JP4245399B2 - Variable speed water supply device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカスケードポンプとそのカスケードポンプの吐出し側に設けた圧力センサとカスケードポンプを駆動するモータと、ポンプの回転速度を制御するコントローラとからなる可変速給水装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、家庭に給水を行うために、受水槽に蓄えた水や井戸水を供給するのにカスケードポンプを使用した自動給水装置が多く用いられている。カスケードポンプを用いる理由は省エネおよび低騒音の点から好ましい。このような従来の自動給水装置はインバータを搭載しており、吐出し圧力一定制御を行っている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また配管の末端の家庭において所定の圧力や水量を得たい要請に応えるために推定末端圧力一定制御が知られている(例えば特許文献2、3および4参照)。
【0004】
特許文献1 特開平10−288185号公報
特許文献2 特開昭60−142097号公報
特許文献3 特開昭60−156995号公報
特許文献4 特開昭60−189519号公報
【0005】
しかしながら、本発明者は種々研究の結果、さらに改良すべき点があることを見出した。特に従来は最大回転数の設定や井戸の場合の水位に関して推定末端圧力一定制御が不充分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、カスケードポンプを用いてさらに正確に推定末端圧力制御を行うことのできる可変速給水装置を提供するにある。
【0007】
本発明の他の目的は、カスケードポンプの最大回転数の変化や井戸の水位の変化に応じて正しく制御できる可変速給水装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、カスケードポンプとそのカスケードポンプの吐出し側に設けた圧力センサとそのカスケードポンプを駆動するモータと、そのモータの回転数を制御するコントローラとからなる可変速給水装置において、そのコントローラはポンプ特性を記憶する記憶部を備え、前記カスケードポンプの運転周波数が最低周波数に達したときの吐出し側の圧力、または、吐出し側の圧力が推定末端圧力一定制御の最低圧力に達したときの前記カスケードポンプの運転周波数に基づいて、吸込側の水位の上昇または下降を判断して補正を行い、推定末端圧力一定制御を行う機能を有している。
【0009】
そして本発明によれば、前記コントローラは、前記カスケードポンプの運転周波数が最低周波数に達したときの吐出し側の圧力が推定末端圧力一定制御の最低圧力まで低下したかにより吸込側の水位上昇を判断し、また、吐出し側の圧力が推定末端圧力一定制御の最低圧力に達したときの前記カスケードポンプの運転周波数が最低周波数まで低下したかにより吸込側の水位下降を判断するようになっている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2は本発明を実施したカスケードポンプを備えた自動給水装置Aの正面図および上面図を示し、配管機能を備えたユニットベース1上にモータ4で駆動されるカスケードポンプ2が設置され、ユニットベース1はユニットカバー3で覆われている。そしてユニットカバー3の中には吸込管5、吐出し管6がユニットベース1に固定されている。
【0011】
ポンプ2の回転に伴い、水は吸込管5を経由して、ポンプ停止時に吐出し側から吸込側への逆流を防止するための逆止弁7と、ポンプ停止のための水量を検知するフロースイッチ8とを介してポンプ2に吸込まれる。そしてポンプ2からの吐出し水は吐出し側に設けた圧力タンク9に流れる。この圧力タンク9はポンプ2の停止時に蓄水するためのものである。ポンプ2の吐出し側にはさらに吐出し側の圧力を検出する圧力センサ10が設けられており、その圧力センサ10の下流側に吐出し管6が設けられ、ポンプ2からの吐出し水は上述のようにして吐出し管6に導かれる。図中11はポンプの起動停止を行うためのコントローラである。
【0012】
図3は本発明を実施した可変速給水装置の説明図である。図3において地上Sから掘られた井戸12には水WがレベルLの所まで溜まっている。自動給水装置Aは井戸12に近接して地上Sに設置されている。
【0013】
図示の通り吸込管5には逆止弁7とフロースイッチ8とが設けられている。カスケードポンプ2の吐出し管6には圧力センサ10と圧力タンク9とが設けられている。この圧力センサ10からの信号はコントローラ11の制御部11aに送られ、後述するが制御部11aからの周波数指令がインバータ11bに送られてモータ4を制御するようになっている。図中Mは記憶部を示し、これに関しては後述する。
【0014】
図4は本発明に従って吐出し圧力一定制御よりも推定末端圧力一定制御の方がより効率がよくいわゆる省エネであることを説明する図であり、横軸に水量Qをそして縦軸は下側が消費電力L、上側が圧力Hを示し、回転数をパラメータとして図示してある。図中uは100%、vは90%、wは80%の曲線を示している。上図において水平な直線xは圧力H0で吐出し圧力一定制御をした場合であり、曲線yは本発明に従って推定末端圧力一定制御をした場合の特性である。
【0015】
この図4の上図と下図とを参照して、吐出し圧力一定制御の場合、線xと線u、v、wとの交点H0、H2、H1はそれぞれ回転数100%、90%、80%のときの水量Q0、Q2、Q1を示しており、同様に推定末端圧力一定制御の場合は交点H0、H4、H3の水量がQ0、Q4、Q3である。下図の回転数曲線の各水量に対応する点が吐出し圧力一定制御ではL0、L2、L1であり、これを結ぶ線xが吐出し圧力一定制御のときの消費電力Lの特性であり、同様に点L0、L4、L3を結ぶ線yが推定末端圧力一定制御の特性となる。
この線xと線yとを比べれば解る通り、回転数が100%以外ではいずれも消費電力が少なく効率的であることが解る。
【0016】
図3の記憶部Mは一実施例においてあらかじめポンプの回転速度と吐出し側の配管の内圧力との関係を記憶している。
また、他の実施例においてあらかじめ定められた複数の回転速度と給水管内圧力との関係を記憶している。
このような記憶部を有することで好適に推定末端圧力を求めることができる。
【0017】
またさらに他の実施例によれば、記憶部は可変速運転中の最大回転を記憶するようになっている。このようにすれば最大回転数をこえる正常な回転数が制御部に入力されたときに、その最大回転数の値を設定してポンプの回転速度毎の制御目標圧力を再設定できるようにするとさらに好適である。
【0018】
図4の説明から解るように水量Q0の点すなわち使用最高回転数の設定が必要となる。しかしながら本発明によれば、使用最高回転数の設定がなくても推定末端圧力一定制御ができるようになっている。
【0019】
図5において縦軸の圧力Hが、そして横軸に水量Qが示されている。図6はフローチャートを示している。図5の曲線a、b、cは図4と同様にカスケードポンプの特性曲線であり、カスケードポンプの回転数はaよりbが大であり、bよりcがさらに大である。
【0020】
図5および図6を参照して制御の態様を説明する。使用最高回転数のデータがない場合は、基準圧力PAを設定し、その基準圧力で吐出し圧力一定制御を行う(ステップS1)。その際カスケードポンプは直線dで示す運転を行う。そしてカスケードポンプ2の回転数の上昇に伴い、点eの所で最高回転数に達したものとする(ステップS2)。すなわち曲線aの回転数が一回目の最高回転数である。そこでコントローラ11はこの点eの回転数を最高回転数と設定して、推定末端圧力一定制御を行う(ステップS3)。その際のカスケードポンプ2の運転は曲線fで示す通りである。
【0021】
その後の運転において一回目の最高回転数aより大きい回転数例えば回転数bで運転された場合(ステップS4)、コントローラ11はその後の最高回転数b上の点gを新たな最高回転数として推定末端圧力一定制御を行う(ステップS5)。その際のカスケードポンプ2の特性は曲線hで示す通りである。
【0022】
また基準圧力PAを設定変更する場合はその使用最高回転数をキャンセルして再度前記の作動を行えばよい。
このようにして基準圧力と最高回転数のマップを記憶させておくと配管変更その他に対して便利である。
【0023】
また適切な最大回転数が得られない場合に、あらかじめ定めた仮の最大回転数に基づいて圧力を設定するのが好ましい。
【0024】
次に井戸12内の水位Lが変化した場合、吐出圧力一定制御では問題が生じないが、推定末端圧力一定制御ではカスケードポンプの性能曲線が変化するので、その水位に合わせて補正する必要がある。
まずこの点を図7を参照して説明する。なお図7は実質的に図4と同じである。
【0025】
図7において縦軸に圧力Hが、横軸に水量Qが示されており、線uが回転数100%すなわち最高回転数(最高周波数)のときのカスケードポンプの性能曲線である。前述のように、推定末端圧力一定制御では曲線yで示す通り、水量の零のときに圧力PBで始動し、最大水量時に圧力PAになるように水量別にカスケードポンプの吐出し圧力を制御しており、圧力PBは締切時の圧力となり、そのときのカスケードポンプの運転周波数は曲線HzBで示されている。なお、制御上、運転周波数はこの値HzBを最低運転周波数とし、これより下がらないように制御する。
【0026】
さて、井戸12の水位Lが上昇した場合、水位Lの上昇に伴い吸込圧が変化するので、図8に示すようにカスケードポンプの性能曲線も前記の曲線uからその外側に破線で示す曲線uaに変化する。このとき当然推定末端圧力一定制御も曲線yaで示すように変化する。しかしながら曲線yaで制御すると、曲線HzBと曲線yaとの交点Aから水量の少ないところは最低運転周波数HzBの曲線に沿う曲線部分ybで運転されるので、締切圧はPBaとなり、前記の締切圧PBより高いので、最低運転周波数HzBより低い周波数HzBaで運転されなければならない。
【0027】
図9は水位Lが下降した場合のカスケードポンプの推定末端圧力一定制御の態様を示している。
図8の場合とは逆に、この場合はカスケードポンプの特性は曲線Uの内側の曲線Ubとなり、その結果、推定末端圧力一定制御は曲線ycの通り変化する。このときの最低圧力PBの運転周波数は最低運転周波数HzBより高い周波数HzBbで運転される。
【0028】
井戸の水位の上下は勿論水位計を用いれば検知できる。またポンプの特性曲線がわかれば、吸込圧力と吐出し圧力から例えばマップを用いて演算できる。
しかしながら、図8、図9に基づいてカスケードポンプの特性曲線はコントローラに記憶されているので、これを用いれば水位計や吸込圧力を検出しなくても井戸の水位の上昇、下降による推定末端圧力一定制御を行うことができる。
【0029】
図10は水位の変化による補正のフローチャートを示している。まずスタートし、補正を行うタイミングとして所定時間経過したか否かを判断する(ステップS11)。このステップS11としては、タイミングとして所定時間の他に始動時、停止時等のいずれかのタイミングを用いることができる。したがって、例えば始動時をタイミングとした場合は、以下の各ステップにおける「所定時間内」を「始動時」と読み代えるものとする。
【0030】
そしてコントローラ11は所定時間内に図7の最低周波数HzBに達したときに圧力がPBまで低下したか否かを判断する(ステップS12)。低下していない場合、すなわちNOの場合は図8の状態であるから、水位上昇と判断する(ステップS13)。この場合、図8から解るように現状では周波数HzBで圧力PBaなので、最低周波数HzBaで圧力PBになるように補正する(ステップS14)。
【0031】
この補正は、井戸水位の上昇度合いが不明のためにその上昇度合いを好適に把握できるものである。
すなわち、所定の値の周波数のみに仮に低下させ、その時の吐出し圧力を捉え、最終的に圧力がPBまで低下するように最低周波数をさげ、PBに到達した時を新たな最低周波数HzBaとし、それ以降周波数HzBとHzBaとの差分だけ補正をかけ、推定末端圧力一定制御を行うようにするものである。
【0032】
ステップS12がYESの場合、コントローラ11は所定時間内に圧力がPBに達したときに最低周波数HzBまで低下したか否かを判断する(ステップS15)。YESの場合は水位の変化はないものと判断して補正は行わない。
【0033】
しかしながら、ステップS15がNOの場合、水位下降と判断し(ステップS16)、そして現状では周波数HzBbで圧力PBなので、周波数HzBとHzBbとの差分だけ水位が下降したものとして補正する(ステップS17)。
【0034】
この補正は仮に締切まで行ったものと想定し、所定時間内の最も低い運転周波数HzBbと初期の運転周波数との差分だけ井戸水位が下降したものと、補正を行い、推定末端圧力一定制御を行う。
【0035】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、下記のすぐれた効果を奏する。
(a) カスケードポンプは大水量運転の方が小水量運転より騒音が少ないので、騒音の少ない運転ができる。
(b) 吸込側の水位の変化があっても、正しい推定末端圧力一定制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する可変速給水装置の正面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】本発明の一実施例を示す説明図。
【図4】カスケードポンプを用いて推定末端圧力一定制御を行った場合に消費電力が節約されることを説明するための図。
【図5】使用最高回転数を設定しなくても自動的に推定末端圧力一定制御を行うことを説明するための図。
【図6】図5に従って推定末端圧力一定制御を行うためのフローチャート。
【図7】吸込側の水位の上下により推定末端圧力一定制御の変化を説明するための基本図。
【図8】水位の上昇により推定末端圧力一定制御の変化を説明するための図。
【図9】水位の下降により推定末端圧力一定制御の変化を説明するための図。
【図10】運転に先立って水位の上下の検知の態様を示すフローチャート。
【符号の説明】
2・・・カスケードポンプ
4・・・モータ
6・・・吐出し管
7・・・逆止弁
8・・・フロースイッチ
9・・・圧力タンク
10・・・圧力センサ
11・・・コントーラ
11a・・・制御部
11b・・・インバータ
12・・・井戸
M・・・記憶部
L・・・水位[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a variable speed water supply apparatus including a cascade pump, a pressure sensor provided on the discharge side of the cascade pump, a motor for driving the cascade pump, and a controller for controlling the rotational speed of the pump.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to supply water to a home, an automatic water supply apparatus using a cascade pump is often used to supply water stored in a water receiving tank and well water. The reason for using the cascade pump is preferable in terms of energy saving and low noise. Such a conventional automatic water supply apparatus is equipped with an inverter and performs constant discharge pressure control (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
Further, in order to respond to a request to obtain a predetermined pressure and water amount at a household at the end of a pipe, estimated terminal pressure constant control is known (for example, see
[0004]
However, as a result of various studies, the present inventor has found that there are further points to be improved. In particular, in the past, the control of the estimated terminal pressure was insufficient with respect to the setting of the maximum rotation speed and the water level in the case of a well.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a variable speed water supply apparatus that can perform estimated terminal pressure control more accurately using a cascade pump.
[0007]
Another object of the present invention is to provide a variable speed water supply apparatus that can be controlled correctly in accordance with a change in the maximum rotation speed of a cascade pump or a change in the water level of a well.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, in a variable speed water supply apparatus comprising a cascade pump, a pressure sensor provided on the discharge side of the cascade pump, a motor for driving the cascade pump, and a controller for controlling the rotational speed of the motor, The controller includes a storage unit for storing pump characteristics, and the discharge side pressure when the operation frequency of the cascade pump reaches the minimum frequency, or the discharge side pressure reaches the minimum pressure for the estimated terminal pressure constant control. Based on the operating frequency of the cascade pump at this time, it has a function of performing a correction by determining an increase or a decrease in the water level on the suction side and performing an estimated terminal pressure constant control.
[0009]
According to the present invention, the controller increases the water level on the suction side depending on whether the pressure on the discharge side when the operating frequency of the cascade pump reaches the minimum frequency has decreased to the minimum pressure of the estimated terminal pressure constant control. In addition, the lowering of the water level on the suction side is determined depending on whether the operation frequency of the cascade pump has decreased to the lowest frequency when the pressure on the discharge side has reached the lowest pressure of the estimated terminal pressure constant control. Yes.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
1 and 2 show a front view and a top view of an automatic water supply apparatus A equipped with a cascade pump according to the present invention, and a
[0011]
Along with the rotation of the
[0012]
FIG. 3 is an explanatory diagram of a variable speed water supply apparatus embodying the present invention. In FIG. 3, water W is accumulated up to level L in the well 12 dug from the ground S. The automatic water supply apparatus A is installed on the ground S close to the
[0013]
As illustrated, the
[0014]
FIG. 4 is a diagram for explaining that the estimated terminal pressure constant control is more efficient and so-called energy saving than the constant discharge pressure control according to the present invention. The horizontal axis represents the water amount Q and the vertical axis represents the lower side consumed. Electric power L, the upper side shows pressure H, and the rotation speed is shown as a parameter. In the figure, u represents a curve of 100%, v represents 90%, and w represents 80%. In the above figure, the horizontal straight line x is the case where the discharge is performed at the pressure H0 and the constant pressure control is performed, and the curve y is the characteristic when the estimated terminal pressure constant control is performed according to the present invention.
[0015]
Referring to the upper and lower diagrams of FIG. 4, in the case of constant discharge pressure control, the intersections H0, H2, and H1 between the line x and the lines u, v, and w are the rotation speeds of 100%, 90%, and 80%, respectively. Similarly, the water amounts Q0, Q2, and Q1 at% are shown. Similarly, in the case of the estimated terminal pressure constant control, the water amounts at the intersections H0, H4, and H3 are Q0, Q4, and Q3. The points corresponding to each water amount in the rotation speed curve in the figure below are L0, L2, and L1 in the discharge pressure constant control, and the line x connecting them is the characteristic of the power consumption L in the discharge and pressure constant control. A line y connecting points L0, L4, and L3 to the estimated terminal pressure constant control characteristic.
As can be seen from a comparison between the line x and the line y, it can be understood that the power consumption is small and efficient at any speed other than 100%.
[0016]
The memory | storage part M of FIG. 3 has memorize | stored beforehand the relationship between the rotational speed of a pump, and the internal pressure of piping of the discharge side in one Example.
In addition, the relationship between a plurality of predetermined rotation speeds and the pressure in the feed water pipe is stored in another embodiment.
By having such a storage unit, the estimated terminal pressure can be suitably obtained.
[0017]
According to still another embodiment, the storage unit stores the maximum rotation during variable speed operation. In this way, when a normal rotational speed exceeding the maximum rotational speed is input to the control unit, the maximum rotational speed value is set so that the control target pressure for each pump rotational speed can be reset. Further preferred.
[0018]
As can be seen from the description of FIG. 4, it is necessary to set the point of water quantity Q0, that is, the maximum number of rotations used. However, according to the present invention, it is possible to perform constant control of the estimated terminal pressure without setting the maximum number of rotations to be used.
[0019]
In FIG. 5, the pressure H on the vertical axis and the water amount Q on the horizontal axis are shown. FIG. 6 shows a flowchart. Curves a, b, and c in FIG. 5 are characteristic curves of the cascade pump as in FIG. 4, and the rotation speed of the cascade pump is larger than b and larger than b.
[0020]
A mode of control will be described with reference to FIGS. 5 and 6. When there is no data on the maximum number of rotations used, a reference pressure PA is set, and discharge is performed at the reference pressure, and constant pressure control is performed (step S1). At that time, the cascade pump performs the operation indicated by the straight line d. As the rotational speed of the
[0021]
In the subsequent operation, when the engine 11 is operated at a rotational speed greater than the first maximum rotational speed a, for example, the rotational speed b (step S4), the controller 11 estimates the point g on the subsequent maximum rotational speed b as a new maximum rotational speed. Terminal pressure constant control is performed (step S5). The characteristics of the
[0022]
Further, when changing the setting of the reference pressure PA, the above operation may be performed again after canceling the maximum number of rotations used.
If the map of the reference pressure and the maximum rotational speed is stored in this way, it is convenient for pipe changes and the like.
[0023]
In addition, when an appropriate maximum rotational speed cannot be obtained, it is preferable to set the pressure based on a predetermined temporary maximum rotational speed.
[0024]
Next, when the water level L in the well 12 changes, there is no problem in the constant discharge pressure control, but the constant end pressure constant control changes the cascade pump performance curve, so it is necessary to correct it according to the water level. .
First, this point will be described with reference to FIG. FIG. 7 is substantially the same as FIG.
[0025]
In FIG. 7, the vertical axis indicates the pressure H, the horizontal axis indicates the water amount Q, and the line u is the performance curve of the cascade pump when the rotation speed is 100%, that is, the maximum rotation speed (maximum frequency). As described above, in the estimated terminal pressure constant control, as shown by the curve y, the pressure is started at the pressure PB when the water amount is zero, and the discharge pressure of the cascade pump is controlled according to the water amount so as to become the pressure PA at the maximum water amount. The pressure PB is the pressure at the time of closing, and the operation frequency of the cascade pump at that time is shown by a curve HzB. In terms of control, the operation frequency is controlled so that this value HzB is the minimum operation frequency and does not drop below this value.
[0026]
Now, when the water level L of the well 12 rises, the suction pressure changes as the water level L rises. Therefore, as shown in FIG. 8, the performance curve of the cascade pump is a curve ua shown by a broken line outside the curve u. To change. At this time, naturally, the estimated terminal pressure constant control also changes as shown by the curve ya. However, if the control is performed with the curve ya, the portion with a small amount of water from the intersection A between the curve HzB and the curve ya is operated with the curve portion yb along the curve with the minimum operation frequency HzB, so the cutoff pressure becomes PBa, and the above-described cutoff pressure PB Since it is higher, it must be operated at a frequency HzBa lower than the lowest operating frequency HzB.
[0027]
FIG. 9 shows an aspect of the estimated terminal pressure constant control of the cascade pump when the water level L is lowered.
Contrary to the case of FIG. 8, in this case, the characteristic of the cascade pump becomes the curve Ub inside the curve U, and as a result, the estimated terminal pressure constant control changes according to the curve yc. The operation frequency of the lowest pressure PB at this time is operated at a frequency HzBb higher than the lowest operation frequency HzB.
[0028]
The water level can be detected by using a water level gauge as well as the water level of the well. If the characteristic curve of the pump is known, it can be calculated from the suction pressure and the discharge pressure using, for example, a map.
However, since the characteristic curve of the cascade pump is stored in the controller based on FIGS. 8 and 9, if this is used, the estimated end pressure due to the rise and fall of the water level of the well can be detected without detecting the water level gauge or the suction pressure. Constant control can be performed.
[0029]
FIG. 10 shows a flowchart of correction according to a change in the water level. First, the process is started, and it is determined whether or not a predetermined time has passed as a correction timing (step S11). As step S11, any timing such as a start time or a stop time can be used in addition to a predetermined time. Therefore, for example, when the timing is the start time, “within a predetermined time” in the following steps is replaced with “start time”.
[0030]
Then, the controller 11 determines whether or not the pressure has decreased to PB when the lowest frequency HzB in FIG. 7 is reached within a predetermined time (step S12). If it is not lowered, that is, if NO, the state is as shown in FIG. 8, so it is determined that the water level has risen (step S13). In this case, as can be seen from FIG. 8, since the pressure PBa is present at the frequency HzB, the pressure PB is corrected to the minimum frequency HzBa (step S14).
[0031]
This correction can be suitably grasped because the degree of well water level rise is unknown.
That is, if the frequency is lowered only to a predetermined value, the discharge pressure at that time is captured, the lowest frequency is finally reduced so that the pressure drops to PB, and when the pressure reaches PB, the new lowest frequency HzBa is set. Thereafter, only the difference between the frequencies HzB and HzBa is corrected, and the estimated terminal pressure constant control is performed.
[0032]
When step S12 is YES, the controller 11 determines whether or not the pressure has decreased to the lowest frequency HzB when the pressure reaches PB within a predetermined time (step S15). If YES, it is determined that there is no change in the water level and no correction is made.
[0033]
However, if step S15 is NO, it is determined that the water level has fallen (step S16), and since the pressure PB is currently at the frequency HzBb, correction is performed assuming that the water level has fallen by the difference between the frequencies HzB and HzBb (step S17).
[0034]
Assuming that this correction was made until the deadline, the well water level was lowered by the difference between the lowest operating frequency HzBb within the predetermined time and the initial operating frequency, and the estimated end pressure constant control was performed. .
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following excellent effects can be obtained.
(A) Cascade pumps can be operated with less noise because operation with a large amount of water has less noise than operation with a small amount of water.
(B) Even if there is a change in the water level on the suction side, correct constant control of the estimated terminal pressure can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a variable speed water supply apparatus for carrying out the present invention.
FIG. 2 is a top view of FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram for explaining that power consumption is saved when constant estimated terminal pressure control is performed using a cascade pump.
FIG. 5 is a diagram for explaining that the estimated terminal pressure constant control is automatically performed without setting the maximum number of rotations used.
FIG. 6 is a flowchart for performing estimated terminal pressure constant control according to FIG. 5;
FIG. 7 is a basic diagram for explaining a change in estimated terminal pressure constant control by raising and lowering the water level on the suction side.
FIG. 8 is a diagram for explaining a change in estimated terminal pressure constant control due to an increase in water level;
FIG. 9 is a diagram for explaining a change in estimated terminal pressure constant control due to a drop in water level;
FIG. 10 is a flowchart showing an aspect of detection of upper and lower water levels prior to operation.
[Explanation of symbols]
2 ...
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003107265A JP4245399B2 (en) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | Variable speed water supply device |
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