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JP4138768B2 - 合成樹脂製卵包装容器とその多数個取り用トレー材 - Google Patents

合成樹脂製卵包装容器とその多数個取り用トレー材 Download PDF

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JP4138768B2
JP4138768B2 JP2005076702A JP2005076702A JP4138768B2 JP 4138768 B2 JP4138768 B2 JP 4138768B2 JP 2005076702 A JP2005076702 A JP 2005076702A JP 2005076702 A JP2005076702 A JP 2005076702A JP 4138768 B2 JP4138768 B2 JP 4138768B2
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Description

本発明は搬送ラインのベルトコンベヤ上へ安定な据え立て状態に載置させて鶏卵を自動包装できない1個入り又は2個入りの合成樹脂製卵包装容器と、これを一挙同時に多数個取りするためのトレー材に関する。
茹で卵や温泉卵の2個又は直列状態に並ぶ3個を包装単位とする卵容器について、特開2003−104475号が提案されている。
これでは複数列が一連となっている状態において鶏卵を包装後、その切断仮想線の部位を切り抜き個別化することにより、2個入り又は3個入りの卵包装容器を一挙同時に多数個取りできるようになっている点で、本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。
特開2003−104475号公報
ところが、上記公知発明の構成では2個入り又は3個入りの何れにあっても、容器本体(1)と蓋体(2)とがその外周縁部(遊端縁)(13)(23)同志のただ単なる合掌状態(非嵌合状態)において、粘着テープやステープル、スポットウエルダーにより封止され、且つ切断仮想線の部位から切り抜かれる輪郭形状も互いに全く同一であるため、その切り抜き個別化された図8〜10のような2個入り又は3個入りの卵包装容器を購入した消費者にとって、これを指先のみにより開封することが困難である。テーブルなどに安定良く据え立て載置できないことも、その原因となる。
又、容器本体(1)と蓋体(2)とがその外周縁部(遊端縁)(13)(23)同志のただ単なる合掌状態として、互いに凹凸嵌合されない関係上、その折り曲げ部(4)からの折り曲げ施蓋時(鶏卵の自動包装時)に、容器本体(1)と蓋体(2)との相対的な位置ズレを起しやすく、このことは図13のような直列状態に並ぶ3個入りの場合、ますます顕著に発生する。折り曲げ部(4)からの距離が長くなるからである。
更に、切断仮想線の部位はその輪郭形状(長方形)の全体において、容器本体(1)と蓋体(2)との二重厚みとなり、しかも折り曲げ部(4)とだけでなく、複数の補強リブ(3)とも直交する関係に切り抜かなければならないので、プレス刃物が早期に摩耗しやすく、その寿命の低下を招くほか、切り抜き個別化される卵包装容器に比して、廃棄部(12)(22)の面積がいたづらに広く、材料ロスが非常に多い問題もある。
本発明はこのような諸問題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では透明又は半透明の薄肉な熱可塑性合成樹脂シートから賦形立体化された容器本体と蓋体とが、その境界部に介在する折り曲げ用ヒンジにより枢支連続された1個入り又は2個入りの卵包装容器において、
上記容器本体の開口周縁部を凸段面として、その容器本体の周縁フランジから一定高さだけ上向きに隆起させ、その隆起した凸段面の円弧コーナー面から抜け止め用の外向き凸リブを一定量だけほぼ水平に張り出す一方、
上記蓋体の開口周縁部を凹段面として、その蓋体の周縁フランジから上記凸段面の高さと対応する一定深さだけ下向きに陥没させ、その陥没した凹段面の円弧コーナー面から抜け止め用の内向き凸リブをやはり一定量だけほぼ水平に張り出して、
上記容器本体の施蓋時に、その蓋体側の内向き凸リブが容器本体側の外向き凸リブを強制的に乗り越え通過して、同じく蓋体側の凹段面が容器本体側の凸段面と嵌合し得るように定めると共に、
上記蓋体における周縁フランジのうち、その折り曲げ用ヒンジと向かい合う遊端辺部の中間位置から外向き水平に張り出した開封用摘まみ片を上記容器本体の施蓋時、その容器本体における周縁フランジの対応的な中間位置から上向きに隆起する浮かし凸子へ、上方から載置させることを特徴とする。
又、請求項1に従属する請求項2の構成では、開封用摘まみ片に指先の滑り止め用凹凸粗面を賦形したことを特徴とする。
他方、請求項3では展開状態での搬送方向に沿う仮想2等分線を境界とする左右対称な1個入り又は2個入り卵包装容器の多数個が、その縦2等分線に隣接する内側位置に分布する容器本体と、その容器本体の外側位置に対応分布する蓋体との1組づつから成り、且つ上記縦2等分線と平行な折り曲げ用ヒンジから左右各別か、又は一挙同時に折り曲げ施蓋される連続一体物として、透明又は半透明の薄肉な熱可塑性合成樹脂シートから賦形立体化されたトレー材であって、
全体的な1枚物として切り抜き廃棄されることとなる屑片を、上記卵包装容器同志の隣り合う相互間へ縦横交錯する仕切り状態に介在させ、
各容器本体の開口周縁部を凸段面として、上記トレー材のフラットなシート面から一定高さだけ上向きに隆起させ、その隆起した凸段面の円弧コーナー面から抜け止め用となる外向き凸リブをほぼ水平に張り出す一方、
各蓋体の開口周縁部を上記凸段面と嵌合し得る凹段面として、同じくトレー材のシート面から対応的な一定深さだけ下向きに陥没させ、その陥没した凹段面の円弧コーナー面から上記外向き凸リブと咬み合い可能な内向き凸リブをやはりほぼ水平に張り出して、
上記卵包装容器を折り曲げ用ヒンジから折り曲げ施蓋した時、その各蓋体側の内向き凸リブが各容器本体側の外向き凸リブを強制的に乗り越え通過して、各蓋体側の凹段面と各容器本体側の凸段面とが嵌合するように関係設定したことを特徴とする。
又、請求項3に従属する請求項4の構成では、折り曲げ用ヒンジと直交する関係の補強ビードを、卵包装容器同志の境界部に列設すると共に、
その補強ビードが容器本体同志の隣り合う相互間に介在する中間側を、トレー材のシート面から上向きに隆起する長い凸条として賦形する一方、
同じく補強ビードが蓋体同志の隣り合う相互間に介在する左右両端側を、上記トレー材のシート面から逆な下向きに陥没する短かい凹条として賦形して、
卵包装容器を折り曲げ用ヒンジから折り曲げ施蓋した時、上記補強ビードの凹条と凸条とが嵌合するように関係設定したことを特徴とする。
更に、同じく請求項3に従属する請求項5の構成では、各容器本体の嵌合用凸段面から張り出すことになるフラットな周縁フランジのうち、その折り曲げ用ヒンジと向かい合う遊端辺部の中間位置から浮かし凸子を上向きに隆起させる一方、
各蓋体の嵌合用凹段面から対応的に張り出すこととなるフラットな周縁フランジのうち、その上記容器本体側の浮かし凸子と対応する中間位置から開封用の摘まみ片を外向き水平に張り出して、
卵包装容器を折り曲げ用ヒンジから折り曲げ施蓋した時、上記摘まみ片が浮かし凸子に載置して、容器本体と蓋体との周縁フランジ同志が全体的に面接触しないように維持したことを特徴とする。
請求項1の上記構成を備えた1個入り又は2個入りの合成樹脂製卵包装容器では、その折り曲げ用ヒンジから折り曲げ施蓋した時、蓋体側の内向き凸リブが容器本体側の外向き凸リブを強制的に乗り越え通過して、その蓋体側の凹段面と容器本体側の凸段面とが嵌合することとなり、自然には開封しない抜け止め状態に保たれるため、従来のステープルや粘着テープ、ヒートシールなどによって、容器本体側と蓋体側との周縁フランジ同志を封止する必要がない。
しかも、上記卵包装容器に鶏卵を収納・施蓋した状態では、蓋体側の周縁フランジにおける遊端辺部の中間位置から外向き水平に張り出す開封用摘まみ片が、容器本体側の周縁フランジにおける対応位置から上向きに隆起する浮かし凸子へ、上方から載置されることによって、その容器本体側と蓋体側との周縁フランジ同志が全体的に面接触しないため、1個入り又は2個入りとしてテーブルなどに安定良く据え立て載置できない卵包装容器でも、その鶏卵を購入した消費者が、上記摘まみ片を摘まみ持って引き上げ操作することにより、容易に便利良く開封することができるのである。
その場合、請求項2の構成を採用するならば、蓋体側の上記摘まみ片を指先の滑るおそれなく摘まみ持って、その卵包装容器の開封操作を誰でも確実に行なえ、誤って鶏卵を割ってしまう心配がない。
他方、請求項3の上記構成を備えた合成樹脂製卵包装容器の多数個取り用トレー材によれば、展開状態での搬送方向に沿う仮想縦2等分線を境界とする左右対称な1個入り又は2個入り卵包装容器の多数個が、その縦2等分線に隣接する内側位置に並列分布する容器本体と、その容器本体の外側位置に対応分布する蓋体との1組づつから成り、しかも上記縦2等分線と平行な折り曲げ用ヒンジから左右の各別か、又は一挙同時に折り曲げ施蓋される連続一体物として、熱可塑性合成樹脂シートから賦形立体化されているため、そのトレー材を展開状態での安定良く搬送ラインのベルトコンベヤ上へ載置して、上記多数個の容器本体に対する鶏卵の収納と、その対応的な蓋体の施蓋(鶏卵の包装)とを、従来の自動包装機により支障なく行なうことができる。
その場合、上記卵包装容器を折り曲げ用ヒンジから折り曲げ施蓋した時には、その蓋体側の内向き凸リブが容器本体側の外向き凸リブを強制的に乗り越え通過して、その蓋体側の凹段面と容器本体側の凸段面とが嵌合することにより、その抜け止め状態に保たれるため、従来のようなステープルや粘着テープ、ヒートシールなどの封止工程を必要とせず、これを省略できる効果がある。
そして、上記トレー材を搬送ラインの最終工程において、プレス裁断機の裁断刃により切り抜き分割線から姿抜き加工すれば、茲に1個入り又は2個入りの卵包装容器をその鶏卵の包装状態として、一挙同時に多数個取りし得るのであり、しかもその切り抜き分割線から切り抜き廃棄される屑片は、1枚物として連続するため、これを容易にまとめて廃棄したり、或いはリサイクルに供したりすることができる。
特に、請求項4の構成を採用するならば、上記トレー材の折り曲げ用ヒンジと直交する補強ビードの列設により、その展開状態にあるトレー材が鶏卵の重量を受けて、不正に撓み変形するおそれを防止することができるほか、その補強ビードの凸条と凹条とが卵包装容器の施蓋時、互いに嵌合するようになっているため、その蓋体と容器本体との相対的な位置ズレを生ずるおそれがなく、自づと正確な嵌合状態に施蓋できる効果もある。
更に、請求項5の構成を採用するならば、1個入り又は2個入りの卵包装容器を形作る蓋体の周縁フランジから張り出す開封用摘まみ片が、本体側の周縁フランジから上向きに隆起する浮かし凸子によって、浮上された状態に保たれるため、上記ステープルや粘着テープ、ヒートシールなどの封止状態にないこととも相俟って、包装済みの鶏卵に万一亀裂を発見したような場合、その開封操作によって鶏卵の入れ替えを行なうことができ、又鶏卵を購入した消費者にとっても、その卵包装容器から鶏卵をすばやく取り出せるのであり、利便性に優れる。
以下、図面に基いて本発明の具体的構成を詳述すると、図1〜17はその第1実施形態に係る1個入り卵包装容器(P1)の8個取り用トレー材(M)を示しており、これは非結晶のポリエチレンテレフタレート(A−PET)やポリスチレン、その他の薄肉(例えば約0.26mmの厚み)な透明又は半透明の熱可塑性合成樹脂シートから真空成形法や圧空成形法などによって、次の通り賦形立体化された連続一体物である。
即ち、トレー材(M)は図1の展開平面図から明白なように、一例として縦辺:約264mm×横辺:約258mmの大きさを有し、これには追って点線で示す切り抜き分割線(1)から姿抜き個別化されることとなる卵包装容器(P1)の合計8個が、その仮想縦2等分線(Y−Y)を境界とする左右対称な4個づつの振り分け状態に並列設置されている。(S)は上記切り抜き分割線(1)から切り抜き廃棄されることになる屑片であって、卵包装容器(P1)同志の隣り合う相互間へ縦横交錯する仕切り状態に介在し、全体の1枚物として連続する。
茲に、合計8個の卵包装容器(P1)は悉く同一構成であって、その何れも鶏卵の約下半部を受け入れる容器本体(A)と、鶏卵の約上半部を被覆することになる蓋体(B)との1組づつから成り、その1組づつが折り曲げ用ヒンジ(2)を介して枢支連続する状態にある。尚、容器本体(A)と蓋体(B)との鶏卵包囲壁面には複数づつの補強リブが設けられているが、その図示符号は省略してある。
上記卵包装容器(P1)の容器本体(A)は円弧コーナー面を備えた平面視のほぼ正方形として、その左右対称な4個づつがトレー材(M)の縦2等分線(Y−Y)に隣接する内側位置に分布しており、そのトレー材(M)のフラットなシート面(3)から基本的に下細りの断面U字型に陥没されているが、その容器本体(A)の開口周縁部は図2〜4のようなほぼ正方形な凸段面(4a)として、トレー材(M)のシート面(3)から一定高さ(h)(例えば約4mm)だけ逆な上向きに隆起している。
しかも、その上向きに隆起した凸段面(4a)の円弧コーナー面からは、図6、7に拡大して示す如く、抜け止め用の外向き凸リブ(5a)が一定量(x)(例えば約0.5mm)だけほぼ水平に張り出されている。その外向き凸リブ(5a)は横向きの断面ほぼU字型をなしている。
他方、卵包装容器(P1)の蓋体(B)は上記容器本体(A)と対応する円弧コーナー面を備えた平面視のほぼ正方形として、その左右対称な4個づつが容器本体(A)の外側位置に隣接・分布しており、これも上記トレー材(M)のシート面(3)から基本的に下細りの断面U字型に陥没されているが、その蓋体(B)の開口周縁部は図2、3、5のような容器本体(A)側の上記凸段面(4a)と嵌合し得るほぼ正方形な凹段面(4b)として、同じくトレー材(M)のシート面(3)から対応的な一定深さ(d)(先に例示した約4mm)だけ下向きに陥没している。
そして、その下向きに陥没した凹段面(4b)の円弧コーナー面から、図6、8に拡大して示す如く、上記容器本体(A)側の外向き凸リブ(5b)と対応位置する抜け止め用の内向き凸リブ(5b)が、やはり一定量(x)(先に例示した約0.5mm)だけほぼ水平に張り出されている。その内向き凸リブ(5b)も横向きの断面ほぼU字型を呈している。
つまり、容器本体(A)側の凸段面(4a)へ蓋体(B)側の凹段面(4b)を嵌合させる如く、その蓋体(B)を容器本体(A)へ上方から折り曲げ施蓋した時には、蓋体(B)における凹段面(4b)の円弧コーナー面から張り出す内向き凸リブ(5b)が図9、10のように、容器本体(A)における凸段面(4a)の円弧コーナー面から張り出す外向き凸リブ(5a)を強制的に乗り越え通過して、その通過後互いに咬み合う拘束作用により、上記蓋体(B)が容器本体(A)から自然には離脱・開封されないようになっているのである。
その場合、容器本体(A)と蓋体(B)とが上記トレー材(M)のシート面(3)から下向きに陥没する深さ(g)については、図2、3のように互いに同一として、例えば約33mmに一定化されている。そのため、展開状態にあるトレー材(M)を搬送ラインのベルトコンベヤ上へ、安定な水平状態に載置させることができ、その卵包装容器(P1)の容器本体(A)に対する鶏卵(E)の自動機械的な収納と、引き続く蓋体(B)の施蓋(鶏卵の包装)とを正確に行なえる。
(6a)は容器本体(A)側の上記凸段面(4a)から張り出すことになるフラットな周縁フランジであり、その平面視のほぼ正方形をなす輪郭形状の全体が、上記トレー材(M)の切り抜き分割線(1)によって縁取られることとなる。(7)はその容器本体(A)における周縁フランジ(6a)のうち、上記折り曲げ用ヒンジ(2)と向かい合う遊端辺部の中間位置から上向き円錐型に隆起された浮かし凸子である。
他方、(6b)は蓋体(B)側の上記凹段面(4b)から張り出すことになるフラットな周縁フランジであり、その平面視のほぼ正方形をなす輪郭形状の約3分の2が、同じくトレー材(M)の上記切り抜き分割線(1)によって縁取られ、残余の約3分の1はトレー材(M)の上記縦辺として、予じめ図1のような屈曲輪郭形状に切り抜き露出された状態にある。
但し、このような蓋体(B)における周縁フランジ(6b)のうち、その折り曲げ用ヒンジ(2)と向かい合う遊端辺部の中間位置からは、上記容器本体(A)側の浮かし凸子(7)と対応位置する開封用摘まみ片(8)が予じめ外向き水平に張り出されている。
茲に、摘まみ片(8)は容器本体(A)の施蓋時(鶏卵の包装時)、上記浮かし凸子(7)へ上方から載置されることとなり、その容器本体(A)と蓋体(B)との周縁フランジ(6a)(6b)同志が全体的に面接触しないため、これを消費者や鶏卵(E)の検査人が指先によって摘まみ持ち、引き上げ操作すれば、卵包装容器(P1)を容易に開封することができる。(9)はその摘まみ片(8)に賦形された指先の滑り止め用凹凸粗面を示している。
又、上記折り曲げ用ヒンジ(2)は図1〜3のように、トレー材(M)のシート面(3)から一定帯幅(w)(例えば約5mm)だけ下向き円弧状に陥没する凹条として、その左右一対が上記トレー材(M)の縦2等分線(Y−Y)と平行に長く列設されており、トレー材(M)の左半部に分布する4個の蓋体(B)と同じく右半部に分布する4個の蓋体(B)とを、これらと対応位置する4個づつの容器本体(A)へ、上方から各々一挙同時に折り曲げ施蓋できるようになっている。
更に、(10)はこのような折り曲げ用ヒンジ(2)と直交する方向関係として、上記卵包装容器(P1)同志の境界部に列設された複数(図例では合計3列)の補強ビードであり、トレー材(M)が鶏卵(E)の荷重を受けて、不正に撓み変形することを防止する。但し、その補強ビード(10)の各個は上記折り曲げ用ヒンジ(2)を介して、トレー材(M)の左右両端側(外側)と中間側(内側)に分割されている。
そして、図1と図4、5から明白なように、その容器本体(A)同志の隣り合う相互間に介在する補強ビード(10)の中間側(内側)が、上記トレー材(M)のシート面(3)から上向き円弧状に隆起する比較的長い凸条(10c)として賦形されている一方、蓋体(B)同志の隣り合う相互間に介在する補強ビード(10)の左右両端側(外側)は、同じくトレー材(M)のシート面(3)から逆な下向き円弧状に陥没する短かい凹条(10e)として賦形されている。
つまり、卵包装容器(P1)の蓋体(B)をその折り曲げ用ヒンジ(2)から容器本体(A)へ折り曲げ施蓋した時には、上記トレー材(M)の左右両端側(外側)に位置する凹条(10e)が図12のように、同じく中間側(内側)に対応位置する凸条(10c)へ上方から嵌合して、その蓋体(B)と容器本体(A)とが相対的な位置ズレを生じないようになっているのである。
その場合、トレー材(M)の補強ビード(10)は図1の展開平面図から明白なように、卵包装容器(P1)同志の隣り合う相互間に介在する配置として、上記切り抜き分割線(1)からの切り抜き屑片(S)と一緒に廃棄されることとなる。尚、その補強ビード(10)における上記凹条(10e)と凸条(10c)との雌雄関係は、これを逆として嵌合させても良い。
上記卵包装容器(P1)は小単位の1個入りであるが、その8個入り用トレー材(M)としては大単位の8個入り卵包装容器と同様に、搬送ラインのベルトコンベヤ上へ安定良く据え立て載置させることができるため、そのトレー材(M)に並列分布する合計8個の卵包装容器(P1)へ、従来から公知の自動包装機(フルオートパッカー)を使用して、鶏卵(E)を包装すれば良い。
即ち、上記トレー材(M)は図1〜6のような展開状態のもとで、その仮想縦2等分線(Y−Y)に沿う矢印(F)の縦方向へ、ベルトコンベヤにより搬送され、その過程において自動包装機の卵供給部から卵包装容器(P1)の容器本体(A)内へ、合計8個の鶏卵(E)が一挙同時に差し入れ収納された後、その容器本体(A)へ図11〜13のように上方から対応的な合計8個の蓋体(B)が、一挙同時か又は左右対称な4個づつの各別に折り曲げ施蓋されるのである。
その施蓋時、上記トレー材(M)の補強ビード(10)をなす左右両端側(外側)の凹条(10e)が、同じく中間側(内側)の凸条(10c)へ上方から嵌合すると共に、蓋体(B)の開口周縁部を形作っている凹段面(4b)の円弧コーナー面から張り出す内向き凸リブ(5b)が、容器本体(A)の開口周縁部をなす凸段面(4a)の円弧コーナー面から張り出す外向き凸リブ(5a)を、一旦強制的に乗り越え通過して、その蓋体(B)側の凹段面(4b)と容器本体(A)側の凸段面(4a)とが嵌合することになり、図10のような抜け止め状態に保たれる。
そのため、容器本体(A)側の周縁フランジ(6a)と蓋体(B)側の周縁フランジ(6b)とを従来のステープルや粘着テープ、ヒートシールなどの固着手段によって封止する必要がなく、その封止工程を省略することができる。
このような卵包装容器(P1)の施蓋状態にあるトレー材(M)は、上記搬送ラインの終点部に設置されたプレス裁断機の裁断刃(図示省略)により、その容器本体(A)の上記凸段面(4a)や周縁フランジ(6a)に対して、蓋体(B)の対応的な凹段面(4b)や周縁フランジ(6b)が上方から悉く押え付け密着された状態のもとで、上記切り抜き分割線(1)から言わば姿抜き裁断されるのであり、茲に図14、15のような鶏卵(E)の1個づつが包装された卵包装容器(P1)の合計8個を、一挙同時に得ることができる。
そして、このような鶏卵(E)の1個入りとして販売される卵包装容器(P1)を購入した消費者は、その蓋体(B)の周縁フランジ(6b)から張り出し浮上している摘まみ片(8)を摘まみ持って、引き上げ操作することにより、上記卵包装容器(P1)を確実に便利良く開封できるのである。
他方、上記卵包装容器(P1)の切り抜き後に発生するトレー材(M)の屑片(S)は、図17のような1枚物として連続し、複数の細片に分離されない結果、これを容易に集めて廃棄処理することができる。殊更、上記トレー材(M)を焼却時にダイオキシンなどの有害物質が発生しないポリエチレンテレフタレートから成形するならば、その廃棄される屑片(S)のリサイクルも可能となり、著しく有益である。
次に、図18、19は本発明の第2実施形態として、2個入り卵包装容器(P2)の4個取り用トレー材(M)を示している。
その第2実施形態を示す図18、19と、先の第1実施形態を示した図1、16との対比から看取されるように、上記第1実施形態の場合切り抜き廃棄される屑片(S)がトレー材(M)を8等分する縦横仕切り状態にあるに反して、第2実施形態では同じく切り抜き廃棄される屑片(S)が、トレー材(M)を4等分する縦横交錯した仕切り状態にある。
つまり、上記プレス裁断機に付属する裁断刃(図示省略)だけを、その第1実施形態の切り抜き分割線(1)と異なる第2実施形態のような切り抜き分割線(1)から姿抜きし得るそれと交換使用することによって、上記トレー材(M)から鶏卵(E)が2個づつ包装された卵包装容器(P2)の合計4個を、やはり一挙同時に切り抜き個別化することができる。
但し、第2実施形態の卵包装容器(P2)は2個入りとして、容器本体(A)側の周縁フランジ(6a)から上向きに隆起する浮かし凸子(7)が、その容器本体(A)同志の隣り合う中間部に対応配置されている一方、蓋体(B)側の周縁フランジ(6b)から外向きに張り出す開封用摘まみ片(8)が、その蓋体(B)同志の隣り合う中間部に対応配置されており、やはり張り出し浮上する摘まみ片(8)を摘まみ持って、その2個入り卵包装容器(P2)を一挙に開封できるようになっている。
第2実施形態におけるその他の構成や鶏卵(E)の包装方法、包装後の裁断作用などは上記第1実施形態と実質的に同一であるため、その図18、19に図1〜17との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
尚、図示の実施形態では1個入り卵包装容器の8個取り用トレー材(M)と、2個入り卵包装容器の4個取り用トレー材(M)を説明したけれども、その容器本体(A)と蓋体(B)との1組づつから成る卵包装容器が、トレー材(M)の仮想縦2等分線(Y−Y)を境界とする左右対称な多数個づつの振り分け状態に並列設置され、その縦2等分線(Y−Y)と平行な折り曲げ用ヒンジ(2)を枢支線として折り曲げ施蓋されるようになっている限り、4個以下や8個以上の抜き取り用トレー材(M)としても、本発明を実施することができる。その場合にも、トレー材(M)の切り抜き分割線(1)から切り抜き廃棄される屑片(S)は、全体的な1枚物として連続する。その他の構成は上記第1、2実施形態のそれを準用すれば良いことである。
本発明の第1実施形態に係る8個取り用トレー材の展開状態を示す平面図である。 図1の拡大正面図である。 図1の3−3線拡大断面図である。 図1の4−4線拡大断面図である。 図1の5−5線拡大断面図である。 図1の一部を抽出して示す拡大図である。 図6の7−7線拡大断面図である。 図6の8−8線拡大断面図である。 容器本体と蓋体との嵌合過程を示す断面図である。 容器本体と蓋体との嵌合状態を示す断面図である。 卵包装容器の容器本体に対する鶏卵の収納状態を示す断面図である。 図11から容器本体を施蓋した状態の平面図である。 図12の13−13線拡大断面図である。 トレー材から切り抜いた1個入り卵包装容器を示す斜面図である。 図14の正面縦断面図である。 1個入り卵包装容器の展開状態を示す平面図である。 切り抜き屑片を抽出して示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る4個取り用トレー材の展開状態を示す図1に対応する平面図である。 図18のトレー材から切り抜いた2個入り卵包装容器の展開状態を示す平面図である。
符号の説明
(1)・切り抜き分割線
(2)・折り曲げ用ヒンジ
(3)・トレー材のシート面
(4a)・凸段面
(4b)・凹段面
(5a)・外向き凸リブ
(5b)・内向き凸リブ
(6a)(6b)・周縁フランジ
(7)・浮かし凸子
(8)・摘まみ片
(9)・凹凸粗面
(10)・補強ビード
(10c)・長い凸条
(10e)・短かい凹条
(P1)(P2)・卵包装容器
(A)・容器本体
(B)・蓋体
(M)・トレー材
(S)・切り抜き屑片
(Y−Y)・仮想縦2等分線
(h)・凸段面の高さ
(d)・凹段面の深さ
(g)・容器本体と蓋体との深さ
(x)・凸リブの張り出し量
(w)・ヒンジの帯幅

Claims (5)

  1. 透明又は半透明の薄肉な熱可塑性合成樹脂シートから賦形立体化された容器本体(A)と蓋体(B)とが、その境界部に介在する折り曲げ用ヒンジ(2)により枢支連続された1個入り又は2個入りの卵包装容器(P1)(P2)において、
    上記容器本体(A)の開口周縁部を凸段面(4a)として、その容器本体(A)の周縁フランジ(6a)から一定高さ(h)だけ上向きに隆起させ、その隆起した凸段面(4a)の円弧コーナー面から抜け止め用の外向き凸リブ(5a)を一定量(x)だけほぼ水平に張り出す一方、
    上記蓋体(B)の開口周縁部を凹段面(4b)として、その蓋体(B)の周縁フランジ(6b)から上記凸段面(4a)の高さ(h)と対応する一定深さ(d)だけ下向きに陥没させ、その陥没した凹段面(4b)の円弧コーナー面から抜け止め用の内向き凸リブ(5b)をやはり一定量(x)だけほぼ水平に張り出して、
    上記容器本体(A)の施蓋時に、その蓋体(B)側の内向き凸リブ(5b)が容器本体(A)側の外向き凸リブ(5a)を強制的に乗り越え通過して、同じく蓋体(B)側の凹段面(4b)が容器本体(A)側の凸段面(4a)と嵌合し得るように定めると共に、
    上記蓋体(B)における周縁フランジ(6b)のうち、その折り曲げ用ヒンジ(2)と向かい合う遊端辺部の中間位置から外向き水平に張り出した開封用摘まみ片(8)を上記容器本体(A)の施蓋時、その容器本体(A)における周縁フランジ(6a)の対応的な中間位置から上向きに隆起する浮かし凸子(7)へ、上方から載置させることを特徴とする合成樹脂製卵包装容器。
  2. 開封用摘まみ片(8)に指先の滑り止め用凹凸粗面(9)を賦形したことを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製卵包装容器。
  3. 展開状態での搬送方向(F)に沿う仮想2等分線(Y−Y)を境界とする左右対称な1個入り又は2個入り卵包装容器(P1)(P2)の多数個が、その縦2等分線(Y−Y)に隣接する内側位置に分布する容器本体(A)と、その容器本体(A)の外側位置に対応分布する蓋体(B)との1組づつから成り、且つ上記縦2等分線(Y−Y)と平行な折り曲げ用ヒンジ(2)から左右各別か、又は一挙同時に折り曲げ施蓋される連続一体物として、透明又は半透明の薄肉な熱可塑性合成樹脂シートから賦形立体化されたトレー材(M)であって、
    全体的な1枚物として切り抜き廃棄されることとなる屑片(S)を、上記卵包装容器(P1)(P2)同志の隣り合う相互間へ縦横交錯する仕切り状態に介在させ、
    各容器本体(A)の開口周縁部を凸段面(4a)として、上記トレー材(M)のフラットなシート面(3)から一定高さ(h)だけ上向きに隆起させ、その隆起した凸段面(4a)の円弧コーナー面から抜け止め用となる外向き凸リブ(5a)をほぼ水平に張り出す一方、
    各蓋体(B)の開口周縁部を上記凸段面(4a)と嵌合し得る凹段面(4b)として、同じくトレー材(M)のシート面(3)から対応的な一定深さ(d)だけ下向きに陥没させ、その陥没した凹段面(4b)の円弧コーナー面から上記外向き凸リブ(5a)と咬み合い可能な内向き凸リブ(5b)をやはりほぼ水平に張り出して、
    上記卵包装容器(P1)(P2)を折り曲げ用ヒンジ(2)から折り曲げ施蓋した時、その各蓋体(B)側の内向き凸リブ(5b)が各容器本体(A)側の外向き凸リブ(5a)を強制的に乗り越え通過して、各蓋体(B)側の凹段面(4b)と各容器本体(A)側の凸段面(4a)とが嵌合するように関係設定したことを特徴とする合成樹脂製卵包装容器の多数個取り用トレー材。
  4. 折り曲げ用ヒンジ(2)と直交する関係の補強ビード(10)を、卵包装容器(P1)(P2)同志の境界部に列設すると共に、
    その補強ビード(10)が容器本体(A)同志の隣り合う相互間に介在する中間側を、トレー材(M)のシート面(3)から上向きに隆起する長い凸条(10c)として賦形する一方、
    同じく補強ビード(10)が蓋体(B)同志の隣り合う相互間に介在する左右両端側を、上記トレー材(M)のシート面(3)から逆な下向きに陥没する短かい凹条(10e)として賦形して、
    卵包装容器(P1)(P2)を折り曲げ用ヒンジ(2)から折り曲げ施蓋した時、上記補強ビード(10)の凹条(10e)と凸条(10c)とが嵌合するように関係設定したことを特徴とする請求項3記載の合成樹脂製卵包装容器の多数個取り用トレー材。
  5. 各容器本体(A)の嵌合用凸段面(4a)から張り出すことになるフラットな周縁フランジ(6a)のうち、その折り曲げ用ヒンジ(2)と向かい合う遊端辺部の中間位置から浮かし凸子(7)を上向きに隆起させる一方、
    各蓋体(B)の嵌合用凹段面(4b)から対応的に張り出すこととなるフラットな周縁フランジ(6b)のうち、その上記容器本体(A)側の浮かし凸子(7)と対応する中間位置から開封用の摘まみ片(8)を外向き水平に張り出して、
    卵包装容器(P1)(P2)を折り曲げ用ヒンジ(2)から折り曲げ施蓋した時、上記摘まみ片(8)が浮かし凸子(7)に載置して、容器本体(A)と蓋体(B)との周縁フランジ(6a)(6b)同志が全体的に面接触しないように維持したことを特徴とする請求項3記載の合成樹脂製卵包装容器の多数個取り用トレー材。
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