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JP4281066B2 - デジタルコンテンツデータ処理装置およびプログラム - Google Patents

デジタルコンテンツデータ処理装置およびプログラム Download PDF

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Description

この発明は、電子楽器やコンピュータ機器で利用する演奏データなどのデジタルコンテンツデータを複写・移動する機能を備えたデジタルコンテンツデータ処理装置およびプログラムに関する。
従来、汎用のコンピュータ機器においては、ファイル移動の機能が知られている。これは、選択されたファイルを指示された別のフォルダや別の記憶媒体へ移動するものである。基本的に、選択されたファイルのみが移動される。
一方、電子楽器などで利用する演奏データでは、所定のファイル保護がなされることが多い。例えば、オリジナルの演奏データのファイルの一部を編集して新たなファイル(エディットファイル)を作成したとき、当該作成されたエディットファイルの流出を防ぐため、エディットファイルの再生はそれと同じフォルダ内にその元となったオリジナルファイルがあるときのみ実施するというファイル保護が実現されている。
しかし、上述したような電子楽器でのファイル保護を行なうと、例えばオリジナルファイルのみを選択して別のフォルダへ移動したとき、元のフォルダにある今までは再生できていたエディットファイルを再生できなくなるという問題があった。このケースでは、エディットファイルの扱いが特に不適切と言うことはできず、それにも関わらず再生できなくなるのは問題がある。
この発明は、電子楽器やコンピュータ機器で利用する演奏データなどのデジタルコンテンツデータに対し、オリジナルファイルのみを選択して別のフォルダへ移動した場合でも、そのオリジナルファイルから作成されたエディットファイルが正常に再生できるようにしたデジタルコンテンツデータ処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明に係るデジタルコンテンツデータ処理装置は、デジタルコンテンツデータとしての演奏データと、IDと、自ファイルがオリジナルファイルであるかエディットファイルであるかを示すファイルフラグとを含むオリジナルファイルを複製し、該オリジナルファイルのIDと同じIDを付け、ファイルフラグにエディットファイルであることを示す情報を格納して、該オリジナルファイルと同じフォルダ内に存在する場合にのみ利用可能となるように利用保護されたエディットファイルとして、前記オリジナルファイルが格納されているフォルダと同じフォルダに保存する機能を持複写先のフォルダを指定したオリジナルファイルの複写の指示があったとき、複写を指示されたオリジナルファイルを元にして複製したエディットファイルを該オリジナルファイルが存在するフォルダ内で全て検索するため、該オリジナルファイルのIDと同じIDを持つエディットファイルを該フォルダ内で全て検索し、複写を指示されたオリジナルファイルを前記指定された複写先のフォルダに移動すると共に、前記検索された全てのエディットファイルを共に前記指定された複写先のフォルダに移動することを特徴とする。また、再生を指示されたデジタルコンテンツデータがオリジナルファイル内の演奏データである場合は、その演奏データを再生し、再生を指示されたデジタルコンテンツデータがエディットファイル内の演奏データである場合は、当該エディットファイルが前記オリジナルファイルと同じフォルダ内に格納されていることを確認できたときのみ、当該エディットファイル中の演奏データを再生するようにする。
複写先のフォルダを指定したエディットファイルの複写の指示があったときには、、その複写を指示されたエディットファイルを複製する元になったオリジナルファイルを、前記エディットファイルが保存されていたフォルダ内で検索するため、該エディットファイルのIDと同じIDを持つオリジナルファイルを該フォルダ内で検索し、検索されたオリジナルファイルを元にして複製したエディットファイルを、前記オリジナルファイルが保存されていたフォルダ内で全て検索するため、該オリジナルファイルのIDと同じIDを持つエディットファイルを該フォルダ内で検索し、前記複写を指示されたエディットファイル及び前記検索されたオリジナルファイルを前記指定された複写先のフォルダに移動すると共に、前記検索された全てのエディットファイルを前記複写先のフォルダに移動する。さらに、複写を指示されたオリジナルファイルの複写先が、(a)当該オリジナルファイルが格納されているフォルダと同じ場合は、該フォルダに、ファイル名を変更して当該オリジナルファイルを複製し、複製したファイルのファイルフラグにエディットファイルであることを示す情報を格納してエディットファイルとして保存し、(b)当該オリジナルファイルが格納されているフォルダと異なる場合は、該複写先のフォルダに、当該オリジナルファイルと前記検索された全てのエディットファイルを移動するようにしてもよい。検索されたエディットファイルのうち、移動するエディットファイルを選択する選択手段を備え、前記検索された全てのエディットファイルを移動する代わりに、前記選択手段により選択されたエディットファイルのみ移動し、移動しなかったエディットファイルを削除するようにしてもよい。この場合、どのエディットファイルを移動するかは、ユーザが任意に選択したものや、検索されたファイルから予め決められた個数のエディットファイルを自動的に選択して、決定する。
この発明によれば、オリジナルファイルのみを選択して別のフォルダへ移動した場合でも、そのオリジナルファイルから作成されたエディットファイルが前記オリジナルファイルに付随して移動されるので、エディットファイルは常に正常に再生することができる。すなわち、エディットファイルを適切に扱っている限り、再生できなくなることがない。また、エディットファイルを選択して別のフォルダへ移動した場合でも、そのオリジナルファイルを同様に移動することで、エディットファイルは常に正常に再生することができる。
以下、図面を用いてこの発明を実施するための一形態を説明する。
図1は、本発明を適用した電子楽器のハードウエア構成図を示す。この電子楽器は、CPU(中央処理装置)101、ROM(リードオンリメモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、外部記録装置104、操作子105、検出回路106、表示部107、表示回路108、サウンドシステム109、音源回路110、通信インターフェース(I/F)112、および通信バス113を備える。
CPU101は、この電子楽器全体の動作を制御する処理装置である。ROM102は、電源投入時のスタートアップルーチンや低レベルI/O処理を司るBIOS(Basic Input/Output System)およびCPU101が実行する制御プログラムなどを格納する不揮発性メモリである。RAM103は、各種のワークメモリとして使用する揮発性メモリである。外部記録装置104は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなどであり、CPU101が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。操作子105は、ユーザがこの電子楽器に各種の指示を与えるために操作する操作子である。操作子105の操作は、検出回路106により検出され、その検出結果はCPU101に送られる。表示部107は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示回路108は、CPU101からの指示に基づいて、与えられたデータを表示部107に表示する。音源回路110は、CPU101の指示に基づいて、楽音信号を生成し、サウンドシステム109に送出する。サウンドシステム109は、入力した楽音波形データに基づいて楽音を放音する。通信I/F112は、各種の外部機器114を接続するインターフェースである。
外部機器114は、例えば汎用のコンピュータ(PC)である。外部機器114は、インターネットに接続可能な機器であり、インターネット経由で演奏データなどを含むコンテンツファイルをダウンロードできる。ダウンロードしたコンテンツファイルは、外部機器114から本電子楽器に転送し外部記録装置104に格納できる。本電子楽器は、当該コンテンツファイルを指定して再生指示がなされたとき、当該コンテンツファイル内の演奏データを再生することができる。さらに本電子楽器は、当該コンテンツファイルがオリジナルファイルである場合、その中のデジタルコンテンツを編集してエディットファイルとして保存する機能を備えている。
図2は、コンテンツファイルの構成を示す。ファイル名201は名称と拡張子からなる。拡張子は、ファイルの種類毎に異なるものとする。特に、オリジナルファイルとエディットファイルとでは拡張子を異ならせるものとし、オリジナルファイル用の拡張子とエディットファイル用の拡張子を予め規定しておく。すべてのオリジナルファイルのファイル名にオリジナルファイル用の拡張子を付け、すべてのエディットファイルのファイル名にエディットファイル用の拡張子を付ける。セキュリティデータ202として、ファイルフラグ、再生許可フラグ、および保存許可フラグを保持する。再生許可フラグは1またはそれ以外の値を取り、1のとき再生が許可、1以外のとき再生が不許可であることを示す。保存許可フラグは1またはそれ以外の値を取り、1のとき編集して保存することを許可、1以外のとき不許可であることを示す。ファイルフラグは1または0の値を取り、1のとき当該ファイルがエディットファイルであることを示し、0のときオリジナルファイルであることを示す。ID203は、当該ファイルを特定するIDである。例えばインターネット経由でダウンロードしたコンテンツファイルの場合、コンテンツデータの内容が同じであってもダウンロードする毎に固有のIDが付くものとする。本願発明においては、当該IDを、対応しているファイル群(オリジナルファイルと、そのオリジナルファイルを元に作成されたエディットファイル)を認識するためのデータとして使用する。具体的には、当該IDが同じ値をもっている複数のファイルを、対応しているファイル群として認識する。
コンテンツファイルは、デジタルコンテンツデータとして、演奏データ、楽譜データ、および動画データなどを備える。演奏データは、例えばMIDI形式で表現された自動演奏のためのデータである。楽譜データは、その演奏データに対応する表示用の楽譜のデータである。動画データは、演奏データの実行中などに表示する動画のデータである。
図3は、図2のようなファイルのエディット処理のうち特にエディット後のデータをファイルセーブする処理の流れを示す。この処理は、ユーザがオリジナルファイル(保存許可フラグが1であるとする)を指定してそのデジタルコンテンツデータを編集し、ファイル保存の指示を出したとき、あるいは、ユーザがエディットファイル(保存許可フラグが1であるとする)を指定してそのデジタルコンテンツデータを編集し、ファイル保存の指示を出したときに起動される。指定されたオリジナルファイルあるいはエディットファイルに対して実行された編集の内容は、編集用のワークメモリ領域(エディットエリア)へ記録しておく。ステップ301で、編集元のオリジナルファイルのコピー、あるいは、編集元のエディットファイルのコピーを作り、新たなエディットファイルとして、上記オリジナルファイルが存在するフォルダに書き込む。ステップ302では、エディットエリアに記録されている編集の内容を上記新たなエディットファイルへ上書きする。具体的に、編集の内容とは、指定されたオリジナルファイルあるいはエディットファイルのデジタルコンテンツデータに対する変更や削除や追加の内容とその箇所を表わすデータであり、そのデータを、上記新たなエディットファイル中に記録されているデジタルコンテンツデータの、対応する箇所のデータへ反映する。ステップ303で、上記新たなエディットファイルのファイル名の拡張子を変更する。前記ステップ301でコピーされたファイル(指定されたオリジナルファイルあるいは指定されたエディットファイル)のファイル名を、コピー元のファイルがオリジナルファイルであれば、ファイル名の名称はそのままで、拡張子をオリジナルファイル用の拡張子からエディットファイル用の拡張子に書き換え、コピー元のファイルがエディットファイルであれば、ファイル名の名称を書き換え、拡張子はそのままとする。また、当該新たなエディットファイル中の保存許可フラグを1に変更し、ファイルフラグを1に変更して、処理を終了する。ここで、当該新たなエディットファイル中のIDは、コピー元のファイル(オリジナルファイルあるいはエディットファイル)と同一の内容(ステップ301においてコピーした内容)を保持する。これにより作成される新たなエディットファイルは、ファイル名の一部とセキュリティデータの一部(保存許可フラグとファイルフラグ)とデジタルコンテンツの一部(デジタルコンテンツの編集された部分)が、編集元としたオリジナルファイルあるいはエディットファイルの内容とは異なり、それ以外の内容は、編集元としたオリジナルファイルあるいはエディットファイルと同じとなる。
図4は、図2のファイルを再生する処理の流れを示す。所定の操作で選択されたファイルの再生開始指示が検出されたとき、この処理が起動される。ステップ401で、選択されているファイルがオリジナルファイルであるか否か判定する。これは、ファイルの拡張子およびファイルフラグを参照して判別することができる。オリジナルファイルであったときは、ステップ402で、選択されているファイル内のデジタルコンテンツデータの再生を開始する。エディットファイルであったときは、ステップ403で、当該エディットファイルに対応するオリジナルファイルが同じフォルダ内にあるか否か判定する。これは、同じフォルダ内にあるファイルを読み出して、当該エディットファイルと同じID、かつファイルフラグがオリジナルファイルを示すものがあるかどうか判別することにより判定する。オリジナルファイルが同じフォルダ内にあるときは、ステップ402に進んで、当該エディットファイルのデジタルコンテンツの再生を開始する。オリジナルファイルが同じフォルダ内にないときは、再生を開始することなく処理を終了する。なお、再生する際には、再生許可フラグが1であることを確認するのはもちろんである。
図5は、ユーザがファイルを1つ選択し、そのファイルを複写する指示を検出したときに起動される処理のフローチャートである。ステップ501で、選択ファイルからセキュリティデータを検索する。セキュリティデータが無い場合は、その選択ファイルは通常のファイルであるから、ステップ503で、指示に従いファイルコピーを行う。セキュリティデータが検出された場合は、ステップ504で、複写先として指定されたフォルダが選択ファイルのフォルダと同じか否か判定する。ステップ505で異なると判定した場合は、ステップ506で、異なるフォルダ間での移動処理(図6)を行う。同じフォルダ間での複写指示のときは、ステップ507で、当該フォルダ内に、選択ファイルのコピーを作り(ファイル名は所定のルールに従って変更する)、当該コピーにより作成されたファイルのファイルフラグを1とする。
図6は、ステップ506で実行される移動処理の流れを示す。ステップ601で、選択ファイルのファイルフラグを参照してエディットファイルか否か判定する。オリジナルファイルであるときは、ステップ605で、選択ファイルに対応するエディットファイル、つまり選択されたオリジナルファイルと同じID、かつファイルフラグがエディットファイルを示すファイルを同じフォルダ内で検索する。次にステップ606で、検出されたすべてのエディットファイルを指定されたフォルダへ移動し、ステップ607に進む。
ステップ601で選択ファイルがエディットファイルであるときは、ステップ602で、選択されたエディットファイルに対応するオリジナルファイル、つまり選択されたエディットファイルと同じID、かつファイルフラグがオリジナルファイルを示すファイルを同じフォルダ内で検索する。またステップ603で、ステップ602で検出したオリジナルファイルに対応するエディットファイル、つまり検出したオリジナルファイルと同じID、かつファイルフラグがエディットファイルを示す、選択されたエディットファイル以外のエディットファイルを同じフォルダ内で検索する。ステップ604で、ステップ602とステップ603で検出されたすべてのエディットファイルとオリジナルファイルを指定されたフォルダへ移動する。その後ステップ607に進む。ステップ607では、選択ファイルを指定されたフォルダへ移動する。
図6のステップ604とステップ606とステップ607で行う移動とは、もともと記録されていたフォルダ(移動前のフォルダ)内から移動するファイルを削除して、移動先として指定されているフォルダへそのファイルを書き込むことである。
また、図6が起動したときには、まず、複写先として指定されたフォルダが外部記録装置104(スマートメディアなどの外部記録媒体)であるかを判定し、外部記録装置104であると判定された場合には、ステップ604とステップ606とステップ607でファイルを移動するときに、前記移動先として指定されている外部記録装置104に割り当てられている固有値(IDなど)を読み出して、当該固有値を使って前記移動するファイルを暗号化する。そして、暗号化後のファイルを指定されたフォルダ(外部記録装置104)へ移動する。
さらに、図4の再生開始処理において、選択されているファイルが前記暗号化されたファイルである場合には、図4のステップ402を実行する前に、選択されているファイルが記録されているフォルダに割り当てられている固有値(外部記録装置104に割り当てられている固有値)を読み出して、当該固有値を用いて前記選択されているファイル(暗号化されているファイル)を復号化する。前記読み出した固有値が暗号化で使用した固有値と異なる場合には、前記暗号化されたファイルは復号化できない(暗号化前の再生可能なファイルの状態を復元できない)ように前記暗号化を行う。つまり、暗号化後のファイルは、移動したとき(暗号化したとき)と同じ外部記録装置104に記録されている場合でなければ復号化できない。
これらの暗号化および復号化の処理により、外部記録装置104に移動されたファイルが不正に他の外部記録装置やパーソナルコンピュータなどへコピーされて使用されることを防ぐことができるようになっている。
なお、オリジナルファイルが移動されるときはそれに付随してエディットファイルも移動されるが、エディットファイルが移動されたときはエディットファイルのみを移動して、オリジナルファイルを移動させないようにしてもよい。
上記実施形態では、図3〜図6の処理を実現する制御プログラムをROM102に格納しておき、該ROM102上の制御プログラムをCPU101で実行する方式としたが、ROM102に制御プログラムが記憶されていない場合、HDやCD−ROMに制御プログラムやデータを記憶させておいてそれをRAM103に読み込んで実行したり、通信ネットワークを介してサーバコンピュータと接続し、サーバコンピュータから制御プログラムやデータをダウンロードすることで、ROM102に制御プログラムやデータを記憶している場合と同様の動作をCPU101にさせるようにしてもよい。
なお、オリジナルファイルの別フォルダへの移動が指示されたときには検索されたエディットファイルのすべてを指定されたフォルダへ移動するが、検索されたエディットファイルのうちの一部のエディットファイルのみを指定されたフォルダへ移動して移動しなかった残りのエディットファイルは削除するという動作としてもよい。このときの一部のエディットファイルは、検索されたエディットファイルの中からユーザが任意に選択したものや、検索されたエディットファイルから予め決められた個数のエディットファイルを自動的に選択したものなどとすればよい。
エディットファイルの記録位置は、オリジナルファイルと同じフォルダ内に限られず、セキュリティプログラムにより規定されている、再生を許可する範囲内の位置(フォルダ)であればよい。例えば、オリジナルファイルが記録されているフォルダの下位階層に位置するフォルダにエディットファイルを記録しておいても再生できるようにする方法がある。本発明はこのような場合にも対応するものであり、オリジナルファイルやエディットファイルの移動が指示されたときに、その移動するファイルに対応するオリジナルファイルやエディットファイルを検索する場合には、検索の対象とするフォルダは、移動するファイルと同一のフォルダに限られず、セキュリティプログラムにより規定されている、再生を許可する範囲内の位置(フォルダ)のすべてのフォルダである。
対応しているファイル群を認識するためのデータは、IDに限らず、対応を識別できるデータであればどのような形態であってもよい。他の形態として、ファイル名を利用する処理を説明する。この場合、オリジナルファイルのファイル名を、当該オリジナルファイルを元に作成されたエディットファイルのセキュリティデータ内に記録するものとする。あるオリジナルファイルを元にエディットファイルを作成するとき、あるいは、当該作成したエディットファイルを元に新たなエディットファイルを作成するときに、図3のステップ303の処理において、前記オリジナルファイルのファイル名を、作成するエディットファイルのセキュリティデータ内に記録する。そして、図6のステップ602では、選択されたエディットファイルに記録されているオリジナルファイルのファイル名のファイルを検索し、ステップ603とステップ605では、検出あるいは選択されたオリジナルファイルのファイル名がセキュリティデータ内に記録されているエディットファイルを検索する。これによりIDの場合と同様の効果を得ることができる。
本発明を適用した電子楽器のハードウエア構成図 演奏データファイルの構成図 エディット処理(ファイルセーブ)の流れを示すフローチャート図 再生開始処理の流れを示すフローチャート図 複写指示を検出したときの処理の流れを示すフローチャート図 移動処理の流れを示すフローチャート図
符号の説明
101…CPU(中央処理装置)、102…ROM(リードオンリメモリ)、103…RAM(ランダムアクセスメモリ)、104…外部記録装置、105…操作子、106…検出回路、107…表示部、108…表示回路、109…サウンドシステム、110…音源回路、112…通信インターフェース(I/F)、113…通信バス、114…外部機器。

Claims (5)

  1. デジタルコンテンツデータとしての演奏データと、IDと、自ファイルがオリジナルファイルであるかエディットファイルであるかを示すファイルフラグとを含むオリジナルファイルを複製し、該オリジナルファイルのIDと同じIDを付け、ファイルフラグにエディットファイルであることを示す情報を格納して、該オリジナルファイルと同じフォルダ内に存在する場合にのみ利用可能となるように利用保護されたエディットファイルとして、前記オリジナルファイルが格納されているフォルダと同じフォルダに保存する手段と、
    複写先のフォルダを指定した前記オリジナルファイルの複写の指示を受け付ける手段と、
    前記複写を指示されたオリジナルファイルを元にして複製したエディットファイルを該オリジナルファイルが存在するフォルダ内で全て検索するため、該オリジナルファイルのIDと同じIDを持つエディットファイルを該フォルダ内で全て検索するエディットファイル検索手段と、
    前記複写を指示されたオリジナルファイルを前記指定された複写先のフォルダに移動すると共に、前記検索された全てのエディットファイルを共に前記複写先のフォルダに移動する書き込み手段と、
    再生を指示されたデジタルコンテンツデータがオリジナルファイル内の演奏データである場合は、その演奏データを再生し、再生を指示されたデジタルコンテンツデータがエディットファイル内の演奏データである場合は、当該エディットファイルが前記オリジナルファイルと同じフォルダ内に格納されていることを確認できたときのみ、当該エディットファイル中の演奏データを再生する再生手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタルコンテンツデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデジタルコンテンツデータ処理装置において、さらに、
    複写先のフォルダを指定した前記エディットファイルの複写の指示を受け付ける手段と、
    前記複写を指示されたエディットファイルを複製する元になったオリジナルファイルを、前記エディットファイルが保存されていたフォルダ内で検索するため、該エディットファイルのIDと同じIDを持つオリジナルファイルを該フォルダ内で検索する手段と、
    検索されたオリジナルファイルを元にして複製したエディットファイルを、前記オリジナルファイルが保存されていたフォルダ内で全て検索するため、該オリジナルファイルのIDと同じIDを持つエディットファイルを該フォルダ内で検索する手段と、
    を備え、
    前記書き込み手段は、
    前記複写を指示されたエディットファイル及び前記検索されたオリジナルファイルを前記指定された複写先のフォルダに移動すると共に、前記検索された全てのエディットファイルを前記複写先のフォルダに移動する手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタルコンテンツデータ処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のデジタルコンテンツデータ処理装置において、
    前記書き込み手段は、
    前記複写を指示されたオリジナルファイルの複写先が、
    (a)当該オリジナルファイルが格納されているフォルダと同じ場合は、該フォルダに、ファイル名を変更して当該オリジナルファイルを複製し、複製したファイルのファイルフラグにエディットファイルであることを示す情報を格納してエディットファイルとして保存し、
    (b)当該オリジナルファイルが格納されているフォルダと異なる場合は、該複写先のフォルダに、当該オリジナルファイルと前記検索された全てのエディットファイルを移動するものであることを特徴とするデジタルコンテンツデータ処理装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載のデジタルコンテンツデータ処理装置において、さらに、
    前記検索されたエディットファイルのうち、移動するエディットファイルを選択する選択手段を備え、
    前記書き込み手段は、
    前記検索されたエディットファイルを全て前記複写先のフォルダへ移動する代わりに、前記選択手段により選択されたエディットファイルのみ移動し、移動しなかったエディットファイルは削除する
    ことを特徴とするデジタルコンテンツデータ処理装置。
  5. コンピュータを、
    デジタルコンテンツデータとしての演奏データと、IDと、自ファイルがオリジナルファイルであるかエディットファイルであるかを示すファイルフラグとを含むオリジナルファイルを複製し、該オリジナルファイルのIDと同じIDを付け、ファイルフラグにエディットファイルであることを示す情報を格納して、該オリジナルファイルと同じフォルダ内に存在する場合にのみ利用可能となるように利用保護されたエディットファイルとして、前記オリジナルファイルが格納されているフォルダと同じフォルダに保存する手段と、
    複写先のフォルダを指定した前記オリジナルファイルの複写の指示を受け付ける手段と、
    前記複写を指示されたオリジナルファイルを元にして複製したエディットファイルを該オリジナルファイルが存在するフォルダ内で全て検索するため、該オリジナルファイルのIDと同じIDを持つエディットファイルを該フォルダ内で全て検索するエディットファイル検索手段と、
    前記複写を指示されたオリジナルファイルを前記指定された複写先のフォルダに移動すると共に、前記検索された全てのエディットファイルを共に前記複写先のフォルダに移動する書き込み手段と、
    再生を指示されたデジタルコンテンツデータがオリジナルファイル内の演奏データである場合は、その演奏データを再生し、再生を指示されたデジタルコンテンツデータがエディットファイル内の演奏データである場合は、当該エディットファイルが前記オリジナルファイルと同じフォルダ内に格納されていることを確認できたときのみ、当該エディットファイル中の演奏データを再生する再生手段と、
    を備えたデジタルコンテンツデータ処理装置として機能させるためのデジタルコンテンツデータ処理プログラム。
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