JP4118118B2 - Plot method of test hit mark, flight distance chart, and golf club selection support device using flight distance chart - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、試打マークのプロット方法、飛距離チャート及び飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援装置に関し、特に、ゴルフボールなどの飛翔体の飛距離とこの飛距離を決定する要素との関係を直感的にかつ明確に対象ゴルファーなどの対象者に示して、ゴルフクラブなどの選択を支援するのに有用な技術である。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ゴルフボールの飛距離の向上は、ゴルファーにとって特に関心が強く、ゴルファーは、誰よりもゴルフボールを遠くに飛ばそうとする。
ゴルフボールの飛距離は、一般に、ゴルフクラブのヘッドスピード若しくはゴルフボールの初速度(ボール初速)、ゴルフボールの初期飛翔角度である打ち出し角度(打出角)並びにゴルフボールの初期回転数であるバックスピン量の3要素で決定することが知られている。
【0003】
そのため、近年では、ゴルフクラブメーカーは、これらの3要素の値を計測・評価することによって、ゴルフクラブの特徴的な特性を提示し、ゴルフクラブを販売するようになってきている。これによって、対象ゴルファーは、ゴルフクラブの特徴的な特性が、試打などによって知った自らの3要素に適する最適なゴルフクラブを選択して購入することができるようになってきている。
【0004】
この種のゴルフクラブ選択のための装置としては、対象ゴルファーがゴルフクラブでゴルフボールを試打したときのヘッドスピード及び打球データ値(ボール初速、打出角、バックスピン量、サイドスピン量等)を取得し、必要に応じて打球データ値の計測されていない値を理想の打球データ値として算出して取得し、これらの打球データ値に基づいてゴルフボールの弾道および飛距離を計算してこれらの情報を提示するとともに、計測又は計算して得た3要素などの打球データ値を示して、対象ゴルファーに適したゴルフクラブを選択させるようにした装置が知られている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−269425号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述した特許文献1に記載の従来の装置は、ゴルフボールの弾道を示すとともに、計測又は計算して得た3要素などの数値を示して、対象ゴルファーのゴルフスウィングに適したゴルフクラブを選択させるようにしている。
【0007】
しかし、上記装置において、一般の対象ゴルファーがゴルフボールの初速度(ボール初速)、ゴルフボールの打ち出し角度(打出角)並びにゴルフボールのバックスピン量の3要素の各値とゴルフボールの飛距離との間の関係を把握することは容易ではない。また、一般の対象ゴルファーが、ゴルフボールの弾道を示されても、前記3要素とこのゴルフボールの弾道による飛距離との間にどのような関係があるのかを把握するのは難しいため、対象ゴルファーが前記3要素のどの値を増減させればよいかを把握しにくい。
【0008】
したがって、従来の装置では、前記3要素などの数値からどのようにすれば飛距離を効率よく向上させることができるのかを把握しにくいという問題点がある。そのため、従来の装置では、ゴルフクラブ販売スタッフなどの専門員が、計算されて得られたゴルフボールの弾道を示しながら、専門員の経験によって前記3要素のどの要素の増減を行えば効率よくゴルフボールの飛距離が向上するか説明しなければならなかった。そのため、最適なゴルフクラブの選択は専門員の経験に委ねられ、客観性のないものとなってしまう恐れがある。
【0009】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ゴルフボールなどの飛翔体の飛距離とこの飛距離を決定する要素との関係を直感的にかつ明確に対象ゴルファーなどの対象者に示すことができる試打マークのプロット方法、飛距離チャート及び飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、計測により第1の特定値を取得する第1の特定値取得手段と、飛距離チャートを作成するチャート作成手段と、第1の試打マークをプロットする第1の試打マークプロット手段と、計測により第2の特定値を取得する第2の特定値取得手段と、第2の試打マークをプロットする第2の試打マークプロット手段と、を有するゴルフクラブ選択支援装置を用いた、飛距離チャートへの、試打マークのプロット方法であって、前記飛距離チャートは、打ち出されたゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の3つの要素のうち、2つの要素を変数とし、残りの要素を定数として、前記変数とした2つの要素を直交する2軸に割り当てた2次元座標空間上に表され、かつ、前記変数及び定数とした要素の値によって定まるゴルフボールの飛距離が略同じ値を示す点を結んだ複数の等飛距離線によって表されたチャートであり、前記第1の特定値取得手段が、ゴルファーが1本目のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第1の特定値とするステップと、前記チャート作成手段が、前記取得された第1の特定値のうち、1つを前記定数の値として前記飛距離チャートを作成するステップと、前記第1の試打マークプロット手段が、作成された前記飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記3つの要素のうちの前記定数とした要素以外の2つの要素に対応する第1の特定値によって規定される座標位置に、第1の試打マークをプロットするステップと、前記第2の特定値取得手段が、前記ゴルファーが2本目以降のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第2の特定値とするステップと、前記第2の試打マークプロット手段が、前記第1の試打マークがプロットされた飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記第2の特定値のうち前記変数とした2つの要素に対応する値によって規定される座標位置に、第2の試打マークをプロットするステップと、を有することを特徴とする試打マークのプロット方法を提供する。
【0011】
また、本発明は、前述した試打マークのプロット方法によって作成されたことを特徴とする試打マークがプロットされた飛距離チャートを提供する。
【0019】
さらに、本発明は、飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援装置であって、前記飛距離チャートは、打ち出されたゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の3つの要素のうち、2つの要素を変数とし、残りの要素を定数として、前記変数とした2つの要素を直交する2軸に割り当てた2次元座標空間上に表され、かつ、前記変数及び定数とした要素の値によって定まるゴルフボールの飛距離が略同じ値を示す点を結んだ複数の等飛距離線によって表されたチャートであり、ゴルファーが1本目のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第1の特定値とする第1の特定値取得手段と、前記取得された第1の特定値のうち、1つを前記定数の値として前記飛距離チャートを作成するチャート作成手段と、作成された前記飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記3つの要素のうちの前記定数とした要素以外の2つの要素に対応する第1の特定値によって規定される座標位置に、第1の試打マークをプロットする第1の試打マークプロット手段と、前記ゴルファーが2本目以降のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第2の特定値とする第2の特定値取得手段と、前記第1の試打マークがプロットされた飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記第2の特定値のうち前記変数とした2つの要素に対応する値によって規定される座標位置に、第2の試打マークをプロットする第2の試打マークプロット手段と、前記第1および第2の試打マークがプロットされた飛距離チャートのディスプレイ画面への表示又は記録媒体への印刷による表示を行う試打マーク表示手段と、を有し、前記飛距離チャートにプロットされた前記第1および第2の試打マークの位置から前記ゴルファーに適したゴルフクラブを選択させるように支援することを特徴とする飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援装置を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を適宜参照することによって、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施形態によって限定されず、本発明の構成と実質的に同一の構成も本発明の範囲に含む。
【0021】
図1は、本発明の実施形態の飛距離チャートの実施例1を示す図である。
この飛距離チャートは、ゴルフボールの所定の初速度(ボール初速)時におけるゴルフボールの等飛距離線を2次元座標空間上に表したチャートである。ここで、「等飛距離線」とは、山等の等しい高さを示す等高線や等しい気圧を示す等圧線などのように、等しい飛距離を示す曲線又は連続直線である。横軸にはゴルフボールの初期回転数(以下、適宜「回転数」と省略する。)をとり、縦軸にはゴルフボールの初期飛翔角度である打ち出し角度(打出角)をとってある。また、ゴルフボールの回転数は、ここではバックスピン量を表している。また、飛距離は、空中に打ち出されたゴルフボールが地面に落下して、転がって止まるまでの距離を含めたトータル距離を表している。
【0022】
この飛距離チャートは、バックスピン量と打出角とボール初速とを注目する3要素として、バックスピン量(回転数)と打出角とを変数とし、ボール初速を定数として飛距離を表してある。
【0023】
なお、この飛距離チャートでは、ゴルフボールの揚力係数及び抗力係数並びに風速、風向、気温、湿度及び空気密度等の外部条件等の要素を定数として扱っている。そして、飛距離は、所定の解析式あるいは予め検討して得られた回帰式によって算出され、バックスピン量(回転数)−打出角で示される2次元座標系上にプロットして等飛距離線で結んで描かれる。
【0024】
また、ボール初速とヘッドスピードとは、概ね良好な相関関係にあるため、一方が計測されれば、他方が推測できる。従って、ここでは、所定のボール初速の飛距離チャートを示してあるが、所定のヘッドスピードとしても同様の飛距離チャートとなる。なお、ヘッドスピードは、インパクト直前の一定区間を通過するヘッドの移動速度で測定することができる。例えば、ヘッドスピードは、100[mm]の区間内の速度で表せる。
【0025】
具体的には、この飛距離チャートの変数要素としては、500〜5000[rpm]の範囲でバックスピン量(回転数)を横軸にとり、5〜25[deg]の範囲で打ち出し角度(打出角)を縦軸にとった矩形で示す2次元空間内に、トータル飛距離を5ヤードおきに等飛距離線を描いたチャートになっている。その等飛距離線は、210、220、230、240、250、260ヤードというように10ヤードおきに実線で描き、225、235、245、255というように10ヤードおきに破線で描いてある。また、定数とした要素としては、ボール初速が60[m/s]で、所定の揚力係数、所定の抗力係数、風速0、温度20℃などの条件としてある。なお、例えば、対象ゴルファーのヘッドスピード(H/S)が40[m/s]のときは、対応関係にあるボール初速(B/V)が60[m/s]の飛距離チャートを用いればよいと考えられる。
【0026】
本実施例1の飛距離チャートでは、図中左端上と右端下とを結ぶ右下がりの対角線でほぼ上下線対象な曲線を描く等飛距離線となり、打出角が高く、回転数が少なくなると飛距離がでる傾向にある。
【0027】
図2は、本発明の実施形態の飛距離チャートの実施例2を示す図である。
この飛距離チャートは、実施例1と同様に、ゴルフクラブの所定のボール初速時におけるゴルフボールの等飛距離線を2次元座標空間上に表したチャートである。飛距離は、前記実施例1ではトータル距離を表していたのに対して、本実施例2では、空中に打ち出されたゴルフボールが地面に落下するまでの距離であるキャリー距離を表している。そのため、飛距離の算出式が異なる。その他の条件は、実施例1と同様であるため説明を省略する。
【0028】
具体的には、この飛距離チャートの変数要素及び定数とした要素は、前記実施例1と同様であるため、これらの説明も省略する。但し、本実施例1では、等飛距離線は、120〜230ヤードという範囲を10ヤードおきに実線で描き、125〜235という範囲を10ヤードおきに破線で描いてある。
【0029】
本実施例2の飛距離チャートでは、約210ヤードを境に等飛距離線の描く模様が異なっている。つまり、図中約210〜235ヤードまでは、前記実施例1と同様に、右下がりの直線を境にほぼ上下線対象な曲線を描く等飛距離線となっているのに対して、図中120〜約210ヤードまでは、ほぼ右下がりの直線を平行に並べた等飛距離線となっている。
【0030】
なお、前記実施例1又は2では、飛距離チャートは、連続直線による実線と破線とで等飛距離線を示した実施例1、2であった。連続直線ではなく滑らかな曲線としても、また、点や種々のマークによって等しい飛距離を区別するように描いてもよい。さらに、等飛距離線同士で囲まれる領域(実線同士で囲まれる領域又は実線と破線とで囲まれる領域)を色分けやハッチングなどによって区分けするようにしてもよい。
【0031】
また、前記実施例1又は2では、前記飛距離チャートは、前記回転数をバックスピン量として説明したが、サイドスピン量やトップスピン量であってもよい。また、この飛距離チャートは、ボール初速を定数とし、これ以外のバックスピン量や打出角などの要素を変数として、バックスピン量と打出角とによって表される2次元座標系上に飛距離を示したが、定数とする要素及び変数とする要素はヘッドスピードまたはボール初速、回転数および打出角の3要素の中のどの2要素を変数としてもよく、また、横軸及び縦軸にとる変数の要素も制限されない。
【0032】
また、前記実施例1又は2では、飛距離チャートの座標系を2次元座標系として説明したが、これに限らず、直交座標系、極座標系又は円筒座標系のいずれでもよく、さらに、2次元座標系とほぼ直交する方向に高さによって飛距離を表す飛距離軸を規定し、異なる飛距離間を傾斜させて飛距離空間を表す3次元座標系としてもよい。この3次元座標系は、紙媒体やディスプレイ画面上の2次元空間に表しても、立体模型によって3次元空間に表してもよい。また、座標軸の取り方は、実数直線で表すだけでなく、例えば、対数直線によって表してもよい。また、3次元座標系は、模型として製作されるばかりでなく、ディスプレイ画面や紙媒体に製図法を利用して表示するようにしてもよい。さらに、3D表示が可能な液晶ディスプレイでは、3次元座標系で飛距離チャートを表すとより直感的かつ明確に飛距離チャートを対象ゴルファーに示すことができる。
【0033】
次に、前記実施例1及び2の飛距離チャートの読取例並びに飛距離チャートを利用したアドバイス例を説明する。
図3は、図1に示した実施例1の飛距離チャートを利用した飛距離アドバイスの一例を説明する図である。図3に示す点A1は、一般の対象ゴルファーa1が試打を行って、バックスピン量約2700[rpm]、打出角度約6[deg]を計測してプロットした試打マークである。この試打マーク点A1で示す約226ヤードの飛距離のときには、バックスピン量及び打出角を増やすことで(約240ヤード付近までは矢印の方向に向かうことで)飛距離を効率よく出せる傾向にある。このように矢印に示す方向に向かうには、バックスピン量を約2700[rpm]から3000[rpm]に増やし、打出角を約6[deg]から約14[deg]に増やせばよいことが分かる。ここで、矢印は、等飛距離線の勾配の密な方向かつ飛距離の延びる方向に向くように描いてある。対象ゴルファーは、等飛距離線の勾配が密な方向に向かうように、バックスピン量と打出角とを変えることによって、飛距離を容易に伸ばすことができる。なお、以下の説明においても、矢印は、等飛距離線の勾配の密な方向かつ飛距離の延びる方向に向くように描くものとする。
【0034】
また、約250ヤードの方向に飛距離を延ばすためには、例えば、バックスピン量(回転数)を約2700[rpm]から約1800[rpm]に減らし、かつ、打出角を約6[deg]から約17[deg]に増やせばよいことが分かる。しかし、このようにバックスピン量を約900[rpm]減らし、打出角を約11[deg]増やすように、ゴルフボールを打ち出すことは一般の対象ゴルファーには体力的かつ技術的に難しい。
【0035】
従って、一般の対象ゴルファーa1は、前述したように、飛距離を約240ヤードに増やすのは、バックスピン量及び打出角の変化も少なく対応することが容易であるため、アドバイザーなどの専門員は飛距離チャートを示しながらバックスピン量を約300[rpm]増やし、かつ、打出角を約8[deg]だけ増やすようにアドバイスすることになる。この場合には、バックスピン量を増やしているため、一般に常識とされているバックスピン量を減らした方が飛ぶという誤解を直感的かつ明確に解くことが可能となる。また、このような誤解に基づくアドバイスがされるのを防ぐことができる。
【0036】
同様に、図3に示す点A2は、一般の対象ゴルファーa2が試打を行って、約3900[rpm]、約18[deg]を計測してプロットした試打マークである。この試打マーク点A2で示す235ヤードの飛距離のときには、約250ヤード付近までは矢印の方向に向かうと飛距離を延ばしやすい傾向にある。このように矢印に示す方向に向かうには、打出角を余り替えずに、バックスピン量を約3900[rpm]〜2000[rpm]に減らせばよいことが分かる。
【0037】
したがって、アドバイザーなどの専門員は飛距離チャートを示しながらバックスピン量を約1900[rpm]減らすようにアドバイスすることになる。
【0038】
図4は、図2に示した実施例1の飛距離チャートを利用した飛距離アドバイスの一例を説明する図である。図4に示す点B1は、一般の対象ゴルファーb1が試打を行って、約2300[rpm]、約10[deg]を計測してプロットした試打マークである。この試打マーク点B1で示す約200ヤードの飛距離のときには、約225ヤード付近までは矢印の方向に向かうと飛距離を延ばしやすい傾向にある。このように矢印に示す方向に向かうには、バックスピン量を約2300[rpm]から3000[rpm]に増やし、打出角を約10[deg]から約17[deg]に増やせばよいことが分かる。
【0039】
また、約230ヤードの方向に飛距離を延ばすためには、例えば、バックスピン量(回転数)を約2300[rpm]から約1000[rpm]に減らし、かつ、打出角を約10[deg]から約20[deg]に増やせばよいことが分かる。しかし、実施例1の場合と同様に、このようにバックスピン量を約1300[rpm]減らし、打出角を約10[deg]増やすように、ゴルフボールを打ち出すことは一般の対象ゴルファーには体力的かつ技術的に難しい。
【0040】
したがって、一般の対象ゴルファーb1は、前述したように、飛距離を約225ヤードに増やすのは、バックスピン量及び打出角の変化も少なく対応することが容易であるため、アドバイザーなどの専門員は飛距離チャートを示しながらバックスピン量を約700[rpm]増やし、かつ、打出角を約7[deg]だけ増やすようにアドバイスすることになる。この場合には、実施例1の場合と同様に、バックスピン量を増やしているため、一般に常識とされているバックスピン量を減らした方が飛ぶという誤解を直感的かつ明確に解くことが可能となる。また、このような誤解に基づくアドバイスがされるのを防ぐことができる。
【0041】
同様に、図4に示す点B2は、一般の対象ゴルファーb2が試打を行って、約4200[rpm]、約15[deg]を計測してプロットした試打マークである。この試打マーク点B2で示す221ヤードの飛距離のときには、矢印の方向に向かうと約230ヤードというように飛距離がでる傾向にある。このように矢印に示す方向に向かうには、打出角を約5[deg]増やし、かつ、バックスピン量を約1000[rpm]に減らせばよいことが分かる。
したがって、アドバイザーなどの専門員は飛距離チャートを示しながら打出角を約5[deg]増やし、かつ、バックスピン量を約1000[rpm]に減らすようにアドバイスすることになる。
【0042】
同様に、図4に示す点B3は、一般の対象ゴルファーb3が試打を行って、約4500[rpm]、約22[deg]を計測してプロットした試打マークである。この試打マーク点B3で示す約216ヤードの飛距離のときには、矢印の方向に向かうと約228ヤードというように飛距離がでる傾向にある。このように矢印に示す方向に向かうには、打出角を約3[deg]減らし、かつ、バックスピン量を約1500[rpm]減らせばよいことが分かる。
したがって、アドバイザーなどの専門員は飛距離チャートを示しながら打出角を約3[deg]減らし、かつ、バックスピン量を約1500[rpm]減らすようにアドバイスすることになる。
【0043】
以上、調整すべき変数の増減方向を知ることによって、このような変数の増減を実現するゴルフクラブを容易に提示することができる。たとえば、バックスピン量を減らすには、たとえば、重心位置が低いゴルフクラブヘッドを持つゴルフクラブを提示する。
【0044】
以上のように、実施例1及び2に示す飛距離チャートは、試打の際に、飛距離を算出する必要もなく、バックスピン量と打出角とによってきまる座標に試打マークをプロットすれば、飛距離が直感的にかつ明確に示されることになる。
【0045】
次に、前記実施例1及び2の飛距離チャートの読取例並びに飛距離チャートを利用したゴルフクラブの選択アドバイス例を説明する。
図5は、図1に示した実施例1の飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援の一例を説明する図である。図5に示す点C1,C2,C3,C4は、一般の対象ゴルファーcが4本のゴルフクラブで試打を行ったときにバックスピン量と打出角とボール初速とを計測して、対応するボール初速の飛距離チャート上にバックスピン量と打出角とをプロットして飛距離を表す試打マークである。試打マーク点C1では約237ヤードの飛距離、試打マーク点C2では約236ヤードの飛距離、試打マーク点C3では約241ヤードの飛距離、試打マーク点C4では約241ヤードの飛距離となっている。ここで、試打マークC1を対象ゴルファーcが所有するゴルフクラブで試打した結果とし、試打マークC2,C3,C4を購入候補のゴルフクラブで試打した結果とする。この中で飛距離がでているのは、試打マークC3,C4である。しかし、試打マークC4のクラブは、打出角が約22[deg]と高く、バックスピン量も3000[deg]を越える特殊なゴルフクラブであることから、対象ゴルファーcにとっては、試打マークC3のクラブが適切なゴルフクラブであるといえる。
そのため、販売員などの専門員は、対象ゴルファーcに対して試打マークC3のクラブの購入を勧めることになる。しかし、対象ゴルファーcの好みによっては、試打マークC2のゴルフクラブを選択させるようにしてもよい。
【0046】
図6は、図2に示した実施例2の飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援の一例を説明する図である。図5に示す点D1,D2,D3,D4は、一般の対象ゴルファーdが4本のゴルフクラブで試打を行ったときにバックスピン量と打出角とボール初速とを計測して、対応するボール初速の飛距離チャート上にバックスピン量と打出角とをプロットして飛距離を表した試打マークである。試打マーク点D1では約191ヤードの飛距離、試打マーク点D2では約209ヤードの飛距離、試打マーク点D3では約201ヤードの飛距離、試打マーク点D4では約211ヤードの飛距離となっている。ここで、試打マークD1を対象ゴルファーdが所有するゴルフクラブで試打した結果とし、試打マークD2,D3,D4を購入候補のゴルフクラブで試打した結果とする。この中で飛距離がでているのは、飛距離が約211ヤードの試打マークD4である。しかし、試打マークD4のゴルフクラブは、バックスピン量が3000[deg]を越える特殊なゴルフクラブであることから、対象ゴルファーdにとっては、試打マークD2のゴルフクラブが適切なゴルフクラブであるといえる。
そのため、販売員などの専門員は、対象ゴルファーdに対して試打マークD2のクラブの購入を勧めることになる。しかし、対象ゴルファーdの好みによっては、試打マークD3のゴルフクラブを選択させるようにしてもよい。
【0047】
次に、本発明の実施形態の飛距離チャートを表示し対象ゴルファーのゴルフクラブの選択を支援するゴルフクラブ選択支援方法および装置を説明する。
図7は、本発明の実施形態のゴルフクラブ支援装置の一例の概略構成を説明する図である。
このゴルフクラブ選択支援装置1は、自ら所有するゴルフクラブの飛距離と購入候補のゴルフクラブの飛距離とを直感的にかつ明確に比較できるように、両方の試打マークをプロットした飛距離チャートを表示して、対象ゴルファーのゴルフクラブの選択を支援する装置である。
そのため、このゴルフクラブ選択支援装置1は、対象ゴルファー5がゴルフボール6をゴルフクラブ7によって試打したときの初期弾道特性を測定する初期弾道特性計測装置10と、この初期弾道特性計測装置10を制御する制御装置20と、初期弾道特性計測装置10によって測定された初期弾道特性を取り込んで飛距離チャートを作成して表示するとともに、制御装置20を制御するコンピュータ30とを主に有して構成される。なお、初期弾道特性計測装置10は、例えば、特開2002−20237号公報に記載の技術によって、初期弾道を計測することができる。以下、前記公報に記載の技術によって初期弾道を計測する構成及び方法の概略を含め説明する。
【0048】
また、ここで、初期弾道特性は、ゴルフボール6の初速度(ボール初速)、ゴルフボール6の打ち出し角度(打出角)及びゴルフボール6のバックスピン量若しくはサイドスピン量の3要素である。そして、これら3要素のうち、2つの要素を変数とし、残りの要素を定数とする。また、これら3要素が、試打によって得られる特定値である。また、飛距離チャートが示す飛距離は、ゴルフボール6のキャリーの飛距離又はトータルの飛距離を表す。なお、飛距離チャートは、いずれの飛距離によるものを表示するかは、適宜設定すればよい。以下の説明では、飛距離は、トータルの飛距離を指すものとする。
【0049】
初期弾道特性計測装置10は、地面に置かれるフレーム11と、このフレーム11上に取り付けられるゴルフボール6をティーアップするためのティー12と、長時間発光ストロボと電子シャッターとによって打ち出し時から所定時間の間ゴルフボール6を水平方向から撮影するCCDカメラ13と、同様に長時間発光ストロボと電子シャッターとによって打ち出し時から所定時間(例えば約1秒)の間ゴルフボール6を鉛直上方向から撮影するCCDカメラ14と、CCDカメラ14を下向きに取り付けるフレーム15と、フレーム11上に支えられフレーム15を片持ちしCCDカメラ13を水平方向に取り付けるフレーム16と、ティー12にティーアップされたゴルフボール6とスイングされたゴルフクラブヘッド7aとのインパクトの直前でゴルフクラブヘッド7aにビーム光が当たるようにフレーム11に配置した投光部17と、この投光部17と対向してフレーム16に配置されてゴルフクラブヘッド7aによってビーム光がさえぎられていないときに投光部16aから投射されたビーム光を受光しビーム光がさえぎられたときにトリガー信号を出力して制御装置20にCCDカメラ13,14の撮影を開始させる受光部18と、を主に組み立てた装置である。なお、CCDカメラ13,14で撮影した画像は、コンピュータ30に自動的に取り込まれ、2値化などの画像処理が行われる。また、ゴルフクラブヘッド7aのインパクト直前のスピードを計測する図示されないヘッドスピード計測センサがCCDカメラ13に内蔵されている。フレーム11、15、16はボルトなどによって一体になるように取り付けられている。なお、ヘッドスピード計測センサはCCDカメラ14に内蔵しても、別体としてフレーム11、15、16に取り付けるようにしてもよい。
【0050】
コンピュータ30は、ゴルフクラブ選択支援プログラムを実行するCPU31と、特にゴルフクラブ選択支援プログラムと飛距離チャートを作成するのに必要な作成データを格納しておくハードディスク(HD)32と、各種データ特に飛距離チャートを表示するモニタ33と、初期弾道特性測定装置10側と接続するためのI/F34と、オペレータの操作するキーボード35と、特に飛距離チャートを印刷するプリンタ36とを主に有している。
【0051】
CPU31の実行するゴルフクラブ選択支援プログラムは、初期弾道特性測定装置10による初期弾道特性の測定及び各種データの算出を行う初期弾道特性測定モジュールと、対象ゴルファー5の試打による測定又は算出された初期弾道特性に応じた飛距離チャートを作成する飛距離チャート作成モジュールと、対象ゴルファー5の試打による測定又は算出された初期弾道特性の試打マークを飛距離チャート上にプロットする試打マークプロットモジュールと、を含んでいる。また、HD32には、飛距離チャート作成モジュールのデータとして、飛距離チャートを作成するための作成データも記憶しておく。
【0052】
次に、フローチャートを参照しつつゴルフクラブ選択支援処理を説明する。
図8に、本発明の実施形態のゴルフクラブ選択支援処理を説明するフローチャートを示す。なお、ここでは、対象ゴルファー5が試打するゴルフクラブ7は、対象ゴルファー5の所有のものと、購入候補のものとする。
まず、対象ゴルファー5が、自ら所有するゴルフクラブ7のグリップ7bを握って初期弾道特性測定装置10の前に立って試打することによって、そのときの初期弾道特性を初期弾道特性測定装置10が測定する(ステップ200)。このとき、初期弾道特性測定装置10では、制御装置20は、投光部17から投射されて受光部18に入力しているビーム光がゴルフクラブヘッド7aの通過時に遮られるとこれを検知して、CCDカメラ13、14の連続撮影を開始する。また、同時に、CCDカメラ13に内蔵した図示しないヘッドスピード計測センサが、ヘッドスピードを計測するようにしてもよい。そして、CPU31では、初期弾道特性測定モジュールを実行し、画像を解析して初期飛翔角度である打出角及び初期回転数であるバックスピン量(又はサイドスピン量)を求める。ここでは、打出角、バックスピン量、ボール初速の値を初期弾道特性データとする。なお、ボール初速は、ゴルフボール6の画像を解析して単位時間内の移動距離から算出する。また、ゴルフボール6の画像を解析して単位時間内の移動距離からゴルフボールの初速度を算出してもよい。
【0053】
続いて、CPU31では、飛距離チャート作成モジュールを実行し、ボール初速に対応する飛距離チャートの作成データをHD32から抽出して(ステップ202)、図1又は2に示すような飛距離チャートを作成する(ステップ204)。その後、CPU31では、試打マークプロットモジュールを実行して、試打によって得られたバックスピン量と打出角とによる座標に試打マークをプロットし(ステップ206)、図5又は6(図3又は4)に示した飛距離チャートをモニタ33に表示する(ステップ208)。
【0054】
そして、対象ゴルファー5は、続けて購入候補のゴルフクラブ7を試打する。すると、この場合も同様に、初期弾道特性測定装置10は、打出角、バックスピン量、ボール初速の値である初期弾道特性を測定する(ステップ200)。次に、CPU31では、対象ゴルファー5の所有するゴルフクラブでの試打マークをプロットした飛距離チャートがすでにあるためステップ202及び203を飛ばし、試打マークプロットモジュールを実行して、今回取得した購入候補のゴルフクラブ7による試打によって得られたバックスピン量と打出角とによる座標に試打マークをプロットし(ステップ206)、図5又は6(図3又は4)に示した飛距離チャートをモニタ33に表示する(ステップ208)。このように、購入候補のゴルフクラブ5に対しても処理し、対象ゴルファー5の所有するゴルフクラブ7の試打マークと、購入候補の数の分だけゴルフクラブ7による試打マークをプロットしていく。なお、各試打マークは、それぞれが異なる形状や色としたり、各試打マークに文字を付記させる。また、全ての購入候補のゴルフクラブ7の試打マークがプロットされた飛距離チャートは、モニタ33に表示するばかりでなく、プリンタ35によって印刷して、対象ゴルファー5に配布する。
このように、対象ゴルファー5の所有するゴルフクラブの試打マークと、購入候補の試打マークとが飛距離チャート上に表示されることによって、図5及び6で説明したように、販売員などの専門員は、対象ゴルファー5にあった飛距離のでるゴルフクラブを選択させることができるようになる。なお、飛距離は、定数とした要素であるヘッドスピードの値と、変数とした2つの要素の値であるバックスピン量と打出角とから飛距離を算出するようにしてもよい。
【0055】
従って、本実施形態によれば、ボール初速に応じたバックスピン量及び打出角によって表される2次元座標上に等飛距離線を表した飛距離チャートによって、試打によりゴルファーのバックスピン量及び打出角を測定するだけで、ゴルファーの飛距離の特性を容易に直感的にかつ明確に知ることができるようになる。また、バックスピン量及び打出角の値がわかれば、飛距離チャート上にプロットすることによって飛距離が分かるため、従来のように、試打毎に飛距離を算出しなくてもよくなる。
【0056】
なお、前述したゴルフクラブ選択支援処理では、図6又は7で説明した飛距離チャートの場合、つまり、対象ゴルファーが所有するゴルフクラブを最初に試打して、自ら所有するゴルフクラブと比較して飛距離のでるゴルフクラブを飛距離チャートによって選択する場合を説明した。しかし、対象ゴルファーが、ゴルフクラブを所有していないときには、次のようにして選択させることができる。ゴルフクラブを所有していないゴルファーとしては、例えば、所有していたゴルフクラブを破損・紛失してしまったゴルファーや初心者がいる。
【0057】
例えば、メーカーの推奨する6本のバックスピン量の異なるような特性を持つゴルフクラブX0〜X5があり、いずれのゴルファーが試打してもバックスピン量がX0<X1<X2<X3<X4<X5の関係にあるように設計されているとする。
【0058】
このとき、メーカーは、基準となるゴルフクラブX3を最も推奨するものとして、対象ゴルファーcに試打させる。すると、飛距離チャートには、例えば試打マークC2のようにプロットされたとする。この場合、飛距離チャート上において、試打マークC2の点からは、図中左斜め上の方向だとさらに飛距離のでることがわかる。つまり、バックスピン量(回転数)を減らし、打ち出し角度(打出角)を増やせるようなゴルフクラブであれば、さらに飛距離が延びる。
【0059】
そこで、メーカーは、ゴルフクラブX2よりもバックスピン量を減らすことができるゴルフクラブX0からX2を対象ゴルファーcに試打させる。その結果、飛距離チャート上には、ゴルフクラブX2では試打マークC4、ゴルフクラブX1では試打マークC3、ゴルフクラブX0では試打マークC1のようにプロットされるとする。この中では、図5において説明したように、試打マークC3が最も好ましい。そのため、メーカーは試打マークC3を出したゴルフクラブX1を飛距離チャートを対象ゴルファーに示しながら対象ゴルファーに選択させることができるようになる。つまり、ゴルフクラブX4,X5は、試打すること無しに、ゴルフクラブを選択することができるため、効率的である。
【0060】
なお、以上では、バックスピン量の関係が既知のゴルフクラブの場合を説明したが、打ち出し角度の関係が既知の場合や両方とも既知の場合でも同様の手順によって対象ゴルファーに効率よくゴルフクラブを選択させることができる。また、基準となるゴルフクラブからさらに飛距離のであるであろうゴルフクラブが一本であれば、2本の試打によって適切なゴルフクラブを選択させることができる。
【0061】
さらに、対象ゴルファーの所有するゴルフクラブに対しても同様の手順によって行うことができる。但し、この場合には、対象ゴルファーの所有するゴルフクラブとメーカーの推奨するゴルフクラブとの間でバックスピン量などの特性の関係が既知である必要がある。
【0062】
なお、前述した実施形態では、対象ゴルファーの所有するゴルフクラブを基準にしてゴルフクラブの選択を支援する方法を説明したが、予めメーカーが定めたゴルフクラブを基準に対象ゴルファーに試打させてゴルフクラブを選択させるようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、飛翔体の初速度、飛翔体の初期飛翔角度および飛翔体の初期回転数のうち、2つの要素を変数とし、残りの要素を定数として、飛翔体の飛距離を飛距離チャートに表示するようにしたため、飛翔体の初速度、飛翔体の初期飛翔角度及び飛翔体の初期回転数の3要素と飛翔体の飛距離との間の関係を直感的かつ明確に把握できる効果を奏する。
【0064】
したがって、本発明によれば、ゴルフボールなどの飛翔体の飛距離とこの飛距離を決定する要素との関係を直感的にかつ明確に対象ゴルファーなどの対象者に示すことができる試打マークのプロット方法、飛距離チャート及び飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援装置を提供することができる。そのため、対象ゴルファーは、どのようにすれば飛距離を効率よく向上させるのかを容易に把握することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の飛距離チャートの実施例1を示す図である。
【図2】 本発明の実施形態の飛距離チャートの実施例2を示す図である。
【図3】 図1に示した実施例1の飛距離チャートを利用した飛距離アドバイスの一例を説明する図である。
【図4】 図2に示した実施例2の飛距離チャートを利用した飛距離アドバイスの一例を説明する図である。
【図5】 図1に示した実施例1の飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援の一例を説明する図である。
【図6】 図2に示した実施例2の飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援の一例を説明する図である。
【図7】 本発明の実施形態のゴルフクラブ支援装置の一例の概略構成を説明する図である。
【図8】 本発明の実施形態のゴルフクラブ選択支援処理を説明である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブ選択支援装置
5 ゴルファー
6 ゴルフボール
7 ゴルフクラブ
7a ゴルフクラブヘッド
7b グリップ
10 初期弾道特性計測装置
11 フレーム
12 ティー
13 カメラ
14 カメラ
15 フレーム
16 フレーム
17 投光部
18 受光部
20 制御装置
30 コンピュータ
31 CPU
32 HD
33 モニタ
34 I/F
35 キーボード
36 プリンタ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present inventionHow to plot test marks,The present invention relates to a flight distance chart and a golf club selection support device using a flight distance chart. In particular, the relationship between a flight distance of a flying object such as a golf ball and an element that determines the flight distance intuitively and clearly, such as a target golfer This technique is useful for showing the target person and supporting the selection of a golf club or the like.
[0002]
[Prior art]
In general, improvement in the flight distance of a golf ball is of particular interest to golfers, who try to fly a golf ball farther than anyone else.
The golf ball flight distance is generally the golf club head speed or the initial velocity of the golf ball (ball initial velocity), the launch angle (launch angle) that is the initial flight angle of the golf ball, and the backspin that is the initial rotation speed of the golf ball. It is known to determine by three elements of quantity.
[0003]
Therefore, in recent years, golf club manufacturers have come to sell golf clubs by presenting the characteristic characteristics of golf clubs by measuring and evaluating the values of these three elements. This makes it possible for the target golfer to select and purchase an optimal golf club whose characteristic characteristics of the golf club are suitable for the three elements that the golf club knows through trial hits and the like.
[0004]
As a device for selecting this type of golf club, the head speed and hitting data values (ball initial speed, launch angle, backspin amount, side spin amount, etc.) when the target golfer hits a golf ball with a golf club are obtained. If necessary, calculate and acquire the unmeasured value of the hitting ball data value as the ideal hitting ball data value, and calculate the trajectory and flight distance of the golf ball based on these hitting ball data values. In addition, a device is known in which a hit golf data value such as three elements obtained by measurement or calculation is shown and a golf club suitable for a target golf player is selected (see Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2001-269425 A
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described conventional device described in
[0007]
However, in the above-described apparatus, a general target golfer can determine the three values of the initial velocity of the golf ball (ball initial velocity), the launch angle (launch angle) of the golf ball, and the back spin amount of the golf ball, and the flight distance of the golf ball. It is not easy to grasp the relationship between the two. In addition, even if a general target golfer is shown the trajectory of a golf ball, it is difficult to grasp the relationship between the three elements and the flight distance by the trajectory of this golf ball. It is difficult for the golfer to grasp which value of the three elements should be increased or decreased.
[0008]
Therefore, the conventional apparatus has a problem that it is difficult to grasp how the flight distance can be efficiently improved from the numerical values of the three elements. Therefore, in the conventional apparatus, an expert such as a golf club sales staff shows the trajectory of the golf ball obtained by calculation, and the golfer can efficiently play golf by increasing or decreasing which of the three elements according to the experience of the expert. I had to explain if the distance of the ball would improve. For this reason, the selection of the optimal golf club is left to the experience of a specialist, and there is a possibility that the object is not objective.
[0009]
Therefore, the present invention has been made in view of the above, and intuitively and clearly a target person such as a target golfer who has a relationship between a flight distance of a flying object such as a golf ball and an element that determines the flight distance. Can be shown inHow to plot test marks,It is an object of the present invention to provide a golf club selection support device using a flight distance chart and a flight distance chart.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides:First specific value acquisition means for acquiring a first specific value by measurement, chart creation means for generating a flight distance chart, first test hit mark plotting means for plotting the first test hit mark, and first by measurement A golf club selection support device having a second specific value acquisition means for acquiring a specific value of 2 and a second test mark plotting means for plotting a second test hit mark,A method of plotting test hit marks on a flight distance chart, wherein the flight distance chart has two elements as variables among three elements of an initial velocity, an initial flight angle, and an initial rotation speed of a golf ball that has been launched. A golf ball flight distance represented on a two-dimensional coordinate space in which the remaining elements are constants and the two elements are assigned to two orthogonal axes, and is determined by the values of the variables and the constants Is a chart represented by a plurality of equidistant lines connecting points showing substantially the same value,The first specific value acquisition unit includes:When the golfer tries to hit a golf ball with the first golf club, the initial velocity, initial flight angle, and initial rotation number of the golf ball are obtained by measurement and set as a first specific value;The chart creating means isCreating the flight distance chart using one of the acquired first specific values as the value of the constant;The first test mark mark plotting means includes:A coordinate position in the two-dimensional coordinate space of the created flight distance chart, and defined by a first specific value corresponding to two elements other than the constant element among the three elements Plotting a first test mark at the position;The second specific value acquisition means isWhen the golfer tries to hit a golf ball with a second or later golf club, the initial velocity, initial flight angle and initial rotation number of the golf ball are obtained by measurement and set as a second specific value;The second test hit mark plotting means includes:The coordinate position in the two-dimensional coordinate space of the flight distance chart in which the first test hit mark is plotted, and the coordinates defined by the values corresponding to the two elements as the variables among the second specific values And a step of plotting a second test mark at the position. A method for plotting a test mark is provided.
[0011]
In addition, the present invention provides a flight distance chart on which test hit marks are plotted, which is created by the test hit mark plotting method described above.
[0019]
Furthermore, the present invention is a golf club selection support device using a flight distance chart,The flying distance chart includes two elements of the three elements of the initial velocity, the initial flying angle, and the initial rotational speed of the golf ball that has been launched, with two elements as variables and the remaining elements as constants. A plurality of equal flight distances connecting points where the flight distances of golf balls expressed on a two-dimensional coordinate space assigned to two orthogonal axes are determined by the values of the variables and constants are substantially the same. It is a chart represented by a line, and when a golfer tries a golf ball with a first golf club, the initial identification value is obtained by measuring the initial velocity, initial flight angle, and initial rotation number of the golf ball. The first valueSpecific value acquisition means;One of the acquired first specific values is set as the value of the constant.Chart creating means for creating the flight distance chart;Created aboveFlight distance chartTwo-dimensional coordinate spaceupperTwo coordinate positions other than the constant element of the three elementselementFirst corresponding toAt the coordinate position defined by the specific value ofFirstPlot test marksFirstTrial mark plotting means,When the golfer tries to hit a golf ball with a second or subsequent golf club, the second specific value is obtained by measuring the initial velocity, initial flight angle, and initial rotational speed of the golf ball as a second specific value. A value acquisition means and a coordinate position in a two-dimensional coordinate space of a flight distance chart in which the first test hit mark is plotted, and values corresponding to two elements as the variables among the second specific values A second trial hit mark plotting means for plotting a second trial hit mark at a coordinate position defined by: and the first and second trial hit marks,A test hit mark display means for displaying the plotted flight distance chart on a display screen or printing on a recording medium,SaidOn the flight distance chartThe first and second plottedFrom the position of the test markSaidProvided is a golf club selection assisting device using a flight distance chart that assists a golfer to select a golf club suitable for the golfer.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings as appropriate. In addition, this invention is not limited by embodiment, The structure substantially the same as the structure of this invention is also included in the scope of the present invention.
[0021]
FIG. 1 is a diagram illustrating Example 1 of a flight distance chart according to an embodiment of the present invention.
This flight distance chart is a chart in which a uniform flight distance line of a golf ball at a predetermined initial velocity (ball initial velocity) of the golf ball is represented in a two-dimensional coordinate space. Here, the “equal flight distance line” is a curve or a continuous straight line indicating an equal flight distance, such as a contour line indicating an equal height such as a mountain or an isobar indicating an equal atmospheric pressure. The horizontal axis represents the initial rotation number of the golf ball (hereinafter abbreviated as “rotation number” as appropriate), and the vertical axis represents the launch angle (launch angle) that is the initial flight angle of the golf ball. Further, the rotation speed of the golf ball represents a backspin amount here. The flight distance represents the total distance including the distance from when the golf ball launched into the air falls to the ground and rolls and stops.
[0022]
In this flight distance chart, the backspin amount (number of rotations) and the launch angle are variables, and the flight distance is expressed as a constant with the backspin amount, launch angle, and ball initial speed as variables.
[0023]
In this flight distance chart, factors such as the lift coefficient and drag coefficient of the golf ball and external conditions such as wind speed, wind direction, temperature, humidity, and air density are treated as constants. The flight distance is calculated by a predetermined analytical expression or a regression equation obtained in advance, and plotted on a two-dimensional coordinate system represented by backspin amount (number of rotations) -launch angle. It is drawn by connecting with.
[0024]
In addition, since the ball initial speed and the head speed have a generally good correlation, if one is measured, the other can be estimated. Therefore, here, a flying distance chart of a predetermined initial ball speed is shown, but a similar flying distance chart is used for a predetermined head speed. The head speed can be measured by the moving speed of the head passing through a certain section immediately before impact. For example, the head speed can be represented by a speed within a section of 100 [mm].
[0025]
Specifically, as a variable element of this flight distance chart, the backspin amount (rotational speed) is set on the horizontal axis in the range of 500 to 5000 [rpm], and the launch angle (launch angle) is in the range of 5 to 25 [deg]. ) In a two-dimensional space indicated by a rectangle with a vertical axis, a chart in which equal flight distance lines are drawn every five yards in the total flight distance. The equal flight distance lines are drawn by solid lines every 10 yards, such as 210, 220, 230, 240, 250, 260 yards, and are drawn by broken lines every 10 yards, such as 225, 235, 245, and 255. In addition, as a constant element, the ball initial speed is 60 [m / s], a predetermined lift coefficient, a predetermined drag coefficient, a wind speed of 0, a temperature of 20 ° C., and the like. For example, when the head speed (H / S) of the target golfer is 40 [m / s], a flying distance chart with a corresponding initial ball speed (B / V) of 60 [m / s] is used. It is considered good.
[0026]
In the flight distance chart of the first embodiment, a diagonal line that descends to the lower right connecting the upper left end and the lower right end in the figure is an equal flight distance line that draws a curved line that is almost the vertical line. There is a tendency to get away.
[0027]
FIG. 2 is a diagram showing Example 2 of the flight distance chart according to the embodiment of the present invention.
Similar to the first embodiment, this flight distance chart is a chart in which the equal flight distance lines of a golf ball at a predetermined initial velocity of the golf club are represented in a two-dimensional coordinate space. While the flight distance represents the total distance in the first embodiment, the second embodiment represents a carry distance that is a distance until the golf ball hit in the air falls on the ground. Therefore, the flight distance calculation formula is different. Since other conditions are the same as those in the first embodiment, description thereof is omitted.
[0028]
Specifically, the variable elements and the constant elements of the flight distance chart are the same as those in the first embodiment, and thus the description thereof is also omitted. However, in the first embodiment, the equal flight distance line is drawn with a solid line every 10 yards in a range of 120 to 230 yards, and a broken line around a range of 125 to 235 every 10 yards.
[0029]
In the flight distance chart of the second embodiment, the pattern of the equal flight distance line is different at about 210 yards. That is, in the figure, up to about 210 to 235 yards is an equal distance line that draws a curved line that is substantially a vertical line with a straight line descending to the right as in the case of the first embodiment. From 120 to about 210 yards, it is an equidistant distance line in which straight lines descending to the right are arranged in parallel.
[0030]
In Example 1 or 2, the flight distance charts are Examples 1 and 2 in which the equal flight distance line is indicated by a solid line and a broken line by a continuous straight line. It may be drawn not as a continuous straight line but as a smooth curve, and so as to distinguish equal flight distances by points and various marks. Furthermore, a region surrounded by equal distance lines (a region surrounded by solid lines or a region surrounded by solid lines and broken lines) may be classified by color coding, hatching, or the like.
[0031]
In the first or second embodiment, the flight distance chart has been described using the rotation speed as the back spin amount, but may be a side spin amount or a top spin amount. This flight distance chart uses a ball initial speed as a constant and other factors such as backspin amount and launch angle as variables, and sets the flight distance on a two-dimensional coordinate system represented by the backspin amount and launch angle. As shown, the constant and variable elements can be any of the three elements of head speed or ball initial speed, rotation speed and launch angle. The elements of are not limited.
[0032]
In the first or second embodiment, the flight distance chart coordinate system has been described as a two-dimensional coordinate system. However, the present invention is not limited to this. A three-dimensional coordinate system may be used in which a flight distance axis representing a flight distance is defined by height in a direction substantially orthogonal to the coordinate system, and a flight distance space is expressed by inclining between different flight distances. This three-dimensional coordinate system may be expressed in a two-dimensional space on a paper medium or a display screen, or may be expressed in a three-dimensional space by a three-dimensional model. Moreover, how to take a coordinate axis may be represented not only with a real number straight line but with a logarithmic straight line, for example. The three-dimensional coordinate system is not only manufactured as a model, but may be displayed on a display screen or a paper medium using a drawing method. Further, in a liquid crystal display capable of 3D display, when a flight distance chart is represented in a three-dimensional coordinate system, the flight distance chart can be shown to the target golfer more intuitively and clearly.
[0033]
Next, a reading example of the flight distance chart of the first and second embodiments and an advice example using the flight distance chart will be described.
FIG. 3 is a diagram for explaining an example of a flight distance advice using the flight distance chart of the first embodiment shown in FIG. Point A shown in FIG.1The general target golfer a1Is a test hit mark plotted by measuring and plotting a backspin amount of about 2700 [rpm] and a launch angle of about 6 [deg]. This test mark point A1When the flying distance is about 226 yards, the flying distance tends to be increased efficiently by increasing the backspin amount and launch angle (by moving in the direction of the arrow up to about 240 yards). Thus, in order to go in the direction shown by the arrow, it is understood that the backspin amount is increased from about 2700 [rpm] to 3000 [rpm] and the launch angle is increased from about 6 [deg] to about 14 [deg]. . Here, the arrows are drawn so as to face the dense direction of the equal flight distance line and the direction in which the flight distance extends. The target golfer can easily increase the flight distance by changing the backspin amount and the launch angle so that the gradient of the equal flight distance line is directed in a dense direction. In the following description, it is assumed that the arrows are drawn so as to face the direction in which the gradient of the equal flight distance line is dense and the flight distance extends.
[0034]
Further, in order to extend the flight distance in the direction of about 250 yards, for example, the backspin amount (rotation speed) is reduced from about 2700 [rpm] to about 1800 [rpm], and the launch angle is about 6 [deg]. It can be seen that it should be increased to about 17 [deg]. However, it is physically and technically difficult for a general target golfer to hit a golf ball so that the backspin amount is reduced by about 900 [rpm] and the launch angle is increased by about 11 [deg].
[0035]
Therefore, general target golfer a1As mentioned above, increasing the flight distance to about 240 yards is easy to deal with with little change in backspin amount and launch angle. The advice is to increase the spin rate by about 300 [rpm] and increase the launch angle by about 8 [deg]. In this case, since the amount of backspin is increased, it is possible to intuitively and clearly solve the misunderstanding that reducing the amount of backspin, which is generally accepted, will fly. It is also possible to prevent advice based on such misunderstandings.
[0036]
Similarly, point A shown in FIG.2The general target golfer a2Is a test hit mark plotted by measuring about 3900 [rpm] and about 18 [deg] after performing a test hit. This test mark point A2When the flight distance is 235 yards, the flight distance tends to be increased in the direction of the arrow up to about 250 yards. Thus, in order to go in the direction shown by the arrow, it is understood that the backspin amount should be reduced to about 3900 [rpm] to 2000 [rpm] without changing the launch angle much.
[0037]
Therefore, an expert such as an advisor advises to reduce the backspin amount by about 1900 [rpm] while showing a flight distance chart.
[0038]
FIG. 4 is a diagram for explaining an example of the flight distance advice using the flight distance chart of the first embodiment shown in FIG. Point B shown in FIG.1The general target golfer b1Is a test hit mark plotted by measuring about 2300 [rpm] and about 10 [deg] after performing a test hit. This test hit mark point B1When the flight distance is about 200 yards, the flight distance tends to be increased in the direction of the arrow up to about 225 yards. Thus, in order to go in the direction shown by the arrow, it is understood that the backspin amount is increased from about 2300 [rpm] to 3000 [rpm] and the launch angle is increased from about 10 [deg] to about 17 [deg]. .
[0039]
Further, in order to extend the flight distance in the direction of about 230 yards, for example, the backspin amount (number of rotations) is reduced from about 2300 [rpm] to about 1000 [rpm], and the launch angle is about 10 [deg]. It can be seen that it should be increased to about 20 [deg]. However, in the same manner as in the first embodiment, hitting a golf ball so that the backspin amount is reduced by about 1300 [rpm] and the launch angle is increased by about 10 [deg] is a physical strength for a general target golfer. And technically difficult.
[0040]
Therefore, general target golfer b1As mentioned above, increasing the flight distance to about 225 yards is easy to deal with with little change in backspin amount and launch angle. It is advised to increase the spin rate by about 700 [rpm] and increase the launch angle by about 7 [deg]. In this case, as in the case of the first embodiment, since the backspin amount is increased, it is possible to intuitively and clearly solve the misunderstanding that reducing the backspin amount, which is generally accepted, will fly. It becomes. It is also possible to prevent advice based on such misunderstandings.
[0041]
Similarly, point B shown in FIG.2The general target golfer b2Is a test hit mark plotted by measuring about 4200 [rpm] and about 15 [deg] after performing a test hit. This test hit mark point B2When the flight distance is 221 yards, the flight distance tends to be about 230 yards in the direction of the arrow. Thus, in order to go in the direction shown by the arrow, it is understood that the launch angle should be increased by about 5 [deg] and the backspin amount should be reduced to about 1000 [rpm].
Therefore, an expert such as an advisor advises to increase the launch angle by about 5 [deg] and reduce the backspin amount to about 1000 [rpm] while showing the flight distance chart.
[0042]
Similarly, point B shown in FIG.ThreeThe general target golfer bThreeIs a test hit mark plotted by measuring about 4500 [rpm] and about 22 [deg] after performing the test hit. This test hit mark point BThreeWhen the flight distance is about 216 yards, the flight distance tends to be about 228 yards in the direction of the arrow. Thus, in order to go in the direction indicated by the arrow, it is understood that the launch angle should be reduced by about 3 [deg] and the backspin amount should be reduced by about 1500 [rpm].
Therefore, an expert such as an advisor advises to reduce the launch angle by about 3 [deg] and reduce the backspin amount by about 1500 [rpm] while showing the flight distance chart.
[0043]
As described above, by knowing the increase / decrease direction of the variable to be adjusted, it is possible to easily present a golf club that realizes such increase / decrease of the variable. For example, to reduce the backspin amount, for example, a golf club having a golf club head with a low center of gravity is presented.
[0044]
As described above, the flight distance charts shown in Examples 1 and 2 do not need to calculate the flight distance at the time of test hit, and if the test hit mark is plotted at coordinates determined by the backspin amount and the launch angle, The distance will be shown intuitively and clearly.
[0045]
Next, an example of reading the flight distance charts of Examples 1 and 2 and an example of golf club selection advice using the flight distance chart will be described.
FIG. 5 is a view for explaining an example of golf club selection support using the flight distance chart of the first embodiment shown in FIG. Point C shown in FIG.1, C2, CThree, CFourMeasures the backspin amount, launch angle, and ball initial speed when a general golfer c makes a test shot with four golf clubs, and the backspin amount and the launch on the flight distance chart of the corresponding ball initial speed This is a test hit mark that plots corners and expresses flight distance. Trial mark point C1Then about 237 yards, test hit mark point C2Then about 236 yards, trial hit mark point CThreeThen about 241 yards, test hit mark point CFourThe distance is about 241 yards. Here, test strike mark C1As a result of a test hit with a golf club owned by the target golfer c, and a test hit mark C2, CThree, CFourIs a result of trial hitting with a golf club as a candidate for purchase. The flight distance in this is the test hit mark CThree, CFourIt is. However, the test mark CFourThis golf club is a special golf club with a high launch angle of about 22 [deg] and a backspin amount exceeding 3000 [deg].ThreeCan be said to be a suitable golf club.
For this reason, sales staff and other professionals must make a trial hit mark C against the target golfer c.ThreeWould recommend buying a club. However, depending on the preference of the target golfer c, the test hit mark C2The golf club may be selected.
[0046]
FIG. 6 is a view for explaining an example of golf club selection support using the flight distance chart of the embodiment 2 shown in FIG. Point D shown in FIG.1, D2, DThree, DFourMeasures the backspin amount, launch angle, and ball initial velocity when a general golfer d makes a test shot with four golf clubs, and the backspin amount and the launch on the flight distance chart of the corresponding ball initial velocity It is a test hit mark that plots corners and expresses flight distance. Trial mark point D1Then about 191 yards, test mark point D2Then, about 209 yards flight distance, test hit mark point DThreeThen, about 201 yards, test mark point DFourThe distance is about 211 yards. Here, the test mark D1As a result of a test hit with a golf club owned by the target golfer d, and a test hit mark D2, DThree, DFourIs a result of trial hitting with a golf club as a candidate for purchase. The flight distance in this is the test hit mark D with a flight distance of about 211 yardsFourIt is. However, the test mark DFourIs a special golf club with a backspin amount exceeding 3000 [deg].2It can be said that this golf club is a suitable golf club.
For this reason, sales staff and other professionals can make a test mark D against the target golfer d.2Would recommend buying a club. However, depending on the preference of the target golfer d, the test hit mark DThreeThe golf club may be selected.
[0047]
Next, a golf club selection support method and apparatus for displaying the flight distance chart of the embodiment of the present invention and supporting the selection of the golf club of the target golfer will be described.
FIG. 7 is a diagram illustrating a schematic configuration of an example of the golf club support apparatus according to the embodiment of the present invention.
This golf club
Therefore, the golf club
[0048]
Here, the initial ballistic characteristics are the three elements of the initial velocity (ball initial velocity) of the
[0049]
The initial trajectory
[0050]
The
[0051]
The golf club selection support program executed by the
[0052]
Next, the golf club selection support process will be described with reference to a flowchart.
FIG. 8 is a flowchart illustrating the golf club selection support process according to the embodiment of the present invention. Here, it is assumed that the golf club 7 that the
First, the
[0053]
Subsequently, the
[0054]
Then, the
As described above with reference to FIGS. 5 and 6, the golf club's trial hit mark possessed by the
[0055]
Therefore, according to the present embodiment, the golfer's backspin amount and launch are determined by trial hitting using a flight distance chart that represents an equidistant line on the two-dimensional coordinates represented by the backspin amount and launch angle according to the initial velocity of the ball. By measuring the angle, the golfer's flight distance characteristics can be easily and intuitively known. Further, if the values of the backspin amount and the launch angle are known, the flight distance can be found by plotting on the flight distance chart, so that it is not necessary to calculate the flight distance for each trial hit as in the prior art.
[0056]
In the golf club selection support process described above, in the case of the flight distance chart described with reference to FIG. 6 or 7, that is, the golf club owned by the target golfer is first tried and compared with the golf club owned by the golf club. A case has been described in which a golf club with a long distance is selected using a flight distance chart. However, when the target golfer does not own the golf club, it can be selected as follows. Examples of golfers who do not have a golf club include golfers and beginners who have damaged or lost their golf club.
[0057]
For example, a golf club X having different characteristics of six backspin amounts recommended by the manufacturer0~ XFiveThere is a backspin amount of X regardless of which golfer hits0<X1<X2<XThree<XFour<XFiveSuppose that they are designed to be
[0058]
At this time, the maker determines the standard golf club XThreeAs the most recommended one, the target golfer c is made a test shot. Then, in the flight distance chart, for example, a test hit mark C2Is plotted as follows. In this case, the test hit mark C on the flight distance chart2From this point, it can be seen that the flight distance increases further in the upper left direction in the figure. That is, if the golf club can reduce the backspin amount (number of rotations) and increase the launch angle (launch angle), the flight distance is further increased.
[0059]
Therefore, the manufacturer is Golf Club X2Golf club X that can reduce the backspin amount than0To X2To the target golf player c. As a result, on the flight distance chart, the golf club X2Then test mark CFour, Golf Club X1Then test mark CThree, Golf Club X0Then test mark C1Is plotted as follows. In this case, as described in FIG.ThreeIs most preferred. Therefore, the manufacturer is the test mark CThreeGolf club X1The target golfer can be selected while showing the flight distance chart to the target golfer. That is, golf club XFour, XFiveIs efficient because a golf club can be selected without trial.
[0060]
In the above, the case of a golf club with a known backspin relationship has been described. However, even when the launch angle relationship is known or both are known, a golf club is efficiently selected by the target golfer by the same procedure. Can be made. In addition, if there is one golf club that will be further away from the reference golf club, an appropriate golf club can be selected by two trial hits.
[0061]
Further, the same procedure can be applied to a golf club owned by the target golfer. However, in this case, it is necessary to know the relationship of characteristics such as the backspin amount between the golf club owned by the target golfer and the golf club recommended by the manufacturer.
[0062]
In the above-described embodiment, the method for supporting the selection of the golf club based on the golf club owned by the target golfer has been described. However, the golf club is allowed to make a trial hit on the target golfer based on the golf club determined in advance by the manufacturer. May be selected.
[0063]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, two elements are used as variables in the initial velocity of the flying object, the initial flying angle of the flying object, and the initial rotational speed of the flying object, and the remaining elements are used as constants. Since the flight distance is displayed in the flight distance chart, the relationship between the flying object's initial speed, the initial flying angle of the flying object, and the initial rotational speed of the flying object and the flying distance of the flying object is intuitive. And there is an effect that can be clearly understood.
[0064]
Therefore, according to the present invention, the relationship between the flight distance of a flying object such as a golf ball and the elements that determine the flight distance can be intuitively and clearly shown to a target person such as a target golfer.How to plot test marks,A golf club selection support apparatus using a flight distance chart and a flight distance chart can be provided. Therefore, the target golfer can easily grasp how to improve the flight distance efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing Example 1 of a flight distance chart according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing Example 2 of a flight distance chart according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram for explaining an example of a flight distance advice using the flight distance chart of the first embodiment shown in FIG. 1;
4 is a diagram for explaining an example of a flight distance advice using the flight distance chart of the second embodiment shown in FIG. 2; FIG.
FIG. 5 is a diagram for explaining an example of golf club selection support using the flight distance chart of the first embodiment shown in FIG. 1;
6 is a diagram for explaining an example of golf club selection support using the flight distance chart of the embodiment 2 shown in FIG. 2. FIG.
FIG. 7 is a diagram illustrating a schematic configuration of an example of a golf club support apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram of golf club selection support processing according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Golf club selection support device
5 Golfer
6 Golf ball
7 Golf club
7a golf club head
7b grip
10 Initial ballistic characteristic measurement device
11 frames
12 tea
13 Camera
14 Camera
15 frames
16 frames
17 Projector
18 Light receiver
20 Control device
30 computers
31 CPU
32 HD
33 Monitor
34 I / F
35 keyboard
36 Printer
Claims (3)
前記飛距離チャートは、打ち出されたゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の3つの要素のうち、2つの要素を変数とし、残りの要素を定数として、前記変数とした2つの要素を直交する2軸に割り当てた2次元座標空間上に表され、かつ、前記変数及び定数とした要素の値によって定まるゴルフボールの飛距離が略同じ値を示す点を結んだ複数の等飛距離線によって表されたチャートであり、
前記第1の特定値取得手段が、ゴルファーが1本目のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第1の特定値とするステップと、
前記チャート作成手段が、前記取得された第1の特定値のうち、1つを前記定数の値として前記飛距離チャートを作成するステップと、
前記第1の試打マークプロット手段が、作成された前記飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記3つの要素のうちの前記定数とした要素以外の2つの要素に対応する第1の特定値によって規定される座標位置に、第1の試打マークをプロットするステップと、
前記第2の特定値取得手段が、前記ゴルファーが2本目以降のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第2の特定値とするステップと、
前記第2の試打マークプロット手段が、前記第1の試打マークがプロットされた飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記第2の特定値のうち前記変数とした2つの要素に対応する値によって規定される座標位置に、第2の試打マークをプロットするステップと、を有することを特徴とする試打マークのプロット方法。 First specific value acquisition means for acquiring a first specific value by measurement, chart creation means for generating a flight distance chart, first test hit mark plotting means for plotting the first test hit mark, and first by measurement To a flight distance chart using a golf club selection support device having second specific value acquisition means for acquiring a specific value of 2 and second test hit mark plotting means for plotting a second test hit mark , A test mark plotting method,
The flying distance chart includes two elements of the three elements of the initial velocity, the initial flying angle, and the initial rotational speed of the golf ball that has been launched, with two elements as variables and the remaining elements as constants. A plurality of equal flight distances connecting points where the flight distances of golf balls expressed on a two-dimensional coordinate space assigned to two orthogonal axes are determined by the values of the variables and constants are substantially the same. A chart represented by a line,
The first specific value acquisition means acquires the initial velocity, initial flight angle, and initial rotational speed of the golf ball by measuring when the golfer tries to hit the golf ball with the first golf club. A step with a specific value;
The chart creating means creating the flight distance chart using one of the acquired first specific values as the value of the constant;
The first trial hit mark plotting means is a coordinate position in the two-dimensional coordinate space of the created flight distance chart, and corresponds to two elements other than the constant element among the three elements. Plotting the first test hit mark at the coordinate position defined by the first specific value;
The second specific value acquisition means acquires the initial velocity, initial flight angle, and initial rotational speed of the golf ball by measuring the golf ball when the golfer makes a trial hit with a second or subsequent golf club. A specific value of 2;
The second trial hit mark plotting means is a coordinate position in a two-dimensional coordinate space of a flight distance chart on which the first trial hit mark is plotted, and two of the second specific values as the variable Plotting a second test hit mark at a coordinate position defined by a value corresponding to the element.
前記飛距離チャートは、打ち出されたゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の3つの要素のうち、2つの要素を変数とし、残りの要素を定数として、前記変数とした2つの要素を直交する2軸に割り当てた2次元座標空間上に表され、かつ、前記変数及び定数とした要素の値によって定まるゴルフボールの飛距離が略同じ値を示す点を結んだ複数の等飛距離線によって表されたチャートであり、
ゴルファーが1本目のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第1の特定値とする第1の特定値取得手段と、
前記取得された第1の特定値のうち、1つを前記定数の値として前記飛距離チャートを作成するチャート作成手段と、
作成された前記飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記3つの要素のうちの前記定数とした要素以外の2つの要素に対応する第1の特定値によって規定される座標位置に、第1の試打マークをプロットする第1の試打マークプロット手段と、
前記ゴルファーが2本目以降のゴルフクラブでゴルフボールを試打するとき、このゴルフボールの初速度、初期飛翔角度および初期回転数の値を計測により取得して第2の特定値とする第2の特定値取得手段と、
前記第1の試打マークがプロットされた飛距離チャートの2次元座標空間上の座標位置であって、前記第2の特定値のうち前記変数とした2つの要素に対応する値によって規定される座標位置に、第2の試打マークをプロットする第2の試打マークプロット手段と、
前記第1および第2の試打マークがプロットされた飛距離チャートのディスプレイ画面への表示又は記録媒体への印刷による表示を行う試打マーク表示手段と、を有し、
前記飛距離チャートにプロットされた前記第1および第2の試打マークの位置から前記ゴルファーに適したゴルフクラブを選択させるように支援することを特徴とする飛距離チャートを利用したゴルフクラブ選択支援装置。A golf club selection support device using a flight distance chart,
The flying distance chart includes two elements of the three elements of the initial velocity, the initial flying angle, and the initial rotational speed of the golf ball that has been launched, with two elements as variables and the remaining elements as constants. A plurality of equal flight distances connecting points where the flight distances of golf balls expressed on a two-dimensional coordinate space assigned to two orthogonal axes are determined by the values of the variables and constants are substantially the same. A chart represented by a line,
When a golfer tries to hit a golf ball with the first golf club, the first specific value is acquired as a first specific value by acquiring the initial velocity, initial flight angle, and initial rotation number of the golf ball by measurement. Means,
A chart creating means for creating the flight distance chart using one of the acquired first specific values as the value of the constant;
A coordinate position in the two-dimensional coordinate space of the created flight distance chart, and defined by a first specific value corresponding to two elements other than the constant element among the three elements First test mark plotting means for plotting the first test mark at the position;
When the golfer tries to hit a golf ball with a second or subsequent golf club, the second specific value is obtained by measuring the initial velocity, initial flight angle, and initial rotational speed of the golf ball as a second specific value. A value acquisition means;
The coordinate position in the two-dimensional coordinate space of the flight distance chart in which the first test hit mark is plotted, and the coordinates defined by the values corresponding to the two elements as the variables among the second specific values Second test mark plotting means for plotting the second test mark at the position;
Test hit mark display means for performing display on a display screen of a flight distance chart in which the first and second test hit marks are plotted or printing on a recording medium;
A golf club selection support device using a flight distance chart, which assists the golfer to select a golf club suitable for the golf player from the positions of the first and second test hit marks plotted on the flight distance chart .
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