JP4199898B2 - 農産物の供給装置 - Google Patents
農産物の供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4199898B2 JP4199898B2 JP2000052792A JP2000052792A JP4199898B2 JP 4199898 B2 JP4199898 B2 JP 4199898B2 JP 2000052792 A JP2000052792 A JP 2000052792A JP 2000052792 A JP2000052792 A JP 2000052792A JP 4199898 B2 JP4199898 B2 JP 4199898B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- tray
- agricultural product
- agricultural products
- agricultural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、みかん、リンゴ、トマト等の農産物を選別して包装出荷する農産物の選別包装施設において好ましく用いられるもので、上流側の供給装置から一定間隔で送り出される農産物を、例えば選別コンベアの載置部に一個づつ確実に供給することのできる農産物の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、農産物の選別包装施設において、選別コンベアに対して農産物を手作業で供給することは従来から行われているが、農産物を自動で選別コンベアに供給する装置も、例えば実公平6−47841号公報、特開昭60−94187号公報あるいは特開平5−124722号公報に開示されている。先ず、実公平6−47841号公報に開示の青果物移送供給装置は、形状選別孔を有する選別コンベアの始端側に移送ローラ上で農産物をピッチ付けするピッチ付きローラコンベアを配置し、このピッチ付きローラコンベアの終端から農産物を選別コンベア上に放り出して直接落とすように構成したものである。
【0003】
また、特開昭60−94187号公報に開示の果菜物の高速処理方法及び装置は、さら(受皿)を搬送方向に多数有する処理コンベアの前後に、個別のポケットを有する単数化コンベアを同期して回転駆動させ、ポケット内に入れられた果物を処理コンベアの受皿に直接供給するように構成したものである。さらに、特開平5−124722号公報に開示のバケットコンベアへの長尺青果物の供給調整装置は、選別コンベアの前段にローラコンベア(ピッチ付けコンベア)を設けて、ローラコンベアの終端側から選別コンベアのバケットに直接的に落とし込むように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの装置(供給装置という)にあっては、選別コンベアの始端側に、農産物を一定ピッチで搬送することのできるピッチ付けコンベア(ローラコンベアや棧付きコンベア)を配設し、このピッチ付けコンベアの終端側から、選別コンベアのバケット上に農産物を移送ガイド(シュート)を介してあるいは直接落とすことによって、農産物を選別コンベアの始端側に供給するように構成されているため、次のような問題点を有している。
【0005】
すなわち、農産物が選別コンベアに供給される際に、農産物が受皿上でおどったり揺れたりしてその姿勢がピッチ付けコンベア時の状態と変わる場合があると共に、農産物が受皿上から飛び出したりはみ出すこともあって、農産物を傷め易い。また、これらの選別コンベア上における農産物の姿勢の変化や飛び出し等によって、この農産物の姿勢等を手作業で補正する作業が必要となり、農産物の選別包装作業の自動省力化を図ることが難しくなる。さらに、選別コンベアの始端側とこれより下流側の計測装置との間に、選別コンベア上に供給された農産物の揺れを解消できるような所定の距離を確保しなければならず、選別コンベア自体の機長が長くなって、選別包装施設の設置スペースに無駄が発生したりコストアップを招き易くなる。
【0006】
また、農産物が受皿上の載置位置(略中央部)からはみ出す(外れる)と、例えば選別コンベアの所定位置に配置された計測装置のカメラの撮像に関する画角や照明の明るさが変わったりして、正確な画像を撮像することが難しく、農産物の等階級、重量あるいは内部品質等の計測精度に悪影響を与える場合があると共に、例えば選別作業の能率向上のために選別コンベアにおける計測装置への農産物の供給を高速で行うと、農産物の揺れが一層増して、近年のセンサ技術ではこれに対応することができず、結局選別コンベアの高速化が難しくなる。
【0007】
一方、選別コンベアの受皿を深型に形成して、供給された際の農産物の飛び出し等を極力防止することも考えられるが、この場合は、カメラ等の光学センサで撮像する際に、農産物の露出部が少なくなって撮像視野が狭くなり、選別精度が劣るという問題点がある。つまり、この種の選別コンベアにおいては、受皿に農産物を安定した姿勢で供給するためには、受皿を深型とすれば良いが、光学センサで撮像するためには、受皿と農産物との接触面(露出部)をできるだけ少なくして、計測可能な撮像視野を広くするという、選別コンベアの受皿の設定に関して相反する機能が要求されることになり、現状このような機能を満足する供給装置が存在せず、その出現が望まれているのが実状である。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、請求項1記載の発明の目的は、上流側の供給コンベアから下流側の処理コンベアに、農産物の揺れや躍りを抑えると共に飛び出しを防止しかつ姿勢変化等がなく確実に供給し得る農産物の供給装置を提供することにある。また、請求項1記載の発明の他の目的は、下流側の処理コンベアの所定の載置位置に農産物をより確実に載置し得ると共に、処理コンンベアの機長を短くし、かつ、処理コンベア上での手作業による農産物の姿勢補正作業を不要にすると共に、農産物の処理コンベア上への略一定姿勢の供給により後工程の作業能率を向上させ得る農産物の供給装置を提供することにある。また、請求項1記載の発明のさらに他の目的は、視野拡大による計測精度の向上と安定供給の両者を同時に満足し得る農産物の供給装置を提供することにある。
【0009】
また、請求項2記載の発明の目的は、請求項1記載の発明の目的に加え、処理コンベアの受皿に農産物を一個づつより確実に供給しかつ安定して搬送し得る農産物の供給装置を提供し、請求項3記載の発明の目的は、請求項2記載の発明の目的に加え、処理コンベア上の農産物の排出作業を確実かつ容易に行い得る農産物の供給装置を提供することにある。また、請求項4記載の発明の目的は、請求項1記載の発明の目的に加え、処理コンベアの構成を簡略化して安価に形成し得る農産物の供給装置を提供し、請求項5記載の発明の目的は、請求項1ないし4記載の発明の目的に加え、農産物の計測精度をより向上させ得る農産物の供給装置を提供することにある。また、請求項6記載の発明の目的は、請求項1ないし5記載の発明の目的に加え、農産物の選別作業をより効率的かつ精度良く行い得る農産物の供給装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、農産物が載せられる載置部の略中央に上下方向の貫通開口を有する受皿を多数備えた処理コンベアに、農産物を一定間隔で供給コンベアから送り出して、当該農産物を下流側の該処理コンベアの各受皿上に供給する農産物の供給装置であって、前記処理コンベアの搬送始端側の供給位置の下方に、農産物が前記供給コンベアから前記受皿上に供給された際に該農産物を前記貫通開口を介して吸引して前記載置部に吸引状態で載置させる単一の吸引装置を固定配置したことを特徴とする。
【0011】
このように構成することにより、供給コンベアから送り出される農産物は、処理コンベアの搬送始端側の供給位置の受皿上に供給され、この供給された際に受皿上の農産物が貫通開口を介して、供給位置の下方に固定配置された単一の吸引装置で吸引されて受皿の載置部に吸引状態で載置される。この受皿上に供給された農産物が吸引作用で貫通開口部方向に吸引されて載置部に吸引状態で載置されることから、農産物が例えば処理コンベアの受皿上から飛び出すこともなくなり受皿に確実に供給されると共に、受皿の略中央部の載置部に安定載置されることから、例えば処理コンベアの高速化に対応できたり、処理コンベア上における農産物の人手による補正作業が不要となり、かつ処理コンベアの機長を短くできて設置スペースの効率化等が図れる。また、受皿の載置部に農産物が確実かつ安定した状態で載置されることから、後工程の作業能率向上が図れると共に、処理コンベアの受皿に対して視野拡大による計測精度の向上と安定供給の両者を同時に満足させることができる。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、処理コンベアが、農産物を一個づつ載せる多数の受皿を有するバケット式コンベアであることを特徴とする。このように構成することにより、バケット式コンベアの各受皿に農産物を一個づつより確実に供給して安定搬送することができる。
【0013】
また、請求項3記載の発明は、バケット式コンベアが、コンベアチェーンの搬送方向に所定間隔で設けられた取付台に、農産物が載置される受皿が左右あるいは左もしくは右のいずれか一側に傾倒可能に設けられていることを特徴とする。このように構成することにより、例えば計測装置で計測された農産物は、取付台に傾倒可能に設けられている受皿が所定位置で所定の形態で傾倒することによって、所定の受箱上に排出され、農産物の排出作業が確実かつ容易に行える。
【0014】
また、請求項4記載の発明は、処理コンベアが、農産物が載せられる受皿を搬送手段に拘束されない状態で搬送するコンベアであることを特徴とする。このように構成することにより、処理コンベアとして、例えばフリートレイ式のコンベアを使用できて、その構成が簡略化されると共に、コスト低減が図れる。
【0015】
また、請求項5記載の発明は、受皿の貫通開口が、受皿上に載せられた農産物を照明することで当該農産物の内部を透過した光を遮光状態で該受皿の底部側に設けられた受光装置に導くためのものであることを特徴とする。このように構成することにより、受皿上に載置された農産物は、その内部を照明光の光が透過し、この透過光が貫通開口を介して遮光状態で受皿下部の受光装置に導かれる。これにより、農産物を透過した光が、受光装置に確実に受光され、農産物の計測精度のより向上が図れる。
【0016】
また、請求項6記載の発明は、処理コンベアが、農産物を選別する選別コンベアであることを特徴する。このように構成することにより、選別コンベアの各受皿上に農産物が確実かつ安定した状態で供給載置されることから、農産物の選別作業がより効率的かつ精度良く行え、選別包装施設における作業能率アップが図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明に係わる農産物の供給装置の一実施例を示し、図1がその正面図、図2が要部の拡大正面図、図3が図2の平面図、図4がバケット部分の断面図、図5が図4を側面から見た断面図である。
【0018】
図1において、供給装置1は、フレームに回転可能に設けられた駆動スプロケット5と従動スプロケット6との間に配設されると共に、コンベアチェーン7を介して受皿8を有するバケット9が所定間隔で無端状に連結された処理コンベアとしての選別コンベア2と、この選別コンベア2の往路の上流側に連結された供給コンベア3と、該供給コンベア3と前記選別コンベア2の連結部分に配置された吸引装置4を有している。
【0019】
また、前記選別コンベア2は、その吸引装置4の下流側にロードセル等からなる重量測定器10が配置されると共に、この重量測定器10の下流側に照明13と受光装置14からなる透過光検出装置11が配置され、さらに透過光検出装置11の下流側に複数の排出装置15(排出ソレノイド)と受箱16からなる排出部12が設けられている。そして、後述する如く吸引装置4の作動で受皿8上に載置された農産物Wが選別コンベア2で下流側に搬送され、先ず重量測定器10でその重量が計測され、次に透過光検出装置11で内部品質等が計測されて選別され、この選別結果に基づいて所定の排出装置15が作動して、所定の受箱16上に排出されるように構成されている。
【0020】
前記供給コンベア3は、その搬送方向に沿って所定の隙間を有して配置された多数の鼓型ローラ17と、この鼓型ローラ17を搬送方向に連結するコンベアチェーン18等で形成され、前後の鼓型ローラ17間に載置された農産物Wを一定のピッチで下流側に搬送するように構成されている。なお、この供給コンベア3と前記選別コンベア2は同期して作動するように設定されている。
【0021】
前記吸引装置4は、図2及び図3に示すように、供給コンベア3の終端側3aの下部の供給位置(搬送始端側)に配置され、全体の長さが選別コンベア2の略3個の連続する受皿8に対応する長さを有すると共に、その上面壁に吸引口19aを有する吸引室19と、一端がこの吸引室19の底壁に連結され他端がブロワー20(図3参照)に連結された吸引管21とで形成されている。この吸引装置4のブロワー20が作動することによって、吸引管21を介して吸引室19内が吸引されて負圧となり、その結果、吸引口19aに連通する後述する受皿8の貫通開口27を介して受皿8上の農産物Wが吸引されることになる。なお、図3に示すように、吸引室19の吸引口19aの長さLは、隣接する受皿8の後述する遮光筒8b間の間隔寸法L1と略同一に設定されている。
【0022】
ここで、選別コンベア2に配置されるバケット9の構造を図4及び図5に基づいて説明する。バケット9は、基本的に前記受皿8とこの受皿8が取り付けられる取付台23を有し、受皿8は、中央部分が凹むと共に開口24を有する皿部8aと、この皿部8aの下端に固定され内部孔25を有する遮光筒8bと、皿部8aの底部で遮光筒8bとの間に配置されたスポンジ等からなる遮光性のクッション材8c等で形成されている。そして、皿部8aの傾斜した外周面とクッション材8cの上面で農産物Wの載置面が形成されると共に、クッション材8cの中央部分に所定内径を有する貫通孔26が形成されており、このクッション材8cの貫通孔26及び遮光筒8bの内部孔25が上下方向に連通して貫通開口27を形成している。
【0023】
一方、この受皿8が取り付けられる取付台23は、底壁23aと両側壁23bとで形成され、底壁23aには開口28が設けられると共に、側壁23bには軸孔29と遊嵌孔30が形成されている。軸孔29にはスライダーバー31の両端部が軸支され、このスライダーバー31には、スプリング32によって側壁23b方向に付勢されたスライダー33が軸方向に移動可能に嵌装されている。また、側壁23bの遊嵌孔30には、バケット9をコンベアチェーン7に組み付けるための取付部材62が挿通されており、この取付部材62は取付ピン部材34を介して、ナイロンレール等からなるレール63の上面に支持されている。
【0024】
前記スライダー33は、その底面側から下方に突出した作動ピン36を有し、この作動ピン36は、取付台23の前記開口28内に移動可能に配置されると共に、作動ピン36の下部には、該作動ピン36の直進通路を挟む一側に直進ガイド35が設けられ、他側に直進ガイド35より短くかつカム面を有するカム式ガイド41が設けられている。そして、スライダー33の上部には、連結杆37の下端がピン38で回動可能に枢着され、この連結杆37の他端は遮光筒8bの上部に設けたピン受部39にピン40を介して枢着されている。
【0025】
また、前記カム式ガイド41には、作動ピン36をそのカム面に誘導する進路切替片42が設けられ、この進路切替片42は、通常作動ピン36が直進できるように前記直進通路を開放し、カム式ガイド41の始端部下方に配置された前記排出装置15が作動して直進通路を閉じた際に、作動ピン36をカム式ガイド41のカム面に誘導する。この作動ピン36のカム面への誘導によって、スライダー33がスライダーバー31に沿いつつスプリング32の付勢力に抗して移動し、連結杆37を介して受皿8が図4の二点鎖線で示す位置まで傾倒させられるように構成されている。
【0026】
次に、上記供給装置1の動作について説明する。先ず、選別コンベア2及び供給コンベア3の作動状態において吸引装置4も作動状態とし、これらの状態で供給コンベア3で搬送されその終端側3aから落下(放出)される農産物Wは、図1及び図2の矢印イの如く選別コンベア2の往路の搬送始端側(供給位置)に落下される。この落下された農産物Wは、供給コンベア3と選別コンベア2が同期して作動するように設定されていることから、農産物Wが供給コンベア3から一定ピッチで選別コンベア2のバケット9の受皿8上に供給される。
【0027】
この時、受皿8上に供給される農産物Wは、その底部側が先ず受皿8の皿部8aの外周の傾斜面に案内されながらクッション材8c上に弾性力を受けつつ載置され、この載置と略同時に吸引装置4のブロワー20の作動で、吸引管21、遮光筒8bの内部孔25及びクッション材8cの貫通孔26からなる貫通開口27を介して、農産物Wの底部が吸引されて貫通開口27の中心位置、すなわち受皿8の略中央部(載置部)に吸引状態で載置される。これにより、農産物Wのクッション材8c上への載置から中央部への吸引が瞬時に行われ、農産物Wのクッション材8c上への載置位置に若干バラツキが発生する場合であっても、吸引作用によって中央部に確実に引き寄せることができ、落下される農産物Wが受皿8上に確実に供給されることになる。
【0028】
そして、受皿8上に載置供給された農産物Wは、選別コンベア2で下流側に搬送されて重量測定器10の位置でその重量が測定される。この重量測定は、バケット9の取付部材62が、取付台23の遊嵌孔30に上下動自在に遊嵌されていることから、農産物Wが受皿8上に載置されたバケット9は、その重量に応じて下方に所定量撓み、この撓み量を重量測定器10のロードセルが検出することによって行われる。
【0029】
重量測定器10で重量測定された農産物Wは、選別コンベア2でさらに下流側に搬送されて透過光検出装置11に供給され、農産物Wの内部品質が計測される。この内部品質の計測は、選別コンベア2の往路面より上方に設けた照明13から所定の照明光を受皿8上の農産物Wに照射し、この照射した光の農産物Wの透過光を往路面の下方に配置した受光装置14で受光することによって行われる。この時、受皿8上の農産物Wが遮光性を有するクッション材8c上でかつ貫通開口27上に載置されていることから、照明光のクッション材8c内や遮光筒8b内への浸入が防止(遮光)され、農産物Wを透過した透過光のみが貫通開口27で案内されつつ受光装置14に導かれ、農産物Wの内部品質が高精度に計測される。
【0030】
この内部品質及び前記重量測定によって農産物Wの等階級が判定されることになる。なお、前記重量測定器10の代わりに、図1の二点鎖線で示すように、カメラ44と照明45からなり受皿8上の農産物Wの外観品質を計測する外観計測装置43を往路上に配置すれば、この外観品質と透過光検出装置11による内部品質とで農産物Wの等階級等を判定することもできる。
【0031】
そして、透過光検出装置11で計測され等階級が判定された農産物Wは、選別コンベア2でさらに下流側に搬送されて排出部12に供給される。この排出部12に供給された農産物Wは、判定された等階級に対応した排出装置15が作動することによって、対応する受箱16に排出される。この時、前述したようにバケット9のスライダー33の作動ピン36が等階級に応じた排出装置15の作動で、カム式ガイド41のカム面に当接することによって、スライダー33が軸方向に移動して、受皿8が搬送方向の右側もしくは左側に傾倒させられ、受皿8上の農産物Wが所定の受箱16上に排出されることになる。
【0032】
このように上記実施例の供給装置1にあっては、選別コンベア2の往路の搬送始端側で供給コンベア3との連結部分(供給位置)に、バケット9の受皿8に設けた貫通開口27を吸引させる吸引装置4を設けているため、供給コンベア3から落下される農産物Wを受皿8で受け止めつつ瞬時に貫通開口27部分に吸引させることができて、農産物Wを受皿8の略中央の載置部に確実に載置供給することができる。
【0033】
特に、吸引装置4の吸引口19aの長さLを、連続する2つの受皿8間の間隔寸法L1より大きく設定していることから、吸引口19aを遮光筒8bの下端に必ず位置させることができて、貫通開口27の吸引を確実に行うことができる。その結果、農産物Wの受皿8への供給時の受皿8外への飛び出しは勿論のこと、載置供給時の農産物Wの躍りや供給コンベア3搬送時の姿勢(向き)の大きな変化を防止できて、受皿8上における農産物Wに安定した載置状態を得ることができる。
【0034】
そして、農産物Wが受皿8上に安定して載置されることにより、次のような作用効果が得られる。すなわち、先ず受皿8上への安定載置により、選別コンベア2を高速化した際の受皿8上の農産物Wの揺れや姿勢の変化が抑制され、選別コンベア2の高速化に容易に対応できて、選別作業の能率アップを図ることができると共に、供給コンベア3から供給される農産物Wが、みかんやトマトあるいはリンゴ等の形状が異なる各種農産物であっても容易に対応して安定供給することができる。
【0035】
また、選別コンベア2における農産物Wの姿勢補正作業や補給作業等の人手による作業が不要となり、選別包装施設における自動省力化をより一層図ることができると共に、選別コンベア2上の農産物の姿勢(向き)が揃えられることから、例えば選別コンベア2の下流側の受箱16への排出姿勢をできるだけ揃えることができ、例えば箱詰め姿勢も揃えられてその補正の手間を省くこともできる。また、選別コンベア2に従来のように姿勢を安定されるための所定長さの搬送路を必要とせず、選別コンベア2自体の機長を短くできて、選別包装施設における設置スペースの有効活用とコストダウンが図れる。
【0036】
また、上記実施例の供給装置1にあっては、受皿8を、皿部8aと内部孔25を有する遮光筒8b及び貫通孔26を有するクッション材8c等で形成し、内部孔25や貫通孔26等によって貫通開口27を形成しているため、クッション材8cや遮光筒8bで照明光を遮光しつつ農産物W内を透過した透過光のみを貫通開口27を介して受光装置14に良好に導くことができ、農産物Wの内部品質を高精度に計測することができる。
【0037】
特に、受皿8の皿部8aの下部に比較的大きな内径の内部孔25と所定長さを有する遮光筒8bを設けていることから、この遮光筒8bで透過光を良好に導くことができて透過光検出装置11の視野拡大が図れると共に、この遮光筒8bを介した吸引作用により農産物Wを確実に安定供給でき、結果として、従来困難であった視野拡大と安定供給を同時に達成することが可能になる。
【0038】
図6〜図8は、本発明に係わる供給装置のそれぞれ他の実施の形態を示し、図6が吸引装置の他の実施例を示す図2と同様の正面図、図7は選別コンベアの他の実施例を示す要部正面図、図8は選別コンベアのさらに他の実施例を示す図4と同様の断面図である。以下、これらの実施例を上記実施例と同一部位には同一符号を付して説明する。
【0039】
先ず、図6に示す実施例の吸引装置4の特徴は、吸引室19の吸引口19aの上面に孔開き搬送帯46を配置した点にあり、孔開き搬送帯46には、バケット9のピッチに対応した孔46aが形成されている。そして、孔開き搬送帯46は、一対のスプロケット47a、47b間に懸架されて、例えば一方のスプロケット47aが選別コンベア2の駆動スプロケット5に連結されて同一ピッチで回動することにより、孔開き搬送帯46の孔46aの移動と選別コンベア2の受皿8の遮光筒8bの移動とが同期するように設定されている。この実施例の吸引装置4によっても、供給コンベア3からの農産物Wの供給位置において、吸引口19aを受皿8の遮光筒8bに対応させて貫通開口27を吸引することができ、上記実施例の吸引装置4と同様の作用効果を得ることができる。
【0040】
また、図7に示す実施例の選別コンベア2の特徴は、前記受皿8を有するバケット9の代わりに、棧付きベルト48と例えば丸形のフリートレイ49を使用した点にある。棧付きベルト48は、棧48aと孔48bを有し、フリートレイ49は、上面中央部分が窪んだ皿部49aと、この皿部49aの底部に上下方向に貫通する状態で形成された貫通孔49bを有している。そして、フリートレイ49の貫通孔49bと棧付きベルト48の孔48bで前記貫通開口27が形成され、この貫通開口27が吸引装置4の吸引室19に連通している。
【0041】
この実施例の選別コンベア2においても、供給コンベア3からの農産物Wの供給位置において、フリートレイ49の皿部49aに載置される農産物Wを吸引装置4で吸引して載置供給でき、上記実施例の選別コンベア2と同様の作用効果を得ることができる。なお、図の符号50は、空のフレートレイ49を選別コンベア2に一定ピッチで供給する空トレイ供給コンベアを示している。
【0042】
さらに、図8に示す選別コンベア2の特徴は、上記受皿8を環状シール材51と下部受座52及びカバー53とで形成すると共に、この受皿8を傾倒機構54によって傾倒させるようにした点にある。すなわち、環状シール材51は、底部中央に孔51aが形成されると共に底部外周に上方に向かうに従い順次肉薄となるシールリップ部51bが形成され、この環状シール材51の底部下面に下部受座52の遮光筒部52aが嵌合固着されている。そして、この下部受座52の平坦部52b上にスポンジ等からなる遮光性のカバー53が嵌装されており、この実施例の場合、環状シール材51の孔51aと下部受座52の遮光筒部52aの内部孔によって貫通開口55が形成されている。なお、下部受座52の遮光筒部52a下部には吸引装置4の吸引室19が連結されている。
【0043】
一方、傾倒機構54は、受皿8の下部受座52の外周端部下面に固定された受皿側ブケット56と、コンベアチェーン7のリンク7aに固定されたリンク側ブラケット57と、傾倒防止用フック58等を有している。そして、受皿側ブラケット56とリンク側ブラケット57はピン59を介して連結され、傾倒防止用フック58はピン60を介してリンク側ブラケット57に回動可能に連結されている。また、傾倒防止用フック58は、その係合部が受皿側ブラケット56に設けたピン61に係合して受皿8の傾倒を阻止している。
【0044】
この実施例の選別コンベア2によれば、排出装置15が作動することにより、傾倒防止用フック58がピン61から外れて、例えば前述したバケット9のスライダー33が所定方向に移動したり、あるいは図示しないガイドレールへの当接によって、受皿8が図の二点鎖線で示す位置まで傾倒し、受皿8上の農産物Wが受箱16に排出されることになる。この実施例の選別コンベア2においても、上記実施例の選別コンベア2と同様の作用効果を得ることができる。
【0045】
なお、上記実施例においては、吸引装置4の吸引口19aの長さLを隣り合う受皿8の遮光筒8b間の間隔寸法L1と略同一に設定したが、本発明はこれに限定されるものでもなく、例えば吸引口19aの長さL(大きさ)を1つの受皿8の遮光筒8bの内径より若干大きく設定する等、農産物Wの供給位置において、吸引口19aが少なくとも一つの遮光筒8bと確実に対向し得る適宜の大きさに設定することができるし、吸引室19自体の形状も上記実施例に限定されず、適宜に設定することができる。また、上記実施例における選別コンベア2やバケット9及び受皿8の構成、受皿8の傾倒機構等も一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の発明によれば、農産物が載せられる載置部の略中央に上下方向の貫通開口を有する受皿を多数備えた処理コンベアの搬送始端側の供給位置の下方に、農産物が供給コンベアから受皿上に供給された際に該農産物を受皿の貫通開口を介して吸引して受皿の載置部に吸引状態で載置させる単一の吸引装置を固定配置しているため、供給コンベアから処理コンベアの供給位置の受皿上に供給された農産物を供給位置の下方に固定配置された単一の吸引装置による貫通開口を介した吸引作用で受皿の載置部に吸引状態で載置させることから、供給コンベアから処理コンベアの受皿への農産物の載置供給時に、受皿外への飛び出しは勿論のこと、受皿上での農産物の躍りや姿勢の大きな変化を防止できて、農産物を受皿の載置部に確実かつ安定して載置供給することができると共に、処理コンベアの高速化に容易に対応できたり、処理コンベア上における農産物の人手による補正作業が不要となり、かつ処理コンベアの機長を短くできて設置スペースの効率化等を図ることができる。また、受皿の載置部に農産物が確実かつ安定した状態で載置されることから、後工程の作業能率向上が図れると共に、処理コンベアの受皿に対して視野拡大による計測精度の向上と安定供給の両者を同時に満足させることができる。
【0047】
また、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、処理コンベアとして農産物を一個づつ載せる多数の受皿を有するバケット式コンベアを使用するため、各受皿に農産物を一個づつより確実に供給して安定搬送することができる。
【0048】
また、請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加え、バケット式コンベアの取付台に受皿が左右あるいは左もしくは右のいずれか一側に傾倒可能に設けられているため、例えば計測装置で計測された受皿上の農産物を、所定位置で所定の形態で傾倒させることができて、農産物を所定の受箱上に確実かつ容易に排出することができる。
【0049】
また、請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし3記載の発明の効果に加え、処理コンベアとして例えばフリートレイ式のコンベアを使用できるため、処理コンベア自体の構成を簡略化することができると共に、そのコスト低減を図ることができる。
【0050】
また、請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4記載の発明の効果に加え、受皿の貫通開口によって農産物の内部を透過した光を遮光状態で受光装置に導くことができるため、農産物を透過した光が受光装置で確実かつ良好に受光され、農産物の計測精度をより向上させることができる。
【0051】
また、請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5記載の発明の効果に加え、処理コンベアが農産物選別用の選別コンベアであるため、農産物を選別コンベアの各受皿上に確実かつ安定した状態で載置供給できて、農産物の選別作業がより効率的かつ精度良く行え、選別包装施設における作業能率アップを図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる農産物の供給装置の一実施例を示す正面図
【図2】同その要部の拡大正面図
【図3】同図2の平面図
【図4】同バケット部分の断面図
【図5】同図4を側面から見た断面図
【図6】本発明に係わる供給装置の吸引装置の他の実施例を示す正面図
【図7】本発明に係わる供給装置の処理コンベアの他の実施例を示す正面図
【図8】本発明に係わる供給装置の処理コンベアのさらに他の実施例を示す要部断面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・供給装置
2・・・・・・・・・・選別コンベア
3・・・・・・・・・・供給コンベア
4・・・・・・・・・・吸引装置
8・・・・・・・・・・受皿
8a・・・・・・・・・皿部
8b・・・・・・・・・遮光筒
8c・・・・・・・・・クッション材
9・・・・・・・・・・バケット
10・・・・・・・・・重量測定器
11・・・・・・・・・透過光検出装置
12・・・・・・・・・排出部
13・・・・・・・・・照明
14・・・・・・・・・受光装置
15・・・・・・・・・排出装置
16・・・・・・・・・受箱
19・・・・・・・・・吸引室
19a・・・・・・・・吸引口
20・・・・・・・・・ブロワー
21・・・・・・・・・吸引管
23・・・・・・・・・取付台
25・・・・・・・・・内部孔
26・・・・・・・・・貫通孔
27・・・・・・・・・貫通開口
33・・・・・・・・・スライダー
43・・・・・・・・・外観計測装置
46・・・・・・・・・孔開き搬送帯
46a・・・・・・・・孔
48・・・・・・・・・棧付きベルト
48b・・・・・・・・孔
49・・・・・・・・・フリートレイ
49b・・・・・・・・貫通孔
51・・・・・・・・・環状シール材
51a・・・・・・・・孔
52・・・・・・・・・下部受座
52a・・・・・・・・遮光筒部
54・・・・・・・・・傾倒機構
55・・・・・・・・・貫通開口
W・・・・・・・・・・農産物
Claims (6)
- 農産物が載せられる載置部の略中央に上下方向の貫通開口を有する受皿を多数備えた処理コンベアに、農産物を一定間隔で供給コンベアから送り出して、当該農産物を下流側の該処理コンベアの各受皿上に供給する農産物の供給装置であって、前記処理コンベアの搬送始端側の供給位置の下方に、農産物が前記供給コンベアから前記受皿上に供給された際に該農産物を前記貫通開口を介して吸引して前記載置部に吸引状態で載置させる単一の吸引装置を固定配置したことを特徴とする農産物の供給装置。
- 前記処理コンベアは、農産物が一個づつ載せられる多数の受皿を有するバケット式コンベアであることを特徴とする請求項1記載の農産物の供給装置。
- 前記バケット式コンベアは、コンベアチェーンの搬送方向に所定間隔で設けられた取付台に、農産物が載置される受皿が左右あるいは左もしくは右のいずれか一側に傾倒可能に設けられていることを特徴とする請求項2記載の農産物の供給装置。
- 前記処理コンベアは、農産物が載せられる受皿を搬送手段に拘束されない状態で搬送するコンベアであることを特徴とする請求項1記載の農産物の供給装置。
- 前記受皿の貫通開口は、受皿上に載せられた農産物を照明することで当該農産物の内部を透過した光を遮光状態で該受皿の底部側に設けられた受光装置に導くためのものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の農産物の供給装置。
- 前記処理コンベアは、農産物を選別する選別コンベアであることを特徴する請求項1ないし5のいずれかに記載の農産物の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000052792A JP4199898B2 (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 農産物の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000052792A JP4199898B2 (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 農産物の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001240229A JP2001240229A (ja) | 2001-09-04 |
JP4199898B2 true JP4199898B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=18574253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000052792A Expired - Fee Related JP4199898B2 (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 農産物の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4199898B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5084186B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2012-11-28 | シブヤ精機株式会社 | 搬送装置 |
JP4875426B2 (ja) * | 2006-07-13 | 2012-02-15 | シブヤ精機株式会社 | 農産物の選別装置 |
JP5760420B2 (ja) * | 2010-12-14 | 2015-08-12 | 株式会社ダイフク | 物品の仕分け収納設備 |
JP6410013B2 (ja) * | 2014-04-23 | 2018-10-24 | シブヤ精機株式会社 | 物品選別装置 |
JP6555999B2 (ja) * | 2015-09-18 | 2019-08-07 | 株式会社イシダ | 供給装置 |
CN106076864B (zh) * | 2016-06-29 | 2018-04-17 | 华南农业大学 | 一种排序视觉检测分级机 |
CN107472923B (zh) * | 2017-08-21 | 2019-04-05 | 成都市联余精密机械有限公司 | 一种pe塑料瓶盖的自动化生产线及其生产工艺 |
JP7462927B2 (ja) * | 2020-04-08 | 2024-04-08 | 日本協同企画株式会社 | 果菜載せ体と果菜自動選別装置 |
CN113399274A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-09-17 | 三峡大学 | 一种粽叶的单张输送分选装置和方法 |
-
2000
- 2000-02-29 JP JP2000052792A patent/JP4199898B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001240229A (ja) | 2001-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4199898B2 (ja) | 農産物の供給装置 | |
EP2652450A1 (en) | System for and method of measuring flow of a powder | |
JP3660810B2 (ja) | 農産物仕分用のコンベア装置 | |
KR20120001575A (ko) | 소자 표면실장 제조공정과 소자 실장 시스템 및 공급장치 | |
JP2007245032A (ja) | 重量選別装置 | |
JP2004262482A (ja) | 商品検査装置及びそれを備えたストリップテープ取り付けシステム並びに箱詰めシステム | |
JP4875426B2 (ja) | 農産物の選別装置 | |
JP4134308B2 (ja) | 農産物選別装置用のバケット | |
JP2008183539A (ja) | 選別装置 | |
JP2013094764A (ja) | 莢果選別装置 | |
CN207759184U (zh) | 口含烟包装系统 | |
JP3500283B2 (ja) | 農産物の透過光検出装置 | |
CA2373088A1 (en) | Parts feed device | |
JP3660792B2 (ja) | 農産物の選別装置 | |
KR100256095B1 (ko) | 과일선별장치용 과일이송장치 | |
JP3479564B2 (ja) | 青果物の選別箱詰装置 | |
JP2009143650A (ja) | 選別コンベヤへの青果物供給装置 | |
JP3396073B2 (ja) | 小物品の外観検査装置における振り分け装置 | |
JP6502827B2 (ja) | 果菜自動選別装置 | |
JP2013094763A (ja) | 莢果選別装置 | |
JPH0957213A (ja) | 茸類の品質判定装置及び仕分け装置 | |
JP6631968B2 (ja) | 計量装置 | |
JP3676000B2 (ja) | 農産物の載せ移し装置 | |
JPH053226U (ja) | 選別装置の供給装置 | |
JP4319569B2 (ja) | 検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080319 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080423 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080619 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080930 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081006 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4199898 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |