JP4259210B2 - Body front structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車体前部構造に関し、特に、自動車等の車両において衝突時に衝突体を保護する車体前部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車体前部構造においては、アウタパネルにインナパネル(インナフレームともいう)を一体化した自動車のフード(ボンネットともいう)において、インナパネルをプレス成形した一枚物の成形品とすると共に、このインナパネルの軽量化及びフード剛性向上のために開口部が形成した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−321714号公報(図5、図6、図7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1では、インナパネルの開口部の縁部をアウタパネルの裏面に接着することで閉断面構造を形成し、フード剛性を向上させているものの、衝突体がフードの前部領域に衝突した場合には、衝突位置の車幅方向の違いによらず衝突体への衝突荷重を均一にする構成にはなっていない。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、衝突体がフードの前部領域に衝突した場合に、衝突位置の車幅方向の違いによらず衝突体への衝突荷重を均一にできる車体前部構造を提供することが目的である。
【0006】
請求項1記載の本発明は、車体外側面を構成するフードのアウタ部材と、前記アウタ部材の内側に配設され少なくとも一つ以上の開口部を有するフードのインナ部材と、からなる車両用フードと、
フロントバンパーと、
を備えた車体前部構造であって、
前記フードのインナ部材は、前記フードのインナ部材の車幅方向に沿った前端部を構成し、前記開口部の前方周縁部となると共に後端部の平面視における形状が車幅中央部が車体前方へ凹の弓形線状となったインナフロントと、前記フードのインナ部材の後端部を構成し、前記開口部の後方周縁部となるインナリヤと、前記フードのインナ部材の車幅方向両端部を構成し、前記開口部の側方周縁部となるインナサイドと、これらのインナサイドの間に設けられ前記開口部の側方周縁部となると共に前記インナフロントと分割構造とされ、前記インナフロントに接合された少なくとも1つのインナセンターと、
を有し、前記車体前部の車幅方向における全ての位置での側面断面において、前記フロントバンパーの先端部位から前記開口部の前端縁部までの車体の外形に沿う長さが略一定であることを特徴とする。
【0007】
従って、車体前部の車幅方向における全ての位置での側面断面において、フロントバンパーの先端部位から、車両用フードのアウタ部材の内側に配設され少なくとも一つ以上の開口部を有するインナ部材の開口部の前端縁部までの車体の外形に沿う長さが略一定であるため、上下に長尺状の衝突体がフロントバンパーの車幅方向のどの位置に当接した場合にも、前記衝突体の最上部が当接するフード上面の位置と、フード剛性が変化する開口部の前端縁部との車体の外形に沿う長さを略均一にできる。この結果、衝突体がフードの前部領域に衝突した場合に、衝突位置の車幅方向の違いによらず衝突体への衝突荷重を均一にできる。
【0008】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の車体前部構造において、前記フロントバンパーの先端部位から前記開口部の前端縁部までの長さは、車体の外形に沿う円弧状の曲線の線長であることを特徴とする。
【0009】
従って、車体前部の車幅方向における全ての位置での側面断面において、フロントバンパーの先端部位から、車両用フードのアウタ部材の内側に配設され少なくとも一つ以上の開口部を有するインナ部材の開口部の前端縁部までの長さが、車体の外形に沿う円弧状の曲線の線長であり、略一定であるため、上下に長尺状の衝突体がフロントバンパーの車幅方向のどの位置に当接した場合にも、前記衝突体の最上部が当接するフード上面の位置と、フード剛性が変化する開口部の前端縁部との車体外形に沿う長さを略均一にできる。この結果、衝突体がフードの前部領域に衝突した場合に、衝突位置の車幅方向の違いによらず衝突体への衝突荷重を均一にできる。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造において、前記少なくとも1つのインナセンターには前端部から車体前側下方に向かって延設部が形成されており、前記延設部の前端縁部が前記インナフロントの前フランジに接合されていることを特徴とする。
従って、少なくとも1つのインナセンターに、その前端部から車体前側下方に向かって形成された延設部の前端縁部がインナフロントの前フランジに接合されることで、アウタ部材とインナ部材とを有するフード前端部の剛性が上がる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明における車体前部構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0011】
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示している。
【0012】
図3に示される如く、本実施形態では、自動車のフード10が、フード10の車体外側面を構成するアウタ部材としてのアウタパネル12と、アウタパネル12の内側に配設されエンジンルーム側部を構成するインナ部材としてのインナパネル14で構成されている。
【0013】
図2に示される如く、フード10のインナパネル14は、インナパネル14の前端部を構成するインナフロント16、インナパネル14の後端部を構成するインナリヤ18、インナパネル14の車幅方向両端部を構成するインナサイド20、及び左右のインナサイド20の間に車体前後方向に沿って配設され、インナフロント16とインナリヤ18とに架設された3本のインナセンター22で構成されている。
【0014】
図3に示される如く、3本のインナセンター22の後端部22Aは、インナリヤ18の前フランジ18Aの上面に接合されており、3本のインナセンター22の前端部22Bは、インナフロント16の後フランジ16Aの上面に接合されている。なお、車幅方向中央部に配設されたインナセンター22においては、前端部22Bから車体前側下方に向かって延設部22Cが形成されており、延設部22Cの前端縁部22Dは、インナフロント16の前フランジ16Bの前面に接合されている。
【0015】
図1に示される如く、インナパネル14には、車体前後方向に沿って並行に配設された直線状の左右のインナサイド20と3本のインナセンター22とによって、車体前後方向に延設された4つの開口部30が形成されている。
【0016】
また、開口部30の前端縁部30Aを構成するインナフロント16の後端縁部16Cの平面視における形状は、車幅方向中央部が車体前方へ凹となった弓形線状となっており、本実施形態の車体では、車幅方向における全ての位置での側面断面において、図3に示される如く、開口部30の前端縁部30Aからフロントバンパー40の先端部位としての前部下端40Aまでの長さLが略一定Lとなっており、フロントバンパ−40の前部下端40Aから開口部30の前端縁部30Aまでの長さLは、車体の外形に沿う円弧状の曲線の線長となっている。なお、インナフロント16の前端縁部16Dの平面視における形状は、車幅方向中央部が車体前方へ凸となった弓形線状となっている。
【0017】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0018】
本実施形態では、図1に示される如く、インナパネル14に形成された開口部30の前端縁部30Aが、車幅方向中央部が車体前方へ凹となった弓形線状に設定されており、図3に示される如く、本実施形態の車体では、車幅方向における全ての位置での側面断面において、開口部30の前端縁部30Aからフロントバンパー40の前部下端40Aまでの長さLが略一定となっている。
【0019】
この結果、フロントバンパー40の前部下端40Aの地上高をHとすると、本実施形態の車体では、車幅方向における全ての位置での側面断面において、開口部30の前端縁部30Aからフロントバンパー40を介して路面Rに達する長さL+Hが略一定になる。
【0020】
このため、路面R上に存在する上下方向に長尺状の衝突体が、フロントバンパー40の車幅方向のどの位置に当接した場合にも、衝突体の上部が当接するフード上面の位置と、開口部30の前端縁部30Bとの長さを略均一にできるので、衝突体の上部がフード10の前部領域に衝突した場合に、衝突体の上部への衝突荷重を均一にできる。
【0021】
また、本実施形態では、インナフロント16の後端縁部16Cの平面視における形状が、車幅方向中央部が車体前方へ凹となった弓形線状となっており、インナフロント16の前端縁部16Dの平面視における形状が、車幅方向中央部が車体前方へ凸となった弓形線状となっているため、インナフロント16の車体前後方向の幅が略一定になる。この結果、インナフロント16の成形時の歩留まりが向上し生産性が向上すると共に運搬や保管のスペースが小さくなり、運搬費や管理費の低減が可能になる。
【0022】
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、フード10のインナパネル14に開口部30を4つ形成したが、開口部の数は4つに限定されず一つ以上何個でも良い。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明は、車体外側面を構成するフードのアウタ部材と、アウタ部材の内側に配設され少なくとも一つ以上の開口部を有するフードのインナ部材と、からなる車両用フードと、フロントバンパーと、を備えた車体前部構造であって、フードのインナ部材は、フードのインナ部材の車幅方向に沿った前端部を構成し、開口部の前方周縁部となると共に後端部の平面視における形状が車幅中央部が車体前方へ凹の弓形線状となったインナフロントと、フードのインナ部材の後端部を構成し、開口部の後方周縁部となるインナリヤと、フードのインナ部材の車幅方向両端部を構成し、開口部の側方周縁部となるインナサイドと、これらのインナサイドの間に設けられ開口部の側方周縁部となると共にインナフロントと分割構造とされ、インナフロントに接合された少なくとも1つのインナセンターと、を有し、車体前部の車幅方向における全ての位置での側面断面において、フロントバンパーの先端部位から開口部の前端縁部までの車体の外形に沿う長さが略一定であるため、衝突体がフードの前部領域に衝突した場合に、衝突位置の車幅方向の違いによらず衝突体への衝突荷重を均一にできるという優れた効果を有する。
【0025】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の車体前部構造において、フロントバンパーの先端部位から開口部の前端縁部までの長さは、車体の外形に沿う円弧状の曲線の線長であるため、衝突体がフードの前部領域に衝突した場合に、衝突位置の車幅方向の違いによらず衝突体への衝突荷重を均一にできるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造において、少なくとも1つのインナセンターには前端部から車体前側下方に向かって延設部が形成されており、延設部の前端縁部がインナフロントの前フランジに接合されているため、フード前端部の剛性を上げることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車体前部構造を示す車体下方から見た概略平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る車体前部構造のインナパネルを示す車体下方から見た分解平面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った拡大断面図である。
【符号の説明】
10 フード
12 フードのアウタパネル(アウタ部材)
14 フードのインナパネル(インナ部材)
16 インナフロント
18 インナリヤ
20 インナサイド
22 インナセンター
30 開口部
30A 開口部の前端縁部
40 フロントバンパー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle body front part structure, and more particularly to a vehicle body front part structure that protects a collision body in a vehicle such as an automobile in the event of a collision.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a vehicle body front structure, in an automobile hood (also referred to as an bonnet) in which an inner panel (also referred to as an inner frame) is integrated with an outer panel, the inner panel is formed as a single-piece molded product, and this A configuration in which an opening is formed to reduce the weight of the inner panel and improve the hood rigidity is known (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-321714 (FIGS. 5, 6, and 7)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in Patent Document 1, although the closed section structure is formed by adhering the edge of the opening of the inner panel to the back surface of the outer panel, and the hood rigidity is improved, the collision body is in the front area of the hood. In the case of a collision, the collision load on the collision object is not made uniform regardless of the difference in the vehicle width direction of the collision position.
[0005]
In consideration of the above-described facts, the present invention provides a vehicle body front structure that can uniformly apply a collision load to a collision object regardless of a difference in the vehicle width direction of the collision position when the collision object collides with a front area of a hood. The purpose is to do.
[0006]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a vehicle hood comprising: an outer member of a hood that constitutes an outer surface of the vehicle body; and an inner member of the hood that is disposed inside the outer member and has at least one or more openings. When,
Front bumper,
A vehicle body front structure comprising:
The inner member of the hood constitutes a front end portion along the vehicle width direction of the inner member of the hood, becomes a front peripheral edge portion of the opening, and has a shape in the vehicle width center portion in a plan view of the rear end portion. An inner front that has a concave arcuate line shape forward, an inner rear that constitutes a rear end portion of the inner member of the hood, and a rear peripheral edge portion of the opening, and both ends in the vehicle width direction of the inner member of the hood An inner side that is a side peripheral edge of the opening, and a side peripheral edge of the opening that is provided between the inner sides, and is divided into the inner front and the inner front. At least one inner center joined to
And the length along the outer shape of the vehicle body from the front end portion of the front bumper to the front edge of the opening is substantially constant in side cross-sections at all positions in the vehicle width direction of the vehicle body front portion. It is characterized by.
[0007]
Accordingly, the opening of the inner member having at least one opening disposed on the inner side of the outer member of the vehicle hood from the front end portion of the front bumper in the side cross-section at all positions in the vehicle width direction of the front portion of the vehicle body Since the length along the outer shape of the vehicle body to the front edge of the part is substantially constant, no matter which position in the vehicle width direction of the front bumper comes into contact with the collision body, The length along the outer shape of the vehicle body between the position of the upper surface of the hood where the uppermost portion abuts and the front edge of the opening where the hood rigidity changes can be made substantially uniform. As a result, when the collision object collides with the front area of the hood, the collision load on the collision object can be made uniform regardless of the difference in the vehicle width direction of the collision position.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the vehicle body front structure according to the first aspect, the length from the front end portion of the front bumper to the front end edge of the opening is an arcuate curved line along the outer shape of the vehicle body. It is characterized by being long.
[0009]
Accordingly, the opening of the inner member having at least one opening disposed on the inner side of the outer member of the vehicle hood from the front end portion of the front bumper in the side cross-section at all positions in the vehicle width direction of the front portion of the vehicle body Since the length to the front edge of the part is the length of the arc-shaped curve along the outer shape of the vehicle body, it is almost constant. Even in the case of contact, the length along the vehicle body shape of the position of the upper surface of the hood where the uppermost portion of the collision body contacts and the front edge of the opening where the hood rigidity changes can be made substantially uniform. As a result, when the collision object collides with the front area of the hood, the collision load on the collision object can be made uniform regardless of the difference in the vehicle width direction of the collision position.
According to a third aspect of the present invention, in the vehicle body front portion structure according to the first or second aspect, the at least one inner center is formed with an extending portion from the front end portion toward the vehicle front lower side. The front end edge of the extended portion is joined to the front flange of the inner front.
Therefore, at least one inner center has an outer member and an inner member by joining the front end edge portion of the extending portion formed from the front end portion toward the front lower side of the vehicle body to the front flange of the inner front. Increases the rigidity of the front end of the hood.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a vehicle body front structure according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0011]
In the figure, the arrow UP indicates the upward direction of the vehicle body, and the arrow FR in the figure indicates the forward direction of the vehicle body.
[0012]
As shown in FIG. 3, in this embodiment, a
[0013]
As shown in FIG. 2, the
[0014]
As shown in FIG. 3, the
[0015]
As shown in FIG. 1, the
[0016]
The shape of the rear
[0017]
Next, the operation of this embodiment will be described.
[0018]
In the present embodiment, as shown in FIG. 1, the
[0019]
As a result, when the ground height of the front
[0020]
For this reason, the position of the upper surface of the hood where the upper part of the collision body comes into contact with any position in the vehicle width direction of the
[0021]
Further, in the present embodiment, the shape of the rear
[0022]
Although the present invention has been described in detail with respect to specific embodiments, the present invention is not limited to such embodiments, and various other embodiments are possible within the scope of the present invention. It will be apparent to those skilled in the art. For example, in the above embodiment, four
[0024]
【The invention's effect】
According to a first aspect of the present invention, there is provided a vehicle hood comprising: an outer member of a hood that constitutes an outer surface of the vehicle body; and an inner member of the hood that is disposed inside the outer member and has at least one opening. And a front bumper, wherein the inner member of the hood constitutes a front end portion along the vehicle width direction of the inner member of the hood, and serves as a front peripheral edge portion of the opening and a rear end portion An inner front in which the shape of the vehicle in the plan view is an arcuate linear shape in which the center of the vehicle width is concave toward the front of the vehicle body, an inner rear that forms the rear edge of the inner member of the hood, and a hood The inner member constitutes both ends in the vehicle width direction of the inner member, the inner side serving as the side peripheral edge of the opening, and the side peripheral edge of the opening provided between the inner sides and the inner front and the divided structure And Comprising at least one inner center joined to the inner front, and the side surface cross-section at all positions in the vehicle body front portion of the vehicle width direction, the vehicle body of the outer shape of the distal end portion of the front bumper to the front edge of the opening The length along the line is almost constant, so that when the collision object collides with the front area of the hood, the excellent effect that the collision load on the collision object can be made uniform regardless of the difference in the vehicle width direction of the collision position Have
[0025]
According to a second aspect of the present invention, in the vehicle body front structure according to the first aspect, the length from the front end portion of the front bumper to the front edge of the opening is a line length of an arcuate curve along the outer shape of the vehicle body. Therefore, when the collision body collides with the front region of the hood, it has an excellent effect that the collision load to the collision body can be made uniform regardless of the difference in the vehicle width direction of the collision position.
In the vehicle body front part structure according to claim 1 or claim 2, the invention according to claim 3 has an extension portion formed from the front end portion toward the vehicle body front lower side in at least one inner center. Since the front end edge portion of the extending portion is joined to the front flange of the inner front, it has an excellent effect that the rigidity of the hood front end portion can be increased.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic plan view of a vehicle body front part structure according to an embodiment of the present invention as viewed from below a vehicle body.
FIG. 2 is an exploded plan view showing the inner panel of the vehicle body front structure according to the embodiment of the present invention as viewed from the lower side of the vehicle body.
3 is an enlarged cross-sectional view taken along line 3-3 in FIG.
[Explanation of symbols]
10
14 Inner panel of hood (inner member)
16
Claims (3)
フロントバンパーと、
を備えた車体前部構造であって、
前記フードのインナ部材は、前記フードのインナ部材の車幅方向に沿った前端部を構成し、前記開口部の前方周縁部となると共に後端部の平面視における形状が車幅中央部が車体前方へ凹の弓形線状となったインナフロントと、前記フードのインナ部材の後端部を構成し、前記開口部の後方周縁部となるインナリヤと、前記フードのインナ部材の車幅方向両端部を構成し、前記開口部の側方周縁部となるインナサイドと、これらのインナサイドの間に設けられ前記開口部の側方周縁部となると共に前記インナフロントと分割構造とされ、前記インナフロントに接合された少なくとも1つのインナセンターと、
を有し、前記車体前部の車幅方向における全ての位置での側面断面において、前記フロントバンパーの先端部位から前記開口部の前端縁部までの車体の外形に沿う長さが略一定であることを特徴とする車体前部構造。A vehicle hood comprising: an outer member of a hood that constitutes an outer surface of the vehicle body; and an inner member of the hood that is disposed inside the outer member and has at least one opening;
Front bumper,
A vehicle body front structure comprising:
The inner member of the hood constitutes a front end portion along the vehicle width direction of the inner member of the hood, becomes a front peripheral portion of the opening, and has a shape in the vehicle width center portion in a plan view of the rear end portion. An inner front that is a concave arcuate linear shape, an inner rear that constitutes the rear end of the inner member of the hood, and a rear peripheral edge of the opening, and both ends in the vehicle width direction of the inner member of the hood An inner side that is a side peripheral edge of the opening, a side peripheral edge of the opening that is provided between the inner sides, and is divided into the inner front and the inner front. At least one inner center joined to
And the length along the outer shape of the vehicle body from the front end portion of the front bumper to the front edge of the opening is substantially constant in side cross-sections at all positions in the vehicle width direction of the vehicle body front portion. Body front structure characterized by
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