JP4127497B2 - ディジタル・サービス・システム - Google Patents
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Description
【技術分野】
この発明は,ディジタル・サービス・システム,センタ・サーバ,センタ・サーバの制御方法,センタ・サーバを制御するプログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【発明の背景】
顧客情報と印刷会社に対する権限を管理サーバにおいて管理するものがある(例えば,特許文献1参照)。しかしながら,この管理システムはクライアント・サーバ・モデルである。クライアント・サーバ・モデルにおいては,クライアント・コンピュータからのコマンドがサーバに集中するので,サーバの負荷が大きい。サーバの負荷を軽減するためにピア・トゥ・ピアのネットワーク・システムが脚光を浴びている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002-56254号公報
【0004】
ピア・トゥ・ピアのネットワーク・システムを利用することにより,サービスを提供しているコンピュータ装置に直接アクセスすることにより,そのサービスの提供を受けることができる。
【0005】
しかしながら,従来のピア・トゥ・ピアのネットワーク・システムにおいては,すべてのユーザがピア・トゥ・ピアのネットワーク・システムを構成するコンピュータにアクセスできるので,特定のユーザにサービスを提供したい場合には適さないことがある。
【0006】
【発明の開示】
この発明は,特定のユーザにサービスを提供することを目的とする。
【0007】
この発明によるディジタル・サービス・システムは,クライアント・コンピュータとサービス・サーバとセンタ・サーバとを含むものである。
【0008】
上記サービス・サーバは,上記サービス・サーバにおいて行われるサービスの内容を示すデータ,サービスの権限レベルを示すデータおよび上記コンテンツ・サーバのアドレス・データを上記センタ・サーバに送信する第1の送信手段を備えている。
【0009】
上記クライアント・コンピュータは,上記センタ・サーバにサービス・リストの要求指令を送信する第2の送信手段を備えている。
【0010】
上記センタ・サーバは,上記サービス・サーバの上記第1の送信手段から送信された上記サービス内容データ,上記サービスの権限レベル・データおよび上記アドレス・データを,管理テーブルに格納する格納制御手段,上記クライアント・コンピュータの上記第2の送信手段から送信されるサービス・リスト要求指令に応答して,上記サービス権限レベルにもとづいて上記管理テーブルに格納されているデータから上記サービス・サーバのサービス内容およびアドレスを含むサービス・リストを生成するサービス・リスト生成手段,ならびに上記サービス・リスト生成手段によって生成されたサービス・リストを示すデータを上記クライアント・コンピュータに送信する第3の送信手段を備えている。
【0011】
上記ディジタル・サービス・システムを構成するクライアント・コンピュータ,サービス・サーバおよびセンタ・サーバのそれぞれを単独で構成するようにしてもよい。また,それらのクライアント・コンピュータ,サービス・サーバ及びセンタ・サーバのそれぞれの制御方法を提供するようにしてもよい。さらに,それらのクライアント・コンピュータ,サービス・サーバおよびセンタ・サーバの動作を制御するためのプログラムおよびそのようなプログラムを格納した記録媒体を提供するようにしてもよい。
【0012】
この発明によると,上記サービス・サーバから上記センタ・サーバに,上記サービス・サーバによって行われるサービスの内容を示すデータ,サービスの権限レベルを示すデータおよび上記コンテンツ・サーバのアドレス・データが送信される。センタ・サーバにおいて,サービス内容データ,サービス権限データおよびアドレス・データが受信されると,これらのデータが管理テーブルに格納される。
【0013】
上記サービス・サーバにおけるサービスの提供を受けようとする上記クライアント・コンピュータのユーザによって,上記クライアント・コンピュータから上記センタ・サーバにサービス・リストが要求される。すると,上記クライアント・コンピュータからのサービス・リスト要求に応答して,上記センタ・サーバにおいてサービス権限レベルにもとづいて上記サービス・リストが生成される。生成されたサービス・リストを示すデータが上記クライアント・コンピュータに送信される。サービス権限レベルにもとづいて生成されたサービス・リストが上記クライアント・コンピュータにおいて受信される。
【0014】
上記クライアント・コンピュータにおいてサービス・リストが受信される。サービス・リストには,サービス内容とそのサービスを提供する上記サービス・サーバのアドレスが格納されている。上記クライアント・コンピュータのユーザは,サービス・リストに格納されているサービス内容のうち所望のサービスを提供するサービス・サーバにアクセスすることができる。クライアント・コンピュータのユーザは,サービス・サーバによって提供されるサービスを受けることができる。
【0015】
サービス・リストは,サービス・サーバから送信される権限レベルにもとづいて生成されるので,上記サービス・サーバから上記センタ・サーバに送信される権限レベルを,サービスの提供を秘密にしておきたい権限レベル(プライベート)とすることにより,上記サービス・サーバのサービスの内容およびアドレスがサービス・リストに含まれないようにできる。特定のユーザにサービスを提供することができ,そのほかのユーザには上記サービス・サーバのサービスを秘密にすることができる。サービスを秘密にする必要の無いクライアント・コンピュータのユーザに対しては個別に知らせることにより上記サービス・サーバのサービスを提供することができる。
【0016】
上記クライアント・コンピュータは,上記センタ・サーバの上記第3の送信手段から送信されたサービス・リスト・データによって表されるサービス・リストに含まれるアドレスをもつサービス・サーバにサービス要求を送信する第4の送信手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0017】
上記サービス・サーバによってサービス要求が受信されることにより,上記クライアント・コンピュータのユーザは,上記サービス・サーバにおいて行われるサービスを受けることができる。
【0018】
上記サービス・サーバが,上記クライアント・コンピュータの上記第4の送信手段から送信されたサービス要求に応答して,上記クライアント・コンピュータの認証を行う認証手段,および上記認証手段により認証されたことに応じて,上記クライアント・コンピュータの上記第4の送信手段から送信されたサービス要求にもとづく処理を実行するサービス実行手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0019】
権限レベルに応じてサービスを提供する上記サービス・サーバにアクセスできたとしても,認証されなければサービス要求に応じた処理が行われない(プロテクト)。上記クライアント・コンピュータごとにサービスの提供の可否を設定できる。
【0020】
【実施例の説明】
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・サービス・システムの概要を示している。
【0021】
ディジタル・サービス・システムには,インターネットを介して互いに通信可能なクライアント・コンピュータ1,多数のサービス・サーバ2およびセンタ・サーバ3が含まれている。
【0022】
サービス・サーバ2は,クライアント・コンピュータ1からの要求に応じて,サービス(画像データなどのコンテンツの送信,プリントなど)を行うものである。
【0023】
また,この実施例においてはわかりやすくするために,クライアント・コンピュータ1とサービス・サーバ2とを分けて説明するが,クライアント・コンピュータ1においてサービスが提供されればサービス・サーバとなるし,サービス・サーバ2においてサービスを要求すればクライアント・コンピュータとなる。
【0024】
この実施例によるディジタル・サービス・システムは,サービスごとの権限レベルが定められる。権限レベルに応じて,特定のクライアント・コンピュータ1のユーザがサービスの提供を受けることができる。さらに詳しくは,以下の説明によって明らかとなろう。
【0025】
図2は,センタ・サーバ3の電気的構成を示すブロック図である。クライアント・コンピュータ1およびサービス・サーバ2の構成もセンタ・サーバ3と同様である。
【0026】
サービス・サーバ3の全体の動作は,コンピュータ10によって統括される。
【0027】
このコンピュータ10に,クライアント・コンピュータ1およびサービス・サーバ2と通信するための通信回路11,データ等を一時的に記憶するメモリ12,コマンド等をコンピュータ10に与える入力装置13,表示装置14および後述する管理テーブル等を格納するハードディスク16が含まれている。
【0028】
さらに,センタ・サーバ3には,CD-ROM(コンパクト・ディスク−リード・オンリ・メモリ)17およびCD-ROMドライブ15が含まれている。このCD-ROMドライブ15によって,後述する動作を行うためのプログラムが格納されているCD-ROM17がアクセスされる。CD-ROM17から読み取られたプログラムがコンピュータ10にインストールされる。
【0029】
図3は,センタ・サーバ3のハードディスク16に記憶される管理テーブルの一例である。
【0030】
管理テーブルに格納される管理データには,識別ナンバ,サービス・サーバ2のIP(インターネット・プロトコル)アドレスおよびポート番号,サービスを識別するためのサービス・ネーム,サービスの種類を表すサービス・タイプ,サービスを許可するレベルを定める権限レベルならびにサービス・サーバ2および提供するサービスごとに固有のGUID(グローバル・ユニーク・アイデンティフィケーション・ナンバ)がある。GUIDは,送信時間(図示しないタイマから得られる)とサービス・サーバのIPアドレス等にもとづいてサービスごとに固有のものが生成されることとなろう。これらの,管理データは,識別ナンバを除いてサービス・サーバ2からセンタ・サーバ3に送信される。識別ナンバは,サービス・サーバ2からIPアドレス等が送信されることに応じてセンタ・サーバ3において付与される。
【0031】
この実施例においては,権限レベルは,パブリック,プロテクトおよびプライベートの3種類がある。パブリックは,すべてのユーザにサービスを提供するものである。プロテクトは,後述するサービス・リストにサービス・ネーム等を格納してサービス・リストの要求のあったクライアント・コンピュータ1にサービス・サーバ2のIPアドレス等を知らせるが,ユーザが認証された場合にサービスを提供するものである。プライベートは,サービス・リストにサービスを提供するサービス・サーバのIPアドレス等を格納しないものである。プライベートのサービスは,そのプライベートのサービスを提供するサービス・サーバ2から,サービスを要求するクライアント・コンピュータ1に電子メール等を利用して,IPアドレス等を知らせることとなろう。
【0032】
図4は,センタ・サーバ3において生成されるサービス・リストの一例である。
【0033】
サービス・リストは,上述した管理テーブルにもとづいて生成されるものである。サービス・リストには,サービス・サーバ2のIPアドレスおよびポート番号,サービス・ネームならびにサービス・タイプが格納されている。
【0034】
上述したように,サービス・リストは,管理テーブルに格納されている管理データのうち権限レベルがプロテクトおよびパブリックのものの管理データを用いて生成される。
【0035】
サービス・リストは,クライアント・コンピュータ1からの要求に応じてセンタ・サーバ3において生成される。
【0036】
図5は,登録ユーザ・リストの一例である。
【0037】
登録ユーザ・リストは,サービスごとにサービス・サーバ2において生成される。登録ユーザ・リストは,複数のGUIDから構成されている。上述したプロテクトおよびプライベートの権限レベルのサービスの提供を受けるクライアント・コンピュータ1のユーザは,そのサービスを提供するサービス・サーバ2にあらかじめサービスごとにユーザ登録することが必要となる。あらかじめユーザ登録されたクライアント・コンピュータ1のサービスごとのGUIDを登録したものが登録ユーザ・リストである。登録ユーザ・リストを用いてユーザ認証されたクライアント・コンピュータ1のユーザが,プライベートまたはプロテクトのサービスを受けることができる。
【0038】
図6は,管理テーブル生成処理を示すサービス・サーバ2とセンタ・サーバ3とのフローチャートである。
【0039】
サービス・サーバ2において,提供すべきサービスに応じてサービス・ネーム,サービス・タイプおよびサービスの権限レベルが設定される。すると,設定した時間とサービス・サーバ2のIPアドレスにもとづいてGUIDが生成される。IPアドレス,ポート番号,サービス・ネーム,サービス・タイプ,権限レベルおよびGUIDの管理データがサービス・サーバ2からセンタ・サーバ3に送信される(ステップ21)。
【0040】
サービス・サーバ2から送信された管理データがセンタ・サーバ3において受信されると,その管理データは,管理テーブルに識別番号が付されて格納される(ステップ31)。
【0041】
管理テーブルに格納された管理データのうち権限レベルが読み取られる。読み取られた権限レベルがプロテクトまたはプライベートであれば(ステップ32でYES),センタ・サーバ3のコンピュータ10においてサービスごとに固有のペアの秘密鍵と公開鍵とが生成される(ステップ33)。生成された秘密鍵と公開鍵とがセンタ・サーバ3からサービス・サーバ2に送信される(ステップ34)。権限レベルがプロテクトまたはプライベートでない,すなわち,パブリックであれば(ステップ32でNO),ステップ33および34の処理はスキップされる。
【0042】
センタ・サーバ3から送信された秘密鍵と公開鍵とが管理データを送信したサービス・サーバ2において受信されると,設定したサービス・タイプ等に対応して記録される(ステップ22)。これらの秘密鍵と公開鍵とを用いて後述するクライアント・コンピュータ1のユーザの認証処理が行われる。
【0043】
図7は,サービス・リストの送信処理を示すクライアント・コンピュータ1とセンタ・サーバ3との処理手順を示すフローチャートである。
【0044】
クライアント・コンピュータ1からセンタ・サーバ3にサービス・リストの要求が送信される(ステップ41)。
【0045】
クライアント・コンピュータ1から送信されたサービス・リストの要求がセンタ・サーバ3において受信されると,管理テーブルから上述したようにサービス・リストが生成される(ステップ51)。すなわち,権限レベルがプライベート以外の管理データのうち,IPアドレスおよびポート番号,サービス・ネームならびにサービス・タイプが抽出され,サービス・リストが生成される。生成されたサービス・リストが,要求したクライアント・コンピュータ1に送信される(ステップ52)。
【0046】
センタ・サーバ3から送信されたサービス・リストがクライアント・コンピュータ1において受信されると,そのサービス・リストがクライアント・コンピュータ1の所定のメモリ領域に記録される(ステップ42)。クライアント・コンピュータ1のユーザは,サービス・リストに格納されているサービス・ネームおよびサービス・タイプを確認する。所望のサービスを行っているサービス・サーバ2のIPアドレスおよびポート番号がサービス・リストから読み取られる。その読み取られたIPアドレスおよびポート番号をもつサービス・サーバ2にサービス要求が行われる。
【0047】
図8および図9は,サービス実行処理手順を示している。図8は,クライアント・コンピュータ1の処理手順を示すフローチャートであり,図9は,サービス・サーバ2の処理手順を示すフローチャートである。
【0048】
上述のようにしてセンタ・サーバ3から送信されたサービス・リストがクライアント・コンピュータ1において受信されている。サービス・リストのうちサービス・ネームとサービス・タイプとがクライアント・コンピュータ1の表示装置の表示画面上に表示される。表示されたサービス・ネームとサービス・タイプとを参照して,クライアント・コンピュータ1のユーザが受けたいサービスに対応するサービス・ネームとサービス・タイプとが選択される。選択されたサービス・ネームとサービス・タイプとをそれぞれ表すデータがクライアント・コンピュータ1から,選択したサービス・ネーム等に対応するIPアドレスおよびポート番号をもつサービス・サーバ2に送信される(ステップ61)。
【0049】
上述したように権限レベルがプロテクトの場合には(権限レベルがプライベートの場合にはサービス・リストにサービス・ネーム等のデータが格納されないので,サービス・リストからプライベートのサービス・ネーム等を選択することはできない),認証処理が必要である。この認証処理は,後述するようにサービスに対応し,かつ暗号化されたGUIDが利用される。このために,サービス・ネーム等を送信する場合に,送信するサービス・ネーム等に対応し,かつ暗号化されたGUIDもあれば,そのGUIDもクライアント・コンピュータ1からサービス・サーバ2に送信される。
【0050】
クライアント・コンピュータ1から送信されたサービス・ネーム等がサービス・サーバ2において受信されると,そのサービス・ネーム等に対応する権限レベルが判断される(ステップ71)。
【0051】
権限レベルがパブリックであれば,公けに公開しているサービスなのでクライアント・コンピュータ1からの要求に応じてサービスが実行される(ステップ72)。たとえば,サービス・タイプがコンテンツ・サービスであれば,クライアント・コンピュータ1からの要求に応じた画像データ等のコンテンツがクライアント・コンピュータ1に送信される。
【0052】
権限レベルがプロテクトまたはプライベートであれば(プライベートの場合,クライアント・コンピュータ1のユーザは,サービス・リストの中からサービス・ネーム等を選択したのではなく,上述したようにサービス・サーバ2のユーザから個別にIPアドレス,サービス・ネーム等が教えられているものとなろう),サービス・ネーム等の受信とともに対応する暗号化されたGUIDが受信されたかどうかが確認される(ステップ73)。
【0053】
暗号化されたGUIDが受信されなければ,要求のあったクライアント・コンピュータ1のユーザはユーザ登録していないと見なされる。認証が必要である旨のメッセージがサービス・サーバ2からクライアント・コンピュータ1に送信される(ステップ74)。
【0054】
クライアント・コンピュータ1において,サービス・サーバ2から認証が必要である旨のメッセージが受信されると(ステップ62でYES),後述するユーザ登録が行われる(ステップ63)。ユーザ登録によりサービスに対応した暗号化されたGUIDがクライアント・コンピュータ1に送信される。サービス・ネームの送信とともに,対応する暗号化されたGUIDがクライアント・コンピュータ1からサービス・サーバ2に送信することにより,認証が行われる。
【0055】
サービス・サーバ2において,サービスに対応して暗号化されたGUIDが受信されると(ステップ73でYES),そのサービスに対応してセンタ・サーバ3から送信された秘密鍵を用いて,暗号化されたGUIDの復号処理が実行される(ステップ75)。復号が成功すれば(ステップ76でYES),対応するサービスのユーザ登録リストに格納されているGUIDのうち対応するGUIDがあるかどうかが判断される。復号されたGUIDがユーザ登録リストに登録されていると,認証成功のメッセージがサービス・サーバ2からクライアント・コンピュータ1に送信される(ステップ78)。
【0056】
サービス・サーバ2から送信された認証成功のメッセージがクライアント・コンピュータ1において受信されると(ステップ64でYES),サービス要求がクライアント・コンピュータ1からサービス・サーバ2に送信される(ステップ65)。
【0057】
クライアント・コンピュータ1から送信されたサービス要求に応じて,サービス・サーバ2においてサービス・タイプに応じたサービスが実行される(ステップ79)。
【0058】
サービス・サーバ2において,復号されたGUIDが無ければ(ステップ76でNO),認証エラー・メッセージがサービス・サーバ2からクライアント・コンピュータ1に送信される(ステップ77)。
【0059】
クライアント・コンピュータ1において,サービス・サーバ2から送信された認証エラー・メッセージが受信される(ステップ66でYES)。すると,クライアント・コンピュータ1の表示装置の表示画面上には認証エラーが表示される(ステップ67)。表示された認証エラーを見ることにより,必要であればサービス・サーバ2にユーザ登録が行われることとなろう。
【0060】
図10は,ユーザ登録の処理手順(図8ステップ63の処理手順)を示すフローチャートである。
【0061】
受けようとするサービスに対応してクライアント・コンピュータ1においてGUIDが生成される。生成されたGUIDがそのサービスを提供するサービス・サーバ2に送信される(ステップ81)。
【0062】
クライアント・コンピュータ1から送信されたGUIDがサービス・サーバ2において受信されると,サービスに対応したユーザ登録リストに受信したGUIDが登録される(ステップ91)。さらに,センタ・サーバ3から送信された公開鍵を用いて,クライアント・コンピュータ1から送信されたGUIDが暗号化される(ステップ92)。暗号化されたGUIDがサービス・サーバ2からクライアント・コンピュータ1に送信される(ステップ93)。
【0063】
サービス・サーバ2から送信された暗号化されたGUIDが,クライアント・コンピュータ1において受信され,記録される(ステップ82)。このようにして暗号化されたGUIDがクライアント・コンピュータ1において受信され,かつ記録されると,上述のようにしてサービス・サーバ2にサービスの提供を受けるときにサービス・ネームとともにサービス・サーバ2に送信されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル・コンテンツ・システムの概要を示している。
【図2】センタ・サーバの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】管理テーブルを示している。
【図4】サービス・リストを示している。
【図5】登録ユーザ・リストを示している。
【図6】管理テーブル生成処理手順を示すフローチャートである。
【図7】サービス・リスト送信処理手順を示すフローチャートである。
【図8】クライアント・コンピュータのサービス実行処理を示すフローチャートである。
【図9】サービス・サーバのサービス実行処理を示すフローチャートである。
【図10】ユーザ登録処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 クライアント・コンピュータ
2 サービス・サーバ
3 センタ・サーバ
10 コンピュータ
11 通信回路
15 CD-ROMドライブ
16 ハードディスク
17 CD-ROM
Claims (2)
- クライアント・コンピュータとサービス・サーバとセンタ・サーバとを含むディジタル・サービス・システムにおいて,
上記サービス・サーバが,
上記サービス・サーバにおいて行われるサービスの内容を示すデータ,上記サービス・サーバの認証が不要なパブリック,上記サービス・サーバの認証が必要なプロテクトまたは上記サービス・サーバの認証が必要なプライベートのサービス権限レベルを示すデータおよび上記サービス・サーバのアドレス・データを上記センタ・サーバに送信する第1の送信手段,および
登録ユーザ・リストにあらかじめ登録されている上記クライアント・コンピュータのうち,プライベートのサービスを要求する上記クライアント・コンピュータに上記サービス・サーバのアドレスを示すデータを送信するアドレス・データ送信手段を備え,
上記クライアント・コンピュータが,
上記センタ・サーバにサービス・リストの要求指令を送信する第2の送信手段を備え,
上記センタ・サーバが,
上記サービス・サーバの上記第1の送信手段から送信された上記サービス内容データ,上記サービス権限レベル・データおよび上記アドレス・データを,管理テーブルに格納する格納制御手段,
上記クライアント・コンピュータの上記第2の送信手段から送信されるサービス・リスト要求指令に応答して,上記管理テーブルに格納されているデータからパブリックまたはプロテクトの上記サービス・サーバのサービス内容およびアドレスを含むサービス・リストを生成するサービス・リスト生成手段,ならびに
上記サービス・リスト生成手段によって生成されたサービス・リストを示すデータを上記クライアント・コンピュータに送信する第3の送信手段を備え,
上記クライアント・コンピュータが,
上記センタ・サーバの上記第3の送信手段から送信されたサービス・リスト・データによって表されるサービス・リストに含まれるアドレスをもつサービス・サーバまたは上記サービス・サーバのアドレス・データ送信手段から送信されたアドレス・データによって表わされるアドレスをもつ上記サービス・サーバにサービス要求を送信する第4の送信手段をさらに備えた,
ディジタル・サービス・システム。 - 上記サービス・サーバが,
上記クライアント・コンピュータの上記第4の送信手段から送信されたサービス要求に応答して,上記クライアント・コンピュータの認証を行う認証手段,および
上記認証手段により認証されたことに応じて,上記クライアント・コンピュータの上記第4の送信手段から送信されたサービス要求にもとづく処理を実行するサービス実行手段,
をさらに備えた請求項1に記載のディジタル・サービス・システム。
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