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JP4211572B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、被写体の視認性を向上したデジタルカメラに関するものである。
デジタルカメラは撮像素子で捉えた像をLCDパネル等に表示する機能を備えており、光学的なビューファインダーを備えないデジタルカメラも多い。銀塩式カメラのようにビューファインダーを覗いてシャッターを押すのではなく、LCDパネルを見てシャッターを押す撮影スタイルが一般的になっており、LCDパネルの表示品質が撮影の成否に影響するようになってきている。
以下に従来の撮像装置の例として、特許文献1に記載のデジタルスチルカメラを取り上げ、図4を用いて概要を説明する。図4は特許文献1に記載のデジタルスチルカメラの構成を簡略化して図示したブロック図である。図4において11は撮像回路、12は画像処理回路、13は表示系バス、14はメインバス、15は表示用メモリ、16はメインメモリ、17は表示回路、18は圧縮伸張回路、19は記録再生回路である。
撮像回路12はCCDなどの撮像素子とA/D変換器を備えており、入射光の像をRGB三原色に分解してデジタル化し、RGB形式の画像データとして出力する。デジタルスチルカメラの撮像回路はモニタモードとスチルモードを備えており、モードによって動作が異なる。モニタモードでは60分の1秒毎に1画面の入力画像データを出力するが、その出力画素数は少なく解像度はビデオカメラと同等である。一方、スチルモードでは、より高解像度でより高画素の画像データを出力するが、画素数が多いがために比較的長い時間を出力に要する。なお、以後の説明ではスチルモードでの出力画像をスチル画像、モニタモードでの出力画像をスチル画像と呼ぶことにする。
撮像回路11が出力するRGB形式の画像データは表示や圧縮に適さないので、撮像回路12はRGB形式の画像データをYC形式の画像データに変換して出力する。
特許文献1に記載の装置の特徴は、表示系バス13とメインバス14の2系統のバスが独立しており、表示系バス12の上には表示用メモリ14が、メインバス上にはメインメモリ15が、それぞれ独立して設けられていることである。そのため、前記画像処理回路12はモニタ画像を出力する時は表示系バス12を経由して表示用メモリ14に書き込み、スチル画像を出力する時はメインバス13を経由してメインメモリ15に書き込む。
表示回路17は表示系バス12を介して表示用メモリ14にアクセスし、YC形式のモニタ画像を読み出してLCDに表示する。通常は撮像回路11はモニタモードで動作し、モニタモードでは60分の1秒ごとにモニタ画像を出力する。画像処理回路12と表示回路17も同様に各々60分の1秒ごとに処理を繰り返してLCD表示を更新するので、LCDを見て画角を調整することができる。
静止画撮影においては撮像回路11はスチルモードに動作が切り替わり、画像処理回路12の出力はメインバス13側に切り替わる。メインバス13経由で圧縮伸張回路18がメインメモリ15にアクセスし、読み出したYC形式のスチル画像を圧縮データに変換してメインメモリ15に書き込み、更に記録再生回路19はメインメモリ15から圧縮データを読み出してフラッシュメモリ等のメディアに記録する。撮像回路11がスチルモードである間はモニタ画像の出力が途切れるので、LCD表示は停止せざるを得ない。この表示停止期間をブラックアウト期間と呼び、この間はLCDで被写体を追うことができない。
図4の構成によれば表示系バスをメインバスと独立して設けることにより、モニタ画像へのアクセスとスチル画像へのアクセスが互いに干渉することなく独立して実行できる。そのため、圧縮伸張回路18がスチル画像の圧縮変換を行っている最中にモニタ画像をRGB形式からYC形式に変換してLCDに表示することが可能であり、撮影後のLCDのブラックアウト期間を短縮できる、という効果がある。また、メインバスと表示用バスにメモリアクセスが分散されているので、回路全体を比較的に低いクロックで動作させる事が可能であり、消費電力を小さくできる、という効果も生じる。
特開2000−278589号公報
しかしながら上記の従来の構成は、撮像回路がプログレッシブ方式でない場合には効率的に働かない、という問題を有する。
デジタルスチルカメラで広く用いられているCCDは受光素子を格子状に配置し、受光素子の間にライン状の転送部を設け、受光素子の上にRGB3原色を透過するカラーフィルタを配した構造をとる。プログレッシブ方式のCCDは受光素子の1ライン毎に1列の転送部を持ち、1ライン毎に順次読み出す。プログレッシブ方式のCCDは画素データが画素の位置の順で読み出されるので、以後の処理が簡単で良い、という利点がある。
他方には画素データを2フィールドまたは3フィールドに分けて読み出すインターレース方式のCCDがある。これは転送部を2ラインの受光素子列に1本、または3ラインの受光素子列に1本だけ設け、複数の受光素子列が一本の転送部を共用する構造にしたもので、転送部の比率を小さくする事により受光素子を大きくし、CCDの感度を向上したものである。これらのCCDの画素データは1ライン飛ばし、または2ライン飛ばしで出力されるので、画像処理を行う前にフィールドメモリを使って画素データを元の画素位置の順に整列する必要がある。このようにインターレース方式のCCDは後の信号処理が複雑になるが、CCDの感度を良くできる事からデジタルスチルカメラでは広く用いられている。
図5は撮像回路の出力と信号処理回路の動作を表した図である。図5の(A)、(B)、(C)において、上側の61は撮像回路の出力の状態の時間変化を表す棒グラフであり、下側の62は信号処理回路の動作の時間変化を表す棒グラフである。
図5の(A)はプログレッシブ方式のCCDを用いた時の動作を表しており、撮像回路がスチル画像を出力している時は信号処理回路はスチル画像を処理し、撮像回路がモニタ画像を出力している時は信号処理回路はモニタ画像を処理する。このようにプログレッシブ方式のCCDを用いた時は撮像回路の動作と信号処理回路の動作は一体であり、スチルの撮影直後にモニタ画像の処理を行うことが出来る。
図5の(B)は3フィールド出力方式のCCDを用いた時の動作を表している。棒グラフ61のスチル1、スチル2、スチル3は各々スチル画像を3フィールドに分けて出力した第一フィールド、第二フィールド、第三フィールドの出力期間を表している。撮像回路が第一フィールドと第二フィールドを出力している間は、垂直方向に連続した画素データが揃わないため信号処理回路は信号処理が出来ないので、RGBデータを一旦、メインメモリに書き込む。3フィールド目になって、第一フィールドと第二フィールドの画素データをメインメモリから読み戻すと初めて垂直方向の画素データが揃うので、信号処理回路はデータをRGB形式からYC形式に変換できる。
ここで図5の(B)を図5の(A)と比較すれば明らかなように、CCDのスチル画像出力終了と同時にモニタ画像の信号処理を開始する為には、プログレッシブ方式の場合の3倍の速度でスチル画像を処理する必要がある。それに加えて、3フィールド目では第一フィールドと第二フィールドの画素データの読み出しと処理を終えたYCデータの書き込みを同時に行うので、メインメモリにはアクセスが集中することになる。このような信号処理速度とメモリアクセスの速度を得るためには回路の高速化または大規模化が必要であり、消費電力の増加は避けることが出来ない。
図5の(C)は信号処理の速度をプログレッシブ方式のCCDを用いた場合と同じにした場合の動作を表したグラフである。この場合、第三フィールドの画素データは信号処理回路でリアルタイムに処理できないので、第一フィールドと第二フィールドの画素データと同様に一旦メインメモリに書き込み、再度、読み出してから処理することになる。グラフから明らかなように、消費電力の増加を嫌って信号処理の速度を同じにすれば、処理の開始が2フィールド分遅いため、モニタ画像の処理開始が遅くなってしまう。
フラッシュ撮影や薄暮時の撮影では光源の色温度の影響でホワイトバランスがずれている可能性があり、ホワイトバランスを正しく補正する為には1画面分のRGBデータを統計的に評価した上で信号処理を開始するのが理想的である。しかし、そのようにするとスチル画像の処理開始が更に1フィールド分遅くなり、モニタ画像の処理開始も遅くなってしまう。このように従来の構成ではモニタ画像の処理開始時点ががスチル画像の処理終了時点に依存しているため、早い時点でモニタ表示を開始できない問題がある。
また、従来例の構成では表示用メモリをメインメモリと別に設けている。表示用メモリは常にアクセスがあるため、信号処理LSIにSRAMとして内蔵した方が消費電力の面で有利であるが、一般的な構成例では2メガビットの容量を必要とするため、LSIのコストを増加させる要因となる。
本発明の撮像装置は、静止画データと動画データとを選択的に出力する撮像手段と、撮像手段の出力を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された静止画データと動画データとを選択的に画像処理する信号処理手段と、信号処理手段で画像処理された動画データを表示する表示手段と、一画面分の静止画データについて信号処理手段で画像処理している途中で、その処理を中断して、信号処理手段に動画データを画像処理させ、その後、中断した静止画データの画像処理を信号処理手段に再開させるよう制御することが可能な制御手段と、を備える。
本発明の撮像装置では、撮像回路はスチル画像を出力した後は直ちにモニタモードに移行し、信号処理回路はスチル画像の処理中であっても撮像回路のモニタ画像出力に応じてモニタ画像の処理を優先して行うので、スチル撮影の直後からLCD表示を再開できる、という利点がある。また、表示用メモリは信号処理回路がモニタ画像処理の合間にスチル画像を処理している間だけ表示出力を維持する容量があれば良いので、表示メモリの容量を削減できるという利点がある。
以下、図1乃至3を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明によるデジタルスチルカメラの構成を図示するブロック図である。図1において11は撮像回路、14はメインバス、15は表示用メモリ、16はメインメモリ、17は表示回路、18は圧縮伸張回路、19は記録再生回路、21は画像処理部、22はライン数信号、23はモード切替信号である。
撮像回路12は入射光の像をRGB三原色に分解してデジタル化したRGB形式の画像データに変換する。光電変換素子は3フィールドインターレース読み出し方式のCCDであり、モニタ画像を出力するモニタモードとスチル画像を出力するスチルモードで動作が異なる。スチル画像は3フィールドに分割して出力し、各々のフィールドの出力に60分の6秒、3フィールド合計で60分の18秒を要する。一方、モニタ画像は60分の1秒毎に1画面を出力する。
撮像回路11はメインバス14経由でメインメモリ16に入力画像を書き込む。その際に撮像回路11は書き込んだライン数をライン数信号22として制御回路20に通知する。メインメモリ16にはスチル画像領域とモニタ画像領域があり、撮像回路11は画像に応じて書き込む領域を選択する。
画像処理部21はメインメモリ16からRGB形式の画像データを読み出してYC形式の画像データに変換する。画像処理部21はモニタモードとスチルモードの二つのモードを持ち、モードはモード切替信号23で切り替わる。スチルモードであればメインメモリ16のスチル画像領域からRGB形式の画像データを読み出してYC形式の画像データをメインメモリのYCデータ領域に書き戻す。逆にモニタモードであればメインメモリ16のモニタ画像領域からRGB形式の画像データを読み出してYC形式の画像データを表示用メモリ15に書き込む。
表示用メモリ15はFIFOメモリであり、書き込まれたYCデータは書き込み時と同じ順で読み出される。書き込み側と読み出し側のクロックは独立しており、画像処理部21は27メガヘルツのクロックに同期して書き込み、表示回路17は13.5メガヘルツのクロックに同期して読み出す。従って画像処理部21から表示用メモリ15への出力が断続的であっても、中断期間の割合が2分の1以下で中断期間の長さが十分に短ければFIFOメモリが空になることは無い。
表示回路17は表示用メモリ15からYCデータを読み出し、映像信号に変換してLCDに表示する。静止画撮影の為にモニタ画像の入力が中断する時にはLCDを黒画面にする。圧縮伸張回路18はメインメモリ16からYCデータを読み出し、容量を縮小した亜圧縮データに変換してメインメモリ16に書き戻す。記録再生回路19はメインメモリ16から圧縮データを読み出してフラッシュメモリに書き込む。
次に画像処理部21の構成を図2を用いて説明する。図2は画像処理部21の構成例を示したブロック図である。
図2において12は画像処理回路、21は画像処理部、23はモード切替信号、24はセレクタ、25はゲート回路、26は出力切替回路、27はレジスタF群、28はレジスタB群、29はトリガパルス群である。モード切替信号23は画像処理部21の動作を切り替えるもので、セレクタ24、ゲート回路25、出力切替回路26を制御する。レジスタF群27とレジスタB群28は各々画像処理回路12の動作を指示するもので、指示の内容はRGBデータ領域の先頭番地、YCデータ領域の先頭番地を含む。レジスタF群とレジスタB群の出力はセレクタ24により選択され、一方の指示だけが画像処理回路12に与えられる。画像処理回路12は指示に従ってRGBデータの読み出しとデータの変換とYCデータの書き込みを行い、読み出し及び書き込みに同期してトリガパルス群29を出力する。このトリガパルス群29は書き込み及び読み出しの進行に合わせてRGBデータの先頭番地及びYCデータの先頭番地を更新する為のパルスであり、ゲート回路25の働きによりレジスタF群とレジスタB群のうちセレクタ24で選択されているレジスタ群にのみ与えられ、それぞれのレジスタの値を更新する。出力切替回路26はモード切替信号23に従って画像処理回路12の出力先を切り替える。
ここでモード切替えにおける動作を説明する。スチルモードではレジスタB群が選択されており、処理の進行に応じてレジスタB群のRGBデータの先頭番地及びYCデータの先頭番地がインクリメントされていく。ある時点でモード切替信号23が変化し、モニタモードに切り替わるとレジスタB群に代わってレジスタF群が選択されるようになり、レジスタB群は変化しなくなる。モード切替信号23が再び変化し、スチルモードに切り替わるとレジスタB群のRGBデータの先頭番地及びYCデータの先頭番地はスチル画像の処理が停止する直前の状態に保たれているので、信号処理回路12は中断した箇所からスチル画像の処理を再開することができる。
次に図3を用いて静止画撮影からモニタ表示に移行する際の動作を説明する。図3は撮像回路11と制御回路20と信号処理部21と表示部の動作を表した図である。図3において41は撮像回路11の出力の状態の時間変化を表す棒グラフであり、42は制御回路20の出力であるモード切替信号23の波形であり、43は信号処理部21におけるスチル処理の時間変化を表す棒グラフであり、44は信号処理部21におけるモニタ処理の時間変化を表す棒グラフであり、43は表示回路17におけるLCD表示の時間変化を表す棒グラフである。
静止画撮影を始めると、図3の41と43に示すように撮像回路11はスチル画像を3フィールドに分割して出力するので、第一フィールドと第二フィールドの間は信号処理部21はスチル画像の処理を行うことが出来ない。また、図3の44と45に示すようにモニタ画像の出力が止まっているので、信号処理部21はモニタ画像を出力できず、LCD表示はブラックアウトにせざるを得ない。
撮像回路11が第三フィールドのRGBデータの出力を始めると、制御回路20は撮像回路11が出力するライン数信号に応じて図3の42のモード切替信号を変化させ、信号処理部21をスチルモードにする。すると図3の43のように信号処理部21はスチル画像のRGBデータをYCデータに変換してメインメモリ16に出力する。
撮像回路11が第三フィールドのRGBデータの出力を終えてモニタ画像のRGBデータの出力を開始すると、制御回路20は撮像回路11が出力するライン数信号に応じて図3の42のモード切替信号を変化させ、信号処理部21をモニタモードにする。すると図3の44のように信号処理部21はモニタ画像のRGBデータをYCデータに変換して表示用メモリ15に出力する。図3の45に示すように、この時点から表示回路17はモニタ表示を開始し、スチル撮影を開始して以来のブラックアウト期間は終了する。
信号処理部21が一定量のモニタ画像を処理すると、制御回路20は図3の42に示すようにモード切替信号を変化させ、信号処理部21を再びスチルモードにする。すると図3の44のように信号処理部21はモニタ画像の処理を中断し、表示用メモリ15へのYCデータ出力は停止する。しかし表示用メモリ15には読み出し側の倍の速度で書き込まれたYCデータが蓄積されているので、図3の45に示すようにモニタ表示は直ちに中断することはない。
撮像回路11がモニタ画像のRGBデータの出力を更に進めると、制御回路20は撮像回路11が出力するライン数信号に応じて図3の42のモード切替信号を変化させ、信号処理部21を再びモニタモードにする。すると図3の44のように信号処理部21は表示用メモリ15へのYCデータ出力を再開する。
モニタ画像の処理を断続的に行い、1画面のモニタ画像を8回に分けて処理すると仮定すると、表示用メモリ15への1回のYCデータ出力期間と1回の出力中断期間の和は1画面のモニタ画像の表示期間の8分の1となる。1回の出力期間と1回の停止期間の比は1対1なので、1回の中断期間の長さは1画面の表示期間の16分の1となる。従って、1画面のモニタ画像を8回に分けて処理し、表示用メモリ15がモニタ画像の1画面分の16分の1以上の容量を持つならば、モニタ画像の処理が断続的であってもLCD出力は中断することがない。
以上の説明のように信号処理部にモード切替手段を設け、スチル処理とモニタ処理を時分割で実行することにより、静止画撮影の直後からモニタ表示を再開することが出来る。従来の構成のようにスチル処理の完了はモニタ処理の開始の条件ではないので、モニタ処理の開始を早めるために信号処理の速度を上げる必要はなく、そのために消費電力を増加させる必要は無い。同じ理由で、スチル処理の開始は画像全体のRGBデータの読み込み完了後であってもよいので、画像全体を評価した上でホワイトバランスを調整する手順を採ってもモニタ表示の開始を遅らせる必要は無い。また、モニタ処理をモニタ画像のRGBデータの入力に合わせて実行することにより表示用メモリ15の容量を削減できるので、これにより回路コストの削減と同時に消費電力の削減の効果も得られる。
本発明の撮像装置は、信号処理部にモード切替手段を設け、スチル処理とモニタ処理を時分割で実行することにより、静止画撮影の直後からモニタ表示を再開することが出来、デジタルカメラやカメラ付きの携帯電話端末等に適用できる。
本発明によるデジタルスチルカメラの構成を図示するブロック図 本発明の実施の形態2に於けるハンドスキャナの実施方法を示した説明図 静止画撮影からモニタ表示に移行する際の動作を説明する図 従来のデジタルスチルカメラの構成を図示するブロック図 撮像回路の出力と信号処理回路の動作を表した図
符号の説明
11 撮像回路
12 画像処理回路
13 表示系バス
14 メインバス
15 表示用メモリ
16 メインメモリ
17 表示回路
18 圧縮伸張回路
19 記録再生回路
21 画像処理部
22 ライン数信号
23 モード切替信号
24 セレクタ
25 ゲート回路
26 出力切替回路
27 レジスタF群
28 レジスタB群
29 トリガパルス群
41 撮像回路の出力の状態の時間変化を表す棒グラフ
42 モード切替信号の波形
43 信号処理部におけるスチル処理の時間変化を表す棒グラフ
44 信号処理部におけるモニタ処理の時間変化を表す棒グラフ
45 表示回路におけるLCD表示の時間変化を表す棒グラフ
61 撮像回路の出力の状態の時間変化を表す棒グラフ
62 信号処理回路の動作の時間変化を表す棒グラフ

Claims (5)

  1. 静止画データと動画データとを選択的に出力する撮像手段と、
    前記撮像手段の出力を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された静止画データと動画データとを選択的に画像処理する信号処理手段と、
    前記信号処理手段で画像処理された動画データを表示する表示手段と、
    前記信号処理手段における静止画データの画像処理について、前記信号処理手段に対する指示を記憶する静止画用一時記憶手段と、
    前記信号処理手段における動画データの画像処理について、前記信号処理手段に対する指示を記憶する動画用一時記憶手段と、
    一画面分の静止画データについて前記信号処理手段で画像処理している途中で、その処理を中断して、前記信号処理手段に動画データを画像処理させ、その後、中断した静止画データの画像処理を前記信号処理手段に再開させるよう制御するとともに、
    前記信号処理手段が静止画データについて画像処理している場合、前記静止画用一時記憶手段に記憶されている指示を前記信号処理手段に出力させつつ、前記信号処理手段での画像処理が進むにつれて前記静止画用一時記憶手段に記憶されている指示を順次更新する一方、前記動画用一時記憶手段に記憶されている指示内容を変えないよう保持し、
    前記信号処理手段が動画データについて画像処理している場合、前記動画用一時記憶手段に記憶されている指示を前記信号処理手段に出力させつつ、前記信号処理手段での画像処理が進むにつれて前記動画用一時記憶手段に記憶されている指示を順次更新する一方、前記静止画用一時記憶手段に記憶されている指示を変えないよう保持する、
    ことが可能な制御手段と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮像手段の出力状況及び前記信号処理手段の画像処理状況を監視し、その監視結果に基づいて、前記信号処理手段での静止画データの画像処理と動画データの画像処理との切り替えを制御する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記信号処理手段で画像処理された動画データを記憶する表示用メモリをさらに備え、
    前記表示用メモリは、前記動画データの1フレーム分の容量よりも小さい容量の記憶領域を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像手段は、動画データを出力し始めてからのデータ量を前記制御手段に通知し、
    前記制御手段は、前記撮像手段からの通知に従って、前記撮像手段の出力状況を監視する、
    請求項1〜請求項のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記撮像手段が動画データについて画像処理し始めたときからの経過時間を監視することにより、前記撮像手段の出力状況を監視する、
    請求項1〜請求項のいずれかに記載の撮像装置。
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