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JP4210896B2 - 密閉形電池 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は密閉形電池に係り、特にセパレータを介して負極および正極を巻回あるいは積層させた発電要素を有し、この発電要素の一方の側面に負極集電板を接続するとともに他方の側面に正極集電板を接続した密閉形電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11に示す密閉形電池70は、セパレータを介して負極および正極が積層されるとともに、略楕円状に偏平された巻回式の発電要素72と、発電要素72の軸方向両端部にそれぞれ設けられた正極部74および負極部76と、正極部74および負極部76にそれぞれ接続された正極集電板75および負極集電板77と、正極集電板75および負極集電板77にそれぞれ接続されるとともに、発電要素72の正極部74側から発電要素72の軸線に対して略平行に延びる正極端子78および負極端子79と、正極端子78の端部78Aおよび負極端子79の端部79Aが外部露出するように発電要素72を収容する略箱状の密閉形電池用パッケージ80を有している。
【0003】
発電要素72の負極は、金属箔として帯状の銅箔が用いられ、幅方向両端部から銅が所定幅で露出するように、その両面に炭素系の有機高分子が活物質として塗布されている。
一方、発電要素72の正極は、金属箔として帯状のアルミニウム箔が用いられ、幅方向両端部からアルミニウムが所定幅で露出するように、その両面にコバルト、ニッケル、マンガン等の酸化物が活物質として塗布されている。
ここで、負極及び正極において、銅又はアルミニウムが露出している部分を「金属箔の活物質非塗布部」という。
【0004】
ところで、高率放電に対応して集電効率を高めるために種々の改良が施されている。例えば、図12に示すように、正極端子78および負極端子79を発電要素72の軸線に対して略垂直方向にに延びるように配置し、また、正極集電板75や負極集電板77に形成されたプレートを蛇腹状にプレス加工し、又はプレートに切れ目を入れ分割された各矩形部分を「く」の字状に折曲げ、それぞれの折曲げ部に積層された数枚の金属箔の活物質非塗布部をそれぞれ挟み込み、レーザー溶接で接合させる方法が考えられる。この方法によれば、正極部74および負極部76が正極端子78や負極端子79で覆われることがないので、正極集電板および負極集電板の配置の自由度が向上し、より高率放電が可能な電池とすることができる。図13は図12に示した電池の要部拡大図であり、正極集電板75及び負極集電板77は一部のみ表示してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の構成では、正極集電板や負極集電板に相当し、金属箔の活物質非塗布部を挟み込むプレートが密集して並列に配置されているため、各プレートが互いに干渉し合う。各プレートの干渉を防いで、各プレートを好適に配置するためには、並列に配置した各プレート全体の幅が広くなり発電要素の幅が広くなる。このため、密閉形電池の集電効率が悪くなるという問題があった。
【0006】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、集電部と金属箔とを確実に接合して集電効率を高め、且つ電池性能ロスを低減させることができる密閉形電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載したように、セパレータを介して負極および正極となる金属箔を具備した発電要素と、前記金属箔の面方向端縁に電気抵抗溶接により負極及び正極ごとに接続された集電板とを有し、前記金属箔を複数枚づつ積層収容する断面略V字状の集電部が前記集電板に複数設けられているとともに、前記各集電部が互いに並列配置されている密閉形電池であって、前記各集電部がそれぞれ集電部の長手方向端部に設けられた集電部の長手方向に延びる端子支持部を介して集電板と連結されているとともに、前記各集電部が隣り合う他の集電部に対して干渉しないように、前記各端子支持部が互いに隣り合う他の前記端子支持部と異なる長手方向寸法を有していることを特徴としている。
【0008】
このように構成された密閉形電池においては、各端子支持部が互いに隣り合う他の端子支持部と異なる長手方向寸法を有することで、各集電部が隣り合う他の集電部に対して干渉しないようにできる。これにより、各集電部を配置した状態において、集電部全体の幅を小さく抑えることができるので、発電要素の幅を狭くすることができる。
【0009】
また、本発明においては、請求項2に記載したように、前記各集電部の稜線を中心として、断面形状が閉塞する方向に前記各集電部が加締められていることを特徴としている。
各集電部を加締めることにより、各集電部に金属箔を安定させた状態に積層収容することができ、各集電部と金属箔との密着性が向上する。
【0010】
また、本発明においては、請求項3に記載したように、前記各集電部の稜線を横断するように切欠部が設けられていることを特徴としている。
各集電部の稜線に切欠部を設けることにより、金属箔が各集電部の奥まで差込まれたどうかを確認できる。
加えて、各集電部の稜線に切欠部を設けることにより、各集電部を稜部で簡単に折り曲げることができ、各集電部と金属箔との密閉性を高めることができ、電気抵抗溶接時の不具合を防ぐことができる。
【0011】
また、本発明においては、請求項4に記載したように、前記各集電部が所定形状に打ち抜かれた板材に対して板金加工を施すことにより形成されていることを特徴としている。
板材を所定形状に打ち抜いた後、この板材に板金加工を施すことにより各集電部を形成する。これにより、集電部と集電板とを打ち抜き加工により一体成形することで、集電部と集電板とを接合させる必要がなくなるため、集電抵抗を増加させることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、既に図1において説明した部材等については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0013】
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態である密閉形電池10は、セパレータ(図示せず)を介して正極および負極となる金属箔12(正極の金属箔12のみを図示する)を具備した3個の発電要素14と、正極となる金属箔12の面方向端縁に電気抵抗溶接により接続された正極集電板15と、負極となる金属箔の面方向端縁に電気抵抗溶接により接続された負極集電板20と、正極の集電板15および負極の集電板20にそれぞれ接続された正極端子25および負極端子26と、正極端子25の端部25Aおよび負極端子26の端部26Aが外部露出するように発電要素14を収容する略箱状の密閉形電池用パッケージ29とを有している。
【0014】
この密閉形電池10は、略L字状に屈曲された正極集電板15および負極集電板20が互いに対称配置されていて、正極端子25および負極端子26が平行に直立するように発電要素14の巻回軸線が略水平に配置されている。
従って、この密閉形電池10は、発電要素の巻回軸線と正極端子,負極端子とが並行配置された通常の密閉形電池に比較して、エネルギーを取り出す個所である発電要素14の端面を大きく確保できる。
【0015】
図2に示すように正極集電板15は、正極となる金属箔12を複数枚づつ積層収容する断面略V字状の正極集電部16,17がそれぞれ長手方向端部に設けられた正極端子支持部15D,15Eを介して複数設けられている。各正極集電部16が互いに並列配置されるとともに、各正極集電部17が互いに並列配置されている。
詳細には、正極集電部16,17がそれぞれ長さの異なる正極端子支持部15D,15Eを介して連結されることで、正極端子17が正極端子16の下方に配置されている。さらに、正極端子16と正極端子17 とは交互に配置されている。これにより、正極集電部16は隣り合う他の正極集電部17に対して干渉しないように並列配置されている。
【0016】
ところで、各正極集電部16,17はそれぞれ正極端子支持部15D,15Eを介して正極集電板15に一体成形されている。
すなわち、図3に示す一枚の平板19がプレス成形されることで、正極集電板15を中央15Aで略L型に折り曲げることにより、下片15Bと上片15Cとが形成され、正極集電部16,17がそれぞれの中央16A,17Aで略V字状に折り曲げられ図2の状態になる。
【0017】
ここで、図2に示すように各正極集電部16,17は、略楕円状に偏平された巻回式の発電要素14の両側14A,14Bに渡って配置されることにより、発電要素14の両側14A,14Bから集電できるので、集電効率を高めることができる。
特に、この密閉形電池10は、発電要素14の端面を大きく確保できるため、一層集電効率を高めることができる。
また、複数の正極集電部16,17が正極集電板15と一体成形されることで、溶接等による接合抵抗がなく、集電効率を高めることができる。
【0018】
さらに、一枚の正極集電板15に対して複数の正極集電部16,17が設けられているので、複数の正極集電部16,17はそれぞれが独立した状態で設けられている。よって、各正極集電部16,17から正極集電板15まで、いわば並列に集電できるので、万一特定箇所(すなわち、複数の正極集電部16,17のうちの1個)が破損した場合でも、その他の正極集電部16,17から集電できる。このため、集電効率を高めることができる。
【0019】
この正極集電板15は、中央15Aで折り曲げることにより略L型とし、下片15Bに各正極集電部16,17が設けられ、上片15Cが発電要素14の上側14C(図1参照)に被せるように配置され、この上片15Cに正極電極25が立設されている。よって、正極電極25は発電要素14の上側14C側に備えられている。
【0020】
図1に示す負極集電板20は、正極集電板15と同様に、負極となる金属箔を複数枚づつ積層収容する断面略V字状の負極集電部(図示せず)が複数設けられているとともに、各負極集電部が互いに並列配置され、各負極集電部が長手方向端部(図示せず)に設けられた負極端子支持部21を介して連結されている。よって、正極集電板と同じ効果を得ることができる。
なお、負極集電板20は正極集電板15と同じ構成なので、以下正極集電板15について説明して負極集電板20の説明を省略する。
【0021】
図2に示す正極集電板15は、上述したように、各正極集電部16,17と一体に形成されているので、部品コストや製造コストを抑えることができる。
また、各正極集電部16,17は、プレス加工により断面略V字形に形成されている。各正極集電部16,17をプレス加工することで、各正極集電部16,17を切削加工する場合と比較して安価に形成できる。
【0022】
図4に示すように、正極集電部16に嵌め込んだ正極となる金属箔12は、正極集電部16の稜部16A近傍を金属箔12の厚さ方向に沿って電気抵抗溶接することにより、正極集電部16と金属箔12とが接合される。
なお、正極集電部16と同様に、正極集電部17と金属箔12とが接合される。
【0023】
この際、各正極集電部16,17が互い違いに配置されているため、換言すれば互いに隣り合う各正極集電部16同士間に一定の空隙が設けられているため、金属箔12の厚さ方向に沿って正極集電部16と金属箔12と電気抵抗溶接するにあたって、溶接端子が隣合う他の正極集電部16に干渉することはない。
すなわち、従来では、正極集電部と金属箔12とを接合するにあたって、互いに隣り合う正極集電部が干渉するため、金属箔12の厚さ方向に沿った溶接が行えなえず、これにより金属箔12の面方向に沿ってレーザ溶接を行わざるを得なかった。このため、従来では、正極集電部を溶融させたレーザ光が金属箔12を面方向に沿って過度に溶融させる虞れがあった。
【0024】
これに対して、この第1実施形態では、各正極集電部16,17と金属箔12との接合に電気抵抗溶接を採用できるため、例えばレーザ光で接合させた場合と異なり、金属箔12が面方向に沿って過度に溶融するという前述した問題を回避できるとともに、設備費等のコストが抑えられる上に、作業時間が短縮でき、生産性を高めることができる。
加えて、レーザ光28の角度を厳密に調整する必要がないので、溶接ミスの発生を防ぐことができる。このため、密閉型電池10の品質を高めることもできる。
【0025】
また、正極集電部16は、略V形に折り曲げられた両片16B,16Cを、両側から矢印のように加締められている。このように、正極集電部16の両片16B,16Cを加締めることで、正極集電部16に複数枚の金属箔12を安定して差込んだ状態に確実に保つことができ、電気抵抗溶接時のスパークを確実に防止できる。このため、密閉型電池10の品質を高めることができる。
なお、正極集電部17は正極集電部16と同一形状であり、正極集電部16と同様の効果を得ることができる。
【0026】
次に、第2実施形態を図5〜図7に基づいて説明する。
図5に示す第2実施形態の正極集電板30は、正極集電部31,32の稜部に切込み31A,32Aが形成されている。よって図6に示すように、正極となる金属箔12が正極集電部31,32の奥まで差込まれたどうかを確認できる。
加えて、正極集電部31,32の稜部に切込み31A,32Aを設けることで、図7に示す展開した状態の正極集電部31を、稜部31Bで矢印のように容易に折り曲げることができる。このため、密閉型電池1Oの品質を高めることができる。
加えて、切込み31Aを設けることで、V形に折り曲げた正極集電部31,32の両片を加締める際に、軽い加締め力で加締めることができるので、金属箔12を正極集電部31,32で確実に把持できる。このため、密閉型電池1Oの品質をより一層高めることができる。
【0027】
次いで、第3実施形態を図8〜図9に基づいて説明する。
図8に示す第3実施形態の正極集電板40は、正極集電部41,42の稜部に複数の貫通孔41A,42Aが所定間隔をおいて形成されている。よって図9に示すように、正極となる金属箔12が正極集電部41,42の奥まで差込まれたどうかを確認できる。
加えて、正極集電部41,42の稜部に貫通孔41A,42Aを設けることで、展開した状態の正極集電部41,42を、稜部で容易に折り曲げることができる。このため、密閉型電池1Oの品質を高めることができる。
更に、貫通孔41A,42Aを設けることで、V形に折り曲げた正極集電部41,42の両片を加締める際に、軽い加締め力で加締めることができるので、金属箔12を正極集電部41,42で確実に把持できる。このため、密閉型電池1Oの品質をより一層高めることができる。
【0028】
図10に示す第4実施形態の密閉形電池50は、正極集電板51および負極集電板55をL形に折り曲げない構成にすることで、正極端子54および負極端子58を発電要素14の両端14D,14Eに備えられている。よって、密閉電池の用途に合わせて正負極の端子の位置を適宜変更できる。
なお、正極集電板51および負極集電板55にはそれぞれ正極端子支持部52,53,56,57が一体成形されている。
【0029】
なお、本発明の密閉形電池は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
その他、前述した各実施形態において例示した負極,正極,発電要素,正負極の集電板,正負極の集電部、正負極の端子支持部等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所,厚さ寸法等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、請求項1に記載したように、各端子支持部が互いに隣り合う他の端子支持部と異なる長手方向寸法を有することで、各集電部が隣り合う他の集電部に対して干渉しないようにできる。これにより、各集電部を配置した状態において、集電部全体の幅を小さく抑えることができるので、発電要素の幅を狭くすることができる。このため、密閉形電池の幅を狭く設定してコンパクトにできるので、集電効率の向上を図ることができる。
【0031】
また、本発明においては、請求項2に記載したように、各集電部を加締めることにより、各集電部に金属箔を安定させた状態に積層収容することができ、各集電部と金属箔との密着性が向上する。このため、密閉型電池の品質を高めることができる。
【0032】
また、本発明においては、請求項3に記載したように、各集電部の稜線に切欠部を設けることにより、金属箔が各集電部の奥まで差込まれたどうかを確認できる。
加えて、各集電部の稜線に切欠部を設けることにより、各集電部を稜部で簡単に折り曲げることができ、各集電部と金属箔との密閉性を高めることができ、電気抵抗溶接時の不具合を防ぐことができる。このため、密閉型電池の品質を高めることができる。
【0033】
また、本発明においては、請求項4に記載したように、板材を所定形状に打ち抜いた後、この板材に板金加工を施すことにより各集電部を形成する。これにより、集電部と集電板とを打ち抜き加工により一体成形することで、集電部と集電板とを接合させる必要がなくなるため、集電抵抗を増加させることがない上に、作業時間、生産コストを減らすことができる。さらに、密閉型電池の品質を高めることができる。
【0034】
また、以上によって、集電板との接続のために設けられた前記金属箔の活物質非塗布部を従来に比べて狭く設定することができる。従って、より広い面積にわたって活物質を塗布することができるので、従来に比べてより高いエネルギー密度を有する密閉形電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の密閉形電池を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態の密閉形電池の要部拡大図である。
【図3】本発明に係る第1実施形態の密閉形電池の要部を示す展開図である。
【図4】本発明に係る第1実施形態の密閉形電池の正極集電部を示す断面図である。
【図5】本発明に係る第2実施形態の密閉形電池の正極集電板を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る第2実施形態の密閉形電池の正極集電部を示す側面図である。
【図7】本発明に係る第2実施形態の密閉形電池の正極集電板を示す展開図である。
【図8】本発明に係る第3実施形態の密閉形電池の正極集電板を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る第3実施形態の密閉形電池の正極集電部を示す側面図である。
【図10】本発明に係る第4実施形態の密閉形電池を示す斜視図である。
【図11】従来の密閉形電池を示す斜視図である。
【図12】従来の密閉形電池を示す斜視図である。
【図13】従来の密閉形電池の要部拡大図である。
【符号の説明】
10,30,40,50 密閉形電池
12 金属箔
14 発電要素
15,51 集電板(正極集電板)
16,17,31,32,41,42,52,53 集電部(正極集電部)
15D,15E 端子支持部(正極端子支持部)
20,55 集電板(負極集電板)

Claims (4)

  1. セパレータを介して負極および正極となる金属箔を具備した発電要素と、前記金属箔の面方向端縁に電気抵抗溶接により負極及び正極ごとに接続された集電板とを有し、前記金属箔を複数枚づつ積層収容する断面略V字状の集電部が前記集電板に複数設けられているとともに、前記各集電部が互いに並列配置されている密閉形電池であって、前記各集電部がそれぞれ集電部の長手方向端部に設けられた集電部の長手方向に延びる端子支持部を介して集電板と連結されているとともに、前記各集電部が隣り合う他の集電部に対して干渉しないように、前記各端子支持部が互いに隣り合う他の前記端子支持部と異なる長手方向寸法を有していることを特徴とする密閉形電池。
  2. 前記各集電部の稜線を中心として、断面形状が閉塞する方向に前記各集電部が加締められていることを特徴とする請求項1に記載した密閉形電池。
  3. 前記各集電部の稜線を横断するように切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載した密閉形電池。
  4. 前記各集電部が所定形状に打ち抜かれた板材に対して板金加工を施すことにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載した密閉形電池。
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