JP4252506B2 - 光ファイバ歪み測定装置 - Google Patents
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Description
T. Saida and K. Hotate、"Distributed Fiber-Optic Stress Sensor by Synthesis of the Optical Coherence"、IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS、April 1997、Vol 9、No.4 保立和夫、他3名、"光波コヒーレンス関数合成法の精緻化とその応用"、Proceedings of 30th Meeting on Lightwave Sensing Technology、December 2000、LST 30-8、pp.49-55 保立和夫、他2名、"光波コヒーレンス関数の合成とそのセンシング応用"、精密工学会誌、1998、 Vol 64、 No.9、 pp.1279-1284
この発明によると、計数器が予め設定された所定数を計数するまでの期間を単位期間として、半導体レーザに注入される電流が時間に比例して増大するように制御されて射出されるレーザ光の周波数変調が行われ、この周波数変調されたレーザ光が共振器に入射されると、共振器の共振条件に満たす周波数のレーザ光のみが共振器から被測定光ファイバに導かれる。
また、本発明の光ファイバ歪み測定装置は、前記測定部が、前記被測定光ファイバから射出されるレーザ光に含まれる偏波状態の異なる成分を分離する分離器(16)と、前記分離器で分離された成分の一方を所定量だけ周波数シフトする周波数シフト器(17)と、前記分離器で分離された成分の他方を前記半導体レーザから射出される前記レーザ光の周波数変調に同期して位相変調する位相変調器(19)と、前記周波数シフト器及び前記位相変調器を介した成分の各々を合波する合波器(21)と、前記合波器から射出される光を受光して電気信号に変換する受光器(22)と、前記受光器から出力される電気信号を処理して前記被測定光ファイバの歪み位置を求める信号処理部(25)とを含むことを特徴としている。
また、本発明の光ファイバ歪み測定装置は、前記測定部が、前記被測定光ファイバから射出されるレーザ光を分岐する分岐器(31)と、前記分岐器で分岐された一方のレーザ光の偏波方向を90°回転させる回転手段と、前記回転手段を介したレーザ光を所定量だけ周波数シフトする周波数シフト器(33b)と、前記分岐器で分岐された他方のレーザ光を前記半導体レーザから射出される前記レーザ光の周波数変調に同期して位相変調する位相変調器(33a)と、前記周波数シフト器及び前記位相変調器を介したレーザ光の各々を合波する合波器(33c)と、前記合波器から射出される光を受光して電気信号に変換する受光器(22)と、前記受光器から出力される電気信号を処理して前記被測定光ファイバの歪み位置を求める信号処理部(25)とを含むことを特徴としている。
ここで、本発明の光ファイバ歪み測定装置は、前記周波数シフト器、前記位相変調器、及び前記合波器は、誘電体基板上に集積化されていることを特徴としている。
また、本発明によれば、計数器に予め設定される所定数を変えることにより、半導体レーザから射出されるレーザ光の周波数変調期間を短縮し、又は長くすることができる。このため、光ファイバ歪み測定装置に要求される性能(測定範囲又は測定精度等)が変わった場合でも、半導体レーザの変調制御部の変更及び補正をすることなく容易に対応することができるという効果がある。
また、本発明によれば、周波数シフト器、位相変調器、合波器が誘電体基板上に集積化されているため、部品数が少なくなって光ファイバ歪み測定装置の構成を簡素化することができるという効果がある。これにより、光ファイバ歪み測定装置を小型化することもできるという効果がある。また、位相変調器と周波数シフト器とが集積化されているため、光ファイバ歪み測定装置のコストを低減することができるという効果がある。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による光ファイバ歪み測定装置の構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の光ファイバ歪み測定装置10は、被測定光ファイバFBにレーザ光を入射させる光源部10aと被測定光ファイバFBから射出されるレーザ光に基づいて、被測定光ファイバFBの歪み位置を測定する測定部10bとを含んで構成される。尚、図1において、各ブロックが実線で接続されている場合には、それらのブロック間においては光信号が入出力されることを表しており、破線で接続されている場合には、それらのブロック間においては電気信号が入出力されることを表している。
波維持光ファイバであり、例えば水道管、ガス管、ビル、ダム、飛行機、その他の構造物に這わせて設けられており、又はその内部に埋設されている。また、例えば特定区域への侵入者の有無を検出するために、その特定区域の周囲又はその特定区域に通ずる道路中に埋め込まれている。
FSR=c/(n・L) ……(1)
上記(1)式において、cは真空中の光速であり、nは周回ファイバ13bの屈折率である。
図4は、本発明の第2実施形態による光ファイバ歪み測定装置の構成を示すブロック図である。図4に示す通り、本実施形態の光ファイバ歪み測定装置30は、光源部30a及び測定部30bを含んで構成されている。光源部30aは、上述した第1実施形態の光ファイバ歪み測定装置10が備える光源部10aとほぼ同一であるが、測定部30bは測定部10bと異なる構成である。
10b 測定部
11 光源制御回路(変調制御部)
12 レーザ光源(半導体レーザ)
13 リング共振器(共振器)
15 計数器
16 偏光ビームスプリッタ(分離器)
17 周波数シフタ(周波数シフト器)
19 位相変調器
21 カプラ(合波器)
22 受光器
25 信号処理装置(信号処理部)
30 光ファイバ歪み測定装置
30b 測定部
31 カプラ(分岐器)
33a 位相変調器
33b 周波数シフタ(周波数シフト器)
33c カプラ(合波器)
40 ファブリペロー共振器(共振器)
FB 被測定光ファイバ
Claims (4)
- 被測定光ファイバに入射させるレーザ光を射出する半導体レーザと、前記被測定光ファイバから射出されるレーザ光に含まれる偏波状態の異なる成分間の光路差を測定する測定部とを備える光ファイバ歪み測定装置において、
前記半導体レーザから射出されるレーザ光を共振させて前記被測定光ファイバに導く共振器と、
前記共振器が共振状態となる回数を計数する計数器と、
前記計数器が予め設定された所定数を計数するまでの期間を単位期間として、前記半導体レーザに注入される電流が時間に比例して増大するように制御して前記半導体レーザから射出されるレーザ光の周波数変調を行う変調制御部と
を備えることを特徴とする光ファイバ歪み測定装置。 - 前記測定部は、前記被測定光ファイバから射出されるレーザ光に含まれる偏波状態の異なる成分を分離する分離器と、
前記分離器で分離された成分の一方を所定量だけ周波数シフトする周波数シフト器と、
前記分離器で分離された成分の他方を前記半導体レーザから射出される前記レーザ光の周波数変調に同期して位相変調する位相変調器と、
前記周波数シフト器及び前記位相変調器を介した成分の各々を合波する合波器と、
前記合波器から射出される光を受光して電気信号に変換する受光器と、
前記受光器から出力される電気信号を処理して前記被測定光ファイバの歪み位置を求める信号処理部と
を含むことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ歪み測定装置。 - 前記測定部は、前記被測定光ファイバから射出されるレーザ光を分岐する分岐器と、
前記分岐器で分岐された一方のレーザ光の偏波方向を90°回転させる回転手段と、
前記回転手段を介したレーザ光を所定量だけ周波数シフトする周波数シフト器と、
前記分岐器で分岐された他方のレーザ光を前記半導体レーザから射出される前記レーザ光の周波数変調に同期して位相変調する位相変調器と、
前記周波数シフト器及び前記位相変調器を介したレーザ光の各々を合波する合波器と、
前記合波器から射出される光を受光して電気信号に変換する受光器と、
前記受光器から出力される電気信号を処理して前記被測定光ファイバの歪み位置を求める信号処理部と
を含むことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ歪み測定装置。 - 前記周波数シフト器、前記位相変調器、及び前記合波器は、誘電体基板上に集積化されていることを特徴とする請求項3記載の光ファイバ歪み測定装置。
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