JP4209888B2 - トナー、トナーの製造方法、二成分現像剤及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス。
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス。
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであり、
前記キャリアのコア材の表面がアミノシランカップリング剤を含むフッ素変性シリコーン樹脂により少なくとも被覆された磁性粒子を含むことを特徴とする。
樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーであって、前記トナーの表面は、前記樹脂の溶融膜が形成されており、前記ワックスは、
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであるトナーを用いて顕像化し、静電潜像を顕像化した前記トナー像を、前記像担持体に無端状の転写体を当接させて前記転写体に転写させる一次転写プロセスが順次連続して実行して、前記転写体に多層の転写トナー画像を形成し、その後前記転写体に形成した多層のトナー像を、一括して転写媒体に転写させる二次転写プロセスが実行されるよう構成された転写システムを具備し、前記転写プロセスが、第1の一次転写位置から第2の一次転写位置までの距離、又は第2の一次転写位置から第3の一次転写位置までの距離、又は第3の一次転写位置から第4の一次転写位置までの距離をd1(mm)、感光体の周速度をv(mm/s)とした場合、d1/v≦0.65(sec)の条件を満足することを特徴とする。
樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーと、キャリからなる二成分現像剤であって、前記ワックスは、A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであり、前記キャリアのコア材の表面がアミノシランカップリング剤を含むフッ素変性シリコーン樹脂により少なくとも被覆された磁性粒子を含む二成分現像剤を用いて顕像化し、静電潜像を顕像化した前記トナー像を、前記像担持体に無端状の転写体を当接させて前記転写体に転写させる一次転写プロセスが順次連続して実行して、前記転写体に多層の転写トナー画像を形成し、その後前記転写体に形成した多層のトナー像を、一括して転写媒体に転写させる二次転写プロセスが実行されるよう構成された転写システムを具備し、前記転写プロセスが、第1の一次転写位置から第2の一次転写位置までの距離、又は第2の一次転写位置から第3の一次転写位置までの距離、又は第3の一次転写位置から第4の一次転写位置までの距離をd1(mm)、感光体の周速度をv(mm/s)とした場合、d1/v≦0.65(sec)の条件を満足することを特徴とする。
本発明のトナーにはワックスを添加する。添加の目的は定着時におけるオフセット性の改善のみならず、転写時に中抜けや逆転写が生じず、また現像時にカブリや飛散が生じないことなど、定着以外の電子写真特性を満足させる材料であることが必要である。本発明者らは様々な種類のワックスを検討した結果、ポリエチレン、ポリプロピレンの低分子量ポリオレフィンワックスにおいては、分散体を作成する際の液中での微細分散が困難であり、凝集反応時の遊離ワックス量が多い傾向にある。またカラートナーに使用したとき色濁りが生じやすく鮮明なカラー画像が得にくかった。オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ステアリン酸アミドの脂肪酸アミドワックスでは、分散体を作成する際の液中での微細分散が得られるが、経時的に再凝集が生じやすく、取り扱いに問題があった。パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックスのワックスは、分散体を作成する際の液中での分散が困難であり、また凝集反応時の遊離ワックス量が多い傾向にある。
本実施形態のトナーの樹脂微粒子としては、例えば熱可塑性結着樹脂が挙げられる。具体的には、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル等アクリル系単量体;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のメタクリル系単量体;さらにアクリル酸、メタクリル酸、スチレンスルフォン酸ナトリウム等のエチレン性不飽和酸単量体;さらにアクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニルニトリル類;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類;エチレン、プロピレン、ブタジエンなどのオレフィン類などの単量体などの単独重合体、それらの単量体を2種以上組み合せた共重合体、又はそれらの混合物、さらには、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂等、非ビニル縮合系樹脂、又は、それらと前記ビニル系樹脂との混合物、これらの共存下でビニル系単量体を重合して得られるグラフト重合体等を挙げることができる。
樹脂粒子分散液の調製は、ビニル系単量体をイオン性界面活性剤中で乳化重合やシード重合等することにより、ビニル系単量体の単独重合体又は共重合体(ビニル系樹脂)製の樹脂粒子をイオン性界面活性剤に分散させてなる分散液が調製される。その手段としては、例えば、回転剪断型ホモジナイザーやメデイアを有するボールミル、サンドミル、ダイノミルなどのそれ自体公知の分散装置が挙げられる。樹脂粒子における樹脂が、前記ビニル系単量体の単独重合体又は共重合体以外の樹脂である場合、この樹脂が水への溶解度が比較的低い油性溶剤に溶解するのであれば、この樹脂を油性溶剤に溶解させ、この溶液を、ホモジナイザー等の分散機を用いてイオン性界面活性剤や高分子電解質と共に水中に微粒子分散し、その後、加熱又は減圧して油性溶剤を蒸散させることにより、ビニル系樹脂以外の樹脂製の樹脂粒子をイオン性界面活性剤に分散させてなる分散液が調製される。重合開始剤としては、2,2’−アゾビスー(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、1,1’−アゾビス(シクロヘキサンー1−カルボニトリル)、2,2’−アゾビスー4−メトキシー2,4−ジメチルバレロニトリル、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系又はジアゾ系重合開始剤が使用できる。
電荷制御剤としては、4級アンモニウム塩化合物、ニグロシン系化合物、アルミ、鉄、クロムなどの錯体からなる染料、トリフェニルメタン系顔料などの粒子が挙げられる。また、アクリルスルホン酸系の重合体で、スチレン系モノマーと極性基としてスルホン酸基を有するアクリル酸系モノマーとのビニル共重合体が好ましい。特にアクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸との共重合体が好ましい。特性を発揮できる。前記したキャリアと組合わせて使用することにより、現像器内でのハンドリング性を向上し、トナー濃度の均一性が向上する。さらに現像メモリーの発生を抑制できる。
また、好ましい材料としては(化2)に示すベンジル酸誘導体の金属塩が用いられる。
この構成により、定着時での帯電作用による画像乱れを防止できる。これはワックスのもつ酸価を有する官能基と金属塩の帯電極性の効果と思われる。また連続使用時での帯電量の低下を防止できる。
添加量は結着樹脂100重量部に対し、0.5〜5重量部が好ましい。より好ましくは1〜4重量部、さらに好ましくは3〜4重量部である。0.5重量部よりも少ないと、帯電作用効果が無くなる。5重量部よりも多くなるとカラー画像での色濁りが目立ってくる。
また、本実施形態に使用される着色剤としては、カーボンブラック、鉄黒、グラファイト、ニグロシン、アゾ染料の金属錯体、C.I.ピグメント・イエロー1,3,74,97,98等のアセト酢酸アリールアミド系モノアゾ黄色顔料、C.I.ピグメント・イエロー12,13,14,17等のアセト酢酸アリールアミド系ジスアゾ黄色顔料、C.I.ソルベントイエロー19,77,79、C.I.ディスパース・イエロー164が配合され、特に好ましくはC.I.ピグメント・イエロー93,180,185のベンズイミダゾロン系が感光体フィルミングに対して効果がある。
また本実施形態では外添剤として、シリカ、アルミナ、酸化チタン、ジルコニア、マグネシア、フェライト、マグネタイト等の金属酸化物微粉末、チタン酸バリウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム等のチタン酸塩、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸カルシウム、ジルコン酸ストロンチウム等のジルコン酸塩あるいはこれらの混合物が用いられる。外添剤は必要に応じて疎水化処理される。
例えばジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、環状ジメチルシリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、カルボキシル変性シリコーンオイル、カルビノール変性シリコーンオイル、メタクリル変性シリコーンオイル、メルカプト変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、メチルスチリル変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、クロルフェニル変成シリコーンオイルのうちの少なくとも1種類以上で処理されるシリカが好適に使用される。例えば東レダウコーニングシリコーン社のSH200、SH510、SF230、SH203、BY16―823、BY16―855B等が挙げられる。処理は無機微粉末とシリコーンオイル等の材料とをヘンシェルミキサ等の混合機により混合する方法や、シリカへシリコーンオイル系の材料を噴霧する方法、溶剤にシリコーンオイル系の材料を溶解或いは分散させた後、シリカ微粉末と混合した後、溶剤を除去して作成する方法等がある。無機微粉末100重量部に対して、シリコーンオイル系の材料は1〜20重量部配合されるのが好ましい。
また、疎水性処理を高めるため、ヘキサメチルジシラザンやジメチルジクロロシラン、他のシリコーンオイルによる処理の併用も好ましい。例えば、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイルのうちの少なくとも1種類以上で処理することが好ましい。
また脂肪酸金属塩を構成する金属としては、アルミニウム、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、リチウム、ナトリウム、鉛、バリウムが挙げられ、中でもアルミニウム、亜鉛、ナトリウムが好ましい。特にジステアリン酸アルミニウム(Al(OH)(C17H35COO)2)、またはモノステアリン酸アルミニウム(Al(OH)2(C17H35COO))等のジ脂肪酸アルミニウム、モノ脂肪酸アルミニウムが好ましい。OH基を有することが過帯電を防止し、転写不良を抑えることができる。また処理時にシリカ等の無機微粉末との処理性が向上するものと考えられる。
強熱減量は、予め乾燥、放冷、精秤した磁性ルツボに試料約1gを取り、精秤する。500℃に設定した電気炉中で2時間強熱する。デシケータ中で1時間放冷後その重量を精秤し、次式より算出する。
また処理された無機微粉末の水分吸着量が1wt%以下であることが好ましい。好ましくは0.5wt%以下、より好ましくは0.1wt%以下、さらに好ましくは0.05wt%以下である。1wt%より多いと、帯電性の低下、耐久時の感光体へのフィルミングを生じる。水分吸着量の測定は、水吸着装置については、連続蒸気吸着装置(BELSORP18:日本ベル株式会社)にて測定した。
疎水化度=(a/(50+a))×100(%)
(7)トナーの粉体物性
本実施形態では、結着樹脂、着色剤及びワックスを含むトナー母体粒子の体積平均粒径が3〜7μm、好ましくは3〜6.5μm、より好ましくは3〜4.5μmであり、個数分布における2.52〜4μmの粒径を有するトナー母体粒子の含有量が5〜65個数%含有し、体積分布における6.35〜10.1μmの粒径を有するトナ−母体粒子が5〜35体積%で含有する粒度分布とする構成である。より好ましくは個数分布における2.52〜4μmの粒径を有するトナー母体粒子の含有量が15〜65個数%含有し、体積分布における6.35〜10.1μmの粒径を有するトナ−母体粒子が5〜25体積%で含有する粒度分布とする構成である。さらに好ましくは個数分布における2.52〜4μmの粒径を有するトナー母体粒子の含有量が25〜65個数%含有し、体積分布における6.35〜10.1μmの粒径を有するトナ−母体粒子が5〜15体積%で含有する粒度分布とする構成である。高解像度画質、さらにはタンデム転写における逆転写の防止、中抜けを防止し、オイルレス定着との両立を図ることを可能とできる。体積平均粒径が7μmより大きいと画質と転写の両立が図れない。体積平均粒径が3μmより小さいと現像でのトナー粒子のハンドリグ性が困難となる。個数分布における2.52〜4μmの粒径を有するトナー母体粒子の含有量が5個数%よりも少なくなると、画質と転写の両立が図れない。65個数%よりも多く含有すると現像でのトナー母体粒子のハンドリグ性が困難となる。6.35〜10.1μmの粒径を有するトナ−母体粒子が35体積%よりも多く含有すると、画質と転写の両立が図れない。5体積%よりも少ないとトナー生産性の低下とコストアップになる。トナー母体粒子の体積粒径分布の変動係数が15〜32%、個数粒径分布の変動係数が15〜35%であることが好ましい。より好ましくは、体積粒径分布の変動係数が15〜30%、個数粒径分布の変動係数が15〜30%、さらに好ましくは、体積粒径分布の変動係数が15〜25%、個数粒径分布の変動係数が15〜25%である。
本実施形態の樹脂被覆キャリアは、キャリア芯材に、アミノシランカップリング剤を含有したフッ素変性シリコーン系樹脂からなる被覆樹脂層を有するキャリアが好適に使用される。キャリア芯材には、鉄粉系キャリア芯材、フェライト系キャリア芯材、マグネタイト系キャリア芯材、また磁性体を樹脂中に分散した樹脂分散型キャリア芯材等がある。ここでフェライト系キャリア芯材の例としては、一般的に下記式で表される。
式中、Mは、Cu,Zn,Fe,Mg,Mn,Ca,Li,Ti,Ni,Sn,Sr,Al,Ba,Co,Mo等から選ばれる少なくとも1種を含有する。またX,Yは重量モル比を示し、かつ条件X+Y=100を満たす。フェライト系キャリア芯材は、Fe2O3を主原料に、Mは、Cu,Zn,Fe,Mg,Mn,Ca,Li,Ti,Ni,Sn,Sr,Al,Ba,Co,Mo等から選ばれる少なくとも1種の酸化物を混合して原料に用いる。フェライト系キャリア芯材の製造方法の例としては、まず上記各酸化物等の原料を適量配合し、湿式ボールミルで10時間粉砕、混合し、乾燥させた後、950℃で4時間保持する。これを湿式ボ−ルミルで24時間粉砕し、さらに結着剤としてポリビニルアルコール、消泡剤、分散剤等を加え、原料粒子径が5μm以下のスラリ−とする。このスラリーを造粒乾燥し、造粒物を得て、酸素濃度をコントロールしながら1300℃で6時間保持した後、粉砕し、さらに所望の粒度分布に分級して得る。
パーフロロアルキル基含有の有機ケイ素化合物の例としては、CF3CH2CH2Si(OCH3)3、C4F9CH2CH2Si(CH3)(OCH3)2、C8F17CH2CH2Si(OCH3)3、C8F17CH2CH2Si(OC2H5)3、(CF3)2CF(CF2)8CH2CH2Si(OCH3)3等が挙げられるが、特にトリフロロプロピル基を有するものが好ましい。
感光体と現像ローラ間には直流バイアスと共に交流バイアスを印加する。そのときの周波数が1〜10kHz、交流バイアスが1.0〜2.5kV(p−p)であり、かつ感光体と現像ローラ間の周速度比が1:1.2〜1:2であることが好ましい。より好ましくは周波数は3.5〜8kHz、交流バイアスが1.2〜2.0kV(p−p)であり、かつ感光体と現像ローラ間の周速度比が1:1.5〜1:1.8である。
高速にカラー画像を形成するために、本実施形態では、感光体と帯電手段とトナー担持体を含むトナー像形成ステーションを複数個有し、像担持体上に形成した静電潜像を顕像化したトナー像を、前記像担持体に無端状の転写体を当接させて前記転写体に転写させる一次転写プロセスが順次連続して実行して、前記転写体に多層の転写トナー画像を形成し、その後前記転写体に形成した多層のトナー像を、一括して紙やOHP等の転写媒体に一括転写させる二次転写プロセスが実行されるよう構成された転写プロセスにおいて、第1の一次転写位置から第2の一次転写位置までの距離をd1(mm)、感光体の周速度をv(mm/s)とした場合、d1/v≦0.65となる転写位置構成を取る構成で、マシンの小型化と印字速度の両立を図るものである。毎分16枚(A4)以上処理でき、かつマシンがSOHO用途として使用できる大きさの小型化を実現するためには、複数のトナー像形成ステーション間を短く、かつプロセス速度を高める構成が必須である。その小型化と印字速度の両立のためには上記値が0.65以下とする構成がミニマムと考えられる。
しかし、この構成をとるとき、例えば1色目のイエロートナーが一次転写された後、次の2色目のマゼンタトナーが一次転写されるまでの時間が極めて短く、転写体の帯電緩和又は転写されたトナーの電荷緩和が殆ど生じず、イエロートナーの上にマゼンタトナーを転写する際に、マゼンタトナーがイエロートナーの電荷作用により反発され、転写効率の低下、転写時の文字の中抜けという問題が生じる。さらに第3色目のシアントナーの一次転写の時、前のイエロー、マゼンタトナーの上に転写される際にシアントナーの飛び散り、転写不良、転写中抜けが顕著に発生する。さらに繰り返し使用しているうちに特定粒径のトナーが選択的に現像され、トナー粒子個々の流動性が大きく異なると摩擦帯電する機会が異なるため、帯電量のバラツキが生じ、より転写性の劣化を招いてしまう。そこで、本実施形態のトナー又は二成分現像剤を使用することにより、帯電分布が安定化しトナーの過帯電を抑えると共に、流動性変動を抑えることができる。そのため定着特性を犠牲にすることなく、転写効率の低下、転写時の文字の中抜け、逆転写を防止することができる。
また、本実施形態では、転写プロセス後に感光体上に残留したトナーをクリーニングにより回収するクリーニングプロセス工程を有さずに、次の帯電、露光、現像プロセスを行うクリーナーレスプロセスを基本構成とする電子写真装置に好適に使用される。
本実施形態では、トナーを定着する手段にオイルを使用しないオイルレス定着構成の定着プロセスを具備する電子写真装置に好適に使用される。その加熱手段としては電磁誘導加熱がウオームアップ時間の短縮、省エネの観点から好ましい構成である。磁場発生手段と、電磁誘導により発生する発熱層及び離型層を少なくとも有する回転加熱部材と、該回転加熱部材と一定のニップを形成している回転加圧部材とを少なくとも有する加熱加圧手段を使用して、回転加熱部材と回転加圧部材間にトナーが転写された複写紙等の転写媒体を通過させ、定着させる構成である。
(i)感光体と現像ローラ間に直流バイアスと共に、周波数が1〜10kHz、バイアスが1.0〜2.5kV(p−p)である交流バイアスを印可し、かつ感光体と現像ローラ間の周速度比が1:1.2〜1:2である現像手段を具備する画像形成装置を用いて、樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーであって、前記ワックスは、
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであるトナーを用いて画像形成する。
(ii)感光体と現像ローラ間に直流バイアスと共に、周波数が1〜10kHz、バイアスが1.0〜2.5kV(p−p)である交流バイアスを印可し、かつ感光体と現像ローラ間の周速度比が1:1.2〜1:2である現像手段を具備する画像形成装置を用いて、樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーと、キャリからなる二成分現像剤であって、前記トナーの表面は、前記樹脂の溶融膜が形成されており、前記ワックスは、
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであり、
前記キャリアのコア材の表面がアミノシランカップリング剤を含むフッ素変性シリコーン樹脂により少なくとも被覆された磁性粒子を含む二成分現像剤を用いて画像形成する。
(iii)少なくとも像担持体と前記像担持体に静電潜像を形成する帯電手段とトナー担持体を含むトナー像形成ステーションを複数個有し、前記像担持体上に形成した静電潜像を、樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーであって、前記ワックスは、
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであるトナーを用いて顕像化し、静電潜像を顕像化した前記トナー像を、順次連続して転写媒体に転写させる転写プロセスが実行されるよう構成された転写システムを具備し、前記転写プロセスが、第1の転写位置から第2の転写位置までの距離、又は第2の転写位置から第3の転写位置までの距離、又は第3の転写位置から第4の転写位置までの距離をd1(mm)、感光体の周速度をv(mm/s)とした場合、d1/v≦0.65(sec)の条件を満足する。
(iv)少なくとも像担持体と前記像担持体に静電潜像を形成する帯電手段とトナー担持体を含むトナー像形成ステーションを複数個有し、前記像担持体上に形成した静電潜像を、樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーと、キャリからなる二成分現像剤であって、前記トナーの表面は、前記樹脂の溶融膜が形成されており、前記ワックスは、
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであり、
前記キャリアのコア材の表面がアミノシランカップリング剤を含むフッ素変性シリコーン樹脂により少なくとも被覆された磁性粒子を含む二成分現像剤を用いて顕像化し、静電潜像を顕像化した前記トナー像を、順次連続して転写媒体に転写させる転写プロセスが実行されるよう構成された転写システムを具備し、前記転写プロセスが、第1の転写位置から第2の転写位置までの距離、又は第2の転写位置から第3の転写位置までの距離、又は第3の転写位置から第4の転写位置までの距離をd1(mm)、感光体の周速度をv(mm/s)とした場合、d1/v≦0.65(sec)の条件を満足する構成である。
MnO換算で39.7mol%、MgO換算で9.9mol%、Fe2O3換算で49.6mol%及びSrO換算で0.8mol%湿式ボールミルで、10時間粉砕し、混合し、乾燥させた後、950℃で4時間保持し、仮焼成を行った。これを湿式ボールミルで24時間粉砕し、次いでスプレードライヤにより造粒し、乾燥し、電気炉にて、酸素濃度2%雰囲気の中で1270℃で6時間保持し、本焼成を行った。その後、解砕し、さらに分級して平均粒径50μm、印加磁場が3000エルステットの時の飽和磁化が65emu/gであるフェライト粒子の芯材を得た。
前記フェライト粒子10kgに対し、液浸乾燥式被覆装置を用い、上記被覆樹脂溶液を20分間攪拌することによりコーティングを行った。その後260℃で1時間焼き付けを行い、キャリアA1を得た。
(キャリア製造例2)
CF3CH2CH2Si(OCH3)3をC8F17CH2CH2Si(OCH3)3に変更した以外は、製造例1と同様の工程でコア材を製造し、コーティングを行い、キャリアA2を得た。
(3)キャリア製造例3
導電性カーボン(ケッチェンブラックインタ−ナショナル社製 EC)を樹脂固形分に対し5wt%をパールミルにて分散した以外は、製造例1と同様の工程でコア材を製造し、コーティングを行い、キャリアA3を得た。
(4)キャリア製造例4
アミノシランカップリング剤の添加量を30gに変更した以外は、製造例3と同様の工程でコア材を製造し、コーティングを行い、キャリアA4を得た。
(5)キャリア製造比較例5
アミノシランカップリング剤の添加量を50gに変更した以外は、製造例3と同様の工程でコア材を製造し、コーティングを行い、キャリアb1を得た。
(6)キャリア製造比較例6
被覆樹脂をストレートシリコーン(東レ・ダウコーニング社製 SR−2411)を固形分換算で100g、を秤量し、300ccのトルエン溶剤に溶解させた。前記フェライト粒子10kgに対し、液浸乾燥式被覆装置を用い、上記被覆樹脂溶液を20分間攪拌することによりコーティングを行った。その後210℃で1時間焼き付けを行い、キャリアb2を得た。
(7)キャリア製造比較例7
被覆樹脂をパーフルオロオクチルエチルアクリレート/メタクリレート共重合体を固形分換算で100gを秤量し、300ccのトルエン溶剤に溶解させた。前記フェライト粒子10kgに対し、液浸乾燥式被覆装置を用い、上記被覆樹脂溶液を20分間攪拌することによりコーティングを行った。その後200℃で1時間焼き付けを行い、キャリアb3を得た。
(8)キャリア製造比較例8
被覆樹脂をアクリル変性シリコーン樹脂(信越化学社製 KR−9706)を固形分換算で100gを秤量し、300ccのトルエン溶剤に溶解させた。
(1)樹脂粒子分散液R1
スチレン192gと、n−ブチルアクリレート48gと、アクリル酸3.6gとからなるモノマー液を、イオン交換水200ml中にアニオン性界面活性剤(第1工業製薬社製:ネオゲンRK)6g、ドデカンチオール12g、四臭化炭素2.4gを用いて分散し、これに過硫酸カリウム2.4gを加えて、70℃で6時間乳化重合を行い、Mnが3100、Mwが25000、Tmが115℃、Tgが52℃、中位径が0.12μmの樹脂粒子が分散した樹脂粒子分散液R1を調製した。
(2)樹脂粒子分散液R2
スチレン176gと、n−ブチルアクリレート64gと、アクリル酸3.6gとからなるモノマー液を、イオン交換水200ml中にアニオン性界面活性剤(第1工業製薬社製:ネオゲンRK)6g、ドデカンチオール12g、四臭化炭素2.4gを用いて分散し、これに過硫酸カリウム2.4gを加えて、70℃で5時間乳化重合を行い、Mnが3000、Mwが22000、Tmが108℃、Tgが50℃、中位径が0.18μmの樹脂粒子が分散した樹脂粒子分散液R2を調製した。
(3)樹脂粒子分散液R3の調製
スチレン212gと、n−ブチルアクリレート28gと、アクリル酸3gとからなるモノマー液を、イオン交換水200ml中にアニオン性界面活性剤(第1工業製薬社製:ネオゲンRK)6g、ドデカンチオール12g、四臭化炭素2.4gを用いて分散し、これに過硫酸カリウム2.4gを加えて、70℃で5時間乳化重合を行い、Mnが2800、Mwが23000、Tmが103℃、Tgが62℃、中位径が0.21μmの樹脂粒子が分散した、樹脂粒子分散液R3を調製した。
(4)着色剤粒子分散液
マゼンタ顔料20g(大日本インキ社製KETRED307)、アニオン性界面活性剤3g(第一工業製薬社製ネオゲンR)、イオン交換水77mlを混合し、超音波分散機を用いて発振周波数30kHzで20分間分散を行って、中位径が0.12μmの着色剤粒子が分散した着色剤粒子分散液を調製した。
(5)ワックス粒子分散液
表1,表2、表3に記載したワックスを30g、ステアリン酸アミン塩酸塩2g、ポリビニルアルコール0.5g、イオン交換水68mlを融点温度以上に加熱して、図3,4に示す分散機を用いて40m/s以上の回転数で3min間分散を行い、中位径が0.1〜0.2μmであるワックスを分散させてなるワックス粒子分散液を調製した。WA−4は高圧状態に保持した状態で加熱して分散液を作成した。
温度計、冷却管のある4つ口フラスコ2000mlに、第一の樹脂粒子分散液R1を 210g、着色剤粒子分散液を20g、ワックス粒子分散液WA−1を50g、イオン交換水200mlを投入し、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて混合し、分散して粒子分散液を調製した。
(7)トナー母体M2の作成
トナー母体M2は凝集粒子分散液生成時の樹脂粒子分散液をR3、ワックス分散液WA−4を70gとした以外は(6)のトナー母体M1の作成と同様に行った。
(8)トナー母体M3の作成
第一の樹脂粒子分散液R1を 210g、着色剤粒子分散液を20g、ワックス粒子分散液WA−1を50g、イオン交換水110重量部を丸型ステンレス製フラスコ中でホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて混合し、分散して粒子分散液を調製した。
(9)トナー母体M4の作成
トナー母体M4は凝集体粒子分散液生成時の第一の樹脂粒子分散液をR1、ワックス粒子分散液をWA−2を65g、pH調整後に添加する第ニの樹脂粒子分散液をR3とした以外は(8)のトナー母体M3の作成と同様に行った。
(10)トナー母体M5の作成
トナー母体M5は凝集体粒子分散液生成時の第一の樹脂粒子分散液をR2、ワックス粒子分散液をWA−3を75g、pH調整後に添加する第ニの樹脂粒子分散液をR3とした以外は(8)のトナー母体M3の作成と同様に行った。
(11)トナー母体M6の作成
トナー母体M6は凝集体粒子分散液生成時の第一の樹脂粒子分散液をR2、ワックス粒子分散液をWA−4を85g、pH調整後に添加する第ニの樹脂粒子分散液をR3とした以外は(8)のトナー母体M3の作成と同様に行った。
(12)トナー母体m11の作成
トナー母体m11は凝集体粒子分散液生成時の第一の樹脂粒子分散液をR2、ワックス粒子分散液をパラフィンワックス(mp80℃)を85gとした以外は(6)のトナー母体M1の作成と同様に行った。
(13)トナー母体m12の作成
トナー母体m12は凝集体粒子分散液生成時の第一の樹脂粒子分散液をR2、ワックス粒子分散液をポリプロピレンワックス(mp145℃)を85gとした以外は(6)のトナー母体M1の作成と同様に行った。
(14)トナー母体m13の作成
樹脂粒子、着色剤粒子、ワックス粒子を分散した粒子分散液にカチオン性界面活性剤を入れずに処理した以外はトナー母体M1の作成と同様に行った。凝集粒子が安定して得られず、粒度分布がブロードになった。またWax顔料微粒子が凝集せずに水系中に浮遊したものが多く見られた。トナー母体にはWaxが残留付着していた。
(15)トナー母体m14の作成
樹脂粒子、着色剤粒子、ワックス粒子を分散した粒子分散液にカチオン性界面活性剤を入れずに処理した以外はトナー母体M3の作成と同様に行った。凝集粒子が安定して得られず、粒度分布がブロードになった。Waxや顔料微粒子が凝集せずに水系中に浮遊したものが多く見られた。さらに付着させる樹脂が凝集を生じてシェル化が均一に出来なかった。
2:帯電ローラ
3:レーザ信号光
4:現像ローラ
5:ブレード
10:第1転写ローラ
12:転写ベルト
14:第2転写ローラ
13:駆動テンションローラ
17:転写ベルトユニット
18K,18C,18M,18Y:像形成ユニット
18:像形成ユニット群
20:乳化重合槽
30:顔料分散槽
40:ワックス分散槽
50:凝集槽
60:フィルトレーション分離槽
70:洗浄槽
201:定着ローラ
202:加圧ローラ
203:定着ベルト
205:インダクションヒータ部
206:フェライトコア
207:コイル
Claims (21)
- 樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーであって、
前記トナーの表面は、前記樹脂の溶融膜が形成されており、
前記ワックスは、下記A及びBから選ばれる少なくとも1つであることを特徴とするトナー。
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス。
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス。 - 前記Aのエステルワックスが、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)における分子量分布において、数平均分子量が100〜5000、重量平均分子量が200〜10000、重量平均分子量と数平均分子量の比(重量平均分子量/数平均分子量)が1.01〜8、Z平均分子量と数平均分子量の比(Z平均分子量/数平均分子量)が1.02〜10、分子量5×102〜1×104の領域に少なくとも一つの分子量極大ピークを有し、220℃における加熱減量が8重量%以下である請求項1に記載のトナー。
- 前記Bのワックスは、重量平均分子量が1000〜6000、Z平均分子量が1500〜9000、重量平均分子量と数平均分子量の比:重量平均分子量/数平均分子量が1.1〜3.8、Z平均分子量と数平均分子量の比:Z平均分子量/数平均分子量が1.5〜6.5、1×103〜3×104の領域に少なくとも一つの分子量極大ピークを有する請求項1に記載のトナー。
- 前記トナーの体積平均粒子径が、3μm以上7μm以下の範囲である請求項1に記載のトナー。
- さらにトナーの表面に外添剤を添加し、
前記外添剤が、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド又は脂肪酸金属塩の群から選ばれる1種以上により、表面を処理したシリカである請求項1に記載のトナー。 - さらにトナーの表面に外添剤を添加し、
前記外添剤が、強熱減量が1.5〜25wt%、平均粒子径が6nm〜20nmである無機微粉末をトナー母体粒子100重量部に対し0.5〜2.5重量部と、強熱減量が0.5〜23wt%、平均粒子径が30nm〜200nmである無機微粉末をトナー母体粒子100重量部に対し1.0〜3.5重量部とを少なくとも外添処理する請求項1に記載のトナー。 - 水系媒体中において、分散剤により第一の樹脂粒子を分散させた樹脂粒子分散液(a)と、
前記第一の樹脂粒子分散液の分散剤と同極性を有する分散剤により着色剤粒子を分散させた着色剤粒子分散液(b)と、
前記第一の樹脂粒子分散液の分散剤と反対極性を有する分散剤によりヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックスを少なくとも分散させたワックス粒子分散液(c1)、又は炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックスを少なくとも分散させたワックス粒子分散液(c2)と、
前記ワックス粒子分散液の分散剤と同極性の分散剤(d)とを配合し、混合凝集して凝集体粒子を生成し、
前記凝集体粒子を水系中で一定時間加熱して溶融粒子を生成し、
前記溶融粒子と分散剤(e)により第二の樹脂粒子を分散させた樹脂粒子分散液とを混合付着させ、
加熱により前記溶融粒子表面に第二の樹脂粒子の溶融膜を形成すること特徴とするトナーの製造方法。 - 前記エステルワックスが、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)における分子量分布において、数平均分子量が100〜5000、重量平均分子量が200〜10000、重量平均分子量と数平均分子量の比(重量平均分子量/数平均分子量)が1.01〜8、Z平均分子量と数平均分子量の比(Z平均分子量/数平均分子量)が1.02〜10、分子量5×102〜1×104の領域に少なくとも一つの分子量極大ピークを有し、220℃における加熱減量が、8重量%以下である請求項7に記載のトナーの製造方法。
- トナーの表面に外添剤を添加し、前記外添剤が、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド又は脂肪酸金属塩の群から選ばれる1種以上により、表面を処理したシリカである請求項7に記載のトナー製造方法。
- トナーの表面に外添剤を添加し、
前記外添剤が、強熱減量が1.5〜25wt%、平均粒子径が6nm〜20nmである無機微粉末をトナー母体粒子100重量部に対し0.5〜2.5重量部と、強熱減量が0.5〜23wt%、平均粒子径が30nm〜200nmである無機微粉末をトナー母体粒子100重量部に対し1.0〜3.5重量部とを少なくとも外添処理する請求項7に記載のトナー製造方法。 - ワックス分散液に使用する分散剤として、ラウリルアミン塩酸塩又はステアリン酸アミン塩酸塩を使用する請求項7に記載のトナーの製造方法。
- ワックス分散液に使用する分散剤として、ラウリルアミン塩酸塩又はステアリン酸アミン塩酸塩、及びポリビニルアルコール又は水溶性セルロースを使用する請求項7に記載のトナーの製造方法。
- 樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーと、キャリからなる二成分現像剤であって、
前記トナーの表面は、前記樹脂の溶融膜が形成されており、前記ワックスは、
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであり、
前記キャリアのコア材の表面がアミノシランカップリング剤を含むフッ素変性シリコーン樹脂により少なくとも被覆された磁性粒子を含むことを特徴とする二成分現像剤。 - エステルワックスが、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)における分子量分布において、数平均分子量が100〜5000、重量平均分子量が200〜10000、重量平均分子量と数平均分子量の比(重量平均分子量/数平均分子量)が1.01〜8、Z平均分子量と数平均分子量の比(Z平均分子量/数平均分子量)が1.02〜10、分子量5×102〜1×104の領域に少なくとも一つの分子量極大ピークを有し、220℃における加熱減量が8重量%以下である請求項13に記載の二成分現像剤。
- 前記キャリアの被覆樹脂に、アミノシランカップリング剤が被覆樹脂100重量部中5〜40重量部の範囲で含有されている請求項13に記載の二成分現像剤。
- 前記キャリアの被覆樹脂層に導電性微粉末が被覆樹脂100重量部に対して1〜15重量部の範囲で含有されている請求項13に記載の二成分現像剤。
- 前記被覆樹脂がキャリアコア材100重量部に対して0.2〜6.0重量部の範囲で含有されている請求項13に記載の二成分現像剤。
- トナーの表面に外添剤を添加し、
前記外添剤が、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド又は脂肪酸金属塩の群から選ばれる1種以上により、表面を処理したシリカである請求項13に記載のニ成分現像剤。 - トナーの表面に外添剤を添加し、
前記外添剤が、強熱減量が1.5〜25wt%、平均粒子径が6nm〜20nmである無機微粉末をトナー母体粒子100重量部に対し0.5〜2.5重量部と、強熱減量が0.5〜23wt%、平均粒子径が30nm〜200nmである無機微粉末をトナー母体粒子100重量部に対し1.0〜3.5重量部とを少なくとも外添処理する請求項13に記載のニ成分現像剤。 - 少なくとも像担持体と前記像担持体に静電潜像を形成する帯電手段とトナー担持体を含むトナー像形成ステーションを複数個有し、前記像担持体上に形成した静電潜像を、
樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーであって、前記トナーの表面は、前記樹脂の溶融膜が形成されており、前記ワックスは、
A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであるトナーを用いて顕像化し、静電潜像を顕像化した前記トナー像を、前記像担持体に無端状の転写体を当接させて前記転写体に転写させる一次転写プロセスが順次連続して実行して、前記転写体に多層の転写トナー画像を形成し、その後前記転写体に形成した多層のトナー像を、一括して転写媒体に転写させる二次転写プロセスが実行されるよう構成された転写システムを具備し、前記転写プロセスが、第1の一次転写位置から第2の一次転写位置までの距離、又は第2の一次転写位置から第3の一次転写位置までの距離、又は第3の一次転写位置から第4の一次転写位置までの距離をd1(mm)、感光体の周速度をv(mm/s)とした場合、d1/v≦0.65(sec)の条件を満足することを特徴とする画像形成方法。 - 少なくとも像担持体と前記像担持体に静電潜像を形成する帯電手段とトナー担持体を含むトナー像形成ステーションを複数個有し、前記像担持体上に形成した静電潜像を、
樹脂粒子と顔料粒子とワックス粒子とを少なくとも含む凝集粒子からなるトナーと、キャリからなる二成分現像剤であって、前記ワックスは、A:ヨウ素価が25以下、けん化価が30〜300、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜100℃であるエステルワックス、
B:炭素数4〜30のアルキルアルコールと、不飽和多価カルボン酸又はその無水物、及び不飽和炭化水素系ワックスとの反応により得られる酸価1〜80mgKOH/g、DSC法による吸熱ピーク温度(融点)が50〜120℃のワックス、から選ばれる少なくとも1つであり、
前記キャリアのコア材の表面がアミノシランカップリング剤を含むフッ素変性シリコーン樹脂により少なくとも被覆された磁性粒子を含む二成分現像剤を用いて顕像化し、静電潜像を顕像化した前記トナー像を、前記像担持体に無端状の転写体を当接させて前記転写体に転写させる一次転写プロセスが順次連続して実行して、前記転写体に多層の転写トナー画像を形成し、その後前記転写体に形成した多層のトナー像を、一括して転写媒体に転写させる二次転写プロセスが実行されるよう構成された転写システムを具備し、前記転写プロセスが、第1の一次転写位置から第2の一次転写位置までの距離、又は第2の一次転写位置から第3の一次転写位置までの距離、又は第3の一次転写位置から第4の一次転写位置までの距離をd1(mm)、感光体の周速度をv(mm/s)とした場合、d1/v≦0.65(sec)の条件を満足することを特徴とする画像形成方法。
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