JP4201021B2 - スクリーン、プロジェクタ及び画像表示装置 - Google Patents
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Description
本発明のスクリーンは、複数の層を有するスクリーンであって、前記複数の層のうち少なくとも1層を構成し、入射した光を拡散させる拡散層と、任意の保持部に対して、前記拡散層を移動可能に支持する弾性部材と、該弾性部材を介して前記拡散層を当該拡散層に入射した光の光軸と垂直な方向に移動させる駆動手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るスクリーンでは、拡散層に弾性を有する弾性部材を設けることにより、駆動手段が間欠的に振動するだけで拡散層を連続的に揺動させることができる。このように、拡散層が連続的に揺れ動くため、駆動手段を常時駆動させる必要がないため、余分なエネルギーを消費せずに、拡散層に連続的な運動を効率的に与えることが可能となり、効率良くシンチレーションを低減することができる。
本発明に係るスクリーンでは、規制部材を備えることにより、入射した光の光軸方向への拡散層の移動が規制される。これにより、拡散層を揺動させた際の焦点の変動による画像ボケの発生を確実に抑えることができるので、より鮮明な画像を表示することが可能となる。
本発明に係るスクリーンでは、他の層と拡散層とが接触した場合に、他の層の拡散層と対向する面に接触部が設けられているため、拡散層が揺動する際、拡散層の損傷を防止することができる。また、他の層の接触部には、R付け、あるいは、面取りが施されているため、他の層と拡散層との接触による磨耗を抑制することが可能となる。
本発明に係るスクリーンでは、駆動手段として、例えば、小型のソレノイドを用いることができるため、スクリーン全体の小型化を図ることが可能となる。
本発明に係るスクリーンでは、駆動手段が、回転運動を行うアクチュエータであるため、音及び振動の発生を抑制することができる。したがって、駆動手段の駆動に伴う騒音の発生を防止し、静粛性の高いスクリーンを提供することが可能となる。
図1(a)は本実施形態に係るリアプロジェクタ(プロジェクタ)1の概略構成を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)に示すリアプロジェクタ1の側面断面図である。本実施形態に係るリアプロジェクタ1は、光源装置から射出された光を光変調手段により変調し、この変調した光をスクリーン10に拡大投射するものである。
図1(b)に示すように、リアプロジェクタ1の筐体2内部の下方には投射光学系20が配設されている。投射光学系20とスクリーン10との間には反射ミラー5,6が設けられており、投射光学系20から出射された光が反射ミラー5,6によって反射され、スクリーン10に拡大投影されるようになっている。
図2は、リアプロジェクタ1の投射光学系20の構成を示す概略図である。なお、図2中においては、簡略化のためリアプロジェクタ1を構成する筐体2は省略している。
スクリーン10は、図3に示すように、スクリーン本体10aと、弾性を有するゴム部(弾性部材)17と、駆動部(駆動手段:アクチュエータ)30とを備えている。
スクリーン本体は、図4に示すように、入射した光の角度を変換するフレネル板11と、光透過性を有するレンチキュラ板(拡散層)13と、フレネル板11とレンチキュラ板13との間に配置され、入射した光を拡散させる拡散板(拡散層)12とを備えている。
また、筐体2の前面には、図5に示すように、開口部2aが形成されており、この開口部2a内に拡散板12が設けられている。そして、開口部2aの内壁面2bと拡散板12の外周とには、間隙2cが設けられている。
ゴム部17は、平板状のものであり、図5に示すように、筐体2の内壁面2bと拡散板12の右辺の面16aとの間に、間隙2cを埋めるように設けられたゴム17aを備えている。また、ゴム部17は、ゴム17aと同様に、筐体2の内壁面2bと拡散板12の左辺の面16bとの間、筐体2の内壁面2bと拡散板12の上辺の面16cとの間、筐体2の内壁面2bと拡散板12の下辺の面16dとの間に、それぞれに設けられたゴム17b,ゴム17c,ゴム17dを備えている。これにより、ゴム17a,17b,17c,17dの弾性力が、x方向(拡散板の拡散面内の所定の方向:スクリーンを設置した状態における水平方向)及びy方向(所定の方向に交差する方向:スクリーンを設置した状態における垂直方向)に加わるようになっている。
また、ゴム17a,17b,17c,17dは、それぞれ各面16a,16b,16c,16dの中央付近に配置されている。これにより、拡散板12を筐体2の開口部2a内で均一に揺動させることが可能になっている。
なお、ゴムは平板状のものとしたが、L字型のゴムを2つ用いて、拡散板の対角2箇所に配置した構成であっても良い。
まず、フレネル板11について説明する。
フレネル板11は、図3に示すように、入射面11aと反対の射出面11bに略同心円状に形成されたプリズム形状のフレネルレンズ11cが形成されている。このフレネルレンズ11cは、投射レンズ27から射出され入射面11aより入射したレーザ光を屈折させ、平行光に変換し射出面11bより射出するものである。
また、フレネルレンズ11cの先端には、面取りが施されている。なお、フレネルレンズ11cの先端に、R付けが施されていても良い。ここで言う、R付けとは、射出面11b側に凸の湾曲面を示している。
レンチキュラ板13は、図3に示すように、入射面13aに複数の蒲鉾状のマイクロレンズ素子13cがレーザ光の入射側に設けられている。この複数のマイクロレンズ素子13cは、光軸Oに垂直な平面(xy平面)において、y方向(スクリーンを設置した状態における垂直方向)に長手方向を有し、x方向に並列に配置されている。また、マイクロレンズ素子13cの先端には、R付けが施されている。なお、マイクロレンズ素子13cの先端に、面取りが施されていても良い。ここで言う、R付けとは、入射面13a側に凸の湾曲面を示している。
さらに、レンチキュラ板13は、入射面13aから入射したレーザ光を所定の角度範囲に拡散させ、射出面13bから射出させるものであり、画像の視野角を広くし、スクリーン10を正面から水平方向にずれた位置で観察しても良好な画像を観察可能にするものである。なお、レンチキュラ板13の材料としては、光を透過する材料であれば良い。
拡散板12は、図3に示すように、フレネル板11の射出面11bから射出したレーザ光を拡散させ、レンチキュラ板13の入射面13aに射出するものである。また、拡散板12は、内部に拡散性を有する粒子12cが分散されている。具体的には、微粒子状(ビーズ状)のシリカ、ガラス、樹脂等を用いることができる。粒子12cの平均粒径は、特に限定されないが、0.5μm〜50μmであるのが好ましい。
また、拡散板の材料としては、例えば、シクロオレフィン系樹脂が挙げられる。
すなわち、拡散板12を当該拡散板12の厚みLよりわずかに大きい間隙15内で動かすことにより、焦点方向に拡散板12が大きくずれることがないので、焦点ボケによる画像の乱れが生じることはない。また、この間隙15により、拡散板12の動きを規制することができるので、薄い拡散板(例えば、厚み:0.5mm、サイズ;数十インチ)12を保持する保持部材を使用することなく、拡散板12をたるみのないように張りつつ、動かすことができる。
また、これにより、拡散板12の質量を小さくすることができるので、拡散板12を簡単に動かすことができ、さらには、スクリーン10全体の小型化を図ることが可能となる。
また、フレネル板11,レンチキュラ板13,拡散板12は、それぞれアクリル樹脂等からなるプラスチック材料で形成されている。これにより、スクリーン10全体の軽量化が図られ、特に、拡散板12は振動する部材となるだけに軽量化が必要である。しかしながら、拡散板12をプラスチック材料で形成することにより、静電力が発生し、拡散板12が振動する際の大きな抵抗力になってしまう。このとき、拡散板12の入射面12a及び射出面12bに静電防止処理を施すことで、静電力による抵抗を軽減することが可能となる。静電防止処理の仕方としては、プラスチック材料の内部に静電防止処理剤を練り込んでも良く、また、表面に静電防止処理剤を塗布した構成であっても良い。
スクリーン10には、図5に示すように、自身が回転運動を行い、拡散板12を揺動させる駆動部30が設けられている。駆動部30の具体的な構成は、拡散板12の下面16d側に設けられ、ゴム部17を介して拡散板12を当該拡散板12の射出面(拡散面)12bに対して平行に揺動可能させるものである。また、この駆動部30は、間欠的に駆動し、拡散板12を連続的に振動させるものである。駆動部30は、拡散板12をレーザ光が拡散する射出面12bに交差する方向(xy平面方向)、すなわち、図3に示すレーザ光の光軸Oに対して垂直方向に連続的に振動させるものである。なお、拡散板12を振動させる周波数は、人間が感知可能なフリッカの周波数よりも高い周波数に設定されている。
また、駆動部30は、図5に示すように、中心軸Pを中心に時計回りに回転する円盤状の駆動板32を備えている。拡散板12は、図5の破線に示すように、駆動板32に接触可能となっており、駆動板32に拡散板12の面16dが接触すると、回転方向(上方)に押し上げられ、円軌道に沿って揺動するようになっている。
なお、拡散板12を楕円軌道に沿って動かすことも可能であり、また、拡散板を8の字軌道に沿って動かしても良い。
まず、各レーザ光源21R,21G,21Bから射出されたレーザ光は、図2に示すように、それぞれ照明光学系22R,22G,22Bにより、照度分布が略均一化され液晶ライトバルブ24R,24G,24Bに入射する。そして、入射したレーザ光は、液晶ライトバルブ24R,24G,24Bによりそれぞれ変調され、クロスダイクロイックプリズム26に入射する。その後、クロスダイクロイックプリズム26は、各透過型液晶ライトバルブ24R,24G,24Bでそれぞれ変調されたR光、G光及びB光を合成し、クロスダイクロイックプリズム26で合成された光は、投射レンズ27によってスクリーン10へ投射される。
その後、拡散板12は、あらかじめ決められた量の減衰が進むと、図5の点線に示すように、駆動板32に接触するので、再び、上方に押し上げられる。
また、回転を行う駆動板32により、拡散板12を揺動させることで、音及び振動の発生を抑制することができる。したがって、駆動部30の駆動に伴う騒音の発生を防止し、静粛性の高いスクリーン10を提供することが可能となる。
なお、駆動板32を連続的に動かしても良く、これにより、駆動部30の制御が簡易になり、また、本実施形態のように、間欠的に動かすことにより、省電力化を実現することが可能となる。
さらに、弾性部材としてゴムを用いたが、シリコンまたは発泡材等の弾性を有する部材であれば良く、例えば、コイルスプリングや板バネであっても良い。
次に、本発明に係る第2実施形態について、図9を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係るリアプロジェクタのスクリーン10と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
本実施形態に係るスクリーン40では、往復運動を行う駆動部(駆動手段:アクチュエータ)45の構成において、第1実施形態と異なる。
また、拡散板12は、上辺(一方の辺)の中央付近で、上方から弾性を有する吊り糸(弾性部材:伸縮部材)41により吊るされている。これにより、拡散板12は、吊り糸41の支点以外は自由度の大きな動きができるようになっている。
ソレノイド47により、可動部46が拡散板12の下面12dを45°上方に力を与えることにより、拡散板12は、図9に示すように、8の字の軌道に沿って動く。そして、拡散板12の動きは吊り糸41の弾性によって、一定時間で減衰をしながら8の字の軌道に沿って振動を続ける。このように、拡散板12が8の字の軌道に沿って振動を続けている間は、ソレノイド47から拡散板12には力を与えない。その後、あらかじめ決められた量の減衰が進むと、ソレノイド47が再び作動して、拡散板12を45°上方に押し上げる。
次に、本発明に係る第3実施形態について、図10を参照して説明する。
本実施形態に係るスクリーン50では、レンチキュラ板13を用いず、スクリーン本体50aが2層構造である点において、第1実施形態と異なる。
スクリーン本体50aは、フレネル板(他の層)51と、第1実施形態と同様の拡散板(拡散層)52とを備えている。
フレネル板51は、図10に示すように、拡散板(拡散層)52と対向する面、すなわち、フレネルレンズ51cが形成された射出面51bの外周に沿って接触部53が設けられている。接触部53は、滑らかな形状を有していれば良く、本実施形態で、R付けが施されている。また、フレネル板51の入射面51aから射出面51bの接触部53の先端までの厚みTは、フレネル板51の入射面51aから射出面51bのフレネルレンズ51cが形成されている面までの厚みSより厚くなっている。これにより、フレネル板51は、接触部53が、拡散板52に接触することになるため、フレネルレンズ51cの先端の鋭利部分が拡散板52に接触することがない構成になっている。
また、規制部材54には、拡散板52側の凹部54aの内側面にゴム55が設けられており、凹部54aにゴム55,拡散板52,フレネル板51が嵌め込まれた状態になっているため、スクリーン50aはゴム55を介して規制部材54に保持されている。これにより、拡散板52の光軸O方向への動きを確実に規制している。
また、接触部53により、フレネルレンズ51cの先端の鋭利部分が接触しないため、拡散板52の損傷を防止することができる。また、接触部53には、R付けが施されているため、フレネル板51と拡散板52とが接触した際に生じる磨耗を抑制することができる。
また、拡散板52をフレネル板51の射出面51b側(視聴者側)に設けたが、フレネル板51の入射面51a側に設けても良い。
また、本実施形態ではゴム55を用いて説明したが、弾性を有する部材であれば良いため、コイルスプリング等であっても良い。また、ゴム55は、規制部材54の凹部54a内のフレネル板51と拡散板52との間に設けられていても良い。
また、拡散板52が揺動する際、フレネル板51と拡散板52との摺動面や拡散板52と規制部材54との接触面は、潤滑処理が施されていることが好ましい。これは、湿式の潤滑処理であっても良いが、外に滲み出て行きにくいことを考慮すると、乾式のフッ素化処理などが効果的である。また、拡散板52とフレネル板51とが擦れ合う部分などには、少なくとも一方をPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂や金属部材表面に潤滑処理を施したもので構成することにより、潤滑効果を得ることができる。
また、フレネル板51及び拡散板52の精度が高い場合や、拡散板52が光軸O方向(焦点方向)に動いても画像ボケに寄与しない場合は、ゴム55を用いなくても良い。
さらに、拡散板52に代えて、第1実施形態で用いたレンチキュラ板13を用い、このレンチキュラ板13を拡散層として揺動させても良い。この構成では、拡散板52を揺動させた場合と同様に、スクリーン50から射出された光は、シンチレーションが抑えられた光となっているため、良好な画像を表示することが可能となる。
次に、本発明に係る第4実施形態について、図11を参照して説明する。
本実施形態に係る画像表示装置は、第1実施形態におけるスクリーン10を画像表示装置に適用したものである。
画像表示装置100は、図11に示すように、R光を射出するレーザ光源102R,G光を射出するレーザ光源102G,B光を射出するレーザ光源102Bを有する光源装置101と、コリメート光学系104及びビーム整形光学系105を含むレンズ光学系103と、入射されたレーザ光を2次元方向に走査するスキャナ(走査手段)106と、スキャナ106により走査されたレーザ光を拡大投射する投射レンズ108と、投射レンズ108により投射された光をスクリーン10に向けて反射する反射ミラー109とによって概略構成されている。この画像表示装置100では、光源装置101、レンズ光学系103、スキャナ106、投射レンズ108、反射ミラー109は、スクリーン10を備えた筐体110の内部に収容されており、筐体110内を走らせたレーザ光をスクリーン10上に走査することによって画像が表示されるようになっている。
なお、本実施形態では、第1実施形態のスクリーン10を用いて説明したが、第2実施形態のスクリーン40や、第3実施形態のスクリーン50であっても良い。
例えば、弾性部材の弾性力が、拡散板の拡散面内のx方向及びy方向に加われば良いため、例えば、拡散板の上辺の角部にコイルスプリングを設け、筐体により、コイルスプリングを介して拡散板を揺動可能に保持しても良い。
また、弾性部材(ゴム、吊り糸)を筐体に取り付けたが、拡散板の外周に沿って額縁状のフレームを設けても良い。この構成の場合、フレームにより弾性部材を介して拡散層を保持するため、用途に応じた振動を行うスクリーン本体を筐体の開口部に嵌め込むことができる。
また、静電防止処理に代えて、フレネル板の射出面,レンチキュラ板の入射面,拡散板の入射面及び射出面に、潤滑性樹脂による被膜を形成してもよい。また、弾性部材(ゴム)と拡散板とが擦れ合う部分には、少なくとも一方をPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂や金属部材表面に潤滑処理を施したもので構成することにより、潤滑効果を得ることができる。
さらに、蒲鉾状のマイクロレンズ素子が形成されたレンチキュラ板を用いたが、これに限らず、例えば、レンチキュラ板を平面視したときの形状が略円形または略楕円形のマイクロレンズ素子が形成された光学素子であっても良い。また、光学部材は、光透過性を有する板状の部材であれば良く、例えば、ガラス等であっても良い。
また、光変調装置として透過型の液晶ライトバルブを用いたが、反射型の液晶ライトバルブ、および、微小ミラーアレイデバイスを光変調素子として用いることができる。その際には、投射光学系の構成は適宜変更される。
また、スクリーンは、xy平面内で不規則(ランダム)に振動する構成であっても良い。この構成では、駆動部によりスクリーンを不規則に振動させるように設定することにより、シンチレーションを低減させることができる。
また、レンチキュラ板の射出面にブラックマトリックス(遮光層)が形成されていても良い。この構成では、マイクロレンズ素子で集光したレーザ光が再び入射面側に戻ってくるのを効果的に防止し、かつ、レーザ光を射出面から効率良く拡散させることができる。したがって、輝度が高く、コントラストの良い鮮明な画像が表示されることになる。
Claims (10)
- 複数の層を有するスクリーンであって、
前記複数の層のうち少なくとも1層を構成し、入射した光を拡散させる拡散層と、
前記複数の層のうち1層を構成し、入射された光を平行光に変換して射出させるフレネルレンズが形成されたフレネル板と、
任意の保持部に対して、前記拡散層を移動可能に支持する弾性部材と、
該弾性部材を介して前記拡散層を当該拡散層に入射した光の光軸と垂直な方向に移動させる駆動手段とを備え、
前記フレネル板は、前記フレネルレンズが形成された側の面が前記拡散層と対向するように配置され、前記拡散層に向けて突出する前記フレネルレンズの先端にR付け、あるいは、面取りが施されていることを特徴とするスクリーン。 - 前記駆動手段が、前記拡散層を間欠的に駆動することを特徴とする請求項1に記載のスクリーン。
- 前記弾性部材が、前記保持部と前記拡散層とを連結する少なくとも一つの伸縮部材からなり、
該伸縮部材により、前記保持部に前記拡散層が吊り下げられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクリーン。 - 前記拡散層には、前記弾性部材の弾性力が、前記拡散層の拡散面内の所定の方向及び該所定の方向と交差する方向それぞれに加わることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスクリーン。
- 入射した光の光軸方向への前記拡散層の移動を規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のスクリーン。
- 前記拡散層の光入射面および光射出面に静電防止処理が施されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のスクリーン。
- 前記駆動手段が、往復運動を行うアクチュエータであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のスクリーン。
- 前記駆動手段が、回転運動を行うアクチュエータであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のスクリーン。
- 光を射出する光源装置と、
該光源装置から射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、
該光変調装置により変調された光を投射する投射装置と、
該投射装置から射出された画像が投射される請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のスクリーンとを備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 光を射出する光源装置と、
該光源装置から射出された光を走査する走査手段と、
該走査手段により走査された光が投影される請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のスクリーンとを備えることを特徴とする画像表示装置。
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