JP4291067B2 - Drug supply control method and packaging machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬剤の回転テーブル上への供給を制御する薬剤供給制御方法、および薬剤を所要量ずつ小分けして包装する分包機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、散剤等の薬剤を所要量ずつ小分けにして包装する分包機としては、薬剤分割用の環状凹溝を有する回転テーブルを備えた回転式の分包機が知られている。この分包機は、一定速度で回転される回転テーブルの環状凹溝内に振動フィーダによって薬剤をほぼ均等に分布供給した後、環状凹溝と交差する方向に回転する切り出し部によって、その環状凹溝内の薬剤を分割数に応じて切り出し、この切り出された分量の薬剤を下方に配される包装部において包装するように構成されている。
【0003】
この種の分包機においては、薬剤を回転テーブル上にほぼ均等に分配して安定した薬剤分割を行うことが要求されることから、例えば、回転テーブル上に粉粒体を供給する振動フィーダの搬送速度を次第に増速させるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の方法としては、回転テーブルの回転速度を上げて環状凹溝内への堆積速度を速めることによって、薬剤の均等な分配を行うようにしたものも知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−32228号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示すような構成においては、供給される薬剤が少量である場合や、顆粒のように薬剤自体が目の粗いものである場合に、均等な分配を行うことが困難であるという問題があった。
また、「回転テーブルの回転速度を上げて環状凹溝内への堆積速度を速める」方法においては、薬剤の量および質に関わらず、回転テーブルの遠心力によって薬剤が周囲に飛散してしまうため、ある一定値以上に回転速度を速めることができない。そうすると、確実な分配が行えず、薬剤の振りまき時間を長くとる必要がある(分包時間が長くなる)という問題があった。
さらに、従来技術にかかる分包機においては、回転テーブルに分配する薬剤の量を確保するために、回転テーブルと振動フィーダとの距離はある一定値以上が必要である。しかし、この距離(落下距離)が長い場合には、振動フィーダから回転テーブルへの薬剤落下時に薬剤が跳ねて、薬剤を均一に振りまくことができないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであって、薬剤の量や質に関わらず、薬剤を周囲に飛散させることなく均等に分配することのできる薬剤供給制御方法を提供することを課題とする。また、本発明は、上記制御方法を実施可能な分包機を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、薬剤を振動フィーダにより回転テーブル上へ供給する薬剤供給制御方法であって、前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知する検知工程と、前記検知工程の検知結果に基づき前記振動フィーダと前記回転テーブルとの間隔を調整すべく前記振動フィーダを移動させる移動工程とを備えたことを特徴としている。
【0008】
このような構成によれば、前記検知工程の検知結果に基づいて前記振動フィーダが移動可能であるため、例えば、薬剤供給開始時あるいは薬剤量が少ないときには、前記振動フィーダと前記回転テーブルとの間の落下距離を短くして、前記振動フィーダから前記回転テーブルに前記薬剤を落下供給させる際における前記薬剤の跳ね等を防止することができる。また、このように前記薬剤の跳ねが少ないことから、前記回転テーブルの回転速度および前記振動フィーダからの薬剤供給速度を高めることが可能となるため、高精度且つ短い処理時間で薬剤の分包処理を行うことができる。
さらに、このような構成によれば、前記検知工程の検知結果にて、前記回転テーブル上に所定値以上の前記薬剤が供給された(前記薬剤の最上部の位置が所定値以上となった)と判断された場合には、前記振動フィーダからの薬剤落下距離を長くすることができるため、前記回転テーブル上の前記薬剤と前記振動フィーダとが接触することはない。また、このような場合には、前記回転テーブル上に所定量の前記薬剤が供給されているため、前記振動フィーダと前記回転テーブルとの間の薬剤落下距離を長めに設定したとしても、前記薬剤がクッション的な役割を果たすため、前記薬剤の跳ね等は少なくなる。なお、この際、前記回転テーブルの回転速度は、前記薬剤が前記回転テーブルから飛び出さない程度の速度とする。
また、このような構成によれば、前記薬剤の粒径あるいは粒形等に応じて、飛散しやすい大きさあるいは形状を有する薬剤の場合には、前記振動フィーダと前記回転テーブルとの距離を短くする等の制御を行うことが可能であるため、効果的に薬剤の飛散を防止することができる。
【0009】
また、本発明は、薬剤を振動フィーダにより回転テーブル上へ供給する薬剤供給制御方法であって、前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知する検知工程と、前記検知工程の検知結果に基づき前記回転テーブルの回転速度を調整する回転速度調整工程とを備えたことを特徴としている。
【0010】
このような構成によれば、前記検知工程の検知結果に基づいて(すなわち前記回転テーブル上の前記薬剤量に基づいて)、前記回転テーブルの回転速度を制御可能であるため、前記薬剤量に応じてより適切な回転速度にて前記回転テーブルを回転させることができる。したがって、前記薬剤の跳ね等の少ない効率的な前記薬剤の分包処理を行うことができる。
【0011】
また、本発明にかかる薬剤供給制御方法においては、前記薬剤の供給開始から予め設定された時間が経過した後、前記回転テーブルの回転速度を上昇させる回転速度上昇工程を備えた構成が好ましい。
【0012】
この好ましい構成によれば、前記薬剤が直接的に前記回転テーブルの表面に接触するように分配される供給の初期段階においては、回転テーブルの回転速度が低速であるので、供給される薬剤を遠心力によって周囲に飛散させずに分配することができ、この後、予め設定される時間が経過して回転テーブルの回転速度が上昇されるときには、既にその回転テーブル上に供給されている薬剤が下地となってクッションの役目をするので、その上に供給される薬剤は回転テーブルの増速に基づく遠心力が作用しても周囲に飛散することがない。こうして回転テーブルの回転の初期から終期にわたって安定した分配を行うことが可能となり、しかも回転テーブルの回転速度が増速されることによって、分配速度の向上が図れ、作業効率の向上に寄与することができる。
【0013】
さらに、上記課題を解決するためになされた本発明は、薬剤を落下して供給し得る振動フィーダと、前記振動フィーダから前記薬剤の供給を受ける回転テーブルとを備え、前記薬剤を所定量ごとに分包することができる分包機であって、前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知可能な検知手段と、前記検知手段における検知結果に基づき前記振動フィーダと前記回転テーブルとの間隔を調整し得る振動フィーダ制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】
また、このような構成にかかる分包機においては、前記振動フィーダ制御手段が、前記振動フィーダの下方位置に設けられ、前記検知手段における検知結果に基づき前記振動フィーダを上下動させるべく回転し得るカム部を用いて構成されていることが好ましい。さらに、このような構成にかかる分包機においては、前記振動フィーダ制御手段が、前記振動フィーダの下方位置に設けられ、前記検知手段における検知結果に基づき前記振動フィーダを上下動させるべく駆動し得るリンク部を用いて構成されていることが好ましい。
【0015】
また、本発明は、薬剤を落下して供給し得る振動フィーダと、前記振動フィーダから前記薬剤の供給を受ける回転テーブルとを備え、前記薬剤を所定量ごとに分包することができる分包機であって、前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知可能な検知手段と、前記検知手段における検知結果に基づき前記回転テーブルの回転速度を調整し得る回転速度制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0016】
さらに、本発明にかかる分包機においては、前記回転テーブル上への前記薬剤の供給開始からの経過時間が予め設定された時間に達したことを検知する供給時間検知手段を備え、前記供給時間検知手段からの信号を受けて前記回転テーブルの回転速度を上昇させ得る構成であることが好ましい。
また、本発明にかかる分包機においては、前記供給時間検知手段において設定される時間を任意に設定する時間設定手段が設けられてもよく、さらに、前記回転テーブルの回転速度を任意に設定する回転速度設定手段が設けられてもよい。
また、本発明にかかる分包機においては、前記回転テーブルの回転速度が、前記薬剤の種別データに応じて変更可能であるように構成されてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態にかかる分包機について説明する。
【0018】
図1は、本実施形態にかかる分包機の平面図を示したものである。この図1に示すように、本実施形態にかかる分包機1は、左右2基の回転テーブル10を有し、各回転テーブル10には環状凹溝11が設けられている。また、この回転テーブル10の上方位置には、各環状凹溝11に対して所定の位置で粉粒体(薬剤)の切り出しを行う切り出し機構20が設けられており、この切り出し機構20は、その一部である切り出し部21が回転テーブル10の回転軌道に交差して挿入されるような状態で配設されている。また、これら粉粒体の切り出し機構20の配置部における隣接位置の両回転テーブル10間下側には、包装機構(図示省略)へ繋がる供給シュート45が配設されている。さらに、この図1において、左右両回転テーブル10の手前側には、粉粒体供給機構40を構成する振動フィーダ41と供給ホッパ42とが設けられている。
【0019】
本実施形態にかかる分包機は以上のように構成されており、この分包機を用いた薬剤の分包は次のようにして行われる。
すなわち、本実施形態によれば、回転している回転テーブル10の環状凹溝11上に、圧電振動子(図示省略)等により作動する振動フィーダ41によって所要量の薬剤が一定の搬送速度で供給され、薬剤が環状に盛り上げられる。そして、環状凹溝11上に薬剤が環状に盛り上げられた後、切り出し部21を回転テーブル10の環状凹溝11内に降ろして、供給された薬剤がこの切り出し部21を用いて所要分割数に応じ等分して切り出され、その切り出された分量の薬剤が順次分包される。
【0020】
以上のように構成され機能する本実施形態にかかる分包機は、振動フィーダ41から回転テーブル10へ薬剤を供給する際において、適切な薬剤供給を実現すべく種々の改良が施されている。すなわち、本実施形態にかかる分包機は、薬剤の量や質に関わらず、薬剤を周囲に飛散させることなく均等に分配することのできる薬剤供給制御方法を採用している。
以下、種々の実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0021】
〈第一実施形態〉
図2は、第一実施形態にかかる振動フィーダおよびその周辺要素の概略図を示したものである。ここで、図2(a)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給される前の振動フィーダ等を示し、図2(b)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給された後の振動フィーダ等を示している。
【0022】
この図2に示すように、本実施形態においては、振動フィーダ41がフィーダ支持台43上に支持スプリング61等を介して設けられており、このフィーダ支持台43は、接地された支持部62に上下動可能な状態で取り付けられている。このフィーダ支持台43には、所定形状の貫通孔が設けられており、この貫通孔に支持部62が挿通され、フィーダ支持台43上方に位置する支持部62には、フィーダ支持台43を下方側に付勢するスプリング63が設けられている。
【0023】
また、本実施形態においては、支持部62間におけるフィーダ支持台43の略中央位置に設けられた楕円形のカム部44、およびこのカム部44を駆動させる駆動モータ(図示省略)等を用いて構成された振動フィーダ制御手段が設けられている。この振動フィーダ制御手段は、回転テーブル10の環状凹溝11上に供給された薬剤Yの供給量(供給高さ)に基づいて、振動フィーダ41と回転テーブル10との間隔を調整すべく構成されたものである。
なお、この第一実施形態においては、カム部44が楕円形である場合について示しているが、本発明はこの構成に限定されず、偏心カム等を用いてもよい。
【0024】
回転テーブル10の環状凹溝11上に供給された薬剤Yの供給高さは、回転テーブル10の近傍に設けられたセンサ部51(本発明の「検知手段」に相当)にて検知可能に構成されており、本実施形態においては、このセンサ部51にて得られる検知信号が制御手段(図示省略)に送信され、この検知信号に基づきカム部44を回転させる駆動モータ等が制御される。このセンサ部51としては、例えば、光学式センサ、レーザー変位センサ等が用いられる。
【0025】
この第一実施形態にかかる分包機は以上のように構成され、回転テーブル10への薬剤供給時において次のように機能する。
【0026】
まず、薬剤の供給開始時(あるいは薬剤の供給が少ない場合)においては、図2(a)に示すように、振動フィーダ41から回転テーブル10の環状凹溝11への薬剤の落下距離を短くすべく、振動フィーダ制御手段にてカム部44が制御される。具体的には、カム部44の短軸位置がフィーダ支持台43に接するように制御される。フィーダ支持台43は、スプリング63によって常に下方に付勢されている状態であるため、この図2(a)に示す場合には、スプリング63とカム部44の短軸位置とにて挟持されることとなって、フィーダ支持台43の位置は適切に保持される。
【0027】
本実施形態においては、図2(a)に示す状態で、振動フィーダ41を振動させることによって行われる薬剤供給と、回転テーブル10の回転駆動とが、適切な速度およびタイミングにて行われる。ここで、「速度およびタイミング」は、供給して分包処理が行われる薬剤の量や質(薬剤の粒径等)に応じて定められる。
【0028】
本実施形態においては、回転テーブル10の環状凹溝11上への薬剤供給時に、この環状凹溝11上の薬剤量(薬剤高さ)がセンサ部51によって検知されている。そして、このセンサ部51にて得られる検知信号が予め定められた所定値を超えた場合、振動フィーダ41から回転テーブル10の環状凹溝11への薬剤の落下距離を長くすべく、図2(b)に示すように、その検知信号に基づきカム部44を回転させる。すなわち、センサ部51が、環状凹溝11上に供給されている薬剤Yの最上部が所定値を超えたことを検知した際に、この検知信号に基づいて、振動フィーダ制御手段を作動させて、振動フィーダ41と回転テーブル10との距離を制御する。
【0029】
具体的には、カム部44の長軸位置がフィーダ支持台43に接するようにカム部44の回転制御が行われる。先にも説明した通り、フィーダ支持台43は、スプリング63によって常に下方に付勢されている状態であるため、この図2(b)に示す場合においても、スプリング63とカム部44の長軸位置とにて挟持されることとなって、フィーダ支持台43の位置は適切に保持される。
【0030】
図2に示した第一実施形態にかかる分包機は、以上のように構成され機能するため、次のような効果を得ることができる。
【0031】
すなわち、本実施形態によれば、薬剤供給開始時あるいは薬剤供給量が少ない場合には、振動フィーダ制御手段を用いて、振動フィーダ41と回転テーブル10との間の距離(薬剤落下距離)を短くするように構成されているため、薬剤の跳ねを最小限に抑えることが可能となる。
また、薬剤供給開始時等において、薬剤の跳ねを最小限に抑えることが可能となるため、その分だけ、振動フィーダ41からの薬剤供給速度および回転テーブルの回転速度の少なくとも一方を上昇させることができる。
したがって、本実施形態によれば、回転テーブル10の環状凹溝11上への薬剤の供給を、高精度且つ短時間で行うことが可能となる。
【0032】
さらに、本実施形態においては、センサ部51を用いて環状凹溝11上に供給された薬剤Yの供給高さを検知し、かかる検知信号に基づき振動フィーダ制御手段を制御して、振動フィーダ41と回転テーブル10との間の距離(薬剤落下距離)を長くするように構成されている。
したがって、本実施形態によれば、環状凹溝11上に所定量を超える薬剤Yが供給された場合であっても、振動フィーダ41と薬剤Yとが接触することなく、引き続き環状凹溝11上に対する薬剤の供給を継続することができる。
また、このような構成によれば、落下距離を長く設定した際には、既に環状凹溝11上に所定量を超える薬剤Yが散布されているため、その薬剤Yがクッション的な役割をなして、薬剤供給時の薬剤の跳ねを効果的に防止することができる。なお、このように、落下距離を長く設定した場合においては、回転テーブル10の回転速度は、振動フィーダ41からの薬剤供給時に、薬剤が回転テーブル10の環状凹溝11から飛び出さない程度とすることが好ましい。
【0033】
〈第二実施形態〉
図3は、第二実施形態にかかる振動フィーダおよびその周辺要素の概略図を示したものである。ここで、図3(a)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給される前の振動フィーダ等を示し、図3(b)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給された後の振動フィーダ等を示している。
【0034】
この図3に示した実施形態は、上述した第一実施形態と同様の作用効果を有すべく構成されたものであって、振動フィーダ制御手段以外の構成は、基本的に第一実施形態と同様である。したがって、以下には、主に第一実施形態と異なる部分について説明する。
【0035】
この図3に示すように、本実施形態においては、振動フィーダ41がフィーダ支持台43上に支持スプリング61等を介して設けられており、このフィーダ支持台43は、接地された支持部82に上下動可能な状態で取り付けられている。このフィーダ支持台43には、所定形状の貫通孔が設けられており、この貫通孔に支持部82が挿通されている。
【0036】
また、本実施形態においては、支持部82間におけるフィーダ支持台43の略中央位置に第一支点71が設けられ、この第一支点71に第一リンク部74および第二リンク部75の一端部が連結されている。さらに、第一リンク部74の他端部は、第一送りねじ部92上を移動し得る第一移動体94上の第二支点72に連結され、第二リンク部75の他端部は、第二送りねじ部93上を移動し得る第二移動体95上の第三支点73に連結されている。また、第一送りねじ部92および第二送りねじ部93は一体的に回転駆動すべく構成されており、これら送りねじ部92,93は、継手99等を介して一方の端部に設けられた駆動モータ91に連接されている。
【0037】
ここで、第一送りねじ部92および第二送りねじ部93には、それぞれ逆ねじが切ってあり、駆動モータ91を一の方向へ回転駆動させる場合には、各送りねじ部92,93に設けられた移動体94,95がそれぞれ離間する方向に移動し、駆動モータ91を他の方向へ回転駆動させる場合には、各移動体94,95がそれぞれ接近する方向に移動する。したがって、各移動体94,95が離間する場合には、それに伴ってリンク部74,75が移動してフィーダ支持台43が下降し(図3(a)参照)、各移動体94,95が接近する場合には、それに伴ってリンク部74,75が移動してフィーダ支持台43が上昇する(図3(b)参照)。
【0038】
すなわち、本実施形態においては、上述したリンク部74,75等を用いて、振動フィーダを上下動させる振動フィーダ制御手段が構成されており、この振動フィーダ制御手段は、回転テーブル10の環状凹溝11上に供給された薬剤Yの供給量(供給高さ)に基づいて、振動フィーダ41と回転テーブル10との間隔を調整すべく機能する。
なお、この第二実施形態においては、二つのリンク部74,75を用いて振動フィーダ制御手段を構成する場合について示しているが、本発明はこの構成に限定されず、必要に応じて、三つ以上のリンク部を用いて振動フィーダ制御手段を構成してもよい。
【0039】
回転テーブル10の環状凹溝11上に供給された薬剤Yの供給高さは、第一実施形態と同様に、回転テーブル10の近傍に設けられたセンサ部51にて検知可能に構成されており、このセンサ部51にて得られる検知信号が制御手段(図示省略)に送信され、この検知信号に基づいて、リンク部74,75を駆動させる駆動モータ91等が制御される。
【0040】
この第二実施形態にかかる分包機は以上のように構成され、回転テーブル10への薬剤供給時において次のように機能する。
【0041】
まず、薬剤の供給開始時(あるいは薬剤の供給が少ない場合)においては、図3(a)に示すように、振動フィーダ41から回転テーブル10の環状凹溝11への薬剤の落下距離を短くすべく、振動フィーダ制御手段にてリンク部74,75が制御される。具体的には、駆動モータ91を回転させて、各移動体94,95を離間する方向に移動させ、リンク部74,75を介してフィーダ支持台43を下降させるように制御する。所定位置にまでフィーダ支持台43が下降した後、駆動モータ91を停止すれば、各送りねじ92,93上に移動体94,95は固定されるため、フィーダ支持台43の位置は適切に保持される。
【0042】
本実施形態においては、図3(a)に示す状態で、振動フィーダ41を振動させることによって行われる薬剤供給と、回転テーブル10の回転駆動とが、適切な速度およびタイミングにて行われる。ここで、「速度およびタイミング」は、供給して分包処理が行われる薬剤の量や質(薬剤の粒径等)に応じて定められる。
【0043】
本実施形態においては、回転テーブル10の環状凹溝11上への薬剤供給時に、この環状凹溝11上の薬剤量(薬剤高さ)がセンサ部51によって検知されている。そして、このセンサ部51にて得られる検知信号が予め定められた所定値を超えた場合、振動フィーダ41から回転テーブル10の環状凹溝11への薬剤の落下距離を長くすべく、図3(b)に示すように、その検知信号に基づき駆動モータ91を回転させてフィーダ支持台43を上昇させる。すなわち、センサ部51が、環状凹溝11上に供給されている薬剤Yの最上部が所定値を超えたことを検知した際に、この検知信号に基づいて、振動フィーダ制御手段を作動させて、振動フィーダ41と回転テーブル10との距離を制御する。
【0044】
具体的には、各移動体94,95が接近する方向に駆動モータ91が回転制御される。先にも説明した通り、所定位置にまでフィーダ支持台43が上昇した後、駆動モータ91を停止すれば、各送りねじ92,93上に移動体94,95は固定されるため、この図3(b)に示す場合においても、駆動モータ91を停止することによってフィーダ支持台43の位置は適切に保持される。
【0045】
図3に示した第二実施形態にかかる分包機は、以上のように構成され機能するため、第一実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0046】
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
【0047】
上記各実施形態においては、センサ部51の検知結果に基づいて振動フィーダ41と回転テーブル10との間の距離(薬剤の落下距離)を調整して、薬剤供給処理を高精度且つ短時間で行う場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。したがって、例えば、センサ部51の検知結果に基づいて、回転テーブル10の回転速度を調整して、薬剤供給処理を高精度且つ短時間で行うべく構成してもよい。
【0048】
また、上記各実施形態においては、センサ部51の検知結果に基づいて、振動フィーダ41および回転テーブル10の少なくとも一方を制御する場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。したがって、センサ部51の検知結果に基づく制御に加えて、他の因子に基づいて回転テーブル10の回転速度を制御すべく構成してもよい。具体的には、例えば、薬剤の供給開始からの経過時間が予め設定された時間に達したことを検知する供給時間検知手段を設け、センサ部51に基づく制御とは別に、この供給時間検知手段からの信号に基づいて回転テーブル10の回転速度の制御を行うように構成してもよい。または、センサ部51と供給時間検知手段とから得られる検知信号に基づいて、より効果的な回転速度にて回転テーブルを回転させるように制御してもよい。
【0049】
さらに、上記各実施形態においては、センサ部51が一つ設けられる場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、二つ以上のセンサ部を設けて、より細かい制御を実施すべく構成してもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、薬剤の量や質に関わらず、薬剤を周囲に飛散させることなく均等に分配することのできる薬剤供給制御方法を得ることができる。また、本発明によれば、上記制御方法を実施可能な分包機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる分包機の概略平面図である。
【図2】本発明の第一実施形態にかかる振動フィーダおよびその周辺要素の概略図であり、図2(a)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給される前の振動フィーダ等を示し、図2(b)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給された後の振動フィーダ等を示したものである。
【図3】本発明の第二実施形態にかかる振動フィーダおよびその周辺要素の概略図であり、図3(a)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給される前の振動フィーダ等を示し、図3(b)は、回転テーブルの環状凹溝に薬剤が所定量供給された後の振動フィーダ等を示したものである。
【符号の説明】
1…分包機
10…回転テーブル
11…環状凹溝
20…切り出し機構
21…切り出し部
40…粉粒体供給機構
41…振動フィーダ
42…供給ホッパ
43…フィーダ支持台
44…カム部
45…供給シュート
51…センサ部
61…支持スプリング
62…支持部
63…スプリング
71…第一支点
72…第二支点
73…第三支点
74…第一リンク部
75…第二リンク部
82…支持部
91…駆動モータ
92…第一送りねじ部
93…第二送りねじ部
94…第一移動体
95…第二移動体
99…継手[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a medicine supply control method for controlling the supply of medicine onto a rotary table, and a packaging machine that divides and wraps medicines by a required amount.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a packaging machine that divides a medicine such as a powder into a required amount and packages it, a rotary packaging machine including a rotary table having an annular groove for dividing medicine is known. This packing machine is configured such that the medicine is distributed almost uniformly by a vibrating feeder into an annular groove of a rotary table that is rotated at a constant speed, and then the annular groove is formed by a cutting portion that rotates in a direction intersecting the annular groove. The medicine inside is cut out in accordance with the number of divisions, and the amount of the medicine thus cut out is packaged in a packaging portion disposed below.
[0003]
In this type of packaging machine, since it is required to distribute the drug almost evenly on the rotary table and perform stable drug division, for example, the conveyance of a vibrating feeder that supplies powder particles on the rotary table. The one configured to gradually increase the speed is known (for example, see Patent Document 1).
As another method, there is also known a method in which the drug is evenly distributed by increasing the rotation speed of the rotary table to increase the deposition speed in the annular groove.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 5-32228
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the configuration shown in Patent Document 1, it is difficult to perform uniform distribution when a small amount of medicine is supplied or when the medicine itself is coarse like a granule. There was a problem.
In the method of “increasing the rotation speed of the rotary table to increase the deposition rate in the annular groove”, the centrifugal force of the rotary table causes the drug to scatter to the surroundings regardless of the quantity and quality of the drug. The rotation speed cannot be increased beyond a certain value. If it does so, reliable distribution could not be performed, and there was a problem that it was necessary to take a long time for sprinkling the medicine (packaging time was increased).
Furthermore, in the packaging machine according to the prior art, the distance between the rotary table and the vibration feeder needs to be a certain value or more in order to secure the amount of medicine to be distributed to the rotary table. However, when this distance (falling distance) is long, there is a problem that when the medicine falls from the vibration feeder to the rotary table, the medicine jumps and the medicine cannot be uniformly shaken.
[0006]
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and is a medicine supply control capable of evenly distributing medicine without being scattered around, regardless of the quantity or quality of the medicine. It is an object to provide a method. Moreover, this invention makes it a subject to provide the packaging machine which can implement the said control method.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made to solve the above problems, and is a medicine supply control method for supplying medicine onto a rotary table by a vibration feeder, and detecting the height of the medicine supplied onto the rotary table. And a moving step of moving the vibration feeder to adjust the distance between the vibration feeder and the rotary table based on the detection result of the detection step.
[0008]
According to such a configuration, since the vibration feeder can move based on the detection result of the detection step, for example, when the medicine supply is started or when the amount of the medicine is small, the vibration feeder and the rotary table are disposed. When the medicine is dropped and supplied from the vibration feeder to the rotary table, the medicine can be prevented from splashing. In addition, since there is little splash of the medicine in this way, it becomes possible to increase the rotation speed of the rotary table and the medicine supply speed from the vibration feeder, so that the medicine packaging process can be performed with high accuracy and in a short processing time. It can be performed.
Further, according to such a configuration, the medicine of a predetermined value or more is supplied onto the rotary table in the detection result of the detection step (the position of the uppermost portion of the medicine is a predetermined value or more) If it is determined that the medicine drop distance from the vibration feeder can be increased, the medicine on the rotary table and the vibration feeder do not come into contact with each other. In such a case, since a predetermined amount of the medicine is supplied onto the rotary table, the medicine falls even if the medicine drop distance between the vibration feeder and the rotary table is set longer. Since it plays a cushioning role, the amount of the drug splashing is reduced. At this time, the rotation speed of the rotary table is set to such a speed that the medicine does not jump out of the rotary table.
In addition, according to such a configuration, in the case of a medicine having a size or shape that easily scatters according to the particle diameter or particle shape of the medicine, the distance between the vibration feeder and the rotary table is shortened. Since it is possible to perform control such as to perform, it is possible to effectively prevent the scattering of the medicine.
[0009]
The present invention is also a medicine supply control method for supplying medicine onto a rotary table by a vibration feeder, the detection step for detecting the height of the medicine supplied on the rotary table, and detection of the detection step And a rotation speed adjustment step of adjusting the rotation speed of the rotary table based on the result.
[0010]
According to such a configuration, the rotation speed of the rotary table can be controlled based on the detection result of the detection step (that is, based on the drug amount on the rotary table). Thus, the rotary table can be rotated at a more appropriate rotational speed. Therefore, it is possible to perform an efficient packaging process of the drug with little splashing of the drug.
[0011]
Moreover, in the chemical | medical agent supply control method concerning this invention, the structure provided with the rotational speed raising process which raises the rotational speed of the said rotary table after the preset time passes since the supply start of the said chemical | medical agent is preferable.
[0012]
According to this preferable configuration, in the initial stage of supply in which the medicine is distributed so as to be in direct contact with the surface of the turntable, the rotation speed of the turntable is low. After that, when the rotation speed of the rotary table is increased after a preset time has elapsed, the medicine already supplied on the rotary table is applied to the base. Since it acts as a cushion, the medicine supplied thereon does not scatter around even if a centrifugal force based on the speed increase of the rotary table acts. Thus, stable distribution can be performed from the beginning to the end of the rotation of the rotary table, and the rotational speed of the rotary table is increased, so that the distribution speed can be improved and the work efficiency can be improved. it can.
[0013]
Furthermore, the present invention made to solve the above problems comprises a vibration feeder that can drop and supply a medicine, and a rotary table that receives the supply of the medicine from the vibration feeder, and the medicine is supplied every predetermined amount. A packaging machine capable of packaging, a detection unit capable of detecting the height of the medicine supplied on the rotary table, and the vibration feeder and the rotary table based on a detection result in the detection unit A vibration feeder control means capable of adjusting the interval is provided.
[0014]
Further, in the packaging machine according to such a configuration, the vibration feeder control means is provided at a position below the vibration feeder, and is a cam that can rotate to move the vibration feeder up and down based on a detection result in the detection means. It is preferable that it is comprised using a part. Further, in the packaging machine according to such a configuration, the vibration feeder control means is provided at a position below the vibration feeder and can be driven to move the vibration feeder up and down based on the detection result of the detection means. It is preferable that it is comprised using a part.
[0015]
In addition, the present invention is a packaging machine that includes a vibration feeder that can drop and supply a medicine and a rotary table that receives the medicine from the vibration feeder, and can package the medicine every predetermined amount. And a detection means capable of detecting the height of the medicine supplied on the rotary table, and a rotation speed control means capable of adjusting the rotation speed of the rotary table based on a detection result in the detection means. It is characterized by that.
[0016]
Furthermore, the packaging machine according to the present invention further includes a supply time detection unit that detects that an elapsed time from the start of supply of the medicine on the rotary table has reached a preset time, and the supply time detection It is preferable that the rotation speed of the rotary table can be increased by receiving a signal from the means.
Moreover, in the packaging machine concerning this invention, the time setting means which sets arbitrarily the time set in the said supply time detection means may be provided, Furthermore, the rotation which sets the rotation speed of the said rotary table arbitrarily Speed setting means may be provided.
Moreover, in the packaging machine concerning this invention, it may be comprised so that the rotational speed of the said rotary table can be changed according to the said classification | category data.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a packaging machine according to an embodiment of the present invention will be described based on the drawings.
[0018]
FIG. 1 is a plan view of a packaging machine according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, the packaging machine 1 according to this embodiment has two left and
[0019]
The packaging machine according to the present embodiment is configured as described above, and medicine packaging using this packaging machine is performed as follows.
That is, according to the present embodiment, a predetermined amount of medicine is supplied to the
[0020]
When the medicine is supplied from the
Hereinafter, it demonstrates in detail based on various embodiment.
[0021]
<First embodiment>
FIG. 2 is a schematic view of the vibration feeder and its peripheral elements according to the first embodiment. 2A shows a vibration feeder or the like before a predetermined amount of medicine is supplied to the annular groove of the rotary table, and FIG. 2B shows a predetermined amount of medicine in the annular groove of the rotary table. The vibration feeder etc. after being supplied are shown.
[0022]
As shown in FIG. 2, in this embodiment, the
[0023]
Further, in the present embodiment, an
In addition, in this 1st embodiment, although shown about the case where the
[0024]
The supply height of the medicine Y supplied onto the
[0025]
The packaging machine according to the first embodiment is configured as described above, and functions as follows when the medicine is supplied to the rotary table 10.
[0026]
First, when starting the supply of medicine (or when the supply of medicine is small), as shown in FIG. 2A, the drop distance of the medicine from the
[0027]
In the present embodiment, in the state shown in FIG. 2A, the medicine supply performed by vibrating the
[0028]
In the present embodiment, when the medicine is supplied onto the
[0029]
Specifically, rotation control of the
[0030]
Since the packaging machine according to the first embodiment shown in FIG. 2 is configured and functions as described above, the following effects can be obtained.
[0031]
That is, according to the present embodiment, when the medicine supply is started or when the medicine supply amount is small, the distance between the
Further, since it becomes possible to minimize the splash of the medicine at the start of the medicine supply, at least one of the medicine supply speed from the
Therefore, according to this embodiment, it becomes possible to supply the medicine onto the
[0032]
Furthermore, in the present embodiment, the
Therefore, according to the present embodiment, even when the medicine Y exceeding a predetermined amount is supplied onto the
Further, according to such a configuration, when the drop distance is set to be long, since the drug Y exceeding a predetermined amount is already sprayed on the
[0033]
<Second embodiment>
FIG. 3 is a schematic view of the vibration feeder and its peripheral elements according to the second embodiment. 3A shows a vibration feeder or the like before a predetermined amount of medicine is supplied to the annular groove of the rotary table, and FIG. 3B shows a predetermined amount of medicine in the annular groove of the rotary table. The vibration feeder etc. after being supplied are shown.
[0034]
The embodiment shown in FIG. 3 is configured to have the same effects as the first embodiment described above, and the configuration other than the vibration feeder control means is basically the same as that of the first embodiment. It is the same. Therefore, the following description will mainly focus on differences from the first embodiment.
[0035]
As shown in FIG. 3, in this embodiment, the
[0036]
Further, in the present embodiment, a
[0037]
Here, each of the first
[0038]
That is, in the present embodiment, vibration feeder control means for moving the vibration feeder up and down is configured using the above-described
In the second embodiment, the case where the vibration feeder control means is configured by using the two
[0039]
The supply height of the medicine Y supplied onto the
[0040]
The packaging machine according to the second embodiment is configured as described above, and functions as follows when the medicine is supplied to the rotary table 10.
[0041]
First, at the start of the supply of medicine (or when the supply of medicine is low), as shown in FIG. 3A, the drop distance of the medicine from the
[0042]
In the present embodiment, in the state shown in FIG. 3A, the medicine supply performed by vibrating the
[0043]
In the present embodiment, when the medicine is supplied onto the
[0044]
Specifically, the
[0045]
Since the packaging machine according to the second embodiment shown in FIG. 3 is configured and functions as described above, the same effects as those of the first embodiment can be obtained.
[0046]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications other than those described above can be made without departing from the spirit of the present invention.
[0047]
In each of the embodiments described above, the distance between the
[0048]
Moreover, in each said embodiment, although the case where at least one of the
[0049]
Further, in each of the above embodiments, the case where one
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to obtain a medicine supply control method that can evenly distribute medicines without scattering them to the surroundings regardless of the quantity and quality of the medicines. Moreover, according to this invention, the packaging machine which can implement the said control method can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic plan view of a packaging machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view of the vibration feeder and its peripheral elements according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 (a) is a vibration feeder before a predetermined amount of medicine is supplied to the annular concave groove of the rotary table. FIG. 2B shows a vibration feeder and the like after a predetermined amount of medicine is supplied to the annular groove of the rotary table.
FIG. 3 is a schematic view of a vibration feeder and its peripheral elements according to a second embodiment of the present invention, and FIG. 3 (a) is a vibration feeder before a predetermined amount of medicine is supplied to the annular concave groove of the rotary table. FIG. 3B shows a vibration feeder and the like after a predetermined amount of medicine is supplied to the annular groove of the rotary table.
[Explanation of symbols]
1 ... Packing machine
10 ... Rotary table
11 ... Annular groove
20 ... Cutting mechanism
21 ... Cutout part
40 ... Powder supply mechanism
41 ... Vibration feeder
42 ... Supply hopper
43 ... Feeder support
44 ... Cam part
45 ... Supply chute
51. Sensor part
61 ... Support spring
62 ... Supporting part
63 ... Spring
71 ... First fulcrum
72 ... Second fulcrum
73 ... Third fulcrum
74 ... First link part
75 ... Second link part
82. Supporting part
91 ... Drive motor
92 ... First feed screw
93 ... Second feed screw
94. First moving body
95 ... Second moving body
99 ... Fitting
Claims (8)
前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知する検知工程と、前記検知工程の検知結果に基づき前記振動フィーダと前記回転テーブルとの間隔を調整すべく前記振動フィーダを移動させる移動工程とを備えたことを特徴とする薬剤供給制御方法。A medicine supply control method for supplying medicine onto a rotary table by a vibration feeder,
A detecting step for detecting the height of the medicine supplied on the rotating table, and a moving step for moving the vibrating feeder to adjust the interval between the vibrating feeder and the rotating table based on the detection result of the detecting step. And a medicine supply control method.
前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知する検知工程と、前記検知工程の検知結果に基づき前記回転テーブルの回転速度を調整する回転速度調整工程とを備えたことを特徴とする薬剤供給制御方法。A medicine supply control method for supplying medicine onto a rotary table by a vibration feeder,
A detection step of detecting the height of the medicine supplied on the rotary table, and a rotation speed adjustment step of adjusting the rotation speed of the rotary table based on the detection result of the detection step are provided. Drug supply control method.
前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知可能な検知手段と、前記検知手段における検知結果に基づき前記振動フィーダと前記回転テーブルとの間隔を調整し得る振動フィーダ制御手段とを備えたことを特徴とする分包機。A packaging machine that includes a vibratory feeder that can drop and supply a medicine, and a rotary table that receives the medicine supplied from the vibratory feeder, and can package the medicine every predetermined amount,
Detection means capable of detecting the height of the medicine supplied on the rotary table, and vibration feeder control means capable of adjusting an interval between the vibration feeder and the rotary table based on a detection result in the detection means. A packaging machine characterized by that.
前記回転テーブル上に供給された前記薬剤の高さを検知可能な検知手段と、前記検知手段における検知結果に基づき前記回転テーブルの回転速度を調整し得る回転速度制御手段とを備えたことを特徴とする分包機。A packaging machine that includes a vibratory feeder that can drop and supply a medicine, and a rotary table that receives the medicine supplied from the vibratory feeder, and can package the medicine every predetermined amount,
A detection unit capable of detecting the height of the medicine supplied on the rotary table, and a rotation speed control unit capable of adjusting a rotation speed of the rotary table based on a detection result of the detection unit. And sachet machine.
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