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JP4247420B2 - Wood insizing processing equipment - Google Patents

Wood insizing processing equipment Download PDF

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JP4247420B2
JP4247420B2 JP2000056358A JP2000056358A JP4247420B2 JP 4247420 B2 JP4247420 B2 JP 4247420B2 JP 2000056358 A JP2000056358 A JP 2000056358A JP 2000056358 A JP2000056358 A JP 2000056358A JP 4247420 B2 JP4247420 B2 JP 4247420B2
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州隆 織田
哲三 上田
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、木材に防腐剤、防蟻剤、防虫剤等の薬剤を含浸するための前処理として行うインサイジング処理装置に関し、特に、丸太等の円柱材のインサイジング処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、木材に防腐剤、防蟻剤等の薬剤を含浸する前に、該薬剤の木材中への浸透を促進するための前加工として、木材の表面をノミのような刃物で、適当な間隔をおいて切傷(インサイジング痕)をつけるインサイジング処理方法が広く知られている。
例えば、特開昭56−69102号公報、特開昭56−69103号公報に示すように、木材を移動させつつ、外周に複数の刃物を有する回転可能な円筒体の刃物に圧着し、木材の表面に切傷をつけるインサイジング処理方法や、実開平6−12004号公報に、複数本の釘を保持した回転梁の回転により釘を刺し抜きしながら、切傷をつける連続インサイジング処理方法が提案されている。
【0003】
また、インサイジング処理に頼らない薬剤処理方法としては、加圧注入処理等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来のインサイジング処理方法によってインサイジング処理された木材は、図1に示すように木材1の表面に切傷2が、木材長手方向(矢印a方向)と木材幅方向(矢印b方向)に間隔を置いて多数形成された状態である。
すなわち、薬液の浸透方向は大きく分けて、半径方向、接線(幅)方向、繊維方向の3つがある。
この内浸透性が最も良好なのは一般に繊維方向で、これは根元から水分を吸い上げるという木材の構造から明らかである。また、繊維方向は一般的に木材長手方向である。
従来のインサイジング処理方法は、前述のことに鑑み、薬液の浸透を良好にするため、木材表面に繊維方向(木材長手方向)に沿って切傷2を形成している。
【0005】
しかし、図1に示すインサイジング処理された木材1は、木材幅方向に隣接した切傷2と切傷2の間の部分には薬液が充分に浸透しないという問題がある。
【0006】
また、従来のインサイジング処理方法は、切傷を釘やノミ等の刃物を用いて局所的な圧縮等により強制的に形成させる方法であることから、木材の割れや木材繊維の断裂等が生じ、木材強度が低下してしまう問題がある。また、せっかく処理した切傷が木材の復元弾性力によって短時間のうちに閉塞してしまう問題があり、充分に満足できるインサイジング処理方法とは言い難い。
【0007】
さらに、釘やノミ等の刃物を木材に打ちつけることで切傷を形成するので、角材等の木材表面が平坦面であれば良いが、丸太などの木材表面が円孤形状であると切傷を形成することが困難であるので、円柱材のインサイジング処理方法には適さない。
【0008】
一方、インサイジング処理装置の面では、刃物を木材表面に打ちつけるので、刃物の変形や折損が生じ易い。
【0009】
また、加圧注入処理方法については、円柱材の薬剤処理が可能であるが、処理装置が大がかりで莫大な初期投資を要する、また、処理場所も限られる等から広く普及するに至っていない。
【0010】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした木材のインサイジング処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者らの研究によれば、切傷等の形成態様によって、薬剤の木材中への浸透性に大きな違いがあることに気付き、これをさらに研究を進めたところ、木材の一部を溝状に切削することによって、良好な薬剤浸透性を見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】
本発明は、装置本体14と、この装置本体14に上下動自在及び角度調整自在に設けた刃物用モータ34と、この刃物用モータ34で回転される回転刃36と、前記装置本体14に上下動自在及び角度調整自在に設けた駆動モータ48と、この駆動モータ48で回転される駆動ローラ49と、前記装置本体14に角度調整自在に設けたフリーローラ17より成る木材のインサイジング処理装置である。
【0015】
【作用】
本発明によれば、木材に溝を形成してインサイジング処理できるから、そのインサイジング処理した木材を薬剤処理することで、薬剤が溝に入り込み、その溝から木材長手方向(繊維方向)に浸透するので、木材に薬剤を充分に浸透することができる。
また、回転刃36を用いて溝を切削加工するので、木材に局部的な圧縮等が作用しないから、内部に物理的応力が残らないので、必要以上の損傷を与えることがなく、木材の割れや木材繊維の断裂等が生じない。
したがって、インサイジング処理によって木材の強度が低下することがない。
さらに、溝が木材の復元弾性力によって短時間のうちに閉塞することがない。
また、フリーローラ17と駆動ローラ49で円柱材3を回転しながら長手方向に送り、回転刃36で溝を螺旋状に切削加工できる。
このようであるから、回転刃36に無理な力が作用せずに破損等が生じない。
また、回転刃36、駆動ローラ49、フリーローラ17の角度を調整することで螺旋状の溝のパターン、傾斜角度を変更できる。
また、駆動ローラ49により円柱材の送り速度を調整することで螺旋状の溝のピッチを変更できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図2に示すように、円柱形状の木材(以下円柱材という)3をインサイジング処理装置で径方向(矢印A方向)に回転し、長手方向(矢印B方向)に移動させる。
前記円柱材Bの表面に回転刃4を押しつける。この回転刃4は回転軸5が円柱材3の中心6に対して平行よりも所定角度斜めで、かつ高速回転する。
【0019】
このようにすることで、円柱材3の表面に溝7を長手方向に沿って螺旋状に連続して切削加工する。
【0020】
前述のように円柱材3の表面に螺旋状の溝7を切削することで、薬剤が溝7に入り込み、溝7より点線矢印Cで示すように繊維方向(長手方向B)に透孔するので、薬剤が円柱材3に充分に浸透する。
【0021】
また、溝7は木材組織の弾性によって再び閉塞することがないため、薬剤の表面処理時、充分な薬液が溝7内に収容され、また薬液の流出ロスもなく保持され、経時に従って木材内部に、むらなく拡がり、必要充分に浸透していく。
【0022】
また、円柱材3の表面に回転刃4で溝7を切削加工するので、その円柱材3の内部に物理的応力が残らないので必要以上の損傷を与えることがなく、割れ等がなく木材の強度低下が少ない。
【0023】
また、インサイジング処理装置の面では、回転刃や円柱材回転部、移動部分等の駆動部から成る処理装置への物理的負担も小さく、回転刃や駆動部の損傷や故障がなくなる。
さらに、処理動作が単純であるため、処理装置の構造を簡単化でき、小型の処理装置かつ安価な処理装置を可能とした。
また、各サイズの円柱材に対しても機械調整が容易かつ簡単であり取り替え作業は不用である。
さらに、インサイジング処理スピードも自由にコントロールできる等、作業効率が向上すると共にインサイジング処理コストの低減を可能とした。
【0024】
前記溝7の形成方法としては、カッター刃等形状の単一刃、ノコギリ刃形状の複数刃等の刃物を円柱材3にあてがい円柱材を回転・移動させる方式や、円柱材3に刃物をあてがい刃物を回転・移動させる方式、その組合せ方式等が挙げられる。好ましくは、簡単な操作、簡単な構造の処理装置、さらに、処理装置の小型化、処理装置価格等から、高速回転刃を用いるのが好適である。
【0025】
本発明の溝7の深さとしては、円柱材の樹種、サイズ、処理薬剤等によって異なるが5〜18mm、好ましくは8〜15mmの範囲である。
上記数値より浅いと充分に薬剤が浸透せず、逆に深いと割れ等が生じ易く丸太材の強度低下となる。
【0026】
本発明の溝7の形成間隔(ピッチ)としては、円柱材の樹種、サイズ、処理薬剤等によって異なるが20〜100mm、好ましくは25〜60mmの範囲である。
上記数値より広いと充分に薬剤が浸透せず、逆に狭いと木材破片の脱離や強度が低下する。
【0027】
前記溝7は、必ずしも連続する1本の直線状である必要はなく、間隔を置いた破線状であっても差し支えない。
【0028】
本発明の回転刃4の回転速度としては、円柱材3の樹種、サイズ、含有水分量、また、回転刃4のサイズ等によって異なるが1,500〜25,000rpm、好ましくは2,000〜20,000rpmの範囲である。
上記数値より遅いと切削時刃が振れ、引っ掻き傷ができ溝サイズが定まらず作業効率が低下する、逆に速すぎると発熱が起こり、エネルギー過多となる。
【0029】
前記回転刃4の厚みとしては、0.75〜3.5mm、好ましくは1.0〜3.0mmの範囲である。上記数値より薄いと刃が折損する等の問題があり、逆に厚くすると溝幅が大きくなり必要以上の薬量が保留され不経済である。
【0030】
本発明に使用する薬剤としては、防蟻剤、防虫剤、防腐剤、防黴剤等の木材保存剤であって、容易に深部に浸透し、揮散、変質、溶脱等がなく、長期間にわたって保存効果を発揮するものであれば良い。
例えば、防蟻成分、防虫成分としては、ピレスロイド系化合物、カーバメイト系化合物、有機リン系化合物、その他が挙げられ、具体的には、ペルメトリン、フェノトリン、エンペントリン、フェンスリン、プラレトリン、トランスフルスリン、トラロメスリン、サイフェノトリン、テラレスリン、エトフェンプロックス、デルタメスリン、プロポキサー、セビン、クロルピリホス、フェニトロチオン、ホキシム、クロルデン、プロペタンホス、イミダクロブリド、フェノブカルブ、カルバリル、サイパーメスリン、シラフルオフェン、ビフェントリン等が例示できる。
【0031】
防腐成分、防黴成分としては、有機スズ系化合物、有機ヨード系化合物、有機窒素系化合物、無機化合物、その他が挙げられ、具体的には、トリブチルスズオキサイド、トリブチルスズフマレイト、トリブチルスズアセテート、4−クロロフェニル−3−ヨードプロパギルホルマール、ジヨードメチル−p−トリスルホン、トリヨードアリル化合物、モノブロムジヨ−ドアリル化合物、トリヨードアリルアルコール、N−シクロヘキシルジアゼニウムジオキシK塩、N−シクロヘキシル−N−メトキシ−2,5−ジメチル−3−フランカルボキシサミド、サンブラス、シプロコナゾール、IPBC、IF1000、クロム・銅・ヒ素化合物、アルキルアンモニュウム化合使用物、ナフテン酸銅、ナフテン酸亜鉛等が例示される。
使用薬剤は、人畜への毒性、環境汚染等の問題や建材、木材等の使用場面等の規制等を充分に考慮して選択することが望ましい。
【0032】
前記薬剤を用いた処理薬液としては、油剤、乳剤、水溶剤等の製剤として、水、界面活性剤または各種有機溶剤、補助溶剤、浸透向上剤等に溶解、混合して調製される。また、用途目的等に応じて効力増強剤、木材内部への固定化剤、安定化剤、粘度調整剤、着色剤、凍結防止剤等を任意に加えることもできる。
また、処理薬液は、1種の薬剤に限定されず異種の薬剤を同時に処理することもでき、例えば、前記防蟻剤と防腐剤の混合溶液は好適である。
【0033】
本発明の薬液処理方法については、従来の公知方法を用いることができ、例えば、塗布、吹き付け、浸漬、加圧注入、減圧注入等が挙げられる。
【0034】
薬液の処理量としては、薬剤種や製剤種等により多量異なるが、丸太材の表面積に対して100〜600g/m、好ましくは150〜400g/mの範囲である。
前記数値より少ないと浸透性が充分でなく、逆に多すぎると液垂れ等の薬剤ロスで不経済でもある。
また、薬液中の有効成分量は、通常、0.001〜10重量%含有し、好ましくは、0.01〜5.0重量%の範囲である。
【0035】
以下に実施例1〜5を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。
インサイジング処理として、図2に示すと同様に、高速回転している円盤状の回転刃4を円柱材3にあてがい、該円柱材3を低速度で回転しながら、長手方向に進行させ、木材表面に螺旋状の溝7を形成し、図3〜図6に示す形状の処理材を得た。
【0036】
実施例1の処理材は直径120mmの杉で、回転刃4は直径125mm、幅1.8mm、刃数36、回転数3400rpm、図3(a)、(b)に示すように溝7の傾斜角度θは5度、ピッチPは33mm、深さLは10mmである。
【0037】
実施例2の処理材は直径100mmのカラマツで、回転刃4は直径125mm、幅2mm、刃数36、回転数3400rpm、図4(a)、(b)に示すように溝7の傾斜角度θは5度、ピッチPは28mm、深さLは10mmである。
【0038】
実施例3の処理材は直径120mmの杉で、回転刃4は直径125mmで3枚で、幅1.8mm、刃数36、回転数3400rpm、図5(a)、(b)に示すように溝7の傾斜角度θは15度、ピッチPは33mm、深さLは10mmである。
【0039】
実施例4の処理材は直径100mmの杉で、回転刃4は直径125mm、幅2mm、刃数36、回転数3400rpm、図6(a)、(b)に示すように溝7の傾斜角度θは5度、ピッチPは28mm、深さLは10mmである。
この場合には回転刃4を1cmの振幅で上下させ、溝7が6cm間隔で途切れるように設定した。
【0040】
実施例5の処理材は直径100mmの杉で、他の条件は実施例2と同一である。
【0041】
実施例1〜5の処理材の表面に下記の薬液を常圧で下記の処理量塗布し、処理後10日間室温で風乾し、供試材を得た。
実施例1と2と4の処理材には、油剤で処理量230g/cmである。
実施例3の処理材には、油剤で処理量287g/cmである。
実施例5の処理材には、乳剤で処理量180g/cmである。
【0042】
前述の供試材について、下記の防腐効力試験、防蟻効力試験、曲げ強度試験を行い評価した。
(試験方法及び判定基準)
防腐効力試験:
丸太材を屋外土中に半埋し、2年後に腐り、カビの発生がないこと。
防蟻効力試験:
丸太材をシロアリ活動地の屋外土中に半埋し、2年後に食痕が観察されないこと。
曲げ強度試験:
曲げ強度(kgf/cm)を測定し、この際の荷重が無処理丸太材に対して10%以上低下していないこと。
【0043】
前述の試験の結果、実施例1〜5の処理材はいずれかの試験についても判定基準に合格であった。
【0044】
次に比較対照例を説明する。
比較対照例6は、図7(a)、(b)に示すよう溝7の深さLを3mmとし他の条件は実施例1と同一とした。
比較対照例7は、図8(a)、(b)に示すように溝7の深さLを3mmとし、他の条件は実施例2と同一とした。
比較対照例8は、図9(a)、(b)に示すように回転刃4を1枚、溝7の傾斜角度θを5度、深さLを20mmとし、他の条件は実施例3と同一とした。
比較対照例9は、図10(a)、(b)に示すように溝7の傾斜角度θを3度、ピッチPを17mm、深さLを18mmとし、かつ溝7を連続させ、他の条件は実施例4と同一とした。
比較対照例10は、図11(a)、(b)に示すように溝7の傾斜角度θを20度、ピッチPを115mmとし、他の条件は実施例5と同一とした。
【0045】
前述の比較対照例6〜10で得た処理材を実施例1〜5と同様に薬剤処理して供試材とした。
この供試材を実施例1〜5の供試材と同様に防腐効力試験、防蟻効力試験、曲げ強度試験を行い評価した。
【0046】
前述の試験の結果
比較対照例6と7と10では、曲げ強度試験に合格であったが、防腐効力試験、防蟻効力試験に不合格であった。
比較対照例8と9では防腐効力試験、防蟻効力試験に合格で、曲げ強度試験に不合格(強度不足)であった。
【0047】
前述の実施例1〜5、実施例1〜5の試験結果、比較対照例6〜10、比較対照例6〜10の試験結果を表で示すと、下記の表1、表2、表3、表4のとおりである。
【0048】
【表1】

Figure 0004247420
【0049】
【表2】
Figure 0004247420
【0050】
【表3】
Figure 0004247420
【0051】
【表4】
Figure 0004247420
【0052】
次にインサイジング処理装置の実施の形態を説明する。
図12はインサイジング処理装置の正面図、図13は側面図、図14は平面図であり、基台10と、その基台10の長手方向中間部に固設した縦材11と、この縦材11の上部に固設した一対の横材12と、この横材12に固設した一対の横フレーム13で装置本体14を形成している。
【0053】
前記基台10には複数のフリーローラ角度調整板15の前後中間部が左右方向に間隔を置いて縦軸16で左右揺動自在にそれぞれ取付けてあり、このフリーローラ角度調整板15に一対のフリーローラ17が左右方向に向う軸18で前後方向に向けて回転自在にそれぞれ取付けてある。
一対のフリーローラ17は縦軸16を境として前後に取付けてある。
【0054】
前記各フリーローラ角度調整板15に跨って図14に示すようにリンク19がピン20で揺動自在に連結してある。このリンク19にねじ杆21が回転自在に連結してあり、そのねじ杆21に螺合したナット22が基台10に設けられ、ハンドル23でナット22を回転するとねじ杆21が左右に移動する。
これによって、リンク19が左右に移動することで各フリーローラ角度調整板15が左右に揺動し、フリーローラ17の角度を調整できる。
各フリーローラ角度調整板15には縦軸16を中心とする一対の円孤溝15aが形成され、この円孤溝15aよりボルト15bを基台10に螺合した所定角度で固定する。
【0055】
前記一対の横材12はプレート12aで連結され、このプレート12aに固着した一対のガイド体12bには一対の摺動杆24が上下摺動自在に支承され、この一対の摺動杆24の上部跨って上プレート25が固着され、この上プレート25にナット26が回転しないように設けてある。このナット26に螺合した縦ねじ杆27はプレート12aに固着した受片12cに当接し、かつ受片12cに取付けたジャンピング用シリンダー28と対向している。
ハンドル29で縦ねじ杆27を回転すると摺動杆24が上下摺動する。
【0056】
前記一対の摺動杆24の下部間に跨って下プレート30が固着してあり、この下プレート30に刃物ユニット角度調整板31が角度調整自在に取付けてある。例えば図15に示すように、ピン30aで刃物ユニット角度調整板31が下プレート30に揺動自在に支承され、下プレート30に形成した一対の円孤溝32からボルト33を刃物ユニット角度調整板31が螺合してある。
【0057】
前記刃物ユニット角度調整板31に刃物用モータ34が水平に取付けてあり、その刃物用モータ34の回転軸35に回転刃36と、一対の倣いローラ37が取付けてある。回転刃36の刃部は一対の倣いローラ37の外周面よりも突出している。
【0058】
前記各横フレーム13には駆動ローラ角度調整板38が角度調整自在に取付けてある。例えば図14に示すようにピン39で揺動自在に取付けられ、横フレーム13の円孤溝40からボルト41を駆動ローラ角度調整板38が螺合して取付けてある。
前記駆動ローラ角度調整板38とフリーローラ角度調整板15に亘って固着した縦フレーム42にスイングアーム43がピン44で上下揺動自在に取付けてある。
前記駆動ローラ角度調整板38にナット45が固定され、このナット45に螺合した縦ねじ杆46がスイングアーム43に連結されている。前記スイングアーム43に駆動モータ48が駆動ローラ圧調整角のばね47を介して取付けられ、その駆動モータ48で駆動ローラ49を回転する。
【0059】
このようであるから、ハンドル50で縦ねじ杆46を回転すると駆動モータ48が上下に揺動し、駆動モータ48で回転される駆動ローラ49の高さを調整できる。
また、ばね47によって駆動ローラ49が円柱材3に押しつけられる力を一定とする。
また、フリーローラ17と駆動ローラ49の角度を同期して調整できる。
【0060】
円柱材3に溝7を切断加工するには、複数のフリーローラ15の上に円柱材3を載置し、駆動ローラ49の高さを調整して円柱材3の表面に押しつける。
刃物用モータ34の高さを調整して一対の倣いローラ37が円柱材3の表面に接するようにする。
回転刃36の角度、フリーローラ17の角度、駆動ローラ49の角度を前述のように調整し、刃物用モータ34、駆動モータ48を駆動することで、円柱材3を駆動ローラ49とフリーローラ15で送りながら回転刃36で溝7を螺旋状に切削加工する。
【0061】
また、倣いローラ37で回転刃36の円柱材3への喰い込み代が規制されるので、溝7の深さを一定にできる。
また、円柱材3の径にバラツキがあってもばね47の駆動ローラ49の押しつける力を一定とすることができる。
【0062】
また、回転刃36の角度、駆動ローラ49の角度(送り角度)、フリーローラ17の角度(送り角度)を調整することにより、溝7の形状パターン、傾斜角度を任意に変更できる。
また、駆動ローラ49の回転速度(送り速度)を調整することで溝7のピッチを任意に変更できる。
また、ジャンピングシリンダ28で回転刃26を持ち上げることで不連続な螺旋状の溝を切削加工できる。
【0063】
回転刃36の具体形状としては、回転刃36の形状を円形にして先端に超鋼を設置、刃物直径100〜200mmとして刃数4〜50ケ設置する。
円柱材の処理径によると、例えば円柱材の径が100〜150mmなら刃物径は、120mmで刃数25〜40ケが好ましく、加工面も美しい。
【0064】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、木材に溝を形成してインサイジング処理できるから、そのインサイジング処理した木材を薬剤処理することで、薬剤が溝に入り込み、その溝から木材長手方向(繊維方向)に浸透するので、木材に薬剤を充分に浸透することができる。
また、回転刃36を用いて溝を切削加工するので、木材に局部的な圧縮等が作用しないから、内部に物理的応力が残らないので、必要以上の損傷を与えることがなく、木材の割れや木材繊維の断裂等が生じない。
したがって、インサイジング処理によって木材の強度が低下することがない。
さらに、溝が木材の復元弾性力によって短時間のうちに閉塞することがない。
また、フリーローラ17と駆動ローラ49で円柱材3を回転しながら長手方向に送り、回転刃36で溝を螺旋状に切削加工できる。
このようであるから、回転刃36に無理な力が作用せずに破損等が生じない。
また、回転刃36、駆動ローラ49、フリーローラ17の角度を調整することで螺旋状の溝のパターン、傾斜角度を変更できる。
また、駆動ローラ49により円柱材の送り速度を調整することで螺旋状の溝のピッチを変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインサイジング処理した木材の正面図である。
【図2】本発明のインサイジング処理した木材の正面図である。
【図3】実施例1の処理材の溝形状説明図である。
【図4】実施例2と5の処理材の溝形状説明図である。
【図5】実施例3の処理材の溝形状説明図である。
【図6】実施例4の処理材の溝形状説明図である。
【図7】比較対照例6の処理材の溝形状説明図である。
【図8】比較対照例7の処理材の溝形状説明図である。
【図9】比較対照例8の処理材の溝形状説明図である。
【図10】比較対照例9の処理材の溝形状説明図である。
【図11】比較対照例10の処理材の溝形状説明図である。
【図12】インサイジング処理装置の正面図である。
【図13】インサイジング処理装置の側面図である。
【図14】インサイジング処理装置の平面図である。
【図15】刃物用モータ取付部の平面図である。
【符号の説明】
1…木材、2…切傷、3…円柱材、4…回転刃、7…溝、14…装置本体、17…フリーローラ、34…刃物用モータ、36…回転刃、48…駆動モータ、49…駆動ローラ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an insizing processing apparatus that is used as a pretreatment for impregnating wood with chemicals such as preservatives, antproofing agents, and insecticides, and more particularly to an insizing processing apparatus for cylindrical materials such as logs.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, before impregnating wood with chemicals such as preservatives and ant protection agents, as a pre-processing for promoting the penetration of the chemical into the wood, the surface of the wood is cut with a blade such as a flea at an appropriate interval. An insizing process method for making a cut (insizing mark) after a gap is widely known.
For example, as shown in JP-A-56-69102 and JP-A-56-69103, while moving wood, it is crimped to a rotatable cylindrical cutter having a plurality of cutters on the outer periphery, An insizing method for making a cut on the surface and a continuous insizing method for making a cut while piercing a nail by rotating a rotating beam holding a plurality of nails are proposed in Japanese Utility Model Laid-Open No. 6-12004. ing.
[0003]
Further, as a chemical treatment method that does not rely on the insizing process, a pressure injection process or the like is known.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As shown in FIG. 1, the wood that has been insized by the conventional insizing method described above has cuts 2 on the surface of the wood 1 in the wood longitudinal direction (arrow a direction) and the wood width direction (arrow b direction). It is in a state in which a large number are formed at intervals.
That is, the penetration direction of the chemical solution is roughly divided into three directions: a radial direction, a tangential (width) direction, and a fiber direction.
The best internal permeability is generally in the fiber direction, which is evident from the wood structure that wicks moisture from the roots. The fiber direction is generally the longitudinal direction of the wood.
In view of the above, the conventional insizing treatment method forms the cut 2 along the fiber direction (the longitudinal direction of the wood) on the wood surface in order to improve the penetration of the chemical solution.
[0005]
However, the wood 1 subjected to the insizing treatment shown in FIG. 1 has a problem that the chemical solution does not sufficiently penetrate into a portion between the cut 2 and the cut 2 adjacent to each other in the wood width direction.
[0006]
In addition, since the conventional insizing treatment method is a method of forcibly forming a cut by local compression using a knife such as a nail or chisel, cracking of wood, tearing of wood fibers, etc. occur. There is a problem that the wood strength is lowered. In addition, there is a problem that the cuts that have been treated with a long time are blocked by the restoring elastic force of the wood, and it is difficult to say that the sizing method is sufficiently satisfactory.
[0007]
Furthermore, since a cut is formed by hitting a knife such as a nail or a chisel against the wood, the wood surface such as a square may be a flat surface, but if the wood surface such as a log is an arc shape, a cut is formed. Therefore, it is not suitable for the insizing method of the cylindrical material.
[0008]
On the other hand, in terms of the insizing processing apparatus, the cutter is struck against the surface of the wood, so that the cutter is likely to be deformed or broken.
[0009]
In addition, the pressure injection processing method can treat a cylindrical material with a chemical, but has not yet been widely used because the processing apparatus is large and requires a large initial investment, and the processing place is limited.
[0010]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a wood insizing treatment apparatus that can solve the above-described problems.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the study by the present inventors, it was found that there was a large difference in the penetration of the drug into the wood depending on the form of cut and the like. As a result, the present invention was completed.
[0012]
The present invention includes an apparatus main body 14, a blade motor 34 provided on the apparatus main body 14 so as to be movable up and down and adjustable in angle, a rotary blade 36 rotated by the blade motor 34, and the apparatus main body 14 up and down. A wood insizing processing apparatus comprising a drive motor 48 that is movable and adjustable in angle, a drive roller 49 that is rotated by the drive motor 48, and a free roller 17 that is provided in the apparatus main body 14 so as to be adjustable in angle. is there.
[0015]
[Action]
According to the present invention, a groove can be formed in wood and insizing can be performed. By treating the wood that has been subjected to insizing treatment, the drug enters the groove and penetrates into the longitudinal direction of the wood (fiber direction) from the groove. Therefore, the medicine can sufficiently penetrate into the wood.
In addition, since the grooves are cut using the rotary blade 36, local compression or the like does not act on the wood, so that no physical stress remains in the wood, so that damage to the wood does not occur more than necessary. No breakage of wood fiber or the like.
Therefore, the strength of the wood is not reduced by the insizing process.
Furthermore, the groove does not close in a short time due to the restoring elastic force of the wood.
Further, the cylindrical member 3 is rotated in the longitudinal direction while being rotated by the free roller 17 and the driving roller 49, and the groove can be cut into a spiral shape by the rotary blade 36.
Since it is like this, an excessive force does not act on the rotary blade 36, and damage etc. do not arise.
Further, by adjusting the angles of the rotary blade 36, the driving roller 49, and the free roller 17, the spiral groove pattern and the inclination angle can be changed.
Further, the pitch of the spiral grooves can be changed by adjusting the feed speed of the cylindrical material by the driving roller 49.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in FIG. 2, a columnar timber (hereinafter referred to as a columnar material) 3 is rotated in the radial direction (arrow A direction) by an insizing processing apparatus and moved in the longitudinal direction (arrow B direction).
The rotary blade 4 is pressed against the surface of the columnar material B. The rotary blade 4 rotates at a high speed with the rotation axis 5 inclined at a predetermined angle from the parallel to the center 6 of the cylindrical member 3.
[0019]
By doing in this way, the groove | channel 7 is continuously cut into the surface of the columnar material 3 in a spiral shape along the longitudinal direction.
[0020]
By cutting the spiral groove 7 on the surface of the cylindrical member 3 as described above, the drug enters the groove 7 and penetrates in the fiber direction (longitudinal direction B) from the groove 7 as indicated by the dotted arrow C. The drug penetrates the cylindrical member 3 sufficiently.
[0021]
Further, since the groove 7 does not close again due to the elasticity of the wood structure, a sufficient amount of chemical solution is accommodated in the groove 7 during the surface treatment of the drug, and is retained without any loss of the chemical solution. It spreads evenly and penetrates as necessary.
[0022]
Further, since the groove 7 is cut by the rotary blade 4 on the surface of the columnar material 3, no physical stress remains in the columnar member 3, so that it is not damaged more than necessary, and there is no cracking or the like. There is little decrease in strength.
[0023]
Further, in terms of the insizing processing device, the physical burden on the processing device including the driving unit such as the rotary blade, the cylindrical material rotating unit, and the moving part is small, and the rotary blade and the driving unit are not damaged or broken.
Furthermore, since the processing operation is simple, the structure of the processing apparatus can be simplified, and a small processing apparatus and an inexpensive processing apparatus can be realized.
In addition, it is easy and simple to adjust the machine for each size of columnar material, and no replacement work is required.
In addition, the insizing process speed can be freely controlled, improving work efficiency and reducing the insizing process cost.
[0024]
The groove 7 can be formed by applying a cutter such as a single blade having a cutter blade shape or a plurality of blades having a saw blade shape to the column member 3 and rotating or moving the column member, or applying a blade to the column member 3. Examples include a method for rotating and moving the blade, a combination method thereof, and the like. Preferably, it is preferable to use a high-speed rotary blade from the viewpoint of simple operation, a processing device having a simple structure, a reduction in size of the processing device, a processing device price, and the like.
[0025]
The depth of the groove 7 of the present invention is in the range of 5 to 18 mm, preferably 8 to 15 mm, although it varies depending on the columnar tree species, size, treatment chemicals, and the like.
If it is shallower than the above values, the drug will not penetrate sufficiently, and if it is deeper, cracks and the like are likely to occur, and the strength of the log will be reduced.
[0026]
The formation interval (pitch) of the grooves 7 according to the present invention is 20 to 100 mm, preferably 25 to 60 mm, although it varies depending on the columnar tree species, size, treatment chemicals, and the like.
If it is wider than the above value, the drug will not penetrate sufficiently, and if it is narrow, the detachment and strength of the wood fragments will decrease.
[0027]
The groove 7 does not necessarily have to be one continuous straight line, and may be a broken line with an interval.
[0028]
The rotational speed of the rotary blade 4 according to the present invention is 1,500 to 25,000 rpm, preferably 2,000 to 20, although it varies depending on the tree type, size, moisture content, and size of the rotary blade 4. , 000 rpm.
If the speed is slower than the above value, the blade will sway during cutting, scratching will occur, the groove size will not be determined, and work efficiency will be reduced. Conversely, if it is too fast, heat will be generated, resulting in excessive energy.
[0029]
The thickness of the rotary blade 4 is in the range of 0.75 to 3.5 mm, preferably 1.0 to 3.0 mm. If it is thinner than the above numerical value, there is a problem that the blade breaks. On the other hand, if it is thicker, the groove width becomes large, and an unnecessarily high dose is reserved, which is uneconomical.
[0030]
The agent used in the present invention is a wood preservative such as an ant repellent, insect repellent, preservative, antifungal agent, etc., which penetrates deeply easily, has no volatilization, alteration, leaching, etc. over a long period of time. Any material that exhibits a preservation effect may be used.
For example, examples of the antifungal component and the insect repellent component include pyrethroid compounds, carbamate compounds, organophosphorus compounds, and the like. , Cyphenothrin, teraleslin, etofenprox, deltamethrin, propoxer, sebin, chlorpyrifos, fenitrothion, oxime, chlordane, propetanephos, imidaclobride, fenobucarb, carbaryl, cypermethrin, silafluophene, bifenthrin and the like.
[0031]
Examples of antiseptic and antifungal components include organic tin compounds, organic iodine compounds, organic nitrogen compounds, inorganic compounds, and others. Specific examples include tributyltin oxide, tributyltin fumarate, tributyltin acetate, 4-chlorophenyl. -3-iodopropargyl formal, diiodomethyl-p-trisulfone, triiodoallyl compound, monobromodiiodoallyl compound, triiodoallyl alcohol, N-cyclohexyldiazenium dioxy K salt, N-cyclohexyl-N-methoxy-2 , 5-dimethyl-3-furancarboxysamide, San Blas, cyproconazole, IPBC, IF1000, chromium / copper / arsenic compound, alkylammonium compound, copper naphthenate, zinc naphthenate and the like.
It is desirable to select the drug to be used in consideration of problems such as toxicity to humans and animals, environmental pollution, and regulations such as the use of building materials and wood.
[0032]
The treatment chemical solution using the chemical is prepared by dissolving and mixing in water, a surfactant or various organic solvents, an auxiliary solvent, a penetration enhancer, etc., as a preparation such as an oil agent, an emulsion, and an aqueous solvent. Depending on the purpose of use, etc., an efficacy enhancer, a fixing agent inside the wood, a stabilizer, a viscosity modifier, a colorant, an antifreezing agent and the like can be optionally added.
Further, the treatment chemical solution is not limited to one kind of medicine, and different kinds of medicines can be treated at the same time. For example, a mixed solution of the above-mentioned antiseptic and preservative is suitable.
[0033]
About the chemical | medical solution processing method of this invention, the conventional well-known method can be used, for example, application | coating, spraying, immersion, pressurization injection | pouring, pressure reduction injection, etc. are mentioned.
[0034]
The treatment amount of the chemical liquid, a large amount varies depending upon the drug species and formulation species like, 100 to 600 / m 2 of the surface area of the round timber, preferably in the range of 150 and 400 / m 2.
If it is less than the above value, the permeability is not sufficient, and if it is too much, it is uneconomical due to drug loss such as dripping.
The amount of the active ingredient in the chemical solution is usually 0.001 to 10% by weight, and preferably 0.01 to 5.0% by weight.
[0035]
Examples 1 to 5 will be described below to explain the present invention, but the present invention is not limited to these examples.
As shown in FIG. 2, as the insizing process, a disk-shaped rotary blade 4 rotating at a high speed is applied to the column member 3, and the column member 3 is moved at a low speed while being advanced in the longitudinal direction. A spiral groove 7 was formed on the surface to obtain a treatment material having the shape shown in FIGS.
[0036]
The treated material of Example 1 is cedar with a diameter of 120 mm, the rotary blade 4 has a diameter of 125 mm, a width of 1.8 mm, a blade count of 36, a rotation speed of 3400 rpm, and the inclination of the groove 7 as shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b). The angle θ is 5 degrees, the pitch P is 33 mm, and the depth L is 10 mm.
[0037]
The processing material of Example 2 is larch with a diameter of 100 mm, the rotary blade 4 has a diameter of 125 mm, a width of 2 mm, a blade count of 36, a rotation speed of 3400 rpm, and an inclination angle θ of the groove 7 as shown in FIGS. 4 (a) and 4 (b). Is 5 degrees, the pitch P is 28 mm, and the depth L is 10 mm.
[0038]
The processing material of Example 3 is a cedar with a diameter of 120 mm, the rotary blade 4 is three pieces with a diameter of 125 mm, the width is 1.8 mm, the number of blades is 36, the rotation number is 3400 rpm, as shown in FIGS. The inclination angle θ of the groove 7 is 15 degrees, the pitch P is 33 mm, and the depth L is 10 mm.
[0039]
The treated material of Example 4 is cedar with a diameter of 100 mm, the rotary blade 4 has a diameter of 125 mm, a width of 2 mm, a blade count of 36, a rotation speed of 3400 rpm, and an inclination angle θ of the groove 7 as shown in FIGS. Is 5 degrees, the pitch P is 28 mm, and the depth L is 10 mm.
In this case, the rotary blade 4 was moved up and down with an amplitude of 1 cm, and the grooves 7 were set to be interrupted at intervals of 6 cm.
[0040]
The treatment material of Example 5 is cedar having a diameter of 100 mm, and other conditions are the same as those of Example 2.
[0041]
The following chemical solutions were applied to the surfaces of the treatment materials of Examples 1 to 5 at normal pressure and the following treatment amounts were air-dried at room temperature for 10 days after treatment to obtain test materials.
The treatment materials of Examples 1, 2, and 4 are treated with an oil agent and the treatment amount is 230 g / cm 2 .
The treatment material of Example 3 is treated with an oil agent and has a treatment amount of 287 g / cm 2 .
The processing material of Example 5 is an emulsion with a throughput of 180 g / cm 2 .
[0042]
The above specimens were evaluated by the following antiseptic efficacy test, ant proof efficacy test, and bending strength test.
(Test method and criteria)
Antiseptic efficacy test:
Logs are semi-embedded in outdoor soil and rot after 2 years without mold.
Anti-ant efficacy test:
Logs are semi-embedded in the outdoor soil of the termite activity site, and no food marks are observed after 2 years.
Bending strength test:
The bending strength (kgf / cm 2 ) is measured, and the load at this time is not reduced by 10% or more with respect to the untreated log.
[0043]
As a result of the above-described test, the treatment materials of Examples 1 to 5 passed the criterion for any of the tests.
[0044]
Next, a comparative example will be described.
In Comparative Example 6, as shown in FIGS. 7A and 7B, the depth L of the groove 7 was 3 mm, and the other conditions were the same as in Example 1.
In Comparative Example 7, as shown in FIGS. 8A and 8B, the depth L of the groove 7 was 3 mm, and the other conditions were the same as those in Example 2.
In Comparative Example 8, as shown in FIGS. 9A and 9B, one rotary blade 4 is provided, the inclination angle θ of the groove 7 is 5 degrees, and the depth L is 20 mm. It was the same.
In Comparative Example 9, as shown in FIGS. 10A and 10B, the inclination angle θ of the groove 7 is 3 degrees, the pitch P is 17 mm, the depth L is 18 mm, and the groove 7 is continuous. The conditions were the same as in Example 4.
In Comparative Example 10, as shown in FIGS. 11A and 11B, the inclination angle θ of the groove 7 was 20 degrees, the pitch P was 115 mm, and the other conditions were the same as those in Example 5.
[0045]
The treatment materials obtained in the above Comparative Examples 6 to 10 were treated with chemicals in the same manner as in Examples 1 to 5 to obtain test materials.
This test material was evaluated by performing an antiseptic effect test, an ant proof effect test, and a bending strength test in the same manner as the test materials of Examples 1 to 5.
[0046]
As a result of the above-mentioned test, Comparative Examples 6, 7 and 10 passed the bending strength test but failed the antiseptic efficacy test and the ant proof efficacy test.
In Comparative Examples 8 and 9, the antiseptic efficacy test and the ant proof efficacy test were passed, but the bending strength test was rejected (insufficient strength).
[0047]
The test results of Examples 1 to 5, Examples 1 to 5, Comparative Examples 6 to 10, and Comparative Examples 6 to 10 are shown in Tables. It is as Table 4.
[0048]
[Table 1]
Figure 0004247420
[0049]
[Table 2]
Figure 0004247420
[0050]
[Table 3]
Figure 0004247420
[0051]
[Table 4]
Figure 0004247420
[0052]
Next, an embodiment of the insizing processing apparatus will be described.
FIG. 12 is a front view of the insizing processing apparatus, FIG. 13 is a side view, and FIG. 14 is a plan view. The base 10, the longitudinal member 11 fixed in the middle in the longitudinal direction of the base 10, and the longitudinal a pair of transverse members 12 fixedly provided on the top of the timber 11, to form a device main body 14 by a pair of transverse frame 13 which is fixed to the respective crosspiece 12.
[0053]
The said base 10 is attached respectively to freely horizontally oscillating vertical shaft 16 back and forth intermediate portion at intervals in the left-right direction of the plurality of free rollers angle adjusting plate 15, a pair for the respective free rollers angle adjusting plate 15 The free rollers 17 are attached to a shaft 18 facing in the left-right direction so as to be rotatable in the front-rear direction.
The pair of free rollers 17 are attached to the front and rear with the longitudinal axis 16 as a boundary.
[0054]
As shown in FIG. 14, a link 19 is slidably connected by a pin 20 across the free roller angle adjusting plates 15. A screw rod 21 is rotatably connected to the link 19, and a nut 22 screwed to the screw rod 21 is provided on the base 10. When the nut 22 is rotated by the handle 23, the screw rod 21 moves to the left and right. .
As a result, the link 19 moves left and right, so that each free roller angle adjusting plate 15 swings left and right, and the angle of the free roller 17 can be adjusted.
Each free roller angle adjustment plate 15 is formed with a pair of arcuate grooves 15a centered on the longitudinal axis 16 , and bolts 15b are fixed to the base 10 at a predetermined angle through the arcuate grooves 15a.
[0055]
The pair of cross members 12 are connected by a plate 12a, and a pair of sliding rods 24 are supported on the pair of guide bodies 12b fixed to the plate 12a so as to be slidable vertically. The upper plate 25 is fixed over the upper plate 25, and the nut 26 is provided on the upper plate 25 so as not to rotate. The vertical screw rod 27 screwed into the nut 26 is in contact with the receiving piece 12c fixed to the plate 12a and is opposed to the jumping cylinder 28 attached to the receiving piece 12c.
When the vertical screw rod 27 is rotated by the handle 29, the sliding rod 24 slides up and down.
[0056]
A lower plate 30 is fixed between lower portions of the pair of sliding rods 24, and a blade unit angle adjusting plate 31 is attached to the lower plate 30 so as to be adjustable in angle. For example, as shown in FIG. 15, the blade unit angle adjustment plate 31 is supported by the lower plate 30 so as to be swingable by a pin 30 a, and a bolt 33 is connected to a blade unit angle adjustment plate from a pair of circular grooves 32 formed in the lower plate 30. 31 is screwed together.
[0057]
A blade motor 34 is mounted horizontally on the blade unit angle adjusting plate 31, and a rotary blade 36 and a pair of copying rollers 37 are mounted on a rotation shaft 35 of the blade motor 34. The blade portion of the rotary blade 36 protrudes from the outer peripheral surfaces of the pair of copying rollers 37.
[0058]
A driving roller angle adjusting plate 38 is attached to each horizontal frame 13 so that the angle can be adjusted. For example, as shown in FIG. 14, a pin 39 is attached so as to be swingable, and a bolt 41 is screwed onto a driving roller angle adjusting plate 38 from an arcuate groove 40 of the horizontal frame 13.
A swing arm 43 is attached to a vertical frame 42 fixed over the drive roller angle adjustment plate 38 and the free roller angle adjustment plate 15 by a pin 44 so as to be swingable up and down.
A nut 45 is fixed to the drive roller angle adjusting plate 38, and a vertical screw rod 46 screwed into the nut 45 is connected to the swing arm 43. A drive motor 48 is attached to the swing arm 43 via a spring 47 having a drive roller pressure adjustment angle, and the drive roller 49 is rotated by the drive motor 48.
[0059]
Thus, when the vertical screw rod 46 is rotated by the handle 50, the drive motor 48 swings up and down, and the height of the drive roller 49 rotated by the drive motor 48 can be adjusted.
Further, the force with which the drive roller 49 is pressed against the cylindrical member 3 by the spring 47 is made constant.
Further, the angles of the free roller 17 and the driving roller 49 can be adjusted in synchronization.
[0060]
In order to cut the groove 7 in the cylindrical material 3, the cylindrical material 3 is placed on the plurality of free rollers 15, and the height of the driving roller 49 is adjusted and pressed against the surface of the cylindrical material 3.
The height of the blade motor 34 is adjusted so that the pair of copying rollers 37 are in contact with the surface of the cylindrical member 3.
By adjusting the angle of the rotary blade 36, the angle of the free roller 17 and the angle of the drive roller 49 as described above, and driving the blade motor 34 and the drive motor 48, the cylindrical member 3 is moved to the drive roller 49 and the free roller 15 respectively. The groove 7 is cut into a spiral shape by the rotary blade 36 while being fed.
[0061]
Further, since the copying roller 37 regulates the biting margin of the rotary blade 36 into the cylindrical member 3, the depth of the groove 7 can be made constant.
Further, even if the diameter of the cylindrical member 3 varies, the pressing force of the drive roller 49 of the spring 47 can be made constant.
[0062]
Further, by adjusting the angle of the rotary blade 36, the angle of the drive roller 49 (feed angle), and the angle of the free roller 17 (feed angle), the shape pattern and the inclination angle of the groove 7 can be arbitrarily changed.
Further, the pitch of the grooves 7 can be arbitrarily changed by adjusting the rotation speed (feed speed) of the drive roller 49.
Also, the discontinuous spiral groove can be cut by lifting the rotary blade 26 with the jumping cylinder 28.
[0063]
As a specific shape of the rotary blade 36 , the shape of the rotary blade 36 is made circular, super steel is installed at the tip, and the blade diameter is 100 to 200 mm, and the number of blades is 4 to 50.
According to the treatment diameter of the cylindrical material, for example, if the diameter of the cylindrical material is 100 to 150 mm, the blade diameter is 120 mm and the number of blades is preferably 25 to 40, and the processed surface is also beautiful.
[0064]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, a groove can be formed in the wood and insizing treatment can be performed, so that the medicine enters the groove by chemical treatment of the wood that has been subjected to the insizing treatment, and the wood longitudinal direction (fiber In the direction), so that the drug can sufficiently penetrate into the wood.
In addition, since the grooves are cut using the rotary blade 36 , local compression or the like does not act on the wood, so that no physical stress remains in the wood, so that damage to the wood does not occur more than necessary. No breakage of wood fiber or the like.
Therefore, the strength of the wood is not reduced by the insizing process.
Furthermore, the groove does not close in a short time due to the restoring elastic force of the wood.
Further, the cylindrical member 3 is rotated in the longitudinal direction while being rotated by the free roller 17 and the driving roller 49, and the groove can be cut into a spiral shape by the rotary blade 36.
Since it is like this, an excessive force does not act on the rotary blade 36, and damage etc. do not arise.
Further, by adjusting the angles of the rotary blade 36, the driving roller 49, and the free roller 17, the spiral groove pattern and the inclination angle can be changed.
Further, the pitch of the spiral grooves can be changed by adjusting the feed speed of the cylindrical material by the driving roller 49.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a conventional insizing-treated wood.
FIG. 2 is a front view of an insizing-treated wood according to the present invention.
3 is an explanatory diagram of a groove shape of a treatment material of Example 1. FIG.
FIG. 4 is an explanatory diagram of the groove shape of the treatment materials of Examples 2 and 5.
5 is an explanatory diagram of a groove shape of a treatment material of Example 3. FIG.
6 is an explanatory diagram of a groove shape of a treatment material of Example 4. FIG.
7 is an explanatory diagram of the groove shape of the treatment material of Comparative Example 6. FIG.
8 is an explanatory diagram of a groove shape of a treatment material of Comparative Example 7. FIG.
9 is an explanatory diagram of a groove shape of a treatment material of Comparative Example 8. FIG.
10 is an explanatory diagram of the groove shape of the treatment material of Comparative Example 9. FIG.
11 is an explanatory diagram of the groove shape of the treatment material of Comparative Example 10. FIG.
FIG. 12 is a front view of the insizing processing apparatus.
FIG. 13 is a side view of the insizing processing apparatus.
FIG. 14 is a plan view of the insizing processing apparatus.
FIG. 15 is a plan view of a blade motor mounting portion.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Wood, 2 ... Cut, 3 ... Cylindrical material, 4 ... Rotary blade, 7 ... Groove, 14 ... Apparatus main body, 17 ... Free roller, 34 ... Motor for blades, 36 ... Rotary blade, 48 ... Drive motor, 49 ... Driving roller.

Claims (1)

装置本体14と、この装置本体14に上下動自在及び角度調整自在に設けた刃物用モータ34と、この刃物用モータ34で回転される回転刃36と、前記装置本体14に上下動自在及び角度調整自在に設けた駆動モータ48と、この駆動モータ48で回転される駆動ローラ49と、前記装置本体14に角度調整自在に設けたフリーローラ17より成る木材のインサイジング処理装置。  The apparatus main body 14, the blade motor 34 provided on the apparatus main body 14 so as to be movable up and down and adjustable in angle, the rotary blade 36 rotated by the blade motor 34, and the apparatus main body 14 movable up and down and at an angle. A wood insizing processing apparatus comprising a drive motor 48 provided so as to be adjustable, a drive roller 49 rotated by the drive motor 48, and a free roller 17 provided in the apparatus main body 14 so as to be adjustable in angle.
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