JP4128273B2 - 受信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信可能なチャンネルを所定のキーに対応して登録する処理が短時間で行える受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ受信機では受信状態のよいチャンネルを予め所定のプリセットキーに対応させて登録し、受信時にはそのプリセットキーを操作するだけで所望のチャンネルが受信できるようになっている。しかし、車載用のテレビ受信機では走行地域により受信可能なチャンネルが異なるために、ある地域で受信可能なチャンネルをプリセットしても別の地域では受信できないことがある。そこで、チャンネルのプリセット操作を頻繁に実行する必要がある。この煩わしい操作を自動的に行わせるために、オートプリセット機能が設けられており、オートプリセットキーを操作すると、テレビ受信を中止して自動的に受信チャンネルを1chから62chまで1チャンネル毎に掃引して、受信レベルを検出する。そして、プリセットキーの個数(例えば、6個)分だけ、受信レベルの高いチャンネルから順次登録するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車載用のテレビ受信機においては、オートプリセットの実行が指示されると、チューナの受信チャンネルを順次変更してレベル検出、判定を行い、受信レベルの高いチャンネルを所定のプリセットキー番号に対応させて順次登録するので、オートプリセットを行っている間は、チューナは受信チャンネルの掃引に使用され、テレビ放送を視聴することができないという問題がある。特に、このようなテレビ放送波においては、1chから62chまで20秒程度かかってしまい、そのオートプリセット時間が長くなってしまう。
【0004】
本発明は、オートプリセットのために視聴が妨げられる時間を短縮した受信機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、所定のキーの操作により該所定のキーに対応されて記憶されたチャンネルのテレビ放送波を受信するテレビ受信機において、
複数のチャンネルからなるチャンネルグループが複数登録された登録手段と、
所望の受信チャンネルを前記登録手段に設定するための設定手段と、
前記登録手段に記憶された複数のチャンネルグループの中から掃引すべきチャンネルグループを指定する指定手段と、
前記指定手段により指定されたチャンネルグループのチャンネルのみを掃引する掃引手段と、
前記掃引手段によるチャンネルの掃引で、受信レベルが所定の基準レベルより大きいチャンネルを所定のキーに対応させて記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
前記登録手段に登録されたチャンネルグループのチャンネルを設定操作するための設定手段を備えることを特徴とする。
【0007】
【実施例】
図1は本発明の一実施例のテレビ受信機の構成を示すブロック図で、(a)は全体図、(b)は操作部4の構成図である。以下、図に従って説明する。
1はテレビ受信部で、テレビ放送波を受信するチューナ11、検波回路12、周波数を設定するPLL回路13、受信した音声信号を左右のステレオ信号に分離し増幅してスピーカに出力する音声出力部14、受信した映像信号からR、G、B信号を生成し液晶等に表示する表示部15、検波された受信レベルを検出するレベル検出部16から構成される。3は受信チャンネルの登録、プリセットキーに対応した受信周波数をPLL回路13に指示する制御部である。
【0008】
4はプリセット登録操作を行う押し釦スイッチ(キー)等からなる操作部で、自動的にプリセットを実行するように指示するためのオートプリセットキー41、所定のキーを押すことにより対応して記憶されたチャンネルを受信するプリセットキー42(キー番号1〜6)、掃引するチャンネル領域を指定するための領域指定キー43a〜43c等で構成される。尚、操作部4のキー説明はオートプリセット処理に関係するもののみを記している。
【0009】
図2は本発明の一実施例のテレビ受信機の制御部の行う処理のフローチャートである。以下、図に従って説明する。尚、本例は、予め掃引すべきチャンネル領域が1〜12ch(A領域)、13〜40ch(B領域)、41〜62ch(C領域)の3グループに分割されており、オートプリセットが指示された時点で、いずれかのグループに該当するチャンネル領域のみを掃引するものである(以下、41〜62chが指定された場合を例に述べる)。テレビ放送では地域により概略の受信チャンネルが特定の領域に集中しており、例えば、東京、大阪等の大都市ではVHF(1ch〜12ch)、地方都市ではUHFの低域、UHFの高域等のようになっていることが多いので、全チャンネル領域を掃引する必要が少ないことに着目したものである。また、本処理はオートプリセットキー41及び領域指定キー43c(本例では)が操作された時点から開始する。
【0010】
ステップS11では、どのチャンネル領域が指定されたかを判断してステップS12に移る。つまり、ユーザにより操作されたオートプリセットキー41及び領域指定キー43a〜43cの状態で判断する。例えば、C領域に対応する操作キー43c(41ch〜62ch)が操作されたとする。
ステップS12では、受信チャンネルを操作されたキーに対応するチャンネル領域の最初(下限)のチャンネルに設定してステップS13に移る。つまり、41chに設定する。
【0011】
ステップS13では、受信レベルを検出してステップS14に移る。つまり、検波部12の出力信号をレベル検出部16で測定する。
ステップS14では、受信レベルが基準レベルよりも大きいか否かを判断して基準レベルよりも大きければステップS15に移り、受信レベルが基準レベルよりも小さければステップS17に移る。つまり、良好に受信できる受信レベルであるか否かを判断する。
【0012】
ステップS15では、プリセットキーに対して記憶し、受信チャンネルを更新してステップS16に移る。つまり、良好に受信できる放送局のチャンネルをプリセットキー42のキー番号に対応して制御部3内のメモリに記憶する。そして、次のチャンネルを設定する。
ステップS16では、操作されたキーに対応するチャンネル領域の最後のチャンネルか否かを判断して最後チャンネルであればステップS18に移り、最後のチャンネルでなければステップS17に移る。つまり、指定された領域の最後のチャンネルの62chまで受信レベルの検出が完了したかを判断する。
【0013】
ステップS17では、次のチャンネルを設定してステップS13に戻る。つまり、1つのチャンネルに対して良好に受信できるか否かの判断が完了したので、次のチャンネル(1チャンネル上)を設定する。そして、同様の処理(ステップS13〜ステップS17)を繰り返す。
尚、チャンネル掃引中に受信可能チャンネルがプリセットキーの数(本例では6個)よりも多くなった時には、受信レベルの低いチャンネルがプリセットから排除され、新規に受信レベルの高いチャンネルが登録される。
【0014】
また、本例では、チャンネル領域を指定するために領域指定キー43a〜43cを新規に設けているが、既存のプリセットキー42のキーを兼用してもよい。例えば、領域指定キー43aをプリセットキー42の1番キーで代用する。さらに、領域指定はこれに限らず増やすことによりオートプリセットの時間が一層短縮できる。
【0015】
以上説明したように本実施例では、テレビ放送の受信中にプリセットを行うが予め、地域毎に想定される限定されたチャンネル領域のみを掃引するので、オートプリセットに要する時間が短縮できる。
図3は本発明の他の実施例のテレビ受信機のオートプリセット処理を説明するための図で、(a)は掃引領域、(b)は掃引領域指定画面、(c)は掃引領域指定時のキー操作、(d)はオートプリセット時のキー操作、(e)は受信時のキー操作を示す図である。以下、図に従って説明する。本例は、予め指定したチャンネルのみを地域毎にグループ(群)として受信チャンネルの掃引領域を設定しておいて、オートプリセット開始時には、そのグループを指定することにより、指定されたグループに属するチャンネルのみを掃引するものである。
【0016】
図3(a)のごとくA地域は1〜12ch、B地区は1〜12chと19ch、C地域は49〜61ch、D地域は1〜12chと49〜61chを掃引する領域とする場合について説明する。また、地域指定は対応するキー番号(プリセットキーを兼用する)で指定する。
先ず、掃引領域を指定する時(図3(c)参照)は、オートプリセットキー41を押し続けた後、1チャンネルを受信しプリセットキー42の2番キーを押す、以下、同様にして19チャンネルを受信しプリセットキー42の2番キーを押し、完了を示すためにオートプリセットキー41を押し続ける。この時テレビ画面には、図3(b)のようにB地域として登録(2番キーに)されたチャンネルが表示される。
【0017】
オートプリセットの実行を指示する場合には、どのチャンネル領域が指定されたかを判断して対応した処理を行うこと以外は先の実施例と同じであるので説明は省略する(図3(d)参照)。例えば、オートプリセットキー41に続いてプリセットキー42の2番キーを押すことにより、B地域に対応する1〜12chと19chがチャンネル掃引の対象になる。
【0018】
尚、プリセット受信する場合は、オートプリセット処理により登録されたプリセットキー42のキー番号を操作する(押す)ことにより対応するチャンネルが受信できる(図3(e)参照)。
以上説明したように本実施例では、比較的頻繁に受信領域を移動した場合に移動した地域に対応した地域をキー番号で指定することにより短時間でオートプリセットが可能になる。また、地域毎に細かに掃引チャンネルが指定でき、掃引されないチャンネルがなくなり、且つ、時間短縮が図られる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、オートプリセットのために視聴が妨げられる時間を短縮した受信機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテレビ受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のテレビ受信機の制御部の行う処理のフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例のテレビ受信機のオートプリセット処理を説明するための図である。
【符号の説明】
11・・・・チューナ、 18・・・・レベル検出部、
12・・・・検波回路、 3・・・・・制御部、
13・・・・PLL回路、 4・・・・・操作部、
14・・・・音声出力部、 41・・・・オートプリセットキー、
15・・・・表示部、 42・・・・プリセットキー、
16・・・・メモリ、
43a、43b、43c・・・・領域指定キー。
Claims (1)
- 所定のキーの操作により該所定のキーに対応されて記憶されたチャンネルのテレビ放送波を受信するテレビ受信機において、
複数の受信チャンネルからなるチャンネルグループが複数登録された登録手段と、
前記登録手段に登録されるチャンネルグループの受信チャンネルを設定する操作を行うための設定手段と、
前記登録手段に記憶された複数のチャンネルグループの中から掃引すべきチャンネルグループを指定する指定手段と、
前記指定手段により指定されたチャンネルグループのチャンネルのみを掃引する掃引手段と、
前記掃引手段によるチャンネルの掃引で、受信レベルが所定の基準レベルより大きいチャンネルを所定のキーに対応させて記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とするテレビ受信機。
Priority Applications (1)
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JP17890098A JP4128273B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP17890098A JP4128273B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 受信機 |
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JP2000013192A JP2000013192A (ja) | 2000-01-14 |
JP4128273B2 true JP4128273B2 (ja) | 2008-07-30 |
Family
ID=16056658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17890098A Expired - Fee Related JP4128273B2 (ja) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | 受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4128273B2 (ja) |
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1998
- 1998-06-25 JP JP17890098A patent/JP4128273B2/ja not_active Expired - Fee Related
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