JP4101360B2 - 乗り物用オープンルーフ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定屋根に開口部を有した乗り物のためのオープンルーフ構造に関する。本発明に係るオープンルーフは、乗り物の屋根に固定される静止部と可動閉塞部材とを備え;前記閉塞部材が、前記静止部によって可動状態に支持されかつ駆動ユニットによって調節可能であり;前記閉塞部材が、前記屋根開口を閉じる閉塞位置と、前記屋根開口を少なくとも部分的に開ける開放後部位置との間を移動できるものであり;前記静止部には、前記屋根開口に沿って延在した少なくとも第一の長手ガイドと、前記固定屋根上で前記屋根開口の後方に設けられた第二の長手ガイドと、が設けられ;前記閉塞部材は、前部近傍を、前記第一の長手ガイド内に摺動可能に支持された滑材により支持されるとともに、後部を、前記長手ガイド内で摺動可能なガイド部材によって支持されて成るものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のオープンルーフ構造は、例えば仏国特許第 2,384,640 号公開公報、独国特許第 42 38 944 号特許公報、及び、欧州特許第 0 584 596 号特許公報により種々のものが周知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、このようなオープンルーフ構造のさらに改良されたものを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的は、本発明による、本願請求項1に記載の如きオープンルーフ構造により達成される。
【0005】
以下、本発明を、オープンルーフ構造の一実施形態の概略を示した添付の図面を参照して説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1ないし図6は、本発明に係るオープンルーフ構造を備えた乗り物の屋根の長手方向に沿った断面図で、閉塞部材の種々の位置を示したものである。
図7は、図1ないし図6に示したオープンルーフ構造の作動機構を示した拡大斜視分解図である。
図8ないし図13は、図1ないし図6にそれぞれ示したオープンルーフ構造の位置における、図7に示した作動機構の斜視図である。
図14は、図1の IV-IV 線に沿った断面の拡大図である。
【0007】
各図は、乗り物 (vehicle)、特に乗用車等の自動車のためのオープンルーフ構造の一実施例を示している。この乗り物の固定屋根2には開口1が設けられている。ここでいう固定屋根2は、この乗り物の一部を形成するもの、あるいは該オープンルーフ構造自身の一部を形成するものの何れであってよい。後者の場合では、該オープンルーフ構造が乗り物の屋根全体を構成していることになる。
【0008】
このオープンルーフ構造は、フレーム3等の静止部と、閉塞部材とを有している。閉塞部材はこの場合、剛性を有し、好ましくは透明な、例えば硝子又はプラスチック材より成る、パネル4から形成されている。この閉塞部材は、フレーム3によって可動状態に支持されている。本例においてパネル4は、屋根開口1が閉じられて該パネル4が少なくとも実質的に固定屋根2と同一平面に置かれる閉塞位置と、パネル4が後方にあって少なくともその一部が固定屋根2の上部に置かれ開口2の極めて大きな部分が開けられる開放位置と、の間を移動可能とされている。
【0009】
パネル4の長手方向に沿った両サイドには、パネル4の移動を可能とする機構5が設けられている。この機構がパネル4を支持している。この機構は第一の長手ガイド6にガイドされている。第一の長手ガイド6はフレーム3の一部を形成しているもので、固定屋根2よりも低い位置で屋根開口1の側縁に沿って延在している。また、固定屋根の上部であって、実質的に屋根開口1の後方であり、前記第一の長手ガイド6よりも高い位置には、第二の長手ガイド7が設けられている。この場合、第二の長手ガイド7は、横方向から見て分かるように、第一の長手ガイド6よりも外側に、またパネル4の前記側縁よりも外側に位置している。
【0010】
図7は、押出し成形部品又は射出成形部材の形態をとる前記第一の長手ガイド6を明確に示している。この第一の長手ガイドは、主レールと、前記機構5のいくつかの部分をガイドするための複数の補助溝と、を備えている。該機構は、前記パネルの前方側に位置した前部滑材 (front skid) 8を備える。この滑材はこの場合、引き押しケーブル (pull-push cable) 9を介してモータ又はクランク等の駆動部材に接続されている。この滑材8にはクロスピン10が設けられている。クロスピンは、前部支持体12に設けられたガイド溝11に係合する。前部支持体12は側部フランジ13に取り付けられている。側部フランジ13は、パネル4の一部を形成して、パネルの側縁下方に位置している。ガイド溝11は、前部と、ほぼ水平となる水平部11′と、下方傾斜した後部11′′とを備える。この後部は、水平部の後部側とつながっている。本実施形態では、このガイド溝11は両端が閉じており、そのためクロスピン10はガイド溝11と常時係合した状態となる。
【0011】
支持体12の両前端部の近傍であって滑材8から離れた側には、クロスピン14が設けられている。このクロスピンは、原理的には第一の長手ガイド6の一部を形成してこのガイド6に剛に取り付けられた部材16に形成されたガイド溝15と係合することができる。このガイド溝15は前部から、若干カーブしながらあいは直線的に上方及び後方に延びて後方側で開いている。これによりクロスピン14はガイド溝15から外れることができる。その後、クロスピン14は長ガイド6の水平溝17上に移る。従って溝15と溝17とは一つの溝と見なすことができる。
【0012】
図8ないし図13はさらに接続部材18を示したものである。接続部材18は、引き押しケーブル19、又は押し側に対する剛性を備えた別の接続部材を介して、前記前部滑材8と、後に詳述する機構5の部分とを一時的に連結する。接続部材18は、長手ガイド6内でガイドされるもので、その前端近傍に停止部材20を備えている。前記滑材8が前方に移動した際、滑材がこの停止部材に滑材8が突き当たる。前部滑材8が後方移動した際の接続部材18と滑材8との一時的な接続は、フック21の形状とされた接続部材によりなされる。フック21は、前記滑材8のピン22周りに回動し、かつ接続部材18の上面に形成された凹部23のノーズと係合できる。これにより、接続部材18と前部滑材8との接続がなされるものとなる。フック21はねじりバネ24によって、上方、すなわちフック21が前記凹部から外れる方向に付勢されている。一方、下方への移動、すなわち接続方向への移動は、接続部材18に対する前部支持体12の動きによって制御され、接続部材に18に対して、カム路25として形成された前部支持体12の底部側端部がフック21の上側に係合する。
【0013】
既に説明したとおり、接続部材18は、引き押しケーブル19と共に、前部滑材8と後部滑材26とを一時的に接続する。後部滑材26は、パネル4を閉塞位置にロックし及び/又は適正にシールするロック部材あるいはロック機構として構成されている。そのために、後部滑材26にはロック溝27が設けられている。このロック溝は、前方側が開いており、この前方側から僅かにカーブした経路を描いて下方に傾斜し、後端で閉じている。前記側部フランジ13に取り付けられたロックピン28が、前記パネルの閉塞位置の近傍で、前記ロック溝27と係合することが可能となっている。
【0014】
パネル4の側部フランジ13にはさらに、側方パネルの後方側近傍に、外方に突出したピン29が取り付けられている。このピン29は、ガイド部材として機能し、ガイド溝として構成された第二の長手ガイド7と係合する。第二の長手ガイド7のガイド溝における長い水平部は、押出し成形部品あるいは射出成形部材30内に収納される。一方、この第二の長手ガイドのカーブした前部は、プラスチック材又はアルミニウム材よりなる独立したブロック31内に設けられている。このブロックは、押し出し部30の前方側に取り付けられている。第二の長手ガイド7の前端には、短かくかつ少なくとも概略的には垂直となるロック部7′と、このロック部7′と連続した上方及び後方傾斜部7′′とが存在し、該後方傾斜部7′′の他端からさらに水平部7′′′が連続している。
【0015】
図14はさらに、パネルの閉塞位置でのシールが、強固に取り付けられたシール部32によりなされていることを示している。このシール部がパネルの下方側のシールを形成している。その外側に開いた空間は、排水部となる濡れ部 (wet part) である。この図はまた、第二の長手ガイド7の屋根との一体性をより高めるために、第二の長手ガイド7の外側にカバー33を設けることもできることを示している。
【0016】
図示した上記のオープンルーフ構造は以下の如く作動する。図1及び図8では、パネル4は閉塞されかつロックされた位置にある。前部滑材8のクロスピン10は前部支持体12のガイド溝11の前端に位置し、一方、前部支持体12のクロスピン14はガイド溝15の前端に位置している。前部滑材8のフック21は接続部材18の凹部23に係合しており(図1ないし図6における、独立した断面図参照)、これにより、前部滑材6及び後部滑材26が接続部材18を介してそれぞれ接続される。パネル4のロックピン28は、後部滑材26のロック溝27の後端に正確に位置される。後部ガイドピン29は、第二の長手ガイド7の垂直ロック部7′の底部端に位置している。
【0017】
図2及び図9に示す位置において、前部滑材8は、引き押しケーブル9によって既に僅かだけ後方に移動している。これによりクロスピン10も同じ距離だけガイド溝11に沿って移動する。ガイド溝11は水平方向に延在しているため、前部支持体12は同じレベルに維持される。その結果、クロスピン14は静止したガイド溝15の前端に残ったままとなる。何故なら、前部支持体12が上方に移動した際にピン14をガイド溝15に沿って移動させるものが、ガイド溝15の傾斜形状のみだからである。従って、パネル4は前方位置に残るものとなる。前部支持体12が、前部滑材8のフック21を、接続部材18の凹部23に係合させた状態のままとしておくため、接続部材18が、引き押しケーブル19及び後部滑材26と一緒に移動する。この結果、ロック溝27がロックピン28に対して移動するものとなる。ロックピン28は非常に短い水平部を移動し、これがいくぶんか遊びを許容し、パネルの動きを安定させる。またロックピンは傾斜部に至り、これによりパネルは、上方に僅かに移動して後方側に載る。これによってガイドピン29も、第二の長手ガイド7の垂直ロック部7′において僅かに上方に移動する。図2に示すように、パネル4の後端部はその間に、シール部32から離れるものとなる。
【0018】
図3及び図10において、前部滑材8は、クロスピン10がガイド溝11の後方傾斜部11′′に至る距離だけ後方に移動し、かつそれにより前部支持体12を同じように僅かに上方に移動させる。この結果、前部支持体12のクロスピン14もガイド溝15に沿って動き始める。この動きは、溝11と溝15とが互いに交差する角度によって決定される。この動きは、パネル4の後方側の上方への移動による前部支持体12及び/又はパネル4の回動によっても一部影響を受ける。ここで、パネル4の後方側の上方への移動は、前部滑材8にまだ固定的に接続されている後部滑材26の、ロック溝27におけるロックピン28の動きによって生ずるものである。この間、ガイドピン29は、この位置にある第二の長手ガイド7の垂直ロック部7′と傾斜部7′′との間の移行部に至る。ロックピン28は理論上、ロック溝27から外れる。
【0019】
図4及び図11は滑材8がさらに後方に移動された状態を示している。これによりピン10及びピン14は各ガイド溝11,15に沿ってさらに移動する。また、ロックピン28は、パネルの後方側において、ロック溝27から完全に出る。これにより、パネル4の後方側の動きの制御は、長手ガイド7の傾斜部7′′に沿って動くガイドピン29によって引き継がれる。一方、前部支持体12は、前部滑材8のフック21のノーズが接続部材18の凹部23をほぼ出るまで、接続部材18に対して上方に移動する。
【0020】
図5及び図12に示す位置において、前部滑材8は、クロスピン10がガイド溝11の端部に至り、かつクロスピン14が、ガイド溝15と水平溝17との間の移行部に位置し、さらにガイドピン29が二つの長手ガイド7の傾斜部7′′と水平部7′′′との間の移行部に至るまで、後方に移動する。従って、パネル4の上下方向の動きは、第一の長手ガイド6又は第二の長手ガイド7の曲線部又は傾斜部によるもの以外は生じない。一方、前部支持体12は、捩じれバネ24によってフック21が凹部23から完全に離れるまで、接続部材18に対して水平方向及び垂直方向に移動する。この結果、前部滑材8及び後部滑材26の接続が解かれ、後部滑材26、従ってこのロック機構は、静止状態を保つものとなる。後部滑材26、又は該ロック機構の別の部材の一つと係合する図示しないバネ、例えば捩じれバネによって後部滑材26には後ろ向きの負荷が掛けられ、これによりこの滑材は、前部滑材8が接続部材18の停止部に当たるまで最後方位置に留まる。その後、フック21は、滑材8と接続部材18とを再び接続する。
【0021】
図6及び図13に示すように、接続部材18及び後部滑材26は実際同じ位置に残り、かつ前部滑材8はパネル4を後方に完全に移動させ、これにより屋根開口が広く開放する。パネル4の回動距離が比較的小さいにも拘わらず上方に僅かに移動するため、パネル4は固定屋根2に近接して後方に移動でき、固定屋根2から大きく突出することはない。
【0022】
以上から、本発明によれば、パネルを備えたオープンルーフ構造が提供される。そのパネルは、安定した状態に支持され、かつ、固定屋根に近接した状態で後方に移動でき、しかも、屋根開口をより広く開けることが可能である。
【0023】
本発明は、図示しかつ以上説明した実施形態のものに限定されるものではなく、本発明の範囲内での種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るオープンルーフ構造を備えた乗り物の屋根の長手方向に沿った断面図である。
【図2】 本発明に係るオープンルーフ構造を備えた乗り物の屋根の長手方向に沿った断面図である。
【図3】 本発明に係るオープンルーフ構造を備えた乗り物の屋根の長手方向に沿った断面図である。
【図4】 本発明に係るオープンルーフ構造を備えた乗り物の屋根の長手方向に沿った断面図である。
【図5】 本発明に係るオープンルーフ構造を備えた乗り物の屋根の長手方向に沿った断面図である。
【図6】 本発明に係るオープンルーフ構造を備えた乗り物の屋根の長手方向に沿った断面図である。
【図7】 図1ないし図6に示したオープンルーフ構造の作動機構を示した拡大斜視分解図である。
【図8】 オープンルーフ構造の図1の位置における、作動機構の斜視図である。
【図9】 オープンルーフ構造の図2の位置における、作動機構の斜視図である。
【図10】 オープンルーフ構造の図3の位置における、作動機構の斜視図である。
【図11】 オープンルーフ構造の図4の位置における、作動機構の斜視図である。
【図12】 オープンルーフ構造の図5の位置における、作動機構の斜視図である。
【図13】 オープンルーフ構造の図6の位置における、作動機構の斜視図である。
【図14】 図1の IV-IV 線に沿った断面の拡大図である。
【符号の説明】
1 開口
2 固定屋根
3 静止部
4 可動閉塞部材
6 第一の長手ガイド
7 第二の長手ガイド
7′ ロック部(前方部分)
7′′ 後方傾斜部(上方及び後方に延びた部分)
7′′′ 水平部
8 滑材
9 駆動ユニット
18,19 接続部材
26 後部滑材
26〜28 ロック機構
29 ガイド部材
Claims (7)
- 固定屋根(2)に開口(1)を有した乗り物のための、下記の構成に基づくオープンルーフ構造、すなわち、
前記乗り物の前記屋根に固定される静止部(3)と可動閉塞部材(4)とを備え、
前記閉塞部材が、前記静止部によって可動状態に支持され、かつ駆動ユニット(9)によって調節可能とされ、前記閉塞部材が、前記屋根開口を閉じる閉塞位置と、前記屋根開口を少なくとも部分的に開ける開放後部位置との間を移動できるものであり、
前記静止部には、前記屋根開口に沿って延在した少なくとも第一の長手ガイド(6)と、前記固定屋根上で前記屋根開口の後方に設けられた第二の長手ガイド(7)と、が設けられ、
前記閉塞部材は、前部近傍を、前記第一の長手ガイド内に摺動可能に支持された滑材(8)により支持されるとともに、後部を、前記長手ガイド内で摺動可能なガイド部材(29)によって支持されている、オープンルーフ構造において、
前記第二の長手ガイド(7)が、少なくとも概略垂直となった短い前方部分(7′)と、該前方部分(7′)の上方に接続された、上方及び後方に延びた部分(7′′)とを備えており、
前記閉塞部材(4)は後方側に、前記駆動ユニットによって駆動されるロック機構(26〜28)を有しており、
前記ロック機構は、前記閉塞部材(4)の前記閉塞位置近傍において該閉塞部材(4)と一時的に係合するとともに、該閉塞部材のガイド部材(29)が前記第二の長手ガイド(7)の実質的に垂直となった部分(7)内で上方に移動したときに、閉塞部材が前記閉塞位置から離脱するように閉塞部材を動かすものである、
ことを特徴とするオープンルーフ構造。 - 請求項1記載のオープンルーフ構造において、前記駆動ユニット(9)が前記前部滑材(8)に係合し、一方、該前部滑材と、前記ロック機構(26〜28)の好ましくは後部滑材(26)との間には、該ロック機構を一時的に駆動するための、解除可能な接続部材(18,19)が設けられていることを特徴とするオープンルーフ構造。
- 請求項2記載のオープンルーフ構造において、前記ロック機構はピン−溝接続を備えており、これらピン及び溝のうちの一方が前記閉塞部材に存在し他方が前記後部滑材に存在していることを特徴とするオープンルーフ構造。
- 請求項2記載のオープンルーフ構造において、前記閉塞部材は、該閉塞部材の前方側の高さを調節するための部材を備えており、該部材が前記滑材に摺動可能に係合しており、一方、前記接続部材には、前記滑材に対して接続・離脱可能とされかつ高さ調節用の前記部材によって制御される接続部材が固定されていることを特徴とするオープンルーフ構造。
- 請求項4記載のオープンルーフ構造において、前記接続部材は前記滑材の水平ピンまわりに回動するフックから成り、該フックは、前記接続部材の開口部に対して係合・離脱可能であり、かつ高さ調節用の前記部材の底部側によって制御されることを特徴とするオープンルーフ構造。
- 固定屋根に開口を有した乗り物のためのオープンルーフ構造であって、
前記乗り物の前記屋根に固定される静止部と可動閉塞部材とを備え、
前記閉塞部材が、前記静止部によって可動状態に支持され、かつ駆動ユニットによって調節可能であり、
前記閉塞部材が、前記屋根開口を閉じる閉塞位置と、前記屋根開口を少なくとも部分的に開ける開放後部位置との間を移動できるものであり、
前記静止部には、前記屋根開口に沿って延在した少なくとも第一の長手ガイドと、前記固定屋根上で前記屋根開口の後方に設けられた第二の長手ガイドと、が設けられ、
前記閉塞部材は、前部近傍を、前記第一の長手ガイド内に摺動可能に支持されたヒンジ機構により回動可能に支持されるとともに、後部を、前記第二の長手ガイド内で摺動可能なガイド部材によって支持されており、
前記閉塞部材の前方側は、前記第一の長手ガイド内に摺動可能に支持された前部滑材に設けられた高さ調節装置によって垂直方向に調節可能に支持されており、
前記高さ調節装置は、前記閉塞部材に取り付けられた支持体として構成されており、
前記支持体は、高さ調整中には、交差する二つのピン−溝接続を介して、一方において、前記第一の長手ガイド内を動く前記駆動ユニットの駆動滑動部に、かつ他方において、前記第一の長手ガイドに接続されている、
ことを特徴とするオープンルーフ構造。 - 請求項6記載のオープンルーフ構造において、
二つの長手ガイドが設けられており、
これら長手ガイドは、前記閉塞部材が開放位置にあるときに閉塞部材の両側に位置し、
前記各長手ガイドにはそれぞれ少なくとも一つの長手方向に延びた溝が設けられており、
該溝内に前記閉塞部材のピンが係合し、
前記ピンが、前記パネルを支持するためのフランジに取り付けられている、ことを特徴とするオープンルーフ構造。
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