ここで、肌面接触用電極36、37の最先端部36b、37bの形状は、肌面接触用電極6と同様、球状に成形されている。
【0035】
肌面接触用電極36、37の基端部36c、37cには、例えばねじ孔が形成されており、この電極の基端部36c、37cは、このねじ孔を通じて例えばケーシング32の内部にねじ止めされている。ここで、このねじ止め状態では、肌面接触用電極36、37の基端部36c、37cは、放電管35の各端部の近傍の周面(ガラス面)に対し接触するかたちで固定されている。
【0036】
一方、上記通気孔38は、上述したように、ケーシング32内の放電管35の周辺部を通って肌面接触用電極36、37の近傍でケーシング32の外部へ開口している。すなわち、ケーシング32の外部へ通じる通気孔38の開口端48は、放電管35の中央部分の周面を露出させるように、上記一対の肌面接触用電極36、37の間に挟まれる位置に横長(放電管35の軸方向に長くなるよう)に穿孔されている。また、ここで、肌面接触用電極36、37は、その先端を各々内側(開口端48側)に僅かに傾けたかたちで形成されている。
【0037】
したがって、このように構成された本実施形態の美肌装置31では、放電管35からの放電エネルギを集束できる肌面接触用電極36、37の先端部を、美肌、美顔対象の所望の部位に接触させることで、オゾンを効果的にトリートメント対象の肌面に作用させることができる。また、本実施形態の美肌装置31では、肌面接触用電極36、37の間に、放電管35の周面を大きく露出させるかたちで、通気孔38の開口端48を設けているので、放電管35から直接的に放出されるオゾンを効率良くトリートメント対象の皮膚面に供給することができる。
【0038】
以上、本発明を各実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、放電管の周辺部で生成されたオゾンを効率良く通気孔の開口端(肌面接触用電極の近傍)へ移送できるように送風機構を設けてもよい。また、肌面接触用電極をケーシングに対し着脱自在に構成するとともに、形状の異なる複数種の肌面接触用電極を用意しておくことで、毛穴の引き締め、肌面の殺菌、ニキビの修復といった実際に得たい美肌効果や、あるいはトリートメントすべき肌面の凹凸状況等、用途に応じて、これらの電極を使い分けるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えば放電管への印加電圧を低く抑えつつも、美肌効果、毛穴の引き締め効果、及び肌面の殺菌効果等を十分に得ることができるとともに、凹凸変化の多い肌面へも好適なトリートメントを施すことができ、しかも取り扱いが容易な美肌装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る美肌装置を示す斜視図である。
【図2】図1の美肌装置のヘッド部の構造を示す斜視図である。
【図3】図1の美肌装置の主要な制御系を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る美肌装置を示す斜視図である。
【図5】図4の美肌装置のヘッド部を示す斜視図を示す斜視図である。
【図6】図5のヘッド部の内部構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,31…美肌装置、2,32…ケーシング、3,33…ヘッド部、5,35…放電管、6,36,37…肌面接触用電極、6a,36a,37a…肌面接触用電極の先端部、6b,36b,37b…肌面接触用電極の最先端部、7,38…通気孔、9,10,39,40…放電管の端子部、12…電圧発生回路、17…スライドスイッチ、36c,37c…肌面接触用電極の基端部、23…電圧可変回路、24,48…通気孔の開口端、43…制御基板、46…電圧設定スイッチ。

Claims (4)

  1. 筐体内に設けられた放電管と、
    前記放電管に対し基端部を接触させるとともに先端部を尖鋭に形成して前記筐体の外部へ突出させた肌面接触用電極と、
    前記筐体内の前記放電管の周辺部を通って前記肌面接触用電極の近傍で前記筐体の外部へ開口する通気孔とを具備し、
    さらに、前記肌面接触用電極が、前記放電管の各端部の近傍の周面に、各々の基端部を接触させた一対の電極であり、且つ前記通気孔の筐体外部への開口端が、該放電管の中央部分の周面を露出させるように該一対の電極の間に穿孔されている、
    ことを特徴とする美肌装置。
  2. 前記肌面接触用電極の最先端部の形状が、球状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の美肌装置。
  3. 前記放電管の端子部に電圧を印加する印加電圧の調整可能な電圧印加手段をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2記載の美肌装置。
  4. 前記筐体が、前記電圧印加手段として機能する制御部品を前記肌面接触用電極及び前記放電管とともに搭載し、該筐体の一部が把持部として構成されていることを特徴とする請求項記載の美肌装置。
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