JP4248654B2 - 出力装置へ出力する文書イメージを準備する処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、エッジエンハンスメントを含む文書イメージにおける量子化すなわちハーフトーン化、より詳細にはハイライトおよび陰影をもつ領域におけるエッジエンハンスメントを含むエラー拡散の使用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
文書のディジタル複製の場合、イメージは都合良くビットマップとして表現される。ビットマップは位置と濃度で定義される離散的信号(以下、画素)で電子イメージとして記述することができる。そのようなシステムの場合、濃度は多数の可能な状態(すなわちレベル)の中の1レベルとして記述される。イメージの記述に2以上のレベルの濃度が使用されると、レベルはそれらの実際の色と関係なく、最大値と最小値の間で変化することを示す「グレー」と呼ばれることが多い。ほとんどの印刷装置は、少数のレベル(一般に2レベルであるが、他の数も可能である。)でイメージを複製する能力を備えている。しかし、文書スキャナ、ディジタルカメラ、およびコンピュータイメージ発生装置を含む普通の入力装置は、かなり多数のグレーレベル(一般に選択される数は256レベルであるが、より多数およびより少数のレベルも可能である。)でイメージを記述することができる。さらに、最初に大きな一組のレベルで記述されたイメージは、ユーザーの意図を沿った仕方で、より小さい一組のレベルで記述できることが必要である。
【0003】
カラー像の場合、複数のビットマップ(各ビットマップが色分解を形成する)が結合される。各色分解は、プリンタの能力を越える多数のグレーレベルで定義されることがある。カラー文書のディジタル複製の場合、各色分解は入力数のレベルからより少ない出力数のレベルへ減らされる。複数の色分解は印刷時に一緒に結合され、最終のカラープリントができる。一般に、カラー文書は、シアン、マゼンタ、およびイエローの各着色剤、またはシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各着色剤を使用して作られる。より多数の着色剤または代替着色剤が使用されることもある。
【0004】
文書を印刷する場合、領域の上の所望の濃度は、一般にハーフトーン化によって達成される。ここで、イメージの濃度変化はイメージの離散領域により多数のまたはより少数のON画素を置くことによって表現される。ディザーリングまたはスクリーニングとして知られる或るハーフトーン化法の場合、たとえば米国特許第4,149,194号に記載されているように、多数のグレー分解画素をもつ決められた領域について、領域内のグレー分解画素の配列の各分解画素の濃度を表す値と、一組の事前選択しきい値(しきい値はディザーマトリックスとして格納され、このマトリックスによって生成された繰り返しパターンはハーフトーンセルとみなされる)の1つとが比較される。上記の手法の結果、イメージがグレーである領域では、ディザーマトリックス内の一部のしきい値が下回ることがある。すなわち、その特定場所のイメージの値がその同じ場所のためのディザーマトリックスに格納された値より大きいことがある。しかし他の場所ではそうでない。2値の場合、しきい値を上回るイメージ画素またはセル要素は最大着色剤値として印刷することができるが、データによって記述された実際の物理量によっては、残りの分解画素は白色のままにすることが許される。説明したハーフトーン化法は空間座標内に周期的または準周期的な出力パターンを生成する。
【0005】
エラー拡散法は、もう1つのハーフトーン化法であり、“An Adaptive Algorithm for Spatial Greyscale ”by Floyd and Steinberg, Proceedings of the SID 17/2, 75-77 (1976) ( 以下、 Floyd and Steinberg) に記載されている。エラー拡散法は、グレー画素から2値または他のレベルの画素へ1画素づつ変換することによってグレーを維持しようとする。その手順はしきい値に対して各画素を調べる。グレーレベル画素値と出力値との差は、重み付け計画に従って選択したグループすなわち一組の隣接画素へ送られる。エラー拡散アルゴリズムの出力2値パターンとその派生物は、入力濃度レベルに関係がある局部的な周期性を持つが、全体的な周期性を持たないパターンである。これについては、“Analytic Description of the 1-D Error Diffusion Technique for Halftoning, ”Optics Communications, Vol. 52, No. 3, 165-168 (1984) by R. Eschbach and R. Hauck を参照されたい。
【0006】
その他のエラー拡散法として、Billotet-Hoffmann と Bryngdahl の論文“On the Error Diffusion Technique for Electronic Halftoning”, Proceedings of the SID, Vol. 24/3, (1983), pp. 253-258と、米国特許第5,226,094号がある。エラー拡散に関係がある技法が M. Schroeder の論文“Images from Computers,” IEEE Spectrum, March 1969, pp. 66-78 に記載されているエラー拡散のMAE(Minimum Average Error)方法の中に示されている。その技法では、エラー補正が行われるが、それは局部近隣画素に影響を及ぼすだけである。米国特許第5,353,127号に、特に有効なエラー拡散の一変形が開示されている。
【0007】
もう1つの方法は、米国特許第5,045,952号のイメージ依存エッジエンハンスメントを与えるエラー拡散法であろう。この方法は、エンハンスメント処理が陰影領域およびとハイライト領域では十分迅速に応答しないので、一定のハイライトおよび陰影を処理するとき、望ましくない人工物が生じる傾向がある。この人工物は、図1に示すように、非常に明るい領域および/または非常に暗い領域内にあるエッジに「ディプリーション・ゾーン(depletion zone) 」として現れる。この人工物は絵画的イメージにおいてはまれな問題であるが、テキスト/図形画像においては視覚的に美しくない。
【0008】
Kim et al. の論文“New edge-enhanced error diffusion algorithm based on the error sum criterion” Journal of Electronic Imaging, 4(2), pp. 172-178 (1995)は、エラー合計基準を使用して、前記米国特許第5,045,952号によって識別された問題を取り扱う1つの可能な方法を述べている。各画素場所でのエラー関数は、画素がエッジの近くにあるかどうかを識別するエッジ関数と比較される。もし画素がエッジの近くにあれば、画素が白色を印刷する場合には一定値がエラーに加算され、そして画素が黒色を印刷する場合には一定値が減算される。
【0009】
米国特許出願第08/672,192号(発明の名称“Phantom Level Edge Error Diffusion”1996年6月27日出願)に記載されている方法は、エラー値(もしあれば)を入力画素の1つの入力レベルに加えることによって修正した光学濃度値を生成し、修正した光学濃度レベルの関数としてファントム出力レベルを生成し、そして修正した光学濃度値の関数として決定した出力レベルの1つをもつ出力画素を生成する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エッジエンハンスメントを含む文書イメージにおける量子化すなわちハーフトーン化の方法、より詳細にはイメージの関数であるハイライトと陰影をもつ領域におけるエッジエンハンスメントを含むエラー拡散の使用方法を提供する。
【0011】
本発明は、一態様として、少なくとも部分的にcレベルで記述されたイメージ信号によって記述された文書イメージを、dレベルをもつ出力信号に応答する出力装置へ出力して文書イメージを印刷するように準備する処理装置を提供する。本装置は、1)cレベルで記述されたイメージ信号を受け取るイメージ信号入力装置、2)前記受け取ったイメージ信号に決められた前信号からのハーフトーン化エラーを加えて、修正されたイメージ信号を生成するハーフトーン化エラー加算器、3)cレベルで記述された各修正されたイメージ信号について、基準信号を使用するしきい値動作に応答してdレベルで記述された出力信号を生成し、文書イメージ内の少なくとも1つの隣接する未処理のイメージ信号に加えるためハーフトーン化エラー信号をハーフトーン化エラー加算器へ送るエラー拡散回路から成り、前記エラー拡散回路は、a)初期しきい値と受け取ったイメージ信号と選択したエンハンスメント係数とに応答して基準信号を生成する基準信号発生器、b)前出力信号に応答して、および受け取ったイメージ信号に応答して、および受け取ったイメージが明るいトーンか、暗いトーンか、中間のトーンかどうかに応答して、補正信号を生成するディプリーション・ゾーン補正発生器、c)ハイライト領域および陰影領域の正しくない表現を補正するため、ディプリーション・ゾーン補正信号を修正されたイメージ信号に適用する補正信号アプリケーションを備えている。
【0012】
陰影領域およびハイライト領域内の遷移ゾーンにあるエッジはエラー拡散処理を悩ませる。その理由は、それらの領域では累積エラーを容易に補償することができないからである。エッジエンハンスメントはイメージの空間的細部を維持するために増大したエラーを局部的に許すので、この問題を強調する。本発明のやり方は、陰影領域およびハイライト領域においてだけ実体値をもつ局部インテンシティ(local intensity)の関数である追加項をエラー計算に加える。この変数は、補正応答の問題を処理し、ディプリーション・ゾーンをかなり減少させる。さらに、高エンハンスメント係数値を使用して、ディプリーション・ゾーン人工物を避けると同時にイメージを鮮明にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図面は発明の実施例を説明するためのものであり、発明を限定するものではない。図2に基本的な画像処理装置を示す。この場合、グレーイメージデータは、各画素が一組の“c”光学濃度レベルの中の1レベルすなわち光学濃度で定義されたイメージ信号すなわち画素として特徴づけることができる。前記一組のレベルのメンバー数は所望の数よりも多い。新しい、より小さい一組の“d”レベルで各画素を再定義するために、各画素は以下のやり方で処理される。この処理において、“c”と“d”は、画素の深さ、すなわち画素が出現することができる多数の信号レベルを表す整数である。この方法の1つの一般的なケースは、2値プリンタで印刷するために、比較的大きな一組のグレーレベルから2つの適法な、すなわち許された2値レベルのうちの1つへデータを変換することを含む。
【0014】
ここで使用するとき、用語「画素」は、イメージ内の特定の位置に関連付けられた、最小値と最大値の間の濃度をもつイメージ信号を指す。従って、画素はインテンシティと位置によって定義される。用語「グレー」は、特に色として識別しない限り、色を指さない。というよりは、用語「グレー」は、信号が使用されている色分解の色と関係なく、最大値と最小値の間で変わるイメージ信号を指す。
【0015】
カラー装置の場合、カラー文書は複数組のイメージ信号(ビットマップ)で表現される。各組(すなわち、各色分解)は独立したチャンネルによって表現され、通例は個別に処理される。従って、イメージは少なくも2つの色分解を含んでいる文書である。1つの可能なディジタル複写機(スキャナ/プリンタの組合せ)が、たとえば、米国特許第5,655,061号または米国特許第5,659,634号に記載されている。各文書は一組のイメージ信号を提供する、またはプリンタを駆動してイメージを生成するであろう。マルチカラープリンタの場合、一緒に重ね合わされた色分解(それぞれ一組のイメージ信号すなわち画素)がカラー像を形成する。この文脈において、「画素」を決められた小領域内の文書イメージの光学濃度を表す離散的イメージ信号として記述することにする。
【0016】
図2は、発明のゴールを表す一般的なシステム要求を示す。イメージ入力端末たとえばスキャナ10からの文書の電子的表現(以下、イメージ)は、一定のやり方で、装置の物理的特性に関係があするフォーマットで、一般にmビット/画素で定義された画素を用いて、電子ディジタルデータを導き出す。一般のスキャナはたとえば多くの用途に受け入れられる解像度で8ビット/画素データを生成する。もしこれがカラー文書であれば、イメージは通例同一解像度と画素深さをもつ2つ以上の色分解ビットマップによって定義される。電子イメージ信号は、イメージ出力端末たとえばプリンタ20で複製するのに適したイメージを得るため、画像処理装置(IPU)16に送られて処理される。画像処理装置16は一般にcビットディジタルイメージ信号を特定のプリンタを駆動するのに適したdビットディジタル信号へ変換するハーフトーンプロセッサ18を含んでいる。ここで、cとdは整数値である。
【0017】
発明の実施例の説明に入る前に、発明の原理について述べる。ディプリーション・ゾーンの原因は、非常に明るい領域および/または非常に暗い領域では累積エラーを容易に補償することができないという事実にある。エッジエンハンスメントはイメージの空間的細部を維持するため増大したエラーを局部的に許すので、この問題を強調する。
【0018】
この問題は、エッジエンハンスメント処理を含むエラー拡散に、局部インテンシティと実際の2値出力値B(n)の関数である追加補償エラー項(EEと呼ぶ)を加えることによって軽減される。しかし、この関数は、非常に明るい領域または非常に暗い領域においてだけ有効であるように計画される。この方法の1次元形は次式で与えられる。
B(n)= step{Σn-1 i=0 [ I(i)+E(i)+EE(B(i),I(i))]+k I(n)-t0 }
ここで、B(n)はn番目の画素における出力、すなわち減らしたレベル信号である。I(i)はk番目の画素における入力イメージ信号である。E(i)はk番目の入力画素に関する正規のエラー拡散エラーである。kはエッジエンハンスメント係数、t0 は米国特許第5,045,592号に記載されている定数である。EEは本発明において導入された補正用エラーであり、前出力画素n−1と、入力イメージIの関数である。
【0019】
イメージの複製全体に影響を及ぼさないように、これらの追加エラー項は事前選択した領域について合計して0でならなければならない。
(255−1)EEblack (I)=−(I)EEwhite (I) (1)
ここで、添字“white ”と“black ”は、現在画素の出力値を指し、Iは局部入力インテンシティを指す。値255は、装置におけるグレーのレベル数に関係がある実例値であり、装置がグレー画素を記述するため多少のビットを使用するので、より大きく、またはより小さくすることができる。式(1)は、事前選択した領域、たとえばL黒色画素と1/4L白色画素(ここで、Lと1/4Lはイメージの比較的小さい領域に関係がある整数である)によって生じたインテンシティ範囲において、L黒色画素と1/4L白色画素の臨時エラー項は合計して0になることを保証する。
【0020】
エンハンスメント人工物の問題を解決することに関係ないが、同様な処理が米国特許第5,535,019号に開示されている。
【0021】
平均グレーの正しい複製が生じることを保証した後、対応するEEwhite 項に関して、臨時エラー項を以下のように設定することができる。
EEwhite (I)=C 0≦x<8
EEwhite (I)=C(96−1)/88) 8≦x<96
EEwhite (I)=0 96≦x<128
一定値Cはエッジエンハンスメント係数kによって決まる。C=256(k−1)が良い選択であることは経験的に判った。エッジエンハンスメント係数k=5の場合、C=1024である。ハイライトは対称的なやり方で処理される。図1(B)は修正の結果を示す。この簡単な例の場合、差を強調するため極端なステップ高さ(領域間のグレーレベル差)とエッジエンハンスメント係数を選択したことに注意されたい。係数kを使用するエッジエンハンスメントは米国特許第5,045,952号に記載された方法の1つに過ぎないこと、および本発明に記載した方法は前記米国特許第5,045,952号や論文“Error Diffusion Algorithm with Edge Enhancement,”Journal of the Optical Society of America A, pp.1844-1850 (1991) に記載された他の方法に同様にうまく適用できることに留意すべきである。個々のパラメータは値を変えるかもしれないが、本発明がなお当てはまることは理解されるであろう。
【0022】
提案した方法は、エンハンスされたエッジを複製することができない領域(すなわち、陰影およびハイライト)ではエッジエンハンスメントを減らすことによって、そしてエンハンスされたエッジを複製することができる領域(すなわち、中間のトーン)ではエンハンスメントを維持することによって性能の向上を達成する。
【0023】
本発明の原理を検討すると、Floyd and Steinberg によって提案され、米国特許第5,045,952号、その他によって修正されたエラー拡散アルゴリズムの他の部分は、エラー計算および重み割り振りの修正であるので、本発明と共に実施することは簡単である。
【0024】
図3と図4は、本発明のエラー拡散部分の可能な実施を示す。処理すべき色分解の数に対応して多数のエラー拡散回路が存在するかもしれないし、または複数の色分解に複数回使用される単一回路が存在するかもしれない。本発明は前者を仮定している。入力RAM8に格納された単一色分解IS2を表す入力イメージ信号のアレイ(これは、適当なドライバソフトウェアに従って動作する任意のイメージ入力装置1(図2参照)からのものでもよいし、コンピュータが生成した表現でもよい)は、入力イメージIを1信号づつ装置に送り込む。ここで、n,lはイメージ信号の流れの中の単一色分解イメージ信号I(n,l)の位置を表す。そのようなグレーレベル信号すなわち画素は一般にマルチビットすなわちNビット値(2N すなわち“c”の可能レベルの光学濃度を定義する)として定義される。最初に、イメージIの一部分を保持するのに適した入力RAMまたは他の記憶装置8からの単一信号I(n,l)が、マルチビット信号を格納するのに適した記憶装置である入力レジスタ10に格納される。入力レジスタ10に格納された各入力信号は、信号加算器12においてイメージ信号Iに加えられる対応するエラー補正信号εを含んでいる。ここで、ε(n,l)はI(n,l)に加算すべき前画素の重み付きエラー項信号の合計であり、修正されたイメージ信号をもたらす。前のエラー信号または部分的なエラー信号だけしか入手できない場合は、たとえばページの始めまたは走査線の始めに、疑似エラー信号が生成されることが多い。その例は、エラーバッファに乱数/疑似乱数をロードすること、幾つかの初期走査線の繰り返し処理、あるいは前の走査線の終りからエラーを収集することである。修正されたイメージ信号、すなわち入力イメージ信号と前画素のエラー補正信号の合計(I(n,l)+ε(n,l))は、しきい値比較器14へ送られる。比較器14は前記修正されたイメージ信号と本発明に従って生成されたしきい値信号Ti とを比較して、対応する出力状態di を決定する。図面は簡潔にするために2つの出力状態d1 とd2 の場合を示すが、それ以上の出力レベルも可能である。出力状態d1 とd2 は、たとえば2値出力印刷装置の場合、スポットまたは無スポットなど、画素I(n,l)にふさわしい出力信号B(n,l)に対応する。この比較に応じて、もし信号I(n,l)+ε(n,l)が基準信号より大きければ、単一「セット」すなわち着色スポットを表す信号がRAMメモリ22から出力レジスタ18へ送られる。この比較に応じて、もし信号I(n,l)+ε(n,l)が基準信号より小さければ、単一黒色スポットがメモリ20から出力レジスタ18へ送られる。もし黒色画素が出力レジスタ18へ送られれば、加算器82においてブロック80の追加エラー項EEによって修正された後、スイッチS2 は修正された入力イメージ信号I(n,l)+ε(n,l)をエラーレジスタ30に格納することが可能になる。もし白色画素が出力レジスタ18へ送られれば、修正された入力イメージ信号から値セットに等しい値(8ビットの場合は255)を差し引いた後、かつ加算器82でブロック80の追加エラー項EEによって修正された後、スイッチS2 は修正された入力イメージ信号I(n,l)+ε(n,l)をエラーレジスタ30に格納することが可能になる。出力レジスタ18に格納された画素は最後に出力装置3(図2)へ送られる。Iがイメージの単一色分解を表しているこのケースでは、それ以上の相関処理をして、またはしないで、色分解をカラープリンタで印刷することができる。
【0025】
画素の量子化において決定されたエラーは、エラーの追加を必要とするイメージ信号が装置を通過するまで、エラーRAM32に格納される。その後、過去エラーレジスタ52,54,56およびエラーレジスタ30から前の量子化からの格納されたエラーの一部分が加算器50へ送られる。一列のデータが説明した装置を通して送られるとき、過去エラーレジスタ52,54,56はレジスタからレジスタへエラー信号をシフトできるように接続されている。エラー信号は、“Floyd and Steinberg ”タイプのエラー拡散と選択した重み付け計画に従って、、必要なとき乗算器またはテーブルルックアップA,B,C,Dを通して送られる。4つのエラー信号の使用は例示のためであり、実際の実施ではより少ない数またはより多い数を使用してもよいことに留意されたい。信号加算器50は、修正されたイメージ信号を得るためI(n,l)に加算すべき信号ε(n,l)を生成する。修正されたイメージ信号、すなわち入力イメージ信号と前画素のエラー補正信号の合計は(I(n,l)+ε(n,l))で与えられる。さらに、この構成に直接代入することができる重み付け関数(米国特許第5,353,127号)に留意されたい。
【0026】
図3および図4に戻って説明する。本発明に従って、米国特許第5,045,952号に従って、しきい値Ti は元の値T、エンハンスメント係数k、およびイメージ自体の関数であるから、
Ti =T−(k−1)I(n,l)
である。これはブロック図に要素70と72で示してある。
【0027】
ブロック70と72のしきい値修正は出力イメージの望ましい鮮明化効果を生み出す。しかし、それは同時に望ましくないディプリーション効果をもたらす。この問題は、追加エラー項(ブロック80のEEと呼ぶ)を、局部インテンシティと実際の2進出力値B(n)の関数であるエッジエンハンスメント処理を含むエラー拡散に加えることによって軽減される。値EEはエラー項エンハンスメント80において計算され、加算器82においてその結果がエラー値に加算される。
【0028】
エラー補正項EEの意図は、全体的な画質に影響を及ぼさずに、ハイライト領域および陰影領域内のエッジにおけるディプリーション人工物を除去することである。これを達成する第1の手法は、式(1)で与えたように黒色画素と白色画素に対するエラー補正をバランスさせることである。第2の手法は、入力レベルの関数であるエラー補正項を生成し、ハイライトおよび陰影に対してより大きな補正を生成し、中間トーン領域に対してより小さいまたは見えない補正を生成することである。前に述べたように、入力レベルに対するEEの依存度は、上に与えた対応するEEwhite 項によって、
EEwhite (I)=C 0≦x<8
EEwhite (I)=C(96−1)/88) 8≦x<96
EEwhite (I)=0 96≦x<128
である。最終補正項EEは、もしB=黒色であればEE=EEblack として、もしB=白色であればEE=EEwhite として計算され、ブロック80の中のEE(B(n,l),I)として示す。図1(B)は、修正の結果を示す。この簡単な例の場合、差を強調するため極端なステップ高さ(領域間のグレーレベル差)とエッジエンハンスメント係数を選択したことに留意されたい。
【0029】
【発明の効果】
提案した方法は、エンハンスされたエッジを複製することができない領域(陰影およびハイライト)ではエッジエンハンスメントを減らし、エンハンスされたエッジを複製することができる領域(中間トーン)ではエッジエンハンスを維持することによって性能の向上を達成する。
【0030】
また、修正されたイメージ信号と比較されるしきい値を変更することは、しきい値を修正されたイメージ信号に加算し、修正された信号を一定のしきい値と比較することに完全に等しいことをこの分野の専門家は理解されるであろう。そのようなやり方は本発明の範囲に十分に含まれる。
【0031】
また、説明した方法が、追加しきい値修正を使用する、またはエラー割り振りを全体的にまたは部分的に修正する他のエラー拡散法と組み合わせることができることは理解されるであろう。
【0032】
本発明がソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組合せのいずれかを用いて達成できることは疑いなく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はエッジエンハンスするエラー拡散を使用する場合に出会うディプリーション・ゾーン人工物の例を示し、(B)は本発明によって提案された補正の結果を示す例である。
【図2】本発明が有益な用途を見いだすことができる装置の簡単なブロックである。
【図3】本発明において役に立つエラー拡散回路の前半部分である。
【図4】同後半部分である。
【符号の説明】
1 イメージ入力装置
3 プリンタ
8 入力RAM
10 イメージ入力端末(図2)
10 入力レジスタ(図3)
12 加算器
14 しきい値比較器
16 画像処理装置
18 ハーフトーン処理プロセッサ
18 出力レジスタ
20 イメージ出力端末(図2)
20,22 RAMメモリ(図4)
30 エラーレジスタ
32 エラーRAM
50 加算器
52,54,56 過去エラーレジスタ
70,72 しきい値修正
80 追加エラー項EE
82 加算器
Claims (2)
- 少なくとも部分的にcレベルで記述されたイメージ信号によって記述された文書イメージを、dレベルをもつ出力信号に応答する出力装置へ出力して文書イメージを印刷するように、準備する処理装置であって、
cレベルで記述されたイメージ信号を受け取るイメージ信号入力装置と、
前記受け取ったイメージ信号に任意の前信号からのハーフトーン化エラーを加えて、修正されたイメージ信号を生成するハーフトーン化エラー加算器と、
cレベルで記述された各修正されたイメージ信号について、基準信号を使用するしきい値動作にすぐ反応してdレベルで記述された出力信号を生成し、文書イメージ内の少なくとも1つの隣接する未処理のイメージ信号に加えるためハーフトーン化エラー信号をハーフトーン化エラー加算器へ送るエラー拡散回路とから成り、
前記エラー拡散回路は、
初期しきい値と受け取ったイメージ信号と選択したエンハンスメント係数とに応答して基準信号を生成する基準信号発生器と、
前出力信号に応答して、および受け取ったイメージ信号に応答して、および受け取ったイメージが明るいトーンか暗いトーンか中間のトーンかどうかに応答して補正信号を生成するディプリーション・ゾーン補正信号発生器と、
ハイライト領域および陰影領域の正しくない表現を補正するために、ディプリーション・ゾーン補正信号を修正されたイメージ信号に適用する補正信号アプリケーションとを備えており、
前記基準信号発生器は、以下の関数:
T i =T−(k−1)I(n,l)
(ここで、T i は基準信号、Tは初期基準信号、及び、kはエンハンスメント係数、I(n,l)は処理すべきイメージ信号である)に従って基準信号を発生する、
ことを特徴とする処理装置。 - 少なくとも部分的にcレベルで記述されたイメージ信号によって記述された文書イメージを、dレベルをもつ出力信号に応答する出力装置へ出力して文書イメージを印刷するために、準備する処理装置であって、
cレベルで記述されたイメージ信号を受け取るイメージ信号入力装置と、
前記受け取ったイメージ信号に応答してdレベルで出力信号を生成し、ハーフトーン化エラーを少なくとも1つの未処理のイメージ信号へ分配し、エッジをエンハンスするエラー拡散プロセッサと、
前記文書イメージのハイライト領域と陰影領域では強く働き、前記文書イメージの中間トーン領域では弱く働き、そして前出力信号と受け取ったイメージ信号に応答して前記ハーフトーン化エラーに補正エラーを加えるディプリーション・ゾーン補正プロセッサとを備えており、
前記エラー拡散プロセッサは、前記エラー拡散プロセッサ内のしきい値を変更することによって前記文書イメージ内のエッジをエンハンスするエッジエンハンシングプロセッサを有し、前記エッジエンハンシングプロセッサは以下の関数
T i =T−(k−1)I(n,l)
(ここで、T i は基準信号、Tは初期基準信号、及び、kはエンハンスメント係数、I(n,l)は処理すべきイメージ信号である)に従って基準信号を発生する、
ことを特徴とする処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/004257 | 1998-01-08 | ||
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