JP4112760B2 - Vehicle flattened seat structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のフラット化シート構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用のシートには、休憩や安眠のため、或いはラゲッジルームを広く利用するために、シートクッションとシートバックとを略同一高さで水平にできるフラット構造が知られている(類似技術として、実公平7−27239号公報参照)。
【0003】
この種のフラット構造は、それぞれ回動して水平な反転状態になるシートクッション及びシートバックを備え、反転時にシートクッションの裏面とシートバックの背面とが略同一高さになる。特に、シートバックの場合は、前後位置を大きく変化させずに、その場で反転させるべく、シートバックの下端に設けたローラをスライドレールに係合させ、シートバックの中間支点をバックリンクによりスライドレール又はその周辺部材に連結している。シートバックの下端のローラはロックプレートに係合され、シートバックの通常使用状態が維持されるようになっている。そして、ロックプレートとの係合を解除して、ローラを後方へスライドさせれば、シートバックが前側へ回動して水平な反転状態が得られるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、シートバックに設けたローラ、バックリンク、ロックプレートなどの構造を利用して、シートバックをその場で反転させることができるものの、それらの構造は反転のためだけに使用されるものであって、その他の用途に使用することはできない。例えば、このようなフラット化構造のシートバックを後方へ倒してリクライニング状態を得ることはできない。リクライニング状態を得るためには、専用のリクライニング機構を必要とし、シートバックの支持構造が複雑になる。しかも、フラット構造とリクライニング機構の両方に、それぞれ、ロック状態と解除状態を制御する操作レバー機構が必要となり、構造及び操作が更に複雑になる。
【0005】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、簡単な構造及び容易な操作性で、リクライニング状態も得ることができる車両のフラット化シート構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、それぞれ回動して水平な反転状態になるシートクッション及びシートバックを備え、反転時にシートクッションの裏面とシートバックの背面とが略同一高さになるもので、シートバックの下端に固定されたアームに車幅方向外側へ突出するローラを設け、該ローラをフロアに固定されたスライドレールに対して前後スライド自在に係合させると共に、スレイドレール又はその周辺部材にローラと係合するロックプレートを軸支し、且つシートバックのローラよりも上方の中間支点と、スライドレール又はその周辺部材とをバックリンクで連結し、前記ロックプレートを上側へ回転させて、シートバックのローラを後方へスライドさせることにより、シートバックが前側へ回動して水平な反転状態となる車両のフラット化シート構造であって、前記ロックプレートの下縁に、通常使用状態にあるシートバックのローラと係合する第1係合部と、リクライニング状態にあるシートバックのローラと係合する第2係合を設けると共に、軸支点とは異なる位置にピンを設け、前記アームに、ロックプレートのピンに下側から係合してロックプレートを上側へ回転自在なレバーを軸支すると共に、該レバーとシートバック上部の解除操作部とを操作力伝達手段を介して連結した。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、シートバック上部の解除操作部を操作することにより、レバーが回転し、ロックプレートが上側へ持ち上がるため、フラット状態とリクライニング状態の両方が得られるようになる。すなわち、ローラを第2係合部へ係合させれば、リクライニング状態が得られ、ローラをスライドレールの後方へスライドさせればフラット状態が得られる。このように、アームに軸支された1つのレバーを操作するだけで、動きが全く異なるフラット状態とリクライニング状態の両方が得られるため、シートの構造が簡単で、操作も容易になる。また、解除操作部がシートバックの上部に設けられているため、シートバックをリクライニングさせる際に、シートバックの上部が手で持たれることになり、シートバックが勢い良く後側に倒れるのを防止することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、解除操作部がシートバックの上部の背面に設けられている。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、解除操作部がシートバックの上部の背面に設けられているため、解除操作部をシートバックの頂部や表面側に設ける場合に比べて、解除操作時において、シートバックの後側への倒れを背面側から確実に支えることができ、シートバックが勢い良く倒れるのを更に十分に防止できる。
【0010】
請求項3記載の発明は、ロックプレートの第1係合部及び第2係合部が、ローラをロックプレートの下縁に沿った状態のまま第2係合部から第1係合部へ移動できるようになっている。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、ローラがロックプレートの下縁に沿った状態のまま第2係合部から第1係合部へ移動可能であるため、リクライニング状態のシートバックを起こすだけで、シートバックが自動的に通常使用状態に戻る。
【0012】
請求項4記載の発明は、シートクッションが通常使用状態から前端支点を中心に前側へ回動して水平な反転状態となる。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、シートクッションの反転構造として、単純に前端支点を中心に前側へ回動させるようにしたため、構造が簡単で、反転操作も容易である。
【0014】
請求項5記載の発明は、スライドレールに周辺部材としてのブラケットを接続し、該ブラケットにバックリンクの端部を軸支した。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、スライドレールに接続したブラケットに、バックリンクの端部を軸支しているため、スライドレールにバックリンクの端部を軸支するための加工を施す必要がなく、スライドレールの製造が容易になると共に、スライドレールの剛性低下を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態は、ワゴン車における3列目のサードシート1に係るフラット化構造を示すものである。サードシート1は、スライドレール2と、その前方に連続した「周辺部材」としてのブラケット3とより支持されている。このスライドレール2及びブラケット3は、前後の脚部4によりフロア5に固定されている。スライドレール2は、左右に一対備えられており、それぞれが内側面に長手方向に沿う開口を有する断面C形状をしている。スライドレール2の後方には、ラゲッジルームRが形成されている。
【0017】
サードシート1は、シートクッション6及びシートバック7とから形成されている。シートクッション6は、前端部がブラケット3の上部前端に設定された前端支点S1に軸支されている。このシートクッション6の後端部は、図示せぬサポートの上に載せられており、表面を上にした通常使用状態が確実に維持されるようになっている。この通常使用状態は、シートクッション6に設けたフック8をブラケット3のピン9に係合させることにより維持される。
【0018】
そして、フック8を手で持って回転させ、ピン9との係合を解除させた後に、シートクッション6の後端部を持ち上げて、シートクッション6全体を前端支点S1を中心に前側へ回転させれば、裏面を上にした反転状態が得られる。この反転状態も、図示せぬサポートにより支持される。シートクッション6の反転構造として、単純に前端支点S1を中心に前側へ回動させるようにしたため、構造が簡単で、反転操作も容易である。尚、このシートクッション6の反転状態は、図示せぬサポートを調整することにより、裏面を所定角度だけ前下がりにすることができる。これは、図示せぬ前席としてのセカンドシートのシートバックがリクライニング状態になった時に、そのシートバックと干渉しないようにするためである。
【0019】
一方、シートバック7の下端には、断面コ字状のアーム10(図8参照)が固定されている。このアーム10の下端には、車幅方向外側へ突出するローラ11が設けられており、該ローラ11がスライドレール2に対して前後スライド自在に係合されている。
【0020】
また、このアーム10には、レバー12が軸支されている。該レバー12は、後端軸13で軸支されており、後端軸13には、レバー12を下向きに付勢するバネ14(図8参照)が設けられている。そして、このレバー14の上端には、ピン15が設けられており、そのピン15は、アーム10の上縁に当接すると共に「操作力伝達手段」としてのワイヤ16の下端が連結されている。レバー12の先端には、傾斜部12sが形成されている。
【0021】
ワイヤ16の上端は、シートバック7の上部背面に設けられた解除操作部17に接続されている。解除操作部17は、背面に形成された凹部の内部で上下回動自在に設けられており、図示せぬスプリングにより、下方へ付勢されている。従って、この付勢力により、ワイヤ16は下側へ押され、レバー12はバネ14の付勢力により、ピン15をアーム10の上縁に押付けた状態が維持される。
【0022】
次に、シートバック7の中間部には、中間支点S2が設定されており、該中間支点S2と前記ブラケット3とが、バックリンク18にて連結されている。バックリンク18の端部を、スライドレール2とは別物のブラケット3に軸支しているため、スライドレール2にそれらを軸支するための加工を施す必要がなく、スライドレール2の製造が容易になると共に、スライドレール2の剛性低下を防止することができる。
【0023】
スライドレール2の前端部には、前端軸19を中心に回動自在なロックプレート20が取付けられている。このロックプレート20は、前端軸19から後側へ延びる部分と、下側へ延びる部分を有する概略L形状をしている。また、このロックプレート20とブラケット3との間には、ロックプレート20を下向きに回動付勢するスプリング21が設けられている。ロックプレート20の後方へ延びる部分の下縁には、第1係合部20aと第2係合部20bが各々凹設されている。これら第1係合部20a及び第2係合部20bの内部に、それぞれ前記アーム10に設けられたローラ11を係合させることができる。これらの第1係合部20a及び第2係合部20bは、それぞれ、斜め後方へ向けて凹設されているため、係合したローラ11の前方移動は規制するが、ローラ11の下縁に沿った後方への移動は可能である。また、ロックプレート20の第1係合部20aと第2係合部20bの間には、ピン22が形成され、このピン22が前記レバー12の上縁に係合している。
【0024】
そして、ロックプレート20の第1係合部20aに対して、シートバック7のローラ11を係合させた状態では、シートバック7は、所定角度で起立した通常使用状態となり、第2係合部20bに係合させた状態では、シートバック7は、大きく後方へ傾いたリクライニング状態となる。ロックプレート20において、第1係合部20aを形成することは、従来通りであるが、このロックプレート20に、リクライニング状態を得るための第2係合部20bも一緒に形成したことは、従来に例を知らない。
【0025】
次に、この実施形態に係るサードシート1の各形態を順に説明する。
【0026】
通常使用状態(図1):
シートバック7のローラ11を、ロックプレート20の第1係合部20aに係合させれば(図4参照)、シートバック7は所定角度で起立した通常使用状態となる。また、シートクッション6の表面を上向きにした通常使用状態にして、乗員は通常の姿勢でサードシート1に着座することができる。
【0027】
リクライニング状態(図2):
シートバック7の背面に設けられた解除操作部17でワイヤ16を引いて、レバー12を上側へ回動させると、ロックプレート20が上側へ持ち上げるため、ローラ11と第1係合部20aとの係合が解除される(図5参照)。従って、ローラ11を今度は、第2係合部20bの方へ係合させることにより(図6参照)、シートバック7を大きく後ろ側へ傾けたリクライニング状態にすることができる。このように、既存のロックプレート20に第2係合部20bを形成することにより、シートバック7のリクライニング状態も得られるため、専用のリクライニング機構が不要となり、シートバック7の支持構造が簡略化できる。
【0028】
また、シートバック7の背面の解除操作部17を操作する際、シートバック7の上部が乗員の手により背面側から支えられるため、シートバック7が自重により勢い良く後ろ側へ倒れることはなく、手で支えながらゆっくりと水平なリクライニング状態にすることができる。
【0029】
尚、ローラ11を第2係合部20bから第1係合部20aへ戻す場合は、第2係合部20bが前側へ向けて斜めに形成されているため、シートバック7を手で引き起こすだけで、ローラ11が第2係合部20bの傾斜した下縁にガイドされて移動し(図7参照)、自動的に第1係合部20a内に係合する。従って、リクライニング状態から通常状態に戻す場合の操作が容易である。
【0030】
反転状態(図3):
シートバック7の背面に設けられた解除操作部17でワイヤ16を引いて、レバー12を上側へ回動させて、ロックプレート20を上側へ持ち上げるまでは、リクライニングの場合と同じである。その後に、ローラ11をスライドレール2の後端位置まで後方へ移動させれば、シートバック7が水平な反転状態になる。また、シートクッション6の方は、フック8を手で持って回転させ、フック8とピン9との係合を解除させた後に、シートクッション6の後端部を持ち上げて、シートクッション6全体を前端支点S1を中心に前側へ回転させれば、裏面を上にした反転状態が得られる。このようにすることにより、シートバック7の背面と、シートクッション6の裏面とが略同一高さになり、乗員はリクライニング状態の場合と同様に、サードシート1の上で真っ直ぐに横になったり、或いは、ラゲッジルームRが拡大された状態となるため、より多くの荷物を積むことができる。反転状態から戻す場合、レバー12の先端に傾斜部12sが形成されているため、ロックプレート20のピン22を、レバー12の上縁に導いて、元の状態に戻すことができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、シートバック上部の解除操作部を操作することにより、レバーが回転し、ロックプレートが上側へ持ち上がるため、フラット状態とリクライニング状態の両方が得られるようになる。すなわち、ローラを第2係合部へ係合させれば、リクライニング状態が得られ、ローラをスライドレールの後方へスライドさせればフラット状態が得られる。このように、アームに軸支された1つのレバーを操作するだけで、動きが全く異なるフラット状態とリクライニング状態の両方が得られるため、シートの構造が簡単で、操作も容易になる。また、解除操作部がシートバックの上部に設けられているため、シートバックをリクライニングさせる際に、シートバックの上部が手で持たれることになり、シートバックが勢い良く後側に倒れるのを防止することができる。
【0032】
請求項2記載の発明によれば、解除操作部がシートバックの上部の背面に設けられているため、解除操作部をシートバックの頂部や表面側に設ける場合に比べて、解除操作時において、シートバックの後側への倒れを背面側から確実に支えることができ、シートバックが勢い良く倒れるのを更に十分に防止できる。
【0033】
請求項3記載の発明によれば、ローラがロックプレートの下縁に沿った状態のまま第2係合部から第1係合部へ移動可能であるため、リクライニング状態のシートバックを起こすだけで、シートバックが自動的に通常使用状態に戻る。
【0034】
請求項4記載の発明によれば、シートクッションの反転構造として、単純に前端支点を中心に前側へ回動させるようにしたため、構造が簡単で、反転操作も容易である。
【0035】
請求項5記載の発明によれば、スライドレールに接続したブラケットに、バックリンクの端部を軸支しているため、スライドレールにバックリンクの端部を軸支するための加工を施す必要がなく、スライドレールの製造が容易になると共に、スライドレールの剛性低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るサードシートの通常使用状態を示す側面図。
【図2】リクライニング状態を示す側面図。
【図3】反転状態示す側面図。
【図4】通常使用状態のロックプレート周辺を示す側面図。
【図5】ロックプレートを持ち上げた状態を示す側面図。
【図6】ローラを第2係合部へ係合させた状態を示す側面図。
【図7】ローラがロックプレートの下縁に沿って第1係合部側へ移動する状態を示す側面図。
【図8】ロックプレート周辺の構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 サードシート
2 スライドレール
3 ブラケット(周辺部材)
6 シートクッション
7 シートバック
10 アーム
11 ローラ
12 レバー
16 ワイヤ(操作力伝達手段)
17 解除操作部
18 バックリンク
20 ロックプレート
20a 第1係合部
20b 第2係合部
S1 前端支点
S2 中間支点
R ラゲッジルーム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a flattened seat structure of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
In general, a seat structure for a vehicle is known to have a flat structure in which a seat cushion and a seat back can be leveled at substantially the same height in order to take a rest or sleep, or to use a luggage room widely (similar technology). For example, refer to Japanese Utility Model Publication No. 7-27239).
[0003]
This type of flat structure includes a seat cushion and a seat back that are each rotated and turned horizontally, and the back surface of the seat cushion and the back surface of the seat back are substantially the same height when reversed. In particular, in the case of a seat back, a roller provided at the lower end of the seat back is engaged with the slide rail so that the front and rear positions are reversed without changing greatly, and the intermediate fulcrum of the seat back is slid by the back link. It is connected to the rail or its peripheral members. The roller at the lower end of the seat back is engaged with the lock plate so that the normal use state of the seat back is maintained. Then, when the engagement with the lock plate is released and the roller is slid rearward, the seat back is rotated forward to obtain a horizontal inversion state.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional technique, the seat back can be reversed on the spot by using a structure such as a roller, a back link, and a lock plate provided on the seat back. It is used only for inversion and cannot be used for other purposes. For example, a reclining state cannot be obtained by tilting the seat back having such a flattened structure backward. In order to obtain the reclining state, a dedicated reclining mechanism is required, and the seat back support structure is complicated. Moreover, both the flat structure and the reclining mechanism require an operation lever mechanism for controlling the locked state and the released state, respectively, which further complicates the structure and operation.
[0005]
The present invention has been made paying attention to such a conventional technique, and provides a flattened seat structure of a vehicle that can obtain a reclining state with a simple structure and easy operability.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0007]
According to the first aspect of the present invention, the lever is rotated and the lock plate is lifted upward by operating the release operation portion at the upper part of the seat back, so that both a flat state and a reclining state can be obtained. That is, if the roller is engaged with the second engaging portion, a reclining state is obtained, and if the roller is slid rearward of the slide rail, a flat state is obtained. As described above, both a flat state and a reclining state with completely different movements can be obtained by operating only one lever pivotally supported by the arm, so that the structure of the seat is simple and the operation becomes easy. In addition, since the release operation part is provided on the upper part of the seat back, when the seat back is reclined, the upper part of the seat back is held by hand, preventing the seat back from falling down to the rear side vigorously can do.
[0008]
In the invention described in
[0009]
According to the invention of
[0010]
According to a third aspect of the present invention, the first engagement portion and the second engagement portion of the lock plate move from the second engagement portion to the first engagement portion while keeping the roller along the lower edge of the lock plate. It can be done.
[0011]
According to the third aspect of the invention, since the roller can move from the second engaging portion to the first engaging portion while maintaining the state along the lower edge of the lock plate, the seat back in the reclining state is merely raised. The seat back automatically returns to the normal use state.
[0012]
In the invention according to claim 4, the seat cushion is rotated from the normal use state to the front side around the front end fulcrum to be in a horizontally inverted state.
[0013]
According to the fourth aspect of the present invention, since the reversing structure of the seat cushion is simply rotated forward about the front end fulcrum, the structure is simple and the reversing operation is easy.
[0014]
According to the fifth aspect of the present invention, a bracket as a peripheral member is connected to the slide rail, and the end portion of the back link is pivotally supported by the bracket.
[0015]
According to the invention described in
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. This embodiment shows the flattening structure which concerns on the 3rd row | line 3rd sheet |
[0017]
The
[0018]
Then, after holding the
[0019]
On the other hand, an arm 10 (see FIG. 8) having a U-shaped cross section is fixed to the lower end of the seat back 7. A
[0020]
A
[0021]
The upper end of the
[0022]
Next, an intermediate fulcrum S <b> 2 is set at an intermediate portion of the seat back 7, and the intermediate fulcrum S <b> 2 and the
[0023]
A
[0024]
When the
[0025]
Next, each form of the
[0026]
Normal use condition (Fig. 1):
When the
[0027]
Reclining state (Figure 2):
When the
[0028]
Further, when operating the
[0029]
In addition, when returning the
[0030]
Inverted state (Figure 3):
The same operation as in the case of reclining is performed until the
[0031]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the lever is rotated and the lock plate is lifted upward by operating the release operation portion at the upper part of the seat back, so that both a flat state and a reclining state can be obtained. That is, if the roller is engaged with the second engaging portion, a reclining state is obtained, and if the roller is slid rearward of the slide rail, a flat state is obtained. As described above, both a flat state and a reclining state with completely different movements can be obtained by operating only one lever pivotally supported by the arm, so that the structure of the seat is simple and the operation becomes easy. In addition, since the release operation part is provided on the upper part of the seat back, when the seat back is reclined, the upper part of the seat back is held by hand, preventing the seat back from falling down to the rear side vigorously can do.
[0032]
According to the invention of
[0033]
According to the third aspect of the invention, since the roller can move from the second engaging portion to the first engaging portion while maintaining the state along the lower edge of the lock plate, the seat back in the reclining state is merely raised. The seat back automatically returns to the normal use state.
[0034]
According to the fourth aspect of the present invention, since the reversing structure of the seat cushion is simply rotated forward about the front end fulcrum, the structure is simple and the reversing operation is easy.
[0035]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a normal use state of a third seat according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a reclining state.
FIG. 3 is a side view showing an inverted state.
FIG. 4 is a side view showing the periphery of a lock plate in a normal use state.
FIG. 5 is a side view showing a state where the lock plate is lifted up.
FIG. 6 is a side view showing a state in which a roller is engaged with a second engagement portion.
FIG. 7 is a side view showing a state in which the roller moves toward the first engagement portion along the lower edge of the lock plate.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a structure around a lock plate.
[Explanation of symbols]
1
6 Seat cushion 7 Seat back 10
17
Claims (5)
シートバックの下端に固定されたアームに車幅方向外側へ突出するローラを設け、該ローラをフロアに固定されたスライドレールに対して前後スライド自在に係合させると共に、スレイドレール又はその周辺部材にローラと係合するロックプレートを軸支し、且つシートバックのローラよりも上方の中間支点と、スライドレール又はその周辺部材とをバックリンクで連結し、前記ロックプレートを上側へ回転させて、シートバックのローラを後方へスライドさせることにより、シートバックが前側へ回動して水平な反転状態となる車両のフラット化シート構造であって、
前記ロックプレートの下縁に、通常使用状態にあるシートバックのローラと係合する第1係合部と、リクライニング状態にあるシートバックのローラと係合する第2係合を設けると共に、軸支点とは異なる位置にピンを設け、
前記アームに、ロックプレートのピンに下側から係合してロックプレートを上側へ回転自在なレバーを軸支すると共に、該レバーとシートバック上部の解除操作部とを操作力伝達手段を介して連結したことを特徴とする車両のフラット化シート構造。Each is equipped with a seat cushion and a seat back that turn and rotate horizontally, and the back surface of the seat cushion and the back surface of the seat back are approximately the same height when reversing.
The arm fixed to the lower end of the seat back is provided with a roller that protrudes outward in the vehicle width direction, and the roller is engaged with the slide rail fixed to the floor so as to be slidable back and forth. A lock plate that engages with the roller is pivotally supported, and an intermediate fulcrum above the roller of the seat back and the slide rail or its peripheral member are connected by a back link, and the lock plate is rotated upward so that the seat By sliding the back roller backward, the seat back turns to the front side and is a flattened seat structure of the vehicle that is in a horizontally inverted state,
The lower edge of the lock plate is provided with a first engaging portion that engages with a seat back roller in a normal use state, and a second engagement that engages with a seat back roller in a reclining state, and a pivot point A pin is provided at a position different from
A lever that engages with a pin of the lock plate from below and pivots the lock plate upward is pivotally supported on the arm, and the lever and a release operation portion at the upper part of the seat back are connected via an operation force transmitting means. A flattened seat structure of a vehicle characterized by being connected.
解除操作部が、シートバックの上部の背面に設けられていることを特徴とする車両のフラット化シート構造。The flattened seat structure for a vehicle according to claim 1,
A flattened seat structure for a vehicle, wherein a release operation portion is provided on a back surface of an upper portion of the seat back.
前記ロックプレートの第1係合部及び第2係合部が、ローラをロックプレートの下縁に沿った状態のまま第2係合部から第1係合部へ移動できるようになっていることを特徴とする車両のフラット化シート構造。The flattened sheet structure according to claim 1 or 2,
The first engagement portion and the second engagement portion of the lock plate can move the roller from the second engagement portion to the first engagement portion while keeping the roller along the lower edge of the lock plate. The flattened seat structure of the vehicle characterized by the above.
前記シートクッションが、通常使用状態から前端支点を中心に前側へ回動して水平な反転状態となることを特徴とする車両のフラット化シート構造。The flattened seat structure for a vehicle according to any one of claims 1 to 3,
A flattened seat structure for a vehicle, wherein the seat cushion is rotated from the normal use state to the front side about a front end fulcrum to be in a horizontally inverted state.
前記スライドレールに、周辺部材としてのブラケットを接続し、該ブラケットにバックリンクの端部を軸支したことを特徴とする車両のフラット化シート構造。The flattened seat structure for a vehicle according to any one of claims 1 to 4,
A flattened seat structure for a vehicle, wherein a bracket as a peripheral member is connected to the slide rail, and an end portion of a back link is pivotally supported on the bracket.
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