JP4105432B2 - 多方向入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多方向入力装置に関し、特に、円周状の各接点部と、中央部の1個の接点部とによる二段階にオン操作するように用いて好適な多方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の多方向入力装置について図面を用いて説明すると、図16は、従来の多方向入力装置を示す一部切欠した平面図、図17は、図16の17ー17線における断面図である。
【0003】
多方向入力装置11は、十字状の操作ツマミ12と、操作ツマミ12を保持する基体部13と、基体部13に支持されたラバー部材14と、操作ツマミ12と基体部13との中心部に配設された下端が半球状でスプリング15を介して嵌着された支承部材16と、ラバー部材14と対向して配設された基板17とを有している。
【0004】
また、ラバー部材14には、中心部から外側方向に向かって順次厚さ寸法が小さくなるラバー片14a、14b、14cが十字状の位置にそれぞれ設けられ、各ラバー片14a、14b、14cの下端面には可動接点18a、18b、18cが貼着されている。
【0005】
また、基板17上には、各可動接点18a、18b、18cに対応して同数の固定接点19a、19b、19cが設けてある。
従って、各可動接点18a、18b、18cと、基板17上の各固定接点19a、19b、19cとの間隔は、中心側(内側)の接点間ほど狭くなるように形成されている。
【0006】
上述の如き構成の従来の多方向入力装置11は、十字状の操作ツマミ12の一辺12aが垂直に下方に押圧されるのであるが、この押圧動作によって、操作ツマミ12は、図17において左方向(矢印F方向)に倒回し、先ず、中心側(内側)の可動接点18aと固定接点19aとが接触する。
【0007】
ここで、更に、操作ツマミ12の一辺12aを押圧し続けると、操作ツマミ12の左方向への倒回が大きくなり、可動接点18b、および可動接点18cが、順次固定接点19b、及び固定接点19cと接触していくことになる。従って、操作ツマミ12の押圧力によって、接触する接点数が順次増加していくように構成されいる。
【0008】
このような押圧動作は、十字状の操作ツマミ12のその他の一辺を下方に押圧されたときも、ほぼ同様な動作をする。
また、この多方向入力装置11は、操作ツマミ12への押圧力をを解除すると、スプリング15の弾発力によって、操作ツマミ12が元の位置に復帰するように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の多方向入力装置は、確実なクリック感(節度感)を生起する機構を有していないことから、操作者に入力操作を行ったという確実なクリック感覚を感得させることが出来ず、且つ、中心部から外側方向に向かい、十字状に順次設けられた複数個の可動接点、及び複数個の固定接点がそれぞれ配設されていることから装置が大型化するという問題点がある。
【0010】
本発明の多方向入力装置は、上述の問題点を解決するもので、その目的は、確実なクリック感を操作者に感得させることが出来、且つ、小型化された多方向入力装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の多方向入力装置は、複数個の第1固定接点部が円周状に設けられた絶縁基板と、該絶縁基板の前記各第1固定接点部の中央部に設けられた押圧式のスイッチ素子と、弾性材から成り、各第1固定接点部にそれぞれ接離可能に対向する複数個の第1可動接点部を有する操作部と、該操作部の外周縁から末広がり状に延設され、座屈可能なスカート部と、該スカート部から延設され、前記絶縁基板に載置される載置部とを有する操作ツマミと、前記第1可動接点部の円周状の配置よりも外側近傍に配置された複数個の支持部と、前記操作部の下面側に前記各第1可動接点部を露出させる切欠部とが設けられた剛性の受け部材とを備え、前記操作部の外周部への第1の押圧操作によって、操作側の前記第1可動接点部が対向する前記第1固定接点部に当接し、更に、そのまま続けて前記操作部の第2の押圧操作によって、前記支持部が前記絶縁基板に当接し、前記支持部を支点として前記操作部が回動し、前記スイッチ素子を押圧するようにしたことである。
かかる構成によって、操作部の外周部への押圧操作にて、円周状に設けられた各第1固定接点部と、該各第1固定接点部とそれぞれ接離可能に対向する複数個の第1可動接点部とをクリック感を伴って当接させることが出来、且つ、支持部を支点とし、操作部の中央部がスイッチ素子を操作するので、一段目の押圧操作時に、クリック感を有し、二段階の押圧操作の操作性が良好で、小型化可能な多方向入力装置を提供できる。
【0012】
また、本発明の多方向入力装置は、円周状に設けられた複数個の第1固定接点部、及び該各第1固定接点部の中央部に設けられた第2固定接点部を有する絶縁基板と、弾性材から成り、前記各第1、及び第2固定接点部にそれぞれ接離可能に対向する複数個の第1、及び第2可動接点部を有する操作部と、該操作部の外周縁から末広がり状に延設され、座屈可能なスカート部と、該スカート部から延設され、前記絶縁基板に載置される載置部とを有する操作ツマミと、前記第1可動接点部の円周状の配置よりも外側近傍に配置された複数個の支持部と、前記操作部の下面側に前記各第1可動接点部を露出させる切欠部と前記第2可動接点部を露出させる貫通孔が設けられた剛性の受け部材とを備え、前記操作部の外周部への第1の押圧操作によって、操作側の前記第1可動接点部が対向する前記第1固定接点部に当接し、更に、そのまま続けて前記操作部の第2の押圧操作によって、前記支持部が前記絶縁基板に当接し、前記支持部を支点として前記操作部が回動し、前記第2可動接点部が対向する前記第2固定接点部に当接するようにしたことである。
かかる構成によって、操作ツマミに第1、及び第2可動接点部を設けることで、構成部品点数を削減でき、構成が簡単で、支持部を支点とすることで第2可動接点部の確実な操作が行え、小型化可能な多方向入力装置を提供することが出来る。
【0013】
また、本発明の多方向入力装置は、複数個の支持部の配置が、複数個の第1可動接点部の円周状の配置よりも外側に設けられたことである。
かかる構成によって、スイッチ素子のオン・オフ操作、又は第2固定接点部への第2可動接点部のオン・オフ操作が、支点となる支持部の外側配置にて、一層確実な操作が行える多方向入力装置を提供することが出来る。
【0014】
また、本発明の多方向入力装置は、操作部の中央部を押圧した際に、操作部が絶縁基板に対して垂直方向に移動し、操作部の中央部がスイッチ素子のみをオン操作するようにしたことである。
かかる構成によって、操作部の中央部を押圧したとき、スイッチ素子のみがオン操作するので、他の各接点部のオン操作による機能に加えて、その他の機能を付加することが出来ることから、多機能な多方向入力装置を提供することが出来る。
【0015】
また、本発明の多方向入力装置は、スイッチ素子が操作されるときに、クリック感を生起することである。
かかる構成によって、二段目に押圧操作されるスイッチ素子がクリック感を生起することで、誤操作を防ぐことが出来、操作者による操作性が、一層良好な多方向入力装置を提供することが出来る。
【0016】
また、本発明の多方向入力装置は、操作部の下面に設けられた受け部材の中央部には、スイッチ素子を押圧操作する押圧部が一体に設けられたことである。
かかる構成によって、押圧部が剛性の受け部材と一体に設けられたことから、スイッチ素子の操作感触が、確実に操作部を操作する操作者に感得させることが出来、操作性の一層良好な多方向入力装置を提供することが出来る。
【0017】
また、本発明の多方向入力装置は、受け部材の外周縁部には、複数個の切欠部が設けられ、該各切欠部内に各第1可動接点部が配設され、該各第1可動接点部を挟む等間隔の位置に2個の支持部が設けられていることである。
かかる構成によって、第1可動接点部の露出した配設、及び2個の支持部の配設が受け部材の簡単な構成にて形成出来、且つ、各第1可動接点部を挟む2個の支持部の配設にて、支点が2点に成り、操作部の二段目の押圧操作を一層安定した操作とすることが出来る。
【0018】
また、本発明の多方向入力装置は、複数個の第1固定接点部と複数個の第1可動接点部とが、操作ツマミの中心から同心円上で、等間隔で4個配設されていると共に、受け部材の2個の支持部が隣り合う第1可動接点部のそれぞれの間に同心円上に位置し、等間隔で8個の支持部が受け部材に配設されたことである。
かかる構成によって、隣り合う第1可動接点部の間の操作部の外周部を押圧操作した際にも、2個の支持部がそれぞれ支点と成ることで、操作部による二段目の押圧操作もスムースに出来る多方向入力装置を提供することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の多方向入力装置についての図面を説明すると、図1は、本発明の多方向入力装置の実施の形態を示す上面側からの分解斜視図、図2は、本発明の多方向入力装置の実施の形態を示す下面側からの分解斜視図、図3は、本発明の多方向入力装置の実施の形態に係わるプリント配線基板の平面図、図4は、本発明の多方向入力装置の実施の形態に係わる操作ツマミの平面図、図5は、図4の側面図、図6は、図4の底面図である。
【0020】
図1、図2に示すように、プリント配線基板1は、絶縁性平板材から成り、矩形であって、一方の面に設けられ、略中心から90度の等角度間隔で同心円上(円周状)の位置(十字状の位置)にそれぞれ配設された4個の固定接点部1aと、図示していないが各固定接点部1aに接続された所定の回路パターンと、固定接点部1aと同心円上(円周状)で、且つ、隣り合う固定接点部1aの中央部にそれぞれ設けられた貫通する矩形の4個の孔部1bとを有している。
【0021】
このプリント配線基板1は、いわゆる絶縁基板として機能するように配設されている。
【0022】
押釦スイッチ2は、固定接点部(図示せず)とドーム状をした金属板製の可動接点部(図示せず)とが配設され、可動接点部の反転に伴ってクリック感(節度感)を生起する機構(図示せず)を有する略矩形の本体部2aと、本体部2aの前面(上面)から外方に突出する押釦2bと、本体部2aの側面の所定の個所から延設された複数本の端子2cとを有している。
【0023】
この押釦スイッチ2は、押釦2bへの押圧操作にて、可動接点部が固定接点部に当接されると共に、本体部2a内に配設されたクリック感を生起する機構(図示しないドーム状の可動接点部の反転動作)によって、クリック感が生起される。
そして、この押釦スイッチ2は、プリント配線基板1の同心円上(円周状)に設けられた各固定接点部1aの中心部に配設され、各端子2cが回路パターン(図示せず)に半田付けされている。
【0024】
この押釦スイッチ2は、いわゆるスイッチ素子としてプリント配線基板1(絶縁基板)上に設けられている。
【0025】
受け部材3は、例えば、合成樹脂材料や金属材料などの剛性材料から成り、成形加工や切削加工によって形成され、平板状で略八角形の基板部3aと、基板部3aの一方の面の外周縁の近傍から基板部3aに直交する外方に延設され、基板部3aの中心から90度の等角度間隔(十字状)で同心円上(円周状)の位置に設けられた4個の固定用突起3bと、基板部3aの他方の面の外周縁の近傍から基板部3aに直交する外方に延設され、基板部3aの中心から90度の等角度間隔(十字状)で同心円上(円周状)の位置に設けられた4個の取付脚(突起部)3cとを有している。
【0026】
また、略八角形の基板部3aには、基板部3aの中心部に前方に円形状に突出する凸部3dと、凸部3dの後面側から前面側に凹んで設けられた円形状の凹部3eと、凹部3eの内底面の中心部に設けられ、凹部3e内に突出する円弧状の押圧部3fとを有している。
また、更に、略八角形の基板部3aには、基板部3aの各頂部の近傍に基板部3aから後方側に突出する凸部から成る円板状の8個の支持部3gと、基板部3aの中心から90度の等角度間隔で、十字状に位置する基板部3aの4辺の各中心に設けられたU字状の4個の切欠部3hとを有している。
【0027】
また、この各固定用突起3bと各取付脚3cとは、ほぼ基板部3aの同位置であって基板部3aの前方、及び後方に向かってそれぞれ延設されている。
また、隣接する支持部3gの中央部に取付脚3c、又は切欠部3hが位置するように基板部3aの中心から45度の等角度間隔で支持部3gが設けられている。
【0028】
また、固定用突起3bは、略円柱状であって、外側面には、複数個の円環状の凹凸部3jを備えている。
また、取付脚3cは、平板状の脚部3kと、脚部3kの自由端部に設けられたフック部3mとを備えている。この取付脚3cは、後述する操作ツマミ4の操作部4aのプリント配線基板1(絶縁基板)に対する平行移動を規制する規制部材として配設されている。
【0029】
この受け部材3は、4個の取付脚3cがプリント配線基板1の4個の孔部1b内にスナップイン係合の如く挿通されて、脚部3kが孔部1bの内側面に対向すると共に、フック部3mの係止面3nが孔部1bの周縁部(裏面)に掛け止めされることになっている。
また、受け部材3の円弧状の押圧部3fの頂部は、押釦スイッチ2の押釦2bと所定の間隔をもって対向する位置に配設されている。
【0030】
操作ツマミ4は、例えば、ゴム材やエラストマー材などの弾性材料から成り、所定の厚さ寸法を有する円板状の操作部4aと、操作部4aの後端部の外周縁から末広がり状に延設され、座屈可能な八角形のスカート部4bと、スカート部4bの後端部から操作部4aの外周側面と直交する方向に延設され、平板状で矩形の支持部(載置部)4cとを有している。
【0031】
また、操作部4aには、操作部4aの後面の中央部に設けられた円形の第1凹部4dと、操作部4aの後面の中心から90度の等角度間隔で同心円の位置に設けられ、内方に突出する4個の円柱部4eと、円柱部4eと同心円上で、且つ、隣り合う円柱部4eの中央部にそれぞれ設けられた4個の第2凹部4fとを有している。また、操作部4aの前面は、中央部が僅かに窪んだ状態に設けられている。
【0032】
また、円柱部4eの先端面には、例えば、カーボン材などの導電材料からなる可動接点部6が印刷などの適宜手段にて配設されている。
【0033】
そして、この操作ツマミ4の4個の第2凹部4fには、受け部材3の4個の固定用突起3bが圧入され、固定用突起3bの凹凸部3jによって、固定用突起3bが第2凹部4f内に確実に係合・固着される。即ち、操作ツマミ4の操作部4aの裏面側に受け部材3の取付脚3cが外方に延設し、配設されることになっている。
【0034】
また、このとき、操作ツマミ4の第1凹部4d内に受け部材3の凸部3dが挿通されて配設されると共に、操作ツマミ4の円柱部4eが受け部材3のU字状の切欠部3h内に挿通されて配設されることになっている。
【0035】
この各切欠部3h内への各円柱部4eの配設によって、受け部材3から各可動接点部6が露出(突出)されて設けられることになっている。
【0036】
そして、4個の円柱部4eに配設された各可動接点部6は、プリント配線基板1の4個の固定接点部1a上に所定の間隔をもって、対向され、それぞれ配設されることになっている。
また、このとき、各可動接点部6と各固定接点部1aとの第1の間隔寸法と、8個の支持部3gとプリント配線基板1との第2の間隔寸法とは、第1の間隔寸法が、第2の間隔寸法に対して僅かに短い寸法であるように形成されている。
このようにして、プリント配線基板1と押釦スイッチ2と受け部材3と操作ツマミ4とは一体化される。
【0037】
ハウジング5は、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、所定の形状で平板状の前面板5aと、前面板5aの所定の個所に設けられ、貫通する円形の開口部5bと、開口部5bを囲む外周部であって、前面板5aから後方側に前面板5aに対して直交するように延設された八角形のリブ部5cとを有している。
【0038】
このハウジング5は、開口部5b内に操作ツマミ4の操作部4aが挿通されて配設され、八角形のリブ部5cが八角形のスカート部4bの外側の近傍に位置し、リブ部5cの端面が操作ツマミ4の支持部4c上に当接されて配設されている。
これによって、操作ツマミ4の支持部4cは、プリント配線基板1の前面と、ハウジング5のリブ部5cとによって挟み込まれた状態で確実に保持されることになっている。
【0039】
また、このハウジング5によって、図示していないが、プリント配線基板1が、適宜手段によって、ハウジング5に取り付けられることになっている。
【0040】
次に、本発明の多方向入力装置の組立について説明する。
先ず、操作ツマミ4の4個の第2凹部4f内に受け部材3の4個の固定用突起3bを圧入する。この固定用突起3bの圧入によって、操作部4aの後面(裏面)が受け部材3の基板部3aに面で支持されるようになり、操作ツマミ4と受け部材3とは、一体化される。このとき、略八角形の基板部3aが八角形のスカート部4b内に配設されると共に、円形状の凸部3dが第1凹部4d内に配設され、且つ、各可動接点部6が配設された各円柱部4eがU字状の各切欠部3h内に挿通されて配置される。
【0041】
次に、プリント配線基板1の4個の固定接点部1aの中央部に押釦スイッチ2を配設し、各端子2cをプリント配線基板1の配線パターン(図示せず)に半田付けする。
【0042】
次に、一体化された操作ツマミ4と受け部材3とは、受け部材3の4個の取付脚3cの各フック部3mをプリント配線基板1の4個の孔部1b内に挿通し、各脚部3kが各孔部1bの内側面と対向して位置されると共に、各フック部3mの係止面3nが各孔部1bの周縁部(裏面)に掛け止めされる。
【0043】
この孔部1bへのフック部3mの掛け止めによって、プリント配線基板1と操作ツマミ4と受け部材3とは、一体化される。
次に、ハウジング5の開口部5b内に操作ツマミ4の操作部4aを挿通し、操作部4aの表面を前面板5aの表面よりも外方に位置させる。
【0044】
このとき、ハウジング5の八角形のリブ部5c内に操作ツマミ4の八角形のスカート部4bが配設されると共に、リブ部5cの端面が操作ツマミ4の支持部4cの所定の個所に当接し、このリブ部5cの端面の当接によって、操作ツマミ4は、プリント配線基板1の表面に確実に配設される。即ち、操作ツマミ4の支持部4cが、スカート部4bを介して操作部4aを支持した状態でプリント配線基板1の表面に載置されている。
また、このハウジング5にて、図示していないが、プリント配線基板1が、適宜手段によって、ハウジング5に取り付けられる。
【0045】
次に、本発明の多方向入力装置の動作について説明する。
図7は、本発明の多方向入力装置の可動接点部の第1の動作を説明する断面図、図8は、本発明の多方向入力装置の取付脚の第1の動作を説明する断面図、図9は、本発明の多方向入力装置の可動接点部の第2の動作を説明する断面図、図10は、本発明の多方向入力装置の取付脚の第2の動作を説明する断面図、図11は、本発明の多方向入力装置の可動接点部の第3の動作を説明する断面図である。
【0046】
先ず、図7、図8に示すように、多方向入力装置の操作ツマミ4の操作部4aに押圧力を加えていないときは、4個の可動接点部6は、それぞれ対向する4個の固定接点部1aから所定の間隔をもって配設されていると共に、押釦スイッチ2の押釦2bは、受け部材3の押圧部3fから所定の間隔をもって配設されている。
即ち、この多方向入力装置の各接点は、オフの状態に保持されている。
【0047】
次に、図9、図10に示すように、多方向入力装置の操作ツマミ4の操作部4aの外周部のうちの所望の近傍個所を矢印A方向に押圧力を加えて、押圧操作を行うと、押圧操作された操作部4aの外周部の近傍のスカート部4bが部分的に座屈する。このスカート部4bの座屈によって、操作者(押圧者)にクリック感(節度感)を生起させるように動作する。
【0048】
この動作によって、押圧される外周部側に位置する可動接点部6が、この可動接点部6と対向して設けられた固定接点部1aに軽快なクリック感を伴って当接し、オン状態となる。
【0049】
なお、この操作部4aの外周部への矢印A方向への押圧力の際に、スカート部4bが部分的に座屈することから、ときとして、操作部4aがプリント配線基板1に対して平行である矢印B方向に移動するような作用力が働くことがある。
【0050】
この矢印B方向への作用力は、押圧力の加えられる操作部4aの外周部と、操作部4aの中心に対して対向する側に位置する受け部材3のふたつの取付脚3cの脚部3kの各外表面がプリント配線基板1のふたつの孔部1bの各内側面に当接することによって、押し止められる。即ち、操作部4aが矢印B方向へ移動することが規制される。
【0051】
このことから、押圧力の加えられる操作部4aの外周部は、確実に矢印A方向(下方向)に移動するように動作し、スカート部4bは、確実にクリック感を生起して座屈する。
【0052】
前述のふたつの孔部1bの各内側面に当接するふたつの取付脚3cの各フック部3mの係止面3nは、各孔部1bの周縁部(裏面)に確実に掛け止めされ、この掛け止めされた側の操作ツマミ4の操作部4aが上方に移動すること無く、このことからも、スカート部4bの座屈は軽快なクリック感を伴うように座屈する。
【0053】
このとき、押釦スイッチ2は、押釦2bが押圧されておらず、オフ操作の状態に維持されている。
【0054】
次に、可動接点部6が固定接点部1aに当接した状態から、更に、そのまま続けて操作ツマミ4の操作部4aを矢印A方向に押圧する。この押圧によって、可動接点部6が設けられた弾性材料から成る円柱部4eは、押圧によって、可動接点部6が固定接点部1aに当接した状態から更に僅かに矢印A方向に移動する(圧縮される)。
【0055】
この移動によって、可動接点部6を挟む受け部材3のふたつの支持部3gが、プリント配線基板1の固定接点部1aを挟むそれぞれ所定の位置に当接される。そして、図11に示すように、この当接されたふたつの支持部3gを支点として、操作ツマミ4が矢印C方向に回動され、この操作ツマミ4の回動によって、受け部材3の押圧部3fが押釦スイッチ2の押釦2bに当接し、押釦2bが押圧される。
【0056】
この押釦2bの押圧によって、本体部2a内のクリック感を生起する機構(図示しないドーム状の可動接点部の反転動作)にてクリック感が生起されると共に、押釦スイッチ2がオン操作される。
このクリック感は、受け部材3が操作ツマミ4よりも剛性の高い(硬い)合成樹脂材料などによって形成され、操作ツマミ4が受け部材3に支持されていることから、操作ツマミ4への操作者が確実に感得できるクリック感である。
【0057】
次に、操作ツマミ4への押圧力を解除すると、押釦スイッチ2の自己復帰力、及び、操作ツマミ4の座屈したスカート部4bの自己復帰力によって、クリック感を伴って、操作ツマミ4の操作部4aが最初の状態であるプリント配線基板1に対して平行な位置に復帰する。
そして、この操作ツマミ4の復帰に伴って、オンされていた押釦スイッチ2、及び、オンされていた固定接点部1aと可動接点部6とがそれぞれオフ状態に復帰する。
【0058】
また、この復帰は、押釦スイッチ2がオンされる前に、操作ツマミ4の操作部4aへの押圧力を解除した際にも、スカート部4bの自己復帰力によって、ほぼ同様の復帰動作が成される。
【0059】
なお、上述した操作部4aの外周部への押圧操作時の説明は、押圧位置が、可動接点部6の配設されている部分の近傍である場合のものであるが、隣接する二つの可動接点部6の中間位置における操作部4aの外周部を押圧した際にも同様に、二段階の入力を行うことができる。
【0060】
即ち、この場合には、先ず、隣接する二つの可動接点部6が近接のスカート部4bの部分的な座屈を伴って、対応する二つの固定接点部1aとそれぞれ、ほぼ同時に当接する。この際にも、操作部4aの横方向への移動は、取付脚3cと孔部1bとによって、同様に規制されるため、確実にクリック感を得ることが出来る。
【0061】
そして、押圧力を増して、更に押圧を続けると、固定接点部1aと当接した隣接する二つの可動接点部6の間に位置する二つの支持部3gがプリント配線基板1と当接し、この二つの支持部3gを支点として、操作ツマミ4が回動され、受け部材3の押圧部3fによって、押釦2bが、押圧操作されて、押釦スイッチ2がオン操作される。
【0062】
このように、本実施の形態に係わる入力装置は、8方向の入力が可能となっており、いずれの方向の入力操作時にもスカート部4bがクリック感触を伴って、容易に座屈すべく、スカート部4bは、操作ツマミ4の傾倒する方向と直交する辺を有する八角形状を成している。
【0063】
次に、本発明の多方向入力装置に係わる押釦スイッチのみの操作について説明する。
図12は、本発明の多方向入力装置の押釦スイッチのみの第1の動作を説明する断面図、図13は、本発明の多方向入力装置の押釦スイッチのみの第2の動作を説明する断面図である。
【0064】
先ず、図12に示すように、この多方向入力装置に係わる押釦スイッチのみの操作は、操作ツマミ4の操作部4aのほぼ中央部を矢印D方向に押圧する。
この操作部4aの中央部の押圧によって、操作部4aがプリント配線基板1に対して垂直方向に平行に移動し、この操作部4aの平行移動に伴って、受け部材3が同様にプリント配線基板1に対して垂直方向に移動する。
【0065】
このとき、操作ツマミ4の八角形のスカート部4bは、座屈せず、全体が僅かに撓むように変形する。
【0066】
次に、垂直方向に移動した受け部材3の押圧部3fが押釦スイッチ2の押釦2bの上面に当接する。そして、更に、そのまま続けて操作部4aの中央部を押圧すると、図13に示すように、押圧部3fが押釦2bを押圧し、押釦スイッチ2の本体部2a内に配設されたクリック感(節度感)を生起する前述した機構によって、押圧をする操作者が軽快なクリック感を感得することになる。
【0067】
そして、このクリック感の感得と同時に押釦スイッチ2のみがオン操作されるように動作し、このとき、複数個の可動接点部6と、複数個の固定接点部1aとはオフであるような位置に配設されている。
【0068】
次に、操作部4aの中央部への押圧を解除すると、押釦スイッチ2の自己復帰力と、操作ツマミ4のスカート部4bの自己復帰力とによって、操作部4aは元の位置に復帰し、押釦スイッチ2がオフ操作されるように動作する。
【0069】
なお、前述の多方向入力装置は、例えば、カーソル移動を操作するリモートコントローラの入力装置として用いられ、先ず、操作部4aへの第1の押圧操作によって、画面上のカーソル移動が第1の速度(比較的遅い速度)で移動し、次に、続けての操作部4aへの第2の押圧操作によって、カーソル移動が第2の速度(比較的早い速度)で移動するように操作することが出来るように用いられる。
【0070】
また、押釦スイッチのみへの押圧操作は、例えば、画面上の所定のカーソル位置における、その位置での確定操作が出来るように用いられる。
【0071】
次に、本発明の多方向入力装置の第2の実施の形態について図面を用いて説明する。この第2の実施の形態の多方向入力装置の基本的な構成は、前述の第1の実施の形態の多方向入力装置とほぼ同一の構成である。
このことから、前述の第1の実施の形態と同一構成については、同一符号を付与して詳細な説明は、省略する。
【0072】
図14は、本発明の多方向入力装置の第2の実施の形態を示す第1の断面図、図15は、本発明の多方向入力装置の第2の実施の形態を示す第2の断面図である。
【0073】
ここで、図14、図15に示すように、第2の実施の形態の構成の相異点は、前述の如く、第1の実施の形態の多方向入力装置では、プリント配線基板1の4個の固定接点部1aの中央部に、押釦2bを設けた押釦スイッチ2が取り付けられているに対して、第2の実施の形態の多方向入力装置では、プリント配線基板1の4個の固定接点部1aの中央部に、第2固定接点部1cが設けられ、この第2固定接点部1cに対向して、第2可動接点部7が操作ツマミ4の操作部4aの第2円柱部4gに設けられている。
【0074】
この第2円柱部4gは、操作部4aの中央部から内方に突出して延設されている。
また、この操作部4aの第2円柱部4gは、受け部材3の凸部3dの中央部に設けられた貫通孔3pに挿通されて配設され、第2円柱部4gに設けられた第2可動接点部7が露出された状態に配設されている。即ち、中央部の第2固定接点部1cと第2可動接点部7とは所定の間隔寸法をもって、対向して配設されている。
【0075】
次に、本発明の多方向入力装置の第2の実施の形態の動作について説明する。この動作については、基本的に前述の第1の実施の形態の多方向入力装置の動作と同様であるので、相異点について説明する。
【0076】
この多方向入力装置の動作は、操作ツマミ4の操作部4aの外周外周部押圧操作によって、先ず、前述の第1の実施の形態と同様に、第1固定接点部1aと第1可動接点部6とが当接して、オン操作され、更に、そのまま続けて操作部4aへの押圧操作によって、第2固定接点部1cと第2可動接点部7とが当接して、オン操作される。
【0077】
次に、操作部4aの外周部への押圧操作を解除すると、前述の第1の実施の形態と同様に、順次、自己復帰力によって、操作部4aは、元の位置に復帰する。次に、操作部4aの中央部への押圧操作についての動作だが、この動作は、第2固定接点部1cと第2可動接点部7とが当接する以外は、前述の第1の実施の形態での動作とほぼ同様の動作であることから、説明は省略する。
また、この第2の実施の形態における多方向入力装置においても、第1の実施の形態と同様に、8方向の入力操作を行うことができるようになっている。
【0078】
なお、前述の第1、及び第2の実施の形態においては、固定接点部、及び可動接点部を十字状に4個配設したが、これに限定されず、円周状に2個や、8個配設したものであっても良い。
また、前述の受け部材3の取付脚3cは、受け部材3における、いわゆる突起部として形成されている。
【0079】
また、第1の実施の形態においては、規制部材が、受け部材に十字状に配置した4個の取付脚によって構成されているが、これに限定されるものではない。
【0080】
また、第1の実施の形態においては、規制部材が、突起部(取付脚)を有する受け部材から構成され、この受け部材が操作部に係止されているが、これに限定されず、規制部材をプリント配線基板(絶縁基板)側に配設しても良い。
【0081】
また、第1、及び第2の実施の形態においては、二段目の押圧操作をより安定したものとするために、受け部材に設けられた支持部が各可動接点部(切欠部)を挟む等間隔の位置にそれぞれ2個配設されているが、これに限定されず、各可動接点部の近傍にそれぞれ1個のみ配設されていても良い。
【0082】
【発明の効果】
本発明の多方向入力装置は、受け部材が操作部の下面側に各第1可動接点部が露出するように取り付けられ、各支持部をそれぞれ各第1可動接点部の位置の近傍に配設し、操作部の外外周部の第1の押圧操作によって、第1の押圧操作された操作部の外周部の近傍のスカート部が部分的に座屈し、操作側の第1可動接点部が対向する第1固定接点部にクリック感を伴って当接し、更に、そのまま続けて操作部の第2の押圧操作によって、操作側の第1可動接点部が僅かに押圧され、この第1可動接点部の近傍にある支持部が絶縁基板に当接し、該支持部を支点とし、操作ツマミの操作部が回動し、操作部の中央部がスイッチ素子を操作するようにしたことによって、操作部の外周部への押圧操作にて、円周状に設けられた各第1固定接点部と、該各第1固定接点部とそれぞれ接離可能に対向する複数個の第1可動接点部とをクリック感を伴って当接させることが出来、且つ、支持部を支点とし、操作部の中央部がスイッチ素子を操作するので、一段目の押圧操作時にクリック感を有し、二段階の押圧操作の操作性が良好で、小型化が可能な多方向入力装置を提供できる。
【0083】
また、本発明の多方向入力装置は、複数個の支持部の配置が、複数個の第1可動接点部の円周状の配置よりも外側に設けられたことによって、スイッチ素子のオン・オフ操作、又は第2固定接点部への第2可動接点部のオン・オフ操作が、支点となる支持部の外側配置にて、一層確実な操作が行える多方向入力装置を提供することが出来る。
【0084】
また、本発明の多方向入力装置は、スイッチ素子が操作されるときに、クリック感を生起することによって、二段目に押圧操作されるスイッチ素子がクリック感を生起することで、誤操作を起こし難く、操作者による操作性が、一層良好な多方向入力装置を提供することが出来る。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向入力装置の実施の形態を示す上面側からの分解斜視図である。
【図2】本発明の多方向入力装置の実施の形態を示す下面側からの分解斜視図である。
【図3】本発明のの多方向入力装置の実施の形態に係わるプリント配線基板の平面図である。
【図4】本発明の多方向入力装置の実施の形態に係わる操作ツマミの平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の底面図である。
【図7】本発明の多方向入力装置の可動接点部の第1の動作を説明する断面図である。
【図8】本発明の多方向入力装置の取付脚の第1の動作を説明する断面図である。
【図9】本発明の多方向入力装置の可動接点部の第2の動作を説明する断面図である。
【図10】本発明の多方向入力装置の取付脚の第2の動作を説明する断面図である。
【図11】本発明の多方向入力装置の可動接点部の第3の動作を説明する断面図である。
【図12】本発明の多方向入力装置の押釦スイッチのみの第1の動作を説明する断面図である。
【図13】本発明の多方向入力装置の押釦スイッチのみの第2の動作を説明する断面図である。
【図14】本発明の多方向入力装置の第2の実施の形態を示す第1の断面図である。
【図15】本発明の多方向入力装置の第2の実施の形態を示す第2の断面図である。
【図16】従来の多方向入力装置を示す一部切欠した平面図である。
【図17】図16の17ー17線における断面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線基板(絶縁基板)
1a 固定接点部(第1固定接点部)
1b 孔部
1c 第2固定接点部
2 押釦スイッチ(スイッチ素子)
2b 押釦
3 受け部材
3a 基板部
3b 固定用突起
3c 取付脚(突起部)
3f 押圧部
3g 支持部
3m フック部
3p 貫通孔
4 操作ツマミ
4a 操作部
4b スカート部
4c 支持部(載置部)
4e 円柱部(第1円柱部)
4g 第2円柱部
5 ハウジング
5b 開口部
6 可動接点部(第1可動接点部)
7 第2可動接点部
Claims (7)
- 複数個の第1固定接点部が円周状に設けられた絶縁基板と、該絶縁基板の前記各第1固定接点部の中央部に設けられた押圧式のスイッチ素子と、弾性材から成り、各第1固定接点部にそれぞれ接離可能に対向する複数個の第1可動接点部を有する操作部と、該操作部の外周縁から末広がり状に延設され、座屈可能なスカート部と、該スカート部から延設され、前記絶縁基板に載置される載置部とを有する操作ツマミと、前記第1可動接点部の円周状の配置よりも外側近傍に配置された複数個の支持部と、前記操作部の下面側に前記各第1可動接点部を露出させる切欠部とが設けられた剛性の受け部材とを備え、前記操作部の外周部への第1の押圧操作によって、操作側の前記第1可動接点部が対向する前記第1固定接点部に当接し、更に、そのまま続けて前記操作部の第2の押圧操作によって、前記支持部が前記絶縁基板に当接し、前記支持部を支点として前記操作部が回動し、前記スイッチ素子を押圧するようにしたことを特徴とする多方向入力装置。
- 円周状に設けられた複数個の第1固定接点部、及び該各第1固定接点部の中央部に設けられた第2固定接点部を有する絶縁基板と、弾性材から成り、前記各第1、及び第2固定接点部にそれぞれ接離可能に対向する複数個の第1、及び第2可動接点部を有する操作部と、該操作部の外周縁から末広がり状に延設され、座屈可能なスカート部と、該スカート部から延設され、前記絶縁基板に載置される載置部とを有する操作ツマミと、前記第1可動接点部の円周状の配置よりも外側近傍に配置された複数個の支持部と、前記操作部の下面側に前記各第1可動接点部を露出させる切欠部と前記第2可動接点部を露出させる貫通孔が設けられた剛性の受け部材とを備え、前記操作部の外周部への第1の押圧操作によって、操作側の前記第1可動接点部が対向する前記第1固定接点部に当接し、更に、そのまま続けて前記操作部の第2の押圧操作によって、前記支持部が前記絶縁基板に当接し、前記支持部を支点として前記操作部が回動し、前記第2可動接点部が対向する前記第2固定接点部に当接するようにしたことを特徴とする多方向入力装置。
- 前記操作部の中央部を押圧した際に、前記操作部が前記絶縁基板に対して垂直方向に移動し、前記操作部の中央部が前記スイッチ素子のみをオン操作するようにしたことを特徴とする請求項1記載の多方向入力装置。
- 前記スイッチ素子が操作されるときに、クリック感を生起することを特徴とする請求項1、又は3記載の多方向入力装置。
- 前記操作部の下面に設けられた前記受け部材の中央部には、前記スイッチ素子を押圧操作する押圧部が一体に設けられたことを特徴とする請求項1、3、又は4記載の多方向入力装置。
- 前記各第1可動接点部を挟む等間隔の位置に2個の前記支持部が設けられていることを特徴とする請求項1、乃至5のいずれかひとつに記載の多方向入力装置。
- 複数個の前記第1固定接点部と複数個の前記第1可動接点部とが、前記操作ツマミの中心から同心円上で、等間隔で4個配設されていると共に、前記受け部材の2個の前記支持部が隣り合う前記第1可動接点部のそれぞれの間に同心円上に位置し、等間隔で8個の前記支持部が前記受け部材に配設されたことを特徴とする請求項1、乃至6のいずれかひとつに記載の多方向入力装置。
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