JP4107158B2 - Laser oscillation device and laser processing machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザ発振装置およびレーザ加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、レーザ発振装置およびレーザ加工機は加工対象物を非接触でかつ熱影響が少なく加工できるという特徴から多様な材質や形状の切断や溶接等に実用され、精密化及び高速化の要望は日々増加の一途にある。
【0003】
以下、図を用いて説明する。
【0004】
図3は従来のレーザ発振装置を示しており、101はレーザ共振器で、レーザ媒質を励起して出力レーザ光106を出力すると共に検出レーザ光107をパワー検出部103に出力する。102は高電圧電源部で、加算器109からの出力を受け高電圧をレーザ共振器101に出力する。パワー検出部103から出力レーザ光106に比例した電圧が差動増幅器108に出力される。
【0005】
105は比較制御部で、差動増幅器108と加算器109とから構成される。差動増幅器108は照射指令部104からの出力指令値とパワー検出部103からの電圧を入力し、加算器109に出力する。加算器109は照射指令部104と差動増幅器108とからの出力を入力し、高電圧電源部102に出力する。
【0006】
以上のように構成されたレーザ発振装置について、その動作を説明する。
【0007】
レーザ共振器101に高電圧電源部102より高電圧を印加することによりレーザ媒質を励起し、レーザ共振器101の出力鏡より、出力レーザ光106が照射される。
【0008】
一方、レーザ共振器101の終端鏡にはレーザ光の約1%前後を透過する性質を有する部分透過鏡が取りつけられており、出力レーザ光106に比例した検出レーザ光107が取り出される。
【0009】
検出レーザ光107はパワー検出部103の入力に取りつけられた積分器に入射し拡散後に、サーモパイルからなるパワー検出器により出力レーザ光106に比例した電圧に変換され、パワー検出部103から比較制御部105に出力される。
【0010】
比較制御部105では、照射指令部104よりの所定レーザ光の出力指令値とパワー検出部103の出力電圧が差動増幅器108に入力されて偏差信号を得た後に、加算器109で差動増幅器108からの偏差信号と照射指令部104からの出力指令値とが加算され、高電圧電源部102に出力される。
【0011】
この比較制御部105の出力信号により、高電圧電源102の出力電圧あるいは出力電流を制御することによりレーザ共振器101を制御して、出力レーザ光106の出力パワーをほぼ一定に保つ(例えば、特許文献1参照)。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−237638号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のレーザ発振装置は、パワー検出部103の応答時間が数msと遅いため、比較制御部105のフィードバック制御応答速度が制約され、照射指令部104よりの出力指令値の変化速度がフィードバック制御応答速度を超える場合には、比較制御部105の出力信号にオーバーシュートやハンチングが発生し、出力レーザ光106の出力パワーの安定性を数十msから数百msの期間、低下させるという課題を有していた。
【0014】
そして近年の精密加工及び高速加工においては、出力レーザ光106の出力パワーの安定性が数十msから数百msの期間、低下する現象が無視できなくなってきている。
【0015】
なお、従来においては、応答時間が数μsと高速なパワー検出部もあるが、高速応答のパワー検出部は一般的に高価でレーザ発振装置およびレーザ加工機への応用には実用的ではない。
【0016】
本発明は、安定した出力レーザ光を出力するレーザ発振装置および安定した加工が可能なレーザ加工機を比較的安価に、かつ汎用的に提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のレーザ発振装置は、レーザ媒質を励起して出力レーザ光を出力するレーザ共振器と、前記レーザ共振器からの検出レーザ光を入れるパワー検出部と、前記パワー検出部から前記出力レーザ光に比例した電圧を入力する差動増幅器と、前記レーザ光の出力指令値を前記差動増幅器に出力する照射指令部と、前記差動増幅器からの出力と前記照射指令部からの出力を入力する加算器と、前記加算器からの出力を入力し、前記レーザ共振器へ高電圧を出力する高電圧電源部を備え、前記差動増幅器と前記加算器の間にスイッチを設け、前記照射指令部からの出力指令値を入力し、前記出力指令値がレーザ出力のパワー指令値である場合に前記出力指令値が予め設定された値以上の場合に前記スイッチを閉となし、前記出力指令値が予め設定された値未満の場合に前記スイッチを開となし、又は、前記出力指令値がレーザ出力のパルス周波数成分である場合に前記出力指令値が予め設定された値より高い場合に前記スイッチを開となし、前記出力指令値が予め設定された値より低い場合に前記スイッチを閉となし、又は、前記出力指令値がレーザ出力のパルスデューティ成分である場合に前記出力指令値が予め設定された値以上の場合に前記スイッチを閉となし、前記出力指令値が予め設定された値未満の場合に前記スイッチを開となす、フィードバック切替部を設けたもので、この構成により安定した出力レーザ光を出力することができる。
【0018】
また、本発明のレーザ加工機は、加工ワークを乗せる加工テーブルと、前記加工テーブルとレーザ加工トーチの少なくとも一方を移動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する数値制御装置と、上記のレーザ発振装置とを備えたもので、この構成により安定した加工が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1において、1はレーザ共振器で、レーザ媒質を励起して出力レーザ光6を出力すると共に検出レーザ光7をパワー検出部3に出力する。2は高電圧電源部で、加算器9からの出力を受け高電圧をレーザ共振器1に出力する。パワー検出部3から出力レーザ光6に比例した電圧が差動増幅器8に出力される。
【0020】
5は比較制御部で、差動増幅器8,加算器109,フィードバック切替部10およびスイッチ11から構成される。差動増幅器8は、照射指令部4からの出力指令値とパワー検出部3からの電圧を入力し、スイッチ11を経て加算器9に出力する。また、フィードバック切替部10は、照射指令部4からの出力指令値を入力し、設定値によりスイッチ11の開閉を制御する。加算器9は照射指令部4と差動増幅器8とからの出力を入力し、高電圧電源部2に出力する。
【0021】
以上のように構成されたレーザ発振装置について、その動作を説明する。
【0022】
レーザ共振器1は高電圧電源部2より高電圧を印加されることによりレーザ媒質を励起し、レーザ共振器1の出力鏡より、出力レーザ光6が照射される。
【0023】
一方、レーザ共振器1の終端鏡にはレーザ光の約1%前後を透過する性質を有する部分透過鏡が取りつけられており、出力レーザ光6に比例した検出レーザ光7が取り出される。
【0024】
パワー検出部3は、例えばサーモパイルからなる微少パワー検出器などで構成されていて、図示しない積分球の出力ポートからのレーザ光に比例した電圧を出力する。
【0025】
検出レーザ光7はパワー検出部3に入力し、レーザ光に比例した電圧に変換されて出力する。
【0026】
比較制御部5では、照射指令部4よりの所定レーザ光の出力指令値とパワー検出部3の出力電圧から差動増幅器8により偏差信号を得た後に、加算器9で偏差信号と出力指令値を加算し、出力される。
【0027】
ここで、比例制御部5の一部を構成するフィードバック切替部10は、入力した照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパワー指令値が、予め設定された値以上の場合に、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を閉となしフィードバック制御を有効とする。
【0028】
また、フィードバック切替部10は、入力した照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパワー指令値が、予め設定された値未満の場合に、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を開となしフィードバック制御を無効とする。
【0029】
この理由として、出力レーザ光6の出力パワーを大きくする場合、レーザ媒質を励起するための注入エネルギーを増加させるが、ガスレーザなどの放電励起では注入エネルギーが増加すると放電が不安定となり、レーザ光6の出力パワー安定化のためフィードバック制御を必要とするためである。そして、出力パワーが大きい場合、比較制御部5の出力信号に発生するオーバーシュートやハンチングは、出力パワーに比較すると小さく無視できるため、出力レーザ光6の出力パワーの安定性を損なうことはない。
【0030】
また、出力レーザ光6の出力パワーが小さい場合、励起のための注入エネルギーが小さいため、ガスレーザなどの放電励起でも放電が安定しており、フィードバック制御を無効としても、ほぼ安定した出力レーザ光6の出力パワーが得られる。
【0031】
この比較制御部5の出力信号により、高電圧電源2の出力電圧あるいは出力電流を制御して、出力レーザ光6の出力パワーをほぼ一定に保持する。
【0032】
なお、前記はガスレーザを例に説明したが、適切であればYAGレーザなどいかなる発振器を用いても良い。
【0033】
また、上記では、フィードバック切替部10は、入力した照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパワー指令値が、予め設定された値以上の場合にフィードバック制御を有効にして、設定された値未満の場合にフィードバック制御を無効にすることを説明したが、種々の状況で、入力した照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパワー指令値が、予め設定された値を超えた場合にフィードバック制御を有効にして、設定された値以下の場合にフィードバック制御を無効にしてもよい。
【0034】
以上のように、照射指令部4からの出力指令値であるレーザ出力のパワー指令値が、予め設定された値を超えた場合には、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を閉となしフィードバック制御を行い、照射指令部4からの出力指令値であるレーザ出力のパワー指令値が、予め設定された値以下の場合には、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を開となしフィードバック制御を行わないように制御することにより、出力指令値であるレーザ出力のパワー指令値によらず、安定した出力レーザ光を出力することができるのである。
【0035】
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1と同じ構成については同じ符合を付し、その説明を省略する。
【0036】
次に動作について説明する。
【0037】
本実施の形態において、実施の形態1と異なる動作は、比例制御部5のフィードバック切替部10は、照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパルス周波数成分が予め設定された値以下の場合に、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を閉となしフィードバック制御を有効とし、照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパルス周波数成分が予め設定された値より高い場合に、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を開となしフィードバック制御を無効とする点である。
【0038】
出力レーザ光6がパルス出力での加工用途として、出力レーザ光6の出力周波数が低い場合は加工ワークの厚みが厚い加工用途に主に使用され加工速度が比較的低く、この場合は出力レーザ光6の平均出力パワーの長時間安定性が求められるため、フィードバック制御を有効とする。この理由は、比較制御部5の出力信号に発生するオーバーシュートやハンチングの加工結果への影響は加工速度が低いため無視できるからである。
【0039】
また、出力レーザ光6の出力周波数が高い場合は、加工ワークの厚みが薄い加工用途に主に使用され加工速度は高く、この場合は比較制御部5の出力信号に発生するオーバーシュートやハンチングが加工開始の加工面を乱すことがあるため、フィードバック制御を無効として、比較制御部5の出力信号に発生するオーバーシュートやハンチングを防止する。
【0040】
以上のように、照射指令部4からの出力指令値であるレーザ出力のパルス周波数成分が、予め設定された値以下の場合には、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を閉となしフィードバック制御を行い、照射指令部4からの出力指令値であるレーザ出力のパルス周波数成分が、予め設定された値より高い場合には、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を開となしフィードバック制御を行わないように制御することにより、出力指令値であるレーザ出力のパルス周波数成分によらず加工用途に適した、安定した出力レーザ光を出力することができるのである。
【0041】
(実施の形態3)
本実施の形態において、実施の形態1と同じ構成については同じ符合を付し、その説明を省略する。
【0042】
次に動作について説明する。
【0043】
本実施の形態において、実施の形態1と異なる動作は、比例制御部5のフィードバック切替部10は、照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパルスデューティ成分が予め設定された値以上の場合に、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を閉となしフィードバック制御を有効とし、照射指令部4よりの出力指令値であるレーザ出力のパルスデューティ成分が予め設定された値より低い場合に、差動増幅器8と加算器9の間にあるスイッチ11を開となしフィードバック制御を無効とする点である。ここで、パルスデューティ成分が低い状態ということは、出力レーザ光6の出力期間が停止期間に比較して短いことを意味する。
【0044】
出力レーザ光6がパルス出力での加工用途として、出力レーザ光6の出力デューティが高い場合は切断加工や溶接加工に主に使用され加工速度が比較的低く、この場合は出力レーザ光6の平均出力パワーの長時間安定性が求められるためフィードバック制御を有効とする。この理由は、比較制御部5の出力信号に発生するオーバーシュートやハンチングの加工結果への影響は加工速度が低いため無視できるからである。
【0045】
また、出力レーザ光6の出力デューティが低い場合はスクライブ加工などに使用されることがあり、この場合はパルス出力の瞬時のピーク値が一定であることが要求されるため、フィードバック制御を無効として比較制御部5の出力信号に発生するオーバーシュートやハンチングを防止するのである。
【0046】
以上のようにレーザ発振装置を構成することにより、出力指令値であるレーザ出力のパルスデューティ成分によらず加工用途に適した、安定した出力レーザ光を出力することができる。
【0047】
(実施の形態4)
図2において、20は加工ワーク、21は加工テーブル、22はレーザ加工トーチ、23はサーボモータ、24はボールネジ、25は数値制御装置、26はレーザ発振装置を示す。
【0048】
以上のように構成されたレーザ加工機について、その動作を説明する。
【0049】
加工ワーク20を加工テーブル21に固定する。レーザ加工トーチ22は加工ワーク20に対し相対的に3次元の移動を可能にする3軸の駆動手段であるサーボモータ23とボールネジ24によって数値制御装置25より位置を制御される。レーザ発振装置26より出力されたレーザ光28は全反射ミラー27などを経由しレーザ加工トーチ22に導かれる。レーザ光28はレーザ加工トーチ22の集光レンズにより加工ワーク20上に集光され切断加工や溶接加工、スクライブ加工などを実現する。
【0050】
レーザ発振装置25に、実施の形態1〜3によるレーザ発振装置を用いる。
【0051】
以上のようにレーザ加工機を構成することにより、加工ワーク20の材質や、加工方法によらず1台のレーザ加工機で安定した加工を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、比例制御部は照射指令部よりの出力指令値のパワー成分によって、フィードバック制御の有無を切り替えることにより、出力指令値のパワー成分によらず、安定した出力レーザ光を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜3における構成図
【図2】同実施の形態4における構成図
【図3】従来のレーザ発振装置における構成図
【符号の説明】
3 パワー検出部
4 照射指令部
5 比例制御部
21 加工テーブル
22 レーザ加工トーチ
23 サーボモータ
24 ボールネジ
25 数値制御装置
26 レーザ発振装置[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laser oscillation device and a laser processing machine.
[0002]
[Prior art]
In recent years, laser oscillators and laser processing machines have been put to practical use for cutting and welding of various materials and shapes because of the feature that workpieces can be processed in a non-contact manner and with little thermal influence. It is increasing.
[0003]
This will be described below with reference to the drawings.
[0004]
FIG. 3 shows a conventional laser oscillation apparatus.
[0005]
A
[0006]
The operation of the laser oscillation apparatus configured as described above will be described.
[0007]
The laser medium is excited by applying a high voltage to the
[0008]
On the other hand, a partial transmission mirror having a property of transmitting about 1% of the laser beam is attached to the terminal mirror of the
[0009]
The
[0010]
In the
[0011]
The
[0012]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-237638
[Problems to be solved by the invention]
However, since the response time of the
[0014]
In recent precision processing and high-speed processing, a phenomenon in which the stability of the output power of the
[0015]
Conventionally, there is a power detector having a high response time of several μs, but a power detector having a high response is generally expensive and is not practical for application to a laser oscillation device or a laser processing machine.
[0016]
An object of the present invention is to provide a laser oscillation device that outputs a stable output laser beam and a laser processing machine capable of stable processing at a relatively low cost and for general use.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a laser oscillation device of the present invention includes a laser resonator that excites a laser medium and outputs output laser light, a power detection unit that puts detection laser light from the laser resonator, A differential amplifier that inputs a voltage proportional to the output laser beam from a power detector, an irradiation command unit that outputs an output command value of the laser beam to the differential amplifier, an output from the differential amplifier, and the irradiation An adder that inputs an output from the command unit; and a high-voltage power supply unit that inputs an output from the adder and outputs a high voltage to the laser resonator, and is provided between the differential amplifier and the adder. A switch is provided, and an output command value from the irradiation command unit is input. When the output command value is a laser power command value, the switch is closed when the output command value is equal to or greater than a preset value. And none The switch is not opened when the output command value is less than a preset value, or the output command value is higher than a preset value when the output command value is a pulse frequency component of laser output. The switch is opened, the switch is closed when the output command value is lower than a preset value, or the output command value is a pulse duty component of the laser output. A feedback switching unit is provided that closes the switch when the value is equal to or greater than a preset value, and opens the switch when the output command value is less than the preset value. Therefore, stable output laser light can be output.
[0018]
In addition, the laser processing machine of the present invention includes a processing table on which a workpiece is placed, a driving unit that moves at least one of the processing table and the laser processing torch, a numerical control device that controls the driving unit, and the laser oscillation described above. With this configuration, stable processing is possible with this configuration.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(Embodiment 1)
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a laser resonator that excites a laser medium to output an output laser beam 6 and outputs a detection laser beam 7 to a
[0020]
[0021]
The operation of the laser oscillation apparatus configured as described above will be described.
[0022]
The laser resonator 1 excites the laser medium by applying a high voltage from the high voltage
[0023]
On the other hand, a partial transmission mirror having a property of transmitting about 1% of the laser light is attached to the terminal mirror of the laser resonator 1, and a detection laser light 7 proportional to the output laser light 6 is taken out.
[0024]
The
[0025]
The detection laser beam 7 is input to the
[0026]
In the
[0027]
Here, the
[0028]
In addition, the
[0029]
The reason for this is that when the output power of the output laser beam 6 is increased, the injection energy for exciting the laser medium is increased. However, in the discharge excitation of a gas laser or the like, the discharge becomes unstable when the injection energy increases, and the laser beam 6 This is because feedback control is required to stabilize the output power. When the output power is high, overshoot and hunting generated in the output signal of the
[0030]
Further, when the output power of the output laser beam 6 is small, the injection energy for excitation is small, so that the discharge is stable even by discharge excitation of a gas laser or the like, and the output laser beam 6 is almost stable even if feedback control is disabled. Output power is obtained.
[0031]
The output voltage or output current of the high
[0032]
In the above description, the gas laser is used as an example. However, any oscillator such as a YAG laser may be used if appropriate.
[0033]
In the above, the
[0034]
As described above, when the power command value of the laser output, which is the output command value from the
[0035]
(Embodiment 2)
In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0036]
Next, the operation will be described.
[0037]
In the present embodiment, the operation different from that of the first embodiment is that the
[0038]
As a processing application in which the output laser beam 6 is a pulse output, when the output frequency of the output laser beam 6 is low, it is mainly used for a processing application with a thick workpiece, and the processing speed is relatively low. Since the long-term stability of the average output power of 6 is required, the feedback control is made effective. This is because the influence of overshoot and hunting generated in the output signal of the
[0039]
In addition, when the output frequency of the output laser beam 6 is high, it is mainly used for processing applications where the workpiece is thin, and the processing speed is high. In this case, overshoot and hunting generated in the output signal of the
[0040]
As described above, when the pulse frequency component of the laser output that is the output command value from the
[0041]
(Embodiment 3)
In the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0042]
Next, the operation will be described.
[0043]
In the present embodiment, the operation different from the first embodiment is that the
[0044]
As a processing application in which the output laser beam 6 is pulse output, when the output duty of the output laser beam 6 is high, it is mainly used for cutting and welding, and the processing speed is relatively low. In this case, the average of the output laser beam 6 Feedback control is effective because long-term stability of output power is required. This is because the influence of overshoot and hunting generated in the output signal of the
[0045]
Also, when the output duty of the output laser beam 6 is low, it may be used for scribe processing or the like. In this case, the instantaneous peak value of the pulse output is required to be constant. This prevents overshoot and hunting that occur in the output signal of the
[0046]
By configuring the laser oscillation device as described above, it is possible to output stable output laser light suitable for processing applications regardless of the pulse duty component of the laser output that is the output command value.
[0047]
(Embodiment 4)
In FIG. 2, 20 is a workpiece, 21 is a machining table, 22 is a laser machining torch, 23 is a servo motor, 24 is a ball screw, 25 is a numerical control device, and 26 is a laser oscillation device.
[0048]
The operation of the laser processing machine configured as described above will be described.
[0049]
The
[0050]
The laser oscillation device according to the first to third embodiments is used for the
[0051]
By configuring the laser processing machine as described above, stable processing can be performed with one laser processing machine regardless of the material of the
[0052]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention, the proportional control unit switches the presence or absence of feedback control according to the power component of the output command value from the irradiation command unit, so that it does not depend on the power component of the output command value. Stable output laser light can be output.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram according to Embodiments 1 to 3 of the present invention. FIG. 2 is a configuration diagram according to
3
Claims (4)
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