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JP4256649B2 - 印刷システム及び印刷方法 - Google Patents

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JP4256649B2 JP2002271288A JP2002271288A JP4256649B2 JP 4256649 B2 JP4256649 B2 JP 4256649B2 JP 2002271288 A JP2002271288 A JP 2002271288A JP 2002271288 A JP2002271288 A JP 2002271288A JP 4256649 B2 JP4256649 B2 JP 4256649B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新聞製作システム等、CTP方式により紙面情報を直接プレートへ出力するに際し、その面付け処理を自動的に行う印刷システム及び印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な新聞の構成を図9に示す。ここで、図9(a)は2つ折りにされた状態の斜視図、(b)はその平面図、(c)は、各新聞紙をばらした見開き状態の平面図である。新聞1は、表裏それぞれに2頁分の紙面2、3、4、5が2つ並べて印刷された2頁大の紙を複数枚重ねて2つ折りにして製作される。図9(c)に示すように、所定の頁及びその頁と並んで印刷される対向頁の各紙面は、通常はモノクロ紙面(モノクロ画像のみで構成される紙面)とカラー紙面(カラー画像を含む紙面)とが適宜組み合わされて構成される。尚、この種の新聞においては、表裏それぞれに1頁分の紙面が印刷された1頁大のペラ紙が、2つ折りにされた2頁大の紙の間に挿入される場合もある。
【0003】
近年、このような新聞の製作に用いられる新聞製作システム等においては、CTP方式によりフィルムを介さず、直接プレートへ紙面情報を出力する方式が主流となっている。このような、CTPシステムでは、複数台のCTP装置へ紙面情報を効率的に割り当てるため、CTPサーバが設けられる。
【0004】
しかしながら、紙面情報の面付け処理においては、プレートサイズ(1W2L、2W2L)、対向面、カラー版か否かといった編集項目に基づき、編集加工する必要があり、オペレータの操作によるところが多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、紙面情報の面付け処理において、プレートサイズ[A2プレート(1W2L)、A1プレート(2W2L)]、対向面、カラー版か否かといった編集項目に対して、オペレータの操作を軽減することが可能な印刷システム及び印刷方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を果たすために、本発明においては、請求項1に示すとおり、印刷システムは、表裏それぞれに2頁分の紙面が2つ並べて印刷された2頁大の紙を複数枚重ねて2つ折りにして製作される印刷物の印刷において、紙面画像からなる紙面情報、及び、少なくとも紙面の各頁の頁番号やカラー情報を有する構成情報を入力して記憶する記憶手段と、構成情報を参照して各頁がカラー紙面であるか否かを判定する判定手段と、各頁についてその頁と並んで印刷される対向頁を決定するとともにカラー紙面と判定された頁及びその対向頁について1頁分の紙面に相当する標準幅に対して2倍の幅を有するサイズとするプレートサイズ情報を構成情報に入力する編集手段とを備えたサーバ装置と、構成情報に基づいて紙面画像を標準幅あるいは2倍の幅を有するプレートに記録する記録手段を備えたプレート記録装置とから構成される
【0007】
これによれば、新聞製作システム等において、構成情報から各頁がカラー紙面であるか否かを判定し、所定の頁若しくはその頁と並んで印刷される対向頁の何れかがカラー紙面である場合(即ち、印刷用紙に並んで印刷された2つの頁の紙面の何れかがカラー画像を含む場合)には、それらの頁の紙面画像を、1頁分の紙面に相当する標準幅に対して2倍の幅のサイズを有するプレート(例えば、新聞の見開き2頁分の紙面を縦に2つ並べた2W2Lサイズのプレート)に出力するように自動的に制御するので、オペレータが適切なプレートサイズを適宜指定する必要はなく、操作負荷が軽減される。
【0008】
また、標準幅のサイズを有するプレート(例えば、新聞1頁分の紙面を縦に2つ並べた1W2Lサイズのプレート)を用いて通常の2頁大の新聞の印刷用紙へカラー印刷する場合には、プレートを幅方向に2枚並べて印刷胴に取付ける必要があり、各分色版(C版、M版、Y版、K版)毎に幅方向に並べた2枚のプレートを相互に精度良く位置決めすることが必要となるが、2倍の幅のサイズのプレートを用いることでそのような位置決めは不要となる。従って、印刷工程においてプレートを印刷胴に取付ける際の位置決め等の作業負荷が軽減される。
【0009】
更に、所定の頁がカラー紙面であり且つその対向頁がモノクロ紙面である場合には、2倍の幅のサイズのプレートを用いることで、カラー紙面のカラー画像が各分色版のカラー版(K版を除くC版、M版、Y版)に出力される一方で、それらのカラー版において、カラー画像を含まないモノクロ紙面に該当する部分は、水版部として構成されるので、標準幅のサイズのプレートを用いて印刷を行う場合のように、カラー紙面の印刷のために印刷胴に各カラー版を取付ける一方で、カラー印刷不要なモノクロ紙面に対しては別途水版を取付ける必要が生じるといった不都合を解消できる。
【0010】
上記印刷システムにおいては、請求項2に示すとおり、構成情報に、表裏それぞれに1頁分の紙面が印刷された1頁大のペラ紙を含む情報がある場合には、編集手段は、ペラ紙に該当する頁を除いて各頁の対向頁を決定することを特徴とする。
【0011】
これによれば、印刷物に含まれるペラ紙に該当する頁を除き、各頁についてその対向頁が決定されるので、印刷物にペラ紙が含まれる場合でも各頁に対して適切に対向頁を決定することができる。
【0012】
また、本発明においては、請求項3に示すとおり、印刷方法は、表裏それぞれに2頁分の紙面が2つ並べて印刷された2頁大の紙を複数枚重ねて2つ折りにして製作される印刷物の印刷において、紙面画像からなる紙面情報、及び、少なくとも紙面の各頁の頁番号やカラー情報を有する構成情報を入力して記憶する過程と、構成情報を参照して各頁がカラー紙面であるか否かを判定する過程と、各頁についてその頁と並んで印刷される対向頁を決定するとともにカラー紙面と判定された頁及びその対向頁について1頁分の紙面に相当する標準幅に対して2倍の幅を有するサイズとするプレートサイズ情報を構成情報に入力する過程と、構成情報に基づいて紙面画像を標準幅あるいは2倍の幅を有するプレートに記録する過程とを有する構成をとる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明のCTPシステム(印刷システム)の概略構成を示す図である。このCTPシステムは、新聞製作に用いられるのもであり、記事等の紙面画像データからなる紙面情報及び構成情報(各頁及びその対向頁情報、プレートサイズ情報、各紙面のカラー情報等を含む)を取り込むための外部ネットワークの接続部に配置された入力ゲートウェイ(GW)110a、110bと、印刷工程全般の運用を管理し、紙面情報及び構成情報を含めた種々の情報の蓄積及び編集を行うCTPサーバ200と、オペレータが種々の操作を実行するためのコンソールPC150と、紙面画像をプレート(CTP版)に記録するためのCTP装置130a−130xと、各CTP装置を制御するためのCTPコントローラ120a−120xとを備える。
【0015】
CTPサーバ200は、紙面情報及び構成情報を外部ネットワークから受信することによって、或いはオペレータによる直接の入力によって取得し、構成情報(詳細は後述)を参照して、各頁がカラー紙面であるか否かを判定し、カラー紙面であると判定された頁及びその対向頁(即ち、新聞の見開き2頁)が出力されるプレートのサイズ情報を、1頁分の紙面に相当する標準幅を有する初期設定のA2プレートサイズ(新聞1頁分の紙面を縦に2つ並べた1W2Lサイズ)からその2倍の幅を有するA1プレートサイズ(新聞の見開き2頁分の紙面を縦に2つ並べた2W2Lサイズ)に変更する。つまり、図2(a)及び(b)に示すように、新聞の一面の頁の対向頁が四十面である場合、一面若しくは四十面又はその双方がカラー紙面であると判定されれば、プレートのサイズ情報は、一面及び四十面についての初期設定サイズであるA2プレート301からA1プレート302へと変更され、一面及び四十面の紙面画像が共にA1プレート302に出力されることになる。ここで、各頁及びその対向頁は、新聞にペラ紙(表裏それぞれに1頁分の紙面が印刷された1頁大のサイズを有する印刷用紙)が含まれる場合には、そのペラ紙に該当する頁を除き、各頁についてその対向頁が決定される。ペラ紙の有無の情報については、予め構成情報に含まれるか、或いはオペレータの操作によって適宜構成情報に追加される場合もあり得る。
【0016】
プレートサイズ情報が変更された構成情報は、その情報に基づき紙面画像のプレートへの出力を適切に制御すべく、CTPサーバ200から各CTPコントローラ120a−120xに送られ、更に、各CTP装置130a−130xにおいて記録処理が完了した後のプレートは、輪転機300に取付けられて印刷用紙への印刷が行われる。
【0017】
従って、カラー紙面を出力する場合には、2倍幅のサイズを有するA1プレートが自動的に選択されるので、オペレータが適切なプレートサイズを適宜指定する必要はない。また、標準幅のサイズを有するプレートを用いて通常の2頁大の新聞の印刷用紙へカラー印刷する場合には、プレートを幅方向に2枚並べて印刷胴に取付ける必要があり、各分色版(C版、M版、Y版、K版)毎に幅方向に並べた2枚のプレートを相互に精度良く位置決めすることが必要となるが、そのような位置決めは不要となる。更に、所定の頁がカラー紙面であり且つその対向頁がモノクロ紙面である場合には、2倍の幅のサイズのプレートを用いることで、カラー紙面のカラー画像が各分色版のカラー版(K版を除くC版、M版、Y版)に出力される一方で、それらのカラー版において、カラー画像を含まないモノクロ紙面に該当する部分は、水版部として構成されるので、標準幅のサイズのプレートを用いて印刷を行う場合のように、カラー紙面の印刷のために印刷胴に各カラー版を取付ける一方で、カラー印刷不要なモノクロ紙面に対して別途水版を取付ける必要はない。
【0018】
図3は、本発明で用いられる紙面の構成情報のテーブルの一例を示す図である。この構成情報テーブルには、「版名」、「面名」、「頁」、「カラー」、「対向頁」、及び「プレート情報」等の各項目が含まれる。「版名」は、版の番号、「面名」は、紙面の番号、「頁」及び「対向頁」は、頁番号及びその対向頁番号をそれぞれ示すものである。また、「カラー」は、各頁がカラー紙面であるかか否かを示すものであり、記号”CMYK”は、該当頁がカラー紙面であり、C版、M版、Y版及びK版の各分色版が作成されることを表す。更に、「プレート情報」は、プレートサイズの情報であり、記号”A2→A1”は、初期設定のA2プレートからA1プレートへのプレートサイズの変更を表す。尚、説明の便宜のために、モノクロ紙面の表示及び対向頁についての記載は一部省略されている。
【0019】
図3において、1頁(一面)及びその対向頁である40頁(四十面)、並びに20頁(二十面)及びその対向頁である21頁(二十一面)は、全てカラー紙面であり、従って、プレートサイズ情報は、前述のように初期設定のA2からA1に変更されている。また、16頁(十六面)及びその対向頁である25頁(二十五面)は、16頁のみがカラー紙面であり、従って、プレートサイズは、初期設定のA2からA1に変更されている。
【0020】
図4は、本発明で用いられる紙面の構成情報のテーブルの別の例を示す図である。このテーブルは、構成紙面の中央部(即ち、21頁及び22頁)にペラ紙を含む点において図3のテーブルと異なる。テーブルの記載項目は、図3の場合と同様であるが、「備考」における記号”ペラ”は該当頁がペラ紙であることを示すものであり、その他の頁は対向頁を有する通常の2頁大の紙となる。
【0021】
図において、21頁(二十一面)及び22頁(二十二面)はペラ紙であり、そのペラ紙に該当する頁を除き、各頁についてその対向頁が決定される。図3の場合と同様に、20頁(二十面)及びその対向頁である23頁(二十三面)は、ともにカラー紙面であり、従って、プレートサイズは、A2からA1に変更されている。
【0022】
図5及び図6は、本発明で用いられる紙面の構成情報のテーブルの更に別の例をそれぞれ示す図である。これらのテーブルは、ペラ紙が必ずしも構成紙面の中央部に位置せず、複数のペラ紙を含む点において図4のテーブルと異なるが、テーブルの記載事項については同様である。ここで、対向頁の決定においては、ペラ紙に該当する頁を除いて頁番号を再度割当てた仮の頁番号である「割当頁」及びその対向頁である「割当対向頁」が用いられる。また、プレートサイズの変更については、上述の場合と同様である。
【0023】
図7は、本発明の印刷方法の一実施形態における面付け処理過程のフロー図を示す。この処理過程は、ペラ紙の有無を上位システム(即ち、紙面情報)若しくはオペレータによっては認識できず、また、ペラ紙が含まれる場合には必ず新聞の中央(即ち、印刷用紙を複数重ねて2つ折りした印刷物の中央)に1枚のみが挿入されることを前提条件とする。
【0024】
面付け処理が開始されると、ステップ501において紙面の構成情報(例えば、図3若しくは図4参照)から全紙面を構成する頁数(n)が取得される。次にステップ502においてペラ紙が含まれるか否かを、取得した頁数(n)が4で割り切れるか否かによって判定し、nが4で割り切れない場合には、ステップ503に進んで各頁の調査範囲が1から[(n/2)-1)]までに指定され、一方で、nが4で割り切れる場合には、ステップ504に進んで調査範囲が1から(n/2)までに指定される。以後、各頁について1から順に調査範囲内において面付け処理のステップが実施される。
【0025】
次にステップ505において紙面の構成情報から自頁(即ち、現在の処理対象頁)がカラー紙面であるか否かが判定され、自頁がカラー紙面である場合には、ステップ506に進んで対向頁(m)が算出される(ここで、m=(n+1)-(自頁数))。そこで、ステップ507において対向頁についての情報が取得され、ステップ508において対向頁がカラー紙面であるか否かが判定される。対向頁がカラー紙面である場合には、ステップ512に進んで自頁及びその対向頁のカラー画像が各A1プレートのカラー版(C版、M版、Y版)に共に出力される(即ち、2つのカラー紙面が2W合成される)。一方、対向頁がモノクロ紙面である場合には、ステップ513に進み、自頁のカラー画像が各A1プレートのカラー版(C版、M版、Y版)に出力される一方で、それらの各カラー版において、カラー画像を含まない対向頁のモノクロ紙面に該当する部分は水版部として構成される(即ち、C版と水版、M版と水版、及びY版と水版が2W合成される)。
【0026】
また、ステップ505において自頁がモノクロ紙面と判定された場合には、ステップ506、507及び508と同様のステップ509、510及び511が実行され、ステップ511において、対向頁がカラー紙面である場合には、ステップ513に進み、対向頁のカラー画像が各A1プレートのカラー版(C版、M版、Y版)に出力される一方で、それらの各カラー版において、カラー画像を含まない自頁のモノクロ紙面に該当する部分は水版部として構成される。一方、対向頁がモノクロ紙面である場合には、ステップ514に進み、プレートサイズは初期設定のまま変更されず、自頁及びその対向頁は、それぞれ別個にA2プレートに出力される(即ち、2W合成なし)。尚、カラー紙面及びモノクロ紙面のモノクロ画像は、モノクロ版(K版)に共に出力される。
【0027】
最後に、ステップ515において、次頁(即ち、次の処理対象頁)が調査範囲内であるか否かが判定され、調査範囲内であれば、ステップ505に戻って次頁についても同様のステップが実行される。上述のような一連のステップは、調査範囲内の全頁についての処理が完了するまで繰り返し実行される。
【0028】
図8は、本発明の印刷方法の別の実施形態における面付け処理過程のフロー図を示す。この処理過程は、上位システム若しくはオペレータによってペラ紙の有無及びその枚数を予め認識可能であることを前提条件とする。
【0029】
面付け処理が開始されると、ステップ601において紙面の構成情報(例えば、図5若しくは図6参照)から全紙面を構成する頁数(n)が取得される。次にステップ602においてペラ紙が含まれるか否かを判定し、ペラ紙が含まれる場合にはステップ603に進んでペラ紙に該当する頁数(x)を取得し、ステップ604において各頁の調査範囲について、ペラ紙に該当する頁を除いて頁番号を再度割当てた仮の頁番号である割当頁の調査範囲が1から[(n-x)/2]までの範囲に指定される。一方、ペラ紙を含まない場合には、ステップ605において割当頁が1から(n/2)までの範囲に指定される。以後、各割当頁について1から順に調査範囲内において面付け処理のステップが実施される。
【0030】
次にステップ606において現割当頁(即ち、現在の処理対象頁)がペラ紙であるか否かが判定され、ペラ紙であると判定された場合には、ステップ616に進んで現割当頁の紙面画像がA2プレートに出力される(即ち、2W合成なし)。一方、ステップ606において現割当頁がペラ紙でないと判定された場合には、ステップ607に進んで紙面の構成情報から現割当頁がカラー紙面であるか否かが判定される。現割当頁がカラー紙面である場合には、ステップ608に進んで割当対向頁が決定される。そこでステップ609において割当対向頁についての情報が取得され、ステップ610において割当対向頁がカラー紙面であるか否かが判定される。割当対向頁がカラー紙面である場合には、ステップ614に進んで割当頁及び割当対向頁のカラー画像が各A1プレートのカラー版(C版、M版、Y版)に共に出力される(即ち、2つのカラー紙面が2W合成される)。一方、割当対向頁がモノクロ紙面である場合には、ステップ615に進み、割当頁のカラー画像が各A1プレートのカラー版(C版、M版、Y版)に出力される一方で、それらの各カラー版において、カラー画像を含まない割当対向頁のモノクロ紙面に該当する部分は水版部として構成される(即ち、C版と水版、M版と水版、及びY版と水版が2W合成される)。
【0031】
ステップ607において現割当頁がモノクロ紙面であると判定された場合には、ステップ608、609及び610と同様のステップ611、612及び613が実行され、ステップ613において、その割当対向頁がカラー紙面である場合には、ステップ615に進み、割当対向頁のカラー画像が各A1プレートのカラー版(C版、M版、Y版)に出力される一方で、それらの各カラー版において、現割当頁のモノクロ紙面に該当する部分は水版部として構成される。一方、割当対向頁がモノクロ紙面である場合には、ステップ514に進み、プレートサイズは初期設定のまま変更されず、割当頁及びその割当対向頁は、それぞれ別個にA2プレートに出力される(即ち、2W合成なし)。尚、カラー紙面及びモノクロ紙面のモノクロ画像は、モノクロ版(K版)に共に出力される。
【0032】
最後に、ステップ617において次の割当頁が調査範囲内であるか否かが判定され、調査範囲内であれば、ステップ606に戻って次の割当頁についても同様のステップが実行される。上述のような一連のステップは、調査範囲内の全割当頁についての処理が完了するまで繰り返し実行される。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、構成情報から各頁がカラー紙面であるか否かを判定し、所定の頁若しくはその対向頁の何れかがカラー紙面である場合には、それらの頁の紙面画像を、2倍幅のサイズのプレートに出力するように自動的に制御するので、オペレータは、適切なプレートサイズを適宜指定する必要はなく、操作負荷が軽減される。また、印刷工程においてプレートを印刷胴に取付ける際の位置決め等の作業負荷が軽減される。更に、所定の頁がカラー紙面であり且つその対向頁がモノクロ紙面である場合には、そのカラー画像が出力されるカラー版(K版を除くC版、M版、Y版)において、モノクロ紙面に該当する部分は水版部として形成されるので、カラー紙面の印刷のために印刷胴に各カラー版を取付ける一方で、カラー印刷不要なモノクロ紙面に対して別途水版を取付ける必要が生じるといった不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCTPシステムの概略構成図
【図2】プレートサイズに関する説明図
【図3】本発明で用いられる紙面の構成情報のテーブルの例を示す図
【図4】本発明で用いられる紙面の構成情報のテーブルの別の例を示す図
【図5】本発明で用いられる紙面の構成情報のテーブルの更に別の例を示す図
【図6】本発明で用いられる紙面の構成情報のテーブルの更に別の例を示す図
【図7】本発明の印刷方法の一実施形態における面付け処理過程のフロー図
【図8】本発明の印刷方法の別の実施形態における面付け処理過程のフロー図
【図9】一般的な新聞の構成を示す図
【符号の説明】
110a、110b 入力ゲートウェイ
130a−130x CTP装置
120a−120x CTPコントローラ
150 コンソールPC
200 CTPサーバ
300 輪転機
301 A2プレート
302 A1プレート

Claims (3)

  1. 表裏それぞれに2頁分の紙面が2つ並べて印刷された2頁大の紙を複数枚重ねて2つ折りにして製作される印刷物の印刷において、
    紙面画像からなる紙面情報、及び、少なくとも紙面の各頁の頁番号やカラー情報を有する構成情報を入力して記憶する記憶手段と、前記構成情報を参照して各頁がカラー紙面であるか否かを判定する判定手段と、各頁についてその頁と並んで印刷される対向頁を決定するとともにカラー紙面と判定された頁及びその対向頁について1頁分の紙面に相当する標準幅に対して2倍の幅を有するサイズとするプレートサイズ情報を前記構成情報に入力する編集手段とを備えたサーバ装置と、
    前記構成情報に基づいて前記紙面画像を前記標準幅あるいは前記2倍の幅を有するプレートに記録する記録手段を備えたプレート記録装置とから構成される印刷システム。
  2. 前記構成情報に、表裏それぞれに1頁分の紙面が印刷され1頁大のペラ紙を含む情報がある場合には、前記編集手段は、前記ペラ紙に該当する頁を除いて前記各頁の対向頁を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 表裏それぞれに2頁分の紙面が2つ並べて印刷された2頁大の紙を複数枚重ねて2つ折りにして製作される印刷物の印刷において、紙面画像からなる紙面情報、及び、少なくとも紙面の各頁の頁番号やカラー情報を有する構成情報を入力して記憶する過程と、前記構成情報を参照して各頁がカラー紙面であるか否かを判定する過程と、各頁についてその頁と並んで印刷される対向頁を決定するとともにカラー紙面と判定された頁及びその対向頁について1頁分の紙面に相当する標準幅に対して2倍の幅を有するサイズとするプレートサイズ情報を前記構成情報に入力する過程と、前記構成情報に基づいて前記紙面画像を前記標準幅あるいは前記2倍の幅を有するプレートに記録する過程とを有することを特徴とする印刷方法。
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