[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4282006B2 - 外部開口用下枠フラットサッシ - Google Patents

外部開口用下枠フラットサッシ Download PDF

Info

Publication number
JP4282006B2
JP4282006B2 JP2004040559A JP2004040559A JP4282006B2 JP 4282006 B2 JP4282006 B2 JP 4282006B2 JP 2004040559 A JP2004040559 A JP 2004040559A JP 2004040559 A JP2004040559 A JP 2004040559A JP 4282006 B2 JP4282006 B2 JP 4282006B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
piece
rail
shoji
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004040559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004270441A (ja
Inventor
剛 尾原
基明 白井
Original Assignee
新日軽株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新日軽株式会社 filed Critical 新日軽株式会社
Priority to JP2004040559A priority Critical patent/JP4282006B2/ja
Publication of JP2004270441A publication Critical patent/JP2004270441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4282006B2 publication Critical patent/JP4282006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

本発明は、建築物の屋外開口に設置する、下枠の上面全体を略フラットに形成した屋外開口用下枠フラットサッシに関する。
従来、建築物の屋外開口部に設置されるサッシの下枠には、当該サッシを構成する障子を左右にスライドさせるために、障子の下框に設けられた戸車を回動させるリブ状のレール部が形成されている。
通常、このリブ状のレール部並びに内障子及び外障子の当該レール部によって区画されたレール溝は、サッシの雨仕舞の観点より、室外側よりも室内側が高くなるように段差を設けて形成されている。すなわち、障子や窓ガラスに吹き付けられた雨水は、障子や窓ガラスに沿って落下し、下枠のレール溝に溜まるが、このレール溝が室外側よりも室内側が高くなるように段差を設けて形成されているため、レール溝に溜まった雨水の自重により室内側への雨水の侵入を防ぎ、またレール溝に溜まった雨水は屋外へ排出されるようになっている。
一方、近年では、バリアフリー若しくはユニバーサルデザインの観点から、リブ状のレール部を室内側と室外側で段差を設けることなく略フラットに配設した下枠フラットサッシや、さらにレール部をリブ状でなくレ−ル部の上面を略フラットにした下枠フラットサッシも開発されている(例えば、特許文献1参照)。
とりわけ、このレール部の上面を略フラットにした下枠フラットサッシでは、一定以上の水密性、気密性を確保することが課題となっており、特許文献1では、室内への雨水の侵入を防ぐために、障子と下枠との間を横タイト材を介して気密にする等気圧構造を採用している。具体的には、障子下框の室内側に垂下片(スライド片)が形成され、この垂下片と下枠のレール溝の室内側側壁に設けられた横タイト材とで水密性と気密性を確保している(例えば、特許文献1参照)。
特許第333058号(6頁、図1)
しかし、上記の障子下框の室内側の垂下片と横タイト材のみによる水密性と気密性の確保には、以下のような問題点がある。
第1に、垂下片(スライド片)が室内側にのみ形成されているので、図17aの点線で囲った範囲に示すように、内障子1及び外障子2や窓ガラス3に吹き付けられた雨水は、障子下框1a、2aの下部の室外側から侵入し、障子下框垂下片1c、2cと横タイト材76によるタイトラインよりも上に位置する下枠レール部の上面4,5に溜まりやすいので、当該横タイト材76の負担が大きく、水密性に不利である。
第2に、下枠レール部上面4、5まで雨水が侵入し、かつ溜まるので、引き違いサッシの内障子1等の召し合わせ框の室外側下部や当該框の底部における水密性や気密性の確保が難しくなっている。
第3に、図18aの点線で囲った範囲に示すように、下枠レール部上面4,5には埃や塵も溜まりやすく、また、これらが溜まった下枠レール部上面4,5を障子の戸車6が移動することにより、人目につきやすいレール部上面4,5に細かな傷がつき、美感等の観点から、頻繁に補修や交換等のメンテナンスを行う必要が生じる。
第4に、内障子及び外障子の室外側に垂下片が形成されていないので、図19aに示すように、室外側から内障子及び外障子下框1a,2aの底部と下枠レール部の上面4,5との隙間に、バール7等が差し込まれて、障子が持ち上げられることによって内障子及び外障子1,2が外され、屋外からの侵入を容易にさせるという防犯上の危険性を伴っている。
また、内障子縦框(戸当り框)とこれが当接するサッシ縦枠との間に隙間が生じるため、この部分の止水性や防犯性の面でも問題となっていた。
そこで、本発明の主たる課題は、水密性や気密性が高く、またメンテナンスや防犯性に優れた外部開口用下枠フラットサッシを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
請求項1記載の発明は、下枠のレール部に沿って、障子下框に設けられた戸車を介して左右にスライドする内外障子を有し、かつ前記レール部の上面を含んで前記下枠の上面全体を略フラットに形成した、外部開口用下枠フラットサッシであって、
前記下枠内に外部と連通する排水口を有する中空部を形成し、
前記内外障子はその下框の室内側垂下片及び室外側垂下片を形成し、
前記中空部上方に、内外障子用の上面が略フラットな前記レール部と、この内障子用レール部の室内側と外障子用レール部の室外側とにそれぞれ前記レール部と略同じ高さの室内側立ち上がり片及び室外側立ち上がり片とを並設し、
前記室内側立ち上がり片と前記内障子用レール部側面とで前記内障子用室内側垂下片の室内側ガイド溝を、並びに前記室外側立ち上がり片と前記外障子用レール部側面とで前記外障子用室外側垂下片の室外側ガイド溝を、それぞれ形成し、
前記室内側垂下片と前記室内側立ち上がり片との間に横タイト材を摺接するように介在させ、
前記室外側ガイド溝に水抜き孔を設けて、前記下枠中空部を介して外部と連通させ、
内障子の召し合わせ框の室外面の煙返しに、当該室外面と外障子の召し合わせ框の室内面との間を気密にする縦タイト材を形成し、
前記内障子の召し合わせ框の室外面下部の前記縦タイト材の側面に下部ブロック体を設け、当該框室外面下部と外障子の召し合わせ框の室内面下部との間を気密にし、
前記内障子の召し合わせ框の底部に前記下部ブロック体と密接し、内障子用の前記レールを跨る前記内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片及び室外側垂下片と、内障子用のレール部上面に対向する複数のヒレを有する底部ブロック体を設け、内障子の召し合わせ框底部と内障子用のレール部上面との間を気密にし、
また、前記内外障子を閉じた状態で前記内障子の召し合わせ框の底部に対向する、前記内障子用レール部の室内側及び室外側のガイド溝にタイト材を埋設し、前記内障子用レール部の室内側及び室外側で前記底部ブロック体と当接した
ことを特徴とする外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
本発明では、障子の下框の室内側だけでなく、室外側にも垂下片が形成されているので、この室外側垂下片によって、室外側の障子面や窓ガラスに沿って落下した雨水の室内への侵入が拒まれる。すなわち、当該室外側垂下片は実質的な水切りとして機能する。したがって、この室外側垂下片で水切りを行い、かつ室内側垂下片と横タイト材とで水密性や気密性を確実に確保することができる。具体的には、室外側垂下片で水切りが行われることにより、雨水の大半は室外側ガイド溝に流れ落ち下枠中空部を介して外部に排出されるので、横タイト材によるタイトラインよりも上に位置するレール部の上面に雨水が浸入しにくく、仮にレール部の上面に雨水が浸入した場合でも、室内側垂下片と横タイト材により室内へ漏水をすることなく、雨水は室内側ガイド溝に落ち、下枠中空部を介して外部に排出される。つまり、水切りラインとタイトラインを別々に設ける二重構造により、タイトラインの負担を軽減させ、水密性や気密性を高めている。
また、室外側垂下片を設けレール部の上面への雨水の侵入を少なくしたことにより、引き違いサッシの内障子や、片引きサッシ又は引き分けサッシの嵌め殺し障子の、召し合わせ框の室外側下部や当該框の底部における水密性や気密性の確保がしやすくなっている。すなわち、レール部の上面に位置する、召し合わせ框の底部の水密性や気密性は高くなっており、また、室外側垂下片を設けたことにより、召し合わせ框の室外側下部の雨仕舞を、その構造を複雑にせずに確実に行うことができる。
さらに、室外側垂下片を設けたことにより、レール部の上面に埃や塵が溜まりにくく、メンテナンス性にも優れており、また、外部からバール等を差し込まれるような隙間がないため,防犯性にも優れている。
内外障子からなる引き違いサッシにおける内障子の召し合わせ框の室外面の煙返しに縦タイト材を設け、内障子の召し合わせ框の室外面と外障子の召し合わせ框の室内面との間を縦タイト材により気密状態にすることによって、内障子の召し合わせ框及び外障子の召し合わせ框に吹き付けられた雨水は、室内への侵入が拒まれ、それぞれの召し合わせ框に沿って落下する。
次に、それぞれの召し合わせ框に沿って落下した雨水や召し合わせ框下部に吹き付けられた雨水に対しては、内障子の召し合わせ框室外面下部と外障子の召し合わせ框の室内面下部との間の隙間部分を気密にする縦タイト材の側面に設けられた下部ブロック体により、室内への漏水を防止することができる。
内障子の召し合わせ框の底部に下部ブロック体と密接し、内障子用のレールを跨る内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片及び室外側垂下片と、内障子用のレール部上面に対向する複数のヒレを有する底部ブロック体を設けることにより、内障子の召し合わせ框底部と内障子用のレール部上面との間が気密状態にされるので、下枠レール部の上面からの雨水の侵入を防止することができる。また、底部ブロック体には、内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片と、室外側垂下片とが形成されているので、召し合わせ框に沿って落下した雨水や召し合わせ框下部に吹き付けられた雨水の下枠レール部の上面への侵入をより一層防止することができる。
また、前記引き違いサッシを閉じた状態で前記内障子の召し合わせ框の底部に位置するレール部の室内側及び室外側のガイド溝にタイト材を埋設し、前記内障子レール部の室内側及び室外側で前記ブロック体と当接することにより、ガイド溝から室内への雨水の流れ込みを防止することができる。
<請求項2記載の発明>
請求項2記載の発明は、下枠のレール部に沿って、障子下框に設けられた戸車を介して左右にスライドする障子を有し、かつ前記レール部の上面を含んで前記下枠の上面全体を略フラットに形成した、内外障子からなる引き違いサッシにおける外部開口用下枠フラットサッシであって、
前記下枠内に外部と連通する排水口を有する中空部を形成し、
前記内障子及び外障子は、それぞれの下框に室内側垂下片及び室外側垂下片を形成し、
サッシ下枠を室内側から室外側を見て、前記中空部上方に、第1の立ち上がり片、内障子用のレール部、第2の立ち上がり片、外障子用のレール部及び第3の立ち上がり片を形成し、かつ前記第1〜第3の立ち上がり片は前記レール部と略同じ高さであり、
前記内障子用のレール部室内側側面と前記第1の立ち上がり片とで内障子の前記室内側垂下片の室内側ガイド溝を、及び前記内障子用のレール部室外側側面と前記第2の立ち上がり片とで内障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝を形成し、
また、前記外障子用のレール部室内側側面と前記第2の立ち上がり片とで外障子の前記室内側垂下片の室内側ガイド溝を、及び前記外障子用のレール部室外側側面と前記第3の立ち上がり片とで外障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝を形成し、
前記内障子の室内側垂下片と前記第1の立ち上がり片との間、及び前記外障子の室内側垂下片と前記第2の立ち上がり片との間とに横タイト材を摺接するように介在させ、
前記内障子及び前記外障子用の室外側ガイド溝と、前記外障子用の室内側ガイド溝とに水抜き孔を設けて、前記下枠中空部を介して外部と連通させ、
前記内障子の召し合わせ框の室外面の煙返しに、当該室外面と外障子の召し合わせ框の室内面との間を気密にする縦タイト材を形成し、
前記内障子の召し合わせ框の室外面下部の前記縦タイト材の側面に下部ブロック体を設け、当該框室外面下部と外障子の召し合わせ框の室内面下部との間を気密にし、
前記内障子の召し合わせ框の底部に前記下部ブロック体と密接し、内障子用の前記レールを跨る前記内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片及び室外側垂下片と、内障子用のレール部上面に対向する複数のヒレを有する底部ブロック体を設け、内障子の召し合わせ框底部と内障子用のレール部上面との間を気密にし、
また、前記内外障子を閉じた状態で前記内障子の召し合わせ框の底部に対向する、前記内障子用レール部の室内側及び室外側のガイド溝にタイト材を埋設し、前記内障子用レール部の室内側及び室外側で前記底部ブロック体と当接した
ことを特徴とする外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
請求項2記載の発明では、内外障子からなる引き違いサッシにおける内外障子の下框の室内側だけでなく、室外側にも垂下片が形成されているので、この室外側垂下片によって、室外側の障子面や窓ガラスに沿って落下した雨水の室内への侵入が拒まれる。すなわち、当該内障子及び外障子の室外側垂下片は実質的な水切りとして機能する。したがって、これら室外側垂下片で水切りを行い、かつ室内側垂下片と横タイト材とで水密性や気密性を確実に確保することができる。具体的には、内障子及び外障子の室外側垂下片で水切りが行われることにより、雨水の大半はそれぞれの室外側ガイド溝に流れ落ち下枠中空部を介して外部に排出されるので、横タイト材によるタイトラインよりも上に位置するレール部の上面に雨水が浸入しにくく、仮にレール部の上面に雨水が浸入した場合でも、内障子及び外障子の室内側垂下片と横タイト材により室内へ漏水をすることなく、雨水はそれぞれの室内側ガイド溝に落ち、下枠中空部を介して外部に排出される。つまり、水切りラインとタイトラインを別々に設ける二重構造により、タイトラインの負担を軽減させ、水密性や気密性を高めている。
また、内障子及び外障子の室外側垂下片を設けレール部の上面への雨水の侵入を少なくしたことにより、引き違いサッシの内障子の召し合わせ框の室外側下部や当該框の底部における水密性や気密性の確保がしやすくなっている。すなわち、内障子用のレール部の上面に位置する、召し合わせ框の底部の水密性や気密性は高くなっており、また、内障子の下框に室外側垂下片を設けたことにより、召し合わせ框の室外側下部の雨仕舞を、その構造を複雑にせずに確実に行うことができる。
さらに、内障子及び外障子の下框に室外側垂下片を設けたことにより、レール部の上面に埃や塵が溜まりにくく、メンテナンス性にも優れており、また、外部からバール等を差し込まれるような隙間がないため,防犯性にも優れている。
内外障子からなる引き違いサッシにおける内障子の召し合わせ框の室外面の煙返しに縦タイト材を設け、内障子の召し合わせ框の室外面と外障子の召し合わせ框の室内面との間を縦タイト材により気密状態にすることによって、内障子の召し合わせ框及び外障子の召し合わせ框に吹き付けられた雨水は、室内への侵入が拒まれ、それぞれの召し合わせ框に沿って落下する。
次に、それぞれの召し合わせ框に沿って落下した雨水や召し合わせ框下部に吹き付けられた雨水に対しては、内障子の召し合わせ框室外面下部と外障子の召し合わせ框の室内面下部との間の隙間部分を気密にする縦タイト材の側面に設けられた下部ブロック体により、室内への漏水を防止することができる。
内障子の召し合わせ框の底部に下部ブロック体と密接し、内障子用のレールを跨る内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片及び室外側垂下片と、内障子用のレール部上面に対向する複数のヒレを有する底部ブロック体を設けることにより、内障子の召し合わせ框底部と内障子用のレール部上面との間が気密状態にされるので、下枠レール部の上面からの雨水の侵入を防止することができる。また、底部ブロック体には、内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片と、室外側垂下片とが形成されているので、召し合わせ框に沿って落下した雨水や召し合わせ框下部に吹き付けられた雨水の下枠レール部の上面への侵入をより一層防止することができる。
また、前記引き違いサッシを閉じた状態で前記内障子の召し合わせ框の底部に位置するレール部の室内側及び室外側のガイド溝にタイト材を埋設し、前記内障子レール部の室内側及び室外側で前記ブロック体と当接することにより、ガイド溝から室内への雨水の流れ込みを防止することができる。
<請求項3記載の発明>
請求項3記載の発明は、内外障子を閉じた状態で前記縦タイト材、前記下部ブロック体、前記底部ブロック体及び前記埋設されたタイト材により形成されたタイトラインに近接する部位置の下枠に、水抜き孔を設けた請求項1又は2記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
前記縦タイト材、前記下部ブロック体、前記底部ブロック体及び前記埋設されたタイト材により形成されたタイトラインで気密と水密を確実にするだけではなく、このタイトラインよりも外部かつ近接した位置の下枠に設けた水抜き孔により、下枠中空部を介して雨水の外部への排出を促進することで、室内への漏水防止効果を高めている。
<請求項記載の発明>
請求項記載の発明は、前記レール部は、一対の立ち上がり片で室内側及び室外側側面を形成し、かつ着脱自在なレール部の上面構成部材を前記レール部の室内側及び室外側側面と嵌合することで形成される、請求項1乃至のいずれかの1項に記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
レール部の上面を略フラットにした下枠フラットサッシでは、室内への雨水の侵入を防ぐために、一定以上の水密性、気密性を確保するとともに、防水効果を高めるために、下枠に水抜き孔を設けてタイトラインの外側で排水を促進させる必要がある。
しかし、水抜き孔にゴミ等が詰まり、外部に通じている中空部に排水不可能となってしまっては、タイトラインを超えて室内に雨水が侵入する虞が生じる。
そこで、レール部の上面を取外し可能な構造としてレール部の下部のメンテナンスを可能とし、このレール部の下部を清掃することにより、水抜き孔の詰まりを防止し、もって防水効果を確実なものとし、併せてゴミ等の蓄積による不衛生状態を防止することができる。
<請求項記載の発明>
内外障子を閉じた状態で内障子の召し合わせ框の底部に位置する、レール部の前記上面構成部材並びに前記レール部の室内側及び室外側側面で囲まれる範囲に、タイト材が埋設されている請求項記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
引き違いサッシを閉じた状態で内障子の召し合わせ框の底部に位置する、レール部の前記上面構成部材並びに前記レール部の室内側及び室外側側面で囲まれる範囲に、タイト材が埋設されることにより、レール部下部に流れ込んだ雨水の室内への侵入が拒まれるため、防水効果を高めることができる。
<請求項記載の発明>
前記室外側ガイド溝の上端部の隙間は、この室外側ガイド溝の底部の屋内外方向の幅よりも狭く形成され、
前記障子の前記室外側垂下片の下端は、前記室外側ガイド溝の上端部よりも下方に位置するようにのみ込まれている構成とされた、請求項1記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
室外側ガイド溝の上端部の隙間は、この室外側ガイド溝の底部の屋内外方向の幅よりも狭く形成され、障子の前記室外側垂下片の下端は、前記室外側ガイド溝の上端部よりも下方に位置するようにのみ込まれている構成となっていることにより、障子の下框等の下部に吹き付ける雨水は、室外側ガイド溝の上端部や障子の前記室外側垂下片に衝突して侵入(運動)エネルギーを失うことによって、直接、室外側ガイド溝内に侵入することが拒まれる。その結果、ほとんどの雨水が侵入(運動)エネルギーを失い、多くが室外側垂下片に沿って雨水自体の自重により室外側ガイド溝に流下するため、流下した雨水が室外側ガイド溝の底面や室外側ガイド溝に溜まった雨水に衝突したとしても、飛沫は少なく、その飛沫が室内側に侵入する虞が少ない。したがって、障子の室外側垂下片によって、実質的に水切りが行われる。
<請求項記載の発明>
前記室外側ガイド溝の上端部の隙間のうち、前記室外側立ち上がり片の上端部と前記室外側垂下片の室外側面との間は0.3〜6mmであり、
前記室外側垂下片ののみ込み長さとして、前記室外側立ち上がり片の上端と前記室外側垂下片の下端との距離は2〜30mmである構成とされた、請求項記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
室外側ガイド溝の上端部の隙間のうち、前記室外側立ち上がり片の上端部と前記室外側垂下片の室外側面との間は0.3〜6mmとし、前記室外側垂下片ののみ込み長さとして、前記室外側立ち上がり片の上端と前記室外側垂下片の下端との距離は2〜30mmとすれば、障子の下框等の下部に吹き付ける雨水は、室外側ガイド溝の上端部や障子の前記室外側垂下片に衝突して侵入(運動)エネルギーを失うことによって、直接、室外側ガイド溝内に侵入することが拒まれる。その結果、ほとんどの雨水が侵入(運動)エネルギーを失い、多くが室外側垂下片に沿って雨水自体の自重により室外側ガイド溝に流下するため、流下した雨水が室外側ガイド溝の底面や室外側ガイド溝に溜まった雨水に衝突したとしても、飛沫は少なく、その飛沫が室内側に侵入する虞が少ない。したがって、障子の室外側垂下片によって、実質的に水切りが行われる。
<請求項記載の発明>
前記内障子用のレール部室外側側面と前記第2の立ち上がり片とで形成される内障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝の上端部の隙間、及び前記外障子用のレール部室外側側面と前記第3の立ち上がり片とで形成される外障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝の上端部の隙間は、それぞれ室外側ガイド溝の底部の屋内外方向の幅よりも狭く形成され、
内障子の前記室外側垂下片及び外障子の前記室外側垂下片のそれぞれの下端は、それぞれの室外側ガイド溝の上端部よりも下方に位置するようにのみ込まれている構成とされた、請求項2記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
内外障子の下框等の下部に吹き付ける雨水は、室外側ガイド溝の上端部や内外障子の前記室外側垂下片に衝突して侵入(運動)エネルギーを失うことによって、直接、室外側ガイド溝内に侵入することが拒まれる。その結果、ほとんどの雨水が侵入(運動)エネルギーを失い、多くが室外側垂下片に沿って雨水自体の自重により室外側ガイド溝に流下するため、流下した雨水が室外側ガイド溝の底面や室外側ガイド溝に溜まった雨水に衝突したとしても、飛沫は少なく、その飛沫が室内側に侵入する虞が少ない。したがって、内外障子の室外側垂下片によって、実質的に水切りが行われる。
<請求項記載の発明>
内障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝の上端部の隙間のうち、前記第2の立ち上がり片の上端部と前記室外側垂下片の室外側面との間は0.3〜6mmであり、
内障子の前記室外側垂下片ののみ込み長さとして、前記第2の立ち上がり片の上端と前記室外側垂下片の下端と距離は2〜30mmである構成とされた、請求項記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
内障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝の上端部の隙間のうち、前記第2の立ち上がり片の上端部と前記室外側垂下片の室外側面との間は0.3〜6mmとし、内障子の前記室外側垂下片ののみ込み長さとして、前記第2の立ち上がり片の上端と前記室外側垂下片の下端と距離は2〜30mmとすれば、内障子の下框等の下部に吹き付ける雨水は、室外側ガイド溝の上端部や内障子の前記室外側垂下片に衝突して侵入(運動)エネルギーを失うことによって、直接、室外側ガイド溝内に侵入することが拒まれる。その結果、ほとんどの雨水が侵入(運動)エネルギーを失い、多くが室外側垂下片に沿って雨水自体の自重により室外側ガイド溝に流下するため、流下した雨水が室外側ガイド溝の底面や室外側ガイド溝に溜まった雨水に衝突したとしても、飛沫は少なく、その飛沫が室内側に侵入する虞が少ない。したがって、内障子の室外側垂下片によって、実質的に水切りが行われる。
<請求項10記載の発明>
内障子の戸当り框が当接する縦枠には、縦方向に条状に突出するように突出片が配設され、
該突出片は、その下端が前記第2の立ち上がり片の上端に当接すると共に、前記内障子の戸当り框の室外面よりも室外側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室外面の縦枠側端部を覆うように構成された、請求項記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
内障子の戸当り框が当接する縦枠には、縦方向に条状に突出するように突出片が配設され、該突出片は、その下端が前記第2の立ち上がり片の上端に当接すると共に、前記内障子の戸当り框の室外面よりも室外側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室外面の縦枠側端部を覆うように構成されているので、内障子の戸当り框とサッシ縦枠との間にバール等が差し込まれる隙間をなくしており、防犯性に優れている。
<請求項11記載の発明>
前記突出片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、該突出片と前記内障子の戸当り框の室外面との隙間は1〜10mmである構成とされた、請求項10記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
前記突出片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、該突出片と前記内障子の戸当り框の室外面との隙間は1〜10mmである構成となっていることにより、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室外面の縦枠側端部を覆うように構成されているので、内障子の戸当り框とサッシ縦枠との間にバール等が差し込まれる隙間をなくしており、防犯性に優れている。
<請求項12記載の発明>
内障子の戸当り框が当接する縦枠には、該縦枠を室外側から室内側を見て、突出片、縦枠レール片及び縦タイト材を嵌合可能なリップ溝片がそれぞれ縦方向に条状に突出するように配設され、
突出片は、その下端が前記第2の立ち上がり片の上端に当接すると共に、前記内障子の戸当り框の室外面よりも室外側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室外面の縦枠側端部を覆い、
縦枠レール片は、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の縦枠側側面方向にのみ込まれる構成をとり、
リップ溝片は、前記内障子の戸当り框の室内面よりも室内側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室内面の縦枠側端部を覆う構成とされた、請求項記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
内障子の戸当り框が当接する縦枠には、該縦枠を室外側から室内側を見て、突出片、縦枠レール片及び縦タイト材を嵌合可能なリップ溝片がそれぞれ縦方向に条状に突出するように配設され、突出片は、その下端が前記第2の立ち上がり片の上端に当接すると共に、前記内障子の戸当り框の室外面よりも室外側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室外面の縦枠側端部を覆い、縦枠レール片は、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の縦枠側側面内にのみ込まれる構成をとり、リップ溝片は、前記内障子の戸当り框の室内面よりも室内側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室内面の縦枠側端部を覆う構成とすることにより、突出片、縦枠レール片及びリップ溝片と内障子の戸当り框とで、内障子の戸当り框と縦枠との間に吹き付ける雨水等の室内への侵入を防止するじゃま板及び迷路を形成し、止水性を高めている。
<請求項13記載の発明>
前記突出片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、前記縦枠レール片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、前記リップ溝片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmである構成とされた、請求項12記載の外部開口用下枠フラットサッシである。
(作用効果)
前記突出片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、前記縦枠レール片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、前記リップ溝片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmである構成とすることにより、内障子の戸当り框と縦枠との間に吹き付ける雨水等の室内への侵入を防止するじゃま板及び迷路を形成し、止水性を高めている。
本発明に係る外部開口用下枠フラットサッシによれば、高水密性や高気密性、また優れたメンテナンス性や防犯性等を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明に係るサッシの一実施例である縦及び横断面図を、引き違いサッシについて図1、2に、片引きサッシについて図3、4に示す。図1〜4に示すように、当該サッシは、下枠10、上枠70、左縦枠71及び右縦枠72で枠体を形成し、この枠体に、引き違いサッシの場合には内障子30及び外障子40が装着され、又は片引きサッシ若しくは引き分けサッシの場合には、嵌め殺し部60の縦骨61及び外障子40が装着され、当該サッシが構成される。なお、片引きサッシには、両袖片引きサッシも当然のことながら含まれる。
下枠10の上面全体は略フラットに形成され、図6に示すように、室内の床面から下枠10の上面、グレーチング73、バルコニー74に設けられたウッドデッキ75等を略フラットに形成することができる。
以下に、内障子30及び外障子40からなる引き違いサッシを例にして、本発明に係るサッシの構造を詳述することにする。
<障子構造>
図1,2に示すように、外障子40は、外障子下框41及び図示しない上框と、並びに外障子縦框43及び召し合わせ框44とで障子を形成し、框で四周を囲まれた内部にガラス等が装着される。また、外障子下框の底部45には、戸車46が設けられており、この戸車46が下枠レール部の上面12aを回動することにより、外障子40が左右に移動する。
さらに、外障子下框41には、室内側と室外側にそれぞれ垂下片47,48が延在している。上記障子の構造は、内障子30においても、後述するブロック体50を除いては略同様である。
本発明に係る内障子下框36と外障子下框41には、室内側垂下片32、47に加えて室外側垂下片33、48が設けられているので、図17bの点線で囲む範囲に示すように、室外側垂下片33、48によって、室外側の障子面や窓ガラスに沿って落下した雨水の室内への侵入が拒まれる。すなわち、室外側垂下片33、48は実質的な水切りとして機能している。
したがって、室外側垂下片33、48で水切りが行われることにより、雨水の大半は下枠室外側ガイド溝17,19に流れ落ち、中空部21を介して外部に排出されるので、横タイト材76によるタイトラインよりも上に位置するレール部の上面11a、12aに雨水が浸入しにくくなっており、かつ室内側垂下片32、47と後述する横タイト材76とで水密性や気密性を確実に確保することができる。
また、室外側垂下片33、48を設けたことにより、図18bの点線で囲った範囲に示すように、レール部の上面11a、12aに埃や塵が溜まりにくく、そのため戸車31,46移動等による傷もつきにくくメンテナンス性にも優れており、また、図19bに示すように外部からバール7等を差し込まれるような隙間がなく、さらに、図2に示すように、サッシ右縦枠72には、突出片72aを設けて内障子縦框(戸当り框)35とサッシ右縦枠72との間にバール等が差し込まれる隙間をなくしており、同様に、外障子縦框43とサッシ左縦枠71との隙間もなくしているので防犯性にも優れている。
内障子縦框(戸当り框)35とサッシ右縦枠72との隙間の処理について、図20に基づき詳しく説明すると、まず、内障子縦框(戸当り框)35が当接するサッシ右縦枠72の内周面72Aには、前述のように、縦方向に条状に突出するように突出片72aが配設され、この突出片72aは、その下端が第2の立ち上がり片14の上端である上面14aに当接すると共に、内障子縦框(戸当り框)35の室外面35Aよりも室外側に位置して、内障子30を閉じた状態で内障子縦框(戸当り框)35の室外面35Aの縦枠側端部を覆うように構成されている。そして、突出片72aのサッシ右縦枠72の内周面72Aからの突出長さ(図20に示すaの長さ)は3〜30mmであり、この突出片72aと内障子縦框(戸当り框)35の室外面35Aとの隙間(図20に示すbの長さ)は1〜10mmである。この構成及び長さ関係によって、内障子縦框(戸当り框)35とサッシ右縦枠72との間にバール等が差し込まれる隙間をなくしており、防犯性を確保している。なお、突出長さ(図20に示すaの長さ)は防犯上及び後述する止水性等の観点から5〜20mmが好ましい。また、突出片72aと内障子縦框(戸当り框)35の室外面35Aとの隙間(図20に示すbの長さ)は、同様に、防犯上及び後述する止水性の観点から1〜5mmが好ましく、より好適には、サッシ開閉のしやすさ等の観点より2〜5mmである。
また、サッシ右縦枠72の内周面72Aには、このサッシ右縦枠72を室外側から室内側を見て、前述した突出片72a、縦枠レール片72b及び縦タイト材81を嵌合可能なリップ溝片72cがそれぞれ縦方向に条状に突出するように配設されている。縦枠レール片72bは、内障子30を閉じた状態で、内障子縦框(戸当り框)35の縦枠側側面35B方向にのみ込まれる構成をとり、リップ溝片72cは、内障子縦框(戸当り框)35の室内面35Cよりも室内側に位置して、内障子30を閉じた状態で、内障子縦框(戸当り框)35の室内面35Cの縦枠側端部を覆う構成とされている。そして、縦枠レール片72bのサッシ右縦枠72の内周面72Aからの突出長さ(図20に示すcの長さ)は3〜30mmであり、リップ溝片72cのサッシ右縦枠72の内周面72Aからの突出長さ(図20に示すdの長さ)は3〜30mmである構成とされ、突出片72aのサッシ右縦枠72の内周面72Aからの突出長さ(図20に示すaの長さ)は、前述のように、3〜30mmである。この構成及び長さ関係によって、内障子縦框(戸当り框)35とサッシ右縦枠72との間に吹き付ける雨水等の室内への侵入を防止するじゃま板及び迷路を形成し、止水性を高めている。
ここで、図20に示すように、内障子縦框(戸当り框)35の縦枠側側面35Bに戸当り框タイト材35aを取付け、この戸当り框タイト材35aと縦枠レール片72bとを当接させる構成とすれば、水密性は向上する。
なお、縦枠レール片72b及びリップ溝片72cの突出長さ(図20に示すc,dの長さ)は止水性等の観点から5〜20mmが好ましい。なお、突出片72aについては、前述したので省略する。
<下枠構造>
図5aに示すように、下枠10には、サッシ下枠を室内側から室外側を見て、第1の立ち上がり片13、内障子30に設けられた戸車31が回動する内障子用のレール部11、第2の立ち上がり片14、及び外障子40に設けられた戸車46が回動する外障子用のレール部12及び第3の立ち上がり片15が形成されている。
図5aに示すように、内障子用のレール部室内側側面11bと第1の立ち上がり片13とで内障子の室内側垂下片32の室内側ガイド溝16を、及び内障子用のレール部室外側側面11cと第2の立ち上がり片14とで内障子の室外側垂下片33の室外側ガイド溝17を形成している。なお、図5a中の斜線部分は、後述する水抜き孔、結露水孔、切欠きの部分を示しており、図5bには、水抜き孔20a部分の部分断面を示している。
外障子用のレール部室内側側面12bと第2の立ち上がり片14とで外障子の室内側垂下片47の室内側ガイド溝18を、及び外障子用のレール部室外側側面12cと第3の立ち上がり片15とで外障子の室外側垂下片48の室外側ガイド溝19を形成している。
また、内障子の室内側垂下片32と第1の立ち上がり片13との間、及び外障子の室内側垂下片47と第2の立ち上がり片14との間を気密及び水密にするために、横タイト材76が設けられており、この横タイト材76とそれぞれの室内側垂下片32,47とが摺接及び密接することにより、下枠10におけるタイトラインの一部が形成されている。
ここで、第2の立ち上がり片14は、図5aに示すように、排水溝としても機能するガイド溝17とガイド溝18とを区分けしている。この第2の立ち上がり片14の上面14aは平面であり、かつ外障子用の横タイト材76を取付けているので、実質的な外障子40のタイトラインを形成している。好ましくは、横タイト材76も上面14aと同一平面になるほうがよい。
さらに、内障子及び外障子用の下枠室外側ガイド溝17,19と外障子用の室内側ガイド溝18には、排水溝としても機能するガイド溝に溜まった雨水を排出する水抜き孔20a、20c、20d、20eが形成されており、水抜き穴20a、20c、20d、20eに落ちた雨水は、下枠内に形成された中空部21に流れ落ち、この中空部21は、排水口22を介して外部と連通しているため、最終的に雨水は、外部に排出されることになる。同様に、結露水孔20fにより、結露水は、結露水排水弁20gを通って排水口22を介して外部に排出される。
ここで、図21に基づき、内障子の室外側垂下片33と室外側ガイド溝17との関係、そして外障子の室外側垂下片48と室外側ガイド溝19との関係について詳しく説明する。
内障子用のレール部室外側側面11cと第2の立ち上がり片14とで形成される内障子の室外側垂下片33の室外側ガイド溝17の上端部の隙間、及び外障子用のレール部室外側側面12cと第3の立ち上がり片15とで形成される外障子の室外側垂下片48の室外側ガイド溝19の上端部の隙間(図21に示すf及びmの長さ)は、それぞれ室外側ガイド溝17,19の底部の屋内外方向の幅(図21に示すg及びnの長さ)よりも狭く形成され、内障子の室外側垂下片33及び外障子の室外側垂下片48のそれぞれの下端は、それぞれの室外側ガイド溝17,19の上端部(第2の立ち上がり片14の上端部である上面14a、第3の立ち上がり片15の上端部)よりも下方に位置するようにのみ込まれている構成とされている。
そして、内障子の室外側垂下片33の室外側ガイド溝17の上端部の隙間(図21に示すfの長さ)のうち、第2の立ち上がり片14の上端部と室外側垂下片33の室外側面との間(図21に示すhの長さ)は0.3〜6mmであり、内障子の室外側垂下片33ののみ込み長さ(図21に示すiの長さ)として、第2の立ち上がり片14の上端と室外側垂下片33の下端と距離は2〜30mmである。外障子の室外側垂下片48の室外側ガイド溝19の上端部の隙間(図21に示すmの長さ)のうち、第3の立ち上がり片15の上端部と室外側垂下片48の室外側面との間(図21に示すpの長さ)は0.3〜6mmであり、外障子の室外側垂下片48ののみ込み長さ(図21に示すqの長さ)として、第3の立ち上がり片15の上端と室外側垂下片48の下端と距離は2〜30mmである。
これらの構成及び長さによって、内外障子30,40の下框等の下部に吹き付ける雨水は、室外側ガイド溝17,19の上端部(第2の立ち上がり片14の上端部である上面14a、第3の立ち上がり片15の上端部)や内外障子30,40の室外側垂下片33,48に衝突して侵入(運動)エネルギーを失うことによって、直接、室外側ガイド溝17,19内に侵入することが拒まれる。その結果、ほとんどの雨水が侵入(運動)エネルギーを失い、多くが室外側垂下片33,48に沿って雨水自体の自重により室外側ガイド溝17,19に流下するため、流下した雨水が室外側ガイド溝17,19の底面や室外側ガイド溝17,19に溜まった雨水に衝突したとしても、飛沫は少なく、その飛沫が室内側に侵入する虞が少ない。したがって、内外障子30,40の室外側垂下片によって、実質的に水切りが行われる。
ここで、第2の立ち上がり片14の上端部と内障子の室外側垂下片33の室外側面との間(図21に示すhの長さ)及び第3の立ち上がり片15の上端部と外障子の室外側垂下片48の室外側面との間(図21に示すpの長さ)は、侵入(運動)エネルギーを失い室外側垂下片33,48に沿って雨水自体の自重により流下するものを効率よく室外側ガイド溝17,19に導く観点から、0.5〜4mmが好ましく、より好適には0.5〜3mmである。また、のみ込み長さ(図21に示すi及びqの長さ)は、同様の理由で2〜7mmが好ましく、サッシ開閉のしやすさ等の観点から、3〜7mmがより好適である。
また、万が一、流下した雨水が室外側ガイド溝17,19の底面や室外側ガイド溝17,19に溜まった雨水に衝突した際の飛沫が生じた場合に、その飛沫が室内側に侵入しないようにするために、室外側垂下片33,48の室内側面とレール部室外側側面11c,12cの上端部との間(図21に示すk及びrの長さ)は、1〜2mmとすることが好ましい。
なお、レール部室外側側面11c,12cの上端部は、図21に示すように、その断面形状として、レール部室外側側面11c,12cから室外側垂下片33,48の室内側面に向かって水平方向に突出する形状とすることにより、図21に示すように、この突出部分の下部とレール部室外側側面11c,12c及び室外側垂下片33,48の室内側面に三方を囲まれ、下方に開かれた空間ができる。この空間の存在により、室外側垂下片33,48の室外側面に沿って自重により流下する雨水の室外側垂下片33,48の室内側面への廻り込みが防止され、室外側垂下片33,48の下端から雨水を落下させやすくなり、結果として室内側への雨水の侵入が阻まれる効果が発揮される。また、レール部室外側側面11c,12cの上端部を突出する形状とすることにより、室外側垂下片33,48の室内側面との隙間を狭くすることができ、かつ飛沫の侵入をこの突出部分の下部で堰き止めることができる。よって、上記観点から、図21に示すように、レール部室外側側面11c,12cの上端部を突出形状とすることが望ましい。
すなわち、本発明に係るサッシ構造では、内障子下框36及び外障子下框41に、室外側垂下片33、48が設けられているので、室外側垂下片33、48が実質的な水切りとして機能するが、仮にレール部の上面11a、12aに雨水が浸入した場合でも、室内側垂下片33,47と横タイト材76により室内へ漏水をすることなく、雨水は下枠室内側ガイド溝16,18に落ち、中空部21を介して外部に排出される。つまり、図16に示すように、水切りライン84とタイトライン85を別々に設ける二重構造により、タイトライン85の負担を軽減させ、水密性や気密性を高めているのである。
下枠10の材質としては、アルミニウム合金等からなり、下枠自体は押出成形された部材によって形成されている。下枠10の構成として、図5aに示すように、下枠レール部の上面11a、12bを、下枠のベースを構成する下枠部材23とは別部材とする場合、すなわちレール部の上面11a、12aが取外し可能な下枠レール部の上面構成部材24,25を別に製造し、出来上がってからそれぞれを下枠部材23の内障子用レール部立ち上がり片11e、11f、外障子用の立ち上がり片12e、12fに嵌合することが考えられる。上面構成部材24,25を別部材とすると、図8に示すように、レール部の下部溝11d,12dに水抜き孔20b、20d、結露水孔20fを容易に設けることができるだけでなく、この水抜き孔20b、20d、結露水孔20fに詰まったゴミなどを清掃し目詰まりによる室内への漏水を防ぐことができる。さらに、ゴミ等の蓄積による不衛生状態を防止することができる。
なお、図7a、7bに示すように、下枠部材23a、23bとして下枠を一体成形する場合、すなわち、中空部21、レール部11,12並びに第1〜第3の立ち上がり片12,13,14等を一体成型することも考えられる。ここで、例えば、図7bのような、レール部の下部溝11d、12dに相当する空間が中空部21と一体になっている下枠部材23bでは、これらレール部の下部溝11d、12dがないので、レール部の下部溝11d、12dがある場合に必要な、清掃等のメンテナンスは不要である。
図8a、8bは、下枠レール部の上面構成部材24,25を取外した状態の平面図及び下枠断面図を示している。下枠10には、水抜き孔20a,20b、20c、20d、20eが設けられており、これらの水抜き孔20a,20b、20c、20d、20eは、下枠内に形成された中空部21と連通し、内障子及び外障子用の下枠室外側ガイド溝17,19と外障子用の室内側ガイド溝18や内障子及び外障子用の下枠レール部の下部溝11d、12dに溜まった雨水が、この中空部21に流れ落ちるようになっている。同様に、結露水孔20fにより、結露水も逆止弁つき結露水排水弁20gを通って中空部21に流れ落ちる。また、ガイド溝とレール部の下部溝との間を連通させるための切欠き26も設けられている。
ここで、レール溝11d、12dに設けられた水抜き孔20b、20dについては、レール部の上面11a、12aを乗り越えガイド溝16、18、に侵入した雨水があっても、外障子用レール部の室内側立ち上がり片12eの切欠き26及び内障子用レール部の室内側立ち上がり片11eの切欠き26により水抜き孔20b、20dで排出され、また、風圧等で中空部21からのしぶき(吹き上げ状態)があっても、レール部の上面でカバーされており、横タイト材76へのしぶきはかかり難くしてある。
下枠の中空部21には、外部と連通する排水口22が設けられており、内障子及び外障子用の下枠室外側ガイド溝17,19と外障子用の室内側ガイド溝18や内障子及び外障子用の下枠レール部の下部溝11d、12dから水抜き孔20a,20b、20c、20d、20eを介して流れ落ちてきた雨水や結露水孔20fから結露水排水弁20gを通って落ちてきた結露水をこの排水口22から、排出するようになっている。なお、この排水口22には、外部からの風や、雨水、虫等の侵入を防ぐために、蓋22aが取り付けられており、逆止弁の機能を果たしている。
<召し合わせ框部分の気密・水密構造>
内障子の召し合わせ框の室外面34aと外障子の召し合わせ框の室内面44aとの間には、内外障子を閉じた状態で内障子の召し合わせ框34と外障子の召し合わせ框44とが噛み合い、外部からの風圧に耐えうるように、煙返し34b、44bが設けられている。このうち、内障子の召し合わせ框の室外面34aに設けられた煙返し34bには、内外障子が閉じた状態で、内障子の召し合わせ框の室外面34aと外障子の召し合わせ框の室内面44aとの間を気密にするための縦タイト材78が設けられている。この縦タイト材78は、内障子の召し合わせ框の室外面34aと外障子の召し合わせ框の室内面44aとの間を密接して気密性や水密性を確保し、内障子の召し合わせ框34及び外障子の召し合わせ框44に吹き付けられた雨水の室内への侵入を防ぐ。そして、縦タイト材78はその下端で、図9に示すように、後述する召し合わせ框下部気密ブロック51の側面で密接しており、縦タイトラインを形成している。なお、この縦タイト材78を外障子の召し合わせ框の室内面44aに設けてもよい。
内障子の召し合わせ框の室外面34a下部及び当該框底部34cには、気密ブロック体50が設けられている。この気密ブロック体50は、内障子の召し合わせ框の室外面34a下部と外障子の召し合わせ框の室内面44a下部との間を気密・水密状態にするとともに、内障子の召し合わせ框底部34cと第2の立ち上がり片14の上面14a及び内障子用の下枠レール部上面11aとの間を気密・水密状態にする。ここで、第2の立ち上がり片14には横タイト材76が取付けられており、かつ第2の立ち上がり片14の上面14aと横タイト材76とが略同一平面を形成しているので、水密性・気密性は確実なものとなっている。
図9,10に示すように、気密ブロック体50は、召し合わせ框下部気密ブロック51、召し合わせ框底部気密ブロック52及び底部気密ブロック用ヒレ53から構成されている。
召し合わせ框下部気密ブロック51は、ビス等により内障子の召し合わせ框の室外面34a下部に高さ調整可能に取り付けられ、召し合わせ框底部気密ブロック52と密接している。このうち、図11で示す、ヒレの部分51aはABSを含む軟質塩ビ等の弾性体からなっている。この召し合わせ框下部気密ブロック51の複数のヒレ51aにより、複数の気密・水密空間を形成し、内障子の召し合わせ框の室外面34a下部と外障子の召し合わせ框の室内面44a下部との間の高気密・高水密状態を確保し、召し合わせ框に沿って落下した雨水や召し合わせ框下部に吹き付けられた雨水の室内への侵入を防止することができる。
召し合わせ框底部気密ブロック52は、内障子の召し合わせ框底部34cに嵌合されている。図12で示すように、この召し合わせ框底部気密ブロック52には、室内側垂下片52a及び室外側垂下片52bが一体成形されていて、内障子の召し合わせ框底部34cで切欠かれた内障子下框の室内側垂下片32及び室外側垂下片33を、実質的に延在させたかたちになっている。なお、召し合わせ框底部気密ブロックの室内側垂下片52a及び室外側垂下片52bは、必ずしも設ける必要がなく、その場合は内障子の下框の室内側垂下片32及び室外側垂下片33を延在させればよい。
召し合わせ框底部気密ブロック52の底には、底部気密ブロック用ヒレ53が、嵌合又は接着等されている。図12で示す、底52cが嵌合又は接着等される箇所である。図13に示す、この底部気密ブロック用ヒレ53は、ABSを含む軟質塩ビ等の弾性体からなり、内障子用のレール部上面11aと密接することにより、内障子の召し合わせ框底部34cと内障子用のレール部上面11aとの間が気密・水密状態にされるので、下枠レール部上面11aからの雨水の侵入を防止することができる。なお、図14に示すように、ヒレ54aを別部材とせずに、召し合わせ框底部気密ブロック54と一体成形してもよい。
なお、これら召し合わせ框底部気密ブロック51、召し合わせ框底部気密ブロック52、54及び底部気密ブロック用ヒレ53等を、外障子の召し合わせ框の室内面44a下部及び当該框底部44cに設けてもよい。
図15に示すように、召し合わせ框下部気密ブロック51、召し合わせ框底部気密ブロック52及び底部気密ブロック用ヒレ53からなる気密ブロック体50に加え、防水効果をさらに高めるため、召し合わせ框下部気密補助ブロック55を、内障子の召し合わせ框のサッシ長手方向面34d下部にビス等で取り付けてもよい。召し合わせ框下部気密補助ブロック55のうち、板状部材55aは、ABSを含む軟質塩ビ等の弾性体からなり、この板状部材55aは、外障子の召し合わせ框の室内面44a下部の端部、下枠第2の立ち上がり片14の上面14a、内障子用の下枠室外側ガイド溝16、及び内障子用レール部上面11aに密接し、雨水の室内への侵入があった場合にガイド溝17,18に排出を促して止水するので、防水効果をさらに高めることができる。
また、図8に示すように、引き違いサッシを閉じた状態で内障子の召し合わせ框の底部34cに位置する、内障子用の下枠レール部の室内側及び室外側のガイド溝16,17には、溝付きタイトブロック79が埋設されている。この溝付きタイトブロック79は、ガイド溝16、17に流れ込んだ雨水の室内への流出を塞き止め、水抜き孔20aに雨水を排出させる
さらに、内障子用の下枠レール部の上面11aを,下枠のベースを構成する下枠部材23bとは別部材とする場合、すなわち内障子用の下枠レール部の上面11aが取外し可能な上面構成部材24を別部材とする場合には、引き違いサッシを閉じた状態で内障子の召し合わせ框の底部34cに位置する、レール部の上面構成部材24並びに前記レール部の立ち上がり片11e,11fで囲まれる範囲(内障子用の下枠レール部の下部溝11d)に、溝付きタイトブロック80が埋設されている。この溝付きタイトブロック80により、上記と同様に、レール部の下部溝11dに流れ込んだ雨水の室内への流出を塞き止め、水抜き孔20a、20dに雨水を排出させる。
16に示すように、水抜き孔20aは、召し合わせ框タイトライン85cよりも外部かつ近接した位置に設けられており、レール部下部溝11d、ガイド溝17、18の底部及び内障子用レール部室外側立ち上がり片11f、第2の立ち上がり片14を切欠いて開孔している。
ここで、第2の立ち上がり片14のが召し合わせ框タイトライン85cの外で切欠かれ、上面14aの連続性が遮断されているのは、上面14aに落ちた雨水がそのまま第2の立ち上がり片14の上面14aを伝わって室内側に侵入するのを遮断するとともに、召し合わせ框タイトライン85cの外部での排水を良好にし、召し合わせ框タイトライン85cの負担を軽減するためである。
<水切りライン及びタイトライン>
本発明に係るサッシ構造では、内障子30及び外障子40に室外側垂下片33,48を設け下枠レール部の上面11a,12aへの雨水の侵入を少なくしたことにより、下枠全体として水密性や気密性を高めている。すなわち、図16aで示すように、内障子30及び外障子40に室外側垂下片33,48による水切りライン84と、上記に述べた、内障子及び外障子の室内側垂下片32,47と横タイト材76との密接、内障子召し合わせ框34部分の縦タイト材78、気密ブロック50、溝付きタイトブロック79,80及び必要に応じて召し合わせ框下部気密補助ブロック55を加えた、内障子室内側タイトライン85a、外障子室内側タイトライン85b及び召し合わせ框タイトライン85cより構成される下枠タイトライン85とを別々に設ける二重構造により、タイトライン85の負担を軽減させ防水性を高めている。
また、内障子30及び外障子40に室外側垂下片33,48を設けたことにより、引き違いサッシの内障子30の召し合わせ框の室外側34a下部や当該框の底部34cにおける水密性や気密性の確保を容易にしている。すなわち、レール部の上面11aに位置する、召し合わせ框の底部34cの水密性や気密性は高くなっている。
さらに、内障子30及び外障子40に室外側垂下片33,48を設けたことにより、召し合わせ框の室外側34a下部の気密ブロック50、溝付きタイトブロック79,80及び水抜き孔20aによる雨仕舞を、その構造を複雑にせずに確実に行うことができるようにしている。
他方、当然のことながら、本発明に係るサッシは、図2で示すように、左右のサッシ縦枠71、72には、縦タイト材81を設けており、引き違いサッシを閉じた状態で、外障子の縦框43の室内面及び内障子の縦框35の室内面とそれぞれの縦タイト材81とを密接させ、サッシ高さ方向のタイトラインも形成しており、下枠のタイトライン85と実質的に一体化して室内への漏水を防いでいる。
本発明の別の実施形態としては、片引きサッシ又は引き分けサッシ等の開閉式外部開口部への適用が考えられる。これらのサッシと引き違いサッシとの大きな違いは、内障子30の代わりに嵌め殺し部60の縦骨61が設けられることである。したがって、サッシ構造の違いとしては、図4で示すように、引き違いサッシの場合に必要であった内障子用のレール部11がなくなり、この部分の防水対策が不要になる。なお、片引きサッシには、両袖片引きサッシも当然のことながら含まれる。
本発明に係る、引き違いサッシの場合の、サッシ下枠構造の縦断面図を示す。 本発明に係る、引き違いサッシの場合の、サッシ構造の横断面図を示す。 本発明に係る、片引きサッシの場合の、サッシ構造の縦断面図を示す。 本発明に係る、片引きサッシの場合の、サッシ構造の横断面図を示す。 本発明に係る、引き違いサッシの場合の、サッシ下枠構造の縦断面の部分拡大図を示す。 本発明に係る、引き違いサッシを採用したマンション等の、室内から屋外バルコニーまでの縦断面図を示す。 本発明に係る、引き違いサッシの場合の、他の実施例のサッシ下枠構造の縦断面の部分拡大図を示す。 本発明に係る、引き違いサッシの場合の、サッシ下枠構造の水抜き孔、水切り、タイト材の平面配置図及び下枠断面図を示す。 気密ブロック体を内障子の召し合わせ框に取り付け、下から見上げた状態を示す。 気密ブロック体を内障子の召し合わせ框に取り付け、室外側から見た状態を示す。 召し合わせ框下部気密ブロックの斜視図、正面図、側面図を示す。 召し合わせ框底部気密ブロックの正面図、側面断面図、底面図を示す。 底部気密ブロック用ヒレの正面図、正面断面図、底面図を示す。 召し合わせ框底部気密ブロックの他の実施例の正面図、斜視図を示す。 召し合わせ框下部気密補助ブロックの斜視図、正面図を示す。 下枠の水切りライン、タイトライン及び下枠断面図を示す。 従来例であるサッシ下枠構造(b)と本発明に係るサッシ下枠構造(a)の防水性を比較する図面を示す。 従来例であるサッシ下枠構造(b)と本発明に係るサッシ下枠構造(a)のメンテナンス性を比較する図面を示す。 従来例であるサッシ下枠構造(b)と本発明に係るサッシ下枠構造(a)の防犯性を比較する図面を示す。 内障子縦框(戸当り框)とサッシ縦枠との隙間処理を説明するためのサッシ横断面図である。 内外障子の室外側垂下片と室外側ガイド溝との関係を説明するためのサッシ下枠構造の縦断面図である。
符号の説明
1…従来の内障子、1a…従来の内障子下框、1c…従来の内障子下框の垂下片、2…従来例の外障子、2a…従来例の外障子下框、2c…従来の内障子下框の垂下片、3…窓ガラス、4…従来例の内障子用の下枠レール部上面、5…従来例の外障子用の下枠レール部上面、6…戸車、7…バール、10…下枠、11…内障子用の下枠レール部、11a…内障子用の下枠レール部上面、11b…内障子用の下枠レール部室内側側面、11c…内障子用の下枠レール部室外側側面、11d…内障子用の下枠レール部の下部溝、11e…内障子用の下枠レール部室内側立ち上がり片、11f…内障子用の下枠レール部室外側立ち上がり片、12…外障子用の下枠レール部、12a…外障子用の下枠レール部上面、12b…外障子用の下枠レール部室内側側面、12c…外障子用の下枠レール部室外側側面、12d…外障子用の下枠レール部の下部溝、12e…外障子用の下枠レール部室内側立ち上がり片、12f…外障子用の下枠レール部室外側立ち上がり片、13…第1の立ち上がり片、14…第2の立ち上がり片、14a…第2の立ち上がり片の上面15…第3の立ち上がり片、16…内障子用の下枠室内側ガイド溝、17…内障子用の下枠室外側ガイド溝、18…外障子用の下枠室内側ガイド溝、19…外障子用の下枠室外側ガイド溝、20a、20b、20c、20d、20e…水抜き孔、20f…結露水孔、20g…結露水排水弁、21…下枠中空部、22…排水口、22a…排水口蓋、23、23a、23b…下枠部材、24…内障子用の下枠レール部上面構成部材、25…外障子用の下枠レール部上面構成部材、26…切欠き、30…内障子、31…内障子戸車、32…内障子室内側垂下片、33…内障子室外側垂下片、34…内障子召し合わせ框、34a…内障子召し合わせ框室外面、34b…内障子煙返し、34c…内障子召し合わせ框底部、34d…内障子召し合わせ框のサッシ長手方向面下部、35…内障子縦框(戸当り框)、35A…内障子縦框(戸当り框)の室外面、35B…内障子縦框(戸当り框)の縦枠側側面、35C…内障子縦框(戸当り框)の室内面、35a…戸当り框タイト材、36…内障子下框、40…外障子、41…外障子下框、43…外障子縦框、44…外障子召し合わせ框、44a…外障子召し合わせ框室外面、44b…外障子煙返し、44c…外障子召し合わせ框底部、45…外障子下框底部、46…外障子戸車、50…気密ブロック体、51…召し合わせ框下部気密ブロック、51a…ヒレ部、52…召し合わせ框底部気密ブロック、52a…室内側垂下片部、52b…室外側垂下片部、52c…底部、53…底部気密ブロック用ヒレ、53a…ヒレ部、54…召し合わせ框底部気密ブロック(ヒレ付き)、54a…ヒレ部、55…召し合わせ框下部補助ブロック、55a…板状部材、60…嵌め殺し部、61…縦骨、70…サッシ上枠、71…サッシ左縦枠、72…サッシ右縦枠、72A…サッシ右縦枠の内周面、72a…突出片、72b…縦枠レール片、72c…リップ溝片、73…グレーチング、74…バルコニー、76…横タイト材、78,81…縦タイト材、79、80…埋設タイト材、82…網戸、83…グレーチング、84…水切りライン、85…タイトライン、85a…内障子室内側タイトライン、85b…外障子室内側タイトライン、85c…召し合わせ框タイトライン。

Claims (13)

  1. 下枠のレール部に沿って、障子下框に設けられた戸車を介して左右にスライドする内外障子を有し、かつ前記レール部の上面を含んで前記下枠の上面全体を略フラットに形成した、外部開口用下枠フラットサッシであって、
    前記下枠内に外部と連通する排水口を有する中空部を形成し、
    前記内外障子はその下框の室内側垂下片及び室外側垂下片を形成し、
    前記中空部上方に、内外障子用の上面が略フラットな前記レール部と、この内障子用レール部の室内側と外障子用レール部の室外側とにそれぞれ前記レール部と略同じ高さの室内側立ち上がり片及び室外側立ち上がり片とを並設し、
    前記室内側立ち上がり片と前記内障子用レール部側面とで前記内障子用室内側垂下片の室内側ガイド溝を、並びに前記室外側立ち上がり片と前記外障子用レール部側面とで前記外障子用室外側垂下片の室外側ガイド溝を、それぞれ形成し、
    前記室内側垂下片と前記室内側立ち上がり片との間に横タイト材を摺接するように介在させ、
    前記室外側ガイド溝に水抜き孔を設けて、前記下枠中空部を介して外部と連通させ、
    内障子の召し合わせ框の室外面の煙返しに、当該室外面と外障子の召し合わせ框の室内面との間を気密にする縦タイト材を形成し、
    前記内障子の召し合わせ框の室外面下部の前記縦タイト材の側面に下部ブロック体を設け、当該框室外面下部と外障子の召し合わせ框の室内面下部との間を気密にし、
    前記内障子の召し合わせ框の底部に前記下部ブロック体と密接し、内障子用の前記レールを跨る前記内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片及び室外側垂下片と、内障子用のレール部上面に対向する複数のヒレを有する底部ブロック体を設け、内障子の召し合わせ框底部と内障子用のレール部上面との間を気密にし、
    また、前記内外障子を閉じた状態で前記内障子の召し合わせ框の底部に対向する、前記内障子用レール部の室内側及び室外側のガイド溝にタイト材を埋設し、前記内障子用レール部の室内側及び室外側で前記底部ブロック体と当接した
    ことを特徴とする外部開口用下枠フラットサッシ。
  2. 下枠のレール部に沿って、障子下框に設けられた戸車を介して左右にスライドする障子を有し、かつ前記レール部の上面を含んで前記下枠の上面全体を略フラットに形成した、内外障子からなる引き違いサッシにおける外部開口用下枠フラットサッシであって、
    前記下枠内に外部と連通する排水口を有する中空部を形成し、
    前記内障子及び外障子は、それぞれの下框に室内側垂下片及び室外側垂下片を形成し、
    サッシ下枠を室内側から室外側を見て、前記中空部上方に、第1の立ち上がり片、内障子用のレール部、第2の立ち上がり片、外障子用のレール部及び第3の立ち上がり片を形成し、かつ前記第1〜第3の立ち上がり片は前記レール部と略同じ高さであり、
    前記内障子用のレール部室内側側面と前記第1の立ち上がり片とで内障子の前記室内側垂下片の室内側ガイド溝を、及び前記内障子用のレール部室外側側面と前記第2の立ち上がり片とで内障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝を形成し、
    また、前記外障子用のレール部室内側側面と前記第2の立ち上がり片とで外障子の前記室内側垂下片の室内側ガイド溝を、及び前記外障子用のレール部室外側側面と前記第3の立ち上がり片とで外障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝を形成し、
    前記内障子の室内側垂下片と前記第1の立ち上がり片との間、及び前記外障子の室内側垂下片と前記第2の立ち上がり片との間とに横タイト材を摺接するように介在させ、
    前記内障子及び前記外障子用の室外側ガイド溝と、前記外障子用の室内側ガイド溝とに水抜き孔を設けて、前記下枠中空部を介して外部と連通させ、
    前記内障子の召し合わせ框の室外面の煙返しに、当該室外面と外障子の召し合わせ框の室内面との間を気密にする縦タイト材を形成し、
    前記内障子の召し合わせ框の室外面下部の前記縦タイト材の側面に下部ブロック体を設け、当該框室外面下部と外障子の召し合わせ框の室内面下部との間を気密にし、
    前記内障子の召し合わせ框の底部に前記下部ブロック体と密接し、内障子用の前記レールを跨る前記内障子の下框の室内側垂下片及び室外側垂下片をそれぞれ実質的に延在させる室内側垂下片及び室外側垂下片と、内障子用のレール部上面に対向する複数のヒレを有する底部ブロック体を設け、内障子の召し合わせ框底部と内障子用のレール部上面との間を気密にし、
    また、前記内外障子を閉じた状態で前記内障子の召し合わせ框の底部に対向する、前記内障子用レール部の室内側及び室外側のガイド溝にタイト材を埋設し、前記内障子用レール部の室内側及び室外側で前記底部ブロック体と当接した
    ことを特徴とする外部開口用下枠フラットサッシ。
  3. 内外障子を閉じた状態で前記縦タイト材、前記下部ブロック体、前記底部ブロック体及び前記埋設されたタイト材により形成されたタイトラインに近接する外部位置の下枠に、水抜き孔を設けた請求項1又は2記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  4. 前記レール部は、一対の立ち上がり片で室内側及び室外側側面を形成し、かつ着脱自在なレール部の上面構成部材を前記レール部の室内側及び室外側側面と嵌合することで形成される、請求項1乃至3のいずれかの1項に記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  5. 内外障子を閉じた状態で内障子の召し合わせ框の底部に位置する、レール部の前記上面構成部材並びに前記レール部の室内側及び室外側側面で囲まれる範囲に、タイト材が埋設されている請求項4記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  6. 前記室外側ガイド溝の上端部の隙間は、この室外側ガイド溝の底部の屋内外方向の幅よりも狭く形成され、
    前記障子の前記室外側垂下片の下端は、前記室外側ガイド溝の上端部よりも下方に位置するようにのみ込まれている構成とされた、請求項1記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  7. 前記室外側ガイド溝の上端部の隙間のうち、前記室外側立ち上がり片の上端部と前記室外側垂下片の室外側面との間は0.3〜6mmであり、
    前記室外側垂下片ののみ込み長さとして、前記室外側立ち上がり片の上端と前記室外側垂下片の下端との距離は2〜30mmである構成とされた、請求項6記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  8. 前記内障子用のレール部室外側側面と前記第2の立ち上がり片とで形成される内障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝の上端部の隙間、及び前記外障子用のレール部室外側側面と前記第3の立ち上がり片とで形成される外障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝の上端部の隙間は、それぞれ室外側ガイド溝の底部の屋内外方向の幅よりも狭く形成され、
    内障子の前記室外側垂下片及び外障子の前記室外側垂下片のそれぞれの下端は、それぞれの室外側ガイド溝の上端部よりも下方に位置するようにのみ込まれている構成とされた、請求項2記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  9. 内障子の前記室外側垂下片の室外側ガイド溝の上端部の隙間のうち、前記第2の立ち上がり片の上端部と前記室外側垂下片の室外側面との間は0.3〜6mmであり、
    内障子の前記室外側垂下片ののみ込み長さとして、前記第2の立ち上がり片の上端と前記室外側垂下片の下端と距離は2〜30mmである構成とされた、請求項8記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  10. 内障子の戸当り框が当接する縦枠には、縦方向に条状に突出するように突出片が配設され、
    該突出片は、その下端が前記第2の立ち上がり片の上端に当接すると共に、前記内障子の戸当り框の室外面よりも室外側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室外面の縦枠側端部を覆うように構成された、請求項2記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  11. 前記突出片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、該突出片と前記内障子の戸当り框の室外面との隙間は1〜10mmである構成とされた、請求項10記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  12. 内障子の戸当り框が当接する縦枠には、該縦枠を室外側から室内側を見て、突出片、縦枠レール片及び縦タイト材を嵌合可能なリップ溝片がそれぞれ縦方向に条状に突出するように配設され、
    突出片は、その下端が前記第2の立ち上がり片の上端に当接すると共に、前記内障子の戸当り框の室外面よりも室外側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室外面の縦枠側端部を覆い、
    縦枠レール片は、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の縦枠側側面方向にのみ込まれる構成をとり、
    リップ溝片は、前記内障子の戸当り框の室内面よりも室内側に位置して、内障子を閉じた状態で前記内障子の戸当り框の室内面の縦枠側端部を覆う構成とされた、請求項2記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
  13. 前記突出片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、前記縦枠レール片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmであり、前記リップ溝片の前記縦枠の内周面からの突出長さは3〜30mmである構成とされた、請求項12記載の外部開口用下枠フラットサッシ。
JP2004040559A 2003-02-17 2004-02-17 外部開口用下枠フラットサッシ Expired - Fee Related JP4282006B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004040559A JP4282006B2 (ja) 2003-02-17 2004-02-17 外部開口用下枠フラットサッシ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003039046 2003-02-17
JP2004040559A JP4282006B2 (ja) 2003-02-17 2004-02-17 外部開口用下枠フラットサッシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004270441A JP2004270441A (ja) 2004-09-30
JP4282006B2 true JP4282006B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=33134052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004040559A Expired - Fee Related JP4282006B2 (ja) 2003-02-17 2004-02-17 外部開口用下枠フラットサッシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4282006B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101765237B1 (ko) * 2015-09-14 2017-08-04 강민성 바람과 빗물유입 차단부재를 구비하는 창호

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108487825A (zh) * 2018-05-07 2018-09-04 苏州承志装饰有限公司 一种多功能推拉门窗
CN109812207A (zh) * 2019-02-22 2019-05-28 兴发铝业(成都)有限公司 门窗排水结构
CN112282583B (zh) * 2020-11-28 2024-05-24 浙江博奥铝业有限公司 一种内开窗的窗扇密封结构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101765237B1 (ko) * 2015-09-14 2017-08-04 강민성 바람과 빗물유입 차단부재를 구비하는 창호

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004270441A (ja) 2004-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4282006B2 (ja) 外部開口用下枠フラットサッシ
JP2007170142A (ja) サッシ窓
JP4701583B2 (ja) 屋外用下枠フラットサッシの高水密装置(ウォーターバリア)
JP3617511B2 (ja) 屋外用バリアフリーサッシの高水密装置(垂下片外側の止水ブロック)
JP3694891B2 (ja) 屋外用バリアフリーサッシ(垂下片内外側)の高水密装置
JP4204035B2 (ja) 外部開口用下枠フラットサッシの防虫装置
JP4483092B2 (ja) 屋外用下枠フラットサッシの高水密装置
JP4052584B2 (ja) 外部開口用下枠フラットサッシのグレーチング装置
JP4627245B2 (ja) サッシ
JP4697744B2 (ja) 浴室引戸
JP3420752B2 (ja) 屋外用下枠フラットサッシの高水密装置(ウォーターバリア)
JPH064293U (ja) 引違い窓の下枠水密装置
JPH0116876Y2 (ja)
JP3970227B2 (ja) サッシ窓
JP2005030170A (ja) 屋外用下枠フラットの樹脂サッシ
JP2008308986A (ja) 外部開口用下枠フラットサッシのレール部着脱自在構造
JP3156991B2 (ja) 浴室戸の下枠構造
JP2534625Y2 (ja) 引違い窓における排水装置
JP5013553B2 (ja) 引違いサッシ
JP3330588B2 (ja) 屋外用下枠フラットサッシの高水密装置
JP2002194963A (ja) 屋外用バリアフリーサッシの高水密装置
JP4661019B2 (ja) 屋外用下枠フラットサッシの掃除装置
JP4454518B2 (ja) 外部開口用サッシの障子における召し合せ框の水切り構造
JP4680750B2 (ja) 複合窓の排水構造
JP3233920B1 (ja) 屋外用バリアフリーサッシの高水密装置(下枠凹部の止水ブロック)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060612

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081216

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees