JP4206889B2 - Brake reaction force characteristic control device - Google Patents
Brake reaction force characteristic control device Download PDFInfo
- Publication number
- JP4206889B2 JP4206889B2 JP2003345656A JP2003345656A JP4206889B2 JP 4206889 B2 JP4206889 B2 JP 4206889B2 JP 2003345656 A JP2003345656 A JP 2003345656A JP 2003345656 A JP2003345656 A JP 2003345656A JP 4206889 B2 JP4206889 B2 JP 4206889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- reaction force
- characteristic
- stroke
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
本発明は、運転者の操作によりストロークされるブレーキ操作子と連結され、該ブレーキ操作子に対しそのストロークに応じたブレーキ反力を与えるため、例えばストロークシミュレータを具えたブレーキ装置に関し、特に、ブレーキ操作子のストロークに対する反力特性であるブレーキ反力・ストローク特性を制御する技術に関するものである。 The present invention relates to a brake device including a stroke simulator, for example, which is connected to a brake operator that is stroked by a driver's operation and applies a brake reaction force corresponding to the stroke to the brake operator. The present invention relates to a technique for controlling a brake reaction force / stroke characteristic, which is a reaction force characteristic with respect to a stroke of an operator.
この種ブレーキ装置に用いられ、運転者により操作されるブレーキ操作子のブレーキ操作量と、ブレーキ操作に伴うブレーキ反力との関係を可変としたストロークシミュレータとしては従来、例えば特許文献1に記載のごときものが知られている。
特許文献1に記載のブレーキストロークシミュレータ装置は、運転者の好みや車両の運転状況に応じて、運転者のブレーキ操作量(以下ストロークという)とブレーキペダルの反力との関係、つまりブレーキ反力・ストローク特性、を可変としたものである。
The brake stroke simulator device described in
しかし、上記従来のようなブレーキストロークシミュレータ装置にあっては、以下に説明するような問題を生ずる。
つまり、特許文献1には、運転者の好みや車両の運転状況に基づき、どのように反力特性を変化させるか、具体的には開示されていない。このため、従来においては、ブレーキペダルのブレーキ反力・ストローク特性可変のブレーキ装置を用いて、運転性能あるいは安全性の向上を目的として、具体的に役立てることができなかった。
However, the conventional brake stroke simulator device has the following problems.
That is,
また、特許文献1に記載のブレーキストロークシミュレータ装置は、ブレーキペダル踏み込み始めの初期踏力を変更することができないという問題や、反力特性を変化させるとピストンの最大摺動量が変動してしまうといった問題があり、運転者にとってはブレーキ操作上好ましいことではない。
In addition, the brake stroke simulator device described in
本発明は、ブレーキペダルの初期反力を含めてブレーキ反力・ストローク特性を制御可能にするとともに、最大摺動量の変動を生じさせることなく該ブレーキ反力・ストローク特性を制御することができるようにしたブレーキ装置の反力特性制御装置を提案しようとするものである。 The present invention makes it possible to control the brake reaction force / stroke characteristics including the initial reaction force of the brake pedal, and to control the brake reaction force / stroke characteristics without causing fluctuations in the maximum sliding amount. The present invention intends to propose a reaction force characteristic control device for a brake device.
この目的のため本発明によるブレーキ装置の反力特性制御装置は、請求項1に記載のごとく、
運転者の操作によりストロークされるブレーキ操作子と、該ブレーキ操作子のストロークに対する反力特性を変更可能なブレーキ反力・ストローク特性変更手段とを具えたブレーキ装置において、
運転者が操作する操舵系の操舵反力を検知する走行状態検知手段を具え、
上記のブレーキ反力・ストローク特性変更手段が、前記操舵反力に基づき該操舵反力が大きいほどブレーキ反力が大きくなるよう上記ブレーキ反力・ストローク特性を変更するよう構成したものである。
For this purpose, the reaction force characteristic control device for a brake device according to the present invention comprises:
In a brake device comprising a brake operator stroked by a driver's operation, and a brake reaction force / stroke characteristic changing means capable of changing a reaction force characteristic with respect to the stroke of the brake operator,
It includes a running state detection means for detecting a steering reaction force of a steering system operated by a driver ,
Additional brake reaction-stroke characteristic changing means, which is constituted so as to change the brake reaction-stroke characteristic that the more brake reaction the steering reaction force is large is increased on the basis of the steering reaction force.
かかる本発明の構成によれば、検出または推定された車両の走行状態に基づいてブレーキ反力・ストローク特性を設定するため、ブレーキペダルの初期反力を含めたブレーキ反力・ストローク特性の制御が可能であり、且つ、ブレーキ操作子の最大ストローク量を不変に保ったまま当該ブレーキ反力・ストローク特性の制御が可能である。
よって、従来の可変型ストロークシミュレータを具えたブレーキ装置よりも自由度の高いブレーキペダル踏力の調整が可能となり、運転者の好みや、車両の走行環境といった幅広い状況に対応してブレーキ装置のブレーキ反力・ストローク特性を調整することが可能となる。
そして、検出または推定された車両の走行状態に基づいてブレーキ反力・ストローク特性を設定するため、運転者自身がブレーキ反力・ストローク特性を調整しなくても、常に最適なブレーキ反力・ストローク特性での運転が可能となり、車両の運転性および安全性を向上させることができる。
According to such a configuration of the present invention, the brake reaction force / stroke characteristic including the initial reaction force of the brake pedal is controlled because the brake reaction force / stroke characteristic is set based on the detected or estimated traveling state of the vehicle. It is possible to control the brake reaction force / stroke characteristic while keeping the maximum stroke amount of the brake operator unchanged.
Therefore, it is possible to adjust the brake pedal depressing force with a higher degree of freedom than a brake device equipped with a conventional variable stroke simulator, and the brake device's brake response can be adapted to a wide range of situations such as the driver's preference and the driving environment of the vehicle. The force / stroke characteristics can be adjusted.
And since the brake reaction force / stroke characteristics are set based on the detected or estimated driving state of the vehicle, the driver always adjusts the brake reaction force / stroke characteristics optimally without adjusting the brake reaction force / stroke characteristics. Driving with the characteristics becomes possible, and the drivability and safety of the vehicle can be improved.
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例になる反力特性制御装置を具えたブレーキバイワイヤ式ブレーキ装置の操作部を示すシステム図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail based on examples shown in the drawings.
FIG. 1 is a system diagram showing an operation unit of a brake-by-wire brake device including a reaction force characteristic control device according to an embodiment of the present invention.
1は、運転者が車両の制動時に踏み込み操作するブレーキペダルで、このブレーキペダル1はマスターシリンダ2のプッシュロッド2aに連結する。
マスターシリンダ2は、制動操作時にプッシュロッド2aを押し込まれ、これによりピストンカップ2b,2cがリザーバタンク2dとの連通ポート2e,2fを通過する時、シリンダ室2g,2h内にマスターシリンダ液圧を発生させてブレーキ液圧系3,4に向かわせる。
When the
しかし、ブレーキバイワイヤシステムが正常である間は、ブレーキ液圧系3,4中に挿置された開閉弁5,6が閉じられており、これら開閉弁5,6より下流側におけるホイールシリンダ(図示せず)に向かわせるべきブレーキ液圧を、上記のマスターシリンダ液圧に応じて制御し、ブレーキ装置は所謂ブレーキバイワイヤシステムとして作動する。
ブレーキバイワイヤシステムが故障した時は開閉弁5,6が開かれ、これら開閉弁5,6より下流側にマスターシリンダ液圧がそのまま供給されてホイールシリンダ(図示せず)に向かい、制動不能を回避するフェールセーフ機能を果たすことができる。
なお本実施例では、マスターシリンダ2が2系統のブレーキ液圧系3,4を有することとして示したが、一方の系統3のみであっても良い。
However, while the brake-by-wire system is normal, the on-off
When the brake-by-wire system breaks down, the on-off
In the present embodiment, the
ブレーキ液圧系3に係わる開閉弁5と、マスターシリンダ2との間におけるブレーキ液圧管路部分には切替弁7を設け、この切替弁7は、ブレーキバイワイヤシステムが正常である間マスターシリンダ室2gをストロークシミュレータ8に連通させて該ストロークシミュレータ8によりブレーキペダル1へブレーキ反力を付与し得るようになし、ブレーキバイワイヤシステムが故障した時マスターシリンダ室2gをブレーキ液圧系3に連通させて上記のフェールセーフ機能を果たし得るようになす。
A
次に、ストロークシミュレータ8を詳細に説明する。
このストロークシミュレータ8は、上記のようにブレーキペダル1へブレーキ反力を付与することを本旨とするが、ペダルストロークに対する反力特性(以下、ブレーキ反力・ストローク特性と言う)を変更可能な以下の構成とする。
ストロークシミュレータ8の外郭をなすシリンダ11の一端部には、切替弁7と連通するポート12を設ける。
シリンダ11のポート12側の一端と、シリンダ11内壁と、シリンダ11内をストロークするピストン13とによって包囲された空間は作動液で満たされた液室10をなす。この液室10はマスターシリンダ2内の液室2gとの間で作動液の授受を行う。
液室10から見てピストン13の反対側の面と、シリンダ11内他端部の間には受け座14を設ける。ピストン13と受け座14との間にはばねなどの弾性体15を縮設する。また、受け座14から、ばね15と並行にゴムなどの弾性突起16をピストン13側へ突出させる。
Next, the
The
A
A space surrounded by one end of the
A receiving
ブレーキペダル1が踏み込まれていない非制動状態でピストン13はシリンダ11内のポート12側の一端にあって、ばね15の初期荷重によってポート12方向へ付勢される。弾性突起16の先端はピストン13から離れていて、弾性突起16のばね定数は、ばね15のばね定数よりも大きい。
受け座14はシリンダ11他端部に設けたストッパ17によってロッド18を介して支持されるとともに、受け座14とシリンダ11他端との間に縮設されたばねなどの弾性体19の初期荷重によってポート12側へ付勢される。ばね19のばね定数はばね15のばね定数よりも大きくする。シリンダ11の他端およびストッパ17には空気抜きのための孔20を設け、ピストン13のストロークを阻害しないようにする。
In a non-braking state where the
The
ロッド18は、シリンダ11他端に設けたガイド21を摺動自在に貫通し、受け座14はロッド18と一体にシリンダ11内をストローク可能である。一端開口の中空円筒形状のストッパ17は、内周に雌ねじ溝を具える。一方、シリンダ11の他端部外周には雄ねじ溝を刻設して、これにストッパ17の一端開口を相互に螺合する。ストッパ17を回転させることで螺合位置は可変であり、シリンダ11との相対位置をスライド調節可能とする。
The
ポート12から遠い方のストッパ17他端は閉じており、該他端中心にはロッド18が貫通するための貫通孔22を穿設する。貫通孔22の内径はロッド18の外径よりも大きく、ロッド18はストッパ17に対して相対移動可能である。また貫通孔22は、受け座14から見て反対側にあるロッド18の他端に設けたヘッド23よりも小さいため、ヘッド23は、ブレーキペダル1が踏み込まれていない非制動状態でストッパ17に係止され、当該位置よりもポート12に接近することができない。
したがってストッパ17は、ポート12から見て近いほうのロッド18先端に設けた受け座14の非制動状態での位置(受け座14と、シリンダ11他端との間における距離S)を規定し、この位置を、ストッパ17のねじ込み位置調整により調節することができる。
一方で受け座14は、ロッド18による案内下で図1中の非制動位置Sよりもストッパ17方向にストロークすることができる。また、ストッパ17他端がシリンダ11他端に密着した状態で、シリンダ11側の空気抜き孔20の位置とストッパ17側の空気抜き孔20の位置が相互にずれた場合であっても、空気抜き孔20が閉塞することのないように、環状の溝20aをストッパ17他端の内壁に設ける。
The other end of the
Therefore, the
On the other hand, the
ストッパ17の外周にはギア歯24を刻設して、これにピニオン25を噛合させる。ピニオン25はモータ27の出力シャフト26に結合し、モータ27は図示せざる車体側メンバに固設する。
シリンダ11の他端から受け座14の非制動位置までの距離Sを調節する際には、反力特性コントロールユニット28がモータ27を駆動してストッパ17を回転させる時に生起されるネジ作用により当該調節を行う。
When the distance S from the other end of the
非制動状態から運転者がブレーキペダル1の踏み込みを開始すると、マスターシリンダ液室2g内の作動液が切替弁7を経て液室10に流入し、ピストン13にシリンダ11他端方向への作用力を与える。他方、ピストン13にはばね15の初期荷重がポート12方向に作用しており、上記作用力が初期荷重よりも大きい場合にピストン13がシリンダ11他端方向へストロークを開始して液室10を容積増大させ、その分液室5が容積減少してブレーキペダル1はストロークを開始する。即ち、距離Sを大きく設定するとばね15の初期荷重が増してストローク開始のための始期ペダル反力も大きくなる。このブレーキ(ペダル)反力・ストローク特性を図2に示す。
When the driver starts to depress the
ブレーキペダル1の踏み込み初期段階においては、ピストン13が定数の小さいばね15を主に収縮させつつストッパ17方向へストロークするため、ブレーキペダル1のストロークに対するペダル反力(踏力)の変化は図2に示すように緩やかなものとなる。
また、ストローク開始時におけるブレーキ(ペダル)反力は、距離Sを大きく設定するほど大きくなる。
In the initial step of the depression of the
Further, the brake (pedal) reaction force at the start of the stroke increases as the distance S is set larger.
そしてピストン13が受け座14近傍までストロークしばね定数が小さいばね15の収縮が最大に達した後の踏み込み終期段階においては、ばね15の収縮が停止し、ばね19のみが収縮することにより液室10が液室2gから吐出される作動液を吸収する。つまり、ブレーキ(ペダル)反力・ストローク特性については図3に示すように、途中の折れ点c,c´で変化する2段階特性を実現することができる。
Then, in the final step of the depression after the
そして液室10内の液圧が高くなり、ばね15およびばね19の収縮が最大に達すると、次の踏み込み最終段階に移行して、弾性突起16の先端部がピストン13からの押圧力を受け押圧変形する。つまり、図4に示すように、折れ点d、d´を経ることで、ペダル反力に対するストローク量はより小さいものとなる。これより、ストロークシミュレータ8の理想特性は破線で示すように、距離Sに比例して固くなり、ブレーキペダル1の反力・ストローク特性は、シリンダ11他端から受け座14の非制動位置までの距離Sを大きくすれば反力が大きめ(固め)に設定され、距離Sを小さく設定すれば反力が小さめ(軟らかめ)に設定される。
Then, when the hydraulic pressure in the
非制動状態から運転者がブレーキペダル1の踏み込みを開始して、ブレーキペダル1がストロークを開始する初期ペダル反力は、上述のように距離Sに比例するため、図5に示すようにストッパ17の螺合位置をシリンダ11に近接させて、距離Sを最大に設定すると、ばね15の初期荷重は大きくなり、ストローク開始のための初期ペダル反力も大きくなる。つまり、ペダル反力・ストローク特性が可変である。
Since the initial pedal reaction force at which the driver starts depressing the
そして踏み込み最終段階では、液室10内の作動液の液圧を受けて図6に示すようにピストン13がシリンダ11の他端側へストロークし、ばね15、18が充分に収縮して弾性突起16の先端部がピストン13からの押圧力を受け押圧変形する。
In the final step, the hydraulic pressure of the hydraulic fluid in the
他方、図7に示すようにストッパ17の螺合位置をシリンダ11から遠くにして、距離Sを小さく設定すると、ばね15の初期荷重は小さくなり、ストローク開始のための初期ペダル反力も小さくなる。
On the other hand, when the screwing position of the
そして踏み込み最終段階では、液室10内の作動液の液圧を受けて図8に示すようにピストン13がシリンダ32の他端側へストロークし、ばね15、19が充分に収縮して弾性突起16の先端部がピストン34からの押圧力を受け押圧変形する。
Then, in the final step, the hydraulic pressure of the hydraulic fluid in the
なお、受け座14はストッパ17方向へストローク可能であるため、シリンダ11他端から受け座14の非制動位置までの距離Sを調節し、初期ペダル反力の設定を調節しても、図6および図8に示すように、ピストン13の最大ストローク量は不変である。すなわち液室10の最大容積はシリンダ11の容積であって不変であるため、初期ペダル反力の設定を調節しても、ブレーキペダル1の最大ストローク量が変化することはない。
Since the receiving
以上に説明した初期ペダル反力およびブレーキ反力・ストローク特性可変のストロークシミュレータ8を具えたブレーキペダル1のペダル反力特性の制御について次に説明する。
この制御は、図1における反力特性コントロールユニット28がモータ27を介してストッパ17のねじ込み位置を調節することにより実行するが、基本的には、運転者がペダル反力セレクトスイッチ29を操作して、自動制御するオートモードA、反力特性を常時大きめに設定するハードH、反力特性を常時小さめに設定するソフトS、反力特性を常時中間域に設定するミディアムMのいずれかのモードを選択したブレーキペダル1の反力特性指令を実現するものとする。
よって、ペダル反力セレクトスイッチ29により選択されたモードに対応するセレクト信号を反力特性コントロールユニット28へ出力する。
Next, the control of the pedal reaction force characteristic of the
This control is executed by the reaction force
Therefore, a select signal corresponding to the mode selected by the pedal reaction force
コントロールユニット28には更に、車速センサ30で検出した車速Vに関する信号を入力する。車速Vに関する信号としては、その他に、アンチスキッド制御装置(ABS)において検出される各車輪速を用いて算出した車速Vや、変速機出力軸の回転数等から算出した車速Vを用いてもよい。
Further, a signal relating to the vehicle speed V detected by the
コントロールユニット28にはその他に、運転者が操作して雪道走行のための自動変速機(オートトランスミッション)のスノーモードを選択するスノーモードスイッチ31からのスノーモードON/OFF信号と、
図示せざるステアリングホイールの操舵力(操舵反力)をアシストする電動パワーステアリングシステムのステアリングシャフトトルクセンサにより検出される操舵反力を表すパワーステアリングコントローラ32からの操舵反力信号と、
ステアリングホイールの操舵角θを検出する舵角センサ33からの信号と、
車輪の制動ロックを防止するために、運転者のブレーキ操作とは独立して、車輪の制動力を制御するアンチスキッド制御を指令するABSコントローラ35からのアンチスキッド制御ON/OFF信号と、
プッシュロッド2aのストローク量(ブレーキペダル1のストローク量)Lを検出するストロークセンサ36からの信号と、
運転者の要求する車体のヨーと実際に生じる車体のヨーの差を抑制するために、運転者のブレーキ操作とは独立して、車両の左右輪制動力差を制御するビークルダイナミクスコントローラ37からのビークルダイナミクスコントロール(VDC)のON/OFF信号と、
マスターシリンダ2と切替弁7との間に設けられた液圧センサ38が検出したマスターシリンダ液圧Pmに関する信号と、
エンジンブレーキ力算出ユニット39で算出したエンジンブレーキ力(運転者の制動操作に因らない車両減速度)に関する信号とを入力する。
In addition to the
A steering reaction force signal from the
A signal from the
An anti-skid control ON / OFF signal from the
A signal from a
In order to suppress the difference between the vehicle body yaw requested by the driver and the actual vehicle body yaw, the
A signal relating to the master cylinder hydraulic pressure Pm detected by a
A signal relating to the engine braking force (vehicle deceleration not depending on the driver's braking operation) calculated by the engine braking
ここでスノーモードスイッチ31は、運転者がオンにしてスノーモードを選択すると、走行路面の摩擦係数μが低い雪道等で、滑らかな発進を可能とすべく図示せざる自動変速機が変速制御をおこなうよう機能する。
エンジンブレーキ力算出ユニット39は、エンジンブレーキ力(運転者の制動操作に因らない車両減速度)の算出に際し、図示しないエンジンのスロットル開度と、車速Vと、車両伝動系の総合変速比から求めた基準エンジン回転数と、実エンジン回転数との間におけるエンジン回転偏差から推定することができる。
Here, when the driver turns on the
The engine braking
コントロールユニット28は、上記の入力信号に基づき、図9にフローチャートで示す制御プログラムを定時間隔で実行して、ブレーキペダル1の反力・ストローク特性を制御する。
Based on the input signal, the
先ずステップS1では、ペダル反力セレクトスイッチ29からのセレクト信号を読み込む。
次のステップS2では、読み込んだペダル反力セレクトスイッチ29の選択モードがオートモードであるか否かを判断する。
オートモードではない場合、ステップS3へ進み、ペダル反力セレクトスイッチ29の選択モードが、ハードH、ミディアムMまたはソフトSのいずれのマニュアルモードであるかを判別する。
そして次のステップS4では、あらかじめメモリしておいた図10に例示するような特性図を参照し、ステップS3で判別した選択モード(H,M,S)に応じたストッパ17の目標位置(シリンダ11の他端から受け座14の非制動位置までの目標距離Sm)を算出する。図10に示すように、選択モードがハードHでは目標距離Smを大きくし、選択モードがソフトSであれば目標距離Smを小さくする。
目標距離Smを算出後、ステップS27へ進む。ステップS27においては、モータ27へ駆動指令を出力し、モータ27を駆動してストッパ17をステップS4で算出した目標位置に調節し、リターンへ移行する。
First, in step S1, a select signal from the pedal reaction force
In the next step S2, it is determined whether or not the selected mode of the pedal reaction
If it is not the auto mode, the process proceeds to step S3, and it is determined whether the selection mode of the pedal reaction force
In the next step S4, the target position (cylinder) of the
After calculating the target distance Sm, the process proceeds to step S27. In step S27, a drive command is output to the
一方、ステップS2でオートモードであると判断した場合、ステップS5へ進み、車速センサ30から車速Vを読み込む。
次のステップS6では、あらかじめメモリしておいた図11に例示するような特性図を参照し、ステップS5で読み込んだ車速Vに応じたオートモード中のストッパ17の基本目標位置(シリンダ11の他端から受け座14の非制動位置までの基本目標距離Sa)を算出する。
図11に示すように、例えばブレーキ操作頻度の多い市街地など低速領域となる車速Vが30km/h以下での基本目標距離Saは0とし、基本目標位置を一定に保持することでハンチングを防止する。そして車速Vが30km/hを超える中・高速域では車速Vに比例して基本目標距離Saが増大する。
On the other hand, if it is determined in step S2 that the auto mode is set, the process proceeds to step S5, and the vehicle speed V is read from the
In the next step S6, with reference to the characteristic diagram illustrated in FIG. 11 stored in advance, the basic target position of the
As shown in FIG. 11, for example, the basic target distance Sa is set to 0 when the vehicle speed V, which is a low speed region such as an urban area where the brake operation frequency is high, is 30 km / h or less, and the basic target position is kept constant to prevent hunting. . In the middle / high speed range where the vehicle speed V exceeds 30 km / h, the basic target distance Sa increases in proportion to the vehicle speed V.
ステップS6でストッパ17の基本目標位置を求めた後は、ステップS7においてスノーモードスイッチ31のオンまたはオフ信号を読み込む。
ステップS8では、あらかじめメモリしておいた図12に例示するような特性図を参照し、ステップS7で読み込んだオンまたはオフ信号に応じた補正係数Aを算出する。
ここで、スノーモードONでは補正係数Aを例えば1.2とし、スノーモードOFFでは補正係数Aを例えば1とする。
After obtaining the basic target position of the
In step S8, a correction coefficient A corresponding to the ON or OFF signal read in step S7 is calculated with reference to a characteristic diagram illustrated in FIG.
Here, the correction coefficient A is set to 1.2, for example, when the snow mode is ON, and the correction coefficient A is set to 1, for example, when the snow mode is OFF.
ステップS9では、パワーステアリングコントローラ32からの操舵反力信号を読み込む。
ステップS10では、あらかじめメモリしておいた図13に例示するような特性図を参照し、ステップS9で読み込んだ操舵反力信号に応じた補正係数Bを算出する。
ここで、パワーステアリングの操舵反力が大きくなるにつれて補正係数Bを大きくし、運転者が操舵反力とブレーキペダル反力とのバランスが良いと感じるように実験的に求めた補正係数Bの特性を例えば図13に示すように設定しておく。なお、この特性は図13に示したように線形のみならず、非線形でも構わない。
In step S9, the steering reaction force signal from the
In step S10, a correction coefficient B corresponding to the steering reaction force signal read in step S9 is calculated with reference to a characteristic diagram illustrated in FIG.
Here, the correction coefficient B is increased as the steering reaction force of the power steering increases, and the characteristic of the correction coefficient B experimentally obtained so that the driver feels that the balance between the steering reaction force and the brake pedal reaction force is good. Is set as shown in FIG. 13, for example. This characteristic may be not only linear as shown in FIG. 13 but also non-linear.
ステップS11では、舵角センサ33が検出した操舵角θを読み込む。
ステップS12では、あらかじめメモリしておいた図14に例示するような特性図を参照し、ステップS11で読み込んだ操舵角θと、先のステップS5で読み込んだ車速Vから、旋回走行中に生じる横力(横方向加速度G)を算出し、この横力に応じた補正係数Cを算出する。
ほぼ直進中で横力が微小域、例えば0.01Gまでは補正係数Cを1とし、0.01Gから1Gの領域では、横力の増大に比例して補正係数Cを増大させる。
In step S11, the steering angle θ detected by the
In step S12, with reference to a characteristic diagram as illustrated in FIG. 14 stored in advance, the lateral angle generated during turning is determined from the steering angle θ read in step S11 and the vehicle speed V read in step S5. A force (lateral acceleration G) is calculated, and a correction coefficient C corresponding to the lateral force is calculated.
The correction coefficient C is set to 1 when the lateral force is almost straight and the lateral force is small, for example, up to 0.01G, and the correction coefficient C is increased in proportion to the increase in the lateral force in the range of 0.01G to 1G.
ステップS13では、ストロークセンサ36から出力されるペダル踏み込み量Lを読み込み、演算周期中のLの変化量からペダル踏み込み速度Vpを算出する。
次のステップS14では、ペダル踏み込み速度Vpが一定値Vsを超えているかをチェックし、運転者が急ブレーキ操作中か否かを判断する。急ブレーキ中であれば、ステップS15へ進み、補正係数Dを例えば0.8とする。一方、急ブレーキ中でなければ、ステップS16へ進み、エンジンブレーキ力算出ユニット39から出力されるエンジンブレーキ力を読み込む。
In step S13, the pedal depression amount L output from the
In the next step S14, it is checked whether or not the pedal depression speed Vp exceeds a certain value Vs, and it is determined whether or not the driver is operating a sudden brake. If sudden braking is in progress, the process proceeds to step S15, and the correction coefficient D is set to 0.8, for example. On the other hand, if not suddenly braking, the process proceeds to step S16, and the engine brake force output from the engine brake
続くステップS17においては、あらかじめメモリしておいた図15に例示するような特性図を参照し、読み込んだエンジンブレーキ力に応じた補正係数Dを算出する。エンジンブレーキ力が微小域であれば補正係数Dを1.0として補正を行わず、エンジンブレーキ力の増大に比例して補正係数Dを増大させ、エンジンブレーキ力が一定値以上では補正係数Dを例えば1.2とする。
なお、システム簡素化のために、エンジンブレーキ力算出ユニット39を設けることなく、図示せざる自動変速機の選択変速段に基づいて、補正係数Dを算出してもよい。つまり、変速段がローギア側ほど、エンジンブレーキ力は大きくなるので、例えばローギア側ほど補正係数Dを大きくすればよい。
In the subsequent step S17, a correction coefficient D corresponding to the read engine braking force is calculated with reference to a characteristic diagram illustrated in FIG. If the engine braking force is in a very small range, the correction coefficient D is set to 1.0 and correction is not performed. The correction coefficient D is increased in proportion to the increase in the engine braking force. For example, 1.2.
For simplification of the system, the correction coefficient D may be calculated based on a selected shift stage of an automatic transmission (not shown) without providing the engine brake
ステップS18では、現在時刻のマスターシリンダ2内の液圧Pmを読み込む。
ステップS19では、読み込んだ液圧Pmが、0より大きいか否かを判断する。Pm=0である場合、非制動中であると判断して、ステップS20へ進む。ステップS20においては、ブレーキ操作継続時間を計測するタイマTmrを0にリセットし、ステップS23へ進む。一方、Pm>0である場合、ブレーキ操作中であると判断して、次のステップS21において、ブレーキ操作継続時間を計測するタイマTmrを演算周期+Tsずつインクリメント(歩進)させて制動操作開始からの経過時間(ブレーキ操作継続時間)を計測し続ける。
In step S18, the hydraulic pressure Pm in the
In step S19, it is determined whether or not the read hydraulic pressure Pm is greater than zero. When Pm = 0, it is determined that the vehicle is not braked, and the process proceeds to step S20. In step S20, the timer Tmr for measuring the brake operation duration time is reset to 0, and the process proceeds to step S23. On the other hand, if Pm> 0, it is determined that the brake is being operated, and in the next step S21, the timer Tmr for measuring the brake operation duration time is incremented (incremented) by the calculation cycle + Ts and the brake operation is started. Continue to measure the elapsed time (brake operation duration).
次のステップS22では、あらかじめメモリしておいた図16に例示するような特性図を参照し、ステップS21で計測したブレーキ操作継続時間Tmrに応じた補正係数Eを算出する。ここで、ブレーキ操作継続時間Tmrが短い場合には補正係数Eを1とする。例えば、演算周期Tsを10msecとした場合には、Tmr=200(ブレーキ操作継続時間が2sec)まではE=1とする。それより長いブレーキ操作継続時間では、継続時間が長くなるにつれて補正係数Eを例えば0.8に漸近させる。 In the next step S22, a correction coefficient E corresponding to the brake operation duration time Tmr measured in step S21 is calculated with reference to a characteristic diagram illustrated in FIG. Here, the correction coefficient E is set to 1 when the brake operation duration time Tmr is short. For example, when the calculation cycle Ts is 10 msec, E = 1 is set until Tmr = 200 (brake operation duration time is 2 sec). When the brake operation duration is longer than that, the correction coefficient E is made asymptotic to, for example, 0.8 as the duration increases.
ステップS23では、ABSコントローラ35からのオン/オフ信号およびVDCコントローラ37からのオン/オフ信号を読み込む。ステップS24では、読み込んだ信号に基づき、アンチスキッド制御が作動中か否かおよびビークルダイナミクスコントロールが作動中か否かを判断する。いずれか1つ以上が作動中(Yes)であれば、次のステップS25において、ストッパ17の現在位置(シリンダ11の他端から受け座14の非制動位置までの距離S)を保持し、リターンへ移行する。
In step S23, the on / off signal from the
一方、いずれも作動していなければ(No)、ステップS26へ進み、次式に示すようにステップS6で算出した基本目標位置(基本目標距離Sa)に補正係数A,B,C,D,Eを乗じて、ストッパ17の目標位置(シリンダ11の他端から受け座14の非制動位置までの目標距離Sta)を算出する。
Sta=Sa×A×B×C×D×E ・・・・(2)
On the other hand, if none is operating (No), the process proceeds to step S26, and correction coefficients A, B, C, D, E are added to the basic target position (basic target distance Sa) calculated in step S6 as shown in the following equation. To calculate the target position of the stopper 17 (target distance Sta from the other end of the
Sta = Sa × A × B × C × D × E (2)
ステップS27においては、モータ27へ駆動指令を出力し、モータ27を駆動してストッパ17をステップS26で算出した目標位置に調節し、リターンへ移行する。
In step S27, a drive command is output to the
ところで上記した本実施例の構成によれば、ブレーキペダル1が図4に示すように初期反力およびブレーキ反力・ストローク特性が可変であって、ピストン13の最大ストローク量が不変のストロークシミュレータ8によって反力特性を得るようにして、ブレーキ装置のブレーキ反力・ストローク特性を、従来のストロークシミュレータと対比して幅広い領域で調整することができる。
そして、ブレーキペダル1の反力特性の制御内容は、図9に示したフローチャート上のステップS6で示すように、車速Vに比例して、ポート12から見て遠い方のシリンダ11の端から受け座14の非制動位置までの基本目標距離Saを大きくすることから、図17(a)および(b)に示すように、車速Vが大きいほどブレーキペダル1のブレーキ反力が大きくなる。したがって、高速道路走行時やサーキット走行時等には、ペダル踏力に対するストローク変化を小さくして剛性感を創出し、一方、車庫入れ時や市街地走行等の低速時には、ブレーキ反力を小さくして運転者のブレーキ操作を容易にする。これより運転者は車両の減速度を容易にコントロールできるとともに、疲労を軽減することができる。
By the way, according to the configuration of the present embodiment described above, the
The control content of the reaction force characteristic of the
また、走行路面の摩擦係数μが低い場合、小さい踏力でブレーキペダル1がストロークすると、運転者が軽く踏むだけでアンチスキッド制御が作動してしまい、踏み込み量(ストローク量)を微妙に加減しながら、アンチスキッド制御が作動しないようブレ−キを操作することが難しくなる。しかし、上記した本実施例によれば、スノーモード作動中は走行路面の摩擦係数μが通常よりも低いと推定し、ステップS8で補正係数Aを1から1.2へ増加することから、ブレーキペダル1の反力特性を大きくして、アンチスキッド制御を作動させないブレ−キング操作を容易に実現することができる。
なお、本実施例以外にも、ブレーキ操作量と乾燥した路面上で得られる前後加速度との関係をあらかじめコントロールユニットに格納しておき、この関係に、実際のブレーキ操作量と検出された前後加速度との関係を対比して、路面の摩擦係数μの推定を小刻みに行い、図18に示すように推定路面摩擦係数μに反比例してブレーキペダル1の反力特性を大きくしてもよい。
または、アンチスキッド制御が作動したときのブレーキペダル1のブレーキ反力およびストローク量をメモリしておき、以降は、同じブレーキ反力をブレーキペダル1に入力しても、アンチスキッド制御が作動するブレーキストロークへ達しにくいように、ブレーキ反力・ストローク特性を大きくするように基本目標距離Saを調整してもよい。
In addition, when the friction coefficient μ of the traveling road surface is low, when the
In addition to this embodiment, the relationship between the brake operation amount and the longitudinal acceleration obtained on the dry road surface is stored in the control unit in advance, and this relationship includes the actual brake operation amount and the detected longitudinal acceleration. The friction coefficient μ of the road surface may be estimated in small increments, and the reaction force characteristic of the
Alternatively, the brake reaction force and stroke amount of the
また、上記した本実施例によれば、ステップS21でブレーキ操作継続時間Tmrを計測し、続くステップS22でブレーキ操作継続時間Tmrが長いほど補正係数Eを少なめに算出するため、図19(a)および(b)に示すように、ブレーキ操作継続時間が長いほど、ブレーキ反力が小さくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する。したがって、1回当たりのブレーキ操作継続時間が長くなるほど、ブレーキペダル1の踏力が小さくなってブレーキベダル1のストローク位置を保持するのが容易になり、運転者の疲労を軽減し、一定の減速度を保つことが容易になる。
なお、ブレーキ操作継続時間の算出は、マスターシリンダ液圧Pm以外にも、図示しないブレーキスイッチ信号や、ブレーキペダルストロークセンサ36等、ブレーキ操作中であることを検知できる手段を用いてもよい。
Further, according to the present embodiment described above, the brake operation duration time Tmr is measured in step S21, and in step S22, the correction coefficient E is calculated to be smaller as the brake operation duration time Tmr is longer. And as shown in (b), the brake reaction force / stroke characteristic is changed so that the brake reaction force becomes smaller as the brake operation duration time becomes longer. Therefore, the longer the brake operation duration per time, the smaller the pedal effort of the
In addition to the master cylinder hydraulic pressure Pm, the brake operation duration time may be calculated by using a means that can detect that the brake is being operated, such as a brake switch signal (not shown), the brake
また、上記した本実施例によれば、ステアリングホイールの反力・操舵角特性が可変であるパワーステアリング装置を用いて、ステップS10でパワーステアリングの操舵反力が大きい場合には、補正係数Bを大きくし、図20に示すように、パワーステアリング反力特性が大きいほど、ブレーキペダル1の踏力が大きくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更するため、高速走行ではステアリング操舵反力を大きくしつつブレーキペダルの踏力も大きくして高速安定性を向上させ、市街地走行および低速走行ではステアリング操舵反力を小さくしつつブレーキペダルの踏力も小さくして取り回し性能を向上させることができる。しかして、ステアリング操舵反力特性とブレーキペダル反力特性を協調制御し、操作系全体の操作力バランスを調和させて、運転性能を向上させることができる。
Also, according to the above-described embodiment, when the steering reaction force of the power steering is large in step S10 using the power steering device in which the reaction force / steering angle characteristic of the steering wheel is variable, the correction coefficient B is As shown in FIG. 20, as the power steering reaction force characteristic is increased, the brake reaction force / stroke characteristic is changed so that the depression force of the
また、上記した本実施例によれば、ステップS12で横力(横方向加速度G)が大きいほど補正係数Cを大きくするため、図21に示すように旋回速度が速い、もしくは旋回半径が小さく、横力が大きくなるほど、ブレーキペダル1の反力・ストローク特性を大きくなる。したがって、旋回走行中に横方向の加速度が運転者に加わり、運転者がこの横力に抗して全身に力をいれてしまう結果、運転者が足を踏ん張ってブレーキペダル1を強く踏みつけてしまう場合であっても、ブレーキペダル1の操作性と、運転者の姿勢の維持に役立つことができる。
なお、本実施例以外にも、センサを具えてヨーレートを検出したり、横力センサを具えて横方向加速度を直接検出したり、操舵角θに応じて補正係数Cを算出してもよい。
Further, according to the above-described embodiment, the correction coefficient C is increased as the lateral force (lateral acceleration G) is increased in step S12, so that the turning speed is fast or the turning radius is small as shown in FIG. As the lateral force increases, the reaction force / stroke characteristic of the
In addition to the present embodiment, the yaw rate may be detected by providing a sensor, the lateral acceleration may be directly detected by providing a lateral force sensor, or the correction coefficient C may be calculated according to the steering angle θ.
また、上記した本実施例によれば、通常はステップS17においてエンジンブレーキ力に比例して補正係数Dを大きくすることから、ブレーキペダル1の操作に因らない車両減速度(エンジンブレーキ力)を検知した場合には、図22に示すように車両減速度(エンジンブレーキ力)が大きいほど、ブレーキ反力が大きくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する。したがって、ブレーキ装置に因らない車両減速度(エンジンブレーキ力)が大きい場合にはブレーキ装置に因る制動力を少なくすることができ、エンジンブレーキ力が大きい場合であっても制動力全体の和が大きくなりすぎることを回避し、安定した減速感を実現しやすくなる。
Further, according to the above-described embodiment, since the correction coefficient D is normally increased in proportion to the engine brake force in step S17, the vehicle deceleration (engine brake force) that does not depend on the operation of the
一方、ステップS14で急ブレーキ中と判断すれば、続くステップS15で、補正係数Dを1より小さくしてブレーキ反力が小さくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更することで、運転者が急ブレーキを求めてブレーキペダル1を素早く踏み込んだ場合には、ペダル操作が軽くなって、少ない踏力で迅速に制動することができ、制動距離を短縮できる。なお本実施例以外にも、エンジンブレーキ力が大きいほどブレーキ反力が小さくなるよう補正係数を徐々に小さくしても構わない。
On the other hand, if it is determined in step S14 that the brake is suddenly applied, in the subsequent step S15, the driver can make a sudden change by changing the brake reaction force / stroke characteristics so that the correction coefficient D is made smaller than 1 and the brake reaction force is reduced. When the
また、上記した本実施例によれば、アンチスキッド制御またはビークルダイナミクスコントロールといった車両の旋回制御装置が作動中であれば、ステップS25で、ストッパ17の位置を調節せず、そのままの位置を維持するため、ブレーキペダル1のブレーキ反力・ストローク特性が変化しない。したがって運転者は雪道等でブレーキペダルの踏力を加減することでアンチスキッド制御等が開始する際の路面状態を確認することができる。
Further, according to the above-described embodiment, if the vehicle turning control device such as the anti-skid control or the vehicle dynamics control is in operation, the position of the
1 ブレーキペダル
2 マスターシリンダ
5,6 開閉弁
7 切替弁
8 ストロークシミュレータ
9 開閉弁
10 液室
11 シリンダ
12 ポート
13 ピストン
14 受け座
15 弾性体(ばね)
16 弾性突起
17 ストッパ
18 ロッド
19 弾性体(ばね)
20 空気抜き孔
21 ガイド孔
22 貫通孔
23 位置規制用ヘッド
24 ギア歯
25 ピニオン
26 シャフト
27 モータ
28 反力特性コントロールユニット
29 ぺダル反力セレクトスイッチ
30 車速センサ
31 スノーモードスイッチ
32 パワーステアリングコントローラ
33 舵角センサ
35 ABSコントローラ
36 ストロークセンサ
37 VDCコントローラ
38 液圧センサ
39 エンジンブレーキ力算出ユニット
DESCRIPTION OF
16
DESCRIPTION OF
Claims (11)
運転者が操作する操舵系の操舵反力を検知する走行状態検知手段を具え、
前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段は、前記操舵反力に基づき該操舵反力が大きいほどブレーキ反力が大きくなるよう前記ブレーキ反力・ストローク特性を変更する構成にしたことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。 In a brake device comprising a brake operator stroked by a driver's operation, and a brake reaction force / stroke characteristic changing means capable of changing a reaction force characteristic with respect to the stroke of the brake operator,
It includes a running state detection means for detecting a steering reaction force of a steering system operated by a driver ,
The brake reaction-stroke characteristic changing means, a brake, characterized in that the arrangement for changing the brake reaction force-stroke characteristic that the more brake reaction the steering reaction force based on the steering reaction force is large increases Device reaction force characteristic control device.
前記走行状態検知手段は車速を検出するものとし、
前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段は、該車速が高いほどブレーキ反力が大きくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する構成にしたことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。 In the reaction force characteristic control device according to claim 1,
The traveling state detection means detects vehicle speed,
The brake reaction force / stroke characteristic changing means is configured to change the brake reaction force / stroke characteristic so that the brake reaction force increases as the vehicle speed increases.
前記走行状態検知手段は、車輪と路面間の摩擦係数を推定するものとし、
前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段は、該推定した摩擦係数が低いほどブレーキ反力が大きくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する構成にしたことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。 In the reaction force characteristic control device according to claim 1 or 2,
The traveling state detection means estimates the friction coefficient between the wheel and the road surface,
The brake reaction force / stroke characteristic changing means is configured to change the brake reaction force / stroke characteristic so that the brake reaction force increases as the estimated friction coefficient decreases. apparatus.
前記走行状態検知手段は、運転者のブレーキ操作継続時間を検出するものとし、
前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段は、該ブレーキ操作継続時間が長いほどそのブレーキ操作継続中のブレーキ反力が徐々に小さくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する構成にしたことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。 In the reaction force characteristic control device according to any one of claims 1 to 3,
The running state detecting means detects a driver's brake operation duration time,
The brake reaction force / stroke characteristic changing means is configured to change the brake reaction force / stroke characteristic so that the brake reaction force during the brake operation continues to gradually decrease as the brake operation duration time increases. The reaction force characteristic control device for the brake device.
前記走行状態検知手段は、車両の旋回状態を検知するものとし、The traveling state detection means detects the turning state of the vehicle,
前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段は、該旋回状態が大きな横力を発生する旋回状態であるほどブレーキ反力が大きくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する構成にしたことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。The brake reaction force / stroke characteristic changing means is configured to change the brake reaction force / stroke characteristic so that the brake reaction force becomes larger as the turning state is a turning state that generates a larger lateral force. A reaction force characteristic control device for brake devices.
前記走行状態検知手段は、前記ブレーキ操作子の操作に因らない車両減速度を検知するものとし、The traveling state detection means detects vehicle deceleration that does not depend on the operation of the brake operator,
前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段は、該車両減速度が大きいほどブレーキ反力が大きくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する構成にしたことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。The brake reaction force / stroke characteristic changing means is configured to change the brake reaction force / stroke characteristic so that the brake reaction force increases as the vehicle deceleration increases. .
前記走行状態検知手段は、前記ブレーキ操作子の操作に因らない車両減速度を検知するほかに、前記ブレーキ操作子の操作に因る要求ブレーキ力をも検知するものとし、In addition to detecting the vehicle deceleration that does not depend on the operation of the brake operator, the running state detection means also detects a required braking force that results from the operation of the brake operator,
前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段は、該要求ブレーキ力が設定値以上の大ブレーキ力要求時においては前記ブレーキ操作子の操作に因らない車両減速度が大きいほどブレーキ反力が小さくなるようブレーキ反力・ストローク特性を変更する構成にしたことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。The brake reaction force / stroke characteristic changing means is configured to reduce the brake reaction force as the vehicle deceleration that does not depend on the operation of the brake operator increases when the required brake force is greater than a set value. A reaction force characteristic control device for a brake device, wherein the brake reaction force / stroke characteristic is changed.
前記ブレーキ操作子の操作に因らない車両減速度は、エンジンブレーキによる車両減速度であることを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。The reaction force characteristic control device for a brake device, wherein the vehicle deceleration not caused by the operation of the brake operator is a vehicle deceleration caused by an engine brake.
前記走行状態検知手段は前記エンジンブレーキによる車両減速度を、エンジンのスロットル開度、車速、および車両伝動系の総合変速比から求めた基準エンジン回転数と、実エンジン回転数との間における偏差から推定するよう構成したことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。The running state detection means determines the vehicle deceleration due to the engine brake from a deviation between a reference engine speed obtained from an engine throttle opening, a vehicle speed, and a total transmission ratio of the vehicle transmission system, and an actual engine speed. A reaction force characteristic control device for a brake device, characterized by being configured to estimate.
前記ブレーキ操作子の操作とは独立してブレーキ力を自動的に制御する自動ブレーキ力制御手段の作動中は、前記ブレーキ反力・ストローク特性変更手段によるブレーキ反力・ストローク特性の変更を禁止するよう構成したことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。During the operation of the automatic brake force control means that automatically controls the brake force independently of the operation of the brake operator, the change of the brake reaction force / stroke characteristic by the brake reaction force / stroke characteristic changing means is prohibited. A reaction force characteristic control device for a brake device, characterized in that it is configured as described above.
前記自動ブレーキ力制御手段が、車輪の制動ロックを防止するアンチスキッド制御装置、および、車両の旋回挙動制御を行うビークルダイナミクスコンロール装置の少なくとも1つを含むことを特徴とするブレーキ装置の反力特性制御装置。The automatic braking force control means includes at least one of an anti-skid control device for preventing a wheel from being locked and a vehicle dynamics control device for controlling a turning behavior of the vehicle. Control device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003345656A JP4206889B2 (en) | 2003-10-03 | 2003-10-03 | Brake reaction force characteristic control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003345656A JP4206889B2 (en) | 2003-10-03 | 2003-10-03 | Brake reaction force characteristic control device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005112034A JP2005112034A (en) | 2005-04-28 |
JP4206889B2 true JP4206889B2 (en) | 2009-01-14 |
Family
ID=34538862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003345656A Expired - Fee Related JP4206889B2 (en) | 2003-10-03 | 2003-10-03 | Brake reaction force characteristic control device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4206889B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107107895A (en) * | 2015-02-17 | 2017-08-29 | 日立汽车系统株式会社 | Brake apparatus |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4758225B2 (en) * | 2005-12-27 | 2011-08-24 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Master cylinder device |
JP4862603B2 (en) * | 2006-10-16 | 2012-01-25 | トヨタ自動車株式会社 | Vehicle in which braking gain characteristic of braking device is variably controlled |
JP4840592B2 (en) | 2006-12-08 | 2011-12-21 | トヨタ自動車株式会社 | Rotary motion input type operation simulator |
JP4835415B2 (en) | 2006-12-08 | 2011-12-14 | トヨタ自動車株式会社 | Motion conversion transmission device |
JP2008143333A (en) | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Toyota Motor Corp | Manipulation simulator |
JP5250379B2 (en) * | 2008-10-14 | 2013-07-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Brake control device |
JP2012040964A (en) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Toyota Motor Corp | Vehicle brake control device |
JP5598171B2 (en) * | 2010-08-30 | 2014-10-01 | 日産自動車株式会社 | Braking force control device and braking force control method |
US9302664B2 (en) * | 2010-11-17 | 2016-04-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle brake system |
JP2012240601A (en) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Bosch Corp | Stroke simulator, master cylinder having stroke simulator, and brake system using master cylinder |
KR101417404B1 (en) * | 2012-11-13 | 2014-07-08 | 현대자동차주식회사 | Brake control system and method having variable braking mode |
KR101438942B1 (en) * | 2012-12-12 | 2014-09-11 | 현대자동차주식회사 | Device for controlling pushing force of pedal simulator |
KR101459446B1 (en) | 2013-04-01 | 2014-11-07 | 현대자동차 주식회사 | Brake control system for vehicle |
KR101734038B1 (en) * | 2013-12-13 | 2017-05-11 | 주식회사 만도 | Device for regulate of flex brake pedal feeling |
GB2524060B (en) * | 2014-03-13 | 2016-12-14 | Jaguar Land Rover Ltd | Controller and method |
JP6485861B2 (en) * | 2015-03-30 | 2019-03-20 | ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社 | Hydraulic pressure generator |
JP6485860B2 (en) * | 2015-03-30 | 2019-03-20 | ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社 | Stroke simulator and hydraulic pressure generator |
FR3042288B1 (en) * | 2015-10-09 | 2017-12-08 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | BRAKE PEDAL DEVICE FOR A RECUPERATIVE BRAKE SYSTEM OF A MOTOR VEHICLE |
DE102016222562A1 (en) * | 2016-11-16 | 2018-05-17 | Robert Bosch Gmbh | Pedal path simulator and hydraulic block with a pedal travel simulator |
IT201800009448A1 (en) * | 2018-10-15 | 2020-04-15 | Freni Brembo Spa | Braking system control device and method designed to control the stiffness of the brake pedal operated by the user in a settable manner |
JP7042202B2 (en) * | 2018-11-16 | 2022-03-25 | 日立Astemo株式会社 | Brake control and brake system |
DE102020211652A1 (en) | 2020-07-24 | 2022-01-27 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Adjustable simulator unit and braking device with simulator unit. |
CN112706727B (en) * | 2021-01-11 | 2021-11-05 | 南京航空航天大学 | Brake system with variable pedal displacement-brake force characteristics and control method thereof |
CN113479176B (en) * | 2021-08-19 | 2022-06-17 | 浙江吉利控股集团有限公司 | Electronic brake pedal adjustment method, device, apparatus, medium, and program product |
-
2003
- 2003-10-03 JP JP2003345656A patent/JP4206889B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107107895A (en) * | 2015-02-17 | 2017-08-29 | 日立汽车系统株式会社 | Brake apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005112034A (en) | 2005-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4206889B2 (en) | Brake reaction force characteristic control device | |
US20080189020A1 (en) | Brake control device improving driver's brake feeling | |
JP2000142369A (en) | Brake system | |
JPH09272418A (en) | Brake force controller | |
JP2008542104A (en) | Driving force control based on steering intervention adapted to driving conditions | |
WO2014136891A1 (en) | Brake device | |
JP5772743B2 (en) | Brake control device for vehicle | |
JP2005153713A (en) | Reaction force characteristic control device of brake device | |
US7419229B2 (en) | Vehicle braking force control | |
JP3528418B2 (en) | Braking force control device | |
JPH09315279A (en) | Braking force control device | |
JP2017095067A (en) | Stop retaining device for vehicle | |
JPH09290746A (en) | Braking force controller | |
US7063394B2 (en) | Method and apparatus for setting a desired deceleration of a vehicle | |
JP2005075311A (en) | Vehicle movement controller | |
JP2007062614A (en) | Brake for vehicle | |
JP2000168532A (en) | Brake device | |
JPH1148950A (en) | Hydraulic pressure braking device | |
US20060170280A1 (en) | Brake system and method for a two-wheeled motor vehicle | |
JP4645782B2 (en) | Hydraulic brake device for vehicle | |
US20230391299A1 (en) | Brake system and electronic control device | |
JP2005329794A (en) | Understeer determination method for vehicle and understeer prevention method for vehicle | |
JP4235158B2 (en) | Brake control device for vehicle | |
JPH11157439A (en) | Vehicle braking device with pedal stroke simulator | |
JP5209589B2 (en) | Brake hydraulic pressure control device for vehicles |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080423 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080924 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |