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JP4242195B2 - Light therapy device - Google Patents

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JP4242195B2
JP4242195B2 JP2003107055A JP2003107055A JP4242195B2 JP 4242195 B2 JP4242195 B2 JP 4242195B2 JP 2003107055 A JP2003107055 A JP 2003107055A JP 2003107055 A JP2003107055 A JP 2003107055A JP 4242195 B2 JP4242195 B2 JP 4242195B2
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dry eye
probe
treatment device
light emitting
treatment
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俊夫 大城
一男 坪田
勝 吉田
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俊夫 大城
一男 坪田
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライアイ治療器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、眼科領域のレーザ治療は、光凝固作用による網膜症、網膜剥離等の治療や、微少切開による緑内障治療や、角膜の薄削による近視の矯正等が知られているが、これらはすべて高反応レベルレーザを用いた外科的療法であり、ターゲットとなる細胞を正確に変異させる必要があるため大がかりな設備や高度な技術を必要としている。
また、乾性角結膜炎(ドライアイ)の患者に対し眼の乾きを抑える方法は、人工涙液等の点眼、涙点プラグや、眼鏡に装着する保湿用のカバー(モイスチャーエイド)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ドライアイの対処としては本質的に涙の分泌を促進するものではない。
そこで、外科的療法以外の低反応レベルでの光治療の細胞活性化の反応を用い、涙腺を刺激することにより、涙の分泌を促進する光治療器を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記に鑑み本発明者等は鋭意研究、実験の結果次の手段によりこの問題を解決した。
(1)眼部装着用器具と、該器具に配設された発光素子を有しかつ先端よりコヒーレント光を照射する単数又は左右2個の治療用プローブを備え、かつ、該治療用プローブが、その先端が眼窩外上部の涙腺近傍に当接する位置に前記眼部装着用器具から突設されてなることを特徴とするドライアイ治療器具。
(2)発光素子が半導体発光素子であることを特徴とする前項(1)に記載のドライアイ治療器具。
(3)発光素子が半導体発光素子に光学素子を配設してなることを特徴とする前項(1)に記載のドライアイ治療器具。
(4)眼部装着用器具が、眼鏡型であることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(5)眼部装着用器具が、頭部装着用バンドと、その前頭部分より突設された眼鏡状器具であることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(6)治療用プローブ先端の照射光を、涙腺近傍に当接し照射するための治療プローブの位置調節が、治療用プローブの発光先端部に配設され、まぶた上部の涙腺近傍に当接したことを検知するタッチセンサと、前記、眼部装着用器具による治療用プローブの上下位置の調節機構並びに、前記配設された眼部装着用器具の前面外側から治療用プローブの位置を左右に調節できる機構を備えてなることを特徴とする前項(1)〜(5)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(7)治療用プローブの発光先端部が、涙腺の近傍に当接したことを検知するタッチセンサからの信号によって、治療用プローブから照射光の照射が開始され、一定時間照射後タイマーによって断になることを特徴とする前項(1)〜(6)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(8)治療用プローブから照射される光線の波長帯が、470nm〜930nmであることを特徴とする前項(1)〜(7)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(9)治療用プローブから照射される光線の波長帯が、500nm〜850nmであることを特徴とする前項(1)〜(7)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(10)治療用プローブから照射される光線が低反応レベル(ただし、5mW以上が望ましい)のものであることを特徴とする前項(1)〜(9)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(11)制御器が、治療用プローブの電源部とタッチセンサの回路部と治療用プローブ間を接続するケーブル及び電源スイッチを有し、かつ携帯型で身体の一部に収納又は付設できるものであることを特徴とする前項(1)〜(10)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
(12)ドライアイ治療器具の電源が、商用交流電源又は蓄電池であることを特徴とする前項(1)〜(11)のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の光治療器具の治療効果は、低反応レベルのコヒーレント光の光刺激が、涙腺細胞を活性化することにより涙の分泌を促進する。この効果によりドライアイに対し有効な治療効果をもたらす。
また、コヒーレント光の発振は、センサを用いることにより照射面が皮膚と接触している時にのみコヒーレント光が照射されるように作動するため、眼球を直接照射することはなく、安全に施療することができる。
以下、図面に基づき、発明の実施の形態を説明する。
【0006】
図1は、本発明の眼部装着用眼鏡型のドライアイ治療器具を装着したときの外観斜視図である。
図において、1は光治療器具、2は眼鏡のつる、3は眼鏡型器具、5は左右位置移動及び締着具、5’はワッシャー、6は左右スライド溝、7は眼鏡部、9は患者、11はまぶた、を示す。
図示したように、患者は眼鏡型器具3を装着すると眼鏡部7の内側に突設された治療用プローブ4(図2)が、まぶた11の上部涙腺の位置の前方にセットされる。
【0007】
図2は、眼鏡型器具の外観図で、(イ)は平面図、(ロ)正面図、(ハ)右側面図で、図3は、図2(イ)のA−A’断面図、を示す。
図において、10は眼鏡上縁部、4は治療用プローブ、12はプローブ外筒、13は発光部筐体、14はタッチセンサ、16は締着ひも、17は調節具、18はプローブ制御及び信号ケーブル、19は照射レンズ、20は鼻基部支持具を示す。
眼鏡型器具3を装着し、前記上下左右の位置調整により治療用プローブ4が前記涙腺の前方にセットされると、
プローブ外筒12内に配設されている発光部筐体13は常時はバネ材21(図4の(ロ))により外方(まぶた側)に付勢されているが、まぶた11の上部涙腺の位置における押力により元に戻される。
上記により治療用プローブ4は適正な圧力により治療ゾーンに当接し、前記照射レンズ19の先端部から光が照射される。
そして、この際、治療用プローブ4の照射レンズ19の先端部の周辺に配設されている2本のタッチセンサ14(図4、図10)の先端部は、当接している皮膚面を、抵抗をもつ導電体として閉回路を形成しタッチ信号を発信する。
この信号は、左、右の前記涙腺近傍から発信される。
【0008】
上記の信号はプローブ制御及び信号ケーブル18経由、制御器25(図5)に送られ、電源投入可能指令により、直流電源36、あるいは電池36’(図10)をONにすることができる。
従って、当該涙腺近傍に当接したことを確認後、光が照射されるので安全に操作することができる。
なお、眼鏡は透明、半透明、非透明のいずれでもよい。
【0009】
図4は、治療用プローブの組立図で、(イ)図は正面図、(ロ)図は(イ)図のB−B’断面図、(ハ)図は背面図である。
以下に、その機構と作用を説明する。
図において、21はバネ材、22は半導体レーザ発光素子、23は制御回路基板、24はストッパ、32は外筐端折り曲げ、33はプローブ外筒底板、34はネジ棒、34’はメスネジを示す。
図4の(ロ)図に示したように、発光部筐体13内には、直列にコヒーレントな半導体レーザ発光素子22と照射用レンズ19と制御回路基板23が配設されており、発光部筐体13がプローブ外筒12の内側に、バネ材21によって摺動可能に収納されている。
そして常時は、発光部筐体13は前記バネ材21により外側(まぶた側)に付勢されており、一定距離になると、発光部筐体13の外側に配設されたストッパ24が外筐端折り曲げ32の内側に当たり停止している。
【0010】
また、前記治療用プローブ4の外筒12の底部と、眼鏡部7の内面とは、左右スライド溝6を介して連結されている。
即ち、左右位置移動及び締着具5の底部はワッツャー5’を介して先端部に刻設されたネジ棒34が固着されており、前記眼鏡部7に設けられた左右スライド溝6を貫通してネジ棒34の先端部のオスネジは、プローブ外筒底板33に刻設されたメスネジ34’と、浅深自在に嵌合される。
最初、眼鏡型器具3を装着し上下の位置の調整後、前記左右位置移動及び締着具5のネジ棒34の嵌合を浅くし、左右スライド溝6に沿って治療用プローブ4を左又は右に移動させて所定位置に合わせた後、前記左右位置移動及び締着具5のネジ棒34の嵌合を深くし締着する。
【0011】
図5は、制御器の外観斜視図である。
図において、25は制御器、26は電源スイッチ(キー付き)、27は電源供給部及び制御回路部、28は外部接続ケーブル、29は信号線及び電源供給ケーブル、30は商用電源接続ケーブルを示す。
上記電源供給部及び制御回路部27は、治療に適合する前記治療用プローブ4からの照射出力及び照射時間の設定回路を有しており、また電源スイッチ(キー付き)26は、使用者を特定するものである。
なお、電源に電池を使用するときは前記商用電源接続ケーブル30は不要である。そしてドライアイ治療器具の制御器25の筐体は携帯型で身体の一部に収納又は付設できる形状であり、例えばポケット等に収納又はバンド等に着設してもよい。
【0012】
次に他の装着形態のドライアイ治療用器具の事例を示す。
図6は、バンド+眼鏡型のドライアイ治療器具を装着したときの外観斜視図である。
図において、8は連結具、15はバンドを示す。
図示したように、バンド15と眼鏡部7とは連結具8によって連結され、かつ眼鏡部7は前方に突出されており、そしてその内側に突設された治療用プローブ4がまぶた11の上部涙腺の位置の前方にセットされる。
図7は、バンド+眼鏡型の組立図で、(イ)図は平面図、(ロ)図は正面図、(ハ)図は右側面図を示す。
図8は図7(イ)図のA−A’断面図(背面図)を示す。
【0013】
上記の器具は、前述した眼鏡型とその作用操作は同様であるが装着法が異なる。
本器は頭部のバンド15によりその位置が調整固定され、鼻基部の支点を必要としないため、患者の鼻の高低によるセットのずれがなく、多くの患者に適用できる。治療用プローブ4の左右の位置調整は前述の眼鏡型と同様である。
【0014】
前記、図4の治療用プローブ4の組立図において、治療用プローブ4の発光素子がコヒーレントな半導体レーザの事例を説明したが、
発光素子がLED(発光ダイオード)等の場合はコヒーレントな光を得るために、発光素子と照射レンズ19の間に光学素子35を配設する。
図9は、発光素子に発光ダイオードを用いた場合の治療用プローブ4の縦断面である。
図において、31は発光ダイオード、35は光学素子(直線偏光素子又は右円偏光素子)を示す。
その他の構造については、前述した図4と同様である。
【0015】
図10は、本発明のドライアイ治療用器具のブロック図である。
図において、23は制御回路基板、26’は電池用電源スイッチ、36は直流電源、36’は電池、37はリレータイマー、38は限時接点、39はリレー、40は電源プラグ、41はタッチ信号検知リレー駆動部、42は接続コネクター接点、43はリレー接点、44はキーを示す。
電源スイッチ(キー付き)26は、キー44の挿入回転によりONになりロックされ、逆回転によりOFFになり、引き抜くことができるため、特定者の使用に限定される。
上記電源スイッチ(キー付き)26のONにより、直流電源36が動作すると、まずタッチ信号検知リレー駆動部41が作動する、そして、前記左右の治療用プローブ4の先端部のタッチセンサ14が、患者の治療ゾーンに当接され皮膚の表面抵抗を介して短絡されると、その信号は前記タッチ信号検知リレー駆動部41のアンド回路に入力されて出力は増幅されてリレー39を駆動し、そのリレー接点43がONになって、治療用プローブ4の制御回路基板23の励振回路を作動させ、半導体レーザ発光素子22を発光させる。そして、照射レンズ19よって所定の光束になり照射される。また、出力は励振回路の半固定調整部により、所定出力に設定することができる。
【0016】
以上の順序により治療用プローブ4の先端が治療ゾーンに当接されたことを確認後、リレー接点43をONにしレーザ光を発生させるため、安全に操作することができる。
また、上記リレー接点43がONで、リレータイマー37がONになり、所定の設定時間が経過すると、その限時接点38がOFFになり直流電源36がOFFになって、前記レーザ光の発生は停止され、一定時間の治療を実施することができる。
また、前記リレータイマーは37は、電源スイッチ(キー付き)26をキー44によって回転復帰させて(接点OFF)電源をOFFにし、最初の位置に戻るまでそのままの状態が保持され、その後再起動の状態に復帰する。
上記により電源スイッチ(キー付き)26の使用者を特定することができる。
そして、治療用プローブ4と制御器25との間は、接続コネクター接点42を介して外部接続ケーブル28により接続されている。
さらに、前記直流電源36の代わりに電池36’を使用する場合は、前記リレー39の前に電池用電源スイッチ26’経由(仮想線)接続すればよい。
【0017】
次に本発明のドライアイ治療器具の治療効果の事例を示す。
対象者:
眼の乾き、疲れ、眼をあけていられない等の、いわゆるドライアイの症状を訴える23才(症例1)、33才(症例2)の男性2名、25才(症例3)の女性1名の計3名。
使用機器:
疼痛緩快用半導体治療装置オーレイズ3D1(GaALAs半導体レーザ、波長830nm、出力60mW)
治療:
中枢優先説に基づき、涙腺周囲を含め、レーザ照射を12分〜25分行った。
効果の判定:
痛みの効果判定に用いられるPRS(PainRarefyScore)を用い、痛みを主訴に置き換えて治療直後の改善度合いを判定した。
【0018】
図11はPRSによる治療前及び治療後とを比較したグラフである。
縦軸には、最初の症状を10とし、症状なしを0とし、その間を5段階に区分し、横軸には、治療前(pre)治療後(post)間の経時変化をとった。
図示したように、症例1、症例2、症例3の3名とも、治療前(pre)の痛みの状態10に比し、症例1は6に、症例2は3に、症例3は5にそれぞれ痛みは軽減している。
上記は1回の治療結果であり、長期ではさらに症状の改善効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】
1、本発明の請求項1の発明によれば、
眼部装着用器具と、該器具に配設された発光素子を有しかつ先端よりコヒーレント光を照射する1個又は左右2個の治療用プローブと、該治療用プローブが、先端がまぶた上部の涙腺近傍に当接する位置に、前記眼部装着用器具から突設されてなるため、従来の眼科における高反応レベルのレーザ照射による外科的療法以外の、低反応レベルのコヒーレント光による細胞活性化の反応を用いた涙腺刺激により患部の涙の分泌を促進させ、ドライアイ疾患に対し治療効果をもたらす。
また、コヒーレント光の照射は、位置調節とタッチセンサによってまぶた上部の皮膚上の涙腺近傍に特定して行われるため、眼球を直接照射することなく安全に施療することができる。
2、請求項2及び3の発明によれば、
発光素子が半導体発光素子であり、又は発光素子が半導体発光素子に光学素子を配設してなるため、例えばコヒーレントな半導体レーザ又は照射面に直線偏光素子又は右円偏光素子を配設してなる発光ダイオード等が使用でき、治療効果のある低反応レベルのコヒーレント光を容易に得ることができる。
【0020】
3、請求項4の発明によれば、
眼部装着用器具が眼鏡型であるため、既存の保護用眼鏡等を利用して作成することができ、眼科治療分野における小型軽量でかつ、操作が容易なドライアイ治療器具を提供することができる
4、請求項5の発明によれば、
眼部装着用器具が、頭部装着用バンドとその前頭部分より突設された眼鏡状器具よりなるため、頭部のバンドによりその位置が調整固定され、鼻基部の支点を必要としないため、患者の鼻の高低によるセットのずれがなく、多くの患者に適用でき、眼科治療分野における小型軽量でかつ、操作が容易なドライアイ治療器具を提供することができる。
5、請求項6の発明によれば、
治療用プローブ先端の照射光を、涙腺治療ゾーンに当接し照射するための治療プローブの位置調節が、治療用プローブの発光先端部に配設されたまぶた上部の涙腺近傍の皮膚に当接したことを検知するタッチセンサと、前記、眼部装着用器具による治療用プローブの上下位置の調節機構並びに、前記配設された眼部装着用器具の前面外側から治療用プローブの位置を左右に調節できる機構を備えてなるため、コヒーレント光の照射は位置調節とタッチセンサによってまぶた上部の皮膚上の涙腺近傍に特定して行われ、眼球を直接照射するおそれがなく安全に施療することができる。
【0021】
6、請求項7の発明によれば、
治療用プローブが涙腺の近傍に当接した信号を、タッチセンサから制御器に入力することによって、直流電源スイッチをONにすることができるようにしているため、治療用プローブが涙腺近傍の皮膚に当接したことを確認後、光が照射されるので安全に操作することができる。
また、リレータイマによって照射開始後、一定設定時間後には断になり、照射光の発生は停止されるため、適性な限定時間の治療を実施することができる。
7、請求項8及び9の発明によれば、
治療用プローブから照射される光線の波長帯が、470nm〜930nmであり、治療に適正な領域を広く選択することができ、また前記波長帯を、500nm〜850nmに選択することにより、より効果のある領域を選択することができる。
8、請求項10の発明によれば、
治療用プローブから照射される光線が低反応レベルのものであるため、身体の皮膚面からの緩やかな刺激で効果を発揮することができる。
9、請求項11の発明によれば、
制御器が、治療用プローブの電源部とタッチセンサの回路部と、治療用プローブ間を接続するケーブル及び使用者を特定する電源スイッチを有しており、
かつ携帯型で、身体の一部に収納又は付設できる形状であるため、例えばポケット等に収納又はバンド等に着設し操作することができる。
10、請求項12の発明によれば、
ドライアイ治療器具の電源が、商用交流電源又は蓄電池であるため、所要に応じていずれかを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼部装着用眼鏡型のドライアイ治療器具を装着したときの外観斜視図。
【図2】眼鏡型器具の外観図。
【図3】図2(イ)のA−A’断面図。
【図4】治療用プローブの組立図。
【図5】制御器の外観斜視図。
【図6】バンド+眼鏡型のドライアイ治療器具を装着したときの外観斜視図。
【図7】バンド+眼鏡型の組立図。
【図8】図7(イ)のA−A’断面図。
【図9】発光素子に発光ダイオードを用いた場合の治療用プローブの縦断面図。
【図10】本発明のドライアイ治療器具のブロック図。
【図11】PRSによる治療前及び治療後とを比較したグラフ。
【符号の説明】
1:ドライアイ治療器具 2:眼鏡のつる
3:眼鏡型器具 4:治療用プローブ
5:左右位置移動及び締着具 5’:ワッシャー
6:左右スライド溝 7:眼鏡部
8:連結具 9:患者
10:眼鏡上縁部 11:まぶた
12:プローブ外筒 13:発光部筐体
14:タッチセンサ 15:バンド
16:締着ひも 17:調節具
18:プローブ制御及び信号ケーブル 19:照射レンズ
20:鼻基部支持具 21:バネ材
22:半導体レーザ発光素子 23:制御回路基板
24:ストッパ 25:制御器
26:電源スイッチ(キー付き) 26’:電池用電源スイッチ
27:電源供給部及び制御回路部 28:外部接続ケーブル
29:信号線及び電源供給ケーブル 30:商用電源接続ケーブル
31:発光ダイオード 32:外筐端折り曲げ
33:プローブ外筒底板 34:ネジ棒
34’:メスネジ 35:光学素子
36:直流電源 36’:電池
37:リレータイマー 38:限時接点
39:リレー 40:電源プラグ
41:タッチ信号検知リレー駆動部 42:接続コネクター接点
43:リレー接点 44:キー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dry eye treatment device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, laser treatment in the ophthalmological field is known for treatment of retinopathy and retinal detachment due to photocoagulation, glaucoma treatment by microincision, and correction of myopia by thinning of the cornea. It is a surgical therapy using a reaction level laser, and it requires a large amount of equipment and advanced technology because the target cells need to be accurately mutated.
In addition, methods for suppressing dryness of a patient with dry keratoconjunctivitis (dry eye) include eye drops such as artificial tears, punctal plugs, and a moisturizing cover (moisture aid) attached to glasses.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the treatment of dry eye does not essentially promote tear secretion.
Therefore, a phototherapy device that promotes tear secretion by stimulating the lacrimal gland using a reaction of cell activation of phototherapy at a low response level other than surgical therapy is provided.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above, the present inventors have solved this problem by the following means as a result of intensive studies and experiments.
(1) An instrument for mounting an eye part, and a single or left and right therapeutic probes that have a light emitting element disposed on the instrument and irradiate coherent light from the tip, and the therapeutic probe comprises: A dry eye treatment device, characterized in that its tip protrudes from the eye mounting device at a position where its tip abuts on the vicinity of the lacrimal gland near the upper part of the orbit.
(2) The dry eye treatment device as described in (1) above, wherein the light emitting device is a semiconductor light emitting device.
(3) The dry eye treatment instrument as described in (1) above, wherein the light emitting element is formed by disposing an optical element on a semiconductor light emitting element.
(4) The dry eye treatment device described in any one of (1) to (3) above, wherein the eyepiece mounting device is a spectacle type.
(5) The eyepiece wearing device is a head-mounted band and a spectacle-like device protruding from the frontal portion thereof, any one of (1) to (3) above, Dry eye treatment equipment.
(6) The position adjustment of the treatment probe for irradiating the irradiation light of the distal end of the treatment probe in contact with the vicinity of the lacrimal gland is disposed at the light emitting distal end of the treatment probe and is in contact with the vicinity of the lacrimal gland on the upper eyelid The touch sensor for detecting the eye, the mechanism for adjusting the vertical position of the treatment probe by the eye wearing device, and the position of the treatment probe from the outside of the front of the placed eye wearing device can be adjusted left and right The dry eye treatment device according to any one of (1) to (5) above, which is provided with a mechanism.
(7) Irradiation of irradiation light from the treatment probe is started by a signal from the touch sensor that detects that the light emitting tip of the treatment probe is in contact with the vicinity of the lacrimal gland, and is interrupted by a timer after irradiation for a certain period of time. The dry eye treatment device according to any one of the preceding items (1) to (6), wherein
(8) The dry eye treatment instrument described in any one of (1) to (7) above, wherein the wavelength band of light emitted from the therapeutic probe is 470 nm to 930 nm.
(9) The dry eye treatment device according to any one of (1) to (7) above, wherein the wavelength band of light emitted from the therapeutic probe is 500 nm to 850 nm.
(10) The dry eye according to any one of (1) to (9) above, wherein the light irradiated from the therapeutic probe has a low response level (preferably 5 mW or more). Therapeutic instrument.
(11) The controller has a cable and a power switch for connecting the power supply unit of the treatment probe, the circuit unit of the touch sensor, and the treatment probe, and is portable and can be stored or attached to a part of the body. The dry eye treatment device according to any one of items (1) to (10), wherein the device is a dry eye treatment device.
(12) Power dry eye treatment instrument, dry eye treatment device according to any one of the above characterized in that it is a commercial AC power supply or battery (1) to (11).
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The therapeutic effect of the phototherapy device of the present invention is that lacrimal secretion is promoted by activation of lacrimal gland cells by light stimulation of low-response level coherent light. This effect provides an effective therapeutic effect on dry eye.
In addition, since the coherent light is oscillated so that the coherent light is emitted only when the irradiation surface is in contact with the skin by using a sensor, the eyeball is not directly irradiated, and treatment is performed safely. Can do.
Hereinafter, embodiments of the invention will be described with reference to the drawings.
[0006]
FIG. 1 is an external perspective view when the eyeglass-type dry eye treatment device of the present invention is mounted.
In the figure, 1 is a phototherapy device, 2 is a spectacle-shaped vine, 3 is a spectacle-type device, 5 is a lateral movement and fastening tool, 5 'is a washer, 6 is a left / right slide groove, 7 is a spectacles portion, and 9 is a patient. , 11 indicates the eyelid.
As shown in the figure, when the patient wears the spectacle-type instrument 3, the treatment probe 4 (FIG. 2) protruding from the spectacle unit 7 is set in front of the position of the upper lacrimal gland of the eyelid 11.
[0007]
2 is an external view of an eyeglass-type instrument, wherein (a) is a plan view, (b) a front view, (c) a right side view, and FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA ′ of FIG. Indicates.
In the figure, 10 is the upper edge of the glasses, 4 is the therapeutic probe, 12 is the probe outer cylinder, 13 is the light emitting unit housing, 14 is the touch sensor, 16 is the fastening strap, 17 is the adjustment tool, 18 is the probe control and A signal cable, 19 is an irradiation lens, and 20 is a nose base support.
When the spectacle-type instrument 3 is attached, and the therapeutic probe 4 is set in front of the lacrimal gland by adjusting the vertical and horizontal positions,
The light emitting section housing 13 disposed in the probe outer cylinder 12 is normally urged outward (eyelid side) by a spring material 21 ((b) in FIG. 4), but the upper lacrimal gland of the eyelid 11 It is returned to its original position by the pressing force at the position.
As described above, the therapeutic probe 4 is brought into contact with the treatment zone with an appropriate pressure, and light is irradiated from the distal end portion of the irradiation lens 19.
At this time, the distal end portions of the two touch sensors 14 (FIGS. 4 and 10) disposed around the distal end portion of the irradiation lens 19 of the therapeutic probe 4 are arranged so that the skin surface in contact therewith A closed circuit is formed as a conductor having resistance and a touch signal is transmitted.
This signal is transmitted from the vicinity of the left and right lacrimal glands.
[0008]
The above signal is sent to the controller 25 (FIG. 5) via the probe control and signal cable 18, and the DC power source 36 or the battery 36 ′ (FIG. 10) can be turned ON by a power-on enable command.
Therefore, since it is irradiated after confirming that it is in contact with the vicinity of the lacrimal gland, it can be operated safely.
The glasses may be transparent, translucent, or non-transparent.
[0009]
4A and 4B are assembly views of the therapeutic probe. FIG. 4A is a front view, FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line BB ′ of FIG.
The mechanism and operation will be described below.
In the drawing, 21 is a spring material, 22 is a semiconductor laser light emitting element, 23 is a control circuit board, 24 is a stopper, 32 is a bent end of the outer casing, 33 is a probe outer cylinder bottom plate, 34 is a screw rod, and 34 'is a female screw. .
As shown in FIG. 4B, a coherent semiconductor laser light emitting element 22, an irradiation lens 19, and a control circuit board 23 are arranged in series in the light emitting unit housing 13, and the light emitting unit A housing 13 is slidably housed inside the probe outer cylinder 12 by a spring material 21.
Normally, the light emitting unit casing 13 is urged outward (eyelid side) by the spring material 21. When a predetermined distance is reached, the stopper 24 disposed outside the light emitting unit casing 13 is the outer casing end. It hits the inside of the fold 32 and stops.
[0010]
Further, the bottom portion of the outer cylinder 12 of the therapeutic probe 4 and the inner surface of the spectacle portion 7 are connected via a left and right slide groove 6.
That is, the left and right position movement and the bottom of the fastener 5 are fixed with a screw rod 34 engraved at the tip via a Wattzer 5 ′ and penetrate the left and right slide grooves 6 provided in the spectacles 7. The male screw at the tip of the screw rod 34 is fitted into a female screw 34 ′ engraved in the probe outer cylinder bottom plate 33 so as to be freely shallow and deep.
First, after the spectacles-type instrument 3 is mounted and the vertical position is adjusted, the movement of the horizontal position and the fitting of the screw rod 34 of the fastener 5 are made shallow, and the therapeutic probe 4 is moved to the left or right along the left and right slide grooves 6. After moving to the right and adjusting to a predetermined position, the right and left position movement and the fitting of the screw rod 34 of the fastener 5 are deepened and tightened.
[0011]
FIG. 5 is an external perspective view of the controller.
In the figure, 25 is a controller, 26 is a power switch (with key), 27 is a power supply unit and control circuit unit, 28 is an external connection cable, 29 is a signal line and power supply cable, and 30 is a commercial power connection cable. .
The power supply unit and control circuit unit 27 have a setting circuit for irradiation output and irradiation time from the treatment probe 4 suitable for treatment, and a power switch (with key) 26 specifies a user. To do.
Note that the commercial power connection cable 30 is not required when a battery is used as the power source. The housing of the controller 25 of the dry eye treatment instrument is portable and has a shape that can be housed or attached to a part of the body. For example, it may be housed in a pocket or attached to a band or the like.
[0012]
Next, the example of the dry eye treatment instrument of another wearing form is shown.
FIG. 6 is an external perspective view when a dry eye treatment instrument of band + glasses type is mounted.
In the figure, 8 is a connector, and 15 is a band.
As shown in the figure, the band 15 and the spectacle unit 7 are connected by a connector 8, and the spectacle unit 7 protrudes forward, and the treatment probe 4 protruding inside the upper part is the upper lacrimal gland of the eyelid 11. Set to the front of the position.
FIG. 7 is an assembly diagram of a band + glasses type. FIG. 7A is a plan view, FIG. 7B is a front view, and FIG. 7C is a right side view.
FIG. 8 is a cross-sectional view (back view) along AA ′ of FIG.
[0013]
The above-mentioned instrument is similar to the above-described spectacles type, but its operation method is different.
Since the position of this device is adjusted and fixed by the band 15 on the head and a fulcrum of the nose base is not required, there is no set displacement due to the height of the patient's nose, and it can be applied to many patients. The left and right position adjustment of the therapeutic probe 4 is the same as that of the above-described glasses type.
[0014]
In the assembly diagram of the therapeutic probe 4 in FIG. 4, the example of the semiconductor laser in which the light emitting element of the therapeutic probe 4 is coherent has been described.
When the light emitting element is an LED (light emitting diode) or the like, an optical element 35 is disposed between the light emitting element and the irradiation lens 19 in order to obtain coherent light.
FIG. 9 is a longitudinal section of the therapeutic probe 4 when a light emitting diode is used as the light emitting element.
In the figure, 31 is a light emitting diode, and 35 is an optical element (linearly polarizing element or right circularly polarizing element).
Other structures are the same as those in FIG. 4 described above.
[0015]
FIG. 10 is a block diagram of the dry eye treatment device of the present invention.
In the figure, 23 is a control circuit board, 26 'is a battery power switch, 36 is a DC power supply, 36' is a battery, 37 is a relay timer, 38 is a time limit contact, 39 is a relay, 40 is a power plug, and 41 is a touch signal. The detection relay drive unit, 42 is a connection connector contact, 43 is a relay contact, and 44 is a key.
The power switch (with key) 26 is turned on and locked when the key 44 is inserted and turned, and turned off and turned off by the reverse rotation. Therefore, the power switch 26 is limited to use by a specific person.
When the DC power supply 36 is operated by turning on the power switch (with key) 26, the touch signal detection relay driving unit 41 is first activated, and the touch sensor 14 at the distal end portion of the left and right treatment probes 4 is connected to the patient. When the contact is made in contact with the treatment zone and short-circuited through the surface resistance of the skin, the signal is input to the AND circuit of the touch signal detection relay drive unit 41, the output is amplified and the relay 39 is driven. The contact 43 is turned ON, the excitation circuit of the control circuit board 23 of the treatment probe 4 is operated, and the semiconductor laser light emitting element 22 is caused to emit light. Then, the irradiation lens 19 emits a predetermined light flux. Further, the output can be set to a predetermined output by the semi-fixed adjustment unit of the excitation circuit.
[0016]
After confirming that the distal end of the therapeutic probe 4 is in contact with the treatment zone in the above order, the relay contact 43 is turned on to generate the laser beam, so that it can be operated safely.
When the relay contact 43 is turned on and the relay timer 37 is turned on and a predetermined set time elapses, the time limit contact 38 is turned off and the DC power supply 36 is turned off, and the generation of the laser beam is stopped. And a certain period of treatment can be performed.
The relay timer 37 keeps the power switch (with key) 26 rotated and returned by the key 44 (contact OFF) to turn off the power supply and keep the same state until it returns to the initial position. Return to the state.
Thus, the user of the power switch (with key) 26 can be specified.
The therapeutic probe 4 and the controller 25 are connected by an external connection cable 28 via a connection connector contact 42.
Further, when a battery 36 ′ is used in place of the DC power supply 36, it may be connected via the battery power switch 26 ′ (virtual line) before the relay 39.
[0017]
Next, the example of the therapeutic effect of the dry eye treatment device of this invention is shown.
Target audience:
Two 23-year-old (case 1), 33-year-old (case 2) male, and 25-year-old (case 3) female complaining of so-called dry eye symptoms such as dry eyes, fatigue, and inability to keep their eyes open A total of three people.
Used equipment:
Oralez 3D1 semiconductor therapy device for pain relief (GaALAS semiconductor laser, wavelength 830 nm, output 60 mW)
Treatment:
Based on the central priority theory, laser irradiation was performed for 12 to 25 minutes including around the lacrimal gland.
Judgment of effect:
Using PRS (Pain RarefyScore) used to determine the effect of pain, the pain was replaced with the main complaint, and the degree of improvement immediately after treatment was determined.
[0018]
FIG. 11 is a graph comparing before and after treatment with PRS.
The vertical axis is 10 for the first symptom, 0 for no symptom, and the interval is divided into 5 stages, and the horizontal axis is the time course between pre-treatment and post-treatment (post).
As shown in the figure, case 1, case 2, and case 3 are all compared to the pre-treatment pain state 10, case 1 is 6, case 2 is 3, and case 3 is 5. Pain has been reduced.
The above is the result of a single treatment, and in the long term, further symptom improvement effects are obtained.
[0019]
【The invention's effect】
1. According to the invention of claim 1 of the present invention,
An eyepiece mounting instrument, one or two treatment probes that have a light emitting element disposed on the instrument and irradiate coherent light from the tip, and the treatment probe has a tip on the upper eyelid Since it projects from the eye mounting device at a position in contact with the vicinity of the lacrimal gland, cell activation by low-response level coherent light other than surgical therapy by high-level laser irradiation in conventional ophthalmology The lacrimal gland stimulation using the reaction promotes the tear secretion in the affected area, and has a therapeutic effect on dry eye disease.
Further, since the coherent light irradiation is performed by adjusting the position and touch sensor in the vicinity of the lacrimal gland on the upper eyelid skin, it can be safely treated without directly irradiating the eyeball.
2. According to the inventions of claims 2 and 3,
Since the light emitting element is a semiconductor light emitting element, or the light emitting element is provided with an optical element on the semiconductor light emitting element, for example, a linearly polarizing element or a right circularly polarizing element is provided on a coherent semiconductor laser or an irradiation surface. A light emitting diode or the like can be used, and a low-response level coherent light having a therapeutic effect can be easily obtained.
[0020]
3. According to the invention of claim 4,
To provide a dry eye treatment device that is small and light in the field of ophthalmology and easy to operate because the eyewear device is eyeglass-type and can be created using existing protective eyeglasses. According to the invention of claim 4 and claim 5,
Since the eye wearing device is composed of a head wearing band and a spectacle-like device protruding from the frontal portion, the position is adjusted and fixed by the head band, and a fulcrum of the nose base is not required. It is possible to provide a dry eye treatment instrument that is small and light in the field of ophthalmology and easy to operate, and that can be applied to many patients with no set displacement due to the height of the patient's nose.
5. According to the invention of claim 6,
The position adjustment of the treatment probe for irradiating and irradiating the irradiation light of the distal end of the treatment probe with the lacrimal gland treatment zone is brought into contact with the skin near the lacrimal gland on the upper eyelid disposed at the light emitting tip of the treatment probe The touch sensor for detecting the eye, the mechanism for adjusting the vertical position of the treatment probe by the eye wearing device, and the position of the treatment probe from the outside of the front of the placed eye wearing device can be adjusted left and right Since the mechanism is provided, the coherent light irradiation is performed in the vicinity of the lacrimal gland on the upper skin of the eyelid by position adjustment and a touch sensor, and can be safely treated without fear of directly irradiating the eyeball.
[0021]
6. According to the invention of claim 7,
The DC power switch can be turned on by inputting the signal that the therapeutic probe is in contact with the lacrimal gland to the controller from the touch sensor, so that the therapeutic probe is applied to the skin near the lacrimal gland. Since it is irradiated with light after confirming contact, it can be operated safely.
In addition, after the start of irradiation by the relay timer, it is disconnected after a certain set time, and the generation of irradiation light is stopped, so that an appropriate limited time treatment can be performed.
7. According to the inventions of claims 8 and 9,
The wavelength band of light emitted from the therapeutic probe is 470 nm to 930 nm, and it is possible to select a wide range suitable for treatment, and more effective by selecting the wavelength band from 500 nm to 850 nm. A certain area can be selected.
8. According to the invention of claim 10,
Since the light beam irradiated from the therapeutic probe has a low response level, the effect can be exerted by gentle stimulation from the skin surface of the body.
9. According to the invention of claim 11,
The controller has a power supply unit for identifying a user and a power supply unit for the treatment probe, a circuit unit for the touch sensor, a cable connecting the treatment probe, and a user.
In addition, since it is portable and can be stored or attached to a part of the body, it can be operated by being stored in a pocket or the like or attached to a band or the like.
10. According to the invention of claim 12,
Since the power source of the dry eye treatment instrument is a commercial AC power source or a storage battery, either one can be selected as required.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view when the eyeglass-type dry eye treatment device of the present invention is attached.
FIG. 2 is an external view of a spectacle-type instrument.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA ′ in FIG.
FIG. 4 is an assembly drawing of a therapeutic probe.
FIG. 5 is an external perspective view of a controller.
FIG. 6 is an external perspective view when a band + glasses type dry eye treatment device is mounted.
FIG. 7 is an assembly drawing of a band + glasses type.
FIG. 8 is a cross-sectional view taken along line AA ′ of FIG.
FIG. 9 is a longitudinal sectional view of a therapeutic probe when a light emitting diode is used as a light emitting element.
FIG. 10 is a block diagram of the dry eye treatment device of the present invention.
FIG. 11 is a graph comparing before and after treatment with PRS.
[Explanation of symbols]
1: Dry eye treatment device 2: Vine of eyeglasses 3: Eyeglass-type device 4: Treatment probe 5: Left-right position movement and fastener 5 ': Washer 6: Left-right slide groove 7: Eyeglass portion 8: Connector 9: Patient 10: Eyeglass upper edge 11: Eyelid 12: Probe outer cylinder 13: Light emitting unit housing 14: Touch sensor 15: Band 16: Fastening strap 17: Adjuster 18: Probe control and signal cable 19: Irradiation lens 20: Nose Base support 21: Spring material 22: Semiconductor laser light emitting element 23: Control circuit board 24: Stopper 25: Controller 26: Power switch (with key) 26 ': Battery power switch 27: Power supply unit and control circuit unit 28 : External connection cable 29: Signal line and power supply cable 30: Commercial power supply connection cable 31: Light emitting diode 32: Outer casing end bending 33: Probe outer cylinder bottom plate 34 Screw rod 34 ': female screw 35: optical element 36: DC power supply 36': battery 37: relay timer 38: timed contact 39: relay 40: power plug 41: touch signal detection relay drive unit 42: connection connector contact 43: relay contact 44: Key

Claims (12)

眼部装着用器具と、該器具に配設された発光素子を有しかつ先端よりコヒーレント光を照射する単数又は左右2個の治療用プローブを備え、かつ、該治療用プローブが、その先端が眼窩外上部の涙腺近傍に当接する位置に前記眼部装着用器具から突設されてなることを特徴とするドライアイ治療器具。An eyepiece-equipped instrument, and a single or left and right therapeutic probe that has a light emitting element disposed on the instrument and that emits coherent light from the distal end, and the therapeutic probe has a distal end A dry eye treatment device characterized in that it protrudes from the eye mounting device at a position in contact with the vicinity of the lacrimal gland near the upper part of the orbit. 発光素子が半導体発光素子であることを特徴とする請求項1に記載のドライアイ治療器具。The dry eye treatment device according to claim 1, wherein the light emitting element is a semiconductor light emitting element. 発光素子が半導体発光素子に光学素子を配設してなることを特徴とする請求項1に記載のドライアイ治療器具。The dry eye treatment device according to claim 1, wherein the light emitting element comprises a semiconductor light emitting element and an optical element. 眼部装着用器具が、眼鏡型であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 3, wherein the eye wearing device is a spectacle type. 眼部装着用器具が、頭部装着用バンドと、その前頭部分より突設された眼鏡状器具であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 3, wherein the eye wearing device is a head wearing band and a spectacle-like device protruding from the frontal portion thereof. 治療用プローブ先端の照射光を、涙腺近傍に当接し照射するための治療プローブの位置調節が、治療用プローブの発光先端部に配設され、まぶた上部の涙腺近傍に当接したことを検知するタッチセンサと、前記、眼部装着用器具による治療用プローブの上下位置の調節機構並びに、前記配設された眼部装着用器具の前面外側から治療用プローブの位置を左右に調節できる機構を備えてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。The position adjustment of the treatment probe for irradiating and irradiating the irradiation light of the distal end of the treatment probe with the vicinity of the lacrimal gland is arranged at the light emitting tip of the treatment probe, and detects that it is in contact with the vicinity of the lacrimal gland on the upper eyelid. A touch sensor, and a mechanism for adjusting the vertical position of the treatment probe by the eye wearing device, and a mechanism for adjusting the position of the treatment probe to the left and right from the front outer side of the disposed eye wearing device. The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 5, wherein the treatment device is a dry eye treatment device. 治療用プローブの発光先端部が、涙腺の近傍に当接したことを検知するタッチセンサからの信号によって、治療用プローブから照射光の照射が開始され、一定時間照射後タイマーによって断になることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。In response to a signal from the touch sensor that detects that the light emitting tip of the therapeutic probe is in contact with the vicinity of the lacrimal gland, irradiation of the irradiation light is started from the therapeutic probe, and the timer is disconnected after irradiation for a certain period of time. The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 6, wherein the treatment device is a dry eye treatment device. 治療用プローブから照射される光線の波長帯が、470nmから930nmであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 7, wherein the wavelength band of light emitted from the therapeutic probe is 470 nm to 930 nm. 治療用プローブから照射される光線の波長帯が、500nmから850nmであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 7, wherein a wavelength band of light emitted from the therapeutic probe is 500 nm to 850 nm. 治療用プローブから照射される光線が低反応レベルのものであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 9, wherein the light irradiated from the therapeutic probe has a low response level. 制御器が、治療用プローブの電源部とタッチセンサの回路部と治療用プローブ間を接続するケーブル及び電源スイッチを有し、かつ携帯型で身体の一部に収納又は付設できるものであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。The controller has a cable and a power switch for connecting the power supply part of the treatment probe, the circuit part of the touch sensor, and the treatment probe, and is portable and can be stored or attached to a part of the body. The dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 10, wherein the dry eye treatment device is characterized by the following. ドライアイ治療器具の電源が、商用交流電源又は蓄電池であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のドライアイ治療器具。Power dry eye treatment instrument, dry eye treatment device according to any one of claims 1 to 11, which is a commercial AC power supply or battery.
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