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JP4105924B2 - 光レセプタクル及びこれを用いた光モジュール - Google Patents

光レセプタクル及びこれを用いた光モジュール Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光レセプタクルとこれを用いた光モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光信号を電気信号に変換するための光モジュールは、半導体レーザーやフォトダイオード等の光素子をケース内に収納し、光ファイバを通じて光信号を導入又は導出するような構造となっている。
【0003】
上記光モジュールのうちコネクタを接続するようにしたレセプタクル型の光モジュールは、図5に示すように光レセプタクル28の一端に光素子29を備えるとともに、他端に光コネクタ34を接続するものである(特許文献1参照)。
【0004】
上記光レセプタクル28は、図5に示すようにジルコニア、アルミナ等のセラミック材料からなるフェルール21aと、該フェルール21aの貫通孔に石英ガラス等からなる光ファイバ21bを挿入固定して得られたファイバスタブ23の後端部をホルダ27に圧入により固定し、先端部をスリーブ25の内孔に挿入するとともに、それらをスリーブケース26に圧入又は接着固定することによって構成されている。
【0005】
さらに上述の光レセプタクル28を用いて光モジュール32を構成する場合は、光レセプタクル28のファイバスタブ23を備えた後端面側に、光素子29とレンズ30を備えたケース31を溶接により接合し、光レセプタクル28のもう一方の端面側よりスリーブ25内にプラグフェルール33aを挿入し、光ファイバ21bの端面と光ファイバ33bの端面とを当接させ、光信号のやりとりを行うことができる。
【0006】
フェルール21a、33aの外径公差は±1μm以下で、その内孔に備えられた光ファイバ21b、33bの中心には光信号が伝搬する直径10μm程度のコアがあり、各光ファイバ21b及び33bのコア同士を損失の少ない接続とするため、スリーブ25によってファイバスタブ23及びプラグフェルール33aを安定且つ高精度に保持されている。
【0007】
上記ファイバスタブ23における光ファイバ21bの端面23aは、当接時の接続損失を減らすために曲率半径5〜30mm程度の曲面に鏡面研磨されており、反対側の端面23bは、LD等の光素子29から出射された光が光ファイバ21bの先端部で反射して光素子に戻る反射光を防止するため、光ファイバ21bを挿通するフェルール21aとともに4〜10°程度の傾斜面に鏡面研磨されている。
【0008】
この光レセプタクル28は、高硬度のセラミック材料からなるフェルール21aの外周の一端部を溶接に適した金属からなるホルダ27に圧入により高精度に固定されている。
【0009】
また、ホルダ27は金属であり、セラミック材料からなるフェルールよりも熱膨張係数が大きいため、圧入強度は、高温時にホルダの保持強度を十分に確保する目的で、5Kgf以上に設定することが多い。
【0010】
近年、光モジュールの小型化が求められており、上記光レセプタクル28も小型化が求められているが、光レセプタクル28の光コネクタ34との嵌合部は規格化されているため、スリーブケース26の端面からファイバスタブ端面23aの長さは短くすることが出来ず、ファイバスタブ23の長さを短くする必要が生じている。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−66468号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、光モジュールの小型化にともなってファイバスタブ23の長さを短くすると、ファイバスタブ23のスリーブ25に保持される長さL1が短くなり、スリーブ25によるファイバスタブ23の保持強度が小さくなるため、保持が不安定となり、プラグフェルール33aと当接する際に相互の光ファイバが密着せず接続損失を悪くする問題があった。
【0013】
また、保持状態が不安定であるため、光コネクタ34を当接する毎にスリーブ25によるファイバスタブ23の保持状態が異なり、接続損失の再現性を悪くする問題があった。
【0014】
更には、保持状態が不安定であるため、相互の光ファイバ接続部にすべりが生じ、光ファイバ21b及び33bの端面に傷をつけることがあり、光信号の導入導出が不能になる問題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の光レセプタクルは、以下の構成を特徴とする。
【0016】
本発明の光レセプタクルは、フェルールの貫通孔に光ファイバを固定してなり、後端部がホルダに圧入固定されたファイバスタブと、上記ファイバスタブを保持するスリーブとを有する光レセプタクルであって、上記スリーブは、その一端部において上記ファイバスタブの先端部を保持し、上記スリーブの上記一端部は、該スリーブの他の部位よりも外径が大きいことを特徴とするものである。
【0017】
さらに、本発明の光レセプタクルは、フェルールの貫通孔に光ファイバを固定してなり、後端部がホルダに圧入固定されたファイバスタブと、上記ファイバスタブを保持するスリーブとを有する光レセプタクルであって、上記スリーブは、その一端部において上記ファイバスタブの先端部を保持し、上記スリーブの上記一端部は、該スリーブの他の部位よりも内径が小さいことを特徴とするものである。
【0018】
好ましくは、上記光レセプタクルにおいて、上記スリーブは、その他端部においてプラグフェルールの先端部を保持し、上記ファイバスタブにおける上記スリーブに保持される長さが、上記プラグフェルールにおける上記スリーブに保持される長さよりも短いことを特徴とするものである。
【0019】
さらにまた、本発明の光モジュールは、上記光レセプタクルの後端側に光素子を収納したケースを取り付けたことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0021】
図1(a)は、本発明の光レセプタクル8の一実施形態を示す断面図であり、フェルール1aと、該フェルール1aの貫通孔に光ファイバ1bを挿入し、接着剤2で固定して得られたファイバスタブ3の後端部をホルダ7に圧入により固定し、先端部をスリーブ5の内孔に挿入するとともに、それらをスリーブケース6に圧入又は接着固定することによって構成されている。
【0022】
また、上記ファイバスタブ3の端面3aは、光コネクタとの接続損失を低減させるため曲率半径5〜30mm程度の曲面状に加工され、端面3bはLD等の光素子から出射された光が光ファイバ1bの端面で反射して光素子に戻る反射光を防止するため4〜10°程度の傾斜面に鏡面研磨されている。
【0023】
上記フェルール1aはジルコニア、アルミナなどのセラミック材料からなっており、スリーブ5はジルコニア、アルミナ、銅などの材料からなっている。主には耐摩耗性を考慮して、フェルール1a及びスリーブ5は共にジルコニアなどのセラミック材料からなることが好ましい。
【0024】
さらに、ホルダ7は光モジュールとしてケースと溶接することが多いため、ステンレス、銅、鉄、ニッケルなどの溶接が可能な材料からなっている。主には耐腐食性と溶接性を考慮して、ステンレスが用いられる。
【0025】
またさらに、スリーブケース6は耐摩耗性、溶接性を配慮する必要がないため、ステンレス、銅、鉄、ニッケル、プラスチック、ジルコニア、アルミナなどの幅広い材料が用いられる。主にはホルダ7と熱膨張係数を合わせ、信頼性を高めるため、ホルダ7と同様、ステンレスを用いられることが多い。
【0026】
ここで、本実施の形態による光レセプタクル8は、上記ファイバスタブ3の外径をプラグフェルールの外径よりも0.5〜10μm大きくしている。
【0027】
これにより、スリーブ5によるファイバスタブ3の保持強度を大きくすることができる。
【0028】
上記プラグフェルールとは、図1(b)に示すように、この光レセプタクル8を用いて光信号をやりとりする際に、ファイバスタブ3の反対側からスリーブ5に挿入され、このプラグフェルール13aに保持された光ファイバ13bとファイバスタブ3の光ファイバ1bを接続するものであり、一般的にその径はφ2.499±0.0005mmまたはφ1.249±0.0005mmである。
【0029】
上記ファイバスタブ3の外径をプラグフェルール13aの外径よりも0.5〜10μm大きくすることで、スリーブ5による保持強度を向上させることができ、光レセプタクル8の小型化を実現することができる。ファイバスタブ3のスリーブ5に保持される長さL1が短くなってもスリーブ5によるファイバスタブ3の保持強度が小さくすることなく、安定した保持が可能となり、プラグフェルール13aと当接する際に相互の光ファイバ1b及び13bが密着し、低い接続損失となり、光レセプタクル8の小型化を実現できる。
【0030】
また、安定した保持状態であるため、光コネクタ14を当接する毎にスリーブ5によるファイバスタブ3の保持状態が異なることなく、高い接続損失の再現性が得られる。
【0031】
更には、相互の光ファイバ1b及び13bの接続部にすべりが生じることなく、光ファイバ1b及び13bの端面を痛めず、光信号の導入導出に於ける信頼性を向上させることができる。
【0032】
上記ファイバスタブ3の外径をプラグフェルール13aの外径より大きくする下限値を0.5μmとするのは、スリーブ5によるファイバスタブ3の保持強度を保つために必要な寸法であり、0.5μm未満の場合、保持強度が不足し接続損失が増大する。一方、上限値10μmを越えると、スリーブ5の内径が過度に広げられ、プラグフェルール13aを挿入する側のスリーブ5の内径が大きくなり、プラグフェルール13aの保持強度が不足し接続損失が増大する。
【0033】
上述と同様にファイアスタブ3の保持強度を向上させるための他の実施形態として、図2に示すように、スリーブ5のファイバスタブ3に保持される後端部における外径を他の部位より大きくすることによって、ファイバスタブ3を保持するスリーブ5の肉厚が大きくなり、保持強度を大きくすることができるため、ファイバスタブ3がスリーブ5に保持される長さL1が短くなっても、スリーブ5によるファイバスタブ3の保持強度が小さくなることはなく、安定した保持が可能となり、プラグフェルール13aと当接する際に相互の光ファイバ1b及び13bが密着し、低い接続損失を実現できる。これは、スリーブ5の外径を大きくすることで、肉厚が大きくなり、スリーブ5の内径が弾性変形しにくくなるため、保持強度を大きくすることができる。
【0034】
なお、スリーブ5のファイバスタブ3を保持する後端部の肉厚は他より10%以上厚くすることが好ましい。
【0035】
また、同様な効果を得るためのもう1つの他の実施形態として、図3に示すように、スリーブ5のファイバスタブ3に保持される後端部における内径を他の部位より小さくすることによって、ファイバスタブ3を保持するスリーブ5の肉厚が大きくなり、保持強度を大きくすることができる。これは、ファイバスタブ3の外径を大きくすることと同じである。
【0036】
なお、上記スリーブ5のファイバスタブ3を保持する後端部における内径を他の部位より0.5〜10μm小さくすることが好ましい。
【0037】
図1〜3の何れの実施形態においても、光レセプタクル8の小型化を目的として、ファイバスタブ3の長さは短くすることができる。一般に光レセプタクル8における光コネクタ14との嵌合部は規格化されているため、スリーブケース6の端面からファイバスタブ3の端面3aの長さは短くすることができず、ファイバスタブ3の長さを短くしなければならない。上述の実施形態によればファイバスタブ3のスリーブ5に保持される長さL1がプラグフェルール13aのスリーブ5に保持される長さL2よりも短くすることができる。
【0038】
なお、上記ファイバスタブ3のスリーブ5に保持される長さL1は、プラグフェルール13aのスリーブ5に保持される長さL2よりも短くし、L1はスリーブ5の全長の40%以下にしてある。
【0039】
また、プラグフェルールの着脱の際、スリーブ5によるファイバスタブ3の保持状態を安定させるために、スリーブ5によるファイバスタブ3の保持強度は、スリーブ5によるプラグフェルール13aの保持強度と同じか、または大きい方が望ましい。
【0040】
更に、フェルール1aの外径とスリーブ5の内径の表面粗さは挿入性を考慮して、表面を算術平均粗さRaで0.2μm以下が望ましく、フェルール1aの外径とスリーブ5の内径公差は低い接続損失を得るため、±1μm以下が望ましく、スリーブ5の内径寸法はフェルール1を確実に保持するために、1Kgf以下の圧入になるよう設計することが望ましい。
【0041】
また、図1〜3のそれぞれの実施形態に示す光レセプタクルを用いて光モジュールを構成する場合には、例えば図1の光レセプタクル8を用いて説明すると、図4に示すように光レセプタクル8のファイバスタブ3を備えた端面側に、光素子9とレンズ10を備えたケース11を接合部4で溶接により接合し、光レセプタクル8のもう一方の端面側よりスリーブ5内にプラグフェルール13a備えた光コネクタ14を挿入し、光ファイバ1bの端面と光ファイバ13bの端面とを当接させ、光信号のやりとりを行うことができる。また、ケース11はホルダ5と溶接することが多いため、ステンレス、銅、鉄、ニッケルなどの溶接が可能な材料からなっている。主には耐腐食性と溶接性を考慮して、ステンレスが用いられる。
【0042】
【実施例】
(実施例1)
本発明の実施例を説明する。
【0043】
図1(a)に示すような本発明の光レセプタクル8を作製した。図1に示すようにフェルール1aの貫通孔に光ファイバ1bを接着剤2により固定してファイバスタブ3を形成し、ファイバスタブ3をホルダ7に圧入により固定し、先端部をスリーブ5の内孔に挿入するとともに、それらをスリーブケース6に圧入固定することによって構成されている。
【0044】
フェルール1aとスリーブ5はジルコニアで形成し、ホルダ7、スリーブケース6はステンレスで形成している。
【0045】
ファイバスタブ3の外径は、φ2.502±0.0005mm、プラグフェルールの外径はSCコネクタの標準寸法のφ2.499±0.0005mmとし、ファイバスタブ3のスリーブ5に保持される長さL1を2mm、プラグフェルール13aのスリーブに保持される長さL2を4mmのもの10個用意した。
【0046】
一方、比較例1として、図5に示すような光レセプタクル28を作製した。上記と同じ寸法、材質、組み立て方法で、ファイバスタブ23の外径をφ2.499±0.0005mm、プラグフェルール33aの外径をφ2.499±0.0005mmとし、双方ともSCコネクタの標準寸法とし、ファイバスタブ23のスリーブ25に保持される長さL1を2mm、プラグフェルール33aのスリーブ25に保持される長さL2を4mmのものを10個用意した。
【0047】
更に、比較例2として、上記比較例1と同様な径のファイバスタブ23を用意し、スリーブ25に保持される長さL1を4mm、プラグフェルール33aのスリーブ25に保持される長さL2を4mmとし、光レセプタクル28の全長が2mmのものを10個用意した。
【0048】
それぞれにおいて、ファイバスタブとプラグフェルールを当接させ、接続損失を測定した。
【0049】
その結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
Figure 0004105924
【0051】
その結果、本発明実施例では、接続損失の平均値が0.187dBと非常に小さくなった。
【0052】
これに対し、比較例1では接続損失の平均が1.107dB、また、比較例2では0.191dBとなり、本発明実施例では光レセプタクルの全長が短いにも関わらず、接続損失を増加させずに、光レセプタクルの小型化が出来ることが確認された。
【0053】
(実施例2)
更に、上記本発明実施例、比較例1の試料のうち各1個を用いて、繰り返し接続損失を測定し、最大値と最小値の差を示す繰り返し再現性を評価した。
【0054】
なお、繰り返し接続損失はプラグフェルールをスリーブに挿入、離脱を繰り返した後に測定した値である。
【0055】
その結果を表2に示す。
【0056】
【表2】
Figure 0004105924
【0057】
その結果、本発明実施例では繰り返し再現性が0.07dBであったのに対し、比較例1では光コネクタを当接する毎にスリーブによるファイバスタブの保持状態が異なるため、繰り返し再現性は1.10dBと非常に大きいことがわかる。
【0058】
(実施例3)
更に、上記実施例1と同様な寸法、材質、組み立て方法で、ファイバスタブ3の外径をプラグフェルール13aの外径よりも大きくし、その差が0.2μm、0.5μm、1μm、3μm、5μm、8μm、10μm、13μmとしたものを各1個用意した。
【0059】
それぞれにおいて、繰り返し接続損失を測定し、最大値と最小値の差を示す繰り返し再現性を評価した。
【0060】
その結果を表3に示す。
【0061】
【表3】
Figure 0004105924
【0062】
その結果、ファイバスタブの径がプラグフェルールの径より0.5〜10μm大きいものにおいては、再現性が0.1dB以下となりより接続損失を低下させることが確認された。
【0063】
以上の実施例1〜3からわかるように、本実施の形態による光レセプタクルにおいて、ファイバスタブの外径をプラグフェルールの外径よりも0.5〜10μm大きくしたことから、スリーブによるファイバスタブの保持力が大きくなり、ファイバスタブのスリーブ挿入長さが、プラグフェルールのスリーブ挿入長さよりも短くても、安定且つ高精度な接続を実現し、低い接続損失で、繰り返し再現性の高い、小型の光レセプタクル及び、光レセプタクルを用いた光モジュールを実現することができる。
【0064】
また、スタブフェルールの外径をプラグフェルールの外径よりも0.5〜10μm大きくすることは、技術的に容易であり、低価格で小型の光レセプタクルを実現することができる。
【0065】
【発明の効果】
本発明の光レセプタクルは、スリーブのファイバスタブを保持する一端部における外径を他の部位より大きくする、もしくはスリーブのファイバスタブを保持する一端部における内径を他の部位より小さくしたことから、ファイバスタブのスリーブ挿入長さが、プラグフェルールのスリーブ挿入長さよりも短くても、安定且つ高精度な接続を実現し、低い接続損失で、繰り返し再現性の高く、小型の光レセプタクル及び光モジュールを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の光レセプタクルの一実施形態を示す側面断面図であり、(b)は同図(a)のファイバスタブにプラグフェルールを接続させた状態を示す側面断面図である。
【図2】本発明の光レセプタクルの第2の実施形態を示す側面断面図である。
【図3】本発明の光レセプタクルの第3の実施形態を示す側面断面図である。
【図4】図1に示す本発明の光レセプタクルを用いた光モジュールを示す側面断面図である。
【図5】従来の光モジュールを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1a:フェルール
1b:光ファイバ
2:接着剤
3:ファイバスタブ
4:溶接部
5:スリーブ
6:スリーブケース
7:ホルダ
8:光レセプタクル
9:光素子
10:レンズ
11:ケース
12:光モジュール
13a:プラグフェルール
13b:光ファイバ
14:光コネクタ

Claims (4)

  1. フェルールの貫通孔に光ファイバを固定してなり、後端部がホルダに圧入固定されたファイバスタブと、上記ファイバスタブを保持するスリーブとを有する光レセプタクルであって、上記スリーブは、その一端部において上記ファイバスタブの先端部を保持し、上記スリーブの上記一端部は、該スリーブの他の部位よりも外径が大きいことを特徴とする光レセプタクル。
  2. フェルールの貫通孔に光ファイバを固定してなり、後端部がホルダに圧入固定されたファイバスタブと、上記ファイバスタブを保持するスリーブとを有する光レセプタクルであって、上記スリーブは、その一端部において上記ファイバスタブの先端部を保持し、上記スリーブの上記一端部は、該スリーブの他の部位よりも内径が小さいことを特徴とする光レセプタクル。
  3. 上記スリーブは、その他端部においてプラグフェルールの先端部を保持し、上記ファイバスタブにおける上記スリーブに保持される長さが、上記プラグフェルールにおける上記スリーブに保持される長さよりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載の光レセプタクル。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の光レセプタクルの後端側に光素子を収納したケースを取り付けたことを特徴とする光モジュール。
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