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JP4123211B2 - 空気調和機 - Google Patents

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JP4123211B2 JP2004276850A JP2004276850A JP4123211B2 JP 4123211 B2 JP4123211 B2 JP 4123211B2 JP 2004276850 A JP2004276850 A JP 2004276850A JP 2004276850 A JP2004276850 A JP 2004276850A JP 4123211 B2 JP4123211 B2 JP 4123211B2
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Description

本発明は、水のクラスターを室内に放出することで、壁やカーテンの脱臭を行う、空気調和機の構成に関する。
近年の空気調和機は冷房や暖房を行うに留まらず、室内空気の質向上を図るべく、浮遊塵埃やアレルゲンの除去、脱臭、抗菌などの各種機能が付与されている。しかし、基本的にはこれらの手段としては、空気吸入口に各種のフィルタ類を設けて濾し採るあるいは吸着するといった方式を採っており、これらフィルタ類の汚損が進行すると通風抵抗が増加して冷暖房時のエネルギー消費を増大させるばかりでなく、適宜、清掃・手入れを行わないと塵埃や臭いがフィルタに堆積するためにかえって逆効果となる可能性もある。
また、上記のような方式で脱臭を行う場合、室内空気中の臭い成分は比較的速やかに除去されるが、室内の壁やカーテン等に付着している臭い成分までは除去できず、室内には臭いが残ってしまうという課題があった。
これに対して、例えば、図13のように空調装置類内部から吹き出される冷・暖空気に対して脱臭殺菌性ガスを適宜量混合せしめることにより、悪臭や細菌・バクテリア・黴類等の発生ならび拡散を防止することができる脱臭殺菌性ガス供給手段を具備する空調装置類が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来例は、図13に示すように、薬剤容器112と、その薬剤容器112に対して気化促進作用を行う気化促進部114とを備えた脱臭殺菌性ガス供給手段110を、空気流通路の一部に配設した、脱臭殺菌性ガス供給手段110を具備する空調装置類であって、適用される薬剤としては、ホルマリン、クレゾール等があげられるが、特に安定化二酸化塩素が殺菌脱臭性に優れ取り扱い上安全性の高いとしている。
また、上記脱臭殺菌性ガス供給手段110は、空調装置類の空気採り入れ口1と熱交換器(冷・暖空気形成部)2との間の空気流通路に配設することが望ましいとしている。
このような構成により、気化促進部114による気化促進作用によって、薬剤容器112に収納された安定化二酸化塩素から二酸化塩素が適宜量ずつ気化せしめられ、このようにして得られる二酸化塩素ガスは、種々な方式の冷熱源や加熱源から熱交換された冷風や温風内に適宜量混合されて、エアコン設備の内部、ダクト等を順次通過し、エアコン等の吹き出し口から空調対象空間としての室内に吹き出される。
こうして、脱臭殺菌性ガスの混在した冷・暖空気が室内に吹き出されることになり、適用室内雰囲気を清浄かつ安全な状態に維持することができるというものである。
特開2001−314492号公報
しかしながら、前記従来の構成では、脱臭殺菌性のガスとして二酸化塩素等の化学物質使用を想定しており、特に家庭用として広く用いる場合に、放出量の管理が不十分になると、完全に安全とは言い切れない、放出物質自体に臭いがある等の課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、安全性が高く、室内の壁やカーテン等に付着している臭い成分まで除去できる機能を有する空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、水クラスター発生装置を備え、前記水クラスター発生装置は、ペルチエ素子を有し、前記ペルチエ素子の冷却面側に接して冷却面を備えるとともに放熱面側に接して放熱フィンを備え、前記冷却面上に第1の電極とその上部の離れた位置に第2の電極とを設け、前記ペルチエ素子によって前記第1の電極を冷却して結露を生じさせて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に高電圧を印加して放電させることによって前記第1の電極に結露した水をクラスターにして空気中に放出させるもので、前記水クラスター発生装置を前記送風回路の吹出口内に配したものである。
これによって、脱臭効果が高い水クラスターを、空気調和機の吹出し風に乗せて室内に拡散させることにより、室内の壁やカーテン等に付着している臭い成分まで除去できる上に、放出成分が水であるために、高い安全性が確保されるものである。
本発明は、安全性が高く、室内の壁やカーテン等に付着している臭い成分まで除去できる機能を有する空気調和機を提供することができる。
第1の発明は、熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、水クラスター発生装置を備え、前記水クラスター発生装置は、ペルチエ素子を有し、前記ペルチエ素子の冷却面側に接して冷却面を備えるとともに放熱面側に接して放熱フィンを備え、前記冷却面上に第1の電極とその上部の離れた位置に第2の電極とを設け、前記ペルチエ素子によって前記第1の電極を冷却して結露を生じさせて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に高電圧を印加して放電させることによって前記第1の電極に結露した水をクラスターにして空気中に放出させるもので、前記水クラスター発生装置を前記送風回路の吹出口内に配することで、脱臭効果が高い水クラスターを、空気調和機の吹出し風に乗せて室内に拡散させることにより、室内の壁やカーテン等に付着している臭い成分まで除去できる上に、放出成分が水であるために、高い安全性
が確保される。
第2の発明は、熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、水クラスター発生装置とを備え、前記水クラスター発生装置は、ペルチエ素子を有し、前記ペルチエ素子の冷却面側に接して冷却面を備えるとともに放熱面側に接して放熱フィンを備え、前記冷却面上に第1の電極とその上部の離れた位置に第2の電極とを設け、前記ペルチエ素子によって前記第1の電極を冷却して結露を生じさせて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に高電圧を印加して放電させることによって前記第1の電極に結露した水をクラスターにして空気中に放出させるもので、前記水クラスター発生装置を吹出口に備え、前記放熱フィンを記吹出口内に配し、前記冷却面と前記第1の電極と前記第2の電極と前記吹出口外に配し、前記水クラスター発生装置を固定した下流側に開口部を設け、前記冷却面と前記第1の電極と前記第2の電極及び開口部を通過して前記吹出口内に至る送風路を形成することにより、暖房時に冷却面に吹出し口の高温風が当たることがなく、冷却面の温度を効率良く下げて、結露水が採れる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、吹出口内の静圧が陰圧になることによって、前記吹出口の外から前記吹出口内に向かう空気の流れが生まれるように送風路を形成することにより、暖房時に冷却面に吹出し口の高温風が当たることがなく、冷却面の温度を効率良く下げて、結露水が採れる上に、新たにファン等を設けることなく、水クラスターを、空気調和機の吹出し風に乗せて室内に広く拡散させられる。
第4の発明は、特に、第2又は3の発明の水クラスター発生装置を吹出口の側壁に備えることにより、吹出口の主流にあって、大きい通風抵抗となり、冷暖房時の性能を低下させるといったことがない。
第5の発明は、特に、第2又は3の発明の水クラスター発生装置を吹出口の下部壁に備えることにより、放熱フィンが送風機から遠ざけることができ、騒音上昇を抑えられる。
第6の発明は、熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、ペルチエ素子を有して、冷却面と放熱フィンを有し、冷却面に結露した水を、放電によってクラスター粒子にして空気中に放出させる水クラスター発生装置とを備え、前記水クラスター発生装置は、ペルチエ素子を有し、前記ペルチエ素子の冷却面側に接して冷却面を備えるとともに放熱面側に接して放熱フィンを備え、前記冷却面上に第1の電極とその上部の離れた位置に第2の電極とを設け、前記ペルチエ素子によって前記第1の電極を冷却して結露を生じさせて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に高電圧を印加して放電させることによって前記第1の電極に結露した水をクラスターにして空気中に放出させるもので、前記水クラスター発生装置を吹出口の上部壁に備え、放熱フィンを熱交換器の上流側に配し、前記冷却面と前記第1の電極と前記第2の電極とは吹出口内に配するものである。
これにより、暖房時でも、放熱フィンに温度の低い風が当てられ、効率良く放熱ができるため、冷却面の温度が下げられ、結露量を多くできる上に、水クラスターを、空気調和機の吹出し風に乗せて室内に広く拡散させられる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機室内機の縦断面図、図2は吹出口を正面から見た正面図で、図3は取り付けられる水クラスター発生装置の拡大斜視図、
図4は水クラスターによる脱臭効果を示すグラフである。
図1〜2において、吸入口1から熱交換器2、送風機3を通って吹出口4に至る送風回路があり、吹出口4の内部に水クラスター発生装置5を固定する。
図3において、水クラスター発生装置5にはペルチエ素子6があり、その冷却面側7に接して冷却面8、放熱面側9に接して放熱フィン10を固定する。また、冷却面上には第1の電極11aと、その上部には電極11bを設け、この両電極間に高電圧を印加する。
また、水クラスター発生装置5の冷却面8を通過する風量を絞り、冷却面8の温度を下げるために、制御12を設ける。
以上のように構成された空気調和機室内機について、以下その動作、作用を説明する。
ペルチエ素子6に通電すると、その両面に温度差が生ずる。この場合、冷却面側7に接する冷却面8での冷却量、放熱面側9に接する放熱フィン10からの放熱量を適切に設計すれば、冷却面8、及びその上の第1の電極11aに結露を生じる。
ここで、第1の電極11aと第2の電極11b間に高電圧を印加すると、放電が起こり、直径が約18nm程度の微細な水の粒子(クラスター)が放出され、吹出風に乗せて室内に広く拡散させることができる。
この水クラスターは反応性が高く、臭い成分に作用して無臭成分に分解する能力を持っており、その効果を図4に示す。ここでは、カーテン生地にタバコ臭を付着させ、2時間後に、水クラスター放出の有無による臭気減衰の差を官能試験(6段階臭気表示法)にて評価した結果で、図の通り、自然減衰の場合に比べ明らかに効果が見られる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機室内機の縦断面図、図6は吹出口を正面から見た正面図である。
以下の説明において、実施の形態1の説明と重複する水クラスター発生装置5の構成、脱臭効果とそのメカニズムに関する説明は省略する。
図5〜6において、放熱フィン10のみを送風回路の吹出口4内に配し、冷却面8は吹出口4の外に配する。また、水クラスター発生装置5は吹出し口4の下部壁に固定し、水クラスター発生装置5位置の下流側に開口13と、そこに流れを導く誘導板14を設ける。
以上のように構成された空気調和機室内機について、以下その動作、作用を説明する。
暖房時、吹出口4内の空気温度は高く、一方で通常は絶対湿度が下がっているため、冷却面8を吹出口4内に置いていたのでは、冷却面8の温度を露点以下に下げることは容易ではない。しかし、本発明のように冷却面8を吹出口4の外に置くことで、空気温度が低く、しかも送風路外なので風速も遅いため、冷却面8に容易に結露する。
また、吹出口4内は風速が高いため、静圧は陰圧になっており、開口13を設けると、外部から吹出口4に向かう流れが生まれ、この流れによって冷却面8に湿分を供給するとともに、放出された水クラスターを、誘導板14、開口13を経由して、吹出口4内に誘引し、吹出風に乗せて室内に広く拡散させることができる。
また、本実施例では、水クラスター発生装置5を吹出し口4の下部壁に固定することで、放熱フィン10と送風機3の距離を取ることができ、騒音上昇を抑えられる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機室内機の縦断面図、図8は吹出口を正面から見た正面図である。
以下の説明において、実施の形態1、2の説明と重複する説明は省略する。
図7〜8において、放熱フィン10のみを送風回路の吹出口4内に配し、冷却面8は吹出口4の外に配する。また、水クラスター発生装置5は吹出し口4の側壁に固定し、水クラスター発生装置5位置の下流側に開口13と、そこに流れを導く誘導板14を設ける。
以上のように構成された空気調和機室内機について、以下その動作、作用を説明する。
本実施の形態では、水クラスター発生装置5を吹出し口4の側壁に固定することで、放熱フィン10が吹出口の主流にあって、大きい通風抵抗となり、冷暖房時の性能を低下させるといったことがない。
参考例1
図9は、本発明の参考例1における空気調和機室内機の縦断面図、図10は吹出口を正面から見た正面図である。
以下の説明において、実施の形態1、2の説明と重複する説明は省略する。
図9〜10において、放熱フィン10のみを送風回路の吹出口4内に配し、冷却面8は吹出口4の外、熱交換器2の上流側に配する。また、水クラスター発生装置5は吹出し口4の上部壁に固定する。
以上のように構成された空気調和機室内機について、以下その動作、作用を説明する。
本実施の形態では、水クラスター発生装置5を吹出口4の上部壁に備えることにより、冷却面8を熱交換器2の上流側に置くことが出来るため、暖房時でも、冷却面に温度が低く風速が高い風が当てられ、結露量を多くできる。
(実施の形態
図11は、本発明の第5の実施の形態における空気調和機室内機の縦断面図、図12は吹出口を正面から見た正面図である。
以下の説明において、実施の形態1、2、4の説明と重複する説明は省略する。
図11〜12において、水クラスター発生装置5を吹出口4の上部壁に備え、放熱フィン10のみを熱交換器2の上流側に配し、冷却面8は吹出口4内に配する。
以上のように構成された空気調和機室内機について、以下その動作、作用を説明する。
本実施の形態では、暖房時でも、放熱フィン10に温度の低い風が当てられ、効率良く放熱ができるため、冷却面8の温度が下げられ、結露量を多くできる上に、水クラスターを、空気調和機の吹出し風に乗せて室内に広く拡散させられる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、ペルチエ素子を有して、冷却面に結露した水を、放電によってクラスターにして空気中に放出させる水クラスター発生装置を備え、この水クラスター発生装置を前記送風回路の吹出口内に配することで、脱臭効果が高い水クラスターを、空気調和機の吹出し風に乗せて室内に拡散させることにより、室内の壁やカーテン等に付着している臭い成分まで除去できるので、脱臭以外の効果を持つ成分を室内に放出する空気調和機にも広く適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機室内機の縦断面図 本発明の実施の形態1における吹出口を正面から見た正面図 本発明の実施の形態1における水クラスター発生装置の拡大斜視図 本発明の実施の形態1における脱臭効果を示すグラフ 本発明の実施の形態2における空気調和機室内機の縦断面図 本発明の実施の形態2における吹出口を正面から見た正面図 本発明の実施の形態3における空気調和機室内機の縦断面図 本発明の実施の形態3における吹出口を正面から見た正面図 本発明の参考例1における空気調和機室内機の縦断面図 本発明の参考例1における吹出口を正面から見た正面図 本発明の実施の形態における空気調和機室内機の縦断面図 本発明の実施の形態における吹出口を正面から見た正面図 従来の空気調和機の断面図
符号の説明
1 吸入口
2 熱交換器
3 送風機
4 吹出口
5 水クラスター発生装置
6 ペルチエ素子
7 ペルチエ素子冷却面側
8 冷却面
9 ペルチエ素子放熱面側
10 放熱フィン
11a 第1の電極
11b 第2の電極
12 制御板
13 開口
14 誘導板

Claims (6)

  1. 熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、水クラスター発生装置を備え、前記水クラスター発生装置は、ペルチエ素子を有し、前記ペルチエ素子の冷却面側に接して冷却面を備えるとともに放熱面側に接して放熱フィンを備え、前記冷却面上に第1の電極とその上部の離れた位置に第2の電極とを設け、前記ペルチエ素子によって前記第1の電極を冷却して結露を生じさせて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に高電圧を印加して放電させることによって前記第1の電極に結露した水をクラスターにして空気中に放出させるもので、前記水クラスター発生装置を前記吹出口内に配したことを特徴とする空気調和機。
  2. 熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、水クラスター発生装置を備え、前記水クラスター発生装置は、ペルチエ素子を有し、前記ペルチエ素子の冷却面側に接して冷却面を備えるとともに放熱面側に接して放熱フィンを備え、前記冷却面上に第1の電極とその上部の離れた位置に第2の電極とを設け、前記ペルチエ素子によって前記第1の電極を冷却して結露を生じさせて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に高電圧を印加して放電させることによって前記第1の電極に結露した水をクラスターにして空気中に放出させるもので、前記水クラスター発生装置を吹出口に備え、前記放熱フィンを記吹出口内に配し、前記冷却面と前記第1の電極と前記第2の電極とは前記吹出口外に配し、前記水クラスター発生装置を固定した下流側に開口部を設け、前記冷却面と前記第1の電極と前記第2の電極及び開口部を通過して前記吹出口内に至る送風路を形成したことを特徴とする空気調和機。
  3. 前記吹出口内の静圧が陰圧になることによって、前記吹出口の外から前記吹出口内に向かう空気の流れが生まれるように送風路を形成したことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記水クラスター発生装置を前記吹出口の側壁に備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の空気調和機。
  5. 前記水クラスター発生装置を前記吹出口の下部壁に備えたことを特徴とする請求項2又は
    に記載の空気調和機。
  6. 熱交換器と、送風機と、吸入口から前記熱交換器、前記送風機を通って吹出口に至る送風回路と、水クラスター発生装置とを備え、前記水クラスター発生装置は、ペルチエ素子を有し、前記ペルチエ素子の冷却面側に接して冷却面を備えるとともに放熱面側に接して放熱フィンを備え、前記冷却面上に第1の電極とその上部の離れた位置に第2の電極とを設け、前記ペルチエ素子によって前記第1の電極を冷却して結露を生じさせて、前記第1の電極と前記第2の電極との間に高電圧を印加して放電させることによって前記第1の電極に結露した水をクラスターにして空気中に放出させるもので、前記水クラスター発生装置を前記吹出口の上部壁に備え、前記放熱フィンを前記送風回路の熱交換器の上流側に配し、前記冷却面と前記第1の電極と前記第2の電極とは前記吹出口内に配したことを特徴とする空気調和機。
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