JP4249473B2 - Disk drive controller and disk drive device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、たとえば光ディスク用のディスクドライブ装置に組み込まれたディスクドライブコントローラに関し、特に、ディスク上の塵埃を除去する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえばMOやDVDなどの光ディスクは、一般に記録密度が高くなるに連れて読み取り面などに付着した塵埃によってリード/ライトアクセスに支障を生じやすい。そのため、ディスクドライブ装置内で塵埃を除去する各種方法が提案されている。
【0003】
ディスクドライブ装置内における対物レンズの塵埃除去を目的としたものであるが、従来の方法としては、リード/ライトアクセスを開始する前、ディスクの回転数を通常再生時の定常回転数(常用回転数)よりも上昇させ、回転数がピークの時点で風圧により塵埃を吹き飛ばす方法がある(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭62−24448号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の塵埃除去方法では、常用回転数を超過してまでディスクを高速回転させるので、ディスク回転用として高速回転仕様のモータを採用しなければならず、その分、コストアップを招いてしまう。また、設計自由度、モータの耐久性、発熱、消費電力などの点でも不利であった。
【0006】
【発明の開示】
そこで、本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、ハードウェア上のコストアップなどを招くことなく、簡単にディスク上の塵埃を除去することができるディスクドライブコントローラおよびディスクドライブ装置を提供することを、その課題としている。
【0007】
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本願発明の第1の側面によれば、ディスクの回転数を、そのディスクの最内周ゾーンに対応した最高回転数から最外周ゾーンに対応した最低回転数までの常用回転数領域で変化させつつ、上記ディスクへのリード/ライトアクセスを制御するディスクドライブコントローラであって、上記ディスクへの最初のリード/ライトアクセス制御に先立ち、上記ディスクの回転数を上記最高回転数まで変化させた直後に上記最低回転数へと変化させることを特徴とする、ディスクドライブコントローラが提供される。
【0009】
好ましい実施の形態としては、上記ディスクが所定の回転位置にセットされた直後、上記ディスクの回転数を上記最高回転数から上記最低回転数へと変化させる構成とすることができる。
【0010】
また、上記ディスクへのリード/ライトアクセス待機中、上記ディスクの回転数を上記最高回転数から上記最低回転数へと変化させる構成とすることができる。
【0011】
本願発明の第2の側面によれば、上記第1の側面に係るディスクドライブコントローラを備えたことを特徴とする、ディスクドライブ装置が提供される。
【0012】
本願発明によれば、ディスクドライブ装置において、たとえばディスクを所定の回転位置にセットした直後、あるいはディスクへのアクセス待機中、アクセス時の常用回転数領域を超えない範囲でディスクの回転数が最高回転数から最低回転数へと変化させられる。このとき、ディスク上では、風圧の変化、遠心力の変化、慣性モーメントの変化が急激に生じる。このような作用力の急変によりディスク上の塵埃が不安定となって振り飛ばされる。したがって、常用回転数領域を超える高速回転仕様のモータなどを採用する必要がないので、ハードウェア上のコストアップなどを招くことなく、簡単にディスク上の塵埃を除去することができる。
【0013】
本願発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0015】
図1は、本願発明の一実施形態に係るディスクドライブ装置のブロック図である。
【0016】
ディスクドライブ装置は、たとえばパーソナルコンピュータの周辺機器であって、MOディスクなどの光磁気ディスクAを回転させ、それに対してリード/ライトアクセスを行うものである。ディスクドライブ装置は、ディスクコントローラ1、ドライブコントローラ2、およびサーボコンコントローラ3からなるディスクドライブコントローラ10を中心に、ディスク回転用のスピンドルモータ11、ピックアップユニット12、バイアスコイル13、光学系固定部14、ならびにパーソナルコンピュータ内部のバスマスタなどといったホストとの間でデータをやり取りするためのインターフェース回路15などを備える。
【0017】
ディスクコントローラ1、ドライブコントローラ2、およびサーボコンコントローラ3は、互いに接続されている。ディスクコントローラ1には、レーザダイオード(LD)ドライバ24およびリードアンプ25を介して光学系固定部14が接続されているとともに、インターフェース回路15が接続されている。ドライブコントローラ2には、スピンドルドライバ21を介してスピンドルモータ11、バイアスコイルドライバ23を介してバイアスコイル13、LDドライバ24およびリードアンプ25を介して光学系固定部14がそれぞれ接続されている。サーボコンコントローラ3には、アクチュエータ/ボイスコイル型リニアモータ(VCM)ドライバ22を介してピックアップユニット12が接続されているとともに、光学系固定部14が接続されている。
【0018】
スピンドルモータ11は、光磁気ディスクAを回転駆動する。ピックアップユニット12には、光磁気ディスクAの読み取り面に面する対物レンズ12A、この対物レンズ12Aの姿勢を上下左右に微小変化させるアクチュエータ12B、光学系固定部14から発せられたレーザビームを読み取り面へと導く一方、読み取り面側からの反射光を光学系固定部14へと導くミラー12C、ならびにピックアップユニット12全体を光磁気ディスクAの径方向に平行移動させるボイスコイル型リニアモータ(図示省略)などが設けられている。バイアスコイル13は、データの書き込みや消去に際し、読み取り面の反対側から光磁気ディスクA内の磁性記録層に磁界を加える。光学系固定部14には、レーザダイオード、フォトセンサ、ビームスプリッタなどが設けられている。
【0019】
ディスクドライブコントローラ10は、リード/ライトアクセスに限れば、従来と同様の制御を行う。つまり、ディスクコントローラ1は、データの書き込みや読み出し、消去に応じてレーザダイオードのレーザ照射力を制御する。また、ディスクコントローラ1は、フォトセンサを通じて読み取ったデータをインターフェース回路15に転送する。ドライブコントローラ2は、データの書き込みや消去に際してバイアスコイル13の磁界方向を制御する。また、ドライブコントローラ2は、スピンドルモータ11の回転数、すなわち光磁気ディスクAの回転数を制御する。サーボコントローラ3は、光学系固定部14からドライブコントローラ2を介して得られるフォトセンサ信号に基づき、アクチュエータ12Bの動きを制御する。これにより、対物レンズ12Aを上下に動かしてピントを合わすといったフォーカシング動作や、対物レンズ12Aを左右に動かして光磁気ディスクAの目的トラックにレーザビームを合わすといったトラッキング動作が行われる。また、サーボコントローラ3は、ボイスコイル型リニアモータを制御する。これにより、ピックアップユニット12を光磁気ディスクAの目的トラックまで移動させるといったシーク動作が行われる。
【0020】
特に、本実施形態では、リード/ライトアクセスの方式としてZCLV(Zone Constant Linear Velocity )方式を採用する。ZCLV方式とは、これに対応するトラックフォーマットを図2に示すように、光磁気ディスクAにおける多数のトラックT1〜T16(実際はもっと多いトラック数からなる)を内周側から外周側にかけて複数のゾーンZ1〜Z4(実際はもっと多いゾーン数からなる)に分け、ゾーンZ1〜Z4ごとに光磁気ディスクAの回転数を変えてリード/ライトアクセスを行う方式である。ZCLV方式によれば、同じゾーンZ1〜Z4内では、トラックT1〜T16のセクタ(扇状の単位区画)数が同一とされ、同一ゾーンZ1〜Z4内でリード/ライトアクセスを行う限りは、ランダムアクセスであってもアクセス速度が比較的速い。一方、たとえばゾーンZ1から他のゾーンZ2〜Z4へとアクセスゾーンが移る際には、光磁気ディスクAの回転数を段階的に調整する必要からアクセス速度が遅くなる。
【0021】
図3は、1ビット当たりの記録長さ(単位記録長)と回転数との関係を説明するための説明図、図4は、ディスク径と回転数との関係を説明するための説明図である。なお、図3は、ディスク径を130mmとし、最内周トラックT1の半径24mm、最外周トラックT16の半径64mmとした場合の一例を示す。また、図4は、各トラックT1〜T16の単位記録長を0.1μm、データ転送レートを100Mbpsとした場合の一例を示す。これらの図に示すように、光磁気ディスクAの回転数は、アクセス時のデータ転送レート、各トラックT1〜T16の単位記録長、ディスク径に応じたアクセス半径位置によって異なる。
【0022】
たとえば、図3に示すように、データ転送レートが100Mbpsで単位記録長を0.1μmとした場合、最内周トラックT1にアクセスする際の回転数は、略4000rpmとなる。それに対し、最外周トラックT16にアクセスする際の回転数は、略1500rpmである。データ転送レートを50Mbpsや25Mbpsとしても明らかなように、外周側より内周側のトラックにアクセスする際の回転数の方が高い。
【0023】
また、図4に示すように、ディスク径に応じた最内周トラックT1や最外周トラックT16の半径としてアクセス半径位置が変わっても、外周側より内周側にアクセスする際の回転数の方が高い。また、ディスク径が小さくなるほど回転数が総じて高くなる。要するに、ZCLV方式によるリード/ライトアクセスの際には、最内周ゾーンZ1に応じた最高回転数から最外周ゾーンZ4に対応する最低回転数までの間(これを、「常用回転数領域」と呼ぶ)で、回転数がゾーンごとに変わるように制御される。
【0024】
一方、ディスクドライブコントローラ10は、リード/ライトアクセス以外の動作として、光磁気ディスクAの読み取り面に付着した塵埃を除去するための動作を制御する。これは、ドライブコントローラ2がスピンドルモータ11を単独で制御することにより行われる。以下、塵埃除去の動作について説明する。
【0025】
図5および図6は、塵埃除去動作をディスクの回転数変化から説明するための説明図である。まず、光磁気ディスクAをディスクドライブ装置内にローディングし、所定の回転位置にセットする。その直後、ドライブコントローラ2は、スピンドルモータ11の回転数を0から常用回転数領域の下限(以下、「最低回転数」と呼ぶ)へと速やかに上昇させ、さらに常用回転数領域の上限(以下、「最高回転数」と呼ぶ)まで急激に上昇させる。最低回転数と最高回転数とは、図5に一例を示すように、それぞれ1600rpm、4000rpmとする。なお、ドライブコントローラ2は、フォトセンサ信号に基づき光磁気ディスクAを検出することでスピンドルモータ11を自動的に始動させることができる。その他、光磁気ディスクAの有無を直接検出するセンサを別途設け、このセンサからの検出信号をトリガとしてスピンドルモータ11を自動的に始動させるようにしても良い。
【0026】
スピンドルモータ11の回転数は、最高回転数に達した直後、再び最低回転数まで急激に下降させられる。ここまでの一連の動きが塵埃除去のための動作とされる。一例として、最低回転数から最高回転数に至るまでの時間Tを100msとすると、その間の角加速度αは、線形近似により概ね2512rad/s^2とされる。これにより、光磁気ディスクAの読み取り面上では、急激な慣性モーメントの変化が生じるとともに、急激な風圧変化や遠心力の変化も生じる。このような作用力の急変により読み取り面に対する塵埃の付着状態が不安定となり、結局のところ、読み取り面上から塵埃が振り飛ばされる。
【0027】
その後、スピンドルモータ11の回転数は、最低回転数から最高回転数までといった常用回転数領域の範囲内としつつも、リード/ライトアクセスに応じてゾーンZ1〜Z4ごとに変わるように制御される。たとえば、最内周のゾーンZ1から最外周のゾーンZ4にかけてリード/ライトアクセスが行われる際には、図5に示すように、スピンドルモータ11の回転数が最高回転数から最低回転数へと段階的に変化させられる。ただし、リード/ライトアクセスすべきゾーンが単に1つしかない場合、スピンドルモータ11の回転数は、そのゾーンに応じた一定の回転数に保たれる。
【0028】
リード/ライトアクセスが完了すると、アイドル動作としてスピンドルモータ11の回転数が最低回転数に保たれ、その後のリード/ライトアクセスに備えて待機状態となる。
【0029】
このようなリード/ライトアクセスの待機中にあっても、塵埃除去のための動作が実行される。つまり、図5に示すように、次のリード/ライトアクセスの直前には、先述した角加速度αと同程度をもってスピンドルモータ11の回転数が最低回転数から最高回転数まで急激に上昇させられ、最高回転数に達した直後、再び最低回転数まで急激に下降させられる。その後、スピンドルモータ11の回転数は、リード/ライトアクセスに伴い各ゾーンZ1〜Z4に対応した回転数となるように制御される。このようなアクセス待機中の塵埃除去動作でも、先述した作用力の急変によって読み取り面上の塵埃が振り飛ばされる。なお、ドライブコントローラ2は、ディスクコントローラ1などを経由してホストからリード/ライト命令を受け、それに応じたリード/ライトアクセスを実行する直前、塵埃除去動作としてスピンドルモータ11の回転数を急激に変化させることができる。その他、リード/ライトアクセスの実行直後の時点でスピンドルモータ11の回転数を急激に変化させるとしても良い。
【0030】
また、図6に一例として示すように、たとえばゾーンZ2からゾーンZ3へとリード/ライトアクセスの対象が変わる際、スピンドルモータ11の回転数もゾーンZ2からゾーンZ3に応じた回転数へと変わるように調整されるが、この回転数調整期間中に塵埃除去のための動作を実行しても良い。これによっても読み取り面上の塵埃が振り飛ばされる。
【0031】
したがって、本実施形態によれば、光磁気ディスクAのローディング直後やアクセス待機中、あるいは回転数調整期間中、光磁気ディスクAの回転数を常用回転数領域内に限って急激に変化させるだけで、光磁気ディスクA上の塵埃を簡単に除去することができる。そのため、本実施形態のディスクドライブ装置の部品としては、従来のように常用回転数領域を超える高速回転仕様のモータなどを採用する必要がないので、ハードウェア上のコストアップを防ぐことができる。また、スピンドルモータ11などのハードウェア構成については、塵埃除去のために特別な工夫を施すといった必要がないので、設計自由度、モータの耐久性、発熱、消費電力などの点でも有利とすることができる。
【0032】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
【0033】
他の実施形態としては、塵埃除去動作に伴うスピンドルモータ11の回転数変化に関し、図7に実線で示すように、最低回転数から最高回転数を経て再び最低回転数に至るまでのサイクルを2回繰り返すようにしても良い。あるいは、3回以上繰り返すようにしても良い。そうした場合、塵埃を除去する効果をより高めることができる。また、同図に破線で示すように、スピンドルモータ11の回転数を最低回転数から最高回転数へと急激に変化させた後、ある程度の時間にわたって最高回転数を保つようにしても良い。そうすれば、瞬間的には振り飛ばしにくい塵埃をある程度時間をかけて除去することができる。
【0034】
スピンドルモータ11の回転数は、塵埃除去動作により最低回転数から最高回転数へと少なくとも1回変化させれば良い。したがって、最高回転数に達した直後は、最低回転数まで下降させる必要はなく、リード/ライトアクセスに応じた回転数へと速やかに移行するように制御しても良い。また、最低回転数から最高回転数へと上昇させるのに限らず、最高回転数から最低回転数へと単に1回だけ下降させるように制御しても良い。
【0035】
リード/ライトアクセスの待機中には、スピンドルモータ11の動作を完全に停止させても良い。そうした場合、待機中に塵埃除去動作を行う際、スピンドルモータ11の回転数は、光磁気ディスクAを所定の回転位置にセットした直後と同じように変化させることができる。
【0036】
ディスクとしては、たとえばDVDやCD−ROMなどの光ディスクでも良い。
【0037】
リード/ライトアクセスの方式としては、ZCLV方式に限らずCLV方式としても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、常用回転数領域を超える高速回転仕様のモータなどを採用する必要がないので、ハードウェア上のコストアップなどを招くことなく、簡単にディスク上の塵埃を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係るディスクドライブ装置のブロック図である。
【図2】ZCLV方式に対応したトラックフォーマットを説明するための説明図である。
【図3】1ビット当たりの記録長さと回転数との関係を説明するための説明図である。
【図4】ディスク径と回転数との関係を説明するための説明図である。
【図5】塵埃除去動作をディスクの回転数変化から説明するための説明図である。
【図6】塵埃除去動作をディスクの回転数変化から説明するための説明図である。
【図7】他の実施形態に係る塵埃除去動作をディスクの回転数変化から説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 ディスクコントローラ
2 ドライブコントローラ
3 サーボコントローラ
10 ディスクドライブコントローラ
11 スピンドルモータ
12 ピックアップユニット
13 バイアスコイル
14 光学系固定部
15 インターフェース回路
A 光磁気ディスク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a disk drive controller incorporated in, for example, a disk drive device for an optical disk, and more particularly to a technique for removing dust on a disk.
[0002]
[Prior art]
For example, optical disks such as MO and DVD generally tend to hinder read / write access due to dust adhering to the reading surface as the recording density increases. Therefore, various methods for removing dust in the disk drive device have been proposed.
[0003]
The objective is to remove dust from the objective lens in the disk drive device. However, as a conventional method, before starting the read / write access, the disk rotation speed is set to the normal rotation speed (normal rotation speed) during normal playback. There is a method in which dust is blown off by wind pressure at a time when the rotational speed reaches a peak (see, for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 62-24448
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional dust removal method, the disk is rotated at a high speed until the normal rotational speed is exceeded, so a motor with a high-speed rotation specification must be employed for rotating the disk, which increases the cost. . In addition, it is disadvantageous in terms of design flexibility, motor durability, heat generation, power consumption, and the like.
[0006]
DISCLOSURE OF THE INVENTION
Accordingly, the present invention has been conceived under the circumstances described above, and a disk drive controller that can easily remove dust on the disk without incurring a cost increase in hardware and the like. An object of the present invention is to provide a disk drive device.
[0007]
In order to solve the above problems, the present invention takes the following technical means.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, the rotational speed of the disk is changed in the normal rotational speed region from the highest rotational speed corresponding to the innermost peripheral zone of the disk to the lowest rotational speed corresponding to the outermost peripheral zone. , a disk drive controller for controlling the read / write access to the disk, said prior to the first read / write access control to the disk, the rotational speed of the disc immediately after changing to the maximum speed A disk drive controller is provided which is characterized in that the speed is changed to a minimum speed .
[0009]
As a preferred embodiment, immediately after the disk is set at a predetermined rotational position, the rotational speed of the disk can be changed from the highest rotational speed to the lowest rotational speed .
[0010]
Further, during the read / write access standby for the disk, the rotation speed of the disk can be changed from the maximum rotation speed to the minimum rotation speed .
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a disk drive device comprising the disk drive controller according to the first aspect.
[0012]
According to the present invention, in the disk drive device, for example, immediately after the disk is set at a predetermined rotational position, or while waiting for access to the disk , the rotational speed of the disk is the maximum within a range not exceeding the normal rotational speed area at the time of access. It can be changed from the number to the minimum speed . At this time, a change in wind pressure, a change in centrifugal force, and a change in moment of inertia occur abruptly on the disk. Due to such a sudden change in the acting force, the dust on the disk becomes unstable and is shaken off. Therefore, since it is not necessary to employ a motor with a high-speed rotation specification exceeding the normal rotation speed region, dust on the disk can be easily removed without causing an increase in hardware cost.
[0013]
Other features and advantages of the present invention will become more apparent from the detailed description given below with reference to the drawings.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 is a block diagram of a disk drive device according to an embodiment of the present invention.
[0016]
The disk drive device is, for example, a peripheral device of a personal computer, and rotates a magneto-optical disk A such as an MO disk and performs read / write access thereto. The disk drive device is centered on a
[0017]
The disk controller 1, the
[0018]
The spindle motor 11 rotates the magneto-optical disk A. The
[0019]
The
[0020]
In particular, in this embodiment, a ZCLV (Zone Constant Linear Velocity) method is employed as a read / write access method. In the ZCLV system, as shown in FIG. 2, the track format corresponding to this is a plurality of zones in which a large number of tracks T1 to T16 (actually a larger number of tracks) in the magneto-optical disk A are arranged from the inner circumference side to the outer circumference side. This is a system in which read / write access is performed by changing the number of rotations of the magneto-optical disk A for each of the zones Z1 to Z4. According to the ZCLV method, the same number of sectors (fan-shaped unit sections) of the tracks T1 to T16 are set in the same zone Z1 to Z4, and random access is performed as long as read / write access is performed in the same zone Z1 to Z4. Even so, the access speed is relatively fast. On the other hand, for example, when the access zone moves from the zone Z1 to the other zones Z2 to Z4, the access speed becomes slow because the rotational speed of the magneto-optical disk A needs to be adjusted stepwise.
[0021]
FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining the relationship between the recording length (unit recording length) per bit and the rotational speed, and FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining the relationship between the disk diameter and the rotational speed. is there. FIG. 3 shows an example in which the disk diameter is 130 mm, the innermost track T1 has a radius of 24 mm, and the outermost track T16 has a radius of 64 mm. FIG. 4 shows an example in which the unit recording length of each track T1 to T16 is 0.1 μm and the data transfer rate is 100 Mbps. As shown in these figures, the rotational speed of the magneto-optical disk A varies depending on the data transfer rate at the time of access, the unit recording length of each track T1 to T16, and the access radius position according to the disk diameter.
[0022]
For example, as shown in FIG. 3, when the data transfer rate is 100 Mbps and the unit recording length is 0.1 μm, the rotational speed when accessing the innermost track T1 is approximately 4000 rpm. On the other hand, the rotational speed when accessing the outermost track T16 is approximately 1500 rpm. As apparent from the data transfer rate of 50 Mbps or 25 Mbps, the rotational speed when accessing the track on the inner circumference side is higher than that on the outer circumference side.
[0023]
Further, as shown in FIG. 4, even if the access radius position changes as the radius of the innermost track T1 or the outermost track T16 according to the disk diameter, the rotational speed when accessing the inner circumference from the outer circumference is changed. Is expensive. Further, as the disk diameter decreases, the rotational speed generally increases. In short, at the time of read / write access by the ZCLV method, from the maximum rotational speed corresponding to the innermost peripheral zone Z1 to the lowest rotational speed corresponding to the outermost peripheral zone Z4 (this is referred to as “normal rotational speed region”). The rotation speed is controlled so as to change for each zone.
[0024]
On the other hand, the
[0025]
5 and 6 are explanatory diagrams for explaining the dust removal operation from the change in the rotational speed of the disk. First, the magneto-optical disk A is loaded into the disk drive device and set at a predetermined rotational position. Immediately thereafter, the
[0026]
The rotation speed of the spindle motor 11 is rapidly lowered again to the minimum rotation speed immediately after reaching the maximum rotation speed. A series of movements up to this point is an operation for dust removal. As an example, if the time T from the minimum rotation speed to the maximum rotation speed is 100 ms, the angular acceleration α during that time is approximately 2512 rad / s ^ 2 by linear approximation. As a result, on the reading surface of the magneto-optical disk A, an abrupt change in inertia moment occurs, and an abrupt wind pressure change and centrifugal force change also occur. Due to such a sudden change in the acting force, the state of dust adhering to the reading surface becomes unstable, and eventually the dust is shaken off from the reading surface.
[0027]
Thereafter, the rotation speed of the spindle motor 11 is controlled so as to change for each of the zones Z1 to Z4 in accordance with the read / write access while being within the range of the normal rotation speed range from the minimum rotation speed to the maximum rotation speed. For example, when a read / write access is performed from the innermost zone Z1 to the outermost zone Z4, as shown in FIG. 5, the rotational speed of the spindle motor 11 is changed from the highest rotational speed to the lowest rotational speed. Can be changed. However, when there is only one zone for read / write access, the rotational speed of the spindle motor 11 is kept at a constant rotational speed corresponding to the zone.
[0028]
When the read / write access is completed, the rotation speed of the spindle motor 11 is kept at the minimum rotation speed as an idle operation, and a standby state is prepared for the subsequent read / write access.
[0029]
Even during such a read / write access standby, an operation for dust removal is executed. That is, as shown in FIG. 5, immediately before the next read / write access, the rotational speed of the spindle motor 11 is rapidly increased from the minimum rotational speed to the maximum rotational speed with the same degree as the angular acceleration α described above, Immediately after reaching the maximum number of revolutions, it is rapidly lowered again to the minimum number of revolutions. Thereafter, the rotational speed of the spindle motor 11 is controlled to be the rotational speed corresponding to each of the zones Z1 to Z4 along with the read / write access. Even in such a dust removal operation while waiting for access, the dust on the reading surface is shaken off by the sudden change in the acting force described above. The
[0030]
Further, as shown in FIG. 6 as an example, when the target of read / write access changes from zone Z2 to zone Z3, for example, the rotational speed of spindle motor 11 also changes from zone Z2 to the rotational speed corresponding to zone Z3. However, during the rotation speed adjustment period, an operation for dust removal may be executed. This also dusts off the dust on the reading surface.
[0031]
Therefore, according to this embodiment, immediately after loading of the magneto-optical disk A, during access standby, or during the rotational speed adjustment period, the rotational speed of the magneto-optical disk A is only changed rapidly within the normal rotational speed region. The dust on the magneto-optical disk A can be easily removed. For this reason, it is not necessary to employ a high-speed rotation motor that exceeds the normal rotational speed region as in the conventional case, as a component of the disk drive device of the present embodiment, so that an increase in hardware costs can be prevented. Further, the hardware configuration of the spindle motor 11 and the like need not be specially devised for dust removal, which is advantageous in terms of design freedom, motor durability, heat generation, power consumption, and the like. Can do.
[0032]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment.
[0033]
As another embodiment, with respect to a change in the rotation speed of the spindle motor 11 accompanying the dust removal operation, as shown by a solid line in FIG. 7, the cycle from the minimum rotation speed to the maximum rotation speed is reached as shown in FIG. You may make it repeat. Or you may make it repeat 3 times or more. In such a case, the effect of removing dust can be further enhanced. Further, as indicated by a broken line in the figure, the maximum rotational speed may be maintained for a certain time after the rotational speed of the spindle motor 11 is rapidly changed from the minimum rotational speed to the maximum rotational speed. By doing so, it is possible to remove dust that is difficult to shake off instantaneously over a certain period of time.
[0034]
The rotational speed of the spindle motor 11 may be changed at least once from the minimum rotational speed to the maximum rotational speed by the dust removing operation. Therefore, immediately after reaching the maximum number of rotations, it is not necessary to decrease to the minimum number of rotations, and control may be performed so as to quickly shift to the number of rotations according to read / write access. Further, the control is not limited to the increase from the minimum number of rotations to the maximum number of rotations, but may be controlled so as to decrease only once from the maximum number of rotations to the minimum number of rotations.
[0035]
During the read / write access standby, the operation of the spindle motor 11 may be completely stopped. In such a case, when performing the dust removal operation during standby, the rotational speed of the spindle motor 11 can be changed in the same manner as immediately after the magneto-optical disk A is set at a predetermined rotational position.
[0036]
As the disc, for example, an optical disc such as a DVD or a CD-ROM may be used.
[0037]
The read / write access method is not limited to the ZCLV method and may be a CLV method.
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since it is not necessary to employ a motor with a high-speed rotation specification exceeding the normal rotation speed range, dust on the disk can be easily obtained without causing an increase in hardware cost. Can be removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a disk drive device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram for explaining a track format corresponding to the ZCLV system;
FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining a relationship between a recording length per bit and a rotational speed.
FIG. 4 is an explanatory diagram for explaining a relationship between a disk diameter and a rotational speed.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining the dust removal operation from a change in the rotational speed of the disc.
FIG. 6 is an explanatory diagram for explaining the dust removal operation from a change in the rotational speed of the disc.
FIG. 7 is an explanatory diagram for explaining a dust removal operation according to another embodiment from a change in the rotational speed of a disc.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
上記ディスクへの最初のリード/ライトアクセス制御に先立ち、上記ディスクの回転数を上記最高回転数まで変化させた直後に上記最低回転数へと変化させることを特徴とする、ディスクドライブコントローラ。The rotational speed of the disc, while changing in a conventional speed range from the maximum rotation speed corresponding to the innermost zone of the disc to the lowest rotational speed corresponding to the outermost peripheral zone, controlling the read / write access to the disk A disk drive controller that
A disk drive controller characterized in that, prior to the first read / write access control to the disk, the rotational speed of the disk is changed to the minimum rotational speed immediately after being changed to the maximum rotational speed .
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