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JP4108774B2 - ピーク検出回路 - Google Patents

ピーク検出回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピーク検出回路に関し、特に複数のフォトダイオードで構成されたラインセンサ等における積分中の画素の最大値又は最小値を検出するピーク検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カメラのオートフォーカス等で用いられる1次元のラインセンサでは、被写体の明るさに応じて積分時間を制御するための積分モニタ出力が必要となる。そのため、ラインセンサのフォトダイオードアレイ近傍にモニタ用のフォトダイオードを設ける等の提案がなされているが、より精度を向上させるために、フォトダイオードアレイの各フォトダイオードの積分状態を検出し、各積分値の最大値あるいは最小値を出力する回路構成が、特開昭59−6677号、特開昭64−85480号、特開平1−222583号等に開示されている。それらは、いずれも画素数に応じたフォロア構成のトランジスタを設け、その出力を共通にして、その出力よりピーク値を検出する構成をとっている。
【0003】
図3は、その一例として前記特開昭64−85480号に開示されているピーク検出回路を示す回路構成図である。図3において、100 はセンサアレイで、各画素毎に、ゲートが画素に接続されソースが共通にバイアス回路として動作する抵抗負荷3又は4に接続されドレインが電源又はグランドに接続されたnMOSトランジスタ1−1,1−2,・・・と、pMOSトランジスタ2−1,2−2,・・・が設けられている。図示は一部省略されているが、全ての画素に対して同様のトランジスタが設けられている。このセンサは積分されるに従って電位が下がる構造になっており、nMOSトランジスタ1−1,1−2,・・・の共通出力からは、積分量の一番少ない画素に対応する最小値(電圧は最大)が、バッファ13を介してVmin 信号として出力され、またpMOSトランジスタ2−1,2−2,・・・の共通出力からは、積分量の一番大きな画素に対応する最大値(電圧は最小)が、バッファ14を介してVmax 信号として出力されるようになっている。そして、このVmin 信号及びVmax 信号により、積分の最小値及び最大値の情報が得られ、この情報に基づき積分制御を行うことが可能となる。
【0004】
また、同様のピーク検出回路で、特開平1−222583号に開示されている他の回路構成を図4に示す。この構成例は、画素毎に増幅素子を有するフォトトランジスタアレイをセンサ部として備えており、各フォトトランジスタ101-1,101-2,・・・101-nの出力には、差動増幅器とフォロア構成のトランジスタで構成されるピーク検出回路セル11−1、11−2,・・・11−n,12−1、12−2,・・・12−nが接続されている。そして各ピーク検出回路セルにおいては、センサ部の入力端子が差動増幅器の非反転入力端子に接続され、差動増幅器の出力端子はエミッタフォロア構成のトランジスタのベースに接続され、該トランジスタのコレクタはグランド又は電源に接続され、また該トランジスタのエミッタは差動増幅器の非反転入力端子に接続されると共に、他のセルと共通に負荷抵抗3又は4に接続され、その共通出力端はバッファ13,14を介してVmin ,Vmax 信号出力端子に接続されている。このように構成されているピーク検出回路においては、各フォトトランジスタ101-1,101-2,・・・101-nは積分すると電位が上昇するので、Vmin 信号出力端子からは積分の最小値(最小電圧)が、Vmax 信号出力端子からは積分の最大値(最大電圧)が出力されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図3に示したピーク検出回路においては、積分中のセンサの信号電圧の最大値をvsmax,最小値をvsminとすると、Vmin ,Vmax 信号は次式(1),(2)のように表される。
min =k1 smin−Vgsn ・・・・・・・・・・・・・・・(1)
max =k2 smax+Vgsp ・・・・・・・・・・・・・・・(2)
ここで、k1 ,k2 はnMOSトランジスタ及びpMOSトランジスタの基板効果によるゲインの低下分で、プロセスにより異なるが通常 0.6〜0.9 程度の値をとる。またVgsn ,Vgsp は、それぞれnMOSトランジスタ及びpMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧で、この値は基板効果によりソースの共通信号線の電圧によって変化するため定数ではない。
【0006】
上記(1),(2)式からわかるように、積分中のセンサの信号の最大値及び最小値を知るには、この基板効果の影響を受けたオフセット分及びゲイン低下分を補正しなければならない。この基板効果の影響を低減するには、MOSトランジスタのバックゲートをソースと共通とするという手段があるが、通常のMOSプロセスでは、nMOSトランジスタ又はpMOSトランジスタのバックゲートのいずれかは、半導体基板の基板電圧として固定されるため、Vmin 信号又はVmax 信号のいずれか一方にしか適用できない。
【0007】
これに対して、図4に示した構成例では、図示されているフォロア回路を構成するバイポーラトランジスタをMOSトランジスタに置き換えることにより、基板効果は除去可能である。また差動増幅器により、非反転入力端子への最大又は最小電圧が、エミッタ及び差動増幅器の反転入力端子が共通に接続された出力信号線に現れるため、ゲイン及びオフセット分の補正は不要である。しかし、図4に示した構成例では、各画素毎に差動増幅器を2つずつ設けなければならないため、チップ面積の増大や消費電力の増大を引き起こすという問題点がある。
【0008】
本発明は、従来のピーク検出回路における上記問題点を解消するためになされたもので、フォロア構成のトランジスタからなる多入力のピーク検出回路において、フォロア構成のトランジスタのオフセット成分及び基板効果等によるゲイン低下分の補正を行えるようにし、特に各入力部には入力用のフォロアトランジスタ以外の余分な素子を設けずに、入力数が増大しても消費電力の増大を引き起こさないようにしたピーク検出回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本発明は、入力信号線毎にそれぞれの制御端子が共通に接続されたそれぞれ第1導電型及び第2導電型の第1及び第2のトランジスタを備え、前記制御端子と、第1の電源端子に接続された第1の端子と、第1の信号出力線に接続された第2の端子とからなる前記第1のトランジスタを複数個接続したフォロア構成の第1のトランジスタフォロア群と、前記制御端子と、第2の電源端子に接続された第1の端子と、第2の信号出力線に接続された第2の端子とからなる前記第2のトランジスタを複数個接続したフォロア構成の第2のトランジスタフォロア群と、前記第1の出力信号線と前記第2の電源端子との間に接続された第1の負荷素子と、前記第2の出力信号線と前記第1の電源端子との間に接続された第2の負荷素子とからなり、前記入力信号の最大値及び最小値を検出するピーク検出回路において、前記第1の出力信号線が非反転入力端子に接続された第1の差動増幅器と、制御端子、第1の端子及び第2の端子がそれぞれ前記第1の差動増幅器の出力端子、第1の電源端子及び前記第1の差動増幅器の反転入力端子に接続された前記第1のトランジスタと同一種類の第3のトランジスタと、前記第3のトランジスタの第2の端子と第2の電源端子との間に接続された第3の負荷素子と、前記第2の出力信号線が非反転入力端子に接続された第2の差動増幅器と、制御端子、第1の端子及び第2の端子がそれぞれ前記第2の差動増幅器の出力端子、第2の電源端子及び前記第2の差動増幅器の反転入力端子に接続された前記第2のトランジスタと同一種類の第4のトランジスタと、前記第4のトランジスタの第2の端子と第1の電源端子との間に接続された第4の負荷素子とを備えて構成するものである。
【0010】
このように構成することにより、フォロア構成のトランジスタの共通信号出力部では存在するオフセット及びゲイン低下が、差動増幅器の帰還系である差動増幅器の出力端子及び反転入力端子間に設けられたフォロア回路により補正される。また、各入力に対応したフォロア構成のトランジスタを設けるのみで構成され、他に素子は不要なため、入力を増加しても入力用のフォロア構成のトランジスタ1個の増加ですみ、また消費電流は殆ど増加させることなく対応することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、実施の形態について説明する。図1は、本発明に係るピーク検出回路の実施の形態を示す回路構成図で、図3に示した従来例と同一又は対応する構成要素には同一符号を付して示している。センサアレイ100 の各画素の出力は、nMOSトランジスタ1−1〜1−nのゲート及びpMOSトランジスタ2−1〜2−nのゲートに接続され、それらのnMOSトランジスタ及びpMOSトランジスタのドレインは、電源VDD又はグランドに接続され、ソースは共通に信号線に接続され、各ソース信号線には抵抗負荷3又は4が接続されており、以上の構成は図3に示した従来例と同じである。なお、上記フォロア構成のnMOSトランジスタ1−1〜1−n及びpMOSトランジスタ2−1〜2−nは、それぞれバックゲートとなるウェルを共通にして形成されている。
【0012】
上記共通の各ソース信号線は、差動増幅器5,6の非反転入力端子に接続され、差動増幅器5,6の出力端子と反転入力端子間には、ゲートが差動増幅器5,6の出力端子に接続され、ドレインが電源VDD又はグランドに接続され、ソースが抵抗負荷9又は10に接続されると共に反転入力端子に接続されるソースフォロア構成のトランジスタ7,8が設けられている。
【0013】
次に、このように構成されたピーク検出回路の動作について説明する。共通ソース信号線の信号電圧をVmin 側及びVmax 側で、それぞれVi1(+) ,Vi2(+) とすると、前記(1)及び(2)式から、次式(1′),(2′)で表される。
i1(+) =k1 smin−Vgsn ・・・・・・・・・・・・・(1′)
i2(+) =k2 smax+Vgsp ・・・・・・・・・・・・・(2′)
また、ソースフォロア構成のトランジスタ7,8への入力電圧、すなわちVmin ,Vmax は、このソースフォロア構成のトランジスタ7,8出力電圧、すなわち差動増幅器5,6の反転入力端子の電圧をVi1(-) ,Vi2(-) とすると、次式(3),(4)で表される。
i1(-) =k1 min −Vgsn ′ ・・・・・・・・・・・・・(3)
i2(-) =k2 max +Vgsp ′ ・・・・・・・・・・・・・(4)
ここで、k1 ,k2 はソースフォロア構成のトランジスタ7,8の基板効果によるゲイン低下分で、Vgsn ′,Vgsp ′はソースフォロア構成のトランジスタ7,8のゲート・ソース間電圧である。なお、k1 ,k2 はプロセスによって決まる値で、上記(1′),(2′)式のk1 ,k2 とは、同一基板上に形成されている場合は同じ値である。
【0014】
差動増幅器5,6のゲインが大きく、オフセット電圧が零とすると、仮想接地により、Vi1(+) =Vi1(-) ,Vi2(+) =Vi2(-) が成立するので、次式(5),(6)が成立する。
min =vsmin−(Vgsn −Vgsn ′)/k1 ・・・・・・(5)
max =vsmax+(Vgsp −Vgsp ′)/k2 ・・・・・・(6)
【0015】
上記(5)式よりわかるように、nMOSトランジスタ1−1〜1−nのゲート・ソース間電圧Vgsn とnMOSトランジスタ7のゲート・ソース間電圧Vgsn ′が等しくなるように、負荷抵抗3,9を決めることにより、Vmin =vsminとなり、Vmin 信号出力端子からセンサ画素中の最小積分出力(最大電圧)が現れる。これは、画素で積分中の電圧に対して、オフセットの付加やゲインの低下のない電圧値が得られることを示している。
【0016】
また、(6)式よりわかるように、pMOSトランジスタ2−1〜2−nのゲート・ソース間電圧Vgsp と、pMOSトランジスタ8のゲート・ソース間電圧Vgsp ′とが等しくなるように、負荷抵抗4,10を決めることにより、Vmax =vsmaxとなり、Vmax 信号出力端子からオフセットの付加やゲインの低下の影響を受けない最大積分出力(最小電圧)が得られる。したがって、図3に示した従来例に比較すると、Vmin 及びVmax 信号出力において、ソースフォロア構成のトランジスタによるゲート・ソース間のオフセット電圧や基板効果によるゲイン低下が改善され、差動増幅器の帰還系に設けられたソースフォロア構成のトランジスタにより差動増幅器の出力において、ゲインがほぼ1になるように補正されていることがわかる。
【0017】
次に、図1に示した実施の形態を、図4に示した従来例のようなバイポーラトランジスタを含むプロセスに適用する場合について説明する。この場合は、図1におけるnMOSトランジスタ1−1〜1−nをnpnトランジスタに、pMOSトランジスタ2−1〜2−nをpnpトランジスタに置き換えて、ピーク検出回路を構成すればよい。このように図1に示した実施の形態におけるMOSトランジスタをバイポーラトランジスタで置き換えて構成したピーク検出回路を、図4に示した従来例と比較すると、図4に示した従来例においては、各画素毎に2個ずつ設けられていた差動増幅器が、本発明においては画素数の増加にかかわらず、2個の差動増幅器のみで対応できるため、チップ面積の増大や消費電流の増大を引き起こさないことがわかる。
【0018】
なお、図1に示した実施の形態においては、ピーク検出回路の複数の入力部を複数の光センサ出力に対応させているが、このピーク検出回路の対象は光センサアレイに限られるわけではなく、複数のアナログ出力を並列的に処理する信号系に、本発明に係るピーク検出回路の入力部を対応させ、並列アナログ出力のピーク値を検出する手段として用いることも可能である。
【0019】
また、図1に示した実施の形態においては、抵抗負荷3,4,9,10として受動素子を用いているものを示したが、これらの抵抗負荷はカレントミラー構成によるトランジスタからなる電流源で構成してもよい。かかるカレントミラー電流源構成を、図1に示した実施の形態のVmin 出力部に適用した場合の構成を図2に示す。なお図2において、nMOSトランジスタ1−1〜1−nは図示を省略している。図2において、21〜23はカレントミラーを構成するnMOSトランジスタで、24は電流源である。nMOSトランジスタ21,22は、それぞれ図1に示した実施の形態における抵抗負荷3,9に対応するもので、定電流源として機能している。
【0020】
次に、図1に示した実施の形態における抵抗負荷3,9の抵抗値、及び図2に示した電流源構成におけるnMOSトランジスタ21,22のトランジスタサイズについて説明する。前記式(5)に示したようにMOSトランジスタのオフセット電圧の影響を除去するには、nMOSトランジスタ1−1〜1−nのゲート・ソース間電圧Vgsn とnMOSトランジスタ7のゲート・ソース間電圧Vgsn ′を一致させる必要があり、そのためには、単位トランジスタサイズ当たりに流れる電流を一致させる必要がある。したがって、nMOSトランジスタ1−1〜1−n及びnMOSトランジスタ7のトランジスタサイズが同一ならば、抵抗負荷3,9あるいはnMOSトランジスタ21,22で発生する電流の比をn:1とする必要がある。このためには、抵抗負荷9は抵抗負荷3のn倍の抵抗値、トランジスタ21はトランジスタ22のn倍のトランジスタサイズとしなければならない。
【0021】
しかしながら、画素数nが非常に大きくなると、比を正確にとることが困難となる。その場合は、トランジスタ7のトランジスタサイズを、トランジスタ1−1〜1−nの各画素毎のトランジスタサイズを1としたときに対して、m(1以上の整数)とすればよい。このとき、抵抗負荷9は抵抗負荷3のn/m倍、トランジスタ21はトランジスタ22のn/m倍とすればよいため、画素数に対応して適当な比のmを選択することにより、比精度がより正確に出て、オフセット電圧を精度よく除去することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上実施の形態に基づいて説明したように、本発明によれば、フォロア構成のトランジスタによるピーク検出部において付加されたオフセット電圧分及びゲイン低下分を精度よく補正することができ、またピーク検出部の各入力部毎に、フォロア構成のトランジスタ以外の余分な素子を設けなくてもよいので、入力端子数が増加してもチップ面積の増大や消費電流の増大を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピーク検出回路の実施の形態を示す回路構成図である。
【図2】図1に示した実施の形態の変形例を一部省略して示す回路構成図である。
【図3】従来のピーク検出回路の構成例を示す回路構成図である。
【図4】従来のピーク検出回路の他の構成例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n nMOSトランジスタ
2−1〜2−n pMOSトランジスタ
3,4 抵抗負荷
5,6 差動増幅器
7 nMOSトランジスタ
8 pMOSトランジスタ
9,10 抵抗負荷
21,22,23 nMOSトランジスタ
24 電流源
100 センサアレイ

Claims (5)

  1. 入力信号線毎にそれぞれの制御端子が共通に接続されたそれぞれ第1導電型及び第2導電型の第1及び第2のトランジスタを備え、
    前記制御端子と、第1の電源端子に接続された第1の端子と、第1の信号出力線に接続された第2の端子とからなる前記第1のトランジスタを複数個接続したフォロア構成の第1のトランジスタフォロア群と、
    前記制御端子と、第2の電源端子に接続された第1の端子と、第2の信号出力線に接続された第2の端子とからなる前記第2のトランジスタを複数個接続したフォロア構成の第2のトランジスタフォロア群と、
    前記第1の出力信号線と前記第2の電源端子との間に接続された第1の負荷素子と、
    前記第2の出力信号線と前記第1の電源端子との間に接続された第2の負荷素子とからなり、
    前記入力信号の最大値及び最小値を検出するピーク検出回路において、
    前記第1の出力信号線が非反転入力端子に接続された第1の差動増幅器と、
    制御端子、第1の端子及び第2の端子がそれぞれ前記第1の差動増幅器の出力端子、第1の電源端子及び前記第1の差動増幅器の反転入力端子に接続された前記第1のトランジスタと同一種類の第3のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタの第2の端子と第2の電源端子との間に接続された第3の負荷素子と、
    前記第2の出力信号線が非反転入力端子に接続された第2の差動増幅器と、
    制御端子、第1の端子及び第2の端子がそれぞれ前記第2の差動増幅器の出力端子、第2の電源端子及び前記第2の差動増幅器の反転入力端子に接続された前記第2のトランジスタと同一種類の第4のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタの第2の端子と第1の電源端子との間に接続された第4の負荷素子と、
    を備えていることを特徴とするピーク検出回路。
  2. 前記第1と第3及び第2と第4のトランジスタはそれぞれnMOSトランジスタ及びpMOSトランジスタであり、前記第1及び第2のトランジスタフォロア群のウエルはそれぞれ共通に形成され、
    前記第1乃至第4の負荷素子は抵抗素子であり、第1及び第2のトランジスタフォロア群のゲート・ソース間電圧がそれぞれ第3及び第4のトランジスタのゲート・ソース間電圧と等しくなるように、それぞれ前記第1と第3及び第2と第4の抵抗素子の抵抗値を設定するように構成することを特徴とする請求項1記載のピーク検出回路。
  3. 前記第1と第3及び第2と第4のトランジスタはそれぞれnMOSトランジスタ及びpMOSトランジスタであり、前記第1及び第2のトランジスタフォロア群のウエルはそれぞれ共通に形成され、
    前記第1乃至第4の負荷素子は電流源であり、第1及び第2のトランジスタフォロア群のゲート・ソース間電圧がそれぞれ第3及び第4のトランジスタのゲート・ソース間電圧と等しくなるように、それぞれ前記第1と第3及び第2と第4の電流源の電流値を設定するように構成することを特徴とする請求項1記載のピーク検出回路。
  4. 前記入力信号は、センサアレイの画素出力であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のピーク検出回路。
  5. 前記入力信号は、アナログ並列処理回路のアナログ出力であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のピーク検出回路。
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