JP4105400B2 - カード用コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード型の記録媒体が接続されるカード用コネクタに関し、特に記録媒体をロック(係止)するロック部材を有するカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロック部材を有するカード用コネクタとしては、種々のタイプのものがあるが、その一例として特許第3065310号公報に開示された、カード用コネクタが知られている。このコネクタは、カードを受容してコネクタハウジング内を、カードの挿抜方向に摺動するスライドプレートを有する。側縁に切欠きを有するカードが、スライドプレートに保持された状態で、この切欠きとコネクタハウジングに取り付けられたロック部材即ち線状のばねの突起とが係合して、コネクタハウジング内に係止されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術では、カードの切欠きと、ロック部材としてのばねの突起が、カードの挿抜方向に直交する互いの平面同士で係合しているので、係合強度が大きいといえる。しかし、カードを誤って引き抜こうとした場合、カードとロック部材に、無理な力が加わり、いずれか、或いは両方が損傷を受ける虞がある。
【0004】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、カードとロック部材が強く係合していながら、ロック状態にあるカードを無理に引き抜いた場合においても、カード/ロック部材が破損することのないカード用コネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のカード用コネクタは、カードを前方から受容する、複数のコンタクトを保持する絶縁性のハウジングと、カードをハウジングから排出する排出位置およびカードを受容するカード受容位置を取り得るようハウジング内に摺動可能に配置されるスライダと、このスライダに保持されて、カードの側縁の切欠きに係合してカードをカード受容位置にロックするロック部材と、スライダを排出位置とカード受容位置に位置決めする位置決め機構とを備えるカード用コネクタであって、ロック部材が、スライダに固定される固定端部と、固定端部からカード用コネクタの前方に延びるアームと、カード用コネクタの後方を向き切欠きに係合する係合面を有し、アームから湾曲して前方に延びる係合突起と、係合突起から前方に延び、カード受容位置においてハウジングの支持面に接触して支持され、排出位置において支持面から離隔する自由端部とを有する略帯状の金属板のばね片から構成され、自由端部は、支持面に接触する舌片であり、舌片はスライダの底面から突出する部分を有し、舌片の突出部分は、係合面に対して、ばね片の幅方向に偏倚しており、スライダが前記排出位置にあるときは、カードの抜去によりロック部材が撓んでカードの切欠きとの係合が外れ、スライダがカード受容位置にあるときは、カードの無理抜きにより、舌片の突出部分が支持面に接触した状態で、係合突起の形状がカードの挿抜方向に僅かに延びるように変形すると共にロック部材の固定端部の回りにねじれて変形して係合突起と切欠きとの係合が外れるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
ここで、「カード型の記録媒体」とは、キャッシュカードの如き薄板状の幅広形状を有するものの他、メモリースティック(ソニー株式会社の登録商標)のような比較的幅の狭い記録媒体も含むものとする。
【0008】
【発明の効果】
本発明のカード用コネクタは、カードを前方から受容する、複数のコンタクトを保持する絶縁性のハウジングと、カードをハウジングから排出する排出位置およびカードを受容するカード受容位置を取り得るようハウジング内に摺動可能に配置されるスライダと、このスライダに保持されて、カードの側縁の切欠きに係合してカードをカード受容位置にロックするロック部材と、スライダを排出位置とカード受容位置に位置決めする位置決め機構とを備えるカード用コネクタであって、ロック部材が、スライダに固定される固定端部と、固定端部からカード用コネクタの前方に延びるアームと、カード用コネクタの後方を向き切欠きに係合する係合面を有し、アームから湾曲して前方に延びる係合突起と、係合突起から前方に延び、カード受容位置においてハウジングの支持面に接触して支持され、排出位置において支持面から離隔する自由端部とを有する略帯状の金属板のばね片から構成され、自由端部は、支持面に接触する舌片であり、舌片はスライダの底面から突出する部分を有し、舌片の突出部分は、係合面に対して、ばね片の幅方向に偏倚しており、スライダが前記排出位置にあるときは、カードの抜去によりロック部材が撓んでカードの切欠きとの係合が外れ、スライダがカード受容位置にあるときは、カードの無理抜きにより、舌片の突出部分が支持面に接触した状態で、係合突起の形状がカードの挿抜方向に僅かに延びるように変形すると共にロック部材の固定端部の回りにねじれて変形して係合突起と切欠きとの係合が外れるよう構成されているので次の効果を奏する。
【0009】
即ちロック状態にあるカードはロック部材との係合強度が大きく、また、カードを無理に引き抜いた場合に、カードの切欠きと係合しているロック部材の係合突起が、弾性変形して互いの係合が外れるので、カード/ロック部材が破損することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のカード用コネクタ(以下単にコネクタという)1の好ましい実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のコネクタ1の平面図、図2は、図1に示すコネクタ1の正面図、図3は図1に示すコネクタ1を透視的に示す、図1と同様の平面図である。
【0011】
以下、図1乃至図3を参照して説明する。コネクタ1は、絶縁性の樹脂により成形したハウジング20と、このハウジング20上に被嵌されるシェル2で覆われている。コネクタ1は、図1の下側に嵌合部14を有し、この嵌合部14に矢印Cで示す方向からコネクタ1にカード(記録媒体)250(図10乃至12)が挿入される。シェル2は、金属板、好適には銅合金板を打抜き折り曲げて形成され、図1において、主面4の略中央部から右寄りに略矩形状の開口22を有し、シェル2の側壁6a、6bには、コネクタ1を回路基板等の取付部材8(図2)に固定する為のタブ10を有する。タブ10は取付穴10aを有し、互いに前後に位置ずれして各側壁6a、6bに1個設けられている。
【0012】
開口22の片側即ち左側には、カード250の挿抜方向に延びる切欠き16が形成されている。開口22の、嵌合部14側の端縁22aの両側には、後方に延びる舌片18が突設されている。この舌片18は、紙面の反対側に僅かに折り曲げられており、挿入されるカード250の外表面と弾性的に接触するよう構成されている。これにより、カード250を排出する際にカード250にブレーキをかけ、カード250が勢いよくコネクタ1から飛び出して損傷することを防止している。ここで前方とはコネクタ1の嵌合部14側を、後方とは嵌合部14と反対側即ち図1では上側をいうものとする。
【0013】
シェル2の主面4には、側壁6a側にカード250の挿抜方向に延びる凸形の開口24が形成され、この開口24に、この開口24の後端縁24bから、コネクタ1の前方に延びる同様に凸形即ち逆T字形の押さえ片(板ばね)26が切り起こされて形成されている。押さえ片26の先端部26aは幅の広い矩形形状に形成されており、押さえ片26全体が弾性的にコネクタ1の内側に付勢するよう片持梁状に形成されている。この押さえ片26の前方には、同様に前後方向に延びる矩形の開口28が形成され、この開口28内に同様形状の細長いラッチアーム30が、切り起こしにより形成されている。このラッチアーム30の機能については後述する。シェル2の後端部の中央寄りに位置するのは、シェル2をハウジング20に固定する固定部32であり、これについては後述する。また、シェル2の後端部の側壁6a側に位置する、200で示す部分は、カード250の挿入時、及び排出時に作動する検知部である。また、図中38で示す部分は、シェル2から切り起こされて、カード250の検出に使用される電極となるタブであり、取付部材8(図2)上の図示しない導体パッドに接続される。
【0014】
次にシェル2により覆われた部分の概略を、シェル2との位置関係を明瞭にするために説明する。図2及び図3に明瞭に示されているようにハウジング20の後部には、カード250の挿抜方向と直交する方向に、コンタクト36が一列に配置されている。コンタクト36とシェルの主面4との間には空間があり、この中にカード250がコンタクト36を撓めながら挿入される。ハウジング20の左側、即ち側壁6a側には、ハウジング20に沿って前後方向に摺動するスライダ40がハウジング20上に配置されている。スライダ40はシェル2により、上面と側面を押さえられた状態で摺動する。このスライダ40には金属製のカムロッド(カム従動子)42が配置されており、カムロッド42は、スライダ40と共に移動するよう構成されている。
【0015】
他方、ハウジング20には、スライダ40の前方に、略ハート型のカム溝(以下、単にカム溝という)100が形成され、カムロッド42はこのカム溝100内をスライダ40の移動に伴って移動するよう構成されている。その際、カムロッド42は、前述のシェル2と一体に形成された前述の押さえ片26によって、スライダ40から抜け出ないように押圧保持されている。押さえ片26の前方に位置するラッチアーム30は、ハウジング20とシェル2が係合したときに、ラッチアーム30の先端30aが、ハウジング20の前壁20aと係合してシェル2が前方に抜け出るのを防止するためのものである。
【0016】
更に、図4及び図5を参照して、ハウジング20とシェル2との取付関係について説明する。図4は図1のコネクタ1の側面図であり、(A)は図1のコネクタ1を矢印Lから見た左側面図であり、(B)は矢印Rから見た右側面図である。図5は、図3の5−5線に沿ったコンタクト取付部分の部分拡大縦断面図である。シェル2の側壁6a、6bの前部下端には、夫々爪52、54が内側に折り曲げられて、ハウジング20の夫々対応する凹部56、58に係合している。これによりシェル2の前部が、ハウジング20の上方に浮き上がるのを防止している。また、シェル2の後部においては、側壁6aには、後方に開放する矩形の切欠き60が形成され、この切欠き60内にハウジング20の矩形の突起62が圧入されて係合している。これによりシェル2がハウジング20に対し、後方及び上方へ移動することが阻止される。
【0017】
また、側壁6bの後端下部には、前方に向くラッチアーム62が形成され、同様にハウジング20の係止溝64と係合している。係止溝64は、側壁86に部分的に形成されているので、ラッチアーム62の先端が係止溝64に突き当たることにより、ハウジング20に対するシェル2の前方への移動が阻止される。またラッチアーム62の側面が、係止溝の上壁64aに当接することにより、シェル2が浮き上がるのを防止している。シェル2の主面4の後端部には、更に前述の固定部32が形成されている。この固定部32は、シェル2がL字状に折り曲げられて形成された垂下部32aと、更に垂下部32aから主面4と平行に後方に延びている先端部66を有する。他方、ハウジング20には、先端部66に対応する位置に、係止孔68が形成され、先端部66がこの係止孔68内に挿入されて係止されている。これらによりハウジング20に対してシェル2が後方向及び上下方向に外れないように互いに結合される。
【0018】
図5には、コンタクト36がハウジング20に装着されている状態が明瞭に示されている。コンタクト36は、略U字状に形成されており、本体36aがハウジング20の底壁82に沿って形成された溝72内に圧入固定され、タイン74がハウジング20の底壁82の開口76内に突出して取付部材8(図2)に接続されるようになっている。上方に折り返された弾性を有する接触アーム78は、先端部に内側に湾曲し更に外側に延びる接触部80を有する。この接触部80が、挿入されるカード250の図示しない接点即ちコンタクトと電気的に接続される。ハウジング20に装着されたコンタクト36が前後方向に位置ずれしているが、カード250が挿入されると、前方(図5における左側)のコンタクト36が先にカード250の接地用接点と接地接続され、次に後方のコンタクト36が信号用接点に接続される。
【0019】
次に、図3と同様なハウジング20の平面図を図6に示す。図6は、図3と同様なハウジングの平面図である。ハウジング20は、底壁82、この底壁82から立ち上がる後壁84、側壁86を有すると共に、側壁86の反対側に、スライダ40が装着されるスライダ装着部(以下、単に装着部という)90を有する。なお、装着部90の部分を明瞭にするため、図中には装着部90に対応する部分をシェードで示す。ハウジング20の前端は開放しており、カード250を挿入する嵌合部14の一部を構成する。カード250は、これらの側壁86、後壁84、装着部90及びシェル2で形成される空間、即ちカード受容部88内に挿入される。なお、スライダ40と、その関連部品及びスライダ装着部90によりエジェクト機構が構成される。
【0020】
ハウジング20には、底壁82にシェル2の開口22と同様な、略矩形の開口76が形成されている。ハウジング20の後部の底壁82には、前述のコンタクト36の本体36aを保持するための、前後方向に延びる溝72が複数個横方向、即ち前後方向と直交する方向に配列されている。側壁86には係止溝64の前方に同様な形状の逃げ溝65が形成されている。この逃げ溝65は、シェル2をハウジング20に装着するときに、シェル2のラッチアーム62をこの逃げ溝65に位置合わせし、この逃げ溝65に沿うようにして、シェル2をハウジング20に被せる際にラッチアーム62とハウジング20が互いに干渉しないようにするためのものである。次にシェル2を後方に移動させて最終的にシェル2とハウジング20の組み立てがなされる。
【0021】
装着部90の前端部には、ハート型のカム溝100が収束部102をコネクタ1の前部側にし、幅広部104を後部側にして配置されている。このカム溝100の詳細については後述する。カム溝100の近傍、且つハウジング20の内側には、前後方向に延びるガイド溝106が形成されている。ガイド溝106の長さは、カム溝100の前後方向の全長より僅かに長く、ハウジング20の前壁20aの直後に位置している。ガイド溝106の後方には、ガイド溝106に近接して前後方向にカム部110が形成されている。カム部110には、内側に解放した切欠き112が形成されているが、ハウジング20には、この切欠き112内に傾斜したカム面114が形成されている。カム面114は、カード250の挿入方向に内方に行くに従って、内側になるよう直線的に傾斜している。このカム面114からは、さらに、挿入方向に沿って内向きの支持面116が形成されている。この支持面116からは、さらに、段部120を経て、カード250の形状に沿って湾曲された湾曲面121が、形成されている。
【0022】
カム部110の後方には、支持面116に近接して前後方向に延びる別のガイド溝122が形成されている。このガイド溝122および前述のガイド溝106は、スライダ40をガイド(案内)するためのものである。
【0023】
カム部110及びガイド溝122の外側には、前後方向に延びるばね収容溝126が形成されている。このばね収容溝126には、スライダ40をカード250の抜去方向に付勢する為の圧縮コイルばね(以下、単にコイルばねという)182(図6)が配置される。ばね収容溝126の後端壁128には前方に向く凸部130が形成され、この周囲にコイルばね182の一端が配置される。これらのばね収容溝126及び凸部130も装着部90の一部を構成する。
【0024】
次に、図7を参照して、カム溝100について詳細に説明する。図7はカム溝100を示し、図7(A)は、カム溝100の拡大平面図、図7(B)は、図7(A)の7B−7B線に沿うカム溝100の横断面図である。以下、図7を参照して説明する。カム溝100は、モールドにより成形され、前後方向に延びる4つの平行に延びる直線的な経路と、これらの経路を連結する斜めの経路とから構成される。具体的には、直線的な経路は、収束部102となる端部100A(係止解除位置)から後方に直線的に延びる経路140aと、この経路140aの内側に隣接して位置し、端部100Bを通り経路140aに平行に延びる経路140cと、更に内側に隣接して端部100C(係止位置)を通って経路140cに平行に延びる経路140eと、更に内側に端部100Dを通って同様に経路140eに平行に延びる経路140gとから構成される。
【0025】
これらの直線的な経路は、直線的な経路を経て次の直線的な経路に案内するように傾斜した斜面142a、142b、142c、142dを経て矢印で示す経路140b、140d、140f、140hにより連結されている。これにより端部100Aを起点としてカム従動子即ちカムロッド42が時計回りに移動可能な循環経路が構成される。
【0026】
カム溝100内には、図7(B)に示すように前後方向に延びる谷部と山部が、前後方向(カード250の挿抜方向)と直交する方向に交互に連続して設けられている。具体的には、前述の4つの直線的な経路140a、140c、140e、140gには、それらの中心を前後方向に谷部146が形成され、それらの谷部146の間には山部148が谷部146と平行に形成されている。
【0027】
なお、図7(A)及び図7(B)から判るように、カムロッド42は、カム溝100内を移動する際、隣接する直線的な経路に移動するときは、前述の斜面142a、142b、142c、142dで案内されて、山部148を乗り越えて次の経路に進入し、スライダ40が前方にコイルばね182で付勢されていることと相俟って、逆に戻ることが防止される。また、図7(B)から判るように、カムロッド42は、シェル2の押さえ片26により上部を弾性的に押圧されているので、谷部146及び山部148により構成される凹凸状のカム溝100の底面150を、底面150に付勢された状態で移動することができる。スライダ40とカム溝100との関係の詳細については後述する。
【0028】
次に、図8を参照して、スライダ40について説明する。図8(A)は、スライダ40の平面図、図8(B)は側面図、(c)は底面図を夫々示す。図8に示すように、スライダ40は、平面形状が細長い略矩形をしており、後端部内側に湾曲した延長部154が形成されている。延長部154の先端部には、前向きの当接面156aを有する突部156が横方向内側に形成されている。延長部154の湾曲形状は、カード250の対応部分の湾曲形状と類似の形状とされる。
【0029】
スライダ40の前部には、カムロッド配置部(以下、単に配置部という)160が構成され、中央部から後部にかけて、カード250をロックするためのロック部材176を取り付けるロック部材取付部(以下、単に取付部という)170が形成されている。配置部160には、上向きの平坦面162が形成され、この平坦面162の後端の外側寄りには、カムロッド42の端部42aを収容する孔168が、紙面と直行する方向に穿設されている。この平坦面162の両側には、平坦面162の後部から前方に向けて、内面が傾斜した立壁164、166が、孔168を挟んで形成されている。立壁164、166の傾斜面164a、166aは、それらにより形成される領域が前方になるに従い拡開するよう構成されている。立壁164の先端164bは、スライダ40の先端172の手前で終端し、立壁166の先端は、立壁164の先端164bと前後方向の同じ位置まで延び、更に先端172まで同じ幅で延びている。
【0030】
カムロッド42は、図7(B)及び図8( A )に最もよく示すように、断面円形の金属線の両端が、略同じ長さに折り曲げられて、両端部が短い略コ字状に形成されている。カムロッド42の折り曲げられた一端側の端部42aは、孔168に揺動自在に挿入され、本体42cは平坦面162上に位置し、先端側の端部42bは、スライダ40の先端172を越えてその外側に位置する。これにより端部42bはスライダ40の先端部で、矢印Wで示すように左右方向に自由に揺動可能となる。端部42bは、前述のカム溝100内を循環してスライダ40を前後に移動させて、スライダ40をカード250を受容するカード受容位置と、カード250を排出する排出位置とに位置決めする。従って、カムロッド42、カム溝100およびこれらに付随する部材が、位置決め機構を構成する。
【0031】
延長部154の後部の下面155には、前後方向に延びる溝174が形成されており、ロック部材176は、この溝174内に圧入固定されている。ここで図9を合わせて参照し、ロック部材176の詳細について説明する。図9は、ロック部材176が取り付けられたスライダ40と、このスライダ40が載置される、ハウジング20の装着部90を部分的に示した概略斜視図である。ロック部材176は、金属板を打抜きおよび折り曲げ加工して形成されている。ロック部材176は、略帯状に形成された金属板であり、直線状のアーム176aと、このアーム176aから側方に湾曲して前方に延びる係合突起176bと、この係合突起176bからアーム176aと略平行に前方に延びる幅広の舌片(自由端部)176cとから構成される。係合突起176bは、後ろ向きの係合面177と、斜め前方に延びるガイド面179を有する。
【0032】
延長部154の溝174は、スライダ40の後端188から前方に延びており、この部分にロック部材176のアーム176aの後部(固定端部)が取り付けられている。延長部154は、ロック部材176を保持する溝174を形成する片側部分が、前方に延出して規制壁181を構成している。この規制壁181は、ロック部材176が、ハウジング20の内方即ちカード250側に必要以上に撓むのを規制するためのものである。前述の係合突起176bは、この規制壁181の前端181aからスライダ40の内側縁183を越えて、カード250側に突出している。規制壁181の逆側には他の壁はないので、ロック部材176は、規制壁181と反対側方向に撓むことができる。即ちカード250との係合を解除する方向に撓むことができる。
【0033】
スライダ40のロック部材取付部170(図8(A))には、ハウジング20のばね収容溝126に対応する位置に、他のばね収容溝178が形成されている。ハウジング20のばね収容溝126と、スライダ40のばね収容溝178により形成される円筒状の空間内にコイルばね182が配置される。ばね収容溝178前端の後ろ向きの壁面184には、ハウジング20に形成された凸部130に対向して凸部186が形成されており、これら両凸部130、186の周りにコイルばね182が配置されるとともに、ハウジング20の前向きの後端壁128(図6)とスライダ40の後ろ向きの壁面184との間にコイルばね182が圧縮状態に保持される。
【0034】
なお、スライダ40の先端172近傍及び後部には、前後方向に延びるリブ190,192が、ガイド溝106、122に対応する位置に突設されている。これらのリブ190、192は、夫々ハウジング20のガイド溝106、122内に、前後方向に移動可能に配置されて、スライダ40が装着部90上を移動する際の案内(ガイド)となる。
【0035】
次に、スライダ40の作動について説明する。図10乃至図12は、コネクタ1内のスライダ40の作動を透視的に示す図であり、図10は、カード250がコネクタ1内に完全に挿入された状態の平面図であり、図11は、カード250をコネクタ1から抜去するときの、図10と同様な平面図であり、図12は、カード250がロックされている状態において、無理にカード250を引き抜いたときの状態を示す図10と同様な平面図を示す。
【0036】
以下、図3、図7、図8、図10および図12を参照して説明する。スライダ40は、カード250が挿入される前の初期位置即ち係止解除位置では、カムロッド42の端部42bは、図7に示すカム溝100の端部100Aに位置している。このときスライダ40は最も前方即ち嵌合部14側に位置している。この初期位置ではロック部材176の舌片176cは、ハウジング20の支持面116から挿抜方向に離隔したカム面114に位置している。自由端部の舌片176cはカム面114に接していないので、ロック部材176の舌片176c(自由端部)は自由に外側即ちカード250との係合解除方向に撓みうる。
【0037】
次にカード250をコネクタ1に挿入して、カード250の先端254がスライダ40の当接面156aに当接するよう、指でカード250を押圧して最も奥側即ち後方まで押し込むと、図10に示す位置となる。即ち、カムロッド42の端部42bは、図7(A)に示すように、カム溝100の直線的な経路140a、斜めの経路140bを通って、端部100Bに至るとそれ以上押し込まれることが阻止され、指を離すとコイルばね182によりスライダ40が前方に押圧されて、端部42bは、斜めの経路140dを通って、係止位置となる端部100Cで停止する。端部42bは斜めの経路140b及び140dを通過するときに山部148(図7(B))を乗り越える。
【0038】
図10に示すように、カード250が完全に挿入されると、スライダ40は、カード250の挿入に伴って最も後方に移動し、カード250の切欠き252とロック部材276とが完全に係合している。即ち切欠き252の、嵌合部14の方を向く面252aと、ロック部材176の係合面177とが係合しているので、カード250がロックされた状態となる。このとき、ロック部材176の自由端部の舌片176cが、ハウジング20の支持面116に接しているので、ロック部材176が偶発的にロック解除方向に撓むことが阻止され、カード250の切欠き252とロック部材176との係合が確実になされる。
【0039】
次にカード250を排出するときは、カード250を再度指で押圧することにより、斜めの経路140f(図7(A))を通って隣接する直線的な経路140gに移動し、押圧する力を弱めると、コイルばね182によりスライダ40とともにカード250が押し出される。このとき、ロック部材176の舌片176cは、ハウジング20の支持面116から前方即ち嵌合部14側に移動して離隔する。換言するとこの状態では、舌片176cは支持面116には支持されていない状態となる。そして、さらなるカード250の引き抜きにより、ロック部材176は、外方に撓められて、切欠き252とロック部材176との係合が解除される。 カムロッド42の端部42bはカード250が排出された位置では、カム溝100の端部100Aに復帰している。コネクタ1はこのようにカード250の押圧操作のみで、カード250を挿抜することができる。
【0040】
次に、カード250がロックされた状態において、カード250を誤って、引き抜いた場合について図12を参照して説明する。カード250の引き抜き操作により、ロック部材176の係合面177が、カード250の切欠き252の係合面252aにより、カード250の排出方向に押される。しかし、カムロッド42の端部42bが、カム溝100の端部100Cの位置に留まった状態なので、スライダ40は排出方向に移動しない。
【0041】
ここで重要なことは、図8(B)に最もよく示すように、ハウジング20の支持面116に支持されている舌片176cの部分が、スライダ40の底面189から突出している部分であり、カード250の切欠き252と係合している部分が係合部177である点である。即ち、この舌片176cが突出している部分と、係合部177は、ロック部材176の板幅方向(図8(B)における左右方向)に偏倚(オフセット)している点が重要である。これにより係合面176bに抜去のための力が加わると、係合突起176bの形状がカードの挿抜方向に僅かに延びるように変形するとともに、図8(B)において、矢印Zで示す方向へロック部材176の固定端部の回りにねじれて変形する。これにより、係合突起176bの頂点191の突出高さが低くなり、カード250の切欠き252との係合が解除され、カード250が引き出される。図12は、この係合が解除された状態を示す。
【0042】
このように本発明のコネクタは、カード250とロック部材176とのロック強度が大きいにもかかわらず、カード250を無理に引き抜こうとした場合でも、カード/ロック部材を破損することがない。
【0043】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本実施形態に限定されるものではない、例えば、カムロッド42は、それ自体でカム溝100に付勢するようにハウジング20に取り付けるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカード用コネクタの平面図
【図2】図1に示すカード用コネクタの正面図
【図3】図1に示すカード用コネクタを透視的に示した図1と同様の平面図
【図4】図1のカード用コネクタの側面図であり、(A)は図1のコネクタを矢印Lから見た左側面図、(B)は矢印Rから見た右側面図である。
【図5】図3の5−5線に沿った、コンタクト取付部分の拡大縦断面図
【図6】図3と同様なハウジングの平面図
【図7】ハウジングのハート型のカム溝を示し、(A)はカム溝の拡大平面図、(B)は(A)の7B−7B線に沿うカム溝の横断面図
【図8】スライダを示し、(A)は平面図、(B)は側面図、(c)は底面図を夫々示す。
【図9】ロック部材が取り付けられたスライダと、このスライダが載置される、ハウジングの装着部を部分的に示した概略斜視図
【図10】カードがコネクタ内に完全に挿入された状態の平面図
【図11】カードをコネクタから抜去するときの図10と同様な平面図
【図12】カードがロックされている状態において、無理にカードを引き抜いたときの状態を示す図10と同様な平面図
【符号の説明】
1 カード用コネクタ
20 ハウジング
36 コンタクト
40 スライダ
110 カム部
116 支持面
176 ロック部材
176b 係合突起
176c 自由端部(舌片)
250 記録媒体(カード)
252 切欠き
Claims (1)
- カードを前方から受容する、複数のコンタクトを保持する絶縁性のハウジングと、前記カードを前記ハウジングから排出する排出位置および前記カードを受容するカード受容位置を取り得るよう前記ハウジング内に摺動可能に配置されるスライダと、該スライダに保持されて、前記カードの側縁の切欠きに係合して前記カードを前記カード受容位置にロックするロック部材と、前記スライダを前記排出位置と前記カード受容位置に位置決めする位置決め機構とを備えるカード用コネクタであって、
前記ロック部材が、前記スライダに固定される固定端部と、該固定端部から前記カード用コネクタの前方に延びるアームと、前記カード用コネクタの後方を向き前記切欠きに係合する係合面を有し、前記アームから湾曲して前記前方に延びる係合突起と、該係合突起から前記前方に延び、前記カード受容位置において前記ハウジングの支持面に接触して支持され、前記排出位置において前記支持面から離隔する自由端部とを有する略帯状の金属板のばね片から構成され、該自由端部は、前記支持面に接触する舌片であり、該舌片は前記スライダの底面から突出する部分を有し、前記舌片の前記突出部分は、前記係合面に対して、前記ばね片の幅方向に偏倚しており、前記スライダが前記排出位置にあるときは、前記カードの抜去により前記ロック部材が撓んで前記カードの前記切欠きとの係合が外れ、前記スライダが前記カード受容位置にあるときは、前記カードの無理抜きにより、前記舌片の前記突出部分が前記支持面に接触した状態で、前記係合突起の形状が前記カードの挿抜方向に僅かに延びるように変形すると共に前記ロック部材の前記固定端部の回りにねじれて変形して前記係合突起と前記切欠きとの係合が外れるよう構成されていることを特徴とするカード用コネクタ。
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