JP4109752B2 - Vehicle handle lock device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車、自動二輪車等、車体フレームの前端部にフロントフォークを操向可能に支持した車両において、その駐車中、フロントフォークの回動を不能にして盗難防止を図るようにしたハンドルロック装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる車両のハンドルロック装置は、例えば実公昭61−44941号公報に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の、フロントフォークを備えた車両は、一般的に、車体フレームの前端に形成されたヘッドパイプによりフロントフォークに連なるステアリングステムを回動自在に支持した構造になっており、このような車両にハンドルロック装置を設置するには、ヘッドパイプ及びフロントフォークの何れか一方に固設したブラケットにロックユニットを固着し、それらの他方にロックユニットのロックピンを係合させるロック板を固着していた。このように、従来の車両のハンドルロック装置では、ロックユニットを取付けるためのブラケットを必要とし、部品点数が多く、コストの低減が困難であった。
【0004】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、ロックユニットの取付けに特別なブラケットを必要とせず、したがって部品点数が少なく、安価であり、しかも外観が良好な、車両のハンドルロック装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームの前端に、上下に延びるヘッドチューブ部を形成し、このヘッドチューブ部の外周に、フロントフォークに形成されたステアリングボスを一対のベアリングを介して回動可能に嵌合、支持した車両において、キー操作により出没するロックピンを備えたロックユニットを、前記ヘッドチューブ部の開放端を閉鎖するキャップ状に構成し、そのロックユニットを前記ヘッドチューブ部の開放端部内周に嵌着すると共に、該ヘッドチューブ部の開放端部外周に一方の前記ベアリングを 、該ロックユニットを囲繞するように配置し、前記ロックピンが突出時に係合するロック孔を前記ステアリングボスの内周面に有底状に形成し、前記ロックユニットから延びる導線を前記ヘッドチューブ部内に配線したことを第1の特徴とする。
【0006】
この第1の特徴によれば、ヘッドチューブ部の中空部を利用して、その内周にロックユニットを嵌着したので、その取付けに特別なブラケットを必要とせず、部品点数の削減、延いはコストの低減を図ることができ、しかもヘッドチューブ部内のロックユニットは、ヘッドチューブ部外面から突出する突出部を形成しないから、車両の外観向上にも寄与し得る。その上、上記導線を車体フレーム内に収容できて、外観の更なる向上を図ることができる。さらにロックユニットを、ヘッドチューブ部の開放端を閉鎖するキャップ状に構成したので、ロックユニットがヘッドチューブ部の開放端を閉じるキャップを兼ねることになり、従って、ヘッドチューブ部の開放端を閉じる専用のキャップは不要であり、部品点数の削減と外観の向上をより図ることができる。
【0007】
また本発明は、上記特徴に加えて、前記ロックユニットに、キー操作によりエンジンの点火回路を開閉するイグニションスイッチを内蔵させ、このイグニションスイッチに前記導線を連ねたことを第2の特徴とする。
【0008】
この第2の特徴によれば、イグニションスイッチに連なる導線を車体フレーム内に収容できて、外観の更なる向上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0010】
図1は本発明の実施例に係るハンドルロック装置付き小型自動二輪車の側面図、図2は図1の要部拡大縦断側面図、図3は図2の3矢視図、図4は図1の4−4線断面図、図5は図1の5部拡大縦断側面図、図6は図5の6矢視図である。
【0011】
図1において、小型自動二輪車1の車体フレーム2は、前下がりに傾斜して配置されるヘッドチューブ部2hと、このヘッドチューブ部2hの下端から後下がりに傾斜して延びるダウンチューブ部2dと、このダウンチューブ部2dの下端から後方へ略水平に延びるボトムチューブ部2bと、このボトムチューブ部2bの後端から後上がりに傾斜して延びるリアチューブ部2rとから構成される。
【0012】
ヘッドチューブ部2h、ダウンチューブ部2d及びボトムチューブ部2bは、一本の鋼管から一体に形成されるもので、前部フレーム2Fを構成する。またリアチューブ部2rは、前部フレーム2Fとは別体の鋼管で形成されるもので、後部フレーム2Rを構成する。これら前部及び後部フレーム2F,2Rは連結部材30により相互に一体に連結される。その連結構造については後述する。
【0013】
ヘッドチューブ部2hには、前輪3fを支持するフロントフォーク4が、ボトムチューブ部2bにはステップ5が、リアチューブ部2rの下部には、後輪3rを支持し且つ駆動するパワーユニット6と、このパワーユニット6の上方に配置される補助フレーム7とがそれぞれ取付けられ、補助フレーム7には、後輪3rの上方を覆うリヤフェンダ8が一体に形成されると共に、燃料タンク9が収納され、また後端に尾灯10が付設される。
【0014】
さらにリアチューブ部2rの上端にシート12の支持ポスト12aが挿入されて、クランプされる。
【0015】
図1及び図2に示すように、フロントフォーク4は、ステアリングボス11の両側に固設されて、ステアリングボス11と略平行に下方へ延びる左右一対の伸縮式フォーク脚4a,4bから構成され、両フォーク脚4a,4bの下端に前輪3fが軸支される。
【0016】
ステアリングボス11は、前記ヘッドチューブ部2hの外周に上下一対のアンギュラコンタクトベアリング13a,13bを介して回動可能に嵌合される。その際、ステアリングボス11の上下両端部内周に形成されたベアリングハウジング18a,18bにアンギュラコンタクトベアリング13a,13bのアウタレースが嵌装される。下部のアンギュラコンタクトベアリング13bのインナレースは、前記ヘッドチューブ部2h及びダウンチューブ部2dの境界に形成された上向きのテーパ状段部14に支承され、上部のアンギュラコンタクトベアリング13aのインナレースは、ヘッドチューブ部2hの上端部外周に螺着されたリングナット15により固定される。
【0017】
ステアリングボス11の後面に操向用バーハンドル16a,16bが取付けられる。即ちステアリングボス11の後面には上下一対のハンドル取付座17,17が一体に形成され、これらと、これらにボルト結合される上下一対のハンドルキャップ18,18とで左右一対のバーハンドル16a,16bの下端部がそれぞれ挟持される。而して、バーハンドル16a,16bを左右に回動操作することにより、フロントフォーク4と共に前輪3fを左右に転向させることができる。
【0018】
ヘッドチューブ部2hの上端は開放されており、その開放端部内周面にはロックユニット20の円筒状ユニットケース21が圧入等により嵌着され、これによってヘッドチューブ部2hの開放端は閉塞される。即ちロックユニット20は、ヘッドチューブ部2hの開放端を閉じる化粧キャップを兼ねる。またヘッドチューブ部2hの開放端部外周には、上部のアンギュラコンタクトベアリング13aが、ロックユニット20を囲繞するよう配置される。
【0019】
ロックユニット20は、図3に示すように、ユニットケース21中心部にキー孔23を有する回転子22を備えており、この回転子22は、キー孔23に挿入される特定のキー24によって、オフ位置OFFと、その両側のハンドルロック位置L及びオン位置ONの3位置に回動されるようになっている。そして回転子22をオフ位置OFFからハンドルロック位置Lに回動すると、ユニットケース21の側壁を貫通してロックピン25が突出し、オフ位置OFFに戻すと、ユニットケース21内に退去するようになっており、このロックピン25の突出時、その通過を許容する通孔26がヘッドチューブ部2hに設けられ、またロックピン25の先端部が係合するロック孔27がステアリングボス11の内周面に有底状に形成される。
【0020】
ロックユニット20には、前記パワーユニット6におけるエンジン6aの点火回路を開閉するイグニションスイッチが内蔵されており、回転子22のオフ位置OFFでは、その点火回路をオフ状態にし、オン位置ONでは同回路をオン状態にするようになっている。キー孔23に対するキー24の抜き差しは、回転子22のオフ位置OFF及びハンドルロック位置Lで行うことができる。
【0021】
ユニットケース21の下端には、前記イグニションスイッチに連なる導線28が接続されており、この導線28はヘッドチューブ部2h、ダウンチューブ部2d及びボトムチューブ部2bの中空部に配線され、ボトムチューブ部2bの後端部に開口する導線引き出し口29(図5参照)から引き出されて前記エンジン6aの点火回路に接続される。導線引き出し口29については、後に詳述する。
【0022】
而して、ロックユニット20のキー孔23に挿入したキー24をもって回転子22をハンドルロック位置Lに回動すれば、ロックピン25がユニットケース21外へ突出してステアリングボス11のロック孔27に係合するので、ステアリングボス11に連なるフロントフォーク4の回動を阻止して操向を不能にし、自動二輪車1の盗難を防止することができる。
【0023】
ところで、ロックユニット20は、ヘッドチューブ部2hの中空部を利用して、その内周に嵌着されるので、その取付けに特別なブラケットを必要とせず、部品点数の削減、延いはコストの低減を図ることができる。しかもヘッドチューブ部2h内のロックユニット20は、ヘッドチューブ部2h外面から突出する突出部を形成しないから、車両1の外観を向上さることができる。
【0024】
またロックユニット20に内蔵させたイグニションスイッチに連なる導線28は、ヘッドチューブ部2h及びダウンチューブ部2dの中空に配線されることから、その導線を覆う特別なカバー手段を用いることなく、車両1の外観の更なる向上を図ることができる。
【0025】
さらにロックユニット20は、ヘッドチューブ部2hの開放端を閉じる化粧キャップを兼ねるように構成されるので、専用のキャップは不要であり、部品点数の削減と外観の向上をより図ることができる。
【0026】
図1及び図4に示すように、フロントフォーク4の左右のフォーク脚4a,4bの両後面にはストッパボス35a,35bが一体に形成され、これらにゴム又は合成樹脂製のストッパ部材36a,36bが装着される。これらストッパ部材36a,36bは、バーハンドル16a,16bによるフロントフォーク4の回動時、ダウンチューブ部2dの側面に当接することにより、フロントフォーク4の回動限界、即ちハンドルの最大切れ角を緩衝的に規定するものであり、したがって、フロントフォーク4の回動限界では衝撃を伴うこともなく、またストッパ部材36a,36bによりダウンチューブ部2dの外面を傷付けることもない。上記ストッパボス35a,35bは、フロントフォーク4の鋳造時、中子の位置決めに利用することもできる。
【0027】
図5及び図6において、ボトムチューブ部2b及びリアチューブ部2rは、連結部材30により分離可能に連結される。連結部材30はアルミ合金ダイカスト製であって、水平方向に延びる第1連結管301 の後端に、後方上向きに延びる第2連結管302 を一体に連設して構成され、両連結管301 ,302 の下側に前後方向に延びる一連のすり割り31が設けられる。このすり割り31の相対向する内側壁に左右一対の結合ボス32,32が複数組(図示例では3組)が前後方向に配列して形成される。
【0028】
而して、第1連結管301 にダウンチューブ部2dの後端部を、また第2連結管302 にリアチューブ部2rの下端部をそれぞれ嵌合し、各組の結合ボス32,32をボルト33で結合することにより、すり割り31を絞って第1連結管301 及び第2連結管302 によりダウンチューブ部2d及びリアチューブ部2rを緊締すれば、両チューブ部2d,2r相互を一体に連結することができる。また、上記ボルト33を緩めれば、ダウンチューブ部2d及びリアチューブ部2rを第1及び第2連結管301 ,302 からそれぞれ引き抜き、分解することができる。したがって、ヘッドチューブ部2h、ダウンチューブ部2d及びボトムチューブ部2bからなる前部フレーム2Fと、リアチューブ部2rを含む後部フレーム2Rとをそれぞれ形状が異なるものと適宜交換して、形状を異にする複数種類の車体フレーム2を容易に構成することができる。
【0029】
また第1及び第2連結管301 ,302 の中間部において、すり割り31の両内側壁には半円状の切欠き29a,29bがそれぞれ形成され、これらによって導線引き出し口29が構成される。この導線引き出し口29から前記導線28が引き出され、前記エンジン6aの点火回路に接続されるのである。こうして導線引き出し口29は、車体フレーム2の強度を低下することなく容易に形成することができ、その配線を容易に行うことができる。
【0030】
さらに、すり割り31上部の両内側壁には、前記パワーユニット6を揺動可能に支持する左右一対のパワーユニットハンガボス34が一体に形成される。このようにして、前部フレーム2F及び後部フレーム2R間を連結する連結部材30は、パワーユニット6を支持する機能をも具備することになり、構造の簡素化を図ることができる。
【0031】
次に、図7及び図8に示す参考例について説明する。
【0032】
この参考例は、バックボーン型の車体フレーム2を持つ自動二輪車に適用したものである。即ち、鋼管製のバックボーン型車体フレーム2の前端部は、これを下向きに屈曲させてヘッドチューブ部2hに構成され、このヘッドチューブ部2hに上下一対のアンギュラコンタクトベアリング13a,13bを介してステアリングボス11が操向可能に支持される。ヘッドチューブ部2hの開放した下端部の内周面には、イグニションスイッチを具備しないロックユニット20が圧入等により嵌着される。このロックユニット20も、その回転子がキー24による回動により出没するロックピン25を備えており、このロックピン25の突出時、その貫通を許容する通孔26がヘッドチューブ部2hの下部側壁に設けられ、またそのロックピン25が係合するロック孔27がステアリングボス11の下部内周面に設けられる。
【0033】
車体フレーム2の下側にはエンジン6aを含むパワーユニット6が取付けられ、その上側には燃料タンク9及びシート12が取付けられる。
【0034】
尚、図中、前実施例と対応する部分には、それと同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0035】
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、フロントフォーク4を一脚式に構成して前輪3fを片持ちで支持することもできる。また本発明は自転車にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、車体フレームの前端に形成したヘッドチューブ部の外周に、フロントフォークに形成されたステアリングボスを回動可能に嵌合、支持した車両において、ヘッドチューブ部の内周に、キー操作により出没するロックピンを備えたロックユニットを嵌着し、そのロックピンが突出時に係合するロック孔をステアリングボスの内周面に有底状に形成し、ロックユニットから延びる導線をヘッドチューブ部内に配線したので、ブラケットを用いることなくロックユニットをヘッドチューブ部内に取付けることができ、部品点数の削減、延いはコストの低減を図ることができる。しかもヘッドチューブ部内のロックユニットは、ヘッドチューブ部外面から突出する突出部を形成しないから、車両の外観向上にも寄与し得る。その上、前記導線を車体フレーム内に収容できて、外観の更なる向上を図ることができる。さらにロックユニットを、ヘッドチューブ部の開放端を閉鎖するキャップ状に構成したので、ロックユニットがヘッドチューブ部の開放端を閉じるキャップを兼ねることになり、従って、ヘッドチューブ部の開放端を閉じる専用のキャップは不要であり、部品点数の削減と外観の向上をより図ることができる。
【0037】
また本発明の第2の特徴によれば、前記ロックユニットに、キー操作によりエンジンの点火回路を開閉するイグニションスイッチを内蔵させ、このイグニションスイッチに前記導線を連ねたので、イグニションスイッチに連なる導線を車体フレーム内に収容できて、外観の更なる向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るハンドルロック装置付き小型自動二輪車の側面図。
【図2】 図1の要部拡大縦断側面図。
【図3】 図2の3矢視図。
【図4】 図1の4−4線断面図。
【図5】 図1の5部拡大縦断側面図。
【図6】 図5の6矢視図。
【図7】 参考例に係る自動二輪車の側面図。
【図8】 図7の要部拡大縦断側面図。
【符号の説明】
1・・・・車両(自動二輪車)
2・・・・車体フレーム
2h・・・ヘッドチューブ部
4・・・・フロントフォーク
11・・・ステアリングボス
20・・・ロックユニット
23・・・キー孔
24・・・キー
27・・・ロック孔
28・・・導線[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bicycle, a motorcycle, or the like, in which a front fork is steerably supported at the front end of a body frame, and the front fork can be prevented from turning during parking so as to prevent theft. It relates to the improvement of the apparatus.
[0002]
[Prior art]
Such a vehicle handle lock device is already known as disclosed in, for example, Japanese Utility Model Publication No. 61-44941.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Conventional vehicles equipped with a front fork generally have a structure in which a steering stem connected to the front fork is rotatably supported by a head pipe formed at the front end of a vehicle body frame. To install the handle lock device, the lock unit was fixed to a bracket fixed to either the head pipe or the front fork, and the lock plate for engaging the lock pin of the lock unit was fixed to the other of them. . Thus, the conventional vehicle handle lock device requires a bracket for mounting the lock unit, has a large number of parts, and has been difficult to reduce costs.
[0004]
The present invention has been made in view of such circumstances, and does not require a special bracket for mounting the lock unit. Therefore, the number of parts is low, the vehicle handle lock device has a good appearance and is inexpensive. The purpose is to provide.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, a head tube portion extending vertically is formed at a front end of a vehicle body frame, and a steering boss formed on a front fork is disposed on the outer periphery of the head tube portion via a pair of bearings. rotatably fitted Te, in supporting a vehicle, a lock unit having a lock pin infested by key operation, and configured cap-shaped closing the open end of the head tube portion, the head and the lock unit A lock that is fitted to the inner periphery of the open end of the tube portion, and that one of the bearings is disposed on the outer periphery of the open end of the head tube portion so as to surround the lock unit, and the lock pin is engaged when protruding. A hole is formed in a bottomed shape on the inner peripheral surface of the steering boss, and a conducting wire extending from the lock unit is formed in the head tube portion. That it has a line for the first feature.
[0006]
According to the first feature, since the lock unit is fitted on the inner periphery using the hollow portion of the head tube portion, a special bracket is not required for the attachment, and the number of parts is reduced and extended. can be reduced in cost, yet locking unit in the head tube section, do not form a projection projecting from the head tube outer face, it may also contribute to improve the appearance of the vehicle. In addition, the conductor can be accommodated in the vehicle body frame, and the appearance can be further improved. Furthermore, since the lock unit is configured as a cap that closes the open end of the head tube portion, the lock unit also serves as a cap that closes the open end of the head tube portion. No cap is required, and the number of parts can be reduced and the appearance can be further improved.
[0007]
In addition to the above feature, the present invention has a second feature in that the lock unit includes an ignition switch for opening and closing an ignition circuit of the engine by a key operation, and the lead wire is connected to the ignition switch.
[0008]
According to the second feature, the conducting wire connected to the ignition switch can be accommodated in the vehicle body frame, and the appearance can be further improved .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below based on one embodiment of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0010]
Figure 1 is a handle locking device with a small motorcycle side view of according to real施例of the present invention, FIG. 2 is a fragmentary enlarged vertical sectional side view of FIG. 1, FIG. 3 is 3 arrow view of FIG. 2, FIG. 4 FIG. sectional view taken along line 4-4 in 1, 5, 5 parts enlarged vertical sectional side view of FIG. 1, FIG. 6 is
[0011]
In FIG. 1, a
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
Further, the support post 12a of the
[0015]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0016]
The
[0017]
Steering bar handles 16 a and 16 b are attached to the rear surface of the
[0018]
The upper end of the
[0019]
As shown in FIG. 3, the
[0020]
The
[0021]
A
[0022]
Thus, when the
[0023]
By the way, since the
[0024]
In addition, since the
[0025]
Furthermore, since the
[0026]
As shown in FIGS. 1 and 4,
[0027]
5 and 6, the
[0028]
And Thus, the rear end portion of the
[0029]
In addition,
[0030]
Further, a pair of left and right power
[0031]
Next, reference examples shown in FIGS. 7 and 8 will be described.
[0032]
This reference example is applied to a motorcycle having a backbone-
[0033]
A
[0034]
In the figure, parts corresponding to those of the previous embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted.
[0035]
The present invention is not limited to the embodiments described above, and various design changes can be made without departing from the scope of the invention. For example, the
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the first feature of the present invention, in the vehicle in which the steering boss formed on the front fork is rotatably fitted and supported on the outer periphery of the head tube portion formed on the front end of the body frame, A lock unit with a lock pin that appears and disappears by key operation is fitted on the inner periphery of the head tube, and a lock hole that engages when the lock pin protrudes is formed on the inner peripheral surface of the steering boss with a bottomed shape. Since the conducting wire extending from the lock unit is wired in the head tube portion, the lock unit can be mounted in the head tube portion without using a bracket, and the number of parts can be reduced and the cost can be reduced. And since the lock unit in a head tube part does not form the protrusion part which protrudes from a head tube part outer surface, it can also contribute to the external appearance improvement of a vehicle. In addition, the conductor can be accommodated in the vehicle body frame, and the appearance can be further improved. Furthermore, since the lock unit is configured as a cap that closes the open end of the head tube portion, the lock unit also serves as a cap that closes the open end of the head tube portion. No cap is required, and the number of parts can be reduced and the appearance can be further improved.
[0037]
According to the second aspect of the present invention, the lock unit includes an ignition switch that opens and closes an ignition circuit of the engine by a key operation, and the lead wire is connected to the ignition switch. Therefore, the lead wire connected to the ignition switch is connected to the lock unit. It can be accommodated in the vehicle body frame, and the appearance can be further improved .
[Brief description of the drawings]
Side view of the handle lock device with a small motorcycle according to the actual施例of the present invention; FIG.
FIG. 2 is an enlarged vertical side view of the main part of FIG.
FIG. 3 is a view taken in the direction of
4 is a cross-sectional view taken along line 4-4 of FIG.
5 is an enlarged vertical sectional side view of a
6 is a view taken in the direction of
FIG. 7 is a side view of a motorcycle according to a reference example.
FIG. 8 is an enlarged vertical side view of the main part of FIG.
[Explanation of symbols]
1 ... Vehicle (motorcycle)
2 ...
Claims (2)
キー操作により出没するロックピン(25)を備えたロックユニット(20)を、前記ヘッドチューブ部(2h)の開放端を閉鎖するキャップ状に構成し、そのロックユニット(20)を前記ヘッドチューブ部(2h)の開放端部内周に嵌着すると共に、該ヘッドチューブ部(2h)の開放端部外周に一方の前記ベアリング(13a)を、該ロックユニット(20)を囲繞するように配置し、前記ロックピン(25)が突出時に係合するロック孔(27)を前記ステアリングボス(11)の内周面に有底状に形成し、前記ロックユニット(20)から延びる導線(28)を前記ヘッドチューブ部(2h)内に配線したことを特徴とする、車両のハンドルロック装置。A head tube portion (2h) extending vertically is formed at the front end of the vehicle body frame (2), and a pair of steering bosses (11) formed on the front fork (4) are formed on the outer periphery of the head tube portion (2h) . In a vehicle that is fitted and supported so as to be rotatable via bearings (13a, 13b) ,
A lock unit having a lock pin (25) and out of the key operation (20), constitutes the cap-shaped closing the open end of the head tube portion (2h), the said locking unit (20) head tube It is fitted to the inner periphery of the open end of the portion (2h), and the one bearing (13a) is arranged on the outer periphery of the open end of the head tube portion (2h) so as to surround the lock unit (20). , the locking pin (25) is lock hole that engages a (27) formed in the steering hub (11) having a bottom shape on the inner peripheral surface of at projecting a conducting wire (28) extending from said locking unit (20) A handle lock device for a vehicle, wherein wiring is provided in the head tube portion (2h).
前記ロックユニット(20)に、キー操作によりエンジンの点火回路を開閉するイグニションスイッチを内蔵させ、このイグニションスイッチに前記導線(28)を連ねたことを特徴とする、車両のハンドルロック装置。 The vehicle handle lock device according to claim 1,
Wherein the lock unit (20), by a key operation to internal ignition switch for opening and closing the ignition circuit of the engine, characterized in that lined the conductive wire (28) to the ignition switch, handle lock equipment of the vehicle.
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Publications (2)
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