JP4258904B2 - Control device for vehicle oil pump - Google Patents
Control device for vehicle oil pump Download PDFInfo
- Publication number
- JP4258904B2 JP4258904B2 JP23585999A JP23585999A JP4258904B2 JP 4258904 B2 JP4258904 B2 JP 4258904B2 JP 23585999 A JP23585999 A JP 23585999A JP 23585999 A JP23585999 A JP 23585999A JP 4258904 B2 JP4258904 B2 JP 4258904B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pump
- vehicle
- oil
- transmission
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Landscapes
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動モータでオイルポンプを駆動することにより、車両用伝動装置のオイル必要部位にオイルを供給することのできる車両用オイルポンプの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用伝動装置には、歯車伝動装置、巻き掛け伝動装置などが用いられている。そして、これらの伝動装置の構成部品の動作を、所定の条件に基づいて制御するように構成されている。上記のような伝動装置を、変速機、具体的には、自動的に変速比を制御することのできる変速機に用いる場合は、伝動装置の構成部品の動作を油圧により制御することができ、そのような油圧制御装置の一例が、特開平7−174218号公報に記載されている。
【0003】
この公報に記載された油圧制御装置は、電動モータと、電動モータのモータ軸と変速機軸との間に設けられた電磁クラッチと、変速機軸に対して平行に設けられた出力軸とを有している。また、変速機軸にはプライマリプーリが設けられており、出力軸にはセカンダリプーリが設けられている。このプライマリプーリおよびセカンダリプーリにはベルトが巻き掛けられている。
【0004】
一方、変速機軸における電動モータの配置位置とは反対側の端部には、変速用油圧ポンプ(オイルポンプ)が設けられている。この変速用油圧ポンプの貫通軸がモータ軸に直結されている。そして、電動モータにより変速用油圧ポンプが駆動されると、プライマリプーリの油圧室に油圧が供給されて変速比が制御されるとともに、セカンダリプーリの油圧室にライン圧が供給されてトルク伝達に必要な張力がベルトに付与される。また、車両の停止状態であっても、車両の発進が予測される一定条件下において、電動モータを駆動して変速用油圧ポンプを駆動させることにより、発進時における変速油圧の立ち上がりの遅れを回避できるとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両用伝動装置に適用される歯車伝動装置、巻き掛け伝動装置においては、車両の走行時において、ギヤ同士、またはベルトとプーリ同士などのように、各種の動力伝達要素同士が相対移動するとともに、これらの動力伝達要素またはシャフトを支持している軸受の構成部品同士にも相対移動が生じ、各種の動力伝達要素や軸受が発熱、摩耗して、その耐久性が低下する可能性がある。そこで、発熱部位に対して強制的にオイル(潤滑油)を供給し、各種の要素を冷却および潤滑する必要があり、このようなオイルの供給に際しても、上記公報に記載されているような電動モータにより駆動されるオイルポンプを用いるシステムが採用される場合がある。
【0006】
一方、車両が牽引される場合には、車輪から入力された動力が伝動装置に伝達されるために、車両の走行時と同様にして、各種の回転要素同士や、軸受の構成部品同士の相対移動が生じる。このため、車両が牽引される場合にも、伝動装置のオイル必要部位に対して、潤滑用のオイルを供給する必要がある。しかしながら、上記公報に記載されている油圧制御装置は、車両の発進時における変速油圧の立ち上がりの遅れを回避するためのものであり、車両が牽引される場合の油圧制御については何ら考慮されておらず、上記のような問題点を解決することはできなかった。
【0007】
この発明は、上記の事情を背景としてなされたものであり、車両が牽引される際に、伝動装置のオイル必要部位にオイルを供給することのできる車両用オイルポンプの制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】
上記の目的を達成するため請求項1の発明は、電動モータにより第1オイルポンプが駆動されて伝動装置にオイルを供給する車両用オイルポンプの制御装置において、車両が牽引される状態となった場合に、前記電動モータにより第1オイルポンプを間欠的に駆動させてオイルを供給するオイルポンプ駆動手段を備えていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項1の発明によれば、車両が牽引された場合は、電動モータにより第1オイルポンプが間欠的に駆動されて、伝動装置のオイル必要部位に対してオイルが供給される。したがって、伝動装置の潤滑性が向上する。
【0010】
また、請求項1の発明によれば、第1オイルポンプを駆動するための電動モータに供給する電力が抑制される。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の構成に加えて、前記オイルポンプ駆動手段には、前記伝動装置のオイル必要状態に基づいて前記第1オイルポンプを駆動させる機能が含まれていることを特徴とするものである。請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の作用が生じるほか、伝動装置のオイル必要状態に応じてオイルが供給されるため、無駄な電動モータの駆動が回避される。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1の発明に加えて、前記オイルポンプ駆動手段には、牽引される車両の走行距離に基づいて、前記第1オイルポンプを駆動させる機能が含まれていることを特徴とするものである。請求項3の発明によれば、請求項1の発明と同様の作用が生じるほか、牽引される車両の走行距離に基づいてオイルの必要状態が判断され、その判断結果に応じてオイルが供給される。したがって、電動モータの無駄な駆動が回避される。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1の構成に加えて、前記オイルポンプ駆動手段には、前記車両が牽引される時間に基づいて、前記第1オイルポンプを駆動させる機能が含まれていることを特徴とするものである。請求項4の発明によれば、請求項1の発明と同様の作用が生じるほか、車両が牽引される時間に基づいて、オイルの必要状態が判断され、その判断結果に応じてオイルが供給される。したがって、電動モータの無駄な駆動が回避される。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1の構成に加えて、前記オイルポンプ駆動手段には、前記車両が牽引される時間および牽引される車両の車速に基づいて前記第1オイルポンプを駆動させる機能が含まれていることを特徴とするものである。請求項5の発明によれば、請求項1の発明と同様の作用が生じるほか、車両が牽引される時間および牽引される車両の車速に基づいてオイルの必要状態が判断され、その判断結果に応じてオイルが供給される。したがって、電動モータの無駄な駆動が回避される。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1の構成に加えて、前記オイルポンプ駆動手段には、前記第1オイルポンプを所定時間駆動させる機能が含まれていることを特徴とするものである。請求項6の発明によれば、請求項1の発明と同様の作用が生じるほか、オイルの供給時間が制御されるため、電動モータの無駄な駆動が回避される。
【0016】
請求項7の発明は、請求項1の構成に加えて、前記オイルポンプ駆動手段には、前記オイルの温度に基づいて、前記第1オイルポンプの駆動を制御する機能が含まれていることを特徴とするものである。請求項7の発明によれば、請求項1の発明と同様の作用が生じるほか、オイルの粘度に応じてオイルの供給が制御される。したがって、オイルの供給応答性に即したオイルの供給状態を確保することができる。
【0017】
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかの構成に加えて、前記車両の駆動力源の始動・停止を制御する始動・停止制御装置が設けられており、前記伝動装置にオイルを供給する油圧源として前記第1オイルポンプとは別に第2オイルポンプが設けられており、前記駆動力源の動力により前記第2オイルポンプを駆動できる構成であり、前記オイルポンプ駆動手段には、前記始動・停止制御装置が前記駆動力源を停止させる状態にあり、かつ、車両が牽引されている場合に、前記電動モータにより前記第1オイルポンプを駆動させて前記伝動装置にオイルを供給する機能が含まれていることを特徴とするものである。
【0018】
請求項8の発明によれば、請求項1ないし7のいずれかと同様の作用が生じるほか、駆動力源が停止しており、この駆動力源の動力により第2オイルポンプを駆動することができない場合でも、車両が牽引時に、第1オイルポンプを駆動させて伝動装置のオイル必要部位に対してオイルが供給される。
【0019】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明を図に示す具体例に基づいて説明する。図2はこの発明に係る車両用オイルポンプの制御装置を適用したハイブリッド車のパワープラントを示している。車両の動力源としての内燃機関1は、要は、燃料を燃焼させて動力を出力する装置であって、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン、LPGエンジンなどを採用することができ、またその形式は、レシプロタイプのもの以外にタービン型のエンジンであってもよい。なお、以下の説明では、内燃機関1をエンジン1と記す。
【0020】
またエンジン1は、電子スロットルバルブ1Aの開度や燃料噴射量あるいは点火時期などを電気的に制御できるように構成されているとともに、エンジン1を始動させるスタータ1Bが設けられている。そして、エンジン1を制御するための電子制御装置(E/G−ECU)8が設けられている。この電子制御装置8は、演算処理装置(CPUまたはMPU)および記憶装置(RAMおよびROM)ならびに入出力インターフェースを主体とするマイクロコンピュータにより構成されている。以下、各種の電子制御装置が説明されているが、その構成はこれとほぼ同様である。そして、この電子制御装置8において、アクセル開度や車速、変速信号、エンジン水温などの入力データに基づいて予め記憶しているプログラムに従って演算をおこない、その演算結果に基づいて制御信号を出力するように構成されている。
【0021】
さらに、内燃機関1の出力側には、ほかの動力源としての機能を有する電動機(MG)2が接続されている。さらにまた、電動機2の出力側には自動変速機3が配置されている。この自動変速機3は、トルクコンバータ(T/C)3と、変速機構5と、トルクコンバータ3および変速機構5を制御する油圧制御部7とを有している。
【0022】
前記電動機2は、要は、電力が供給されてトルクを出力する装置であり、直流モータや交流モータを採用することができ、さらには固定永久磁石型同期モータなどの発電機能を兼ね備えたいわゆるモータ・ジェネレータを使用することができる。なお、以下の説明では、電動機2をモータ・ジェネレータ2と記す。また、モータ・ジェネレータ2の回転数および回転角度を検出するレゾルバ2Aが設けられている。さらに、モータ・ジェネレータ2には、インバータ9を介してバッテリ10が接続されている。
【0023】
そして、モータ・ジェネレータ2を制御するコントローラとしての電子制御装置(MG−ECU)11が設けられている。この電子制御装置11に入力されるデータに基づいて演算をおこなって、モータ・ジェネレータ2に供給する電流や周波数、モータ・ジェネレータ2を発電機として用いてバッテリ10に充電する電力、モータ・ジェネレータ2を発電機として機能させる場合の回生制動トルクなどを制御するように構成されている。
【0024】
図3は、図2に示すハイブリッド車のパワープラントを示すスケルトン図である。エンジン1にはクランクシャフト1Cが設けられており、トルクコンバータ4のフロントカバー120には、動力伝達軸121が接続されている。そして、クランクシャフト1Cと動力伝達軸121とが動力伝達可能に接続されている。また、この動力伝達軸121に対して、モータ・ジェネレータ2のロータ(図示せず)が取り付けられているとともに、モータ・ジェネレータ2の回転数および回転角度を検出するレゾルバ2Aが設けられている。
【0025】
前記トルクコンバータ4は油圧により、その動作が制御されるように構成されており、フロントカバー120に一体的に結合されたポンプインペラ47と、変速機構5の入力軸57に取り付けられたタービンランナ61と、トルクコンバータ4の一部を構成しているケーシング内部のオイルの流れの向きを変えるステータ56と、フロントカバー120と入力軸57との間の動力伝達状態を切り換えるロックアップクラッチ62とを有している。
【0026】
ロックアップクラッチ62が解放されると流体による動力伝達状態になり、ロックアップクラッチ62が係合されると機械的な動力伝達状態になる。なお、ロックアップクラッチ62が解放された状態では、ステータ56の機能により、ポンプインペラ47からタービンランナ61に伝達されるトルクを増幅することができる。
【0027】
また、トルクコンバータ4と変速機構5との間には、機械式オイルポンプ6が配置されている。この機械式オイルポンプ6の回転軸は、ポンプインペラ47に接続されている。したがって、この機械式オイルポンプ6は、エンジン1またはモータ・ジェネレータ2の動力により駆動することができる。機械式オイルポンプ6は、変速機構5側のクラッチあるいはブレーキなどの摩擦係合装置(後述)に作用する油圧の元圧を発生する機能を有している。
【0028】
一方、図3に示す自動変速機3は、前進5段・後進1段の変速段を設定することができるように構成されている。すなわちここに示す自動変速機3は、トルクコンバータ4および機械式オイルポンプ6に続けて副変速部81と、主変速部82とを備えている。その副変速部81は、いわゆるオーバードライブ部であって1組のシングルピニオン型遊星歯車機構83によって構成され、キャリヤ84が前記入力軸57に連結され、またこのキャリヤ84とサンギヤ85との間に一方向クラッチF0 と一体化クラッチC0 とが並列に配置されている。なお、この一方向クラッチF0 はサンギヤ85がキャリヤ84に対して相対的に正回転(入力軸57の回転方向の回転)する場合に係合するようになっている。またサンギヤ85の回転を選択的に止める多板ブレーキB0 が設けられている。そしてこの副変速部81の出力要素であるリングギヤ86が、主変速部82の入力要素である中間軸87に接続されている。
【0029】
したがって副変速部81は、一体化クラッチC0 もしくは一方向クラッチF0 が係合した状態では遊星歯車機構83の全体が一体となって回転するため、中間軸87が入力軸57と同速度で回転し、低速段となる。またブレーキB0 を係合させてサンギヤ85の回転を止めた状態では、リングギヤ86が入力軸57に対して増速されて正回転し、高速段となる。
【0030】
他方、主変速部82は三組の遊星歯車機構88,89,90を備えており、それらの回転要素が以下のように連結されている。すなわち第1遊星歯車機構88のサンギヤ91と第2遊星歯車機構89のサンギヤ92とが互いに一体的に連結され、また第1遊星歯車機構88のリングギヤ93と第2遊星歯車機構89のキャリヤ94と第3遊星歯車機構90のキャリヤ95との三者が連結され、かつそのキャリヤ95に出力軸96が連結されている。この出力軸96が、動力伝達装置(図示せず)を介して車輪96Aに接続されている。さらに第2遊星歯車機構89のリングギヤ97が第3遊星歯車機構90のサンギヤ98に連結されている。
【0031】
この主変速部82の歯車列では後進段と前進側の四つの変速段とを設定することができ、そのためのクラッチおよびブレーキが以下のように設けられている。先ずクラッチについて述べると、互いに連結されている第2遊星歯車機構89のリングギヤ97および第3遊星歯車機構90のサンギヤ98と中間軸87との間に第1クラッチC1 が設けられ、また互いに連結された第1遊星歯車機構88のサンギヤ91および第2遊星歯車機構89のサンギヤ92と中間軸87との間に第2クラッチC2 が設けられている。
【0032】
つぎにブレーキについて述べると、第1ブレーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機構88および第2遊星歯車機構89のサンギヤ91,89の回転を止めるように配置されている。またこれらのサンギヤ91,89(すなわち共通サンギヤ軸)とトランスミッションハウジング20との間には、第1一方向クラッチF1 と多板ブレーキである第2ブレーキB2 とが直列に配列されており、その第1一方向クラッチF1 はサンギヤ91,89が逆回転(入力軸57の回転方向とは反対方向の回転)しようとする際に係合するようになっている。多板ブレーキである第3ブレーキB3 は第1遊星歯車機構88のキャリヤ99とトランスミッションハウジング20との間に設けられている。
【0033】
そして第3遊星歯車機構90のリングギヤ100の回転を止めるブレーキとして多板ブレーキである第4ブレーキB4 と第2一方向クラッチF2 とがトランスミッションハウジング20との間に並列に配置されている。なお、この第2一方向クラッチF2 はリングギヤ100が逆回転しようとする際に係合するようになっている。上述した各変速部81,82の回転部材のうち副変速部81のクラッチC0 の回転数を検出するタービン回転数センサ101と、出力軸96の回転数を検出する出力軸回転数センサ102とが設けられている。上記変速機構5の一部を構成する各種のクラッチやブレーキには、いわゆる、湿式油圧多板クラッチが用いられている。また、自動変速機3の作動油としてのオイルの温度を検出する油温センサ3Aが設けられている。
【0034】
上記の自動変速機3では、各クラッチやブレーキなどの摩擦係合装置を、図4に示すように係合・解放することにより、前進第1段ないし第5段の変速段と、後進1段の変速段とを設定することができる。すなわち、自動変速機3は、その変速比を、段階的(不連続的)に変更することのできる、いわゆる有段式の自動変速機である。なお、図4において、○印は摩擦係合装置が係合されることを意味し、空欄は摩擦係合装置が解放されることを意味し、◎印は摩擦係合装置がエンジンブレーキ時に係合されることを意味し、△印は摩擦係合装置が係合されるものの動力伝達に関係しないことを意味している。
【0035】
一方、図2に示すように、自動変速機3の変速比の制御範囲を設定するシフトレバー127が設けられている。このシフトレバー127と油圧制御部7とが機械的に連結されている。このシフトレバー127の操作により選択されるシフトポジションが図5に示されている。すなわち、P(パーキング)ポジション、R(リバース)ポジション、N(ニュートラル)ポジション、D(ドライブ)ポジション、4ポジション、3ポジション、2ポジション、Lポジションを選択することができる。
【0036】
そして、シフトレバー127の操作により、非駆動ポジション、例えばPポジションまたはNポジションが選択された場合は、自動変速機3が入力軸57と出力軸96との間で動力(トルク)の伝達ができない状態になる。また、駆動ポジション、例えば、Rポジション、Dポジション、4ポジション、3ポジション、2ポジション、Lポジションのうちのいずれかが選択された場合は、自動変速機3が入力軸57と出力軸96との間で動力の伝達をおこなうことができる状態になる。
【0037】
ここで、Dポジションは車速やアクセル開度などの車両の走行状態に基づいて、自動変速機3で前進第1速ないし第5速のいずれかを設定するためのポジションであり、また4ポジションは、第1速ないし第4速のいずれか、3ポジションは第1速ないし第3速のいずれか、2ポジションは第1速または第2速、Lポジションは第1速をそれぞれ設定するためのポジションである。3ポジションないしLポジションは、エンジンブレーキレンジを設定するポジションであり、それぞれのポジションで設定可能な変速段のうち最も高速側の変速段でエンジンブレーキを効かせるように構成されている。なお、シフトレバー127の操作により選択されるシフトポジションは、シフトポジションセンサー127Aにより検出される。
【0038】
また、この実施形態においては、自動変速機3の変速比を、電子制御装置12に入力される信号に基づいて自動的に制御することのできる自動変速制御状態と、手動操作により制御することのできる手動変速制御状態とを相互に切り換えることができる。図6は、スポーツモードスイッチ76を示し、このスポーツモードスイッチ76は、例えばインストルメントパネル(図示せず)付近またはコンソールボックス(図示せず)付近などに配置されている。このスポーツモードスイッチ76がオンされると、前記手動変速制御状態が設定され、スポーツモードスイッチ76がオフされると、手動変速制御状態が解除される。
【0039】
ところで、図2に示すハイブリッド車には、前記機械式オイルポンプ6とは別の電動オイルポンプ110が設けられている。また、電動オイルポンプ110を駆動するための電動機110Aが設けられているとともに、電動機110Aにはインバータ110Cを介してバッテリ110Bが接続されている。そして、インバータ110Cおよびバッテリ110Bを制御するコントローラとしての電子制御装置(ECU)110Dが設けられている。この電子制御装置110Dは、入力されるデータに基づいて演算をおこなって、電動機110Aを制御するように構成されている。この電動機110Aの回転数を制御することにより、電動オイルポンプ110の吐出量が増減される。そして、電動オイルポンプ110は、エンジン1の停止時などに駆動されるもので、機械式オイルポンプ6の機能と同じ機能を有している。
【0040】
つまり、機械式オイルポンプ6および電動オイルポンプ110は、共に、自動変速機3に対する油圧源となっており、そのための油圧回路が図8に示すように構成されている。すなわち2つの入力ポート137,138と、1つの出力ポート139とを備えるチェックボール機構140が設けられている。そして、その一方の入力ポート137に機械式オイルポンプ6の吐出口が連通され、また他方の入力ポート138に電動オイルポンプ110の吐出口が連通されている。さらに油圧制御部7には、ライン圧をスロットル開度あるいはアクセル開度に応じた圧力に調圧するプライマリレギュレータバルブ141が設けられており、このプライマリーレギュレータバルブ141に前記チェックボール機構140の出力ポート139が連通されている。
【0041】
このチェックボール機構140は、各ポート137,138,139によって囲われている空間部分に、入力ポート137,138の内側に押し付けられることによりその入力ポート137,138を封止するボール142を移動自在に配置したバルブ機構である。したがって、ポンプ6,110のうちいずれか一方の吐出圧が高い場合に、吐出圧の低いポンプが接続されている入力ポートの内側にボール142が押し付けられる。その結果、吐出圧の高いポンプから出力ポート139を介してプライマリレギュレータバルブ141に油圧を供給するように構成されている。
【0042】
一方、図2に示すように、エンジン1のクランクシャフト1Cに対して、駆動装置127を介してモータ・ジェネレータ(MG)128が連結されている。モータ・ジェネレータ128は、エンジン1に動力を伝達する機能と、エアコン用コンプレッサなどの補機(図示せず)を駆動する機能と、エンジン1の動力により駆動される発電機としての機能とを有している。
【0043】
この駆動装置127は、遊星歯車機構(図示せず)、およびこの遊星歯車機構によるトルク伝達状態を切り換える摩擦係合装置(図示せず)ならびに一方向クラッチ(図示せず)などを有する減速装置(図示せず)を備えている。また、駆動装置127は、エンジン1とモータ・ジェネレータ128との間の動力伝達経路を接続・遮断するクラッチ機構(図示せず)を備えている。また、モータ・ジェネレータ128には、インバータ129を介してバッテリ130が電気的に接続されているとともに、インバータ129およびバッテリ130を制御する電子制御装置(MG−ECU)131が設けられている。
【0044】
上記のエンジン1、モータ・ジェネレータ2,128、自動変速機3、電動機110Aなどの各装置は、車両の状態を示す各種のデータに基づいて制御される。例えば図8に示すように、マイクロコンピュータを主体とする総合制御装置(ECU)104に各種の信号を入力し、その入力された信号に基づく演算結果を制御信号として出力するようになっている。総合制御装置104に対する入力信号の例を挙げれば、ABS(アンチロックブレーキ)コンピュータからの信号、車両安定化制御(VSC:商標)コンピュータからの信号、エンジン回転数NE 、エンジン水温、イグニッションスイッチIGからの信号、バッテリ10,130,110BのSOC(State of Charge:充電状態)、ヘッドライトのオン・オフ信号などである。
【0045】
また、総合制御装置104に対するほかの入力信号としては、デフォッガのオン・オフ信号、エアコンのオン・オフ信号、車速信号、自動変速機3の作動油温、シフトポジションセンサ127Aの信号、サイドブレーキのオン・オフ信号、フットブレーキのオン・オフ信号、触媒(排気浄化触媒)温度、アクセル開度、カム角センサからの信号、スポーツシフト信号、車両加速度センサからの信号、駆動力源ブレーキ力スイッチからの信号、タービン回転数NT センサからの信号、レゾルバ2Aの信号などが挙げられる。
【0046】
前記イグニッションスイッチIGは、エンジン1の始動・停止およびモータ・ジェネレータ2の始動(具体的には待機状態)・停止を制御するイグニッションキーの操作状態を検出するものである。このイグニッションスイッチIGにより、オフ(またはロック)、アクセサリ、オン、スタートの各操作状態を検出することができる。前記自動変速機3の作動油は、オートマチックトランスミッションフルードと呼ばれるもので、摩擦係合装置の係合・解放および発熱部位の潤滑および冷却に用いられている。
【0047】
また、総合制御装置104から出力される信号の例を挙げると、点火信号、噴射(燃料の噴射)信号、スタータ1Bへの信号、モータ・ジェネレータ2,128のコントローラである電子制御装置11,131に対する信号、駆動装置127の減速装置への信号、ATソレノイドへの信号、ATライン圧コントロールソレノイドへの信号、ABSアクチュエータへの信号、自動停止制御実施インジケータへの信号、自動停止制御未実施インジケータへの信号、スポーツモードインジケータへの信号、VSCアクチュエータへの信号、ATロックアップコントロールバルブへの信号、および電動オイルポンプ110を駆動・停止させる電動機110Aに対する制御信号などである。
【0048】
なおここで、自動停止制御とは、車両が停止した場合に、所定の条件の成立によってエンジン1を自動停止する制御であり、燃費および排ガスの削減のための制御である。前記電動オイルポンプ110は、基本的には、エンジン1により駆動される前記機械式オイルポンプ6による油圧を補完し、もしくは機械式オイルポンプ6に替わって油圧を出力するように制御される。前記機械式オイルポンプ6が油圧を出力していない場合であっても、車両の走行状態によっては油圧を出力しない。これは、不必要な駆動力の消費を可及的に防止して燃費を向上させるためである。また、この実施形態においては、図2のハイブリッド車が牽引される場合にも、電動機110Aにより電動オイルポンプ110を駆動することができる。
【0049】
ここで、この発明の構成と実施形態の構成との対応関係を説明する。すなわち、エンジン1がこの発明の駆動力源に相当し、電動機110Aがこの発明の電動モータに相当し、電動オイルポンプ110がこの発明の第1オイルポンプに相当し、機械式オイルポンプ6がこの発明の第2オイルポンプに相当し、自動変速機3がこの発明の伝動装置に相当し、イグニッションキーおよびイグニッションスイッチIGが、この発明の始動・停止制御装置に相当する。
【0050】
つぎに、上記構成を有するハイブリッド車の制御例を図1のフローチャートに基づいて説明する。まず、各種の電子制御装置8,11,12,13,110D,131および総合制御装置104により、入力信号の処理がおこなわれる(ステップS1)。そして、車両の状態に基づいて、エンジン1およびモータ・ジェネレータ2を駆動・停止する制御がおこなわれる。
【0051】
例えば、図9に示すマップに基づいて、エンジン1の駆動領域とモータ・ジェネレータ2の駆動領域とが設定されている。このマップにおいては、アクセル開度および車速をパラメータとして、エンジン1の駆動領域とモータ・ジェネレータ2の駆動領域とが設定されている。そして、モータ・ジェネレータ2の駆動領域においては自動変速機3の第1速〜第3速が設定され、エンジン1の駆動領域においては自動変速機3の第1速〜第5速が設定される。
【0052】
ステップS1についで、イグニッションスイッチIGがオンされているか否かが判断される(ステップS2)。ステップS2で肯定的に判断された場合は、エンジン1またはモータ・ジェネレータ2が共に停止していることになる。さらに、ハイブリッド車が牽引されているか否かが判断される(ステップS3)。車両が牽引されているか否かは車速により判断することができる。
【0053】
ステップS3で肯定的に判断された場合は、車輪96Aの動力(運動エネルギ)が自動変速機3に入力されるため、自動変速機3の一部を構成する回転要素が回転する。その結果、各種のギヤ同士、または、出力軸96を保持している軸受の構成部品同士などが相対移動し、これらの部位が発熱および摩耗し、その耐久性が低下する可能性がある。しかしながら、エンジン1およびモータ・ジェネレータ2が停止しているために、機械式オイルポンプ6により、オイル必要部位に対してオイルを供給することができない。そこで、以下のような制御をおこなうことにより、オイル必要部位にオイルが供給されて当該部位が冷却される。
【0054】
まず、牽引される車両の走行距離、具体的には累積走行距離Lが求められる(ステップS4)。この累積走行距離Lは、
L=Σ
により求められる。ここで、Σは、車速と車両の牽引時間とを乗算した値である。ついで、車両が牽引されている際の平均車速Vaが演算される(ステップS5)。平均車速Vaは、
Va=(1/時間)×Σ
により求められる。
【0055】
さらに車両が牽引された時間、具体的には累積時間Tを求める(ステップS6)。この累積時間Tは、
T=Σ
により求められる。そして、累積走行距離Lおよび平均車速Vaならびに累積時間Tに基づいて、車両が牽引されている間に、電動オイルポンプ110を間欠的に作動させるための基準値(つまり、間欠作動基準値)を演算する(ステップS7)。電動オイルポンプ110の間欠作動基準値とは、電動オイルポンプ110を一旦駆動させてから停止し、その後に、再び駆動させるまでの時間を決定するためのものである。
【0056】
上記間欠作動時間は、例えば、図10のマップから求めることができる。図10は平均車速Vaおよび累積時間Tの2次元マップであり、平均車速Vaと累積時間Tとを1組として、複数組に区分されている。そして、各組に対応して間欠作動時間が設定される。この間欠作動時間は、各組ごとに全て同じでもよいし、異ならせることもできる。すなわち、平均車速Vaが上昇するほど間欠作動時間を短く設定することもできる。なお、図11は、累積時間Tと平均車速Vaとの関係を示す線図である。
【0057】
また、電動オイルポンプ110の間欠作動基準を求めるに際して、累積走行距離Lのみを基準としてもよい。例えば累積走行距離Lが10kmに到達するごとに、間欠作動時間を設定してもよい。さらに、電動オイルポンプ110の間欠作動時間を、自動変速機3の作動油温に応じて設定することもできる。具体的には、作動油温が低くなることにともない電動オイルポンプ110の間欠作動時間を短く設定することである。その理由は、低温になるほど作動油の粘度が高まってその流動抵抗が増し、オイル必要部位における潤滑性が低下するからである。
【0058】
その後、ステップS7で設定された間欠作動時間が経過したか否かが判断され(ステップS8)、ステップS8で肯定的に判断された場合は電動オイルポンプ110を所定時間駆動させる(ステップS9)。その結果、オイルが自動変速機3の内部におけるオイル必要部位に強制的に供給され、当該部位が潤滑および冷却される。ここで電動オイルポンプ110の駆動時間は、累積時間T、平均車速Va、累積走行距離L、自動変速機3の作動油温などに基づいて設定される。
【0059】
具体的には、累積時間Tまたは累積走行距離Lが長くなることにともない、オイル必要部位の過熱が生じやすくなるため、駆動時間が長く設定される。また平均車速Vaが上昇することにともない、オイル必要部位の過熱が生じやすくなるため、駆動時間が長く設定される。さらに、自動変速機3の作動油温が低くなることにともない油路抵抗が増加し、オイルの供給性が低下するため、電動オイルポンプ110の駆動時間が長く設定される。図12は、平均車速Vaに基づいて電動オイルポンプ110の作動時間Toil を設定する場合の一例を示す線図である。すなわち、平均車速Vaが上昇することにともない、電動オイルポンプ110の作動時間Toil が長く設定されている。
【0060】
ステップS9についで、油圧制御装置7の全体の元圧であるライン圧をリニアソレノイドバルブSLTにより調圧モードに制御するとともに(ステップS10)、ステップS4,S5,S6で求められたパラメータを全てクリアし(ステップS11)、リターンする。
【0061】
一方、前記ステップS8で否定的に判断された場合は、オイル必要部位を潤滑する必要が未だ生じていないと判断されるため、そのままリターンされる。また、ステップS3で否定的に判断された場合は、電動オイルポンプ110を駆動する必要がなく、そのままリターンされる。さらに、ステップS2で否定的に判断された場合は、エンジン1またはモータ・ジェネレータの動力により機械式オイルポンプ6が駆動されているため、電動オイルポンプ110を駆動させる必要がない。そこで、ステップS4,S5,S6で求められたパラメータを全てクリアし(ステップS12)、リターンする。ここで、図1に示された機能的手段とこの発明の構成との対応関係を説明すれば、ステップS1,〜S12がこの発明のオイルポンプ駆動手段に相当する。
【0062】
つぎに、図1の制御例に対応するタイムチャートの一例を図13に示す。すなわち、車両が牽引されていない(つまり車両の牽引判定がOFF)場合は、累積走行距離Lは零であり、かつ、累積時間Tも零である。このため、電動オイルポンプは停止している。そして、時刻t1において、車両の牽引が開始される(つまり車両の牽引判定がON)と、牽引による車両の累積走行距離Lおよび累積時間Tのカウントが開始される。その後は、車両の牽引が継続されて累積走行距離Lが長くなり、かつ、累積時間Tも長くなっていく。
【0063】
そして、時刻t2においては、累積時間Tは未だ基準値(ステップS7で設定された間欠作動基準)に到達していないが、累積走行距離Lが基準値(ステップS7で設定された間欠作動基準)に到達している。そこで、時刻t2においては、基準値の少なくとも一方が達成されたことにより、電動オイルポンプが駆動される。この電動オイルポンプの駆動開始にともない、累積走行距離Lおよび累積時間Tは全てクリアされている。そして、時刻t2から駆動時間Toil が経過した時刻t3において、電動オイルポンプが再び停止され、以後は、車両が牽引されている限り、累積走行距離Lおよび累積時間Tのカウントが開始される。
【0064】
以上のように、この実施形態によれば、車両が牽引されて車輪96Aの動力が自動変速機3に伝達された場合にも、動力の伝達により相対移動するオイル必要部位、具体的には各種のギヤ同士の噛み合い部分にオイルを強制的に供給し、その潤滑性能を向上することができる。したがって、車両の牽引時に動力が入力されて相対移動する部位の発熱および摩耗が抑制され、その耐久性が向上する。
【0065】
また、累積走行距離L、平均車速Va、累積時間T、自動変速機3の作動油温などのような各種のパラメータに基づいて、電動オイルポンプ110が間欠的に駆動される。このため、電動オイルポンプ110を駆動する電動機110Aの消費電力が抑制される。さらに、電動機110Aが通電用のブラシを有するモータである場合にも、電動機110Aの間欠的な駆動により、ブラシの摩耗が抑制されてその耐久性が向上する。
【0066】
さらに、この実施形態によれば、累積走行距離L、平均車速Va、累積時間Tなどのパラメータに基づいて、オイル必要部位におけるオイルの必要状態、つまり、潤滑および冷却の必要状態が間接的に判断され、その判断結果に応じて電動オイルポンプ110が間欠的に駆動されているとともに、その間欠作動時間が決定されている。このため、オイル必要部位のオイル必要状態に即してオイルの強制的な供給をおこなうことができる。したがって、電動機110Aの無駄な駆動が回避され、消費電力を一層削減することができる。また、自動変速機3の作動油温に応じて電動オイルポンプ110の駆動を制御した場合は、オイルの粘度に即してオイルが供給されることになる。したがって、オイルの供給応答性に即したオイルの供給状態を確保することができ、オイル必要部位の潤滑性が一層向上する。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1の発明によれば、車両の牽引時に、車輪の動力が入力される伝動装置に対して第1オイルポンプによりオイルを供給し、その潤滑性能を向上することができる。したがって、伝動装置の発熱および摩耗が抑制されてその耐久性が向上する。
【0068】
また、請求項1の発明によれば、第1オイルポンプを間欠的に駆動させるため、第1オイルポンプを駆動するための電動モータの消費電力を削減することができる。請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得られるほか、伝動装置におけるオイル必要状態に応じてオイルが供給されるため、無駄な電動モータの駆動が回避される。したがって、消費電力を一層削減することができる。
【0069】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得られるほか、牽引される車両の走行距離に基づいてオイルの供給状態が制御される。したがって、電動モータの無駄な駆動が回避され、消費電力を一層削減することができる。請求項4の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得られるほか、車両が牽引される時間に基づいて、オイルの供給状態が制御される。したがって、無駄な電動モータの駆動を回避することができ、消費電力を一層削減することができる。
【0070】
請求項5の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得られるほか、車両が牽引される時間および牽引される車両の車速に基づいて、オイルの供給状態が制御される。したがって、電動モータの無駄な駆動が回避され、消費電力を一層削減することができる。請求項6の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得られるほか、オイルの供給時間が制御されるため、電動モータの無駄な駆動が回避され、消費電力を一層削減することができる。
【0071】
請求項7の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を得られるほか、オイルの粘度に応じてオイルの供給が制御される。したがって、オイルの供給応答性に即したオイルの供給状態を確保することができ、その潤滑性能が一層向上する。
【0072】
請求項8の発明によれば、請求項1ないし7のいずれかと同様の作用が生じるほか、駆動力源が停止しており、この駆動力源の動力により第2オイルポンプを駆動することができない場合でも、車両が牽引時に、第1オイルポンプが駆動されて伝動装置のオイル必要部位に対してオイルが供給され、伝動装置の潤滑性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の車両用オイルポンプの制御装置で実行される制御例を説明するフローチャートである。
【図2】 この発明の適用例であるハイブリッド車のパワートレーンおよび制御系統の一例を模式的に示すブロック図である。
【図3】 図2に示すパワープラントを具体化したスケルトン図である。
【図4】 図3の自動変速機の各変速段を設定するためのクラッチおよびブレーキの係合・解放を示す図表である。
【図5】 図2に示す自動変速機を制御するシフトレバーの操作により選択されるシフトポジションを示す概念図である。
【図6】 図2に示す自動変速機の変速段を手動操作により変更できる状態を設定・解除するためのスポーツモードスイッチを示す概念図である。
【図7】 図2のハイブリッド車において、機械式オイルポンプと電動オイルポンプとを切り換えてプライマリレギュレータバルブに接続するための機構の一例を示す模式図である。
【図8】 この発明の一例における総合制御装置における入出力信号を示す図である。
【図9】 図2に示されたハイブリッド車のエンジンおよびモータ・ジェネレータの駆動・停止を制御する制御態様と、自動変速機の変速段を制御する変速線図と総括的に示すマップである。
【図10】 図2の電動オイルポンプの間欠作動時間を求める場合に用いるもので、平均車速および累積時間を示す2次元マップである。
【図11】 図2の電動オイルポンプの間欠作動時間を求める場合に用いるもので、平均車速と累積時間との関係を示す線図である。
【図12】 図2の電動オイルポンプの駆動時間を求める場合に用いるもので、平均車速と駆動時間との関係を示す線図である。
【図13】 図1の制御例に対応するタイムチャートである。
【符号の説明】
3…自動変速機、 5…変速機構、 110…電動オイルポンプ、 110A…電動機、 IG…イグニッションスイッチ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a control device for a vehicle oil pump capable of supplying oil to a required oil portion of a vehicle transmission device by driving the oil pump with an electric motor.
[0002]
[Prior art]
Generally, a gear transmission, a winding transmission, and the like are used for a vehicle transmission. And it is comprised so that operation | movement of the component of these transmission devices may be controlled based on a predetermined condition. When the transmission device as described above is used in a transmission, specifically, a transmission that can automatically control the transmission gear ratio, the operation of the components of the transmission device can be controlled by hydraulic pressure, An example of such a hydraulic control device is described in Japanese Patent Laid-Open No. 7-174218.
[0003]
The hydraulic control device described in this publication has an electric motor, an electromagnetic clutch provided between the motor shaft of the electric motor and the transmission shaft, and an output shaft provided in parallel to the transmission shaft. ing. The transmission shaft is provided with a primary pulley, and the output shaft is provided with a secondary pulley. A belt is wound around the primary pulley and the secondary pulley.
[0004]
On the other hand, a shift hydraulic pump (oil pump) is provided at the end of the transmission shaft opposite to the position where the electric motor is disposed. The through shaft of this speed change hydraulic pump is directly connected to the motor shaft. When the speed change hydraulic pump is driven by the electric motor, the hydraulic pressure is supplied to the hydraulic chamber of the primary pulley to control the gear ratio, and the line pressure is supplied to the hydraulic chamber of the secondary pulley, which is necessary for torque transmission. Tension is applied to the belt. In addition, even when the vehicle is in a stopped state, a delay in the rise of the shifting hydraulic pressure at the time of starting is avoided by driving the electric motor and driving the shifting hydraulic pump under certain conditions where the starting of the vehicle is predicted. It is supposed to be possible.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in a gear transmission and a winding transmission applied to a vehicle transmission, various power transmission elements such as gears or belts and pulleys move relative to each other when the vehicle travels. At the same time, these power transmission elements or bearing components that support the shaft may also move relative to each other, and the various power transmission elements and bearings may generate heat and wear, reducing their durability. . Therefore, it is necessary to forcibly supply oil (lubricating oil) to the heat generating part and to cool and lubricate various elements, and even when supplying such oil, an electric motor as described in the above publication is required. A system using an oil pump driven by a motor may be employed.
[0006]
On the other hand, when the vehicle is towed, the power input from the wheels is transmitted to the transmission, so that the various rotating elements and the relative components of the bearings are relative to each other in the same manner as when the vehicle is running. Movement occurs. For this reason, even when the vehicle is towed, it is necessary to supply lubricating oil to the oil-necessary part of the transmission. However, the hydraulic control device described in the above publication is for avoiding a delay in the rise of the shift hydraulic pressure when the vehicle starts, and does not take into consideration any hydraulic control when the vehicle is towed. However, the above problems could not be solved.
[0007]
The present invention has been made against the background of the above circumstances, and provides a control device for a vehicular oil pump capable of supplying oil to a required oil portion of a transmission when the vehicle is towed. It is aimed.
[0008]
[Means for Solving the Problem and Action]
In order to achieve the above object, the invention of
[0009]
According to the invention of
[0010]
According to the invention of
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
[0015]
[0016]
Claim Item 7 According to the present invention, in addition to the structure of
[0017]
Claim The invention of
[0018]
Claim According to the invention of
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention will be described based on a specific example shown in the drawings. FIG. 2 shows a power plant for a hybrid vehicle to which the control device for a vehicle oil pump according to the present invention is applied. An
[0020]
The
[0021]
Furthermore, an electric motor (MG) 2 having a function as another power source is connected to the output side of the
[0022]
In short, the
[0023]
An electronic control unit (MG-ECU) 11 is provided as a controller that controls the motor /
[0024]
FIG. 3 is a skeleton diagram showing the power plant of the hybrid vehicle shown in FIG. The
[0025]
The
[0026]
When the lock-up clutch 62 is released, the power transmission state by the fluid is entered, and when the lock-up clutch 62 is engaged, the mechanical power transmission state is entered. When the
[0027]
Further, a
[0028]
On the other hand, the
[0029]
Accordingly, the
[0030]
On the other hand, the
[0031]
In the gear train of the
[0032]
Next, the brake will be described. The first brake B1 is a band brake and is arranged to stop the rotation of the sun gears 91 and 89 of the first
[0033]
As a brake for stopping the rotation of the
[0034]
In the
[0035]
On the other hand, as shown in FIG. 2, a
[0036]
When the non-driving position, for example, the P position or the N position is selected by operating the
[0037]
Here, the D position is a position for setting any one of the forward first speed to the fifth speed by the
[0038]
In this embodiment, the gear ratio of the
[0039]
Meanwhile, the hybrid vehicle shown in FIG. 2 is provided with an
[0040]
That is, the
[0041]
The
[0042]
On the other hand, as shown in FIG. 2, a motor / generator (MG) 128 is connected to a
[0043]
The
[0044]
The devices such as the
[0045]
Other input signals to the
[0046]
The ignition switch IG detects an operation state of an ignition key that controls start / stop of the
[0047]
Examples of signals output from the
[0048]
Here, the automatic stop control is a control for automatically stopping the
[0049]
Here, the correspondence between the configuration of the present invention and the configuration of the embodiment will be described. That is, the
[0050]
Next, a control example of the hybrid vehicle having the above configuration will be described based on the flowchart of FIG. First, input signals are processed by the various
[0051]
For example, the drive region of the
[0052]
Following step S1, it is determined whether or not the ignition switch IG is turned on (step S2). If the determination in step S2 is affirmative, both the
[0053]
If the determination in step S3 is affirmative, the power (kinetic energy) of the
[0054]
First, the travel distance of the towed vehicle, specifically, the cumulative travel distance L is obtained (step S4). This cumulative travel distance L is
L = Σ
It is calculated by. Here, Σ is a value obtained by multiplying the vehicle speed and the vehicle traction time. Next, the average vehicle speed Va when the vehicle is being pulled is calculated (step S5). Average vehicle speed Va is
Va = (1 / time) × Σ
It is calculated by.
[0055]
Further, a time when the vehicle is pulled, specifically, an accumulated time T is obtained (step S6). This cumulative time T is
T = Σ
It is calculated by. Based on the cumulative travel distance L, the average vehicle speed Va, and the cumulative time T, a reference value (that is, an intermittent operation reference value) for intermittently operating the
[0056]
The said intermittent operation time can be calculated | required from the map of FIG. 10, for example. FIG. 10 is a two-dimensional map of the average vehicle speed Va and the accumulated time T, and the average vehicle speed Va and the accumulated time T are grouped into a plurality of sets. And intermittent operation time is set corresponding to each group. The intermittent operation time may be the same for each group or may be different. That is, the intermittent operation time can be set shorter as the average vehicle speed Va increases. FIG. 11 is a diagram showing the relationship between the accumulated time T and the average vehicle speed Va.
[0057]
Further, when the intermittent operation reference of the
[0058]
Thereafter, it is determined whether or not the intermittent operation time set in step S7 has elapsed (step S8). If the determination in step S8 is affirmative, the
[0059]
Specifically, as the accumulated time T or the accumulated travel distance L becomes longer, overheating of the oil-required portion is likely to occur, so the drive time is set longer. In addition, as the average vehicle speed Va increases, overheating of the oil-required part is likely to occur, so that the drive time is set longer. Furthermore, since the oil path resistance increases as the hydraulic oil temperature of the
[0060]
Following step S9, the line pressure, which is the entire original pressure of the hydraulic control device 7, is controlled to the pressure adjustment mode by the linear solenoid valve SLT (step S10), and all the parameters obtained in steps S4, S5, and S6 are cleared. (Step S11), and returns.
[0061]
On the other hand, if a negative determination is made in step S8, it is determined that it is not yet necessary to lubricate the oil-required portion, and the process returns as it is. On the other hand, if a negative determination is made in step S3, it is not necessary to drive the
[0062]
Next, an example of a time chart corresponding to the control example of FIG. 1 is shown in FIG. That is, when the vehicle is not towed (that is, when the vehicle towing determination is OFF), the cumulative travel distance L is zero and the cumulative time T is also zero. For this reason, the electric oil pump is stopped. Then, at the time t1, when the towing of the vehicle is started (that is, the towing determination of the vehicle is ON), the counting of the cumulative travel distance L and the cumulative time T of the vehicle by the towing is started. Thereafter, the towing of the vehicle is continued, the accumulated travel distance L becomes longer, and the accumulated time T becomes longer.
[0063]
At time t2, the cumulative time T has not yet reached the reference value (the intermittent operation reference set in step S7), but the cumulative travel distance L is the reference value (the intermittent operation reference set in step S7). Has reached. Therefore, at time t2, the electric oil pump is driven when at least one of the reference values is achieved. With the start of driving of the electric oil pump, the cumulative travel distance L and the cumulative time T are all cleared. Then, at the time t3 when the driving time Toil has elapsed from the time t2, the electric oil pump is stopped again, and thereafter the cumulative travel distance L and the cumulative time T are counted as long as the vehicle is being pulled.
[0064]
As described above, according to this embodiment, even when the vehicle is towed and the power of the
[0065]
Further, the
[0066]
Furthermore, according to this embodiment, the necessary oil condition, that is, the necessary condition for lubrication and cooling, is indirectly determined based on parameters such as the accumulated travel distance L, the average vehicle speed Va, and the accumulated time T. The
[0067]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, with respect to the transmission device in which the power of the wheels is input when the vehicle is towed. The first o Oil can be supplied by an oil pump to improve its lubricating performance. Therefore, heat generation and wear of the transmission are suppressed, and the durability is improved.
[0068]
According to the first aspect of the present invention, the first oil pump is driven intermittently. The power consumption of the electric motor for driving the oil pump can be reduced. Claim
[0069]
Claim
[0070]
Claim
[0071]
Claim Item 7 According to the invention, the same effect as that of the invention of
[0072]
Claim According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart illustrating an example of control executed by a control device for a vehicle oil pump according to the present invention.
FIG. 2 is a block diagram schematically showing an example of a power train and a control system of a hybrid vehicle that is an application example of the present invention.
FIG. 3 is a skeleton diagram that embodies the power plant shown in FIG. 2;
4 is a chart showing engagement / release of clutches and brakes for setting each gear position of the automatic transmission of FIG. 3; FIG.
5 is a conceptual diagram showing a shift position selected by operating a shift lever that controls the automatic transmission shown in FIG. 2. FIG.
6 is a conceptual diagram showing a sport mode switch for setting / releasing a state in which the gear position of the automatic transmission shown in FIG. 2 can be changed by manual operation.
7 is a schematic diagram showing an example of a mechanism for switching between a mechanical oil pump and an electric oil pump and connecting to a primary regulator valve in the hybrid vehicle of FIG. 2. FIG.
FIG. 8 is a diagram showing input / output signals in an integrated control apparatus according to an example of the present invention.
FIG. 9 is a map collectively showing a control mode for controlling driving and stopping of the engine and motor / generator of the hybrid vehicle shown in FIG. 2 and a shift diagram for controlling a shift stage of the automatic transmission.
FIG. 10 is a two-dimensional map used when obtaining the intermittent operation time of the electric oil pump of FIG. 2 and showing an average vehicle speed and an accumulated time.
11 is a diagram used for obtaining the intermittent operation time of the electric oil pump of FIG. 2 and is a diagram showing the relationship between the average vehicle speed and the accumulated time.
12 is a diagram showing the relationship between the average vehicle speed and the driving time, which is used when obtaining the driving time of the electric oil pump of FIG. 2. FIG.
FIG. 13 is a time chart corresponding to the control example of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
車両が牽引される状態となった場合に、前記電動モータにより前記第1オイルポンプを間欠的に駆動させてオイルを供給するオイルポンプ駆動手段を備えていることを特徴とする車両用オイルポンプの制御装置。The control apparatus for an oil pump for a vehicle for supplying oil to the transmission by Ri first oil pump is driving dynamic to the electric motor,
Vehicle, characterized in that when a state in which the vehicle is towed, and includes the electric motor intermittently by drive moving the first oil pump Ri by the the oil pump drive hands stage supplies oil Oil pump control device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23585999A JP4258904B2 (en) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | Control device for vehicle oil pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23585999A JP4258904B2 (en) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | Control device for vehicle oil pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001058518A JP2001058518A (en) | 2001-03-06 |
JP4258904B2 true JP4258904B2 (en) | 2009-04-30 |
Family
ID=16992317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23585999A Expired - Fee Related JP4258904B2 (en) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | Control device for vehicle oil pump |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4258904B2 (en) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4561650B2 (en) * | 2006-02-15 | 2010-10-13 | トヨタ自動車株式会社 | Hybrid vehicle |
KR101045794B1 (en) * | 2009-03-30 | 2011-07-04 | (주)모토닉 | Hybrid oil pump control device and control method |
KR101044231B1 (en) * | 2009-04-02 | 2011-06-27 | (주)모토닉 | Unit for driving oil pump for plug=in hybrid vehicle |
KR101044230B1 (en) * | 2009-04-03 | 2011-06-27 | (주)모토닉 | Unit for driving oil pump for stop and go vehicle |
JP5177123B2 (en) * | 2009-11-24 | 2013-04-03 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | Power transmission device |
WO2012101792A1 (en) * | 2011-01-26 | 2012-08-02 | トヨタ自動車株式会社 | Hybrid vehicle control device |
KR101044233B1 (en) | 2011-05-19 | 2011-06-27 | (주)모토닉 | Method for driving oil pump for stop and go vehicle |
KR101044234B1 (en) | 2011-05-19 | 2011-06-27 | (주)모토닉 | Method for driving oil pump for plug=in hybrid vehicle |
KR101044235B1 (en) | 2011-05-19 | 2011-06-27 | (주)모토닉 | Method for driving oil pump for hybrid vehicle |
JP5918669B2 (en) * | 2012-09-20 | 2016-05-18 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Control device for electric oil pump for vehicle |
KR101673702B1 (en) * | 2014-11-24 | 2016-11-08 | 현대자동차주식회사 | Method for controlling electric oil pump of vehicle |
KR101724970B1 (en) * | 2015-12-11 | 2017-04-10 | 현대자동차주식회사 | Control method of motor for fuel pump of vehicle and control system for the same |
JP2019086139A (en) * | 2017-11-10 | 2019-06-06 | トヨタ自動車株式会社 | Transmission device of vehicle |
WO2024202618A1 (en) * | 2023-03-31 | 2024-10-03 | 日立建機株式会社 | Dump truck |
-
1999
- 1999-08-23 JP JP23585999A patent/JP4258904B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001058518A (en) | 2001-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3414310B2 (en) | Engine start control device | |
JP3927325B2 (en) | Vehicle control device | |
JP3921850B2 (en) | Oil pump drive control device | |
JP4258904B2 (en) | Control device for vehicle oil pump | |
JP4207376B2 (en) | Vehicle hydraulic control device | |
JP3861510B2 (en) | Drive control device | |
JP4470234B2 (en) | Drive control device | |
JP2009115186A (en) | Vehicle control device and hybrid vehicle mounted with the control device | |
JP4075210B2 (en) | Drive device | |
JP3991498B2 (en) | Internal combustion engine control device, vehicle equipped with the internal combustion engine control device, and internal combustion engine control method | |
JP4086077B2 (en) | Start control device for internal combustion engine | |
JP2000145946A (en) | Driving system control device of vehicle | |
JP3988311B2 (en) | Vehicle drive control device | |
JP4051827B2 (en) | Vehicle drive control device | |
JP3551927B2 (en) | Vehicle lubrication system | |
JP3861486B2 (en) | Control device for hybrid vehicle | |
JP3906604B2 (en) | Vehicle drive control device | |
JP4253937B2 (en) | Control device for vehicle drive device | |
JP3783463B2 (en) | Hybrid vehicle drive control device | |
JP3988334B2 (en) | Control device for internal combustion engine | |
JP3840824B2 (en) | Vehicle control device | |
JP2001090830A (en) | Vehicular braking force control device | |
JP3975622B2 (en) | Vehicle control device | |
JP3931475B2 (en) | Power generation control device for a vehicle equipped with a generator | |
JP4714956B2 (en) | Vehicle control device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090120 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090202 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4258904 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |