JP4288649B2 - Vertical crusher - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,回転テーブルと粉砕ローラとの協働により、セメント原料、スラグ、クリンカやセラミック、化学品等の原料及び一般無機・有機材を粉砕する竪型粉砕機に係り、特に粉砕効率の向上を企図した竪型粉砕機に関する。
【0002】
【従来の技術】
石灰石やスラグ、クリンカーなどの原料を細かく粉砕し粉体とする粉砕機の一種として、回転テーブルと粉砕ローラとを備えた竪型粉砕機(図4に示す)が広く用いられている。この種の粉砕機は、円筒状ケーシングの下部において電動機により減速機を介して駆動されて低速回転する円盤状の回転テーブルと、その上面外周部を円周方向へ等分する箇所に油圧などで回転テーブルに圧接されて従動回転する複数個の粉砕ローラとを備えている。
【0003】
粉砕ローラはケーシングに軸によって揺動自在に軸支されたアームとアームを介して油圧シリンダのピストンロッドに連結されており、油圧シリンダを作動させることにより粉砕ローラを回転テーブル上に押圧して原料への粉砕圧力を与えている。ケーシング内面と回転セパレータの羽根との間の空間は回転テーブル周囲のガス吹上用環状通路を形成しており、回転セパレータの羽根により粉砕された原料を分級してガスと共に製品(微粉)を排出口へと送り出している。
【0004】
このような竪型粉砕機において、回転テーブルの中央部へ原料供給管から供給された被粉砕物(原料)は回転テーブルの回転によりテーブル半径方向の遠心力を受けて回転テーブルを滑るときに回転テーブルにより回転方向の力を受け、回転テーブルとの間で滑って回転テーブルの回転数よりいくらか遅い回転を行なう。前記の2つの力、すなわち、半径方向と回転方向の力とが合成されて被粉砕物は回転テーブル上を渦巻状の軌跡を描いて回転テーブルの外周部へ移動する。この外周部には、ローラが圧接されて回転しているので、渦巻線を描いた被粉砕物は粉砕ローラと回転テーブルとの間へローラ軸方向とある角度をなす方向から進入して噛込まれて粉砕される。
【0005】
一方,ケーシングの基部にはダクトによって空気、あるいは熱風などのガスが導かれており、このガスが回転テーブルの外周面とケーシングの内周面との間の環状空間通路から吹上がることにより、粉砕された微粉体はガスに同伴されてケーシング内を上昇し、上部に位置する回転セパレータの羽根により分級作用を受けて、所定粒度になった製品(微粉)はガスと共に排出口から排出され次の工程へ送られる。
【0006】
次に、新たに回転テーブル中央に供給された被粉砕物(原料)の粉砕機会について説明する。回転テーブルの中央付近に供給された被粉砕物は回転テーブルの遠心力によって渦巻状の軌跡を画いて回転テーブル外周に向かうが、このとき運良く粉砕ローラに噛み込まれた被粉砕物のみが粉砕されて、その他の大部分の被粉砕物は回転テーブル外周に周設されたダムリングを通過し、その外側の環状空間通路へ落下して環状空間通路を上昇してくる高速の気流に吹き上げられて再び回転テーブル上へ戻される。
回転テーブル上に供給された被粉砕物の大部分は一旦回転テーブルをオーバフローして上昇気流により回転テーブル上へ吹き戻される過程を繰り返しつつ、運良く粉砕ローラへ噛み込む機会を得てやがて規定粒度となってミル外へ排出される。したがって、被粉砕物の粉砕ローラへの噛み込み機会が少ないために粉砕効率が低いという問題とともに、ミル内の含塵濃度が大きくなりミル差圧(ガス流の圧力損失とも言う)増加による吸入ファン動力の増加を惹起してランニングコスト増を招いていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
新たに供給された被粉砕物(粗粒が主体)の粉砕効率を高めるためには、新たに供給された被粉砕物の粉砕機会を向上させることが重要である。この粉砕機会を向上させる技術としては補助ローラを採用したものや原料供給管を分岐してローラの噛み込み側に材料を供給したもの等いくつかの技術がある。本願発明は粉砕テーブル上方に位置する原料供給管の下部に原料供給用のフードと回転テーブル上に供給された原料を粉砕ローラの噛み込み側に導入するための案内部材を有する構成により粉砕ローラの粉砕効率を向上させる技術に関するものである。
従来は、回転テーブル中心に供給された粉砕原料は円周方向に均一に排出できるという技術思想で粉砕機会とローラ間の負荷バランスを取っていた。しかし、この方法では粗粒(更に粉砕する必要がある被粉砕物)のショートパスが多くて、粉砕効率の低下や搬送ガス量の増大を招いていた。
【0008】
回転テーブル上方に位置する原料供給管の下部に原料供給用のフードと回転テーブル上に供給された被粉砕物を粉砕ローラの噛み込み側に導入するための案内部材を有する構成により、粉砕機会を向上させた先行技術としては下記の2件がある。即ち、特開昭61−174953号公報及び特開平2−157050号公報である。
特開昭61−174953号公報には、「テーブル回転中心からローラの最内側点を結ぶ円に近い直径を持つ円筒状ストツパ(本願発明のフードに相当する)と、上面が円筒状ストツパの下端より高く、かつストツパの径より僅かに小さい径の円形台をテーブル上に設けることにより、半径方向速度を零にした後、再び前記円筒状ストツパと同径の位置にもどして前記円筒状ストツパ直下のテーブル上の全円周から振り出される粒塊状物の広がりがテーブル上に配置された全ローラの圧下部に極力誘導される」ことが記載されている。
また、特開平2−157050号公報には、「案内部材が粉砕テーブルに設けられ、その案内部材は粉砕テーブの中央部から粉砕ローラよりも内側の領域において渦巻状に設けられ、その案内部材の内側部から外側部に向かう渦巻き方向が前記粉砕テーブルの回転方向と反対にする」構成が記載されている。
【0009】
しかしながら、特開昭61−174953号公報に開示されている技術においては、粒塊状物(新たに供給された被粉砕物)は円筒状ストツパ直下のテーブル上の全円周から振り出されることになり、半径方向速度を零にしたことの効果はあるものの、粒塊状物を粉砕ローラの噛み込み側に集中的に供給することはできない。
また、特開平2−157050号公報に開示されている技術は渦巻状の案内部材により滞留時間を長くして、粗粒の間に微粒を入り込ませて被粉砕物の充填度を高くして自励振動を防ぐ目的と粉砕ローラ間でのバランスを取ることにより粉砕効率を高く維持する技術思想である。従って、粗粒(新たに供給された被粉砕物)の粉砕機会の向上という目的から考えると、センターシュートされた被粉砕物は円周方向に均一に排出することで粉砕機会とローラ間のバランスを取っていた従来の方法との差異はあまりない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述したように、被粉砕物(原料)の粉砕ローラへの噛み込み効率(粉砕機会)を向上させてミル内の含塵濃度を低くし、ミル差圧の低減による吸入ファン動力の低下が可能な技術の開発が求められていた。
発明においては上記の目的を達成するために、第一の発明においては、上面が水平となるよう枢支され駆動装置によって鉛直軸心回りに回転駆動される回転テーブルと、該回転テーブル上に向けて原料を供給する原料供給管と、該回転テーブル上に配置された回転テーブルの回転に伴って従動回転する複数個の粉砕ローラと、頂部に配設された分級用の回転式セパレータとを備え、かつ、回転テーブル周縁に上昇気流を吹上げる環状空間通路を備えた竪型粉砕機において、切欠きにより形成された主排出口と切欠き部がない補排出口とを交互に設けた逆カップ状のフードを該原料供給管下部に設けるとともに、主排出口と補排出口の境界外側から粉砕ローラの手前までの間に渦巻き状の案内部材を設ける構成とした。
また、第二の発明では第一の発明において、前記フードの外径が粉砕テーブル径の0.4〜0.6倍の範囲であり、前記主排出口の切欠き範囲が中心角度で20〜75度であり、該切欠き高さが60〜150mmの範囲とした。
【0011】
【発明の実施の形態】
最初に、本発明の一実施形態に係る堅型粉砕機の構成について、図1〜図3に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態による竪型粉砕機の粉砕部の断面図であり、図2は本発明の一実施形態による竪型粉砕機の原料供給管下部に配設されたフード及び案内部材の説明図、図3は本発明の一実施形態による竪型粉砕機のフードに固着された案内部材と被粉砕物が移動する軌跡の説明図である。
第1図において、竪型粉砕機本体には、本体を外側から貫通して粒塊状物原料(被粉砕物)を粉砕機1内に導入する原料供給管11を備えている。この原料供給管11の下部には本願発明による逆カップ状のフード19が固設されている。回転テーブル12は図示しない同駆動装置によって回転するよう駆動される。回転テーブル12の上面外周部には、複数個の粉砕ローラ13が配置される。前記各ローラ13は図示しない軸の回りに回転自在に取付けられ、図示しない支点軸受を中心に図示しないローラ圧下装置によって回転テーブル12上面に押し下げられて、回転テーブル12との間に噛み込まれた被粉砕物を圧潰粉砕する。
【0012】
前記逆カップ状のフード19は図2に示すように主排出口14には切欠き21が形成されており、新たに供給された被粉砕物(粗粒が主体)を排出できる切り欠きサイズとなっている。
補排出口15は回転テーブル12との隙間が小さく、粗粒27は排出しにくいため比較的サイズの小さな被粉砕物(微粒)28のみ排出することになる。
主排出口14より排出された粗粒27は図3に示す案内部材(主プレート23と補プレート24等により構成されている)により、粉砕ローラ13の噛み込み側に導入されて粉砕される。粉砕ローラ13により粉砕された原料は遠心力により回転テーブル12の外周部へと排出される。
回転テーブル12の外周とケーシング17本体の内側との間(空間)には、ガス通路(環状空間通路)18が形成されており、回転テーブル12下の熱ガス通路によって熱ガス入口と連通している。
【0013】
図2は本発明の一実施形態による竪型粉砕機の原料供給管11下部に配設された逆カップ状のフード19の説明図である。図2に示すように逆カップ状のフード19の円筒外周面を高さδだけ切欠いた主排出口14を中心角度で20〜75度の範囲で設けた。この切欠き角度が20度より小さいと主排出口が狭くなり被粉砕物が円滑に排出されなくなる。また、この切欠き角度が75度より大きくなると粉砕原料が粉砕テーブル全体に広がるために厚い原料層の形成が困難となる。また、切欠き部がない補排出口15と切欠きにより形成される主排出口14は交互に設けられている。図2及び図3から明らかなように主排出口14は粉砕ローラ13の数だけ存在することになる。また、主排出口14の切り欠き範囲を中心角度で20〜75度の範囲に限定しているのは粉砕ローラ1個当りの範囲を示したものである。即ち、粉砕ローラが2個及び3個の場合においても切欠き範囲は中心角度で20〜75度である。
【0014】
次に、主排出口14の切り欠き21の高さδについて説明する。この切り欠き高さδは粉砕機のサイズや被粉砕物(原料)の種類及び原料サイズによって変るものであり、回転テーブル12のテーブル径が1000〜2000mmの粉砕機で比較的原料サイズの小さな物に対してはδは60mmが適当であり、テーブル径が3000〜5000mmの粉砕機で比較的原料サイズの大きな物に対してはδは150mmが適切である。
【0015】
図3は原料供給管11の下部に配設されている逆カップ状のフード19の主排出口14と補排出口15の境界外側から粉砕ローラの手前までの間に設置されている渦巻き状の案内部材の取付け状態と被粉砕物の移動軌跡の説明図である。
主排出口14の切り欠きの粉砕ローラ13に対する位置関係は図3に示すように、ローラ中心軸より反回転方向側に20°の位置より反回転方向側に20〜75°の範囲で設ける。従って、切り欠き範囲を75°にした場合は案内部材20の渦巻きの根元は隣のローラの位置よりも反回転方向側になることもある。
なお、逆カップ状のフード19の取付け高さ(フード下面の高さ)は回転テーブル12の上面より約60mmが適切である。
【0016】
主排出口14からは被粉砕物中の粗粒27の大半が流出するが、回転テーブル12の外周方向に進むにつれて主排出口14から排出された粗粒27の塊(層)が崩落する。この崩落現象をそのままにしておくと、主排出口14から排出された粉砕原料層は粉砕ローラ13に噛み込まれる前に、回転テーブル全体に広がるために原料層が薄くなるとともに、ショートパスが多くなり、噛み込み効率の低下(粉砕機会の減少)を招くことになる。この原料層の崩落を防ぐために案内部材を図3に示すように取付けた。この案内部材により、粗粒27は厚い層を形成した状態で粉砕ローラ13に噛み込まれる。逆カップ状のフード19の主排出口14の両側に案内部材(主プレート23と補プレート24等により構成されている)を図2に示すように取付ける。この案内部材は長いガイドプレート(主プレート)23と短いガイドプレート(補プレート)24との一対により構成されている。案内部材には使用時に摩耗することを考慮して、被粉砕物との接触部(下面)にライナー25をボルト26等により案内部材本体に固定しておくとよい。こうすることにより、経年変化によりライナー25が摩耗した場合にはライナー25のみを交換できる。更に、原料の層厚に応じて、上下方向に調整可能なように工夫しておくとよい。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、第一及び第二の発明においては、被粉砕物は逆カップ状のフード部の切欠き(主排出口)より粉砕ローラの噛み込み側に向かって排出されるためショートパスが無くなり、粉砕効率が大幅に向上するとともに、被粉砕物が厚い層を形成して粉砕ローラの噛み込み側に導入されるように、主排出口の両側に案内部材を配設したので一層の粉砕効率の向上が期待できる。また、微粒は切欠きの無い補排出口より回転テーブルの外周に向かって流出される。従って、粗粒の気流による回転テーブルへの還元が不要となるのでガス流の圧損が減少する結果、ファンの消費動力が大幅に低減できるため、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態による竪型粉砕機の粉砕部の断面図である。
【図2】図2は本発明の一実施形態による竪型粉砕機の原料供給管管下部に配設されたフード及び案内部材の説明図である。
【図3】図3は本発明の一実施形態による竪型粉砕機のフードに固着された案内部材と被粉砕物の移動軌跡の説明図である。
【図4】図4は従来の堅型粉砕機の全体縦断面図である。
【符号の説明】
1 堅型粉砕機
10 回転式セパレータ
11 原料供給管
12 回転テーブル
13 粉砕ローラ
14 主排出口
15 補排出口
17 ケーシング
18 環状空間通路
19 逆カップ状のフード(単にフードともいう)
21 切り欠き
23 主プレート
24 補プレート
25 ライナー
26 ボルト
27 被粉砕物(粗粒)
28 被粉砕物(微粒)
δ 切り欠き高さ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vertical pulverizer that pulverizes raw materials such as cement raw materials, slag, clinker, ceramics, chemicals, and general inorganic / organic materials in cooperation with a rotary table and a pulverizing roller, and particularly improves the pulverization efficiency. The present invention relates to a vertical crusher intended for
[0002]
[Prior art]
As a type of pulverizer that finely pulverizes raw materials such as limestone, slag, and clinker into powder, a vertical pulverizer (shown in FIG. 4) having a rotary table and a pulverizing roller is widely used. This type of pulverizer is a disk-shaped rotary table that is driven by a motor through a speed reducer at the lower part of a cylindrical casing and rotates at a low speed, and a hydraulic pressure or the like is used to divide the outer peripheral portion of the upper surface in the circumferential direction. And a plurality of crushing rollers that are driven to rotate while being pressed against the rotary table.
[0003]
The crushing roller is connected to a piston rod of a hydraulic cylinder via an arm supported by a casing so as to be swingable by a shaft. By operating the hydraulic cylinder, the crushing roller is pressed onto the rotary table to be a raw material. Crushing pressure to give. The space between the inner surface of the casing and the blades of the rotary separator forms an annular passage for gas blowing around the rotary table. The material crushed by the blades of the rotary separator is classified and the product (fine powder) is discharged together with the gas. It is sent out to.
[0004]
In such a vertical crusher, the material to be crushed (raw material) supplied from the raw material supply pipe to the center of the rotary table rotates when the rotary table slides due to the centrifugal force in the table radial direction due to the rotation of the rotary table. The table receives a force in the rotating direction, slides between the rotating table and rotates somewhat slower than the rotating table. The above two forces, that is, the radial force and the rotational force are combined, and the object to be crushed moves on the rotary table to the outer periphery of the rotary table while drawing a spiral trajectory. Since the roller is pressed against this outer peripheral portion and rotated, the object to be crushed with a spiral wound enters between the pulverizing roller and the rotary table from a direction that forms an angle with the roller axial direction, and is caught. Rarely crushed.
[0005]
On the other hand, a gas such as air or hot air is guided to the base of the casing by a duct, and this gas blows up from an annular space passage between the outer peripheral surface of the rotary table and the inner peripheral surface of the casing, thereby crushing. The resulting fine powder is entrained by the gas and moves up in the casing, and is subjected to classification by the blades of the rotary separator located at the upper part. The product (fine powder) having a predetermined particle size is discharged from the discharge port together with the gas. Sent to the process.
[0006]
Next, an opportunity to pulverize the object to be crushed (raw material) newly supplied to the center of the rotary table will be described. The object to be crushed supplied near the center of the rotary table draws a spiral trajectory due to the centrifugal force of the rotary table and moves toward the outer periphery of the rotary table. Most of the other objects to be crushed pass through a dam ring that is provided around the outer periphery of the rotary table and are blown up by a high-speed airflow that falls to the outer annular space passage and rises up the annular space passage. Is returned to the rotary table again.
The majority of the material to be crushed supplied on the rotary table once overflows the rotary table and is repeatedly blown back onto the rotary table by the rising airflow. And discharged outside the mill. Therefore, there are few opportunities for the object to be crushed to be squeezed into the pulverizing roller, so that the efficiency of pulverization is low, and the dust concentration in the mill increases, and the suction fan is increased due to an increase in the mill differential pressure (also referred to as a pressure loss of gas flow). This has led to an increase in power, leading to an increase in running costs.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In order to increase the pulverization efficiency of the newly supplied object to be crushed (mainly coarse particles), it is important to improve the pulverization opportunity of the newly supplied object to be pulverized. There are several techniques for improving the pulverization opportunity, such as those using an auxiliary roller and those that branch the raw material supply pipe and supply the material to the biting side of the roller. The invention of the present application comprises a hood for supplying raw material and a guide member for introducing the raw material supplied on the rotary table to the biting side of the pulverizing roller at the lower part of the raw material supply pipe located above the pulverizing table. The present invention relates to a technique for improving grinding efficiency.
Conventionally, the grinding opportunity and the load balance between the rollers have been balanced by the technical idea that the grinding raw material supplied to the center of the rotary table can be uniformly discharged in the circumferential direction. However, this method has many short passes of coarse particles (substance to be pulverized), leading to a decrease in pulverization efficiency and an increase in the amount of carrier gas.
[0008]
By having a hood for supplying raw materials and a guide member for introducing the material to be crushed supplied on the rotary table to the biting side of the pulverizing roller at the lower part of the raw material supply pipe located above the rotary table, an opportunity for pulverization is provided. There are the following two prior arts that have been improved. That is, Japanese Patent Laid-Open Nos. 61-174953 and 2-157050.
Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-174953 discloses “a cylindrical stopper having a diameter close to a circle connecting the table rotation center to the innermost point of the roller (corresponding to the hood of the present invention), and an upper surface at the lower end of the cylindrical stopper. A circular platform with a diameter higher than that of the stopper and slightly smaller than the diameter of the stopper is set on the table to reduce the radial speed to zero, and then returned to the same diameter as the cylindrical stopper again and immediately below the cylindrical stopper. The spread of agglomerates that are swung out from the entire circumference of the table is induced as much as possible to the indentation of all the rollers arranged on the table.
Japanese Patent Laid-Open No. 2-157050 discloses that “a guide member is provided on a crushing table, and the guide member is provided in a spiral shape in a region inside the crushing roller from the center of the crushing table. A configuration is described in which the spiral direction from the inner side toward the outer side is opposite to the rotation direction of the grinding table.
[0009]
However, in the technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-174953, the agglomerated material (newly supplied material to be crushed) is swung out from the entire circumference on the table directly under the cylindrical stopper. Thus, although there is an effect of reducing the radial speed to zero, it is impossible to concentrate the agglomerates on the biting side of the grinding roller.
Further, the technique disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2-157050 has a long residence time by a spiral guide member, and fine particles are introduced between coarse particles to increase the filling degree of the pulverized material. This is a technical idea for maintaining high grinding efficiency by balancing the purpose of preventing excitation vibration and the grinding roller. Therefore, considering the purpose of improving the pulverization opportunity of coarse particles (newly supplied crushed material), the crushed material that has been center chute is uniformly discharged in the circumferential direction, thereby balancing the pulverization opportunity and the roller. There is not much difference from the conventional method that was taking.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
As mentioned above, the efficiency of biting the object to be crushed (raw material) into the grinding roller (crushing opportunity) is improved, the dust concentration in the mill is lowered, and the suction fan power can be reduced by reducing the mill differential pressure. Development of new technology was required.
In order to achieve the above object in the invention, in the first invention, the rotary table pivoted so that the upper surface is horizontal and driven to rotate about the vertical axis by the drive device, and directed to the rotary table. A raw material supply pipe for supplying the raw material, a plurality of crushing rollers driven to rotate as the rotary table arranged on the rotary table rotates, and a rotary separator for classification arranged at the top In addition, in a vertical crusher having an annular space passage that blows upward airflow around the periphery of the rotary table, a reverse cup in which main discharge ports formed by notches and auxiliary discharge ports without notches are alternately provided Rutotomoni provided Jo hood to the lower raw material supplying tube, and a configuration in which a spiral guide member between the boundary outside the main discharge port and the auxiliary discharge port to the front of the milling roller.
In the second invention, in the first invention, the outer diameter of the hood is in a range of 0.4 to 0.6 times the pulverizing table diameter, and the cutout range of the main discharge port is 20 to 20 in terms of a central angle. It was 75 degrees, and the notch height was in the range of 60 to 150 mm.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Initially, the structure of the solid pulverizer which concerns on one Embodiment of this invention is demonstrated based on FIGS. 1-3. FIG. 1 is a cross-sectional view of a pulverizing unit of a vertical pulverizer according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a hood and a guide disposed below a raw material supply pipe of the vertical pulverizer according to an embodiment of the present invention. FIG. 3 is an explanatory view of members, and FIG. 3 is an explanatory view of a trajectory along which a guide member fixed to a hood of a vertical crusher according to an embodiment of the present invention and a material to be crushed move.
In FIG. 1, the vertical crusher main body is provided with a raw material supply pipe 11 that penetrates the main body from the outside and introduces a raw material (a material to be crushed) into the
[0012]
As shown in FIG. 2, the reverse cup-shaped
Since the
The
A gas passage (annular space passage) 18 is formed between the outer periphery of the turntable 12 and the inside of the
[0013]
FIG. 2 is an explanatory view of an inverted cup-shaped
[0014]
Next, the height δ of the notch 21 of the main discharge port 14 will be described. This notch height δ varies depending on the size of the pulverizer, the type of material (raw material) to be crushed, and the raw material size, and is a pulverizer having a table diameter of 1000 to 2000 mm with a relatively small raw material size. Δ is suitably 60 mm, and δ is suitably 150 mm for pulverizers having a table diameter of 3000 to 5000 mm and a relatively large raw material size.
[0015]
FIG. 3 shows a spiral shape installed between the outside of the boundary between the main discharge port 14 and the
As shown in FIG. 3, the positional relationship of the notch of the main discharge port 14 with respect to the pulverizing
The mounting height of the inverted cup-shaped hood 19 (the height of the lower surface of the hood) is appropriately about 60 mm from the upper surface of the rotary table 12.
[0016]
Although most of the
[0017]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, in the first and second inventions, the object to be crushed is discharged from the notch (main discharge port) of the reverse cup-shaped hood part toward the biting side of the pulverizing roller. Therefore, the short path is eliminated, the pulverization efficiency is greatly improved , and guide members are arranged on both sides of the main discharge port so that the object to be crushed forms a thick layer and is introduced to the biting side of the pulverization roller. Therefore, further improvement in grinding efficiency can be expected. Further, the fine particles flow out toward the outer periphery of the rotary table from the auxiliary discharge port without a notch. Therefore, since the reduction to the rotary table by the coarse airflow is not required, the pressure loss of the gas flow is reduced. As a result, the power consumption of the fan can be greatly reduced, and the productivity is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a crushing part of a vertical crusher according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view of a hood and a guide member disposed at a lower part of a raw material supply pipe of a vertical crusher according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory view of a movement locus of a guide member and a material to be crushed fixed to a hood of a vertical crusher according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an overall longitudinal sectional view of a conventional solid grinder.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
21
28 Objects to be crushed (fine particles)
δ Notch height
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