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JP4131186B2 - Idle stop vehicle control device - Google Patents

Idle stop vehicle control device Download PDF

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JP4131186B2
JP4131186B2 JP2003101399A JP2003101399A JP4131186B2 JP 4131186 B2 JP4131186 B2 JP 4131186B2 JP 2003101399 A JP2003101399 A JP 2003101399A JP 2003101399 A JP2003101399 A JP 2003101399A JP 4131186 B2 JP4131186 B2 JP 4131186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine speed
engine
speed
idle
idle stop
Prior art date
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JP2003101399A
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Japanese (ja)
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Inventor
昇 中野
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、AT(オートマチック)車両運転中に所定の条件が成立した場合に、エンジンの自動停止、自動始動を実行して、排気ガスの減少、燃料節約等を実現する装置に関し、特に自動始動時の始動性を向上させるアイドルストップ車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、エンジン始動時には確実に始動させるために、アイドル運転時よりも多量の空気および燃料をエンジンに供給している。このため始動直後にはエンジン回転がオーバーシュートして大きなエンジントルクが発生し、その後徐々にアイドル用の空気量、燃料量へと近づける。
【0003】
冷間始動時等の通常の始動時であれば、変速機のレンジはパーキングレンジ、もしくはニュートラルレンジが選択されているので問題はないが、排気ガス低減、燃料節約等を目的として自動停止、自動始動を繰り返す、いわゆるアイドルストップ車両の場合は走行レンジのまま自動始動するので、前述した始動直後のエンジン回転オーバーシュートが車軸に伝わり、ショックを発生していた。
【0004】
上記ショックの問題解決法として、始動時のエンジントルクを低下させる制御システムが知られている。
【0005】
また、始動初期のトルクコンバータの遊び期間中はエンジントルクが車軸に伝わらないので、通常の始動時制御によって確実に始動し、その後トルクコンバータのタービンライナーが回転を開始した時点から所定時間経過するまでトルクを低下させることによって、始動時のショックを低減する制御システムが特許文献1に開示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−164958号公報
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の制御システムは、始動時のショックを低減するためには有効であるものの、制御が困難であり、また大幅な効果を狙って点火リタード等の作用を高めると、エンジンが失火する可能性をあり、信頼性が十分ではなかった。
【0008】
そこで本発明は、確実に自動始動をし、かつ始動時のショックを低減する制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のアイドルストップ車両制御装置は、車両停車時に、変速機が走行レンジ選択中であってもエンジン停止許可条件が成立するとエンジンを自動停止し、自動停止後にエンジン始動条件が成立するとエンジンを自動再始動するアイドルストップシステムを搭載した車両において、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段を設け、自動再始動時には、まずエンジンを強制的に回転させて、エンジン回転数がアイドル回転数に達した時に、目標エンジン回転数を設定してエンジン再始動し、エンジン回転数が前記目標エンジン回転数に達した後は、所定時間だけ目標エンジン回転数を維持し、所定時間経過後にアイドル回転数まで徐々に低下させる始動時エンジン回転数制御手段を備える。
【0010】
【作用・効果】
本発明によれば、アイドルストップ車両のエンジン再始動時に、エンジン回転数が予め設定した目標エンジン回転数に達してから所定時間は最大エンジン回転数を維持し、所定時間経過後に徐々にアイドル回転数まで回転数を下げるので、エンジン再始動時にエンジン回転数のオーバーシュートに起因して発生する車両にかかる前後Gの急激な変化を軽減し、前後Gの急激な変化によって発生するGショックを軽減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本実施形態のシステム構成を表す。1はエンジン、2はトルクコンバータ3介してエンジン1のトルクを伝達する自動変速機(無段変速機を含む)である。エンジン1の近傍には発電機能を有するモーター9が配置される。モーター9の回転軸21に設けられたモータープーリー18とクランクシャフト20の一端に設けられたクランクプーリー17とにベルト19が掛けられ、回転軸21もしくはクランクシャフト20が回転した時に互いに連動して回転する。
【0013】
また、モーター9は、インバータ16を介してモーターコントローラ13と接続されている。モーターコントローラ13はコントロールユニット7からの信号に応じてインバータ16を制御し、エンジン1始動時にはバッテリー14の電力によってモーター9を駆動してエンジン1のクランクシャフトを回転させ、エンジン1始動後はクランクシャフトの回転に伴って回転するモーター9を発電機として機能させ、電力を回生してバッテリー14に蓄える。
【0014】
エンジン1にはエンジン水温センサー6が備えられ、自動変速機2にはAT油温センサー4、AT油圧センサー5が備えられ、これらセンサーの検出値はコントロールユニット(ECM)7に読込まれる。
【0015】
ECM7には、上記の他にブレーキストロークセンサー10とブレーキブースター負圧センサー11からの検出信号、バッテリーコントローラ8からのバッテリー14の電気容量(バッテリーSOC)検出信号が入力される。
【0016】
ECM7はこれらの検出値に基づいてエンジン1の始動・停止およびモーターコントローラ13の制御を実行する。
【0017】
上記の各検出信号に基づいて、ECM7はアイドルストップ状態から再始動する際に、車両の前後Gの変化によるショックを軽減させる制御を実行する。図2は、ECM7が実行する制御のフローチャートである。
【0018】
ステップS100でアイドルストップ中であるか否かの判定を行う。アイドルストップ中の場合はステップS101に進み、起動要求の有無を判定する。アイドルストップ中でない場合は処理を終了する。
【0019】
ステップS101で起動要求有と判定した場合はステップS102に進み、モーター9を起動してクランクシャフト20を回転させる。
【0020】
起動要求の判定は、自動変速機2が走行レンジに入った状態で車速がゼロ、ブレーキON、車両のドアおよびボンネットが閉の状態で、アイドルストップ中にアクセルON、ブレーキOFF、バッテリーSOC低下、ブレーキブースター負圧不足、エンジン水温低下、自動変速機油温低下、自動変速機油圧低下のいずれかを検知した場合に起動要求ありと判定する。
【0021】
ステップS101で起動要求がない場合は処理を終了する。
【0022】
ステップS102でモーター9を起動したら、ステップS103に進み、エンジン回転数が所定の回転数N0に達したか否かの判定を行う。所定の回転数N0は、その車両においてアイドル回転として適した値を予め設定しておく。
【0023】
次にステップS104に進み、目標エンジン回転数NtをNPに設定する。目標回転数NPは、その車両においてアイドルストップから再始動するときに達すると推定されるエンジン回転数の最大値として予め決定したものである。
【0024】
ステップ105でエンジン1を始動し、ステップS106に進み、所定時間経過したか否かの判定を行い、所定時間経過後にステップS107で目標エンジン回転数NtをN0まで緩やかに変化させる。最大回転数NPに達した直後にアイドル回転数N0まで回転数を低下させると、車両にかかる前後Gが急激に変化することによって発生する車両戻しGショックが大きくなる。
【0025】
本実施形態ではステップS106で目標エンジン回転数Ntを最大回転数NPとしたまま所定時間が経過するまで待ち、その後アイドル回転数N0まで緩やかに回転数を低下させるので、車両にかかる前後Gの急激な変化を抑え、車両戻しGショックを防止することができる。
【0026】
ステップS107でエンジン回転数Ntをアイドル回転数N0まで緩かに低下させ、ステップS108で停止要求の有無を判定する。停止要求の判定は、自動変速機2が走行レンジに入った状態で、車速がゼロ、ブレーキON、ドアおよびボンネットが閉、の状態でエンジン運転中に、バッテリーSOC、ブレーキブースター負圧、エンジン水温、自動変速機油温、自動変速機油圧のいずれもが予め設定したしきい値を超えている場合を停止要求ありとする。
【0027】
ステップS108で停止要求ありの場合はステップS109でエンジン1を停止して処理を終了する。停止要求がない場合にはそのままエンジン1の運転を続ける。
【0028】
上記制御によってエンジンを再始動した場合の、再始動直後のエンジン回転数、目標エンジン回転数、車両前後Gの変化を図3のタイムチャートに示す。図中の実線Aは本実施形態の制御による変化を示し、点線Cは従来例の制御による変化を示している(一点鎖線Bは後述する第2実施形態の制御を示す)。
【0029】
モーター9起動後t0でエンジン回転数がN0に達する。この時目標エンジン回転数をN0からNPに切り替える。
【0030】
t2で最大回転数Nmを迎えるが、オーバーシュートによって予め設定した最大値NPよりも高い回転数となっている。その後エンジン回転数は低下して、t3で目標エンジン回転数として設定したNPとなる。本実施形態はこのエンジン回転数を維持しているが、従来例では、そのままアイドル回転数N0まで低下している。
【0031】
車両前後Gはt2付近で最大値となるが、本実施形態も従例も略同等の大きさである。その後、エンジン回転数が最大値から低下するのに伴って車両前後Gも減少し、t4で最小値となる。ここで、最大値から最小値までの振れ幅を比較すると、本実施形態は従来例よりも振れ幅は小さいことがわかる。つまり、従来例に比べて車両前後Gの変化によって生じる車両戻しGショックを軽減できていることがわかる。
【0032】
以上により、本実施形態では、アイドルストップからエンジン再始動する際にエンジン回転数が最大値となった状態を所定時間維持するので、車両にかかる前後Gの変化量を小さくすることができ、前後Gの変化によって生じる車両戻しGショックを軽減することが可能となる。
【0033】
エンジン再始動時のエンジン回転数が到達する最大値を、予め設定した1つの値とするので、制御が簡素化できる。
【0034】
第2実施形態について説明する。本実施形態はシステムの構成、制御ともに第1実施形態と基本的に同様である。ただし、ステップS104の目標エンジン回転数Ntの設定が異なる。本実施形態では、ステップS103でエンジン回転数がN0に達したら、ステップS104で図4に示す目標エンジン回転数を設定する為のサブルーチンを実行する。
【0035】
ステップS201で目標エンジン回転数Ntを変数NrとしてステップS202に進む。変数Nrはクランク角センサー15によって検出される実際のエンジン回転数である。
【0036】
ステップS202では、今回のエンジン始動後の変数Nrの最大値Nrmaxを暫定最大回転数Nmとして読込み、ステップS203に進む。
【0037】
ステップS203では目標エンジン回転数Nrと暫定最大回転数Nmとの比較を行う。目標エンジン回転数Nrが暫定最大回転数Nmよりも大きくなった場合はステップS204に進み、そうでない場合はステップS201に戻り、上記制御を繰り返す。
【0038】
ステップS204では暫定最大回転数Nmを目標エンジン回転数として設定し、ステップS105に進む。
【0039】
これにより、暫定最大回転数Nmはエンジン始動毎に実際のエンジン回転数Nrを用いて更新されるので、再始動の度に変動する最大到達回転数を正確に認識することが可能となる。
【0040】
本実施形態の制御を実行した場合を、図3のタイムチャートに一点鎖線Bで示す。
【0041】
t2までは第1実施形態と同様であるが、t2で最大回転数となった後、第1実施形態(実線A)は最大回転数から若干低下したエンジン回転数を維持しているのに対して、本実施形態(実線B)は最大回転数Nmとほぼ同じエンジン回転数を維持している。
【0042】
これにより、車両前後Gのグラフで明らかなように、本実施形態は第1実施形態よりもさらに車両前後Gの振れ幅が小さくなっている。つまり、本実施形態は始動時の車両戻しGショックを第1実施形態よりもさらに軽減することが可能となることがわかる。
【0043】
以上により本実施形態では、エンジン再始動毎に目標エンジン回転数として設定する最大到達回転数の設定を実際のクランクシャフト20の回転数を用いて更新するので、目標エンジン回転数と実際の最大到達回転数とのずれを解消でき、これによって車両前後Gの変動を抑制し、エンジン再始動時の車両戻しGショックを軽減することが可能となる。
【0044】
第3実施形態について説明する。
【0045】
本実施形態も第2実施形態と同様に、システムの構成、制御は基本的に第1実施形態と同様で、ステップS104の目標エンジン回転数Ntの設定方法だけが異なる。
【0046】
本実施形態では、目標回転数Ntを図3におけるNbもしくはNitに設定する。Nitはエンジン再始動時のコレクタタンク内負圧から推定する最大到達回転数である。予め実験等により負圧と最大到達回転数との関係をマップとしてもっておき、エンジン再始動時のコレクタタンク内負圧により検索する。
【0047】
コレクタ内圧力が大気圧に近いほど、再始動時にエンジンに吸入される実空気量が多くなり、このため、最大到達回転数も高くなる。したがって、コレクタ内負圧に基づいて目標回転数Nitを設定することにより、実際の最大回転数に近い値にすることができ、その分だけGショックを軽減できる。
【0048】
Nbはアイドルストップ時間から推定する最大到達回転数である。Nitと同様に予めマップ化しておき、エンジン再始動時にアイドルストップ時間から検索する。
【0049】
アイドルストップ時間が長くなるほど、コレクタ内の負圧は大気圧に近づいていく。したがって、前記と同じく、このアイドルストップ時間が長くなるほど最大到達回転数が高くなり、これに応じて目標エンジン回転数Nbを設定することで、前記と同じくGショックを適切に軽減できる。
【0050】
以上により、本実施形態ではエンジン1の再始動時の条件によって目標エンジン回転数Ntを設定するので、目標エンジン回転数Ntと再始動の度に異なる最大到達回転数とのずれを解消することができる。これにより、エンジン1再始動時の車両戻しGショックを軽減することが可能となる。
【0051】
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のシステム構成を表す図である。
【図2】第1実施形態の制御のフローチャートである。
【図3】第1実施形態を実施した場合のタイムチャートである。
【図4】第2実施形態で実行する目標エンジン回転数設定用のサブルーチンである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 自動変速機(無段変速機含む)
3 トルクコンバータ
4 AT油温センサー
5 AT油圧センサー
6 エンジン水温センサー
7 コントロールユニット(ECM)
8 バッテリーコントローラー
9 モーター
10 ブレーキストロークセンサー
11 ブレーキブースター負圧センサー
13 モーターコントローラー
14 バッテリー
15 クランク角センサー
16 インバータ
17 クランクプーリー
18 モータープーリー
19 ベルト
20 クランクシャフト
21 モーター回転軸
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a device that realizes reduction of exhaust gas, fuel saving, and the like by executing automatic engine stop and automatic start when a predetermined condition is satisfied during operation of an AT (automatic) vehicle. The present invention relates to a control device for an idle stop vehicle that improves startability at the time.
[0002]
[Prior art]
Normally, a larger amount of air and fuel are supplied to the engine than when idling to ensure that the engine is started. For this reason, the engine rotation overshoots immediately after starting and a large engine torque is generated, and then gradually approaches the idle air amount and fuel amount.
[0003]
During normal start-up such as cold start, there is no problem because the transmission range is selected as the parking range or neutral range, but automatic stop or automatic for the purpose of exhaust gas reduction, fuel saving, etc. In the case of a so-called idle stop vehicle that repeats the start, it automatically starts in the travel range, so the engine rotation overshoot immediately after the start is transmitted to the axle and a shock is generated.
[0004]
As a solution to the above-described shock problem, a control system that reduces engine torque at the time of starting is known.
[0005]
Also, since the engine torque is not transmitted to the axle during the idle period of the torque converter at the beginning of the start, the engine is reliably started by normal start-up control, and then until a predetermined time elapses after the torque liner turbine liner starts rotating. Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-228561 discloses a control system that reduces a shock at the time of starting by lowering the torque.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-164958
[Problems to be solved by the present invention]
However, although the control system described in Patent Document 1 is effective for reducing the shock at the time of starting, it is difficult to control, and when the action of ignition retard or the like is increased with the aim of a significant effect, There was a possibility of misfire, and the reliability was not enough.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a control device that reliably performs automatic starting and reduces shock at the time of starting.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
When the vehicle is stopped, the idle stop vehicle control device of the present invention automatically stops the engine when the engine stop permission condition is satisfied even if the transmission is in the travel range selection, and automatically starts the engine when the engine start condition is satisfied after the automatic stop. In a vehicle equipped with a restarting idle stop system, an engine speed detecting means for detecting the engine speed is provided, and at the time of automatic restart, the engine is first forcibly rotated so that the engine speed reaches the idle speed. The target engine speed is set and the engine is restarted. After the engine speed reaches the target engine speed, the target engine speed is maintained for a predetermined time, and after the predetermined time elapses until the idle speed is reached. The engine speed control means at the time of starting that gradually decreases is provided.
[0010]
[Action / Effect]
According to the present invention, when the engine of the idle stop vehicle is restarted, the maximum engine speed is maintained for a predetermined time after the engine speed reaches the preset target engine speed, and the idle speed is gradually increased after the predetermined time has elapsed. Since the engine speed is reduced to an engine speed, the rapid change of the front and rear G applied to the vehicle due to the overshoot of the engine speed when the engine is restarted can be reduced, and the G shock generated by the rapid change of the front and rear G can be reduced .
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 shows the system configuration of this embodiment. Reference numeral 1 denotes an engine, and 2 denotes an automatic transmission (including a continuously variable transmission) that transmits torque of the engine 1 via a torque converter 3. A motor 9 having a power generation function is disposed in the vicinity of the engine 1. A belt 19 is hung on a motor pulley 18 provided on a rotating shaft 21 of the motor 9 and a crank pulley 17 provided on one end of the crankshaft 20, and rotates in conjunction with each other when the rotating shaft 21 or the crankshaft 20 rotates. To do.
[0013]
The motor 9 is connected to the motor controller 13 via the inverter 16. The motor controller 13 controls the inverter 16 according to the signal from the control unit 7, drives the motor 9 by the power of the battery 14 when the engine 1 is started, and rotates the crankshaft of the engine 1. The motor 9 that rotates along with the rotation of the motor is caused to function as a generator, and electric power is regenerated and stored in the battery 14.
[0014]
The engine 1 is provided with an engine water temperature sensor 6, and the automatic transmission 2 is provided with an AT oil temperature sensor 4 and an AT oil pressure sensor 5, and detected values of these sensors are read into a control unit (ECM) 7.
[0015]
In addition to the above, the ECM 7 receives a detection signal from the brake stroke sensor 10 and the brake booster negative pressure sensor 11 and an electric capacity (battery SOC) detection signal of the battery 14 from the battery controller 8.
[0016]
The ECM 7 executes start / stop of the engine 1 and control of the motor controller 13 based on these detection values.
[0017]
Based on each detection signal, the ECM 7 executes control to reduce a shock caused by a change in the longitudinal G of the vehicle when restarting from the idle stop state. FIG. 2 is a flowchart of control executed by the ECM 7.
[0018]
In step S100, it is determined whether an idle stop is being performed. If it is during idle stop, the process proceeds to step S101, and it is determined whether or not there is an activation request. If it is not during idle stop, the process is terminated.
[0019]
If it is determined in step S101 that there is an activation request, the process proceeds to step S102, where the motor 9 is activated and the crankshaft 20 is rotated.
[0020]
The determination of the start request is made when the automatic transmission 2 is in the travel range, the vehicle speed is zero, the brake is ON, the vehicle door and the hood are closed, the accelerator is ON, the brake is OFF, the battery SOC is lowered during the idle stop, When any of brake booster negative pressure shortage, engine water temperature drop, automatic transmission oil temperature drop, automatic transmission oil pressure drop is detected, it is determined that there is an activation request.
[0021]
If there is no activation request in step S101, the process ends.
[0022]
After starting the motor 9 at step S102, the process proceeds to step S103, the engine speed to determine whether or not has reached a predetermined rotational speed N 0. The predetermined rotation speed N 0 is set in advance to a value suitable for idle rotation in the vehicle.
[0023]
The flow advances to step S104, it sets the target engine speed Nt to the N P. Target rotational speed N P is obtained by predetermined as the maximum value engine speed that is estimated to reach when restarting from an idle stop in the vehicle.
[0024]
In step 105, the engine 1 is started, and the process proceeds to step S106 to determine whether or not a predetermined time has elapsed. After the predetermined time has elapsed, the target engine speed Nt is gradually changed to N 0 in step S107. If the rotational speed is reduced to the idle rotational speed N 0 immediately after reaching the maximum rotational speed N P , the vehicle return G shock generated by the rapid change in the longitudinal G applied to the vehicle becomes large.
[0025]
Wait for the target engine speed Nt at step S106 in this embodiment until a predetermined time elapses while the maximum rotational speed N P, as it reduces the subsequent number slowly rotated until idle speed N 0, longitudinal G according to the vehicle Can be prevented and a vehicle return G shock can be prevented.
[0026]
Reduced to either slow the engine speed Nt to the idle speed N 0 in step S107, determines whether or not a stop request in step S108. The determination of the stop request is made with the battery SOC, the brake booster negative pressure, the engine water temperature while the engine is running with the automatic transmission 2 in the traveling range, the vehicle speed is zero, the brake is ON, the door and the hood are closed. When both the automatic transmission oil temperature and the automatic transmission hydraulic pressure exceed a preset threshold value, a stop request is made.
[0027]
If there is a stop request in step S108, the engine 1 is stopped in step S109 and the process is terminated. If there is no stop request, the operation of the engine 1 is continued.
[0028]
FIG. 3 is a time chart showing changes in the engine speed immediately after the restart, the target engine speed, and the vehicle longitudinal G when the engine is restarted by the above control. A solid line A in the figure indicates a change by the control of the present embodiment, and a dotted line C indicates a change by the control of the conventional example (a chain line B indicates a control of the second embodiment described later).
[0029]
The engine speed reaches N 0 at t0 after the motor 9 is started. At this time, the target engine speed is switched from N 0 to N P.
[0030]
greet the maximum rotational speed Nm at t2, but has a higher rotational speed than the maximum value N P set in advance by the overshoot. Thereafter engine speed decreases, and N P is set as the target engine rotational speed at t3. In the present embodiment, this engine speed is maintained, but in the conventional example, the engine speed is decreased to the idle speed N 0 as it is.
[0031]
The vehicle front-rear G has a maximum value in the vicinity of t2, but this embodiment and the conventional example have substantially the same size. Thereafter, as the engine speed decreases from the maximum value, the vehicle front-rear G also decreases, and reaches the minimum value at t4. Here, when comparing the swing width from the maximum value to the minimum value, it can be seen that the swing width of the present embodiment is smaller than that of the conventional example. That is, it can be seen that the vehicle return G shock caused by the change in the vehicle longitudinal G can be reduced as compared with the conventional example.
[0032]
As described above, in the present embodiment, when the engine is restarted from the idle stop, the state where the engine speed reaches the maximum value is maintained for a predetermined time, so that the change amount of the front and rear G applied to the vehicle can be reduced. It is possible to reduce the vehicle return G shock caused by the change in G.
[0033]
Since the maximum value that the engine speed reaches when the engine is restarted is set to one preset value, the control can be simplified.
[0034]
A second embodiment will be described. This embodiment is basically the same as the first embodiment in both system configuration and control. However, the setting of the target engine speed Nt in step S104 is different. In the present embodiment, the engine speed at step S103 is reached in N 0, a subroutine for setting the target engine speed shown in FIG. 4 at step S104.
[0035]
In step S201, the target engine speed Nt is set as a variable Nr, and the process proceeds to step S202. The variable Nr is the actual engine speed detected by the crank angle sensor 15.
[0036]
In step S202, the maximum value Nrmax of the variable Nr after the current engine start is read as the provisional maximum rotational speed Nm, and the process proceeds to step S203.
[0037]
In step S203, the target engine speed Nr is compared with the provisional maximum speed Nm. If the target engine speed Nr is greater than the provisional maximum speed Nm, the process proceeds to step S204. If not, the process returns to step S201, and the above control is repeated.
[0038]
In step S204, the provisional maximum engine speed Nm is set as the target engine speed, and the process proceeds to step S105.
[0039]
As a result, the provisional maximum rotational speed Nm is updated every time the engine is started using the actual engine rotational speed Nr, so that it is possible to accurately recognize the maximum reached rotational speed that changes every time the engine is restarted.
[0040]
A case where the control of the present embodiment is executed is indicated by a one-dot chain line B in the time chart of FIG.
[0041]
The process is the same as in the first embodiment up to t2, but after the maximum speed is reached at t2, the first embodiment (solid line A) maintains the engine speed slightly lower than the maximum speed. In this embodiment (solid line B), the engine speed is maintained substantially the same as the maximum speed Nm.
[0042]
As a result, as is apparent from the vehicle front-rear G graph, the swing width of the vehicle front-rear G is smaller in the present embodiment than in the first embodiment. That is, it can be seen that this embodiment can further reduce the vehicle return G-shock at the time of starting than the first embodiment.
[0043]
As described above, in the present embodiment, since the setting of the maximum reached rotational speed set as the target engine rotational speed at each engine restart is updated using the actual rotational speed of the crankshaft 20, the target engine rotational speed and the actual maximum rotational speed are updated. The deviation from the rotational speed can be eliminated, thereby suppressing the fluctuation of the vehicle longitudinal G and reducing the vehicle return G shock when the engine is restarted.
[0044]
A third embodiment will be described.
[0045]
Similar to the second embodiment, the present embodiment is basically the same in system configuration and control as the first embodiment, except for the method of setting the target engine speed Nt in step S104.
[0046]
In the present embodiment, the target rotation speed Nt is set to Nb or Nit in FIG. Nit is the maximum rotation speed estimated from the negative pressure in the collector tank when the engine is restarted. The relationship between the negative pressure and the maximum reached rotational speed is previously set as a map through experiments or the like, and the search is performed based on the negative pressure in the collector tank when the engine is restarted.
[0047]
The closer the internal pressure of the collector is to the atmospheric pressure, the greater the actual amount of air taken into the engine at the time of restart, and the higher the maximum reached rotational speed. Therefore, by setting the target rotational speed Nit based on the negative pressure in the collector, it is possible to make the value close to the actual maximum rotational speed, and to reduce the G shock accordingly.
[0048]
Nb is the maximum rotation speed estimated from the idle stop time. Like Nit, it is mapped in advance and searched from the idle stop time when the engine is restarted.
[0049]
The longer the idle stop time, the closer the negative pressure in the collector approaches atmospheric pressure. Therefore, as described above, the longer the idle stop time, the higher the maximum reached rotational speed. By setting the target engine rotational speed Nb accordingly, the G shock can be appropriately reduced as described above.
[0050]
As described above, in the present embodiment, since the target engine speed Nt is set according to the restart condition of the engine 1, the deviation between the target engine speed Nt and the maximum reached speed that is different at each restart can be eliminated. it can. This makes it possible to reduce the vehicle return G shock when the engine 1 is restarted.
[0051]
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and it goes without saying that various modifications can be made within the scope of the technical idea described in the claims.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a system configuration of a first embodiment.
FIG. 2 is a flowchart of control according to the first embodiment.
FIG. 3 is a time chart when the first embodiment is implemented.
FIG. 4 is a subroutine for target engine speed setting executed in the second embodiment.
[Explanation of symbols]
1 Engine 2 Automatic transmission (including continuously variable transmission)
3 Torque converter 4 AT oil temperature sensor 5 AT oil pressure sensor 6 Engine water temperature sensor 7 Control unit (ECM)
8 Battery controller 9 Motor 10 Brake stroke sensor 11 Brake booster negative pressure sensor 13 Motor controller 14 Battery 15 Crank angle sensor 16 Inverter 17 Crank pulley 18 Motor pulley 19 Belt 20 Crankshaft 21 Motor rotation shaft

Claims (5)

車両停車時に、変速機が走行レンジ選択中であってもエンジン停止許可条件が成立するとエンジンを自動停止し、
自動停止後にエンジン始動条件が成立するとエンジンを自動再始動するアイドルストップシステムを搭載した車両において、
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段を設け、
自動再始動時にはアイドル回転数よりも高い目標エンジン回転数を設定し、
エンジン回転数が前記目標エンジン回転数に達した後は、所定時間だけ目標エンジン回転数を維持し、所定時間経過後にアイドル回転数まで徐々に低下させる始動時エンジン回転数制御手段を備えることを特徴とするアイドルストップ車両制御装置。
When the vehicle is stopped, the engine is automatically stopped when the engine stop permission condition is satisfied even if the transmission is in the travel range selection.
In vehicles equipped with an idle stop system that automatically restarts the engine when the engine start condition is satisfied after automatic stop,
An engine speed detecting means for detecting the engine speed is provided;
At the time of automatic restart, set the target engine speed higher than the idle speed,
After the engine speed reaches the target engine speed, a target engine speed control means is provided for maintaining the target engine speed for a predetermined time and gradually decreasing the engine speed to an idle speed after a predetermined time has elapsed. An idle stop vehicle control device.
前記目標エンジン回転数として、再始動時に上昇すると予測される最高回転速度に相当する固定値を用いる請求項1に記載のアイドルストップ車両制御装置。The idle stop vehicle control device according to claim 1, wherein a fixed value corresponding to a maximum rotation speed that is predicted to increase upon restart is used as the target engine speed. 前記目標エンジン回転数として、自動再始動時に前記エンジン回転数検出手段によって検出される実際のエンジン回転数の最大値を用いる請求項1に記載のアイドルストップ車両制御装置。2. The idle stop vehicle control device according to claim 1, wherein a maximum value of an actual engine speed detected by the engine speed detection means at the time of automatic restart is used as the target engine speed. 前記目標エンジン回転数を、自動再始動時のエンジンのコレクタタンク内負圧に基づいて決定する請求項1に記載のアイドルストップ車両制御装置。The idle stop vehicle control device according to claim 1, wherein the target engine speed is determined based on a negative pressure in a collector tank of the engine at the time of automatic restart. 前記目標エンジン回転数を、自動停止から自動再始動までの停止時間に基づいて決定する請求項1に記載のアイドルストップ車両制御装置。The idle stop vehicle control device according to claim 1, wherein the target engine speed is determined based on a stop time from automatic stop to automatic restart.
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