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JP4261535B2 - マスク検査装置におけるアライメント方法および評価方法 - Google Patents

マスク検査装置におけるアライメント方法および評価方法 Download PDF

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JP4261535B2
JP4261535B2 JP2005281109A JP2005281109A JP4261535B2 JP 4261535 B2 JP4261535 B2 JP 4261535B2 JP 2005281109 A JP2005281109 A JP 2005281109A JP 2005281109 A JP2005281109 A JP 2005281109A JP 4261535 B2 JP4261535 B2 JP 4261535B2
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Description

本発明は、半導体素子や液晶ディスプレイ(LCD)の製造に使用されるマスクの欠陥を検査するマスク検査装置に係わり、特に、マスク検査装置における試料のアライメント方法およびそのアライメント方法に適用される評価方法に関する。
半導体集積回路は、露光技術やプロセス技術の向上によりますます高集積化、微細化が進められている。既に、デザインルール90nmの製品が市場で製造され、次世代、次々世代品の65nm、45nm製品の開発も精力的に進められている。これに伴い回路のパターンが形成された原画パターン(マスク、フォトマスク或いはレチクルともいう。以下、マスクと総称する)に対しても、より一層の位置精度、寸法精度、微小欠陥や異物の低減などが要求されている。
これに対して、マスク検査装置においては、通常、ダイツーデータベース(die to database)比較あるいは、ダイツーダイ(die to die)比較と呼ばれる検査方法が採用されている。ここで、ダイツーデータベース比較とは、マスク上の被検査回路パターンを1次元画像センサーで撮像した画像データと、マスク上の回路パターンの基となったCADデータからつくられた参照データを比較し、両者の不一致点を欠陥として検出する検査方法である。また、ダイツーダイ比較とは、同一マスク上の異なる場所の同一回路パターンを1次元画像センサーで撮像した画像データ同士を比較し、両者の不一致点を欠陥として検出する検査方法である。
いずれの検査方法の場合においても、データ同士の不一致点を欠陥として検出するので、信頼性の高い検査のためには、両データの位置合わせが重要である。ここで、両者の位置合わせを損なう要因は、多々あるが、特に、試料であるマスクのマスク検査装置内での回転量、すなわち検査装置のステージ座標軸とマスクの傾きが一つの大きな要因であり、その補正が重要となる。そして、通常、その傾き補正は、マスク上の特定のアライメントマークを読み取ることによる方法が採られている。
次にアライメントマークからのマスクの傾き補正方法について説明する。
まず、あらかじめ、マスクの搬送精度をもとに規定されたサーチ範囲を、1次元画像センサーによって走査し、マスク上の所定の箇所に設けられた特定のアライメントマークの画像データを取得する。原理的には、検出したアライメントマークの傾き(画像傾き)、すなわちアライメントマーク内のラインパターンの取得画像上での傾きと、設計上の傾きの差が、マスクの回転量、すなわち、ステージ座標軸とマスクの傾きとなるはずである。
しかし、実際には、図8の概念図に示すように、アライメントマークの取得画像の傾きの要因には、ステージ座標軸とマスクの傾きに加え、1次元画像センサーによる画像取得の際のステージ走行時の揺らぎと1次元画像センサーの傾きがある。
例えば、図9に示すように、ステージ座標軸とマスクが傾いていない場合であっても、ステージ走行時の揺らぎがあれば、アライメントマークの取得画像の水平方向(ステージ走行方向)のラインパターンは、局所的な揺らぎの角度だけ傾くことになる。また、図10に示すように、ステージ座標軸とマスクが傾いていない場合であっても、1次元画像センサーが傾いていれば、アライメントマークの取得画像の垂直方向のラインパターンは、センサーの傾き分だけ傾くことになる。
したがって、必ずしも、検出した取得画像上でのアライメントマークの傾きを、実際のステージ座標軸とマスクの傾きとして、補正をすることはできない。
そこで、従来は、1つのアライメントマークの画像データではなく、複数のアライメントマークの画像データに基づき傾きを決定し補正している(特許文献1)。すなわち、例えば、まず、図8に示すような、第1のアライメントマークをサーチし、そのアライメントマークの画像データとレーザ干渉計等により測長されたステージ位置の座標データを取り込む。次に、ステージの走行時の揺らぎを無視できるほど、十分にX軸方向に離間した第2のアライメントマークをサーチし、そこへステージを移動させ、最初のアライメントマークと同様に画像データとステージ位置の座標データを取り込む。そして、X軸方向とY軸方向の移動距離に基づき、ステージ座標軸とマスクの傾きを算出し回転補正している。
もっとも、このような従来技術では、マスク検査に入る前に、複数のアライメントマークをサーチする必要が生じ、装置のタクトタイムが増大し、装置の効率的運用が図れないという問題点があった。特に、マスクのステージに対する回転量のばらつきが大きい場合には、第2のサーチ範囲の予測精度が下がる。そのため、サーチ範囲を広げる必要が生じてサーチに費やす時間が増大するため、問題はより深刻であった。
特開平11−97510号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、アライメント時間を短縮することができる、マスク検査装置におけるアライメント方法およびそのアライメント方法に適用される評価方法を提供することにある。
本発明の一態様のマスク検査装置のアライメント方法は、
ステージを1方向に連続移動して、1次元画像センサーで2次元画像を取得する撮像手段を持ったマスク検査装置におけるアライメント方法であって、
マスク上のアライメントマークの画像データを取得するステップと、
前記アライメントマークの画像データと、測定されたステージ位置の座標データを関連付けて蓄積するステップと、
前記アライメントマークの画像データから生成される取得画像から、前記アライメントマークの取得画像上の傾きを算出するステップと、
前記アライメントマークの画像データと関連付けられた前記ステージ位置の座標データから、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
前記算出されたアライメントマークの取得画像上の傾きと、前記算出されたステージ走行方向のステージ座標軸との傾きから、実際の前記マスクと前記ステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
1箇所のアライメントマークの取得画像についてのみ算出された、前記マスクと前記ステージ座標軸との傾きに基づき、2箇所目以降のアライメントマークのサーチ範囲を補正することを特徴とする。
本発明によれば、アライメント時間を短縮することができる、マスク検査装置におけるアライメント方法およびそのアライメント方法に適用される評価方法を提供することが可能となる。
以下、本発明に係わるマスク検査装置におけるアライメント方法および評価方法について、添付図面に基づき説明する。
説明に先立ち、本発明で用いる用語の用法を定義する。
本発明で、画像データとは、デジタル情報であり、1次元画像センサーによって取得される、個々の画素データ、1次元画像センサーの1ライン分に相当する画素データの総体、あるいは、1次元画像センサーによって取得された画像データを2次元化した2次元画像のデータの総体のいずれかを指す。
本発明で、取得画像とは、1次元画像センサーによって取得された画像データを2次元化した2次元画像イメージをいう。
本発明で、関連付けとは、ステージ位置の座標データとアライメントマークの画像データを対応させ、ステージ位置の座標データを持ったアライメントマークの画像データを生成することを言う。
以下、本発明のマスク検査装置におけるアライメント方法および評価方法で使用されるマスク検査装置の装置構成とその運用方法について説明する。
(装置構成)
図1は、本発明のマスク検査装置におけるアライメント方法および評価方法で使用されるマスク検査装置の装置構成を示す概念図である。
マスクやウェハ等の基板を試料として、かかる試料の欠陥を検査するマスク検査装置100は、光学画像データ取得部150と制御系回路160を備えている。光学画像データ取得部150は、XYθステージ102、光源103、拡大光学系104、1次元画像センサーであるフォトダイオードアレイ105、センサー回路106、ステージ位置の座標データを測定するレーザー測長システム122、オートローダー130、照明光学系170を備えている。制御系回路160では、コンピュータとなる制御計算機110が、データ伝送路となるバス120を介して、位置回路107、比較回路108、画像データおよびステージ位置の座標データを蓄積する画像座標バッファ回路140、オートローダー制御回路113、ステージ制御回路114、オートフォーカス制御回路142、記憶装置の一例となる磁気ディスク装置109、磁気テープ装置115、フロッピー(登録商標)ディスク116、CRT117、パターンモニタ118、プリンタ119に接続されている。また、XYθステージ102を駆動する、X軸モータ、Y軸モータ、θ軸モータを備えている。
ここで、1次元画像センサーである105は、例えば、2048画素のセンサー幅を有するフォトダイオードアレイである。
なお、図1では、本発明を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。試料検査装置100にとって、通常、必要なその他の構成が含まれることは言うまでもない。
(アライメント画像取得方法)
次に、上記マスク検査装置におけるアライメント画像取得方法について、説明する。マスク101は水平方向および回転方向に移動可能に設けられたXYθステージ102上に載置され、マスク101に形成されたパターンには適切な光源103によって光が照射される。マスクを透過した光は、拡大光学系104を介してフォトダイオードアレイ(1次元画像センサー)105に入射する。この時、拡大光学系104が制御され、フォトダイオードアレイ105上に拡大された光学画像として結像される。
フォトダイオードアレイ105上に結像されたパターンの光学画像は、フォトダイオードアレイ105によって光電変換され、更にセンサー回路106によってA/D変換される。
XYθステージ102は、制御計算機110の制御の下に、ステージ制御回路114により駆動される。そして、XYθステージ102の移動位置はレーザ測長システム122により測定され、ステージ位置の座標データとして位置回路107に供給される。
画像座標バッファ回路140は、センサー回路106より取得された1次元デジタル画像データと、位置回路107により出力されるステージ位置の座標データとを入力し、ステージの移動距離あるいは一定時間ごとに画像データとステージ位置の座標データを関連付けて画像座標バッファ回路140上のメモリに蓄積することで、パターンの画像を2次元デジタル画像として保存する。また、画像座標バッファ回路140は、2次元画像とともに位置回路107により座標データを保存する機能と、センサーの感度特性を補正する機能を持つ。
ここで、センサーの感度特性の補正は、すべての画素に対してGainの乗算とOffsetの加算を実行することにより行われる。それぞれの画素に適用されるGainとOffsetの値は、任意の黒部と白部の画像を取得し、以下の連立方程式から求められる。
黒部目標値=Gain*黒部入力値+Offset
白部目標値=Gain*白部目標値+Offset
上記撮像方法により、短冊状の2次元画像を繰り返し取得することで、サーチ範囲内に予め決められたアライメントマークを探し、アライメントマークの画像データを取得する。サーチ範囲は、マスク検査装置の有するマスクの搬送精度により決定する。すなわち、搬送精度が高ければ、サーチ範囲を狭め、サーチ時間を短縮することができるが、逆に搬送精度が低ければ、サーチ範囲を広げざるを得なくなり、サーチ時間が延びてしまうことになる。
上記の方法で取得されたアライメントマークの画像データを利用することにより、マスクのマスク検査装置内での回転量の補正を行うことになる。
図2は、以上説明したアライメント方法の概念図である。撮像手段部(光学画像データ取得部)で得られたアライメントマークの画像データと、座標取得手段部(レーザ測長システム)で得られた座標データ(ステージ位置の座標データ)が、画像座標バッファ回路部で関連付けられて画像メモリと座標メモリに保存され、この保存された座標データ付画像データが計算機(制御部)に送られ、実際のマスクと座標軸の傾きを算出し、マスクの回転補正を行い、その補正をフィードバックして撮像手段を制御する。
[実施の形態1]
まず、本発明の実施の形態1として、1箇所のアライメントマークのみからマスクの回転量を補正するマスク検査装置におけるアライメント方法であって、位置回路に入力されるステージ位置の座標データに同期させてアライメントマークの画像データとステージ位置の座標データの関連付けを行うアライメント方法について説明する。
まず、マスクの1箇所にあるアライメントマークをサーチし、その画像データを取得する。
ここで、図3を用いて、本実施の形態におけるアライメントマークの画像データと、ステージ位置の座標データとの関連付けについて、説明する。
本実施の形態においては、画像データとステージ位置の座標データとの関連付けは、位置回路に入力されるステージ位置の座標に同期して行われる。そして、本発明のアライメント方法では、1ラインより細かなステージ位置の座標データは不要なため、1次元画像センサーの1ライン出力ごとに関連付けを行う。この同期方法の場合、同期信号はステージ位置の座標データと目標の座標値とを比較しながら出される。すなわち、予め、目標の座標と画像ピッチを回路のレジスタに設定し、現在のステージ位置の座標値が目標の座標値を超えたところで同期信号を出す。この同期信号により、位置回路から出力され、加算&カウントレジスタに取り込まれているステージ位置の座標データについて除算処理を行い、平均化座標を求めると同時に、目標の座標値が画素ピッチ分加算されることにより更新される。そして、算出された平均化座標と、画像データを関連付けて、画像メモリと座標メモリに関連付けられた形で保存する。なお、センサー回路で取り込まれた1次元画像デジタルデータは、センサー感度補正された後に画像メモリに蓄積される。以上のように、ステージ位置の座標データと関連付けられた画像データを用いて、マスクの回転補正を行う。
図4は、本実施の形態を説明する図面である。先に、背景技術の説明において説明したように、アライメントマークの取得画像の傾きには、マスクの検査装置内での回転量、すなわち、マスクとステージ座標軸との傾きのみならず、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾き(ステージ走行時の揺らぎ)や、1次元画像センサーの傾きが要因として加わっている。
通常、1次元画像センサーの傾きは、モニターされていない。そこで、本実施の形態では、先に述べたように、1次元画像センサーの傾きが反映されない、例えば、図4のA−A’で示す水平方向(ステージ走行方向)のラインパターンを利用して補正する。
まず、取得画像内でのA−A’の水平方向からの傾きθを測定算出する。
次に、θには先に背景技術で説明したように、ステージ走行時の揺らぎによる角度成分が含まれている。そして、このステージ走行方向のステージ座標軸との傾き(ステージ走行時の揺らぎ)は、A−A’を含むライン出力に関連付けられた座標データから求められるX座標の移動量と、Y座標の変動量から算出することが可能である。なぜなら、本来ステージ走行時の揺らぎが無ければ、X座標の移動に伴う、Y座標の変動量はゼロであるべきところ、Y座標に変動があるということは、その変動量こそが、ステージ走行時の揺らぎ量を反映することになるからである。
そうすると、アライメントマークの取得画像上の傾きθから、算出されたステージ走行方向のステージ座標軸との傾きを除去することにより、実際のマスクとステージ座標軸との傾きが求められる。
そして、この傾き分だけ、マスクの回転補正を行う。
本実施の形態により、1箇所のみのアライメントマークの測定によりマスクの回転補正が可能となり、マスク検査装置のアライメント時間を短縮することができる。
また、ステージ位置の座標データに同期して、1ラインごとの画像データにステージ位置の平均化座標を関連づけているため、マスクとステージ座標軸との傾きを精度よく算出し、高精度の回転補正をすることが可能である。すなわち、ステージ位置の座標データに同期して画像を蓄積するため、ステージに速度ムラが生じても、取得画像が伸び縮みすることがおこりにくい。よって、取得画像上の傾きの算出に誤差が生じにくい。また、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾きについても、1ラインごとの画像データに関連付けられた平均化座標データのX座標の移動量、および、Y座標の変動量をフィッティングすることにより求めることで、より高精度に算出できる。
なお、ステージ位置の座標データに同期して画像を蓄積する場合、ステージ速度にムラがあると、露光時間がラインごとに異なることで光量ムラが生じ、取得画像上の傾き算出を困難にする場合がある。このような場合には、図3に示すように、平均化座標を求める際に使用したカウンタ値(露光時間を示す)に応じて、センサー感度特性補正用のGainを修正することで、光量ムラの影響を少なくすることも考えられる。
[実施の形態1の変形例1]
実施の形態1の変形例1について、以下説明する。
この変形例においては、画像データとステージ位置の座標データとの関連付けは、1次元画像センサーの1ライン出力ごとではなく、一定の間隔をおいたライン出力ごとに行う点で、実施の形態1と異なっている。
すなわち、本発明のアライメント方法では、図4に示すA−A’間の、すべてのライン出力について取得画像とステージ位置の座標データとの関連付けが行われている必要は無く、原理的には、2ラインについての関連付けがなされていれば、実際のマスクとステージ座標軸との傾きが求められる。
なお、X座標としては、実施の形態1のように、平均化座標をもちいてもよいし、1ラインにつき、1測定のみのステージ位置の座標データ測定値を使うことも可能である。
この変形例によれば、ステージ位置の座標データと関連付けられるラインの数が減るため、回転補正の精度自体は、実施の形態1に比べて落ちざるをえない。しかし、関連づけられるラインの数が減るため、画像座標バッファ回路のメモリ量を減らすなど回路規模の縮小が可能となる。
[実施の形態1の変形例2]
実施の形態1の変形例2について、以下説明する。
この変形例は、ステージ走行時の揺らぎが補正されるようアライメントマークの取得画像を修正する点で、実施の形態1と異なっている。
アライメントマークの取得画像上での傾きは、実際のマスクとステージ座標軸との傾きに加え、ステージ走行時の揺らぎの影響が含まれている。そこで、ステージの走行目標Y座標(例えば、水平ラインパターンなら変動量はゼロ)と、1ラインごとに画像データに関連付けられたY座標との差から各ラインの取得画像を修正する。すなわち、ステージ走行時の揺らぎの影響を受けていない画像を作成してから、アライメントマークの取得画像上の傾きを測定する。
本変形例を、図5を用いて、具体的に説明する。図には、2048画素のセンサー幅を有する1次元画像センサーで取得された修正前の1ライン分の画像データと、修正後の1ライン分の画像データを示す。ここで、画像データを構成する個々の画素の画素サイズは70nm×70nmであり、図において、各画素内に記述された数値は、各画素の階調値を示す。例えば、修正前の画像データに関連付けられたY座標が、ステージの走行目標Y座標より200nm大きかった場合、図に示すように、200nm/70nm=2.857画素分画像を上へシフトする修正を画像データに施すことによって取得画像を修正する。なお、この時、補正後の各画素の階調値は、図に示すように対応する2画素の階調値から面積比率計算で求めればよい。そして、このような修正を取得画像内の各ラインの画像データに施すことによって得られた、ステージ走行時の揺らぎの影響を受けていない画像から、アライメントマークの取得画像上の傾きを測定する。
この変形例によれば、ステージ走行時の揺らぎの影響が画像上から排除されているため、実際のマスクとステージ座標軸の傾きを、マスク検査装置のオペレータが直接視認して確認することが可能となる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2として、1箇所のアライメントマークのみからマスクの回転補正をするマスク検査装置におけるアライメント方法であって、一定のクロック信号に同期させてアライメントマークの画像データとステージ位置の座標データの関連付けを行うアライメント方法について説明する。本実施の形態は、以下説明する関連付けの方法と、取得画像の補正以外に関しては、実施の形態1と同様のため、記述を省略する。
ここで、図6を用いて、本実施の形態におけるアライメントマークの画像データと、ステージ位置の座標データとの関連付けについて、説明する。
本実施の形態2では、アライメントマークの画像データとステージ位置の座標データの関連付けを、予測されるステージ速度に応じた一定時間単位、すなわち、画像座標バッファ回路内のクロック信号、例えば、200KHzのクロック信号、に同期させて行うことを特徴としている。そのため、一定時間単位で取得された画像が1ラインとして2次元画像に展開されるため、ステージに速度ムラが生ずると、画像がステージ方向に伸び縮みする特徴がある。そこで、アライメントマークの取得画像上の傾きを算出する際に、関連付けられた座標データを考慮して傾き量の補正を行う。
なお、実施の形態1の変形例1のように、一定の間隔をおいたライン出力ごとに関連付けをおこなってもかまわない。また、実施の形態1の変形例2のように、アライメントマークの取得画像を修正してもかまわない。
本実施の形態では、一定時間単位、すなわち、同一露光時間単位で画像データとステージ位置の座標データの関連付けを行っているため、2次元画像の光量ムラが生ぜず取得画像が良質となる。したがって、アライメントマークの取得画像上の傾きを求める際の測定の精度が上がり、より高精度な回転補正が可能となる。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3として、1箇所のアライメントマークの取得座標のみから算出されたマスクとステージ座標軸との傾きに基づき、2箇所目以降のアライメントマークサーチ範囲を補正するアライメント方法について説明する。
本実施の形態のアライメント方法は、以下に説明する箇所を除いて実施の形態1と同様であるため、同様な箇所の説明を省略する。
複数のアライメントマークを用いてマスクのアライメントを行う場合、1箇所目のアライメントマークの測定が終わった後、予め予測されたサーチ位置へステージを移動して、2箇所目のアライメントマークをサーチする。本実施の形態においては、複数のアライメントマークを用いる場合に、2箇所目のアライメントマークのサーチ範囲を、1箇所目で算出されたマスクの傾きによる回転補正を考慮して決定する。すなわち、サーチ範囲の座標を、回転補正後の座標に変換する。
以上のように、1箇所目のアライメントマークによる回転補正を取り込んで、2箇所目以降のサーチを行うことにより、サーチ範囲の位置精度があがる。したがって、2箇所目以降のサーチ範囲を狭くすることが出来、サーチに要する時間を短縮することが可能となり、装置の有効利用を図ることができる。
[実施の形態4]
次に、本発明の実施の形態4として、マスク検査装置の1次元画像センサーの傾きを求める評価方法について説明する。
先に、背景技術の説明において説明したように、アライメントマークの取得画像の傾きには、マスクの検査装置内でのマスクの回転量、すなわち、マスクとステージ座標軸との傾きのみならず、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾き(ステージ走行時の揺らぎ)や、1次元画像センサーの傾きが要因として加わっている。
本実施の形態では、例えば、これまでに説明してきた各実施の形態のいずれかを用いて、まず、実際のマスクの傾きとステージ座標軸との傾きを求める。
続いて、本実施の形態では、求められた実際のマスクの傾きとステージ座標軸との傾きと、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾き(ステージ走行時の揺らぎ)が反映されない、図7のB−B’で示す設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの傾きから1次元画像センサーの傾きを算出する。
ここでは、実際のマスクとステージ座標軸との傾きを算出した後に、取得画像内でのB−B’の垂直方向からの傾きθを測定算出する。
次に、θには先に説明したように、実際のマスクとステージ軸座標軸との傾きに、1次元画像センサーの傾きが要因として加わっている。そこで、傾きθから、既に、既知となっている実際のマスクとステージ座標軸との傾きを差し引くことで、1次元画像センサーの傾きが求められる。
なお、ここでは、1箇所のアライメントマークより得られた画像データおよび取得画像により、実際のマスクのステージ座標軸に対する傾きを求め、その傾きを用いて1次元画像センサーの傾きをもとめた。しかし、例えば、従来のように、複数のアライメントマークの画像データと、測定されたそれぞれの画像データのステージ座標の位置データから、実際のマスクのステージ座標軸に対する傾きを求め、その値を、複数のアライメントマークから求めた複数の、設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの傾きの平均値から差し引く方法で1次元画像センサーの傾きを算出する方法であってもかまわない。
本実施の形態により、マスク検査装置の1次元画像センサーの傾きを容易に、かつ、精度よくモニターすることが可能になる。
[実施の形態5]
次に、本発明の実施の形態5として、マスク検査装置の1次元画像センサーの傾きを用いて、マスクの回転補正を行うマスク検査装置におけるアライメント方法について説明する。
本実施の形態においては、まず、1次元画像センサーのステージ座標軸に対する傾きが既知であることを前提とする。この1次元画像センサーの傾きを算出する方法としては、例えば、実施の形態4で説明した方法を用いることが考えられるが、必ずしもこの方法に限らず、より直接的な計測手段でセンサーの傾きを求めてもかまわない。
まず、図7に示すように、アライメントマークの画像を取得する。
続いて、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾き(ステージ走行時の揺らぎ)が反映されない、図7のB−B’で示す設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの傾きを算出する。θには先に背景技術で説明したように、実際のマスクとステージ軸座標軸との傾きに、1次元画像センサーの傾きが要因として加わっている。そこで、傾きθから、既に、既知となっている1次元画像センサーの傾きを差し引くことで、実際のマスクとステージ座標軸との傾きが求められる。
なお、本実施の形態においては、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾き(ステージ走行時の揺らぎ)が反映されない垂直方向のラインパターンを利用するため画像データとステージ位置の座標データの関連付けは特に必要とされない。
本実施の形態により、1次元画像センサーの傾きが既知の場合には、画像データとステージ位置の座標の関連付け等の処理が不要となり、装置の回路規模の縮小を図ることが出来る。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。実施の形態の説明においては、装置構成、制御手法やデータ処理等で、本発明の説明に直接必要としない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成、制御手法やデータ処理等を適宜選択して用いることができる。例えば、実施の形態においては、回転補正のみについて説明したが、通常行われるその他のアライメント補正が行われてもかまわない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのマスク検査装置のアライメント方法および評価方法は、本発明の範囲に包含される。
本発明のマスク検査装置におけるアライメント方法で使用されるマスク検査装置の装置構成を示す概念図である。 実施の形態1におけるアライメント方法の概念図である。 実施の形態1におけるアライメントマークの画像データと、ステージ位置の座標データとの関連付けを説明図である。 実施の形態1を説明する図面である。 実施の形態1の変形例2を説明する図面である。 実施の形態2におけるアライメントマークの画像データと、ステージ位置の座標データとの関連付けを説明図である。 実施の形態4,5を説明する図面である。 本発明の背景技術を説明する図である。 本発明の背景技術を説明する図である。 本発明の背景技術を説明する図である。
符号の説明
100 試料検査装置
101 フォトマスク
102 XYθステージ
103 光源
104 拡大光学系
105 フォトダイオードアレイ
106 センサー回路
107 位置回路
108 比較回路
109 磁気ディスク装置
110 制御計算機
113 オートローダー制御回路
114 テーブル制御回路
115 磁気テープ装置
116 フロッピー(登録商標)ディスク
117 CRT
118 パターンモニタ
119 プリンタ
120 バス
122 レーザー測長システム
130 オートローダー
140 画像座標バッファ回路
142 オートフォーカス制御回路
150 光学画像データ取得部
160 制御系回路
170 照明光学系

Claims (7)

  1. ステージを1方向に連続移動して、1次元画像センサーで2次元画像を取得する撮像手段を持ったマスク検査装置におけるアライメント方法であって、
    マスク上のアライメントマークの画像データを取得するステップと、
    前記アライメントマークの画像データと、測定されたステージ位置の座標データを関連付けて蓄積するステップと、
    前記アライメントマークの画像データから生成される取得画像から、前記アライメントマークの取得画像上の傾きを算出するステップと、
    前記アライメントマークの画像データと関連付けられた前記ステージ位置の座標データから、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
    前記算出されたアライメントマークの取得画像上の傾きと、前記算出されたステージ走行方向のステージ座標軸との傾きから、実際の前記マスクと前記ステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
    1箇所のアライメントマークの取得画像についてのみ算出された、前記マスクと前記ステージ座標軸との傾きに基づき、2箇所目以降のアライメントマークのサーチ範囲を補正することを特徴とするマスク検査装置におけるアライメント方法。
  2. 前記アライメントマークの画像データと、測定されたステージ位置の座標データを関連付けて蓄積するステップにおいて、位置回路に入力されるステージ位置の座標データに同期させて蓄積することを特徴とする請求項1記載のマスク検査装置におけるアライメント方法。
  3. 前記アライメントマークの画像データと、測定されたステージ位置の座標データを関連付けて蓄積するステップにおいて、1次元画像センサーの1ライン単位ごとに関連付けを行うことを特徴とする請求項2記載のマスク検査装置におけるアライメント方法。
  4. 前記アライメントマークの画像データと、測定されたステージ位置の座標データを関連付けて蓄積するステップにおいて、一定のクロック信号に同期させて蓄積することを特徴とする請求項1記載のマスク検査装置におけるアライメント方法。
  5. ステージを1方向に連続移動して、1次元画像センサーで2次元画像を取得する撮像手段を持ったマスク検査装置の1次元画像センサーの傾きを求める評価方法であって、
    マスク上のアライメントマークの画像データを取得するステップと、
    前記アライメントマークの画像データと、測定されたステージ位置の座標データを関連付けて蓄積するステップと、
    前記アライメントマークの画像データから生成される取得画像から、前記アライメントマークの取得画像上の傾きを算出するステップと、
    前記アライメントマークの画像データと関連付けられた前記ステージ位置の座標データから、ステージ走行方向のステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
    前記算出されたアライメントマークの取得画像上の傾きと、前記算出されたステージ走行方向のステージ座標軸との傾きから、実際の前記マスクと前記ステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
    前記アライメントマークの取得画像内の、設計上前記ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの、前記取得画像上の傾きを算出するステップと、
    算出された前記実際のマスクとステージ座標軸との傾きと、算出された前記アライメントマークの取得画像内の、設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの、取得画像上の傾きから、マスク検査装置の1次元画像センサーの傾きを求めることを特徴とする評価方法。
  6. ステージを1方向に連続移動して、1次元画像センサーで2次元画像を取得する撮像手段を持ったマスク検査装置の1次元画像センサーの傾きを求める評価方法であって、
    マスク上の複数のアライメントマークの画像データを取得するステップと、
    前記複数のアライメントマークの画像データと、測定されたそれぞれの画像データのステージ位置の座標データから、実際の前記マスクとステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
    前記複数のアライメントマークの取得画像内の、設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの、前記取得画像上の傾きを算出するステップと、
    算出された前記複数のアライメントマークの取得画像内の、前記設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの、前記取得画像上の傾きの平均値を算出するステップと、
    算出された前記実際のマスクとステージ座標軸との傾きと、算出された前記アライメントマークの取得画像内の、前記設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの、取得画像上の傾きの平均値から、マスク検査装置の1次元画像センサーの傾きを求める評価方法。
  7. ステージを1方向に連続移動して、1次元画像センサーで2次元画像を取得する撮像手段を持ったマスク検査装置におけるアライメント方法であって、
    マスク上のアライメントマークの画像データを取得するステップと、
    前記アライメントマークの画像データから生成される取得画像内の、設計上ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの、前記取得画像上の傾きを算出するステップと、
    算出された前記アライメントマークの取得画像内の、設計上前記ステージ走行方向のステージ座標軸に垂直なラインパターンの、前記取得画像上の傾きと、アライメントに先立ち予め算出された1次元画像センサーの傾きから、実際の前記マスクと前記ステージ座標軸との傾きを算出するステップと、
    算出された前記マスクと前記ステージ座標軸との傾きから、前記マスクの回転補正をすることを特徴とするマスク検査装置におけるアライメント方法。
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